2007年8月
EURO JAZZ LIVE SELECTION
(月~木)21:30~23:00
極上のピアノ・ソロ、ケニー・バロン登場!


7月30日からはオーストリア、ニッケルスドルフで行われた「コンフロンタシオーネン・ジャズ・フェスティヴァル2006」の模様を紹介。ペーター・ブロッツマン、グローブ・ユニティ・オーケストラなど著名な即興家、グループが多数出演したエキサイティングなコンサートを8日間にわたってお送りする。
タンペレ・ジャズ・フェスティバルやハンブルグ・ジャズディなどヨーロッパ各地のフェスティバルからはアンリ・テキシエ(フランス)、オリバー・ケント(オーストリア)、ダスコ・ゴイコヴィッチ(ユーゴスラビア)らユーロ・シーンを牽引する名手達が登場。
そして8月23日、現代ジャズ・ピアノの最高峰ケニー・バロンが珠玉のソロで、とびきり大人の、夏の夜を演出します。
コンフロンタシオーネン・ジャズ・フェスティヴァル2006
7月30日/フィッチ・トリオLive
7月31日/ペーター・ブロッツマンLive
8月1日/パット・トーマスand ザ・ローカルズLive
8月2日/4Walls Live
8月6日/フィル・ミントンLive
8月7日/グローブ・ユニティ・オーケストラLive
8月8日/マノン・リゥ・ヴィンターLive
8月9日/ゲオルグ・グレーヴェLive
タンペレ・ジャズ・フェスティバル2006
8月13日/マーク・リボ・スピリチュアル・ユニティLive Part1
8月14日/マーク・リボ・スピリチュアル・ユニティLive Part2
8月15日/アンドリュー・ヒル・ニュー・クインテットLive
8月16日/ハンブルグ・ジャズディ2006~ハーブ・ゲラー・アンド・イレブンLive
8月20日/オリバー・ケント・トリオwithダスコ・ゴイコヴィッチ
8月21日/アンリ・テキシエ・ストラダ・カルテットLive
8月22日/マヌ・カッツェ・クインテットLive
8月23日/ケニー・バロンLive
Special Works
(土)(日)14:00~22:00


週末の2日間計16時間にわたりアルバムを紹介していく、ディスコグラフィー・プログラム。
夏は世界各国で最もジャズ・フェスティヴァルが盛んに開催される季節。ということで8月4日からは「ジャズ・フェスティヴァル&ライヴ」と題して、4週連続の大特集をお届けする。
アメリカからは1950年代以降、マイルス・デイヴィス、セロニアス・モンク、ハービー・ハンコックら数々の名演を生んできた「ニューポート・ジャズ祭」(現在はJVC・ジャズ祭)、西部を代表する老舗「モンタレーJF」。カナダからは89年にチャーリー・ヘイデンの回顧プログラムを組んだ「モントリオール国際JF」。ヨーロッパからはスイス、レマン湖畔で観客を熱くさせたモンティ・アレキサンダー、レイ・ブライアント、ゴンサロ・ルバルカバ、アリスタ・オールスターズ、レス・マッキャン、モンゴ・サンタマリアらの「モントルーJF」、ジャコ・パストリアス、ハンニバル・マーヴィン・ピーターソンらのドイツ「ベルリンJF」等々。フリー・ジャズ・ファンのためのマニアックな音源も含めて、ジャズ・フェスの魅力を多角的に紹介したい。
JAZZ TOKYO Jazz and Far Beyond
(隔週土曜)22:00~23:00 再放送=(隔週日曜)22:00~23:00
8月 4日/張林&吉野弘志
8月18日/マイク・モラスキー


ネットマガジン「JAZZ TOKYO」と連動、本格的ジャズ・ジャーナリズム志向のあなたへミュージシャン・インタビュー、ニュース、新譜紹介等、情報満載でお送りします。
8月4日:張林&吉野弘志
気がつくとジャズの本流から離れ、いつのまにか異端の演奏家となった。これはベーシスト吉野弘志がみずからの近影を語った言葉だが、それに続けて「こうなったのもあの男のせいだ」とオチをつけた。さて、あの男とは誰か。
実は、サントゥールという楽器を演奏する達人、中国は河南省生まれの張林(チャンリン)が、その人。正確にはサントゥールではなく、中国では揚琴(ヤンチン)で通っている楽器。現イラン、昔のペルシャに起源をもち、やがて東欧に伝わってツィンバロンとなり、チェンバロへ発展した楽器といえば、イメージしやすいだろう。ただし、チェンバロと違ってバチで叩く打鍵楽器。しかも、ほかの地域の木製と違って中国では竹製のバチを使う。89年の来日後の演奏を目の当たりにして魅せられた吉野は張林との共演はもとより、アジアのさまざまなタイプの演奏家とジャズを超えた共演を果たし、新しい活路を見出したか。その吉野と日本語の堪能な張林に訊ねる。
8月18日:マイク・モラスキー
ゆくゆくは日本に永住するつもりで着々と準備中だとのこと。8月には再来日し、京都の大学で1年間、日本の文化に関する研究にいそしみながら、その一方で日本永住に向けての準備にも精を出すことになる。現在ミネソタ大学アジア言語文明科の準教授。日本文学で博士号をとり、日本で生まれ育った日本人より日本文化と日本語に深く精通した氏の自信とさらなる意欲の現れが会話の随所にほとばしる。昨年「戦後日本のジャズ文化ーー映画・文学・アングラ」(青土社)でサントリー学芸賞を受賞。それも社会・風俗部門賞だったのはむしろご本人には嬉しかったろう。その一方で、ジャズ・ピアニストとしての氏に注目が集まる。発売されたばかりの『バック・アット・アケタ』での彼の主流派感覚のトリオ演奏は著作の前衛風に切り込んだ文章とはむしろ別人の観。だが、そこが私にはめっぽう面白かった。それにしても、彼は幾つの顔をもっているのか。将棋でさえ素人の域を超えている。ジャズ東京にもJT連載コラムとして「Twin Cities 通信」に健筆をふるっているが、近々新著のエッセー集を上梓する予定とか。永住の暁はこの青い目の兄ちゃんとの談論風発が楽しみである。
(文責:悠 雅彦)
THE LOOK OF JAZZ
(金)19:00~20:00

女性音楽ライターの島田奈央子が、毎月様々な女性ジャズミュージシャンをお招きし、ジャズの聴き方・愉しみ方はもちろん、女性ならではの視点でジャズを通したライフスタイルを提案していきます。
8月3日、10日のゲストは、ジャズピアニストのアキコ・グレース(写真)。ジャズの名門サヴォイ・レーベル初の日本人アーティストとしてデビューし注目を集めた彼女。7月17日に行なわれた番組イベント「THE LOOK OF JAZZ Special Live ~Tribute to John Coltrane」でも素晴らしい演奏を披露してくれました。
そして17日、24日は、ジャズピアニストの安井さち子。バークリー音楽大学を卒業後、2005年にメジャーデビューを果たした注目のピアニスト。そんな彼女の「ジャズある生活」に迫ります。
中川ヨウのジャズ・フロント・ライン
(隔週日曜)22:00~23:00 再放送=(隔週土曜)22:00~23:00

音楽ジャーナリスト歴27年にして、ジャンルにとらわれない執筆活動を展開し、またラジオやテレビでも活躍する中川ヨウ。慶應義塾大学(大学院)で政策・メディア研究科の特別研究准教授として「音楽メディアの未来」を研究するほか、洗足学園音楽大学のジャズコース、ジャズ史などの教鞭をふるうなど、幅広く活躍中の彼女が現在のジャズを彩る様々なムーヴメントを紹介していきます。
8月5日は、暑さをぶっ飛ばせという事で「ジャパーニーズ・ビック・バンド特集」をお送りします。小曽根真率いる「NO・NAME・HORSES」、穐吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンド、16年ぶりとなるマリーンをヴォーカルとしてフィーチャーしている本田雅人B.B.STATION、角田健一ビッグバンドなど盛り沢山にお送りします。19日は、「盛夏の新作特集」と題して、マイケル・ブーブレの新作など中川ヨウのセレクションでお楽しみ下さい。
THE JAZZ SCENE
(月~金)15:00~19:00 (土)(日)10:00~14:00

あなたのライフスタイルにあわせて、ミュージックバードがセレクトしたとっておきのJAZZナンバーをテーマ毎にお届けする2時間プログラム。スタンダードからビッグバンド、ボサノバ、ヨーロピアンジャズまで、シーンにあわせた選曲で、あなたの空間をおしゃれに、軽やかに演出します。その日、その時の気分にぴったりの、お気に入りのナンバーがきっと見つかるはず。JAZZに戯れ、JAZZに癒される・・、贅沢な大人のひと時をお届けします。
<テーマ例>
SUMMER DRIVE、COOL BOSSA、BALLROOM MOOD、MELLOW GROOVE、GUITAR CROSSOVER、BLUENOTE 60’s、WOMAN TONE、SENTIMENTAL MOOD、PARTY STYLE、ECO FEEL
MB Recommended Brand-new CD
(月~木)20:00~21:30 (金)20:00~23:00
再放送=(火~日)0:00~1:30

話題のニューアルバムを毎日2枚ずつ、月60枚にわたり紹介する新譜紹介番組。
メインストリームから国内外のインディーズアルバム、リマスターされた歴史的名盤、ボーカル、フュージョンさらにファー・ビヨンドの世界まで、幅広いジャズの魅力をミュージックバードが自信をもってレコメンドします。
ディスク紹介はこちら
アスペクト・イン・ジャズ
(水)19:00~20:00 再放送=(土)23:00~24:00

ジャズ評論家、油井正一氏の名調子をかつての放送で偲ぶシリーズ。
8月1日からは3回にわたり、スウィング以前の白人ジャズを特集する。
1日はコルネット奏者:ビックス・バイダーベックにスポットを当てる。ルイ・アームストロング以降、全てのコルネット奏者が彼の影響を受ける中、ビックスはその影響から脱し、ビブラートを抑えたクールなサウンドを打立て、「白人ジャズ」を確立する。
8日はジョー・ベヌーティ、レッド・ニコルズらの演奏を。15日はポール・ホワイトマン他のビッグ・バンドを特集する。22日はスウィング以前の黒人ジャズの第1回。シドニー・ベシェ(写真)、クラレンス・ウイリアムス他、ニューオリンズ出身のジャズマンの演奏を取り上げる。
STANDARD TIME
(月)19:00~20:00

フランク・シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパン日本支部会長の三具保夫氏がスタンダード・ナンバーの魅力を余すところなく紹介する「STANDARD TIME」。
7月30日の「男性ヴォーカル特集」はジャズ・ヴォーカルの元祖、ルイ・アームストロングを取り上げます。
8月6日、「ソングタイター特集」ではブルース的なフィーリングで素晴らしい曲をたくさん書いた、ハロルド・アーレンを。
13日の「女性シンガー特集」は、ピアノも弾くコンコード・レーベルの秘蔵っ子、カーリン・アリソンにスポットを当てます。
そして20日、「アレンジャー特集」は、ボサノヴァのオーケストラ・アレンジ法を確立したドイツ出身の、クラウス・オガーマンを取り上げます。
★『シナトラ My Way Of Life』(三具保夫著・駒草出版刊)好評発売中!
美加のNice'N'Easyタイム
(日)23:00~24:00
8月12日/サマータイムはNice'N'Easy タイム?

音楽に長調と短調があるのはだれでも知っていることだが、日本人は短調が大好きな国民性を持っている。例えば歌謡曲、ヒットしたものは全てと言っていいくらいマイナーのものである。メジャーでヒット曲を持っているのは三波春夫と水前寺清子くらいなものだろう。ジャズも然り。いわゆる「日本で人気のジャズ・ナンバー」はマイナーが多い。その中でもベスト3は「枯葉」「マイ・ファニー・バレンタイン」そして「サマータイム」だろう。日本で企画されたジャズ・アルバムでこの3曲が全く入っていないものを見たことがないのがその証拠だ。何故日本人は短調が好きなのかは文化人類学者にまかせるとして、今回はそのベスト3の一曲、ジョージ・ガーシュインの不朽の名曲『サマータイム』にスポットを当てる。

