音楽とオーディオは切っても切れない関係。音楽好きは、より深く、より楽しく音楽を楽しもうとすれば、良いオーディオが必要。そしてさらに深く自分のオーディオを楽しもうとすれば、より良い音楽ソフトが必要になります。そんな車の両輪ともいえる、ハード（オーディオ）ソフト（音楽）の両面を語る、オーディオ・ファンのための待望のプログラム。出演はオーディオ各誌で健筆を振うオーディオ評論家の鈴木裕。

　老舗の大ブランド、デノン。コンシューマー向けとして数々の伝説的な製品を生み、放送局でもアナログ製品をはじめ数多くのモデルが採用されてきました。最近のデノンは新世代に向けた製品をリリース、この日は新製品SACDプレーヤー「DCD-2500NE」の音質を体験します。サウンドのダイレクション（方向性）を決める仕事をしているサウンド・マネージャー、山内慎一さんを迎えてお話しを伺います。

3月10日／注目の海外スピーカー4種とグラミー賞作品

　比較的安い価格帯で、注目のスピーカー4機種を紹介します。ダリ「ZENSOR PICO」ペア38,000円、タンノイ「Mercury 7.1」ペア44,000円、エラック「Debut B-6」ペア70,000円、ディナウディオ「Emit M10」(オープン価格)。音楽はグラミー賞を受賞した2作品を紹介。西アフリカのシンガー、アンジェリック・キジョーの「アンジェリック・キジョー・シングス」(FTN16042）、ハイチ、フランス人の血を引くアメリカのジャズ・ボーカル、セシル・マクロリン・サルヴァントの「フォー・ワン・トゥ・ラヴ」（MAC1095）。

3月17日／ハイ・ファイ・ジャパンとアナログ・レコード

　ゲストは2回目の登場となるオーディオ輸入商社Hi-Fi JAPANの繁田貞美さん。Hi-Fi JAPANはオーディオ・ファイルご用達のレーベル「タケット（TACET）」やオーディオ・ファイル向けソフトも販売するAccustic Arts（ドイツ）を扱っていますがそのアコーステッィク・アーツがレコードを作り始めました。ヨーロッパでも相当なアナログ・ブームということで、繁田さんが見聞きした興味深い話を伺っていきます。音楽はTACETやAccustic Artsのレコードを中心にお送りします。

3月24日／デジタル・オーディオのクロックの精度について

　最近のデジタル・オーディオのクロックの精度について最近考えたことをお話ししたいと思います。こういうと多くの方から敬遠されがちな難しい話になりそうですが、結論としてはアナログって優れた形式だなあ、ということになると思います。音楽は話題の女性ジャズ・ボーカルを二人紹介。「ジャズ批評」のジャズオーディオ・ディスク大賞2015ヴォーカル部門で金賞を受賞したキアラ・パンカルディ「アイ・ウォーク・ア・リトル・ファースター」（Challenge CR73409)そしてグラミー・ノミナーターのイタリア人、デニー・ドナテッリ「ファインド・ア・ハート」（SAVANT SCD2150)。（鈴木）

3月31日／三好由美高音質CDとオーディオ・リプラス

　福井をベースに活動している二人がゲスト、ジャズ・シンガー三好由美さんと、オーディオ・リプラスの筏隆一さんです。アーティストとレコーディング・エンジニアという組み合わせのゲストはこれまでにもありましたが、今回はオーディオ・アクセサリー・ブランド。三好由美のデビューアルバム「This Time」のマスタリング・スタジオに筏さんがオーディオ・リプラスのアクセサリーを持ち込み音の仕上げをお手伝いしました。さてその効果は？アクセサリー使用前の音源と聴き比べで実証します。

●マスタリング機材で使用したオーディオリプラス製品

壁コンセント：RWC-2RU／コンセントプレート：CPP-2SZ/HG

電源ボックス：MQP-2-SIG ／電源ボックス：SBT-4SZ/HG-MK2R　

コンセント汎用プレート：CPC-35SZ-SE ／電源ケーブル：RPS-RH9000SZ

ケーブルスタビライザー：CNS-7000SZ

3月3日の曲目　10日の曲目　17日の曲目　24日の曲目

※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

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