TOKYO FM コミュニケーションズグループ

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ジャズアーカイブス

2007年5月

EURO JAZZ LIVE SELECTION

(月~木)21:30~23:00

北米特集 イングリッド・ジャンセン、ビル・フリゼール、小曽根真





EBU(ヨーロッパ・ブロードキャスティング・ユニオン)の提供により年間200以上の未発表ジャズ・コンサートをお届けするEURO JAZZ LIVE SELECTION。今月はカナダを中心に北アメリカで活躍するミュージシャンを特集、イングリッド・ジャンセン、ビル・フリゼール、タイガー大越、そして第32回南里文雄賞受賞の小曽根真の秘蔵ライブも登場!

4月30日/ヴァネッサ・ロドリゲス・ソウル・プロジェクト(2006年10月18日カナダ、モントリオール・サイレンス・オン・ジャズ)
5月1日/ロレーヌ・デマレ・トリオwithタイガー大越(2006年10月18日カナダ、モントリオール・サイレンス・オン・ジャズ)
5月2日/ダグ・ライリー・B3カルテット(2006年10月19日カナダ、モントリオール・サイレンス・オン・ジャズ)
5月3日/アルシー・ジャズ・オーケストラ(2006年10月19日カナダ、モントリオール・サイレンス・オン・ジャズ)
5月7日/ランス・アンダーソン,マイケル・スロスキ&ケビン・ブレイト(2006年10月20日カナダ、モントリオール・サイレンス・オン・ジャズ)
5月8日/イングリッド・ジャンセン・クインテット(2006年10月20日カナダ、モントリオール・サイレンス・オン・ジャズ)
5月9日/ミン・ラガー・クインテット(2006年10月21日カナダ、モントリオール・サイレンス・オン・ジャズ)
5月10日/チェット・ドクサス・カルテット(2006年2月26日カナダ、モントリオール)
5月14日/ブレント・ジャーヴィス・カルテット(2006年5月17日カナダ、ヴァンクーバー)
5月15日/ジャン・ジャルチック・カルテット(2006年6月12日カナダ、モントリオール)
5月16日/ジャズ・バルティカ・アンサンブル(2006年6月30日ドイツ、ジャズ・バルティカ)
5月17日/ビル・フリゼール・トリオ(2006年9月3日スイス、ヴィリサウ・ジャズ・フェスティヴァル)
5月21日/アヴィシャイ・コーエン・トリオ1(2006年4月25日チェコ、プラハ)
5月22日/アヴィシャイ・コーエン・トリオ2(2006年4月25日チェコ、プラハ)
5月23日/小曽根真トリオ(2005年5月28日ケネディ・センター・ジャズ・クラブ)
5月24日/トリオ・バルケーノ(2006年9月16日ギリシャ、テサロニキ)

ジャズ・ベスト・ライブラリー

(月~木)17:30~21:30 再放送=8:00~16:00

4月30日~5月24日/ECM特集

この番組ではこれまでにレーベル特集としてブルーノートとヴァーヴを紹介してきたが、5月と6月は2ヶ月連続の特別企画でECMの大特集をお送りする。
1969年にオーナー兼プロデューサーのマンフレート・アイヒャーが創設したECMは、70年代にはヨーロッパを代表する新時代にふさわしいジャズ・レーベルと認知され、やがて世界的な評価を確立。84年にはクラシック~現代音楽専門の「ECMニュー・シリーズ」を発足させ、クオリティを保ちながらレーベルのキャパシティを拡大し続ける。今回は1000タイトルに及ぶカタログから、新旧のアルバムをピック・アップ。チャールズ・ロイド、ジョン・アバークロンビー、ケニー・ホイーラー、ジョン・サーマン、テリエ・リピダルらECMの歴史を彩ってきた著名ミュージシャンに加え、ニック・ベルチュ、ニルス・ペッター・モルヴェルら新感覚派もフィーチャー。過去のアーティスト特集では未紹介のアルバムを中心にオン・エアーする。

THE LOOK OF JAZZ

(土)21:00~22:00 


女性音楽ライターの島田奈央子が、毎月様々な女性ジャズミュージシャンを“マンスリーゲスト”としてお招きし、ジャズの聴き方・愉しみ方はもちろん、女性ならではの視点でジャズを通したライフスタイルを提案していく「THE LOOK OF JAZZ」。

5月のゲストは、ジャズ&ラテン・ヴォーカリストのMaya(写真)。JAZZを基本にジャンル、言葉(スペイン語、ポルトガル語、日本語、英語、中国語、イタリア語、フランス語)、スタイルに捕らわれないMaya独自のオリジナリティー溢れる世界が各方面で高く評価されているMaya。2004年にメジャーデビューし、「スウィング・ジャーナル」誌で「ゴールドディスク」を受賞するなど、各ジャズ誌で絶賛を受けた。そんなMayaのジャズある生活とは?ベールに隠されたMayaのプライベート話にも迫る!

JAZZ TOKYO Jazz and Far Beyond

(隔週土曜)22:00~23:00 再放送=(隔週日曜)22:00~23:00

4月28日/野瀬栄進を迎えて
5月12日/廣木光一を迎えて



ネットマガジン「JAZZ TOKYO」と連動、本格的ジャズ・ジャーナリズム志向のあなたへミュージシャン・インタビュー、ニュース、新譜紹介等、情報満載でお送りします。

4月28日:野瀬栄進を迎えて
優れたピアニストは山ほどいる。その中で競争に勝って世間にアピールするにはもって生まれた素質や努力もさることながら、運にも恵まれなければならない。数ヶ月前に送られてきた新作を聴いたとき、いま頭上に幸運の女神の微笑みが輝いたら間違いなくマイナーからメジャーに昇格すると確信した。そのピアニストこそ野瀬栄進(写真)。たまに里帰りして演奏しても評判が長続きしない。次の帰国演奏までに熱(ほとぼ)りが醒めてしまうのだ。せっかくの才能がもったいないではないか。そろそろ日本での腰を据えた活動を考えたら? 私のおせっかいを彼は柔らかく一蹴した。そうだろうな。何しろ高校を出てまもなく米西海岸に渡ってから足掛け15年以上米国での生活が続く。ニューヨークのマネスとニュー・スクールで研鑽を積んだこの逸材が、同じ母国の演奏家たちがひしめきあう摩天楼都市の日本人村に埋没して欲しくない。新作のタイトル曲「Burning Blue」には自らの英詩を付した。私がシンガーなら歌うのだが。

5月12日:廣木光一を迎えて
『ボッサ・インプロビザーダ』の表題をもつ新作を発表したばかり。タイトル通りブラジルのボサノヴァ曲が11曲並ぶ。ジョビンはもちろん、シコ・ブアルキやジルベルト・ジルらの曲がアコースティック・ギターの繊細な音色と深い響きを得て居心地のいい空間をつくる。全篇ブラジル曲のアルバムは初めてだそうだ。それもソロで。故マルセル・バルベロ・イーホというギター製作の名手が残した楽器をやっとの思いで手に入れ、全篇をこの名器に託した。印象深かったのは、一人っ子を愛でるような廣木(写真)の眼差し。たとえば、湿気にも乾燥にも敏感なこのギターを保護する特別な配慮を怠らないという。番組ではその幾つかを話してもらった。そんな彼がブラジルはおろかポルトガルなどの欧州にさえ行ったことがない、ってほんと?一瞬まさかと思ったものだ。彼の師匠は故高柳昌行。師が秘かに傾倒したレニー・トリスターノの音楽と  いま新たに取り組む。無言の遺言だろうか。
(文責:悠雅彦)

オープンセサミ

(土)18:00~20:00 

5月 5日/清水絵理子トリオ@お茶の水「NARU」
5月12日/JAY-KOHAMA-IKEDA Sextet@南青山「Body & Soul」
5月26日/廣木光一Cool Glade @新宿「ピットイン」



5月5日は、様々なセッションで活躍中、清水絵理子トリオのライブをお茶の水「NARU」より。6歳からヤマハネム音楽院で演奏法、作曲、和声等を学び、国内外での演奏活動を行い、マキシム・ショスタコーヴィッチ指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団との共演等も重ねてきた清水。19歳の時にジャズに出会い、それまでとは全く違う音楽感に衝撃を受け、独学と実践で勉強を始めたという。ベテランから若手まで、実力のあるプレイヤーとセッションを重ね、日々自己の音を追求している。この日のメンバーは、高道晴久(b)、小松伸之(ds)と、いずれも幅広く活動中の若手実力派プレイヤーたち。

12日は、3月にCD「The East West Alliance」をリリースしたJAY-KOHAMA-IKEDA Sextet、CD発売記念ライブの模様を、南青山「Body & Soul」より。西海岸のジャズシーンの中心的存在ともいえるJay Thomas(tp、ts)、C.U.G.Jazz Orchestraを率い、世界的に活躍を続ける小濱安浩(ts)、唯一無二のストレート・アヘッドなプレイを聴かせる池田篤(as)の3管をフロントに、度々の日本ツアー、シアトル公演を行ってきたこのセクステット。アルバムは、シアトル在住のJohn Hansen(p)、Phil Sparks(b)を迎え、昨年10月に同シアトルでレコーディングされた。この日のメンバーは、フロント3管に加え、水野修平(p)、島田剛(b)、倉田大輔(ds)。

26日は、廣木光一率いる「Cool Glade」のライブを新宿「ピットイン」より。廣木のアコースティック・ギターと田中信正のピアノによると、ボーカル、ビブラフォン、ウッドベースにギターで構成するの2つの編成で展開されているこの「Cool Grade」。ビバップを更に進化させた、トリスターノ=コニッツのコンセプトを取り上げたユニットで、トリッキーでシニカルな世界を聴かせる。この日は、 廣木光一(A.Gt)、蜂谷真紀(Vo)、有明のぶ子(vib)、吉野弘志(b)のヴァージョン。

中川ヨウのジャズ・フロント・ライン

(隔週日曜)22:00~23:00 再放送=(隔週土曜)22:00~23:00


音楽ジャーナリスト歴27年にして、ジャズを核にポップス、ワールド・ミュージックなど、ジャンルにとらわれない執筆活動を展開し、また、ラジオ番組のDJや、ミュージシャンのインタビューなどテレビでも活躍している、ジャズ・ジャーナリストの「中川ヨウ」が番組の進行を務める 「中川ヨウのジャズ・フロント・ライン」。2007年のジャズ・シーンの変革を担うニューアーティストの紹介など現在のジャズを彩る様々なムーヴメントを紹介していきます。

5月13日は、中川ヨウが注目する女性ピアニスト「井上ゆかり」がゲストで登場。大阪生まれの井上は、4歳からピアノを始め、6歳から巌文子氏に師事。やがて、大阪芸術大学のピアノコースで首席を通した在学中、リチャード・ティーのピアノに魅せられ、ジャズの深み・・・。大学卒業後は、東京のアン・ミュージック・スクールのピアノ科で鈴木"コルゲン"宏昌氏に師事。ホテルのラウンジなど多彩なフォーマットでライヴ活動を続け、今回メジャーデビューとなる『ハンズ・オン・ユニヴァース』を発表。番組では、このアルバムを中心に、彼女のひととなりや満を持して加藤真一(b) 、藤井摂(ds)と組んだピアノ・トリオの話など魅力の一端を時間一杯お送りします。27日は、マイケル・ブレッカー(ts)の遺作「聖地への旅」(5月18日発売)をピックアップしてお送りします。
                                     

アスペクト・イン・ジャズ

(金)21:00~22:00 再放送=(土)20:00~21:00 


ジャズ評論家、油井正一氏の名調子をかつての放送で偲ぶシリーズ。

5月4日はヒストリー・オブ・ジャズの第3回「ブラスバンドからジャズバンドへ」。有名なニューオリンズの葬送マーチの他、ブラスバンドが室内でダンス音楽を始める、将にジャズへと変わろうとする演奏を送る。
11日からは3回にわたって天才ルイ・アームストロング(写真)を送る。当時アンサンブル主体だった演奏をソロに重点を置く演奏へ、ニューオリンズ・スタイルから後のスウィング・スタイルへと変える大きな役割を果たした。

美加のNice'N'Easyタイム

(日)23:00~24:00

5月6日/春のメランコリー


「五月病」という言葉がある。4月に入学あるいは入社した新入生新社員が5月の連休を越した頃、不眠、倦怠感、無気力症状に陥り、ほとんど鬱病のような状態になってしまうことである。原因は環境が激変したことによるストレスの蓄積だとか。ストレスをうまく逃がせない真面目な性格の若者がかかりやすく、ひどい時は自殺まで考えてしまうというからかなり深刻な病気である。アメリカでもそれに似た病気はあるに違いないが、4月に入学入社する日本と違って、9月にそれが行われるので「10月病」とでも言うのだろうが、それに対応する単語は無いようだ。日本の若者が繊細すぎるのか、アメリカの若者がタフなのかどちらか分からない。
曲は「トゥー・レイト・ナウ/ジョニー・アリデイ」「アイ・ハード・ユー・クライド・ラスト・ナイト/キティ・カレン」他。

STANDARD TIME

(金)23:00~24:00 


フランク・シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパン日本支部会長の三具保夫氏がスタンダード・ナンバーの魅力を余すところなく紹介する「STANDARD TIME」。

5月4日、今月の男性歌手特集は、黒人ヴォーカルの最高峰ナット・キング・コールです。彼の数あるアルバムの中から、スインギーな『ウェルカム・トゥ・ザ・クラブ』とバラード集『バラッズ・オブ・ザ・デイ』を取上げます。
11日の今月のソングライターは、レノン=マッカートニですー。ビートルズが放ったヒット曲の数々をいろいろなスタンダード・シンガーの歌で聴いていただきます。
18日、女性歌手特集は、つい先年惜しくも亡くなったアメリカの国民的シンガー=ローズマリー・クルーニーです。コンコード時代の作品からビング・クロスビーへのトリビュート作とカウント・ベイシー楽団との共演アルバムを取上げます。
そして25日のアレンジャー特集は、1950年代中ごろに頭角を現した編曲者の中で抜群の仕事をしたドン・コスタにスポットを当てます。フランク・シナトラ、トニー・ベネット、スティーヴ・ローレンス、イーディ・ゴーメらの歌でお届けします。