毎週10時間!ジャズ専門誌がオススメする新譜

 今月の話題作は、山中千尋の「ユートピア」。生誕120周年のガーシュウィン、生誕100周年のバーンスタインなどの有名クラシック作品を山中千尋のオリジナルアレンジにより現代ジャズに作り替えた一枚(7月2日)。ロイ・ハーグローブなどとともに世界を飛び回るピアニスト・海野雅威と、彼が最も信頼を寄せるベーシスト・吉田豊のデュオ作品「DANRO」が、数量限定のアナログ盤で登場(17日)。多くのミュージシャンから支持を得る人気ファンク・バンドTower of Powerの結成50周年記念アルバム「Soul Side of Town」。15年間書き溜めた新曲ばかりです(16日)。  そして今月のイチオシは、カマシ・ワシントン「ヘヴン・アンド・アース」。2015年、大作「The Epic」で大きな話題を呼んだ新世代ジャズの象徴的存在、カマシ・ワシントンが3年ぶりの新作をリリース。ブルース・リー主演映画のテーマ曲から、フレディ・ハバードのオーセンティックなジャズ・ナンバー、そしてオリジナル曲までが並ぶ、2枚組の大作。豪華なメンバーたちの個性を生かしたアレンジが際立つ、細部までこだわり抜かれた一枚となっています(5日・6日)。 <紹介するアルバム> (7月2日) アルバム「Sir'」 David Matthews アルバム「Utopia」 山中千尋 (7月3日) アルバム「サヴォイでストンプ」 Nicki Parrott アルバム「30光年の浮遊」 山下洋輔ニューヨーク・トリオ (7月4日) アルバム「100 Landscapes」 Mahogany Organ All-Stars アルバム「Live In Cologne 1970」 Oscar Peterson (7月5日) アルバム「Hit The Road To Dreamland」 Isabella Lundgren アルバム「Heaven and Earth」Disc1 Kamasi Washington (7月6日) アルバム「Heaven and Earth」Disc2 Kamasi Washington アルバム「On a SlowBoat」 玉川健一郎 (7月9日) アルバム「At the crack of dawn」 Nakanospecial アルバム「TOKYO'81」 Woody Shaw (7月10日) アルバム「Arise」 めぐたろう アルバム「American Pie」 Dave Matthews Trio (7月11日) アルバム「All the Way」 Alexandra Shakina アルバム「Once In A Blue Moon」 Reis-Demuth-Wiltgen (7月12日) アルバム「Tokyo1975」 Dexter Gordon アルバム「You Are Too Beautiful」 Dave Matthews (7月13日) アルバム「Sentimental Journey」 Dave Matthews アルバム「Peace」 George Robert & Kenny Barron (7月16日) アルバム「Banana」 Nina アルバム「Soul Side of Town」 Tower Of Power (7月17日) アルバム「DANRO」 海野雅威&吉田豊 アルバム「Immigrant's Bossa Band」Disc1 Immigrant's Bossa Band (7月18日) アルバム「Immigrant's Bossa Band」Disc2 Immigrant's Bossa Band アルバム「The Story Behind」 栗林すみれ (7月19日) アルバム「Live In London」 Esbjorn Svensson Trio (7月20日) アルバム「日本クリスタルレコード 幻のジャズ・ポピュラー全集~1935~」 平井美奈子 アルバム「Tudo Joia」 Som Brasil (7月23日) アルバム「今井亮太郎 ザ・ベスト~リオデジャネイロ→東京~」 今井亮太郎 アルバム「Another World」 米澤美玖 (7月24日) アルバム「MISSING LINK of TOMITA~冨田勲 日本コロムビア初期作品集 1953-1974~」 冨田勲 アルバム「ダブルゲーム」 なかの綾 (7月25日) アルバム「Standard Best 101 Collection -A to Z」Disc1 Massimo Farao アルバム「Standard Best 101 Collection -A to Z」Disc2 Massimo Farao (7月26日) アルバム「Standard Best 101 Collection -A to Z」Disc3 Massimo Farao アルバム「Standard Best 101 Collection -A to Z」Disc4 Massimo Farao (7月27日) アルバム「Standard Best 101 Collection -A to Z」Disc5 Massimo Farao アルバム「Standard Best 101 Collection -A to Z」Disc6 Massimo Farao THE JAZZオンエア曲リスト ※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

24bitで聴くVENUSレーベル特集③

 前回に引き続き25周年を迎えた『VENUSレーベル』特集。高音質で人気の同レーベルの魅力をアーティスト毎にお届けしています。7月は歌う女性ベーシスト、ニッキ・パロット特集。そしてテナー&クラリネットのケン・ペプロウスキ、フリー・ジャズの巨人アーチー・シェップ、そして同レーベルの看板ピアニスト、スティーブ・キューンが新たに登場します。 7月2日/「Autumun Leaves」 Nicki Parrott 7月3日/「Like A Lover」Nicki Parrott 7月4日/「The Last Time I Saw Paris」 Nicki Parrott 7月5日/「Sakura Sakura」Nicki Parrott 7月9日/「Angele Eyes」「The Look Of Love」Nicki Parrott 7月10日/「Sentimental Journey」「Yesterday Once More」Nicki Parrott 7月11日/「When You Wish Upon A Star ~Clarinet編~」Ken Peplowski 7月12日/「When You Wish Upon A Star ~Tenor Sax編~」Ken Peplowski 7月16日/「Gypsy Lament」「Meomories Of You」Ken Peplowski 7月17日/「Blue Ballad」Archie Shepp 7月18日/「True Blue」Archie Shepp 7月19日/「Dejavu」Archie Shepp 7月23日/「True Ballads」Archie Shepp 7月24日/「Love Walked In」Steve Kuhn 7月25日/「Easy To Love」 「Quiereme Mucho」Steve Kuhn 7月26日/「Temptation」Steve Kuhn THE JAZZオンエア曲リスト ※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

ジャズの最先端をひた走るアーティスト達がゲストに

7月2日/ゲスト:ハクエイキム(P) 7月9日/ゲスト:高瀬裕(Bs) 7月16日/ゲスト:金澤英明(Bs) 7月23日/ゲスト:佐藤洋祐(SAX)、楠井五月(Bs) 7月30日/ゲスト:佐々木優花(Fl)  ピアノソロアルバム「レゾナンス」を年頭に発表されたハクエイ・キムさん。トリオ、カルテットではなく、あえてソロアルバム制作された訳は?ピアノと共鳴する音楽は、ジャズ界と工業大学の共同作品?!美しく深いお話は放送でのお楽しみ!  ご自身初のリーダートリオアルバム「セブン・マインド」を発表された高瀬裕さんが番組初登場!茂串の挨拶は「久しぶり、やせたね?笑」。ジャズマンは体力勝負とあり、常に走っていらっしゃるのだとか(注意:音楽は走っていません笑)。もちろんツアー先でも!熱心なジャズファンへの思いは暖かい音楽で感じてください。  リーダートリオアルバム「10」(テン)を発表されたジャズ界の重鎮ベーシストの金澤英明さん。バンド名は「Boys」・・・「オヤジがBoysか?」と茂串に突っこまれるも切り返し、とにかく茂串×金澤のオヤジジャズトークバトルは笑えて深い!同時発売されたアナログレコードもお持ちくださいました。収録曲の中にはモノラル+ステレオ+モノラル?!の録音もあり必聴です。  青山のジャズクラブBody&Soulを拠点に活動するバンド『SK4』のメンバー佐藤洋祐さんと楠井五月さん。初アルバムは『SK4 Blues』。そもそもSK4=エスケーフォーとは何ぞや?というエピソードから始まり、ジャズミュージシャンの思考回路までお話を伺いました。ヨーローッパでも話題の佐藤洋祐さんの最新アルバム「Furusato」も合わせてご紹介!  ジャズ・フルート奏者・佐々木優花さんが4枚目のアルバム『Reminiscenza』を持ってきてくださいました。世界的なアレンジャー、ピアニストDavid Matthewsとの共作の裏話や、「何かが見える?」こわーい話が音楽になってしまった?優花さんのアルバイト先だった場所は?・・・などなど茂串は優花ちゃんにお優しい(笑)!鳥好きを感じる動きのあるリズミカルな音楽も必聴です。 7月2日の曲目 9日の曲目 16日の曲目 23日の曲目 30日の曲目 ※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

7月/デューク・エリントン特集~50年代後半の名演②

 前月に引き続きデューク・エリントンの1950年代後半の名演をお届けする。時代は、ジャズの潮流はハードバップに、一般のポップスはロックンロールの時代に入ってきた。しかし、エリントンは全米はもとより国際的にも高く評価されジャズ界の第一人者としても存在感を重くしていった。  7月はカリフォルニアの空軍基地で行われたダンス・パーティに出演して寛いだ演奏(6日)や、自作曲以外のスタンダードをエリントン流のアレンジで録音した『バル・マスク』(13日)、1958年の『ニューポート・ジャズ・フェスティヴァル』(20日)、ジョニー・ホッジスのヴァーヴ・セッションにつきあった『サイド・バイ・サイド』(27日)など、リラックスしたエリントンの演奏を聴いてゆく。(小針) 7月6日の曲目 13日の曲目 20日の曲目 27日の曲目 ※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

7月15日/ジョニー・マーサーを歌えば

 名作詞家ジョニー・マーサーの歌詞をうたう特集。マーサ―は作詞作曲ともに手掛けた歌曲もあり、その代表である「DREAM」「Something's Gotta Give」などは、フレッド・アステア&レスリー・キャロン主演映画『足ながおじさん』で聴くことができます。選曲は「TANGERINE/Lorez Alexandria」「Talk To Me Baby/Suzanna McCorkle」「That Old Black Magic/Kevin Spacey」「P.S.I Love You/Mika Ohashi」他。 7月8日/パッショネイト・ヴォイセズ 7月22日/のびやかな歌声 7月29日/summer songs 7月8日の曲目 15の曲目 22日の曲目 29日の曲目 ※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

アナログでしか出せないジャズ・ボーカルの味わい

7月2日から6日は茂木亮さんが担当します。ヴォーカルとレコードに対する愛着は誰にも負けないという茂木さんの選曲と語りをお楽しみください。(7月9日~27日はアーカイブス放送となります。) ●ボビイ・ボイル・シングズ  ボビイはボストン出身でカクテル・ピアニストなどを経験し、60年代後半に西海岸のエンシノに移住します。地名そのままのエンシノという超マイナーレーベルから67年頃にデビュー・アルバムをリリースし、70年頃の2作目にあたるのがこのアルバムです。「エンシノ・スモーク・ハウス」というクラブに、自身のレギュラーバンドで出演していたボビイですので、ライブ・ギグを思わせるピアノの弾き語りが堂に行っています。最小限のリズム・セクションをバックに歌う8曲は、ビートルズ・ナンバーやキャロル・キング、バート・バカラックらのポップ・チューンや映画音楽のカヴァー、スタンダードなど珠玉のトラック揃いです。現在ならラウンジ系としてくくられる、ジャズ・フレーバーとソフト・ロック風なテイストがブレンドされたサウンドの原型が聴かれます。 ●ドント・ゴー・トゥ・ストレンジャーズ/エタ・ジョーンズ  サウス・カロライナ州出身で、40年代にアポロ劇場のコンテストに出場するなどしてキャリアを重ね、57年にアルバム・デビューを果たしているエタ。60年から62年頃にかけては、プレスティッジに都合7枚のリーダー・アルバムを残すことになりますが、それというのも、最初にリリースしたこのアルバムのヒットによるところが大きいようです。シングル・カットされたタイトルチューンは、今ではそれほどキャッチーには聞こえないブルースですが、ここでのリチャード・ワイアンズ(p)、スキーター・ベスト(g)など一流メンバーの伴奏陣も上々で、スタンダードを中心とする全10曲をエタはほどよくブルージーに歌い上げています。 ●ワンス・アラウンド・ザ・クロック/パトリシア・スコット  ウィスコンシン州ミルウォーキーの出身のパトリシアは、地元のバンドシンガーを経たのちに進出したシカゴでソロ活動を始めます。ラジオやTVに出演し、CBSのショー番組、『イン・タウン・トゥナイト』でレギュラーを2年間務めました。ショーでは、ジョニー・デスモンドやエディ・フィッシャーらと共演し、50年代半ばにはシングル盤もリリースしています。58年のABCパラマウントへのデビュー・アルバムにあたるここでは、大物プロデューサー、クリード・テイラーのオーケストラがバックを担い、メンバーにはジミー・クリーブランド(tb)、フィル・ウッズ(as)のクレジットも見られます。短めな曲が並ぶ中、パトリシアはオリジナルも1曲提供し、全編にわたりハスキー・ヴォイスでリスナーを引きつけます。 ●モーズ・アリソン・シングズ  ミシシッピ州出身のアリソンは、6才頃から父親の影響でピアノを習い、高校時代はデキシーバンドでトランペットをプレイしていました。57年にNYに進出し、プレスティッジからアルバム・デビューを果たします。ピアノ・トリオを基盤に、一部で弾き語りやトランペットを聞かせるアルバムをその後も次々にリリースします。その一方で、ピアニストとしてジェリー・マリガンやチェット・ベイカーらと共演し、アル・コーンー〜ズート・シムズのグループに参加するなどの実績も残します。このアルバムは、プレスティッジに吹込んだ5枚のアルバムの中から、弾き語りナンバーを編集した企画盤で、選曲もブルースやカントリー、エリントン・ナンバー、オリジナルなどバラエティに富んでいます。弾き語りシンガーらしく、シャウトすることない語りかけるような歌いぶりに特長があります。 ●アット・ベイジン・ストリート・イースト/ベティ・セントクレア  ディジー・ガレスピーのバンドシンガーとして40年代初めに1年ほど在籍したベティは、ガレスピーに絶賛され、エロール・ガーナーの伴奏で歌ったこともあるという経歴などからも、その実力のほどが窺えます。それにもかかわらずレコーディングの数は少なく、55年にジュビリーに吹込んだ2枚の10インチ・アルバム(のちに抱き合わせて12インチ化)のほかは、アルバムはこの1枚ぐらいかもしれません。59年のシーコへの吹込みで、タイトルはライブ・アルバムのように見えますが、実際にはスタジオ・レコーディングです。ベティの歌いぶりはかなり白人的といえるクールなもので、スタン・フリー(p)カルテットがバックとクレジットされますが、実質的なリーダーはマンデル・ロウ(g)で、スウィンギーなサウンドづくりに貢献しているところも聴きどころです。 ●パスト・ミッドナイト/マーガレット・ホワイティング  デトロイト出身のマギーことマーガレットは、「ミス・ブラウン・トゥ・ユー」や「ヒーズ・ファニー・ザット・ウェイ」などの作曲者として知られるリチャード・ホワイティングの娘にあたります。14歳で父を失いますが、40年にラジオショーでプロデビューし、その後はバンドシンガーなどを経て、40年代後半にはソロとしてキャピトルなどから多くのヒット曲を飛ばし、アルバムも残します。このアルバムは、60年のMGMへの音源で、ラス・ガルシアが指揮、編曲にあたるLAレコーディングのメンバーの詳細は不明です。ビッグバンド、ストリングス、コンボを硬軟自在に使い分け、スタンダード中心の選曲にそれぞれ最適なバックをつけるガルシアの手腕が光り、ナチュラルにスウィンギーさを前面に出すマギーの歌を生かし切っています。 ●プレイグラウンド/シーラ・ジョーダン  デトロイト出身のシーラは、62年にブルーノートからアルバム・デビューしましたが、チャーリー・パーカーがデトロイトに来た10代のときに、パーカーのライブ会場に押しかけるほどのジャズ好きでした。デビュー・アルバム後は長い低迷の期間が続きますが、70年代半ばに日本のレーベルから自身2作目のリーダー・アルバムを出してからは、さまざまなレーベルにいろいろなレコーディングをしています。器楽プレイヤーとのコラボを常に意識しているシンガーで、どのアルバムからもミュージシャンとの信頼関係が伝わるのがワン&オンリーなところです。このアルバムもそんな1枚で、当時ECMの専属だったスティーヴ・キューン(p)のトリオをバックに・・・というか、彼のトリオに加わる形で79年に吹込まれました。ここでは、キューンの既存のオリジナル6曲を、キューンの圧巻なプレイに乗りながら、違和感なく歌曲として歌いとおしています。 ●ザッツ・ヒム!/アビー・リンカーン  シカゴ出身のアビーは、10代からダンス・バンドのシンガーとして巡業し、51年にはウエスト・コーストで2年ほどクラブ歌手として歌っています。50年代後半になると、ハリウッドのクラブでかなり名を知られるようになり、56年からは“リンカーン”と名乗り、キャピタルからアルバム・デビューを果たします。このアルバムは、57年~59年にリバーサイドに吹込んだ3枚のアルバムのうちの1枚目にあたり、当時リバーサイドの契約下だったスターたち、ソニー・ロリンズ、ケニー・ドーハム、ウィントン・ケリーなどの豪華な面々がバックを担うあたりにも、アビーへの期待が高かったことが伝わります。ここでは、ビリー・ホリディが愛唱したナンバーを多く選曲しながらも、アビー流に消化した完成された歌となっているところが見事です。 ●マッド・アバウト・ザ・マン/カーメン・マクレエ  NY出身のカーメンが最初に知られるようになったのは、ビリー・ホリディが39年に録音した「ドリーム・オブ・ライフ」の作曲者としてでした。実質デビューの50年頃にはすでにスタイルが完成され、55年~60年にかけてのデッカ、カップとの契約時代に充実期を迎えます。このアルバムは、57年にデッカに吹込まれた企画盤で、イギリスの作曲家、ノエル・カワードの楽曲を12曲歌っています。劇作家、ピアニストとしても知られるカワードですが、「マット・アバウト・ザ・ボーイ」以外の彼の曲は、ジャズではあまり歌われません。ここでは、ジャック・プレイス編曲、指揮によるレイ・ブライアント(p)を中心とする端正なバンドサウンドに乗り、叙情味たっぷりに歌う絶頂期のカーメンを思う存分聴くことができます。 ●1951-1952/ローズマリー・クルーニー  ケンタッキー州出身のロージーは、20歳前後で芸能界入りし、50年に出演したTV番組、「ソングズ・フォーセール」で一躍有名になります。その翌年に、「カム・オン・ア・マイハウス」が大ヒットとなり、その後もヒット曲を連発させ、50年代を代表するポップス・シンガーになります。なおかつジャズ・ボーカル・アルバムも多数残し、ジャンルを超えたアメリカを代表する白人女性シンガーとして君臨します。このアルバムはタイトルどおり、51年から52年にかけてラジオ放送用に録音されていた音源を、88年にハインドサイトがコンパイルしリリースしたもので、ロージーが既存のアルバムなどで吹込んでいない楽曲を多く含んでいます。アレンジャーや参加ミュージシャンは不明ながらも、伴奏、音質とも上々で、スターダムに昇りつめて間もない、瑞々しいロージーの歌を堪能できる1枚に仕上がっています。 7月2日の曲目 3日の曲目 4日の曲目 5日の曲目 6日の曲目   ※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

名物店主による「JAZZ指南」

7月2日/ヨーロッパのレーベル特集~ECM編 7月3日/最後の巨人ソニー・ロリンズ 7月4日/The Jazz History~ジャズ誕生からビバップ革命まで 7月5日/The Jazz History~モダンジャズ黄金時代 7月6日/The Jazz History~ハードバップの打開策編 7月9日/The Jazz History~ロックに対抗する60年代ジャズ 7月10日/白いジャズ黒いジャズ 7月11日/グルーヴ/スィングの意味 7月12日/有名盤のB面に潜む名演 7月13日/知られざる名盤 7月16日/マニア好みのヨーロッパ盤 7月17日/即興とサウンドの融合としてのマイルス・ミュージック 7月18日/個性の音楽としてのジャズ 7月19日/ジャズ・サウンドとは 7月20日/講演~サイドマンとしてのジャッキー・マクリーン 7月23日/サイドマンとしてのトミー・フラナガン 7月24日/サイドマンとしてのジョン・コルトレーン 7月25日/サイドマンとしてのウィントン・ケリー 7月26日/サイドマンとしてのケニー・ドリュー 7月27日/90年代以降の名盤 THE JAZZオンエア曲リスト ※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

7月8日・14日/追悼~永遠のヤングマン 西城秀樹

 5月16日に亡くなった歌手・西城秀樹さんを偲んでお送りします。  1972年「恋する季節」でデビュー。同世代の郷ひろみ、野口五郎と共に“新御三家”と呼ばれ、音楽番組だけでなく、CMやドラマなど幅広く活躍。その圧倒的な声量、情熱的に叫ぶような歌声、派手なアクションやセクシーな衣装は、当時のお茶の間に大きなインパクトを与えました。中でも、1979年の「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」は自身最大のセールスを記録し、人気を不動のものとしました。2003年からは闘病生活を余儀なくされましたが、不屈の精神力でステージへ復帰。5月に亡くなるまで、歌手として生涯現役を貫きました。 曲目 7月15日・21日/伍代夏子 特集 曲目 7月22日・28日/藤山一郎 特集 曲目 7月29日・8月4日/島倉千代子 特集 曲目 ※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

7月7日/服部良一 モダンサウンド

 今回のテーマは作曲家・服部良一。戦前から曲を書き続け、「青い山脈」や「東京ブギウギ」といった国民的名曲を生み出したメロディーメーカーであると同時に、編曲者であり作詞家であり指揮者でもありました。ジャズを取り入れたそのサウンドは、日本のポップスの原型と呼べるのではないでしょうか。番組では「服部良一 モダンサウンド」と題して、よりジャズを志向した作品や後年のカバー作品など珍しい曲を中心にお届けします。代表曲の「銀座カンカン娘」はビクタースインガーズのすばらしい演奏で。ダークダックスの歌唱でおなじみの「山寺の和尚さん」はザ・ピーナッツによるカバーを。その他、灰田勝彦の名曲「東京の屋根の下」、由紀さおり「香港夜曲」、しばたはつみ「別れのブルース」ほか。(再放送=7月8日・14日・15日) 7月7日の曲目 21日の曲目 ※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。