ミュージックバード導入記

ミュージックバードを始めたら、音楽の世界が広がった!そんな声をご紹介します。
 MDT-5CSと24bit放送でさらに広がるミュージックバードの楽しみ(2017年1月更新)
 オーディオ評論家・林正儀さんの自宅にミュージックバードがやってきた!(2013年9月30日更新)

MDT-5CSと24bit放送でさらに広がるミュージックバードの楽しみ [林正儀]

 わが家にミュージックバードがきて、3年が過ぎた。もうこれなしには音楽ライフは成り立たない日々だが、さらに魅力が増した。話題の24bit放送が2016年10月からスタートしたのだ。 24bit放送とは?

 早速対応チューナーを入れないと!……てなわけで、MDT-5CSを導入。おお、これまでのCDT-1Aよりも立派なフルコンポサイズ。回路やパーツなど新設計で電源内蔵タイプである。スリムなのでラックにもおさまりがよい。

 パラボラを磨き、年末から年始にかけて24bit放送を集中的に試聴……。といってもまずは3番組からのスタートで、曜日や時間帯も限られているわけだが。いや、だからこそ貴重な体験となるはずだ。

 紹介しておこう。124ch「THE AUDIO」では、e-onkyoで配信されているハイレゾの新譜が聴ける「ハイレゾ新譜 by e-onkyo music」。また121chでは、「WORLD LIVE SELECTION」に「トッパンホール・トライアングル」というワクワクなライブ番組だ。


【MDT-5CS】


スリムなのでラックにもおさまりがよいMDT-5CS。

林氏。自宅にて。
 これは違う。番組紹介のアナウンスから、16bit放送よりも断然クリアーなナマ声でニュアンス抜群。どの曲目もハイレゾに負けない超ハイクオリティなものだ。空から降って来る音楽放送史上、過去に体験したことのないレベルと言おう。

 例えばe-onkyoの音源を聴くと、井筒香奈江の新曲「リンデンバウム」も反田恭平のピアノ演奏も、ベール2枚くらいはぎとったような音の鮮度と情報量感で、帯域もDレンジもぐうんとのび、リスナーの聴覚を刺激する。ジャズではマイルス・デイビスの「カインド・オブ・ブルー」が流れてきたが、聴き慣れたCDの音が生温く感じられるほど、24bitサウンドは鮮烈な実在感に溢れていた。濃厚で陰影の深い、これぞジャズの音。洋上にトランペットが昇る感触に、思わずゾクっときた私だ。

 一方121chで必聴なのは、ハイレゾでは配信されないMBだけの独自プログラムだろう。これは、世界のクラシックライブがわが家にくるようなもの。「WORLD LIVE SELECTION」ではノルウェー出身のアンスネスや、神童と謳われたキーシン、デリイスカなどの来日ピアニスト特集を最高のみずみずしさと格調、品位もったサウンドで心ゆくまで堪能することができた。

 トッパンホール・トライアングルは、ホール×東京芸大×ミュージックバードによる産学共同プロジェクトだ。録音の指導は亀川徹教授(音響界で有名)ということだが、実は以前MJ誌で取材したことがあるだけに、16周年記念のバースデイコンサートもより親しみが湧き、フォーレ四重奏団の緻密でみずみずしい演奏とホールのクオリティの高さにも感嘆した。機会があれば録音に立ち会ってみたいものだ。

 24bit放送で大きく広がったミュージックバードの愉しみだが、今後の展開はどうだろうか。ここで嬉しいお知らせがある。2017年の1月から「ハイレゾ・クラシック by e-onkyo music」が加わり、4番組体制となったのだ。しかも平日を含めた毎日オンエアー!とはクラシックファン冥利というもの。 これを聴き逃す手はないだろう。あなたも24bitリスナー仲間になりませんか!
(2017年1月更新)


トッパンホールのリアルな臨場感も伝わる24bit放送。
ミュージックバードご加入ガイド
◆林正儀(はやし まさのり)

福岡県出身。工学院大学で電子工学を専攻。その後、電機メーカー勤務を経て、技術系高校の教師というキャリアを持つ。現在、日本工学院専門学校の講師で、音響・ホー ムシアターの授業を受け持つ。教鞭をとっている経験から、初心者向けに難しい話題をやさしく説明するテクニックには特に定評がある。主な著作に「レーザービジョン ディスク入門 AV新時代を拓く」(啓学出版刊)や「ビデオとビデオディスクプレー ヤーの選び方」(音楽之友社刊)がある(これはLDのハードウェアを国内で最初に紹介した本)。自宅視聴室に3管式プロジェクターを常設し、ホームシアター研究のための努力と投資は人一倍。フルート演奏が趣味という一面もある。

【連載中】ミュージックバード出演中の3名のオーディオ評論家によるコラム
オーディオ・ファンが賞賛!「THE AUDIO」

林家のミュージックバード導入記

 2013年夏。わが家にMUSIC BIRD(以下MB)が来て、私の音楽ライフが変わった。目覚めとともに聴くのは111chの「GAIA VOICE」だ。水音などのヒーリング系は趣味ではなかったが、なぜかMBから流れるぽちゃぽちゃ音がすっと入る心地よさで、さあ好きな音楽聴いてやろうという気にさせる。

 もともとFMエアチェック派であった私の世代は、インターネットラジオなど聞くよりも、やはりパラボラでねらって衛星(JCSAT-2A)からの電波を受けるというスタイルが肌にあう。ダイレクト感というか、ビンビン感じるものがあるのだ。

 そして音楽ジャンルが多彩で音がよいことが、オーディオ好きにはたまない。とりあえずスタンダードパック50に入っておけば(筆者もそうだが)、「THE JAZZ」「THE CLASSIC」などの定番から、ロック/ポップスの「週間洋楽チャート」に「ダンス/ソウル」。そして「オペラ/声楽」、「サウンドトラック」から「ビートルズ」まで、時間がいくらあっても足りないくらいに楽しめる。


林氏、自宅ベランダにて。


クラシック、ジャズ、ポップス、ヒーリング・・・
あらゆるジャンルを網羅。



林氏オススメのTOSリンクデジタルケーブル
「SAEC OPC-X1」

 集中して聴くのは、やはりライブものだ。『WORLD LIVE SELECTION』で室内楽や管弦楽のたっぷりとしたホール感を満喫し、『Live Works』では最新ジャズライブの熱気に包まれた。ジャズではまたピアノトリオをメインとした「Cool Lounge」や、ライト感覚な「SWING EASY」も筆者好み。できればデラックスパック100マキシムパック156も聴いてみたいものだ。どんどん欲張りになっていく感じだが、MBで聴くと、音楽がこんなに楽しい!

 オーディオ的にはプログラムソースがひとつ増えただけなのに、好みのジャンルが24時間オールタイムで楽しめる。音がよくて中身が濃い。それがMBにしかない魅力だろう。MBのサウンドはデジタル放送らしい鮮度と、乾いた喉を潤すようなみずみずしさが魅力と思う。256kbpsの48kHz/16bitだそうだが、ずばりCD以上だ。

 それを実感するには、CSチューナーの光デジタル端子をぜひ活用したい。私はソウルノートのD/Aコンバーターsd1.0をかませ、プラチナムPL300を鳴らしているわけだが(アンプはオクターブだ)、おお!送りがCDでも、CD以上と聞かせてしまうクオリティはホンものだ。曇ったBGMが生ライブにかわったような変化といおう。

 さらに音質向上策として、光ケーブルにサエクOPC-X1のような良質なものを使いたい。シャープできれ込みがよく、透明感も素晴らしく向上。アナログ接続と比べ、ベール一枚の差は絶対にあるはずだ。またチューナーにインシュレーターやボードを敷くなどの振動対策も有効なので、MBユーザーにぜひお勧めする。

(2013年9月30日更新)  

ミュージックバードご加入ガイド
◆林正儀(はやし まさのり)

福岡県出身。工学院大学で電子工学を専攻。その後、電機メーカー勤務を経て、技術系高校の教師というキャリアを持つ。現在、日本工学院専門学校の講師で、音響・ホー ムシアターの授業を受け持つ。教鞭をとっている経験から、初心者向けに難しい話題をやさしく説明するテクニックには特に定評がある。主な著作に「レーザービジョン ディスク入門 AV新時代を拓く」(啓学出版刊)や「ビデオとビデオディスクプレー ヤーの選び方」(音楽之友社刊)がある(これはLDのハードウェアを国内で最初に紹介した本)。自宅視聴室に3管式プロジェクターを常設し、ホームシアター研究のための努力と投資は人一倍。フルート演奏が趣味という一面もある。

【連載中】ミュージックバード出演中の3名のオーディオ評論家によるコラム
オーディオ・ファンが賞賛!「THE AUDIO」