2007年1月
EURO JAZZ LIVE SELECTION
(月~木)21:30~23:00
ノース・シー・ジャズ・フェスティバル・ハーグ・イヤーズ



EBU ヨーロッパ・ブロードキャスティング・ユニオンの提供音源により、ヨーロッパを中心に年間200以上の未発表オリジナル・ジャズ・コンサートをお届けしているこの番組、2007年のオープニングを飾る1週間はノース・シー・ジャズ・フェスティバル特集です。オランダのノース・シー・ジャズ・フェスティバルはヨーロッパ最大級のジャズ・フェスティバルとして1977年から毎年ハーグで行われてきましたが、2006年舞台をロッテルダムに移し、新たな歩みを始めました。番組では、この30年にわたるハーグ時代のノース・シー・ジャズ・フェスティバルを特集、ラジオ用未発表音源から4日連続でお送りします。この歴史的な名演に登場するのはアート・ブレイキー、フィル・ウッズ、ジム・ホール、ミルト・ジャクソン、マイルス・デイヴィス、ステップス・アヘッド、ジェリー・マリガン、ダイアナ・クラール、ダニーロ・ペレス、ジョン・スコフィールド、ジョー・ロヴァーノら。【音源提供Radio NetherlandsWorldwide】
1月8日~16日はフランスの現代ジャズ・シーンを代表するプレイヤーを特集。また1月24日、25日は世界で唯一のストリングス・ジャズ・オーケストラ、オランダのメトロポールオーケストラの特集です。
1月 1日/ノース・シー・ジャズ・フェスティバル1977~1982
1月 2日/ノース・シー・ジャズ・フェスティバル1984~1992
1月 3日/ノース・シー・ジャズ・フェスティバル1993~1999
1月 4日/ノース・シー・ジャズ・フェスティバル1999~2005
1月 8日/フランソワ・コーンループ(bsax)トリオ (2005年11月10日フランス録音)
1月 9日/ジャン・マリー・マシャッド(pf)セクステット (2005年5月21日フランス録音)
1月10日/ヴァンサン・ブルジェイ(pf)トリオ (2005年4月23日フランス録音)
1月11日/ローラン・ミニャード(pocket trumpet)ポケット・カルテット (2005年3月26日フランス録音)
1月15日/クロード・チャミチアン(b)アンサンブル (2006年3月25日フランス録音)
1月16日/ボージャンZ(pf)トリオ (2006年3月25日フランス録音)
1月17日/デンザル・シンクレア(Vo.Pf)・トリオ (2005年6月24日カナダ録音)
1月18日/ジェーン・ビュネット(ss)・クインテット (2005年7月1日カナダ録音)
1月22日/デイブ・ホランド(b)・クインテット (2005年11月10日フランス録音)
1月23日/オリバー・ジョーンズ(Pf)・トリオ (2005年10月22日カナダ録音)
1月24日/メトロポール・オーケストラ (2005年2月22日オランダ録音)
1月25日/メトロポール・オーケストラ (2005年10月1日オランダ録音)
ジャズ・ベスト・ライブラリー
(月~木)17:30~21:30 再放送=(土)(日)8:00~16:00
1月 1日~ 4日/ジョー・ロヴァーノ特集
1月 8日~11日/ジェフ“テイン”ワッツ特集
1月15日~18日/ジェフ・キーザー特集
1月22日~25日/ドン・フリードマン特集


1月第1週は日本ではアンダーレイテッドなベテラン・サックス奏者=ジョー・ロヴァーノを特集。
90年代の『サウンド・オブ・ジョイ』『セレブレイティング・シナトラ』等、多彩なレコーディング・キャリアを振り返る。
第2週は現在ブランフォード・マルサリス・グループに在籍しながら、各方面で活躍するニューヨークのトップ・ドラマー=ジェフ“テイン”ワッツを特集。マイケル・ブレッカー、エリス・マルサリス等の参加作をセレクト。
第3週はアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの最期のピアニストを務めたジェフ・キーザーを特集。バイプレイヤーとしても多才ぶりを発揮するキーボード奏者の早熟ぶりを体感してほしい。
第4週は古希を迎えて益々存在感が際立つベテラン・ピアニスト=ドン・フリードマンを特集。ビル・エヴァンスと同時代の空気を体現した『サークル・ワルツ』から、近年の日本制作による諸作までの足跡をリーダー&参加作と共に辿る。
オープンセサミ
(土)18:00~20:00
1月 6日/美山夏蓉子&浅川太平TRIO@新宿「J」
1月20日/チコ本田グループ@吉祥寺「SOMETIME」


1月は個性豊かなボーカリストを送る。6日は、美山夏蓉子(Vo・写真上)&浅川太平TRIOのライブを新宿「J」より。早稲田大学文学部在学中よりマーサ三宅氏に師事しプロ活動を開始。自己のグループや数多くのミュージシャンと共演後、ケニー・バロン氏の勧めで渡米。帰国後も精力的に活動を続けている。その卓越したヴォーカリーズも評価が高い。スタンダード・ナンバーにとらわれず、非常に評価の高いオリジナルや、オーネット・コールマン、チャールズ・ミンガスなどのナンバーを採り上げるなど、オリジナリティ溢れる選曲も魅力。共演は、2004年横浜ジャズ・プロムナードでベスト・プレイヤー賞を受賞、近年評価を高めている浅川太平(p)のトリオ。
20日は、ベテラン・ボーカリスト、チコ本田(写真下)のライブを吉祥寺「SOMETIME」より。兄に渡辺貞夫(as)、弟に渡辺文男(ds)、夫は故本田竹広(p)、息子は本田珠也(ds)という境遇に生き、まさにジャズの中で人生を歩んできた彼女。時にビリー・ホリデイにも例えられるその歌声は、上辺だけでないジャズ/ブルースの奥深くから聴く物の魂を揺さぶる。去る12月には、彼女の新たな出発点とも言えるライブ盤「Live at JZ Brat」(MHACD-2617)をリリース。峰厚介(ts)、五十嵐一生(tp)、吉田桂一(p)、荒巻茂生(b)、江藤良人(ds)のクインテットに4人のゲストボーカルを迎えた意欲作となっている。この日のメンバーは、吉田、荒巻、江藤のトリオに竹内直(ts)。
STANDARD TIME
(金)23:00~24:00

フランク・シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパン日本支部会長の三具保夫氏がスタンダード・ナンバーの魅力を余すところなく紹介する「STANDARD TIME」。
男性ヴォーカルをお届けする1月5日は、男性白人ジャズ・ヴォーカルの第一人者メル・トーメ。彼はまた類まれなるエンターテイナーでもある。彼の楽しいステージを捉えた1950~1980年代のライヴ盤をいろいろとご紹介する。
ソングライターをご紹介する12日は、1960~1970年代に一世を風靡したバート・バカラックの特集。カーペンターズやディオンヌ・ウォーウィック のレコードでおなじみの歌の数々を、ペリー・コモやコニー・フランシス、アニタ・カー・シンガーズほかのカバー・バージョンでお聴きいただく。
女性ヴォーカルをご紹介する19日は、すばらしい歌唱力と美貌で今も活躍中のヴィッキー・カー。リバティー時代の大ヒット「イット・マスト・ビー・ヒム」 や得意のスペインと活かしたコロンビア時代のライヴ盤など、若き日のレコード をお聞きいただく。
そして26日から、アレンジャーにスポットをあてていく。その第一回目はフランク・シナトラやエラ・フィッツジェラルド、ナット・キング・コールほか数々の名シンガーたちが頼りにした編曲の神様ネルソン・リドルを特集する。
アスペクト・イン・ジャズ
(金)21:00~22:00
アート・ ブレイキー特集

70年代、多くのジャズ・ファンを育て、また魅了した伝説の番組、故・油井正一氏の「アスペクト・イン・ジャズ」がミュージック・バードで復活。
1月はモダン・ドラムの開祖にして日本人に最も愛されたドラマー:アート・ブレイキーを特集する。
1月 5日/45年からジャズ・メッセンジャーズ結成直前まで
1月12日/ジャズ・メッセンジャース黄金時代
1月19日/60年代前半の代表作
1月26日/60年代後半から近作まで
中川ヨウのJAZZ紳士録
(日)22:00~23:00
1月 7日ゲスト/山岡進(起こし文アーティスト)
1月14日ゲスト/杉山悦朗(財団法人 東京観光財団 常務理事)
1月21日ゲスト/田島雄志(株式会社ザ クリーム オブ ザ クロップ アンド カンパニー代表取締役社長)
1月28日ゲスト/長尾崇(株式会社ニットウ代表取締役社長)

各界の第一線で活躍のゲスト自身が選曲するJAZZを聴きながら、現在の仕事に至るまでの話など、誰もが知りたい成功へのヒントを聞き出す「中川ヨウのJAZZ紳士録」。
7日のゲストは、起こし文アーティストの「山岡進」氏が登場。手紙に日本の伝統文化を織り込み、開くことで情景が起き上がるという「起こし文」を編み出した新進気鋭の作家さんとのトークは、終始穏やかで07年の番組のスタートには相応しい雰囲気でした。ただ驚いた事は、山岡さんがスタジオに入るや否や初対面であるはずなのに「いやー懐かしい」と。なんと、スタジオのマイクは山岡さんが以前デザインしたものだとか・・・。偶然の運命の再会でもありました。尚、この起こし文の作品を見てみたい方は、12月19日から1月21日まで銀座「佐人」にて展示会が開催中ですので、足を運んでみては如何でしょうか?
14日は、財団法人 東京観光財団 常務理事の「杉山悦朗」氏が登場。財団が毎年、「都市・東京の成り立ち、生活、そこから生まれた文化などをトータルに学び、海外や国内の方に紹介ができる人材育成の一環。」として開催している東京シティガイド検定の話はもちろん、杉山さんが以前お勤めだった旅行代理店での海外旅行草分け期の話や国会内の支店にいらした頃の議員とのエピソードなど他では聞けない興味深い話など、観光業務とJAZZが満載の放送です。
21日のゲストは、株式会社ザ クリーム オブ ザ クロップ アンド カンパニー代表取締役社長「田島雄志」氏が登場。高級ブランドの輸入業務を携われてきた田島さんが語る苦労話は決して眉間にシワがよらず、むしろ顔がほころんでしまうのは田島さんの話術が為せる技だったのでしょうか?そして、この日は間も無くやってくる日本の一大イヴェント?!バレンタインデーを成功させるための淑女諸氏には必聴かもしれません。田島さんが扱われている超有名ベルギーチョコレート「ピエールマルコリーニ」の新作をJAZZを楽しみながら試食しています。放送翌日には銀座の直営店にいつも以上の長蛇の列になるかもしれませんが、マルコリーニと田島さんの仕事を超えた厚い友情の話も聴いて下さいね。
28日は、株式会社ニットウ代表取締役社長の「長尾崇」氏が登場。快適な住まいのサポートをしている同社は、都市のヒートアイランド現象を軽減するため屋上緑化を推進しているそうです。そう言った環境問題に取り組んでいる長尾さんですが、JAZZ系の(柔らかめの)話としても学生時代のバンド活動に某放送局でのバイトなど語ってくれています。
てやんでぃこぶJAでどうでぃ!
(土)21:00~22:00

JAZZに造詣が深く、自らも楽器も演奏する一方で、CD、アナログ盤含めて2万枚を越えるコレクションがある、落語家の九代目林家正蔵師匠のJAZZ番組はここでしか聴けない!と思ったら、故・藤岡琢也氏の後を引き継いで某放送局でも番組を始めたそうです。但し、あちらとは、かける楽曲も話す内容も使い分けているそうなので、正蔵JAZZファンの方は、お聴きの逃し無く・・・。
1月6日の新春第一弾は、誰かのモノマネらしき声色でスタート!で、自信の3枚をピックアップ。まずは、THE Christian Jacob Trioの2006年WILDER jazzより発売された「CONTRADICTIONS(A LOOK AT THE MUSIC OF MICHEL PETRUCCIANI)」、メンバーは、CHRISTIAN JACOB(p)、TREY HENRY(b)、RAY BRINKER(ds)のトリオ。この(師匠も大好きな)ミシェル・ペトルチアーニのトリビュートアルバムからは、LOOKING UP、COLORS、MEMORIES OF PARISの3曲。師匠は、このアルバムで北欧系のピアノストが改めて好きだという事を再認識したようです。続いては、Dave Santoroの2001年Double Timeより発売の「New Standard」。から、I`ve Never Been in Love Before、Witchcraftの2曲。ちなみにメンバーは、DAVE SANTORO(b) 、RENATO CHICCO(p) 、TOM MELITO(ds)、そして、(ts)は、師匠が「当ててみやがれ!!」との事なので乞うご期待!と言うか分かった方は、お便り下さい。最後は、Kenny Garrettの2006年Nonesuchより発売の「Beyond The Wall」からCalling、May Peace Be Upon Themの2曲を時間までお送りします。メンバーは、Kenny Garrett(as)、Bobby Hutcherson(vib)、Pharoah Sanders(ts)、Robert HurstIII(b)、Mulgrew Miller(p)、Brian Blade(ds)、Ruggerio Boccato(perc)で、2005年12月の中国訪問によってインスパイアーされた作品だそうです。今回も選りすぐりの3枚ですが、師匠や番組へのお便りもお待ちしております。
メッセージはコチラまで。
美加のNice'N'Easyタイム
(日)23:00~24:00
1月7日/Happy And Lucky New Year!

「Happy」と「Lucky」をキーワードにした特集。「I」や「You」などの代名詞を除いて英語の歌曲のタイトルで一番多く使われている単語が「LOVE」だという説に異論を唱える人はいないだろう。世にある歌のほとんどが「愛」に関するものだからこれは当然の結果だし、同時に「Night」とか「Moon」「Star」といった単語の使用頻度が高いのも「Love」を語る時の背景に必要だからに違いない。そして「Love」がうまくいった状態が「Happy」であるのだが、何故かこの単語がタイトルに入っている歌曲は意外な程少ないのである。「恋」は成就した後よりその前の不安定な時期の方が多くの人が感情移 入出来ることを作詞家は知っているからに違いない。

