2007年8月
EURO LIVE SELECTION
(水~日)22:00~24:00
話題沸騰!25歳の新星、ドゥダメル4連発!!
ヴァーチャル・バイロイト音楽祭「パルジファル」「マイスタージンガー」
東西横綱ヤンソンス&ラトル指揮のベルリン・フィル




8月 1日(水)/ルツェルン・イースター音楽祭(1)トン・コープマン(Org)
8月 2日(木)/ルツェルン・イースター音楽祭(2)ヤンソンス指揮バイエルン放送響
8月 3日(金)/ルツェルン・イースター音楽祭(3)ヤンソンス指揮バイエルン放送響
8月 4日(土)/ルツェルン・イースター音楽祭(4)ドゥダメル指揮シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ
8月 5日(日)/ルツェルン・イースター音楽祭(5)ドゥダメルドゥダメル指揮シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ
8月 8日(水)/ドゥダメル指揮ハノーファー北ドイツ放送フィル
8月 9日(木)/ドゥダメル指揮シュトゥットガルト放送響(ローマ法王80歳誕生日)
8月10日(金)/ゲルギエフ「パルジファル」第3幕
8月11日(土)/ジュネーヴ大劇場「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕
8月12日(日)/ジュネーヴ大劇場「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第2幕、第3幕
8月15日(水)/シュヴェツィンゲン音楽祭2007(1)アンドラーシュ・シフ
8月16日(木)/シュヴェツィンゲン音楽祭2007(2)グリゴリー・ソコロフ
8月17日(金)/ラトル指揮ベルリン・フィル・イン・パリ
8月18日(土)/ヤンソンス指揮ベルリン・フィル
8月19日(日)/ラトル指揮ベルリン・フィルのヴァルトビューネ・コンサート
8月20日(月)/ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナント2007(3)エリック・ハル指揮 コンチェルト・ケルン、ギイ(P)クサヴァ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア
8月22日(水)/シュヴェツィンゲン音楽祭2007(3)MIDORI
8月23日(木)/シュヴェツィンゲン音楽祭2007(4)アラベラ・シュタインバッハー
8月24日(金)/オスモ・ヴァンスカ指揮ミネソタ管(1)
8月25日(土)/オスモ・ヴァンスカ指揮ミネソタ管(2)
8月26日(日)/ハリー・クリストファーズ指揮「メサイア」
8月初めの5回は、スイスのルツェルンで行なわれるイースター音楽祭から、今年の演奏会を集めてお送りします。いまや、カラヤン時代の華やかなザルツブルクを思いださせる町となったルツェルンだけに、出演者は豪華。まず1日(水)は、オランダの古楽運動の重要人物の一人、トン・コープマンのオルガン演奏会。ブクステフーデ、J・S・バッハなどの作品をフランシスコ会教会のオルガンでお楽しみください。
続く2回はマリス・ヤンソンス指揮のバイエルン放送交響楽団の演奏会で、2日(木)はマーラーの異色作、交響曲第7番。3日(金)は、シューベルトとグノーのミサ曲を中心にしたプログラム。2日間ともスケールの大きな曲目だけに、ヤンソンスの音楽性に合いそうです。
そして土日は、いま話題のドゥダメル指揮ベネズエラ・シモン・ボリバル・ユース・オーケストラの演奏会。4日(土)はマーラーの作品から、《5つのリュッケルトの歌》(独唱コジェナー)と交響曲第5番。5日(日)はラヴェルに始まって、マルケス、ヒナステラなど南米の作曲家たちの作品が続く演奏会。若き指揮者とオーケストラによる、今にも踊り出しそうな熱狂が聴けるのではないでしょうか。
第2週は、初めの2回がドゥダメルの続き。といってもここではオーケストラを変えて、8日(水)はハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団との今年2月の演奏会。シューマンのヴァイオリン協奏曲(独奏ブラッハー)とブラームスの交響曲第2番などのプログラム。9日(木)はDVDにもなった、ヴァチカンでの「ローマ法王ベネディクト16世バースデー・コンサート」。シュトゥットガルト放送交響楽団を指揮して、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番(独奏ハーン)とドヴォルジャークの《新世界より》など。ヒラリー・ハーンとの共演が楽しみです。
続く3日間は、バイロイト音楽祭も行なわれる8月ということで、ワーグナーの楽劇特集。ただし、バイロイト音楽祭の演奏ではないところがミソ。10日(金)は、ゲルギエフ指揮のスウェーデン放送交響楽団そのほかの演奏で、《パルジファル》第3幕。今年4月のイースターの時期にストックホルムで行なわれた演奏会形式のライヴです。11日(土)と12日(日)は2晩に分けて、スイスのジュネーヴ大劇場での《ニュルンベルクのマイスタージンガー》をお聴きいただきます。クラウス・ヴァイゼの指揮、ドーメンのザックスなどキャストも充実。
第3週の初め2日間は、今年のシュヴェツィンゲン音楽祭からピアノ・リサイタルを2晩お送りします。まず15日(水)はアンドラーシュ・シフの登場で、バッハ、バルトーク、そしてベートーヴェンの《ハンマークラヴィーア》ソナタと、彼のレパートリーの中心的な作曲家たちの作品から。16日(木)はグリゴリー・ソコロフのリサイタルで、シューベルトにスクリャービンと、こちらも十八番の作品を集めて。
続く3日間はベルリン・フィルの登場。17日(金)はラトルの指揮で今年3月にパリで行なわれた演奏会から、ドヴォルジャークの交響曲第7番、ヤナーチェクのシンフォニエッタなど。18日(土)は今年5月のベルリンでの定期演奏会で、ヤンソンス指揮によるストラヴィンスキーの《ペトルーシュカ》とマーラーの《巨人》をこってりと。19日(日)は6月にヴァルトビューネで行なわれた野外演奏会から、「ラプソディ!」と題した狂詩曲ばかりの曲目をラトルが指揮します。シャブリエ、ディーリアス、ラフマニノフなど、ベルリン・フィルらしからぬ(?)色彩的な曲目が楽しみです。
第4週の初めの2日間は、先週に引き続いてシュヴェツィンゲン音楽祭から、今度はヴァイオリン・リサイタルを2晩。22日(水)はMIDORIこと五嶋みどりの登場で、ベートーヴェン、エネスク、メシアン、シューマンの作品を演奏します。23日(木)はアラベラ・シュタインバッハーのリサイタルで、グリーグ、フォーレ、ラヴェル、ブラームスのソナタ集。女性ヴァイオリニスト2人はそれぞれにどんな演奏を聴かせてくれるでしょうか。
続く2日は、フィンランド出身の名指揮者ヴァンスカと、彼の手兵であるアメリカのミネソタ交響楽団による、昨年秋の演奏会から。24日(金)はマルティヌーの《リジツェへの追悼》、シベリウスのヴァイオリン協奏曲(独奏ムローヴァ)、ベートーヴェンの《英雄》。25日(土)はグレツキの《悲歌のシンフォニー》とブルックナーの交響曲第0番をお送りします。
26日(日)は時間を30分延長して、今年6月にベルリンのポツダムで行なわれた、ハリー・クリストファーズ指揮のザ・シックスティーンによる、ヘンデルの《メサイア》全曲。清冽な響きをお楽しみください。
(山崎浩太郎)
【音源提供:EBU加盟各局】
新譜紹介
(月~金)18:00~22:00 再放送=次々週 24:00~
アーノンクール&ネトレプコの「フィガロの結婚」
マリア・カラス没後30年記念オペラ・シリーズから「アイーダ」他
パッパーノ、ドゥダメル、シフ、トカレフ、ノセダら会心の新録音




■今月の推薦盤
●管弦楽曲部門:パッパーノ指揮サンタ・チェチーリア国立アカデミー管のレスピーギ「ローマ3部作」(EMI)は、先日の来日公演でのブリリアントな演奏の思い出のためにも推薦(13日放送)。またジャナンドレア・ノセダ指揮BBCフィルのリスト交響詩集は演奏・録音ともに鮮やかな仕上がりで、渋い作品群を面白く聴かせます。イタリア生れのノセダはMETなどでも大活躍(14日)。
●アーカイヴ部門:EMIから出た没後30年記念リマスタリングによるマリア・カラスのオペラ。やはり凄いです。特に声の演技力の見事さは比類ありません。55~60年の録音から「トロヴァトーレ」(13日)「ノルマ」(16日)「アイーダ」(23日)「トゥーランドット」(24日)など。何度でも聴き直す価値のある名演でしょう。
■魅力の新譜
●交響曲・管弦楽曲部門:ヴェネズエラ生れ、日の出の勢いの若手指揮者ドゥダメルの新盤はマーラーの「交響曲第5番」。オーケストラは多少雑ながら、やはりただものではありません(17日)。マーラーではもう1点、昨年のシュトゥットガルト・ライヴによるノリントン指揮の明晰な第2番「復活」がお薦め(6日)。
人気のアシュケナージはN響とのショスタコーヴィチ「4番」(10日)と、ストックホルム・フィルとのシベリウス「4番」「5番」(15日)をリリース、いずれも全集録音の一環です。ストレートな温かい演奏では、ジークハルト指揮アーネム・フィルのブラームス「4番」(同)もいいでしょう。
日本勢ではオーケストラ・アンサンブル金沢が引き続き気を吐いています。新音楽監督・井上道義がモーツァルトの最後の3交響曲を(1日)、客演指揮のヴァレーズがスペインの歌手サラを迎えてサルスエラなどを指揮(15日)。ピリオド楽器オケのオーケストラ・リベラ・クラシカも鈴木秀美指揮でハイドンとモーツァルト(22日)。ナクソスのシリーズからは「埋もれた作曲家」須賀田礒太郎の作品集が貴重(20日)。「SF交響ファンタジー」や「日本組曲」を含む伊福部昭作品集第9巻もキングから出ました(同)。
●アーカイヴ部門:ベームとケルン放送響の63年ライヴ、ブラームスの「交響曲第1番」は例のごとく剛直な名演。またフリッチャイ指揮ベルリン放送響の57年ライヴ、チャイコフスキーの「5番」は嵐のような演奏ですが、51年コルトーと協演のシューマンの「ピアノ協奏曲」はそれに輪をかけたユニークな演奏(いずれも17日)。セルがニューヨーク・フィルを指揮したワーグナーなどの序曲も、いかにも彼らしい整然たる構築(24日)。
めずらしい音源は、フィッシャー=ディースカウ27歳(52年)の「冬の旅」。やはり彼は、若い時からとてつもなく巧い人でした(8日)。
フルトヴェングラーのリマスタリング復刻盤もオーパス蔵、オタケン・レコード、グランドスラムなどから出ています(3、8日)。
●オペラ・声楽部門:アーノンクール指揮、ネトレプコ主演の06年ザルツブルク・ライヴ「フィガロの結婚」は、好みはともかく、やはり最大の話題作でしょう。個性的なアーノンクール節が存分に聴けます(30日)。ボルトン指揮のハイドン「天地創造」もピリオド楽器タッチですが比較的ストレートな演奏です(31日)。マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソートの「楽園への道」は、天国への過程をいろいろな作曲家の作品で描いたユニークな構成の、しかし実に美しい音楽ばかり(6日)。
●協奏曲部門:ドイツの若手ピアニスト(20歳)ヨーゼフ・モークが弾いたリストのピアノ協奏曲2曲と「死の舞踏」がイキのいい快演です(14日)。
●器楽曲部門:手堅い演奏が揃いました。まず鍵盤系では、アンドラーシュ・シフのベートーヴェン・ソナタ全集録音の第4巻「葬送」「月光」他(2日)。ベテランのザラフィアンツはモーツァルトやメンデルスゾーンでヒューマンな演奏を聴かせ(7日)、トルコ生れの才人ファジル・サイは今回シリアスなハイドンのソナタ集で勝負(同)。巨匠ブレンデルは、自ら75歳を記念して未発表のライヴ音源をリリース(9日)。
ロシア勢も若手グループが相変わらず強力です。ワレンティナ・イゴシーナは「展覧会の絵」と「謝肉祭」(10日)、アレクサンドル・コブリンはショパン集第3巻「夜想曲」「練習曲」(21日)。ニコライ・トカレフもショパンやシューベルトなどをソニーに初録音しており、このうち「葬送ソナタ」は第1楽章をグラーヴェからリピートしての演奏(同)。
「チェンバロとフォルテピアノの協演」というアルバムも登場。中野振一郎と高田泰治がバッハ他の協奏曲を演奏していますが、面白い音色です(31日)。
弦の方では、まずヴァイオリンのジョセフ・リンがバッハとイザイの無伴奏ヴァイオリンのための作品を録音(2日)、豊島泰嗣はクライスラー他の小品集を明るく弾いています(21日)。チェロではジャン・ワンが「メモリー~夢想」(31日)をリリース。スティーヴン・イッサーリスがバッハの「無伴奏チェロ組曲」全曲を一部異稿入りで録音したハイペリオン盤はさすがの貫禄でしょう。
(試聴案内:東条碩夫)
HANZOMON CLASSICS
(日)8:00~12:00、18:00~22:00
世界初録音シュニトケのオラトリオ「長崎」/ヴィオロン・チェロ・ダ・スパッラの音色
8月 5日8:00~12:00/片山杜秀~広島と長崎に寄せて~
18:00~22:00/山尾敦史~ジョルディ・サヴァール他
8月19日8:00~12:00/山尾敦史~クイケン率いるラ・プティット・バンド他
18:00~22:00/片山杜秀~変化球勝負・モーツァルト編~




●阿鼻叫喚!夏、片山杜秀が原爆の日に寄せる選曲
5日8:00~は、62年前8月の広島と長崎に寄せて。世界初録音シュニトケのオラトリオ「長崎」(1958)は、当時あまり許容されなかったすさまじい不況和音が使われています。共産圏の国家は反米キャンペーンとして原爆の悲惨を告発する音楽を擁護し、作曲家はその悲惨さの表現として新しい音響を探りました。島崎藤村の詩(ロシア語訳)がメゾソプラノ独唱と合唱で歌われています。
19日18:00~は、「普通じゃない」モーツァルトの特集。アメリカの技術者兼作曲家のデビット・コープが作り出した、ある素材を与えると自動的に「モーツァルトのような」和声進行、リズム、楽式で曲を完成するコンピューター・ソフト「エクスペリメンツ・イン・ミュージカル・インテリジェンス」をご紹介します。大量生産された擬似モーツァルトが巷に溢れる日も近い!?
●「楽鳥堂」店主山尾敦史が心やすらぐ音楽を送る
5日18:00~は、カタルーニャ出身のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ジョルディ・サヴァールのオリジナル作品『カラヴァッジオの涙』をお送りします。この全78分に及ぶ組曲は、16世紀ミラノの画家カラヴァッジョの絵にインスピレーションを得ていて、モンテヴェルディやジェズアルド、さらにペルトのような現代作曲家が用いる技法も用いています。
19日8:00~は、バロック時代の銅版画から復元されたヴィオロン・チェロ・ダ・スパッラを弾くクイケン率いるラ・プティット・バンドの演奏でヴィヴァルディの『四季』をお送りします。ヴィオロン・チェロ・ダ・スパッラは、ビオラとチェロの中間くらいの大きさで、「スパラ(肩)」の名のとおり、ヴァイオリンのように肩にかけて演奏します。ふくよかでやわらかいこの「肩かけチェロ」の音色をご確認ください。
スペシャル・セレクション
(月~金)12:00~18:00 (土)12:00~17:00
7月30日~8月4日/没後100年と50年 グリーグとシベリウス特集


今から100年前に亡くなったノルウェーの作曲家グリーグと、50年前に亡くなったフィンランドの作曲家シベリウス。「国民楽派」と呼ばれる民族色豊かな作風で、交響曲からピアノ曲まで、さまざまなジャンルに名作を残しました。ダイナミックな自然と内なる抒情を秘めたその音楽は、日本にもたくさんのファンを持っていますが、演奏会などで取り上げられることは以外に少ないようです。7月30日からの6日間は35時間にわたってこの二人の作曲家を特集。シベリウスの7つの交響曲や、グリーグのピアノ協奏曲をはじめ、歌曲集やピアノ曲、室内楽など珠玉の作品もじっくりお楽しみいただきます。
また6日からは「音楽版、夏の風物詩」13日からは皆様からいただいたリクエスト特集、20日からは「オール・ザット・オペラ」をお送りします。
オーディオ・ファイル~ザ・ベスト・ディスク
(日)12:00~16:00 再放送=翌週(土)17:00~21:00


季刊オーディオ専門誌「ステレオサウンド」協力による優秀録音特集番組。オーディオ評論家の菅野沖彦、柳沢功力、音楽評論家の東条碩夫、平林直哉、舩木篤也、音楽ジャーナリストの宮下博の6氏のセレクションによる優秀録音盤を、網羅的にご紹介します。
8月5日は「ピアノの録音比較」をテーマにミハイル・プレトニョフ、ジャン=マルク・ルイサダ、小菅優のアルバムを、12日は「ピアノと弦楽器の対話」として、レイチェル・ポッジャー(Vn)ピーター・ウィスペルウェイ(Vc)アレクサンドル・クニャーゼフ(Vc)のアルバムを、19日は「大オーケストラの録音各様」として、ズデニェク・コシュラー指揮チェコ・フィルによるヤナーチェクの「シンフォニエッタ」、ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管の「白鳥の湖」ほか、そして26日は「声の録音比較」としてアンナ・ネトレプコ(S)ロランド・ヴィリャソン(T)のデュエット集ほか。
選者の一人である菅野沖彦氏の解説でお送りします。
宮本文昭のNEXTAGE
(日)16:00~18:00
マッスルミュージカル 中村龍史との筋肉対談


世界的なオーボエ奏者でありながら、その絶頂期に演奏者としての活動にピリオドを打った宮本文昭(写真上)のラジオ・パーソナリティ番組。18歳でシベリア鉄道に乗ってヨーロッパに渡り、留学生活、そしてドイツでの長いオーケストラ経験や、国際的な活動、サイトウキネン・オーケストラなどを通じての小澤征爾との親交など、語るネタは尽きません。若い音楽家の育成にも情熱を燃やす宮本文昭が語り下ろす2時間。
8月19日はマッスルミュージカルの演出家、中村龍史さん(写真下)との対談です。「筋肉で音を奏でる」をコンセプトに、全く新しいパフォーマンスを目指して生まれた「筋肉(マッスル)ミュージカル」。歌もないセリフもない物語もない、けれど感動と笑いに満ち溢れた世界に類を見ないミュージカルです。現在渋谷のマッスルシアターで公演中の中村龍史さんをスタジオに迎えての対談。常々、欧米の真似ではなく、日本人の感性、美意識、風土に合ったミュージカルを創りたいと思ってた、という中村さんの集大成というべきマッスルミュージカルの真髄に迫ります。
このほか、8月5日は「宮本文昭のオケピ!」、12日は「僕の好きなユーロッパの街」、26日は「演奏家健康法」をテーマに語りおろす2時間。アッと驚くエピソードや「腹筋禁止法」などの意表をつく提案が満載です。
リンボウ先生の歌の翼に
(土)21:00~22:00
リンボウ先生、アシュケナージに会う!!

ウラディーミル・アシュケナージとリンボウ先生の対談が実現!!突然決まったお話に期待と不安の入り混じるリンボウ先生。なんと対談の日には、アシュケナージ自身から「お待ちしてます」とのお電話が!!!3年間つとめたNHK交響楽団の音楽監督を8月で退任するアシュケナージの今の想い、リスペクトするリヒテルのこと、国籍を持つアイスランドの自然など、和気藹々とした雰囲気で対談は行われました。写真を見ればお分かりの通り。(8月25日)
普段はクラシック音楽と文学の幸せな出会いをお聞かせするしています。好評の朗読は太宰治の「富嶽百景」を3回に渡ってお送りします。(4日、11日、18日)「夏の花束」「お化け・亡霊・妖怪」「高原のうた」といったテーマによる選曲とともにお楽しみ下さい。
THE BANDWAGON
(日)7:00~8:00
ポップス吹奏楽の父 岩井直溥

1950年代の日本の吹奏楽はマーチ中心の吹奏楽、60年代にはシンフォニックの息吹が吹き込まれ、70年代になってポップスの風が吹いて来た。その立役者は言わずと知れた編曲家、岩井直溥氏(写真)である。ジャズ、ロック、ラテンなどのフィーリングを全国行脚してスクールバンドや市民バンドに指導したことでも知られている。吹奏楽コンサートのエンターテインメントは見る見るうちに広がり、岩井スピリットは今も健在。毎年発売されるアルバムでは、自ら東京佼成ウインド・オーケストラの指揮台に立ち、吹奏楽界の「春の風物詩」とも言われている。80年代後半になると、岩井氏を追従する編曲家も増え、ポップス吹奏楽も益々ヴァラエティーに富むようになった。
8月のバンドワゴンは、「20世紀の吹奏楽ポップス」と題して、80年代のこのシリーズのアルバムから毎週お届けする。バンドワゴン・トピックスのコーナーは、4週に渡り、生誕150年のエドワード・エルガーの作品を御紹介。
(音楽ジャーナリスト:西田裕)

