121chTHE CLASSIC

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(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週火~土)0:00~6:00
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一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。

<10月放送分のおススメ>
 1960年秋、N響初の海外公演の各国での演奏を収めた「NHK交響楽団世界一周演奏旅行1960」8枚組は、故中村紘子や堤剛、没後10年の岩城宏之、園田高広などの若き日の奮闘ぶりをきくことのできる、貴重な音のドキュメント(9月28日、ほか)。サロネン指揮フィルハーモニア管による新作「中国の不思議な役人」ほかのバルトーク作品集は、鮮烈な音のドラマ(14日)。シュトゥットガルト放送交響楽団と合併することになったバーデンバーデン&フライブルクSWR交響楽団が、かつてのシェフのミヒャエル・ギーレン指揮で録音したブルックナーの交響曲全集10枚組は、鋭利な響きのよき記念(18日、ほか)。(山崎浩太郎)

9月26日:この秋から音楽監督に就任、新時代が期待される上岡敏之と新日本フィルの「巨人」。『シン・ゴジラ』ヒットで盛り上がる「ゴジラ」、1954年の第1作の映画音楽を新録音した、和田薫指揮日本センチュリー響による「映画「ゴジラ」(1954) ライヴ・シネマ形式全曲集」。ヴァイオリンの天満敦子が無伴奏でひく「in 無言館」。
9月27日:タワーレコード・ヴィンテージ・コレクションのシリーズから、まずコリン・デイヴィスとコンセルトヘボウ管がアナログ時代末期にフィリップスに録音した、懐かしい響きの「ハイドン:ロンドン交響曲集」から2枚。続いてドラティ指揮ロンドン響の「ブラームス:交響曲全集、他」から2枚。
9月28日:ジョージ・セル(指揮)クリーヴランド管のベートーヴェンの序曲集を、最新リマスターのSACDハイブリッド盤で。N響の1960年世界旅行のライヴ録音集「NHK交響楽団世界一周演奏旅行1960」8枚組から3枚。
9月29日:27日のハイドンとブラームスの残りに続いて、没後400年のシェイクスピア時代の音楽を、ドイツのバロック・アンサンブル、ザ・プレイフォーズの演奏で。
9月30日:マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放響がシャブリエ、ガーシュウィンなどの狂詩曲をあつめたアルバム「ラプソディ」。スイス・ロマンド管の新譜を2枚、まずネーメ・ヤルヴィ指揮のイベールの管弦楽作品集、続いて山田和樹指揮によるルーセル、ドビュッシーなど。

10月3日:バッハはフォルテピアノを用いていたと推測する武久源造が、ガンバ奏者の市瀬礼子と共演した「バッハの錬金術Vol.1」。1962年に日本フィルに客演したミュンシュ指揮の幻想交響曲。「NHK交響楽団世界一周演奏旅行1960」から、ワルシャワでの日本作品演奏会。
10月4日:シューベルトの交響曲全集が好評だったマナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムの新譜は、メンデルスゾーンの「イタリア」ほか。フランスの鍵盤楽器奏者モード・グラットンによる「J.S.バッハ: 後期オルガン作品さまざま」。
10月5日:ステレオ初期の名盤として知られるセル指揮クリーヴランド管によるベートーヴェンの交響曲全集から、最新リマスターのSACDハイブリッドで3枚。
10月6日:オランダのソプラノ歌手アン・カンビエがフェルミューレンのフォルテピアノ伴奏で歌うモーツァルトとハイドンの歌曲集。シモン・ゴールドベルクが1993年に水戸室内管弦楽団を指揮した「ラスト・コンサート」。
10月7日:近年ファンが増えているブルックナー:弦楽五重奏曲を、ドイツの名手が集うバルトルディ弦楽五重奏団の演奏で。パーヴォ・ヤルヴィ指揮N響のシュトラウス・シリーズの新譜、「ドン・キホーテ」ほか。パッパーノ指揮サンタ・チェチーリアのライヴ録音で、シューマンとエルガーの交響曲集。

10月10日:2005年にミュンヘン国際音楽コンクールヴァイオリン部門で1位を獲得した岡崎慶輔が伊藤恵(ピアノ)と共演した「DUO 5」。「NHK交響楽団世界一周演奏旅行1960」から、園田高弘、松浦豊明との共演など2枚。
10月11日:マゼール指揮ウィーン・フィルが60年代にデッカに録音したシベリウスの交響曲全集のリマスター盤から2枚。若くして亡くなったデイヴィッド・マンロウとロンドン古楽コンソートによる「ゴシック期の音楽」。
10月12日:バックハウスとベーム指揮)ウィーン・フィルの1967年の名盤、ブラームスのピアノ協奏曲第2番のSACDシングルレイヤー。若きブーレーズがフランス国立放送管を指揮したストラヴィンスキーの「春の祭典」など、1963年と64年のステレオ・ライヴ。
10月13日:ブリジット・カニンガム率いるロンドン・アーリー・オペラがヘンデル時代のコンサートを再現した「ヴォクソールのヘンデル Vol.1」。クナッパーツブッシュ(指揮)ウィーン・フィルの「ワルキューレ」第1幕ほかのSACDシングルレイヤー。
10月14日:サロネン指揮フィルハーモニア管による「中国の不思議な役人」など、バルトーク作品集。俊英コンラッド・タオの「ピクチャーズ~展覧会の絵」。

10月17日:生誕150年のサティ作品に高橋アキが再び録音する「プレイズ・エリック・サティ 3」。「NHK交響楽団世界一周演奏旅行1960」から、16才当時の故中村紘子のピアノでショパンとベートーヴェンの協奏曲など。
10月18日:ギーレン指揮バーデンバーデン&フライブルクSWR響によるブルックナーの交響曲全集から、第1~3番。
10月19日:オイロディスクの名盤をSACD化したタワーレコードのシリーズから、ブリュショルリ(ピアノ)の協奏曲集。スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立響の演奏で、爆演ライヴとして名高い「ダフニスとクロエ」第2組曲などラヴェル作品集。
10月20日:ベネデット・マルチェッロとパレストリーナの合唱曲集、ダウランドのヴィオール作品集。日系指揮者キンボー・イシイによるフィビヒの歌劇「メッシーナの花嫁」。
10月21日:アメリカの鬼才オルガニスト、キャメロン・カーペンターの「オール・ユー・ニード・イズ・バッハ~バッハ作品集」。チェコの俊英ネトピル指揮エッセン・フィルほかによるマルティヌーの歌劇「アリアーネ」。

10月24日:寺嶋陸也の2枚組「寺嶋陸也ピアノリサイタル ~シューベルト3大ソナタを弾く~」。大活躍の新鋭三浦文彰(ヴァイオリン)が田村響(ピアノ)と共演した「ツィゴイネルワイゼン~名曲コレクション」。
10月25日:ヤン・ファン・へッケ(リコーダー)による、バッハのトリオ・ソナタ5曲のリコーダーと鍵盤楽器編曲版。ギーレン指揮のブルックナーの交響曲第6番と第7番。
10月26日:オイロディスクの名盤をSACD化したタワーレコードのシリーズから、ケルテスとケンペのバンベルク響録音集。
10月27日:ボロン指揮フライブルク劇場の演奏で、19世紀後半にヨーロッパで高い人気を誇ったゴルトマルクの歌劇「シバの女王」。若松夏美(ヴァイオリン)、成田寛(ヴィオラ)、鈴木秀美(チェロ)によるモーツァルトのディヴェルティメント変ホ長調 K.563。
10月28日:イブラギモヴァが第1ヴァイオリンをつとめる、キアロスクーロ四重奏団によるハイドン作品集。ギーレン指揮バーデンバーデン・フライブルクSWR響のブルックナー交響曲全集から、第8番と第9番。

THE CLASSIC オンエア曲リスト

山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<9月放送分のおススメ>
 東京交響楽団との活動も絶好調のジョナサン・ノットが、バンベルク交響楽団を指揮して2003年から11年にかけて完成したマーラーの交響曲全集。SACDのボックスを5回に分けてお送りします(8月30日~9月20日)。生誕150年の作曲家サティ。その大作「ソクラテス」などの歌曲を、現代を代表する名歌手バーバラ・ハニガンがヴェテランのデ・レーウのピアノで、妖しくまた儚く歌う1枚(8日)。サティではシェプスのひくピアノ曲集も注目盤(13日)。メトロポリタン歌劇場の次期監督となるネゼ=セガンが、バーデン・バーデンで指揮するモーツァルト歌劇シリーズに「フィガロの結婚」が登場(15日)。

8月29日:成長を続ける辻井伸行の新譜は、リストのピアノ・ソナタロ短調とラヴェルの「夜のガスパール」という難曲2つ。小澤征爾が水戸室内管を指揮したベートーヴェンの交響曲第5番。このオーケストラが指揮者なしで演奏したモーツァルト:クラリネット協奏曲(リカルド・モラレス独奏)との組合せ。
8月30日:ヴェーグがカメラータ・アカデミカを1996年に指揮したシューベルトの交響曲第1~4番。東京交響楽団で活躍するジョナサン・ノットがバンベルク響を指揮したSACDのマーラー:交響曲全集から、「巨人」と「復活」。
8月31日:帝政ロシア出身の指揮者ニコライ・マルコが、1950年代後半にBBC響を指揮した放送録音集4枚組。マルコがレニングラードで世界初演したショスタコーヴィチの交響曲第1番など。
9月1日:ドイツのバロック・アンサンブル、ザ・プレイフォーズがルター時代の音楽を集めた軽妙な「ルターは踊る」。ハーゼルベック指揮のピリオド・オーケストラによるベートーヴェンの「エグモント」。シルマー指揮ミュンヘン放送管、リボールとシューコフの歌によるレハール後期のヒット作「ジュディッタ」。
9月2日:ゲルギエフがロンドン響を指揮して、お得意のベルリオーズから劇的交響曲「ロメオとジュリエット」。好調のホーネック(指揮)ピッツバーグ響による、力強いチャイコフスキーの「悲愴」。

9月5日:ミュンシュ指揮日本フィルによる、1962年ステレオ・ライヴのブラームスの交響曲第1番。現代日本の作曲家、藤倉大のオーケストラル作品集「世界にあてた私の手紙」。斎藤雅広と仲間たちが杉並公会堂の3台のピアノをひく「華麗なるピアノ3重弾!」。
9月6日:来日公演も好評だったベルリン古楽アカデミーの「水上の音楽」。ノットとバンベルク響のマーラー:交響曲全集から第3番と第4番。メジューエワ(ピアノ)の「四季~チャイコフスキー・アルバム」。
9月7日:マリナー指揮のブランデンブルク協奏曲と管弦楽組曲全曲。フルトヴェングラーのデッカ録音、トスカニーニのローマ三部作。
9月8日:ドゥセ指揮アンサンブル・コレスポンダンスの「デュモン:ルイ14世の礼拝のためのモテットと聖体奉挙の音楽」。バーバラ・ハニガン(ソプラノ)とデ・レーウ(ピアノ)のサティ歌曲集。チェコ音楽の巨匠ビエロフラーヴェク指揮BBC響とブラショヴァ、スメクの歌うスメタナ:歌劇「ダリボル」全曲。
9月9日:ビシュコフ指揮の「ウィーン・フィル・サマーナイト・コンサート2016」。ゲルギエフ指揮ロンドン響のスクリャービンの交響曲第1番と第2番。LSOパーカッション・アンサンブルによるライヒ作品集。

9月12日:ウィーン・フィルのコンサートマスター、シュトイデが広島交響楽団と共演したメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とベートーヴェンの交響曲第5番。山田一雄指揮都響の「シェエラザード」。森麻季(ソプラノ)の歌う「春の声」。
9月13日:ノット指揮バンベルク響のマーラーの第5番と第6番。オルガ・シェプス(ピアノ)のサティ作品集。
9月14日:デ・ワールト指揮コンセルトヘボウ管の70年代録音集。カラヤンの幻の戦時中の録音、リンツの大ドイツ放送帝国ブルックナー管弦楽団との「フーガの技法」。
9月15日:ハルジー指揮ロンドン交響楽団合唱団によるラフマニノフの晩祷。メトロポリタン歌劇場の次期監督となるネゼ=セガンがバーデン・バーデンで指揮した「フィガロの結婚」全曲。
9月16日:メジューエワの2枚組「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集第3集」。ワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルによるチャイコフスキーの交響曲集。

9月19日:新日本フィルのコンサートマスター崔文洙と、新任の音楽監督上岡敏之(ピアノ)のデュオによる、バッハとシューマンのヴァイオリン・ソナタ集。ラザレフ指揮日本フィルによる重量級の「レニングラード」。
9月20日:ノットとバンベルク響のマーラー:交響曲全集から第8番と第9番。読響の首席客演指揮者コルネリウス・マイスターとウィーン放送響による新作舞曲集「「タンツムジーク」。ジャン=ギアン・ケラスがペルシャの民族楽器と共演、日本公演も絶賛された「トラキアの伝統音楽」。
9月21日:ケンペ指揮ベルリン・フィルの50年代末の初期ステレオ録音集を、SACDの新規マスタリングで。
9月22日:フォリアーニ指揮のバート・ヴィルトバートのロッシーニ音楽祭のライヴで「ランスへの旅」全曲。アメリカのバロック・アンサンブル、ムジカ・セクエンツァの「サンプリング・バロック・ヘンデル」。
9月23日:ポール・ルイスとハーディング指揮スウェーデン放響によるブラームスのピアノ協奏曲第1番。ダウスゴー指揮シアトル交響によるマーラーの交響曲第10番(クック版)。「浄夜」の原流を探るカルネッリ指揮の「シェーンベルクの『浄夜』に向かって」。

THE CLASSIC オンエア曲リスト

山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<8月放送分のおススメ>
 92歳のスクロヴァチェフスキが読売日響を指揮した、ブルックナーの交響曲第8番の今年のライヴ。衰えを知らぬ剛毅(1日)。今月はこの曲がベーム&ベルリン・フィルの1969年ライヴ(17日)、ルイージ&チューリッヒの第1稿(26日)と、それぞれの魅力で3種登場します。
 故アーノンクールが引退直前に指揮したベートーヴェンのミサ・ソレムニスは、まさにその音楽的遺言。ピリオド楽器による平和希求の音楽(5日)。
 1976年イスラエル生れのピアニスト、シャイ・ウォスネルの新譜は、ハイドンとリゲティ、18世紀と20世紀のカプリッチョと協奏曲を鏡のように配した、センスの光る1枚(26日)。(山崎浩太郎)

8月1日:明日のスターを発掘することで知られる浜松国際ピアノコンクール。アレクサンデル・ガジェヴなど、昨年の優勝者、入賞者の演奏をあつめた2枚組。92歳のスクロヴァチェフスキ(指揮)読響のブルックナー:交響曲第8番。ようやく一般発売された、2014年の小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラによる幻想交響曲。
8月2日:チェロ奏者、指揮者として活躍するオフェリー・ガイヤール。コルティ(フォルテピアノ)など若き名手とともに、「C.P.E.バッハ作品集第2集」。中国出身、パリで高い人気を誇るシュ・シャオメイ。その原点となったゴルトベルク変奏曲、待望の再録音。
8月3日:来日公演も好評のベテラン、アモイヤルの70年代の録音から、ラロやブルッフなど。生誕130年のフルトヴェングラー、セブンシーズのライヴのリマスタリング・シリーズから2枚。
8月4日:フランスの新世代のピリオド楽器アンサンブル、ル・セルクル・ドゥラルモニーを率いるジェレミー・ロレール。新進歌手とライヴ録音したモーツァルトの「後宮からの逃走」。メトロポリタン歌劇場での初演が話題となったコリリアーノの「ヴェルサイユの幽霊」初録音。
8月5日:名手フランク・ペーター・ツィンマーマンがスルク指揮バイエルン放送室内管と完成したモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集第2巻。タメスティとの共演もききもの。アーノンクールの音楽的遺言、ベートーヴェンのミサ・ソレムニス。

8月8日:サイトウ・キネン・フェスティバルで2011年に上演された小澤征爾指揮の「青ひげ公の城」、ようやく登場。今年没後20年の「武満徹の軌跡~名作セレクション1957-1995」。岩城宏之指揮札幌交響楽団による「シェエラザード」ほか。
8月9日:エスター・ホッペがモーツァルト所有のヴァイオリンを用いて演奏した「モーツァルトのコスタ・ヴァイオリン」。ハンガリーの俊英バラーティとハンガリー室内管弦楽団によるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集。ピアノのエリザベス・ジョイ・ロウがひくフィールド:ノクターン全集。
8月10日:クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルの1954年のベートーヴェン演奏会ほか。フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルのベートーヴェン交響曲集。
8月11日:「東京・春・音楽祭」での指揮が好評だったリチャード・エガー。クリストファー・ギボンズ、ヘンデル、サリヴァンなど、イギリス音楽史をふりかえって。
8月12日:ドイツの若手クリッヒェルがミヒャエル・ザンデルリンク指揮ドレスデン・フィルと共演したラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ほか。ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ響のプロコフィエフ・シリーズから、交響曲第5番。マンゼ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルのヴォーン・ウィリアムズの交響曲第2番と第8番。

8月15日:札幌交響楽団のアーカイヴから、ステレオ録音をSACDで発掘するシリーズより、渡邉暁雄指揮のシベリウス、朝比奈隆指揮のシューマン、山田一雄指揮のチャイコフスキー。
8月16日:極小人数でモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏するスホーンデルヴルト(フォルテピアノ)とクリストフォリ・アンサンブルのシリーズから、第22番と第24番。チェロの名手クニャーゼフがオルガンをひいた、ゴルトベルク変奏曲。
8月17日:ベーム指揮ベルリン・フィルのステレオ・ライヴ、1968年のストラヴィンスキーの「火の鳥」組曲ほか、1969年のブルックナー:交響曲第8番。1952年の「ローマのフルトヴェングラー《田園・運命・英雄》」。
8月18日:ラリー・フォスター指揮NDRラジオフィル、バラインスキーやシュコフによるシュトラウスの「ジプシー男爵」全曲。ボストリッジが今世紀初頭に録音したフランス歌曲集。
8月19日:アンドリス・ネルソンスがボストン響を指揮したショスタコーヴィチの交響曲集第2弾、5、8、9番。バボラーク(ホルン)と菊池洋子(ピアノ)によるヒンデミット作品集。

8月22日:没後10年の岩城宏之の指揮で、札幌交響楽団のアーカイヴからベートーヴェンの交響曲第4番と第7番。オーケストラ・アンサンブル金沢との新作委嘱集「21世紀へのメッセージ」4枚組から2枚。
8月23日:岩城宏之(指揮)オーケストラ・アンサンブル金沢との新作委嘱集「21世紀へのメッセージ」4枚組から、武満作品など2枚。クレーメル(ヴァイオリン)と吉野直子(ハープ)による1996年のアルバム「Insomnia(眠れない夜)」。
8月24日:トスカニーニ指揮NBC交響楽団の1951年の偶発的ステレオ録音による、ヴェルディのレクイエム。フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルのライヴ2枚。
8月25日:オランダの新鋭リコーダー奏者、ボスグラーフとアンサンブル・コルデヴェントによるテレマン作品集。フランスの俊英、ラファエル・ピション率いるアンサンブル・ピグマリオンによるラモーの歌劇「カストールとポリュックス」全曲。
8月26日:イスラエルのピアニスト、シャイ・ウォスネルがひくハイドンとリゲティの協奏曲。来日公演も好評だったスラットキン指揮フランス国立リヨン管によるラヴェルのオーケストレーション作品集。ルイージ指揮フィルハーモニア・チューリッヒによるブルックナーの交響曲第8番。第1稿というのがききもの。

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出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。