TOKYO FM コミュニケーションズグループ

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2009年6月

WORLD LIVE SELECTION

(土)22:00~24:00 【出演:山崎浩太郎 音源提供:オーストリア放送協会】 ■メッセージはこちら

<ピアニスト最前線~旬のピアニスト・シリーズ>
 6月6日/マルティン・シュタットフェルト
 6月13日/ネルソン・フレイレ
 6月20日/ピエール=ロラン・エマール





 今月のライヴは旬のピアニストをテーマとしました。世代交代の進むピアノ界ですが、長く生き残るのもまた難しいもの。6日はドイツの俊英マルティン・シュタットフェルトのグラーツ、エッゲンベルク城でのリサイタルです。1980年生まれ、ゴルトベルク変奏曲で鮮烈なデビューを飾ったシュタットフェルトは透明かつグルーブ感あふれるバッハで、若者にも大変な人気。今月来日し、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲を披露しますが、ここでは、ベートーヴェンの「熱情」とシューベルトのソナタ第20番を同じ調性のプレリュードとフーガに組み合わせたプログラムです。およそ100年を隔てた作品にどのような橋をかけて見せるのか、ご期待ください。13日は1944年ブラジル生まれのピアニスト、ネルソン・フレイレの今年2月ウィーン、コンツェルトハウスでのリサイタルです。2001年にデッカと契約し、60歳を過ぎてさらに滋味豊かな音楽を奏でるフレイレによるブラームス、ショパン、ドビュッシー、ヴィラ=ロボスなどのプログラムです。そして20日は1957年生まれの鬼才、ピエール=ロラン・エマールが生誕100年のエリオット・カーターとオリヴィエ・メシアンを取り上げた昨年のシュティリアルテ音楽祭での演奏会。同時代の作曲家に大いなるシンパシーを抱くエマールが参加した「世の終わりのための四重奏曲」は必聴です。三人三様の行き方に21世紀のピアニストの進むべき方向が見えてくる・・・。

<ウィーン・フィル・ライヴ・シリーズ>
 6月27日/ティーレマンのベートーヴェン

シリーズ第3回は現在ウィーン・フィルと最も強い信頼関係を結んでいるクリスティアン・ティーレマンが登場。ティーレマンは1959年生まれ、昨年11月から2010年4月までかけて、ウィーン・フィルとベートーヴェンの交響曲全曲を映像収録するプロジェクトをスタートさせました。ウィーン・フィルにとっては、バーンスタイン、アバド、ラトルに次ぐ全曲収録となりますが、今回はDVD制作とあって、カメラ7台体制とくれば、いやがおうにもテンションは高くなるというもの。6月27日は11月30日にムジークフェラインで演奏された第1番と第2番をお届けします。日本でティーレマンによるベートーヴェンの全曲演奏が行われることも夢ではないかも!?

THE CLASSIC SPECIAL ストラディヴァリウス・コンサート

6月28日(日)18:00~22:00 再放送=7月4日(土)12:00~16:00

①「子供の村福岡」建設支援 竹澤恭子&南紫音チャリティコンサート
②「子供の村福岡」建設支援 庄司紗矢香&小菅優チャリティコンサート
③アナ・チュマチェンコ ヴァイオリン・リサイタル




 ストラディヴァリウス、といえば300年の時を超えて美音を奏でるヴァイオリンの名器として知られています。ミュージックバードでは、ストラディヴァリウスなど世界最高峰の弦楽器を収集し、内外を問わず一流の演奏家や若手有望演奏家に無償で貸与する活動を行っている日本音楽財団のコンサートをシリーズでご紹介しています。今回ご紹介する貸与者のコンサートは、「子供の村福岡」建設支援のための2つのコンサート。近年、親の病気や死別、育児放棄や虐待などの理由で家族と暮らせない子どもたちが増えていますが、その様な子どもたちを、愛情ある家庭的環境の中で育て、地域みんなで支えて行く「子どもの村福岡」の設立運動を支援するものです。
 まずは86年インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールでの優勝以来、名実ともに国際的な活躍を続けるヴァイオリニスト・竹澤恭子と、2005年のロン・ティボー・コンクールで第2位を受賞し、昨年CDデビューした20歳の南紫音が出演したコンサート。続いて深い音楽性と可憐な姿で人気を集める庄司紗矢香が、10歳でドイツにわたりヨーロッパを中心に演奏活動を重ねる実力派ピアニスト、小菅優と共演したコンサート、どちらも福岡シンフォニーホールでのライヴ録音です。それぞれの使用楽器は竹澤恭子が「カンポセリーチェ」、南紫音が「ドラゴネッティ」、庄司紗矢香が「ヨアヒム」と名付けられたストラディヴァリウスです。
 そして、財団の楽器貸与事業において貸与者の選考委員を務めるアナ・チュマチェンコのリサイタルもご紹介します。チュマチェンコはミュンヘン音楽大学教授として後進の指導に当たっており、財団の楽器貸与者であるユリア・フィッシャーやリサ・バティアシュヴィリもその門下生です。
音楽の世界遺産ともいうべき名器の奏でる音楽をご堪能ください。

トッパンホール・トライアングル

【出演:西巻正史、田中美登里 録音:東京藝術大学 音楽音響創造亀川チーム】



クオリティの高いコンサートと優れた音響で評判のトッパンホール、東京藝術大学音楽環境創造科とミュージックバードが協力し、トッパンホール主催公演の中から若手アーティストを中心にセレクトして収録し、オンエアする産学協同プロジェクトが「トッパンホール・トライアングル」です。

このプロジェクトは、トッパンホール企画制作部長の西巻正史氏が芸大で、アートマネージメントについて講義を行っている中で、学生に現場での実践の機会を作ろうと考えたことをきっかけに始まったもので、学生たちは元NHKチーフ・エンジニアの亀川徹准教授の指導を受けて収録に当り、ミュージックバードはこれをレギュラー番組として放送します。現場の人材を育成するとともに、若手アーティストにはより広い認知の機会を、リスナーには上質なライヴの感動をお届けしようという欲張りなプロジェクトです。

◆ミニマル・ベートーヴェン~ティル・フェルナーの描く新しいベートーヴェン像~ティル・フェルナー/ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会2
6月28日(日)22:00~24:00 
再放送=7月4日(土)16:00~18:00

今月は4月から放送でのご紹介をスタートした<ティル・フェルナー ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会>シリーズの2回目です。ウィーンが生んだ若き巨匠が、ウィーン、パリ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の世界5都市で2010年秋まで2年がかりで繰り広げる1大プロジェクト、その新しいベートーヴェン像に注目が集まっています。1回目の放送をお聞きになった方はすでにお気づきのように、ウィーン出身のティル・フェルナーのベートーヴェンは、ドイツ的な重厚・厳格なイメージとは一味もふた味も違った音楽を紡ぎ出します。喜怒哀楽の表情豊か、時には大きな笑い声も聞こえてくるようなベートーヴェン、そして特に今回お聞きいただく最初の3曲(Op2)では、構造美とは別に、ティルが感じたテクスチャーの美しさを惜しげもなく強調、キラキラと輝く響きが聴く者の耳を直撃!“ミニマル・ベートーヴェン”というべきサウンドが出現します。そして最後は第23番「熱情」、何が起きるか乞ご期待!(2009年2月14日収録)

ウィークエンド・スペシャル

(日)18:00~24:00 (土)12:00~18:00  ■メッセージはこちら

6月7日・14日・21日(再放送=6月13日・20日・27日)
/高品質CDを聴く~SHM-XRCD、Blue-Spec CD特集




 普通のCDプレーヤーで再生可能な高音質CDとしてSHM-CDが登場したのは2007年、記録面に、従来よりも透明度の高い液晶パネル用ポリカーボネート樹脂を使用することによって、CD信号をより忠実に読みとれるようになり、高音質を実現したというものです。
当初ユニバーサルミュージックとビクターエンタテインメントが所有する音源がSHM-CD化されていましたが、その後他社にも拡大、またポリカーボネートを基盤素材とし、反射膜素材として特殊合金を用いたHQCDが後を追い、さらに昨年末にはソニーミュージックがBlue-Spec CDを発売。原盤のカッティング・プロセスにおいてBlue-Ray Discの製造技術である青紫色半導体レーザーを使って制作した高品質CDとして話題になっています。
 THE CLASSICでは以前にSHM-CDやHQCDと普通のCDの聴き比べなどご紹介しましたが、今月の「ウィークエンド・スペシャル」では高品質CDの特集として、Blue-Spec CDと、ビクタークリエイティブメディアのXRCDのSHM-CD版をご紹介します。XRCDとはExtended Resolution Compact Discの略で、徹底した音質管理による『究極のリマスタリングCD』として高く評価されています。今年で発売10周年を迎えますが、昨年からはそのSHM-CDエディションもリリースされています。シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団、フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団というRCAの2大看板をはじめ、ピエール・モントゥー指揮ロンドン交響楽団、レオポルド・ストコフスキー指揮RCAビクター交響楽団などの歴史的名盤をSHM-XRCDのサウンドでお楽しみください。また、Blue-Spec CDもすでにクラシックで50点以上がリリースされています。その中から米コロムビア系列の2大看板というべきブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団とジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団を始め、レナード・バーンスタインやピエール・ブーレーズ、そして、ウラディミール・ホロヴィッツとグレン・グールドという伝説のピアニスト二人のディスクをご紹介します。あなたのオーディオ装置で高品質CDの実力をお確かめください。

宮本文昭のNEXTAGE

(日)16:00~18:00 再放送=(月)0:00~2:00  ■メッセージはこちらまで!

6月7日/宮本流語学学習法
6月14日/指揮者・大友直人を迎えて
6月21日/小澤塾・イン・チャイナ
6月28日/オーボエ協奏曲特集


世界的なオーボエ奏者でありながら、その絶頂期に演奏者としての活動にピリオドを打った宮本文昭のラジオ・パーソナリティ番組。指揮に講演にと新たな活動の場を広げつつある宮本文昭が一人語りもインタビューも、ますます磨きをかけてお送りしています。

 6月14日は多忙を極める指揮者、大友直人(写真)さんが登場。桐朋学園大学在学中からNHK交響楽団の指揮研究員となり、22歳で同楽団を指揮してデビューした大友さんは、以後、数々のオーケストラを指揮、現在は東京交響楽団 の常任指揮者や京都市交響楽団の桂冠指揮者などとして活躍中。番組では、指揮者を目指そうと思った高校時代のことや、ミュージックアドヴァイザーを務める琉球交響楽団、若手の音楽家の育成を目指す「ミュージック・マスターズ」など多岐にわたる活動について語ります。また指揮者としては後輩に当たる宮本文昭がオーケストラと指揮者の関係についてアドヴァイスを乞いますが、果たしてその答えは?

オーディオ・ファイル~ザ・ベスト・ディスク

(日)12:00~16:00 再放送=翌週(土)18:00~22:00 ■メッセージはこちらまで!

6月7日/オペラと声楽曲の優秀録音
6月14日/温故知新
6月21日・28日/温故知新~菅野沖彦録音、宮沢明子のピアノ(1)(2)



 季刊オーディオ専門誌「ステレオサウンド」協力による優秀録音特集番組。170号の連載「SS MUSIC REVIEW & ESSAY New Discs」に取り上げられたクラシックのディスクを4月~6月にかけてすべてご紹介しています。今回の選者はオーディオ評論家の菅野沖彦、柳沢功力、音楽評論家の東条碩夫、音楽ジャーナリストの宮下博の4氏。

 6月7日は「オペラと声楽曲の優秀録音」と題して、チューリヒ歌劇場によるベッリーニ:歌劇「夢遊病の娘」全曲、河野克典(バリトン)と野平一郎(ピアノ)によるシューベルト/歌曲集《冬の旅》、14日は「温故知新」と題してアンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団によるファリャのバレエ音楽《三角帽子》、カラヤン指揮ウィーン・フィルによるビゼー/歌劇《カルメン》。
 21日と28日は番組のオリジナル選曲で、「温故知新 菅野沖彦録音、宮沢明子のピアノ」と題して70年代に菅野氏が手がけた宮沢明子によるチェルニー/30の練習曲、ソナチネ・アルバムI、ショパン/夜想曲集、モーツァルト/ピアノ・ソナタ集などご紹介します。
 解説は選者の一人である菅野沖彦氏。

ニューディスク・ナビ

(月~金)18:00~24:00  再放送=(翌週火~土)0:00~6:00 ■メッセージはこちらまで!

●6月第1週
6月1日:まず井上道義(指揮)オーケストラ・アンサンブル金沢によるベートーヴェン:交響曲第4番ほか。続いて堤剛によるバッハ:無伴奏チェロ組曲全曲の最新録音。大井和郎(ピアノ)による「リスト:ヴェルディのオペラによるピアノ・パラフレーズ全集」。作曲家大村久美子の作品集。
6月2日:イタリアのダーヴィト・トリオによるシューベルトのピアノ三重奏曲集。シルヴァン・ブラッセル(ハープ)によるバッハのゴルトベルク変奏曲。SHM-XRCDによる再発盤から、ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団によるメンデルスゾーンの交響曲集と、ジグモント・サットマリー(オルガン)によるバッハ:オルガン名曲集。ウィーン・モデルン2008から、ベリオの作品集。
6月3日:ヒストリカル特集で、まずSHM-XRCDによる再発盤で、パイヤール室内管弦楽団によるヴィヴァルディの「四季」。続いてBBCレジェンズのライヴ録音で、メニューイン(Vn)ジャンドロン(Vc)ケルテス(指揮)ロンドン交響楽団などでブラームスの二重協奏曲とベートーヴェンの三重協奏曲。ホーレンシュタイン(指揮)BBCノーザン交響楽団によるニールセンの3番とシベリウスの5番の交響曲。カサドシュ(ピアノ)の弾く「皇帝」ほか。アルヘンタ(指揮)によるスペインの管弦楽曲集。
6月4日:フィリップ・ジャルスキー(カウンターテノール)の歌う「オピウム~フランス歌曲集」。続いて ジュリアス・ドレイク(ピアノ)が伴奏した歌曲集を3枚、ジェラルド・フィンリー(バリトン)の「詩人の恋」、ロレイン・ハント=リーバーソン(メゾソプラノ)の「女の愛と生涯」、カタリナ・カルネウス(メゾソプラノ)の歌うグリーグ:歌曲集。おしまいに三浦友理枝のラヴェルのピアノ作品集。
6月5日:マーツァル(指揮)チェコ・フィルによるチャイコフスキーの交響曲第3番「ポーランド」。スクロヴァチェフスキ(指揮)ミネソタ管弦楽団によるストラヴィンスキーの3大バレエとプロコフィエフの管弦楽曲集。エッシェンバッハ(指揮)パリ管弦楽団によるフィンランドの作曲家サーリアホの作品集。ディーナ・ヨッフェ(ピアノ)によるショパンのスケルツォとシューマンのソナタ第1番。

●第2週
6月8日:まず佐藤俊介(ヴァイオリン)の弾くパガニーニ:24のカプリース。佐渡裕(指揮)ベルリン・ドイツ交響楽団による「新世界より」。塚谷水無子(オルガン)のアルバムを2枚、「風のささやき2」と「癒しのパイプオルガン」。大森智子(ソプラノ)のアルバム「やわらかな歌」など。
6月9日:ピリオド楽器のモザイク四重奏団によるハイドンの弦楽四重奏曲集から、作品64、76、77の5枚など。
6月10日:HQCDによる再発盤から、ザンデルリンク(指揮)シュターツカペレ・ドレスデンによるブラームス:交響曲第1番、マタチッチ(指揮)チェコ・フィルによるブルックナー:交響曲第7番。続いてVOXレーベルの再発盤から、リリー・クラウス(ピアノ)によるモーツァルトの協奏曲と独奏曲集の4枚組。
6月11日:ソニーのブルースペックCDによる再発盤から、ホロヴィッツ(ピアノ)のスカルラッティとシューマンの作品集。続いてエリーナ・ガランチャ(メゾソプラノ)の歌うベルカント・アルバム。シモーネ・ヤング(指揮)ハンブルク・フィルによるワーグナーの「ラインの黄金」全曲。
6月12日:カトリン・フィンチ(ハープ)によるバッハのゴルトベルク変奏曲。フランク・ペーター・ツィンマーマンによるシマノフスキとブリテンのヴァイオリン協奏曲集。パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)の新譜を2枚、ドイツ・カンマーフィルとのベートーヴェンの「田園」と第2番、フランクフルト放送交響楽団とのブルックナーの第9番。ヨナス・イテン(チェロ)によるバリエールのソナタ集。

●第3週
6月15日:東京芸術大学制作のアルバムで、マリンバアンサンブル・クイントによるグリーグ:ホルベルク組曲ほか。曽根麻矢子(チェンバロ)によるゴルトベルク変奏曲。菊地裕介(ピアノ)によるバッハのピアノ編曲集。トリオ・サンクァンシュによるアルバム「田園のコンセール」。佐藤しのぶの「アヴェ・マリア~ベスト・オブ・ベスト」。ザ・ジェイドの歌う「手紙」。
6月16日:まず「アファナシエフ・プレイズ・モーツァルト」。ドミトリー・マフチン(ヴァイオリン)によるバッハの無伴奏ヴァイオリン曲集。アイヴォー・ボルトン(指揮)ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団によるブルックナー:交響曲第3番。ニーノ・ロータの親族、マルチェロ・ロータ(指揮)チェコ・ナショナル交響楽団によるニーノ・ロータの交響曲と映画音楽作品集の2枚など。
6月17日:ヒストリカル特集で、VOXレーベルの再発盤から、ホルショフスキ(ピアノ)のベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」ほかソナタ集2枚組、クレンペラー(指揮)ウィーン交響楽団による「大地の歌」と「ロマンティック」、ホーレンシュタイン(指揮)ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団によるブルックナーの第8番と9番など。
6月18日:フィリップ・ピエルロ(ヴィオール)、ピエール・アンタイ(クラヴサン)などによるF・クープラン:ヴィオール作品集。ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)とイヴァーン・パレイ(バリトン)によるマーラーの「子供の魔法の角笛」。そしてハンガリーの音楽家によるミヒャエル・ハイドンの「聖週間のためのレスポンソリウム集」。ブルースペックCDによる再発盤から、グールドのイギリス組曲全曲。
6月19日:ティル・フェルナー(ピアノ)によるバッハのインヴェンションとシンフォニアほか。ケント・ナガノ(指揮)バイエルン国立管弦楽団によるブルックナーの「ロマンティック」。ノイマン(指揮)チェコ・フィルによる「大地の歌」。カルミナ四重奏団によるバルトークの弦楽四重奏曲第1番と第2番。カール・ライスターによる「クラシック・クラリネット」。

●第4週≪上半期話題盤を集めて≫
この週は、2008年12月から今年5月までに取りあげたディスクの中から、話題盤を集めてご紹介。
6月22日:河村尚子(ピアノ)によるショパン作品集。スクロヴァチェフスキ(指揮)読売日本交響楽団による「ツァラトゥストラはかく語りき」とショスタコーヴィチの交響曲第1番。マタチッチ(指揮)NHK交響楽団によるブルックナーの交響曲第9番 ホルスト・シュタイン(指揮)ベルリン・ドイツ交響によるベートーヴェンの「英雄」。ペーター・レーゼル(ピアノ)によるベートーヴェンのソナタ集第2巻。
6月23日:ラルペッジャータによる「テアトロ・ダモーレ」。アマンディ-ヌ・ベイエによるヴィヴァルディの「四季」。ミンコフスキ(指揮)のバッハのミサ曲ロ短調。プレガルディエン(テノール)とシュタイアー(フォルテピアノ)による「白鳥の歌」。シュタイアー(フォルテピアノ)によるシューマン作品集から。
6月24日:カラヤン(指揮)ベルリン・フィルの1985年のロンドン・ライヴ。カルロス・クライバー(指揮)バイエルン国立歌劇場の「ばらの騎士」全曲。ゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団によるマーラーの交響曲第3番。
6月25日:ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)のアルバム「モーツァルトのヒロインたち」。ラトル(指揮)ベルリン・フィルによるラヴェルの「子供と魔法」と「マ・メール・ロア」。ルネ・フレミング(ソプラノ)とティーレマン(指揮)R・シュトラウスの作品集。バルトリとフローレスの歌う「夢遊病の女」全曲。
6月26日:アンネ=ゾフィー・ムターのメンデルスゾーン作品集。オリヴァー・シュニーダー(ピアノ)の「モーツァルト・コントラスト」。ハイティンク(指揮)シュターツカペレ・ドレスデンによるブルックナーの交響曲第8番。

(出演:山崎浩太郎/コラムはこちら)

★この番組でご紹介するCDは石丸電気のジャズとクラシック専門店
「ishimaru soft Jazz & Classic」
でお求め頂けます。


★ディスク紹介はこちら

THE BANDWAGON

(日)1:00~2:00 

6月/百数十年の歴史を誇るイタリア最高峰の吹奏楽団


 一口に「吹奏楽」と言っても、世界各国様々な形態がある。概ね管楽器と打楽器を主体とする演奏形態は「吹奏楽」に分類されるのであろう。フランスのギャルド吹奏楽団のように、ヴァイオリンとヴィオラこそ使わないが、チェロやコントラバスを組み込んでいる吹奏楽もあるし、木管楽器を含まない形態や、ジャズのビッグ・バンドに近い編成だったり、おまけに民族色が表れるものもある。そんな吹奏楽も、時代の流れで編成が大きくなったり小さくなったりするものだが、103名という大所帯の編成を百数十年に渡り堅持する吹奏楽団がイタリアにある。国家行事では必ず演奏しているカラビニエーリ吹奏楽団。まさに国を代表する音楽団体で、パヴァロッティなど大物との共演もしたことがある。オペラの国イタリアにあって、さすがに歌心を極める演奏は天下一品。イタリアの国防省直轄の憲兵隊に所属しているが、実態は厳しいオーディションを通過した一流音楽家達の集団で、週3日の午前中のリハーサルと本番以外は、他の音楽活動が認められ、イタリアの管打楽器奏者にとって、どこのオーケストラに所属するよりも最高のステイタスが得られる吹奏楽団と言われている。6月7日の放送をお楽しみに。(音楽ジャーナリスト 西田裕)

スペシャル・セレクション

(土)(日)6:00~12:00

6月6・7・13・14・20・21日/音楽都市ドレスデン①~⑥
6月27・28日/クレーメル特集①②