2008年5月
Live Works
毎週日曜22:00~23:00
ヨーロッパ最先端ピアニスト ニック・ベルチュ ピアノ・ソロライブ!!



首都圏で近年行われた秀逸なライブ演奏を厳選してお届けするプログラム。
5月18日はスイス出身のピアニスト、ニック・ベルチュ(写真上)のピアノ・ソロライブを送る。8歳からピアノとパーカッションを学び始め、クラシックから、ジャズ、ファンク、ロックとあらゆる音楽ジャンルを経験したニック。2003~2004年は日本に滞在、能や合気道など日本古典芸能を嗜むなど、親日家であることも有名である。ジャンルや国籍の枠組みをみごとに吸収した彼の音楽は、唯一無二のオリジナルのスタイル。自らがリーダーを務めるグループ「Ronin」(ローニン)の、ニュー・アルバムがECMレーベルより今春リリース予定。(ちなみに、「ローニン」とは日本語の『浪人』からきているという。いわゆる『アウトロー(無法者)』。何ものにも縛られない自由な音楽をやっている人たち、という意味だそうだ!)
今回の日本公演では、舞踏家イムレ・トルマンと共演することでも話題に。スイス出身であり、日本で武道を学ぶという共通点を持つ、二人の異才。彼らが「精神の故郷」とも呼ぶ日本で、どのようなパフォーマンスが繰り広げられるのか、今から楽しみだ。
また、4日はピアニストの荒武裕一郎トリオのライブを。豪快さと詩情溢れる演奏で評価される荒武、最近では音楽学校でジャズ・ピアノ科講師としても活躍中。11日は、日本を代表するアルトサックス奏者の一人、池田篤(写真中)カルテットのライブ。そして、25日はピアニスト・白崎彩子(写真下)トリオ。95年「ハイネケン・ジャズ・コンペティション」で準優勝し、レイ・ブライアント、チック・コリアから高い評価を受けた彼女。97年からはニューヨークを拠点に活動している。
5月4日/荒武裕一郎トリオ (2004年7月15日新宿ピットイン)
荒武裕一郎(pf) 安東昇(b) 斉藤良(ds)
5月11日/池田篤カルテット (2004年7月20日新宿ピットイン)
池田篤(as・ss) 野本晴美(pf) 井上陽介(b) 高橋徹(ds)
5月18日/ニック・ベルチュ・ピアノ・ソロ (2008年4月26日新宿ピットイン)
5月25日/白崎彩子トリオ (2004年9月10日新宿J)
白崎彩子(pf) 井上陽介(b) トミー・キャンベル(ds)
※5月4日・11日・25日は、「オープン・セサミ」にて過去に放送したものです。
Special Works
毎週月曜~木曜20:00~22:00 再放送=毎週土曜16:00~24:00
4月28日~5月1日/チック・コリア&上原ひろみ特集
5月5日~ 8日/ソニー・ロリンズ特集
5月12日~15日/キース・ジャレット特集
5月19日~22日/「ジャズ・エリート~世界のスーパー・レディ~」特集


5月は来日ミュージシャンにスポットを当てて、各週の特集をお送りする。
4月28日からの週は、同月30日に日本武道館でデュオ・コンサートを開催する、チック・コリア&上原ひろみをフィーチャー。昨年“ブルーノート東京”をフルハウスにした最新ライヴ作「デュエット」を始め、それぞれのリーダー作も紹介する。
5月5日の週は2005年秋に“最期の来日公演”を行いながらも、2年半ぶりの嬉しい再来日が実現するソニー・ロリンズを特集。最新作「ソニー・プリーズ」を皮切りに、1970年代以降のリーダー作を通じてロリンズの偉業を浮き彫りにする。
5月12日の週は3年ぶりのソロ・コンサートが間近に迫ったキース・ジャレットを特集。現時点での最新ソロ作「カーネギー・ホール・コンサート」でキースの変わらぬ営為を確認しながら、70年代のスタジオ録音作も参照してソロ・ワークスを振り返る。
隔年毎に開催されているイベント『ジャズ・エリート』。5月 19日の週は、今年の出演者3組を紹介。今回のテーマ「世界のスーパー・レディ」の通り、ロバータ・ガンバリーニ、ジャネット・サイデル、秋吉敏子と、新鋭からベテランまでの人気女性アーティストが集うコンサートを、本番組でバッチリと予習してほしい。
THE LOOK OF JAZZ
毎週日曜21:00~22:00
5月 4日・11日/安達久美
5月18日・25日/Hitomi


毎回様々な女性ジャズミュージシャンをゲストに迎え、ジャズの聴き方・愉しみ方など、ジャズを通したライフスタイルを提案していくプログラム。パーソナリティは大西貴文。
5月は男顔負けのサウンドを作り出す女性2人による「JAZZのある生活」に迫ります。
5月4日・11日のゲストはギタリストの安達久美(写真上)。11才でギターをはじめ、19才で渡米、LAの音楽学校に留学。帰国後はサポート・ミュージシャンとして活動する傍ら、自身のグループで本格的にライブ活動を開始。2005年に則竹裕之とのユニット「club PANGAEA」を結成、2007年にリリースされた1stアルバム「Little Wing」でジャズファンだけでなくギター・ファンをも驚かせました。1年ぶりとなるニューアルバム「WINNERS!」では、さらにパワーアップしたサウンドを聴かせてくれています。関西出身の彼女、ギター同様にパワフルなキャラクターにも注目です!
そして18日・25日は、ロサンゼルス在住のサックス・プレーヤー、Hitomi(写真下)。カリフォルニアのバークレー出身、多人種が集まるベイエリアの文化の中で、多岐に渡る音楽教育を受けてきた彼女。モンタレー、モントルー両ジャズ・フェスティバルに出演するなど、LAを中心としたジャズ・シーンでは本格派女性テナー奏者との呼び声も。2007年のデビューアルバム「First Flight」に続き、5月21日にはセカンドアルバム「Negai/願い」をリリースします。女性でありながらテナーサックスを駆使するそのサウンドは、繊細でありがらかつ大胆!新世代のジャズを思わせる存在です。
Free Music Archive at Sound Café dzumi
毎週火曜日22:00~23:00

吉祥寺「Sound Café dzumi」での公開録音、泉秀樹さんのご案内で、Free Musicを通史的に聴いていくプログラム。
5月6日・13日は「開花するFree Jazz」として、1961年~3年の音源を中心に、セシル・テイラーの渡欧からアイラーとの出会いを追い、同時期の日本にも目を向け、高柳昌行の「銀巴里セッション」や「グループ音楽」の小杉武久と刀根康尚のフリーキーなアルトサックスを紹介。
20日、「エリック・ドルフィーの客死とJazzの10月革命」では1964年に注目。ミンガスと渡欧したドルフィーの最後の録音、次世代のミシャ&ハン・ベニンクを擁した『Last Date』(Fontana)のほか、10月1日~4日ニューヨーク「セラー・カフェ」でビル・ディクソンが催した「Jazzの10月革命」の紹介、12月末にカーラ・ブレイ、マイク・マントラーらがニューヨークで結成した「The Jazz Composers Orchestra」『Communication』(Fontana・写真上)など。
27日は「ESPレーベル特集」。ESPレーベルは1964年にバーナード・ストールマンによって創設され、アイラー、ファラオ、サン・ラといったFree Jazzの王道から、暗黒の歌姫と呼ばれたパティー・ウォーターズ、またファッグス、ゴッズといったロック、パールズ・ビフォア・スワインといったフォークなど、有名無名に関わらず多彩なミュージシャンが紹介されました。まずは記念すべきESPレーベル1枚目、エスペラント語で歌われた『Ni Kantu en Esperanto』(ESP)を。
★「JAZZ TOKYO」にてレポート掲載中!!
Jazz In Applause
5月 2日/ジェローム・カーン特集
5月 9日/アーヴィング・バーリン特集
5月16日/コール・ポーター特集
5月23日/ジョージ・ガーシュウィン特集
5月30日/リチャード・ロジャース特集

スウィング・エイジがジャズ界に残した至宝の数々をご紹介する「Jazz in Applause」。出演は、ジャズ・プロデューサーの小針俊郎とジャズ・シンガーの渡邊美紀(写真)。
5月はこの時代に活躍し、その後のジャズメンたちのレパートリーの大半を提供した偉大な5人の作曲家の作品を聴いていく。5人は一般的にMighty Fiveと呼ばれるミュージカル作曲家で、後にジャズ・スタンダードとなる名曲を数多く残したのみならず、同時代また後世のショウ・ビジネスの潮流に大きな影響を残したのである。彼らの不滅の名曲の数々をスウィング・バンドで、あるいは後世のモダン・ジャズメンの演奏で、また時代を彩った名歌手の歌声でお楽しみいただく。
24JazzJapan
アスペクト・イン・ジャズ
毎週水曜22:00~23:00

ジャズ評論家、油井正一氏の名調子をかつての放送で偲ぶシリーズ。
4月30日は独創的なピアニスト、作曲家であったセロニアス・モンクを特集する。ジェームス・P・ジョンソン、ファッツ・ワーラー、デューク・エリントンらの伝統的ピアノ・スタイルであるハーレム・ピアノ・スタイルを継承しながらも、無二の個性を発揮したモンクの初リーダー・アルバム以降の代表的セッションを取り上げる。
5月7日は、ジャズの伝統的なコード分解によるアドリブの名手であり開拓者、ソニー・ロリンズを特集する。
そして、14日からは2週に渡って、ジャズの帝王、マイルス・デイヴィスを特集し、彼の偉大さと音楽的な歩みを辿る。
STANDARD TIME
毎週月曜22:00~23:00
4月28日/ペギー・リー特集
5月 5日/ジミー・ラッシング特集
5月12日/アラン&マリリン・バーグマン特集
5月19日/リー・ワイリー特集

フランク・シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパン会長の三具保夫氏がスタンダード・ナンバーの魅力を余すところなく紹介する「STANDARD TIME」。
今月からは毎月第4週目はライヴ・レコードを紹介します。まずは、4月28日はペギー・リーの2枚のアルバムからお送りします。
5月5日は、ジャズ&ブルース界の大物シンガー、ジミー・ラッシングを特集します。12日のソングライターの特集は、アラン&マリリン・バーグマン夫妻が作詞した素晴らしい歌の数々を特集。アラン・バーグマンの自演レコードもお届けします。そして、19日の女性シンガー特集は、佳き時代の香りを運んでくれるリー・ワイリーのアルバムをおかけします。お楽しみに!
美加のNice'N'Easyタイム
毎週日曜23:00~24:00
5月4日/スクリーンのジャズ・ソング

ジャズのスタンダードナンバーの多くは「ミュージカル」や「映画」で取り上げられた主題歌や挿入歌がほとんど・・・。
5月4日の放送ではそんな中でも特に印象的なナンバーをお届けします。内容をちょっとのぞいてみますと・・・この番組のテーマソングを歌っている「フランク・シナトラ」を何曲かフィーチャー。
シナトラは1941年に銀幕デビュー、50本を超える作品に出演し中には監督をつとめた作品もありました。番組では1957年の作品「夜の豹」からと1960年の「カンカン」のお話を中心に、シナトラの映画での裏話などもふくめておおくりします。また、古今東西の映画の名曲を番組の内容や歌詞の内容をご紹介しながらすすめていきます。「今まで聞いてきたあの曲にこんな意味があったなんて!?」といった小さな驚きもあるかもしれませんね!
そのほか、レギュラーコーナーでは新作映画のお話を一足先にお伝えします。映画の情報とジャズのヴォーカルナンバーをたっぷりお送りする60分です。
PCMジャズ喫茶
(土)14:00~16:00(翌週リピート)
★4月から放送時間が変わりました!

ジャズ喫茶「メグ」の店主、そしてジャズのスーパー・エッセイスト寺島靖国がMUSICBIRDにジャズ喫茶を開店、ここへ個性的な客人がやってきて抱腹絶倒のジャズ論が飛び出します。
客人はユニークなオーディオ感の持ち主、長澤祥、そしてジャズ評論界の重鎮、岩浪洋三、彼ら各々の推薦盤をスタジオに持ち込み痛快、痛烈なトークセッションの連続、こんな番組聴いたことないはず!!
コラムはこちら
◆「PCMジャズ喫茶」公開録音 開催!
応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!

