TOKYO FM コミュニケーションズグループ

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2010年7月

WORLD LIVE SELECTION

(土)22:00~24:00  【音源提供:オーストリア放送協会】
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<弦カル最前線シリーズ>
 7月 3日/パヴェル・ハース・クァルテット~プラハの若手トップランナー
 7月10日/ツェートマイアー・クァルテット~対向配置はお好き?
 7月17日/エベーヌ四重奏団~“黒檀”という名のエスプリ
 7月24日/モザイク・カルテット~アーノンクールの申し子たち





 人気・実力ともに最高だったアルバン・ベルク四重奏団の解散から2年、地味だと言われる弦楽四重奏の世界ですが、CDのリリースなどを見ると、若手の活きのいいグループは次々と育っているようです。今月はウィーンのコンツェルトハウスで行われた4つの弦楽四重奏団のコンサートで、『弦カル最前線』を探ります。
 まず3日はチェコで最も重要な音楽的才能あふれる作曲家パヴェル・ハースの名を冠し、2004年からプラハを拠点に活動、ロンドン・ウィグモアホールでの出演で大成功をおさめ注目をあつめるパヴェル・ハース・クァルテット。ハイドン、ショスタコーヴィチ、ラヴェルによるプログラムです。
 続く10日は妥協を排した完璧主義者トーマス・ツェートマイアーによって1994年に結成されたツェートマイアー・クァルテットの演奏会。1年に1つのプログラムしか取り上げないという徹底したコンセプトを持ち全員暗譜で演奏、またヴァイオリンが両端に座る対向配置を採っているのも特徴です。ブルックナー、シューマンの間にホリガーの作品が演奏されます。
 17日はフランスの若手実力派、エベーヌ四重奏団が登場します。黒檀からその名前を付け1999年に結成。新しい発見や即興的な志向を持ち、洗練されたダイナミックな音楽性と創造的なアプローチで古典から現代作品、そしてジャズまでも取り組む姿勢が高く評価されています。ハイドン、バルトーク、メンデルスゾーンが実に冒険的に演奏され、アンコールにも意外な曲が飛び出します。
 そして24日はアーノンクール率いるウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのコンサートマスターはじめ主要メンバーを中心に1985年に創設されたモザイク・カルテット。ウィーンの伝統の美しく響く弦の音色を古楽器で表現する、いわばピリオド楽器とモダン楽器両方の良さを取り入れている希有なグループです。ハイドン、モーツァルトそして彼らが世界初録音に取り組んだロマン派の作曲家ヨハン・ベンヤミン・グロスの作品によるプログラムです。(ご案内:舩木篤也)

WORLD LIVE SELECTION 海外音楽鑑賞ツアーのご案内
「WORLD LIVE SELECTION」では㈱H.I.S.の協力により、海外音楽鑑賞ツアーをご案内しております。これから、秋・冬にかけてヨーロッパでは、年末年始のコンサートや2010年に記念イヤーを迎える音楽家にスポットを当てたコンサート、イースター音楽祭からプラハの春音楽祭など・・すばらしい音楽鑑賞を楽しむことが出来ます。是非皆さんも、ヨーロッパの一流アーティストの演奏を生で楽しんでみませんか? 「H.I.S.音楽鑑賞専門」デスクはこちら!

ウィークエンド・スペシャル

(日)18:00~24:00 (土)12:00~18:00  ■メッセージはこちらまで!

7月3日/波多野睦美の変容~ゲスト・波多野睦美(Ms)




 波多野睦美というメゾソプラノ歌手が初めて登場したのは、リュート奏者つのだたかしとのコンビによるダウランドのリュート歌曲でした。その後、古楽系のみならず、イタリア、スペインの歌曲から日本・イギリス・ドイツ・フランスの近現代の歌曲をレパートリーにコンサートやレコーディングを重ね、独特の存在感を発揮しています。王子ホールで進行中のシリーズ「歌曲の変容」は毎回チャレンジ精神にあふれ、波多野自身の変容を目の当たりにするものです。そしてこの春新たに自身のレーベル「ソネット」を立ち上げ、パーセルの歌曲集をリリース、また今月はこのところ共演を重ねている高橋悠治作曲によるモノオペラを初演します。7月3日はまさに「変容」の時を迎えている波多野睦美をゲストに、その心境を伺います。

7月4・10・11・17・18・24・25日/ラ・フォル・ジュルネ2010「ショパンの宇宙」復習篇
 ゴールデンウィークの風物詩として定着した感のある国内最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」(LFJ)、6回目を迎えた今年のテーマはショパンの生誕200年にちなんで「ショパンの宇宙」でした。ショパンの作品は全部合わせても述べ22時間ほどしかありませんが、ピアノ曲をはじめとする全作品はもちろんのこと、ショパンと同世代の作曲家であるシューマン、メンデルスゾーン、リストや、ショパンが敬愛したバロックや古典派の大作曲家たちの作品なども演奏。さらに当時の演奏会の様子を再現する趣向を凝らしたコンサートなど、ショパンの広大な音楽宇宙を再構築しました。今年は金沢、新潟、びわ湖でも開催されましたが、東京でのLFJは関連イヴェントと合わせて約80万人が来場という大盛況でした。
 7月は7回にわたってLFJ2010を復習します。4日&10日は本家ナントで1月に行われたLFJから、コンサートをライヴ録音したお土産CDを紹介、また11日からの5回は東京のLFJ出演者を中心にディスクでの復習です。ボリス・ベレゾフスキーやブリジット・エンゲラーなどLFJ常連の演奏に加え、民俗楽器やアコーディオン・トリオによるショパン、ミシェル・コルボによる「ショパンの葬送」と題したコンサートまでショパンのイメージをさらに深く魅力的なものにするプログラムです。

トッパンホール・トライアングル

毎月最終日曜22:00~24:00 
【出演:西巻正史、田中美登里 録音:東京藝術大学 音楽音響創造亀川チーム】

ランチタイム・コンサート二題/瀧村依里(Vn)&小山裕幾(Fl)



7月25日(日)22:00~24:00 
再放送=7月30日(金)・31日(土)16:00~18:00

「クラシック界の隠れ家レストラン」として、上質のコンサートと優れた音響で評判のトッパンホール、未来の音楽界を担う新しい人材を育成する東京藝術大学音楽環境創造科とミュージックバードが協力し、トッパンホール主催公演の中からセレクトして収録し、オンエアする産学協同プロジェクトです。

 今月は将来性豊かな若手アーティストが登場するランチタイムコンサートを二つ。一人は東京藝大大学院在学中の瀧村依里(Vn)、2008年の日本音楽コンクールで優勝し一躍脚光を浴びた逸材です。R.シュトラウスのヴァイオリンでの一本勝負!そしてもう一人は2004年の日本音楽コンクール優勝、2005年には神戸国際フルートコンクールに日本人としては初めて第1位を受賞したフルートの小山裕幾です。慶応大学を卒業しバーゼルに留学するという彼の、知的にして痛快な演奏で、フォーレやマルタンなどフランスもののプログラムをお楽しみください。

【新番組】オーディオファイルのためのディスクガイド

(日)12:00~16:00 再放送=翌週(土)18:00~22:00  ■メッセージはこちらまで!

7月4日/ショパンのピアノ曲(ルイサダのマズルカ集、ユンディ・リのノクターン全集)
7月11日/アルゲリッチと仲間たち~ルガーノ・フェスティヴァル・ライヴ2009
7月18日/鍵盤音楽の優秀録音(F・クープラン:クラヴサン曲集ほか)
7月25日/エソテリック盤カラヤン指揮「メリー・ウィドウ」ほか


 オーディオにこだわる方のためにクラシックの優秀録音盤を紹介する番組が、音楽評論家の東条碩夫をレギュラー出演者として、装い新たにスタート。季刊オーディオ専門誌「ステレオサウンド」協力による番組です。175号の連載「SS MUSIC REVIEW & ESSAY New Discs」に取り上げられたクラシックのディスクを7~9月にかけてすべてご紹介します。選者はオーディオ評論家の柳沢功力、音楽評論家の諸石幸生、音楽ジャーナリストの宮下博、それに東条碩夫の4氏。かつてはTOKYO FMの名プロデューサーとして鳴らし、現在はコンサートのために世界を駆け巡り“弾丸トラベラー”の異名を取る東条氏の解説にご期待ください。
【出演:東条碩夫 協力:ステレオサウンド「SSミュージック・レビュー」】

宮本文昭のNEXTAGE

(日)16:00~18:00 再放送=(月)0:00~2:00  ■メッセージはこちらまで!

7月 4日/邦楽界の貴公子、藤原道山さんを迎えて
7月11日/ヘンな人モーツァルト
7月18日/中丸三千繪さんを迎えて
7月25日/管楽器の超絶技巧



 世界的なオーボエ奏者でありながら、その絶頂期に演奏者としての活動にピリオドを打った宮本文昭のラジオ・パーソナリティ番組。

 7月4日は和楽器の貴公子とも呼ばれる尺八奏者、藤原道山(写真上)を迎えます。今年デビュー10周年の道山さんは、垣根のない幅広い活動によって、尺八の持つ可能性を拡大し続けています。オーボエと尺八、同じ笛でも全く異なる音色を持つ楽器の二人のお話、どんな展開になるでしょう。

 7月18日はプリマドンナとして世界の舞台で活躍する中丸三千繪(写真下)がゲスト。このほど谷村新司の作詞作曲による初のオリジナル曲「私は負けない」を発表した彼女にその心境と活動ぶりを聞きます。



ニューディスク・ナビ

(月~金)18:00~24:00  再放送=(翌週火~土)0:00~6:00 ■メッセージはこちらまで!

●7月第1週
6月28日:まず2枚組「ドラマティック~中村紘子プレイズ・ショパン」。スイトナー指揮NHK交響楽団のライヴ録音シリーズから、モーツァルトのセレナード集とマーラーの交響曲第4番、ブルックナーの交響曲第3番。
6月29日:グリンゴルツ(ヴァイオリン)によるエルンスト作品集。ジェイムズ・ローズ(ピアノ)のアルバム「カミソリ、小さな錠剤と大きなピアノ」。エロス・ロゼッリ(ギター)とラ・マニフィカ・コムニタによるボッケリーニのギター五重奏曲集。アレクセーエフ指揮サンクト・ペテルブルク・フィルによるティシチェンコのダンテ交響曲第3番『地獄』と第5番『天国』。
6月30日:ラ・マニフィカ・コムニタのボッケリーニの弦楽五重奏曲集第5集。リヒテル(ピアノ)とアンチェル指揮チェコ・フィルのベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番と第3番。OPUS蔵の復刻で、フルトヴェングラー指揮のシューマンとチャイコフスキーの交響曲第4番。ティボーの弾くモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集。
7月1日:ラ・マニフィカ・コムニタのボッケリーニの弦楽五重奏曲集第8集。サリヴァンの歌劇『アイヴァンホー』とドニゼッティの歌劇『愛の妙薬』の全曲。
7月2日:俊英指揮者による録音をあつめて。インキネン指揮バイエルン室内管弦楽団とスーヤン・キム(ヴァイオリン)によるモーツァルトとハルトマンの作品集。グリンゴルツ(ヴァイオリン)とヴォルコフ指揮BBCスコティッシュ交響楽団のアレンスキーとタネーエフのヴァイオリンと管弦楽のための作品集。フルシャ指揮ブルノ・フィルによるヤナーチェク作品集。ネルソンス指揮バーミンガム市交響楽団のストラヴィンスキーの『火の鳥』と詩篇交響曲。ネゼ=セガン指揮ロンドン・フィルのブラームスのドイツ・レクイエム。

●第2週
7月5日:山本貴志(ピアノ)によるショパンのワルツ集。スイトナー指揮NHK交響楽団のライヴ録音シリーズから、シューベルトの「未完成」と「グレート」。ベートーヴェンの「田園」と「運命」。ベルリン・フィル・カンマーゾリスデンによる「ライヴ・イン・ベルリン&東京」。
7月6日:ルイス・フェルナンド・ペレス(ピアノ)によるショパンのノクターン集第1巻。シュテンツ指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団によるマーラーの交響曲第5番。イブラギモヴァ(ヴァイオリン)とティベルギアン(ピアノ)によるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集、前者によるバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲。
7月7日:まずグランドスラム・レーベルによる復刻で、シューリヒト指揮パリ音楽院管弦楽団のベートーヴェンの交響曲とクナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルによるブルックナーの交響曲第5番。クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団によるマーラーの『千人の交響曲』ライヴ。クレヴァ指揮メトロポリタン歌劇場によるプッチーニの歌劇『マノン・レスコー』ライヴ全曲。
7月8日:ピエルロ指揮リチェルカーレ・コンソートによるバッハのマニフィカトほか。ギューラ(テノール)の歌う「冬の旅」。ヴィヨーム指揮フェニーチェ歌劇場によるマイアベーアの歌劇『エジプトの十字軍』。
7月9日:ニュウニュウ(ピアノ)の弾くショパンの練習曲集。ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルによるショスタコーヴィチの交響曲第8番。ゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団のラフマニノフの交響曲第2番。ウィグモア・ホールのライヴ録音で、エリアス弦楽四重奏団とペレーニ(チェロ)の演奏会。

●第3週
7月12日:クロイツァー豊子(ピアノ)の「メモリアル-ショパン名曲集」。スイトナー指揮NHK交響楽団のドヴォルジャークの交響曲第8番とブラームスの交響曲第3番。丹羽悦子と作曲者の共演で尾高惇忠のピアノ曲集。澤滋(アルト)の湯山昭の「こどもたちへのリトグラフ」。千住明のテレビドラマ「大仏開眼」オリジナル・サウンド・トラック。
7月13日:デリアン四重奏団などによるハイドンの作品集。ティエリー・フィッシャー指揮BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団によるストラヴィンスキーの「火の鳥」。シフェルチェフスキ指揮グラーツ大管弦楽団「レクリエーション」によるロクシーンの作品集。ラ・マニフィカ・コムニタのボッケリーニの弦楽五重奏曲集第3集。
7月14日:バルヒェット四重奏団などによるモーツァルトの弦楽五重奏曲全集。フリッツ・ブッシュ指揮のモーツァルト作品集。マルケヴィチ指揮フランス国立放送管弦楽団のベルリオーズの劇的物語「ファウストの劫罰」ライヴ録音。
7月15日:ジェイムズ・ローズ(ピアノ)の「すべてのフロイト主義者は脇へ寄ってくれますか」。シギスヴァルト・クイケン指揮ラ・プティット・バンドによるグラウンの受難カンタータ《イエスの死》。シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団などによるバッハのマタイ受難曲。
7月16日:ムローヴァ(ヴァイオリン)とベズイデンホウト(フォルテピアノ)によるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集。ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊によるハイドンの「ロンドン・セット」。

●第4週
7月19日:渡辺範彦(ギター)の「パリ・ライヴ録音集」。インバル指揮東京都交響楽団のマーラーの交響曲第4番。メジューエワ(ピアノ)のベートーヴェンのピアノ・ソナタ集第5巻とショパンのノクターン全集。
7月20日:ルイス・フェルナンド・ペレス(ピアノ)のソレルのソナタ集。シュトリンツル指揮ムジカ・フロレアのバッハのブランデンブルク協奏曲全曲。アレクセーエフ指揮アーネム・フィルのショスタコーヴィチの交響曲第10番。ドーリック弦楽四重奏団のハイドンの弦楽四重奏曲集。ミロ・クァルテットのドヴォルジャークの「アメリカ」。
7月21日:フリッツ・ブッシュ指揮の1950年のライヴ録音集。トスカニーニ指揮NBC交響楽団のメンデルスゾーン作品集2枚組。グイ指揮フィレンツェ五月祭管弦楽団のヴェルディの歌劇『レニャーノの戦い』。
7月22日:キルヒシュラーガー(メゾソプラノ)の歌うシューマンの歌曲集。マルク・エルヴュー(テノール)のアリア集。ユングヘーネルの「18世紀ドイツのリュート音楽」と、その指揮によるシュトゥットガルト州立歌劇場でのヘンデルの歌劇「テゼオ」。
7月23日:ユジャ・ワン(ピアノ)の「トランスフォーメーション」。ハーンとワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルによるヒグドンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。ネトピル指揮プラハ交響楽団のスメタナの『わが祖国』。パーヴォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト放送交響楽団のマーラーの「復活」。

(出演:山崎浩太郎/コラムはこちら)

★ディスク紹介はこちら

片山杜秀のパンドラの箱

7月23日(金)23:00~24:00  再放送=7月31日(土)5:00~6:00 
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片山杜秀がクラシック界に殴り込み?!


 クラシック界で今、最もとがった書き手と言えば片山杜秀が筆頭に挙がるでしょう。
 「音盤考現学」「音盤博物誌」の2冊で、サントリー学芸賞&吉田秀和賞ダブル受賞、政治、社会、思想、映画、演劇、芸能・・・全方位に伸びる好奇心のアンテナは現代音楽から古典まで逃さず、博覧強記ぶりを発揮して、絶大なる説得力で鋭く時代を見通しています。演劇などで鍛えた独特の語りのファンも多く、ラジオ・レギュラー番組が待望されていました。その片山杜秀による月に一度の音楽時評、本やレコード(CD)、コンサートを始め、映画、演劇、世相、思想、芸能全般、政治までを、音楽を通して語ります。生放送に近いアップ・トゥ・デイトな作りの番組ですので、事前にテーマや曲目は発表いたしません。
 4月は「坂本龍一と井上ひさし」を、5月は「音楽雑誌の休刊と口蹄疫」を鋭く語って見せた片山杜秀。7月に開けるパンドラの箱から出てくるのは果たして災いか、はたまた希望か?!

THE BANDWAGON

(日)00:00~1:00
★ポッドキャスト配信中!  ※RSSの取得はIE ver.7以上を推奨

7月/アメリカの吹奏楽


 7月の放送は、古くから吹奏楽活動や吹奏楽教育が盛んな国、アメリカの吹奏楽団にスポットを当てる。南北戦争時代に活発化した吹奏楽は、やがて民衆のための音楽となり、娯楽となり、商業音楽となり、軍備の一環としても用いられ、今では世界で最も盛んな吹奏楽教育が行われている。シンフォニック・バンドやウインド・アンサンブル、マーチング・バンドなど多様化を見せ、一口に吹奏楽を括ることは出来ない。これまでに挙って吹奏楽作品を生み出した作曲家、アメリカ全土に広がる吹奏楽団や演奏家たちの功績があってこその発展である。また近年は新しい動きとして、古き佳き時代のリヴァイヴァルや吹奏楽モダニズムが注目される。アメリカの吹奏楽を多角的に考察しながら4週に渡ってご紹介する。ダラス・ウインド・シンフォニーから、ワシントン・ウインズ、グレート・アメリカン・メイン・ストリート・バンド他の演奏をお楽しみ頂きたい。7月はアメリカならではの吹奏楽の多面性を伺うことが出来る。写真はアメリカ吹奏楽の伝説的指揮者フレデリック・フェネル。(音楽ジャーナリスト 西田裕)

スペシャル・セレクション

(土)(日)6:00~12:00

7月3日・4日・10日・11日・17日・18日/伝統と革新~ラトル&ベルリン・フィルの軌跡・完全版①~⑥
7月24日・25日/フランス・バロック紀行①②