TOKYO FM コミュニケーションズグループ

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2008年8月

WE LOVE LENNY!                            ~レナード・バーンスタイン生誕90周年スペシャル

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≪華麗なる生涯編≫8月3・10・17・24日(日)18:00~24:00
       再放送=8月9・16・23・30日(土)12:00~18:00

≪偉大なる遺産編≫8月25日~29日(月~金)18:00~24:00
       再放送=9月2日~6日(火~土)0:00~6:00




アメリカが生んだ最初の国際的指揮者レナード・バーンスタインは1918年8月25日、ウクライナ系ユダヤ人移民の3世として、マサチューセッツ州ローレンツに生まれました。今年は彼の生誕90年に当たります。レニーという愛称で親しまれたバーンスタインの記念の年に、総計54時間にわたる特集をお送りします。

バーンスタインはカラヤンと並んで、20世紀後半のクラシック音楽界をリードしたスター音楽家でしたが、作曲家・ピアニストとしても知られ、またユダヤ人であるがゆえの音楽観と平和を願う心は彼を比類なき存在にしています。

週末にお送りする≪華麗なる生涯編≫では、1989年にベルリンの壁崩壊を祝して演奏されたベートーヴェンの「第9」や代表作であるミュージカル「ウェスト・サイド・ストーリー」、弾き振りによるガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」、歴史的名演といわれるベルリン・フィルと一度だけ共演した1979年のマーラーの交響曲第9番、夫人の没後10年を記念したモーツァルトの「レクイエム」、1990年バーンスタイン最後の演奏会となったボストン交響楽団とのベートーヴェンの交響曲第7番などで彼の生涯をたどります。

またお誕生日である8月25日から5日間は、≪偉大なる遺産編≫として、彼が大いなる共感を持って臨んだマーラーの交響曲全集やベートーヴェンの交響曲全集を中心に、自作の交響曲やミサ曲、ミュージカル「キャンディード」などもお送りします。

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WORLD LIVE SELECTION

毎週土曜22:00~24:00  【音源提供:オーストリア放送協会 出演:山崎浩太郎】

新鮮!弦カルに注目!
 8月 2日/ハーゲン弦楽四重奏団
 8月 9日/アルテミス弦楽四重奏団
 8月23日/ベルチャ四重奏団
 8月30日/モザイク・カルテット




8月は4回にわたって「新鮮!弦カルに注目」シリーズをお送りします。このところの新世代の弦楽四重奏団の台頭は目覚しいものがありますが、アルバン・ベルク四重奏団の解散によって、弦楽四重奏団の世代交代はさらに印象付けられました。4つの個性がぶつかり合う弦カルは、極めて現代的な感覚が演奏に反映されやすいものです。新感覚の演奏をそれぞれにお楽しみください。

2日に登場するハーゲン弦楽四重奏団は1980年にザツルブルクのハーゲン4兄弟姉妹によって結成され、途中メンバー交代を経て、すでに活動は四半世紀を超えますが、演奏の新鮮度は変わりません。弦楽四重奏に加えて、ソロやルツェルン音楽祭、ロッケンハウス音楽祭への参加など、柔軟な活動を展開しています。プログラムはベートーヴェンの晩年の作品、弦楽四重奏曲第16番、作曲家でもあるクラリネット奏者、イェルク・ヴィトマンの作品を挟んで、モーツァルトのクラリネット五重奏曲。新しいモーツァルト像にご期待ください。

9日は新世代カルテットのスーパースターというべきアルテミス弦楽四重奏団。1989年リューベック音楽大学の学生によって結成され、先鋭的かつ密度の高い演奏は世界中で賞賛を博しています。昨年、メンバーが二人も交代するという大きな変化がありました。(新メンバーの一人、ヴィオラのフリーデマン・ヴァイグルは元ペーターゼン弦楽四重奏団のメンバー)ここでご紹介する演奏は新メンバーによるもの。新生アルテミスを確かめてください。プログラムはストラヴィンスキー、ベートーヴェン、チャイコフスキーを組み合わせたもの。

23日はイギリスを代表する気鋭の弦楽四重奏団、ベルチャ四重奏団。ロンドンのロイヤル・カレッジの学生によって結成され、大胆さと繊細さを併せ持つ切れ味鋭い演奏で人気を得ています。プログラムはハイドン、ブリテンにシューベルトの第15番という古典と現代作品を組み合わせたもの。

そして30日はアーノンクールの申し子というべきモザイク・カルテット。メンバーはウィーン・コンツェントゥス・ムジクスにも参加しており、ガット弦を張ったピリオド楽器の特徴を最大限に生かした透明感溢れる音色で、作品本来の魅力を引き出しています。現在、古楽器による弦楽四重奏団としては最高の団体の一つに数えられています。チェロのクリストフ・コワンはソリストとしても活躍。プログラム前半はパーセル、フローベルガー、ドヴォルジャーク、ストラヴィンスキー、ペルトなどによる4世紀にわたるコンソート・ミュージックを集めたもの、後半はベートーヴェンの第15番という超ユニークなもの。いずれもウィーンのコンツェルトハウス、モーツァルトザールでのライヴ録音でお送りします。

「ポスト・アルバン・ベルク四重奏団」の時代を制すのはどのカルテット!?

ウィーン・フィル・ライヴ・シリーズ

(5月~11月 毎月1回)土曜22:00~24:00 ★詳しくはこちら

超ビッグなライヴ企画!!!変貌するウィーン・フィルを聴く!

8月16日/ニコラウス・アーノンクール指揮ブラームス/ドイツ・レクイエム
 9月/サイモン・ラトル指揮ニールセン/交響曲第4番「不滅」ほか
10月/ワレリー・ゲルギエフ指揮チャイコフスキー/交響曲第5番ほか
11月/ズービン・メータ指揮バルトーク/管弦楽のための協奏曲ほか


世界最高峰の人気と実力を誇るオーケストラ、ウィーン・フィル。今秋は「ウィーン・フィル ウィークインジャパン」も再開され、2年ぶりに来日公演が行われます。9月のリッカルド・ムーティ指揮によるウィーン・フィルの公演に加えて、10~11月にはウィーン・フィルがオケ・ピットに入るウィーン国立歌劇場の日本公演も予定されています。(指揮はリッカルド・ムーティ、小澤征爾、フリードリッヒ・ハイダー)
いやがうえにもウィーン・フィルに注目の集まる今年、ミュージックバードでは5月から毎月ウィーン・フィルのライヴを放送します!

8月16日にニコラウス・アーノンクールが指揮するブラームスの「ドイツ・レクイエム」をお送りします。通常レクイエムはラテン語の祈祷文によって作曲されますが、この曲はルターが訳したドイツ語版の聖書などに基づいてブラームスが選んだテキストに作曲された演奏会用の作品です。恩人であるシューマンの死をきっかけとして構想され、その後の母の死によって完成へ導かれたといわれています。独唱にはソプラノのゲニア・キューマイアーとバリトンのトーマス・ハンプソン、合唱にはアーノルト・シェーンベルク合唱団という万全の布陣で臨んだ演奏にご期待ください。昨年12月9日ムジークフェライン大ホールでのライヴ録音です。

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トッパンホール・トライアングル

8月31日(日) 

22:00~24:00/ランチタイム・コンサート三題~佐藤朋子・与那城敬・北村朋幹
21:00~22:00/「東京藝大音楽環境創造科」って?
【出演:亀川徹、西巻正史、田中美登里 録音:東京藝術大学 音楽音響創造亀川チーム】




クオリティの高いコンサートと優れた音響で評判のトッパンホール、東京藝術大学音楽環境創造科とミュージックバードが協力し、トッパンホール主催公演の中から若手アーティストを中心にセレクトして収録し、オンエアする産学協同プロジェクト「トッパンホール・トライアングル」が今年度からスタートしています。

このプロジェクトは、トッパンホール企画制作部長の西巻正史氏が芸大で、アートマネージメントについて講義を行っている中で、学生に現場での実践の機会を作ろうと考えたことをきっかけに始まったもので、学生たちは元NHKチーフ・エンジニアの亀川徹准教授の指導を受けて収録に当り、ミュージックバードはこれをレギュラー番組として放送します。現場の人材を育成するとともに、若手アーティストにはより広い認知の機会を、リスナーには上質なライヴの感動をお届けしようという欲張りなプロジェクトです。

今月はピサピカの若手が3人登場。トッパンホールが平日の昼休みに行っている30分の無料コンサート、その名も「ランチタイムコンサート」から3人の演奏をお送りします。
まずは1982年生まれのピアニスト、佐藤朋子(写真上)。東京音大付属高校卒業後パリに留学、ミシェル・ベロフに師事、その後イタリアなどでも研鑽を積み、昨年から本格的な演奏活動をスタートしました。「リリシスト登場!」と題したプログラムでハイドンのソナタをはじめ、武満徹の「雨の樹」リストの「ドン・ジョヴァンニの回想」を演奏します。
続いてオペラ界の期待の星、バリトンの与那城敬(写真中)。桐朋学園大学のピアノ科卒業後、声楽に転向したという変り種ですが、恵まれた声と容姿でめきめきと頭角を表し、来月9月の二期会公演「エフゲニー・オネーギン」ではタイトルロールを演じます。「若き騎士の歌声」と題して、ドニゼッティのアリアや「初恋」などの日本歌曲を歌います。
そして1991年生まれ、16歳のピアニスト、北村朋幹(写真下)が登場。高校生ながらすでにリサイタルや協奏曲で活躍中。「冬の足音に誘われて・・・」と題した昨年12月のコンサートはチャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形」やバッハのコラール「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」などクリスマスを意識したプログラムです。「恐るべき16歳」の演奏にご期待ください。

またこの番組の前の1時間(21:00~22:00)はトッパンホール・トライアングルで録音を手がける「東京藝大音楽環境創造科」の音楽への新しい取り組みをご紹介します。

ウィークエンド・スペシャル

8月2日(土)12:00~18:00 再放送=8月31日(日)18:00~24:00

12:00~15:00/音楽評論家を撃て!~片山杜秀の本が明かす“響きの思想” 
          出演:片山杜秀・山崎浩太郎
15:00~16:00/エッ!パイプオルガンでこんな曲? ゲスト:塚谷水無子
16:00~17:00/仙台で千円のクラシック~せんくら2008 ゲスト:平井洋




THE CLASSICではおなじみの音楽評論家、片山杜秀(写真上)の評論集第2弾が出ました。今年1月に刊行され、吉田秀和をはじめ各方面から絶賛された「音盤考現学」の続編「片山杜秀の本2 音盤博物誌」(アルテスパブリッシング)です。「レコード芸術」に2001年から2008年に連載した人気コラム「傑作!?問題作!?」の後半50本を収録したもので、片山さんの博覧強記ぶりが全開、音楽批評の新時代を切り開く著作です。この本を読む前と後では、音楽が違って聞こえそうです。6月15日にタワーレコード渋谷店で行われた片山杜秀&山崎浩太郎のトークショーに加えて、スタジオでのDJは「カタヤマモリヒデの作り方」といった趣でお送りします。本のプレゼントもありますので、ふるってご応募ください。

また2日の15:00~16:00はアムステルダム在住のオルガニスト、塚谷水無子を迎えて、「エッ!パイプオルガンでこんな曲?」をお送りします。日本ではパイプオルガンを備えたコンサートホールがたくさんありますが、教会を出たオルガンの未来を示唆するお話がいっぱいです。宮城道雄の「春の海」をフルートとパイプオルガンで演奏したり、ねこふんじゃった」をパイプオルガンで演奏すると・・・。新しい魅力発見!

さらにこの日の16:00~は仙台で10月の三連休(10月11日~13日)に開催される仙台クラシック・フェスティバル「せんくら2008」をご紹介します。“仙台で1000円のクラシック”だから「せんくら」というわけで、3日間で101のコンサートが市内各所で開かれます。「誰でも知ってるクラシック」を合言葉に、初心者から熱心なファンまで楽しめるプログラムは1年目から大好評で、今年は3年目。プロデューサーの平井洋を迎えて、今年の聴き所や楽しみ方を伺います。

宮本文昭のNEXTAGE

毎週日曜16:00~18:00 再放送=翌々週月曜0:00~2:00

8月17日/バンドネオンの小松亮太を迎えて



世界的なオーボエ奏者でありながら、その絶頂期に演奏者としての活動にピリオドを打った宮本文昭(写真上)のラジオ・パーソナリティ番組。指揮に講演にと新たな活動の場を広げつつある宮本文昭が一人語りもインタビューも、ますます磨きをかけてお送りしています。

8月17日は今や、名実ともに、日本のタンゴシーンをリードする存在となったバンドネオン奏者、小松亮太(写真下)をゲストに迎えます。今年でデビュー10周年となる小松さんはデビュー当時を振り返り、マイナーな楽器に必死に取り組むあまり、精神的に余裕がなかったことを反省することしきり。最新アルバムでは自作の曲で小曽根真や林英哲などさまざまなアーティストと共演しており、夢は「自作の曲が、自分の死後もほかの演奏家に演奏され続けること」と語ります。「ライヴ・イマージュ」で同じステージを経験した宮本文昭だから聞けるお話も。
3日と10日は、宮本文昭が「楽譜」というものの読み方を指南する「クラシック夏期講座」。

番組のご意見・ご感想は nextage@musicbird.co.jp までどうぞ!

ニューディスク・ナビ

(月~金)18:00~24:00  再放送=(翌週火~土)0:00~6:00
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●第1週
7月28日:初めにウルフ・シルマー指揮ミュンヘン放送管弦楽団による、モーツァルトゆかりの作品を集めたアルバム「モン・シェル・クーザン」。チェコのベートーヴェン弦楽三重奏団によるベートーヴェンの三重奏曲集。山本裕子(ピアノ)によるバッハのトッカータ全集。外囿祥一郎(ユーフォニアム)と下野竜也指揮大フィルによるアルバム「チャールダーシュ」。小川明子(アルト)による「山田耕作歌曲集」など。
7月29日:シューマン四重奏団によるフォーレとショーソンのピアノ四重奏曲集。ツァハリアスがピアノと指揮を兼ねた、ローザンヌ室内管弦楽団とのショパンの協奏曲集。ポルテラ(チェロ)とストット(ピアノ)などによるマルタンの作品集。ラ・ヴェネシアーナによるモンテヴェルディのマドリガル第1集と第9集。ガンバ奏者のマリアンヌ・ミュレ率いるアンサンブル・スピラーレによるアルバム「サント=コロンブのトンボー~作曲家たちの肖像」。
7月30日:没後80年を迎えたヤナーチェクの作品から。まず、フィルクシュニーによるピアノ独奏曲集。マッケラス(指揮)ウィーン・フィルによるシンフォニエッタほか。ユイブレシュト(指揮)ロンドン・フィルのラシュスコ舞曲集など。そしてガブリエリ弦楽四重奏団などによる室内楽全集。
7月31日:クーベリック(指揮)バイエルン放送交響楽団&合唱団などによるヤナーチェクのグラゴル・ミサと「消えた男の日記」。ゼッダ指揮のバート・ヴィルトバート音楽祭でのロッシーニの「湖上の美人」全曲。ストルゴーズ(指揮)ラハティ交響楽団などによる、フィンランドの作曲家アホの交響曲第12番「ルオスト」。YL(ヘルシンキ大学男声合唱団)によるシベリウスの男声合唱曲集。
8月1日:ブラウティハム(ピアノ)とパロット(指揮)ノールショピング響によるベートーヴェンの協奏曲第1番と第3番。1988年カラヤン(指揮)ベルリン・フィル最後の来日公演から、モーツァルトの第29番とチャイコフスキーの「悲愴」。ネシリング(指揮)サンパウロ交響楽団によるヴィラ=ロボスのショーロ全集から、第1巻と第2巻。カール・ライスターのアルバム「20世紀のクラリネット作品」。

●第2週
8月4日:サヴァール(指揮)ル・コンセール・デ・ナシォンによるヘンデルの「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」。トロンハイム・ソロイスツによるアルバム「ディヴェルティメンティ」。ウィーン管楽合奏団によるアルバム「音楽時計のための作品集」。渡辺玲子(ヴァイオリン)によるアルバム「カルメン・ファンタジー」。コンサート・ホールでの四重録音が話題の、金丸葉子(ヴィオラ)によるアルバム「シャコンヌの情景」など。
8月5日:モディリアーニ四重奏団によるシューマンとメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲など。ファイ(指揮)ハイデルベルク交響楽団によるハイドンの交響曲集第10巻。スウェーデンの作曲家ヴァーレンの管弦楽曲集第1巻。プレヴィンの弾きぶりとウィーン・フィルによるモーツァルトのピアノ協奏曲、ピアノ四重奏曲集など。
8月6日:イギリスの往年の名ピアニスト、ソロモンの特集で、まずはグリーグとシューマンの協奏曲。続いてベートーヴェンのソナタ集。チャイコフスキーの協奏曲第1番やスクリャービンとブリスの協奏曲など。
8月7日:マーカス・クリード(指揮)SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブルによるブルックナーのミサ曲第2番など。リゴン(指揮)ヴェネト・フィルなどによる、1795年プラハ上演版のイタリア語によるレチタティーヴォ付「魔笛」の復元上演ライヴ。ケーゲル(指揮)ライプツィッヒ放送響などによる1954年録音のR.シュトラウスの 歌劇「ナクソス島のアリアドネ」全曲など。
8月8日:長谷川陽子(チェロ)がマルチェロ・ロタ(指揮)チェコ・ナショナル響と録音したドヴォルジャークとシューマンの協奏曲。シモーネ・ヤング(指揮)ハンブルク・フィルによるブルックナーの「ロマンティック」の初稿版。ゲルギエフ(指揮)ロンドン響によるマーラーの「巨人」。トゥルルス・モルクによるバッハの無伴奏チェロ組曲全曲。

●第3週
8月11日:まずジャパン・ホルン・クァルテットによるホルン四重奏曲作品集。オーケストラ・アンサンブル金沢の新譜から、安永徹(コンサートマスター)によるハルトマンの葬送協奏曲ほかと、井上道義(指揮、語り)によるドビュッシーとビゼーの作品集。西本智実(指揮)ブダペスト・フィルによる「新世界より」。「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」によるアルバム「ヴァイオリン・ファンタジー」。北原幸男(指揮)大阪市音楽団によるアルバム「わが青春の吹奏楽」。
8月12日:アルゲリッチの久しぶりのピアノ独奏によるシューマンの「子供の情景」が含まれた、3枚組アルバム「アルゲリッチ&フレンズ ルガーノ・フェスティヴァル・ライヴ2007」。ムーティ(指揮)ベルリン・フィルによるR.シュトラウスの「ドン・ファン」と「イタリアから」、ハイドンの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」など。
8月13日:生誕100年を迎えるチェコの名指揮者アンチェルとチェコ・フィルによる録音を集めて。まずはロシアの「管弦楽名曲集第1巻」。次にバルトークの管弦楽のための協奏曲とマルティヌーの作品集。プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」抜粋とストラヴィンスキーの詩篇交響曲。ショスタコーヴィチの交響曲第5番「革命」と交響曲第1番、第7番「レニングラード」。
8月14日:ラ・スコーラの歌うプッチーニのテノール・アリア集。イタリアのマルティーナ・フランカ音楽祭のライブ録音で、マスカーニの歌劇「アミーカ」とジョルダーノの歌劇「マルチェッラ」という珍しいオペラ2本。カイルベルト指揮ウィーン国立歌劇場の1963年のライヴで、R.シュトラウスの歌劇「インテルメッツォ」。
8月15日:上海クァルテットによるベートーヴェンの弦楽四重奏曲「ラズモフスキー第2番」と「ハープ」。ノリントン(指揮)シュトゥットガルト放送響のブルックナーの交響曲第3番の初稿版。エッシェンバッハ(指揮)フィラデルフィア管によるチャイコフスキーの「悲愴」ほか。山田一雄(指揮)京都市響などによるベートーヴェンの「合唱」。モーザー(チェロ)によるアルバム「ブラームスと同時代の作曲家による作品集第2巻」。

●第4週
8月18日:大谷玲子によるイザイの 無伴奏ヴァイオリンソナタ全6曲。小林研一郎(指揮)チェコ・フィルによるフランクの交響曲とリストの「前奏曲」。福田進一(ギター)のアルバム「翼~イン・メモリアム・タケミツⅡ」。イングリット・フジコ・ヘミング(ピアノ)によるコンピレーション・アルバム「5つのカンパネラ」。クラシック、ポップス、邦楽の3奏者による「古武道」のアルバム「風の都」。東京メトロポリタン・ブラス・クァルテットのアルバム「木陰の散歩道」より。
8月19日:ハインリヒ・シフ(指揮)ドイツ・カンマーフィルによるベートーヴェンの交響曲第2番と「英雄」。ブーニンとギュンター・ピヒラー(指揮)オーケストラ・アンサンブル金沢による、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番ほか。肩掛けの小型チェロ、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを用いて寺神戸亮が録音したバッハの無伴奏チェロ組曲 全曲。モラゲス(クラリネット)とトリオ・ワンダラーによるメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」ほか。
8月20日:ヒストリカル特集で、先週13日に引き続いて、生誕100年を迎えるアンチェルとチェコ・フィルによる録音を集めて。まずは「管弦楽名曲集第2巻」。ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」と第1番ほか。ドヴォルジャークの交響曲第6番ほか。そしてマーラーの交響曲第9番と第1番「巨人」。
8月21日:アンチェル(指揮)チェコ・フィルなどによるヤナーチェクのグラゴル・ミサとプロコフィエフの「アレクサンドル・ネフスキー」。ビリャソン(テノール)のアリア・アルバム「空と海」。マゼール(指揮)ウィーン国立歌劇場の1966年のライヴ録音で、ルートヴィヒがカルメンを歌う「カルメン」の全曲。永岡信幸(ピアノ)によるベートーヴェンのピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」と第31番。
8月22日:今年75才を迎えるアバドが2004年に若手を集めて結成したモーツァルト管弦楽団のモーツァルト録音から。カルミニョーラを独奏とするヴァイオリン協奏曲全集。続いて交響曲5曲。おしまいに、ズヴェーデン(指揮)オランダ放送フィルによるブルックナーの交響曲第2番。

※第5週(8/25~29)は「WE LOVE LENNY!~レナード・バーンスタイン生誕90周年スペシャル」をお送りします。

(出演:山崎浩太郎/コラムはこちら)

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●この番組でご紹介するCDは、石丸電気のクラシック専門店SOFT3及びショッピングサイト
レフィーノでお求めいただけます。

オーディオ・ファイル~ザ・ベスト・ディスク

毎週日曜12:00~16:00 再放送=翌週土曜18:00~22:00

菅野沖彦による優秀録音盤ガイド



季刊オーディオ専門誌「ステレオサウンド」協力による優秀録音特集番組。オーディオ評論家の菅野沖彦、柳沢功力、音楽評論家の東条碩夫、音楽ジャーナリストの宮下博の4氏が選んだ優秀録音盤を、網羅的にご紹介します。

8月3日は「管楽器録音の魅力」と題してゼフィロによるベートーヴェンの管弦楽のための作品集、ファゴットの水谷上総によるソナタ集ほか、8月10日は「声楽とオーケストラ」と題してアーノンクールの指揮するシューマンのオラトリオ「楽園とペリ」ほか、8月17日は「マーラーの優秀録音」と題してデイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団による交響曲第4番、ダニエル・ハーディング指揮ウィーン・フィルによる第10番ほか、8月24日は「弦楽器録音の魅力」と題して、エマーソン弦楽四重奏団によるバッハ:フーガ集、諏訪内晶子(vn)によるベートーヴェン・ソナタ録音の第1弾である第7、9番「クロイツェル」ほか、そして8月31日は「交響曲と協奏曲」と題して、オスモ・ヴァンスカ指揮ミネソタ管弦楽団によるベートーヴェンの交響曲第1、6番「田園」、ヒラリー・ハーン(vn)によるシェーンベルクとシベリウスのヴァイオリン協奏曲ほかをご紹介します。選者の一人である菅野沖彦氏の解説でお送りします。

THE BANDWAGON

(日)1:00~2:00

8月/世界をめぐる吹奏楽


6月から「世界吹奏楽紀行」と題して、世界各国の吹奏楽団の名演を御紹介しているが、8月3日はパリ警視庁音楽隊によるフランスの現代作曲家の作品を、10日はイタリアのカラビニエーリ吹奏楽団によるイタリアのオペラの曲などをお届けする。イタリア最高峰の吹奏楽団として世界的に知られているバンドだが、パヴァロッティとの共演やトリノ・オリンピック開会式に登場したことでも有名。イタリア国内から一流音楽家をオーディションで集め、百数十年の伝統のサウンドを継承している。このバンドが、オペラ歌手が歌うように演奏するオペラ曲は、吹奏楽が演奏していることを忘れさせてしまうほどの魔力がある。表現力の極みはオペラに限らず、シンフォニックな曲でも現代曲でも発揮される。美しい響きを持った吹奏楽団、103名と言う百年前から編成が変わらない大編成の吹奏楽だが、繊細な表現を導き出す指揮者マッシモ・マルティネッリ(写真右・左は筆者)は、2000年にイタリア海軍バンドからカラビニエーリ吹奏楽団へ40才で大抜擢された。イタリア音楽界では今後益々活躍が期待される音楽家の一人。
17日以降、スペイン、イギリス、中国、台湾の吹奏楽団の演奏をお聞き頂く。(音楽ジャーナリスト 西田裕)