121chTHE CLASSIC

ニューディスク・ナビ


(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週火~土)0:00~6:00
ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。

<6月放送分のおススメ>
 昨年没後50年を迎えた、「海ゆかば」で名高い信時潔。代表作のカンタータ「海道東征」の、湯浅卓雄指揮の藝大ライヴと山田和樹指揮の熊本ライヴ、2種の演奏がCD化。1週おいてききくらべ(6日・13日)。新解釈や編曲などで新たな顔をみせるシューベルト作品たち。まずは親子二代のテノール、クリストフ・プレガルディエンの息子ユリアンが歌う「シューベルティアーデ」は、マルク・アンタイなどラテン語圏の古楽器トリオとの編曲版の歌曲集(9日)。続いてエベーヌ四重奏団の新譜は、ゴーティエ・カピュソンを加えた弦楽五重奏曲と、バリトンのゲルネを弦楽で伴奏する歌曲(24日)。(山崎浩太郎)


5月30日:2015年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール第3位に入賞にしたピアニスト、實川風のデビュー・アルバム「ザ・デビュー」。堀米ゆず子のひくバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲。オーボエ奏者の広田智之がクラシックとロックの名歌を奏した「二つの魂」。
5月31日:来日公演も好評のヴェテラン、ペーター・レーゼルがブラニー指揮ドレスデン国立歌劇場室内管と共演したモーツァルトのピアノ協奏曲集第6巻。今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにも登場したピアニスト、ジョナス・ヴィトーによるチャイコフスキーの「四季」。
6月1日:モントゥーが亡くなる直前に北ドイツ放響を指揮したモーツァルトの「ハフナー」交響曲などのSACD。オルティスとゴメス=マルティネス指揮ロイヤル・フィルによるヴィラ=ロボスのピアノ協奏曲全集。
6月2日:ピリオド楽器のロンドン・ハイドン四重奏団による、ハイドンの弦楽四重奏曲「プロシャ王セット」。リッカルド・フリッツァがイタリアのマルティナ・フランカの音楽祭で指揮したヴェルディの歌劇「ジョヴァンナ・ダルコ」。
6月3日:現代日本を代表する弦楽四重奏団、クァルテット・エクセルシオによるベートーヴェンの「ラズモフスキー・セット」。ネゼ=セガン指揮バイエルン放響によるマーラーの「巨人」。コルネリウス・マイスター指揮ウィーン放響によるブルックナーの交響曲第9番とミサ曲第3番。

6月6日:信時潔の代表作、交聲曲「海道東征」を、初演団体の東京音楽学校の後身、湯浅卓雄指揮の東京藝大のアンサンブルで。N響のオーボエ奏者、茂木大輔の2枚組「パリのアメリカ人~オーボエ・ジャズ室内楽~」。
6月7日:遅いテンポでマニアの熱狂を呼ぶレミ・バロー指揮ザンクトフローリアン・アルトモンテ管のブルックナーの交響曲第9番。フランスの新鋭チェロ奏者、クリスチャン=ピエール・ラ・マルカの.バッハの無伴奏チェロ組曲全曲とフランス歌曲の編曲集。
6月8日:ジュリーニとフィルハーモニア管による名盤、ヴェルディのレクイエムをSACDの音で。没後100年のレーガーの作品を、ゆかりの深いアドルフ・ブッシュの演奏で。
6月9日:スラットキン指揮リヨン管弦楽団によるラヴェルの歌劇「スペインの時」。テノール父子鷹、クリストフ・プレガルディエンの「詩的な日記帳」とユリアン・プレガルディエンの「シューベルティアーデ」、2つのシューベルト歌曲集。
6月10日:チューリッヒ・トーンハレ管の新しいシェフ、リオネル・ブランギエの指揮によるラヴェルの管弦楽作品全集4枚組。

6月13日:山田和樹指揮のディスクを2枚。日本フィルとの「グランド・キャニオン」、珍しい山本直純の「えんそく」。横浜シンフォニエッタとの2014年熊本でのライヴで、信時 潔の「海道東征」。藝大盤とのききくらべも面白い。
6月14日:来日公演も好評だったイブラギモヴァとティベルギアンのデュオによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集から第1集。ピノックがロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックのアンサンブルを指揮したモーツァルトの「グラン・パルティータ」、チェンバロをひいた「ジャーニー ~チェンバロ音楽の200年」。
6月15日:ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルのDG録音の名盤、チャイコフスキーの後期三大交響曲を、グランドスラムのオープンリールからの復刻で。
6月16日:ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団が歌った「1615 ガブリエリ・イン・ヴェニス」。ドミンゴが参加した「ヒナステラ生誕100年記念声楽作品集」。いま活躍の目立つピション率いるアンサンブル・ピグマリオンがドイツ・ロマン派作品を歌うアルバム「ラインの娘」。
6月17日:ホリガー指揮ケルンWDR交響楽団によるシューマンの交響的作品全集から、コパチンスカヤのひくヴァイオリン協奏曲など2枚。モルロー指揮シアトル響によるアイヴズの交響曲第4番、「答えのない質問」などのライヴ。

6月20日:ラザレフ指揮日本フィルの熱演でショスタコーヴィチの交響曲第8番。広上淳一指揮東京ガーデン・オーケストラによる「サンダーバード音楽集」。北村朋幹(ピアノ)の「黄昏に ――ブラームス/リスト/ベルク作品集」。
6月21日:グリエルモとラルテ・デラルコによる、アルビノーニの12のトリオ・ソナタ。日下紗矢子をコンサートマスターとするベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラによるバルトークとピアソラの作品集。
6月22日:ラローチャの1986年と77年のライヴで、モーツァルトとベートーヴェンのピアノ協奏曲。アンチェル指揮ウィーン響のチャイコフスキー作品集。
6月23日:クリストフ・ルセ(チェンバロ)が好評の第2巻に続いて録音した、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻。ルネ・ヤーコプス指揮ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内合唱団などによるバッハのヨハネ受難曲。
6月24日:新メンバーによるエベーヌ四重奏団の第1弾は、シューベルト作品集。ゴーティエ・カプソンを加えた弦楽五重奏曲と、ゲルネ独唱の歌曲集。ゲルナーのピアノ、カスプシーク指揮によるパデレフスキとマルトゥッチのピアノ協奏曲。ユロフスキ指揮ロンドン・フィルによるラフマニノフの交響曲第3番など。

THE CLASSIC オンエア曲リスト

山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
<5月放送分のおススメ>
 アルゲリッチとバレンボイムが再びピアノで共演した「ライヴ・フロム・ブエノスアイレス」は、母国アルゼンチンのライヴ。シューマン、ドビュッシー、バルトークを演奏(5月6日)。東京交響楽団の音楽監督として好調のジョナサン・ノットがユンゲ・ドイチュ・フィルを指揮したブルックナーの交響曲第9番は、若いエネルギーを活かした熱演。タメスティもグバイドゥーリナのヴィオラ協奏曲で登場(13日)。1983年生れのフランスの新鋭チェロ奏者、クリスチャン=ピエール・ラ・マルカの「カントゥス」は、ピリオド楽器オーケストラとの共演でバロックから現代まで、祈りの音楽を美しく歌う1枚(27日)。(山崎浩太郎)

5月2日:井上道義が大阪フィルを指揮した、得意のショスタコーヴィチの「レニングラード」交響曲。諏訪内晶子の最新録音は、没後20年の武満 徹の「悲歌」、フランクのヴァイオリン・ソナタなど。幸田延など日本の女性作曲家の系譜をたどる、沼田園子(ヴァイオリン)と蓼沼明美(ピアノ)の「日本の響Vol.4 お百度詣」。
5月3日:クレーメルと来日する個性派若手ピアニスト、ルカ・ドゥバルグのピアノ小品集。シギスヴァルト・クイケンとそのファミリーによる、古典派交響曲とシューベルト、ドビュッシーの作品。
5月4日:ベイヌムとコンセルトヘボウ管弦楽団による、50年代フィリップス録音のブラームスの交響曲全集など。
5月5日:バロック・ヴァイオリンで活躍するフェデリコ・グリエルモとラルテ・デラルコによるヴィヴァルディの「四季」ほか。シュトゥットガルト室内合唱団を率いるベルニウス指揮のバッハのマタイ受難曲。
5月6日:アルゲリッチとバレンボイムの豪華ピアノ・デュオによる「ライヴ・フロム・ブエノスアイレス」。デンマークの女性ヴァイオリニスト、ヴィルデ・フラングとガフィガン指揮フランクフルト放響によるコルンゴルトとブリテンのヴァイオリン協奏曲。

5月9日:さまざまな編曲が登場するゴルトベルク変奏曲。ピアノ・デュオドゥオールの録音は、19世紀ドイツのラインベルガーによる2台ピアノ版。早稲田大学交響楽団、4年に1度のベルリン・ライヴは、林英哲と共演した石井眞木の「モノ・プリズム」ほか。
5月10日:クルレンツィス指揮のモーツァルト・オペラで素晴らしいフォルテピアノをひいたマクシム・エメリャニチェフ。ヴァイオリンのミナーシと共演したモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集と、2人でソロと指揮を分担したハイドンの協奏曲集と、新譜2組が登場。バラーティがストラディヴァリウスの銘器「レディ・ハームズワース」でひいたヴァイオリン小品集。
5月11日:シェリングのステレオ初期のヴァイオリン協奏曲集。オリジナル・テープからSACD化されたシューリヒト指揮パリ音楽院管のベートーヴェン交響曲全集から6曲。
5月12日:太陽王ルイ14世が自ら踊った祭典を指揮者セバスティアン・ドセが再構築した「夜のコンセール・ロワイヤル」。
5月13日:ベルリン・フィルのメンバーを中心とするベルリン・バロック・ゾリステンがゲーベル指揮でライヴ録音した「C.P.E.バッハ:交響曲と協奏曲集Ⅱ」。ノット指揮ユンゲ・ドイチュ・フィルによるグバイドゥーリナのヴィオラ協奏曲(タメスティ独奏)とブルックナーの交響曲第9番。

5月16日:来日公演もある佐渡裕指揮トーンキュンストラー管によるR.シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」。冨田勲(シンセサイザー)の「オホーツク幻想」。キングレコードが1960年代の録音を復活させた豊増昇、松浦豊明、ヨセフ・モルナールのリサイタル。
5月17日:コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーによる室内楽作品集4枚組。
5月18日:「新世界より」など、アンチェル指揮ウィーン響の初期ステレオ録音集。1950年のブルーノ・ワルターのライヴ「ワルター・イン・ストックホルム」。
5月19日:ピリオド楽器によって再評価されつつあるハイドンのオペラ抜粋。フランスの俊英チェンバロ奏者、ジャン・ロンドーの新譜2枚。
5月20日:若き名手ポルテラがダウスゴー指揮ベルリン・ドイツ響をバックに録音したドヴォルジャークとマルチヌーのチェロ協奏曲。メジューエワの「京都リサイタル2013&2015」2枚組は、京都の由緒あるピアノも登場。

5月23日:金子三勇士(ピアノ)のユニバーサル契約第1弾、「ラ・カンパネラ ~革命のピアニズム」。鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンの「J.S.バッハ:世俗カンタータ第6集」。
5月24日:イギリスで大活躍の古楽団体、ダニーデン・コンソートによるバッハのヴァイオリン協奏曲集。ドイツのフォルテピアノ奏者、トビアス・コッホがピリオド楽器アンサンブルと共演したメンデルスゾーン、クルークハルト、ブルクミュラーの作品3枚。
5月25日:ベイヌムとコンセルトヘボウ管によるヘンデル、ドビュッシーとラヴェル、そしてブルックナーの録音集。
5月26日:台湾の少女チェリスト、ナナの「Nana 15」。プルハールと古楽アンサンブルのラルぺッジャータによるカヴァッリ作品集「恋に恋して」。ロバート・キングとキングズ・コンソートによるヘンデルのオラトリオ「エジプトのイスラエル人」のメンデルスゾーン編曲版。
5月27日:1983年生れのフランスのチェロ奏者、クリスチャン=ピエール・ラ・マルカが祈りの歌を美しく奏でる「カントゥス」。イッサーリスとパーヴォ・ヤルヴィ指揮フィルハーモニア管によるエルガーとウォルトンのチェロ協奏曲。アメリカンな熱い演奏で注目のオロスコ=エストラーダとヒューストン響によるドヴォルジャークの交響曲第7番と第8番。

THE CLASSIC オンエア曲リスト

山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ
<4月放送分のおススメ>
 カール・ベームがケルンWDR交響楽団を指揮した「ステレオ・ライヴ1976~80」は、ベートーヴェンの交響曲第7番やブラームスの交響曲第1番などの十八番の気合の入った演奏を、立体感豊かな音質で楽しめる3枚組(3月30日)。ウィスペルウェイ(チェロ)とジャコメッティ(ピアノ)のデュオによるシューベルトとブラームスの作品集第2集は、前者の『しぼめる花』による序奏と変奏曲のチェロ版、そして後者のチェロ・ソナタ第1番を、冴える技術と滋味豊かな響きで(15日)。 エレーヌ・グリモー(ピアノ)のアルバム「ウォーター」は、水にちなんだ名曲をつつらねる、清冽で潤いにみちた1枚(15日)。(山崎浩太郎)

3月28日:東京フィルを指揮して注目を集め続けるバッティストーニの新譜は、昨年の「展覧会の絵」。着実に評価を高める弦楽四重奏団、ロータス・カルテットがチェコの名手カニュカと共演した、シューベルトのアルペジョーネ・ソナタ(ソロチェロ&弦楽四重奏版)など。
3月29日:ドイツのフォルテピアノ奏者として活躍するトビアス・コッホ。ピリオド楽器のケルン・プレイエル四重奏団と共演したシューマン:ピアノ五重奏曲、シューベルト時代の自由な装飾法を大胆に再現したマルクス・シェーファー(テノール)との「美しき水車小屋の娘」。19人の室内オーケストラ、タッシェンフィルハーモニーによるマーラー:交響曲第7番。
3月30日:カール・ベームが晩年の1976~80年にケルン放送交響楽団を指揮した、ステレオのライヴ録音集3枚組。お得意のブラームスの交響曲第1番などを、生々しい音質で。
3月31日:カール・リヒターとミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団による、1958年の伝説的名盤マタイ受難曲 を、最新リマスタリングによるSACDシングルレイヤーの音で。
4月1日:ジョージア(旧名グルジア)出身のピアニスト、ブニアティシヴィリの新譜は、繊細な弱音で音の万華鏡をのぞくような「展覧会の絵」ほか。ベルリン・フィル・レコーディングスの新作で、幻想交響曲など、一昨年なくなったアバドとの最後の共演のライヴ。

4月4日:池野成のラプソディア・コンチェルタンテ、今井重幸の「ゴジラのフラメンコ」など、伊福部昭の弟子たちの作品をあつめた、オーケストラ・ニッポニカのライヴなど。
4月5日:ウィーン・フィルの首席フルート、カール=ハインツ・シュッツのバッハ作品集。ダウスゴー(指揮)スウェーデン室内管による「真夏の夜の夢」など、メンデルスゾーン作品集。
4月6日:ムター、ジュランナ、ロストロポーヴィチの重量級トリオによる、1988年録音のベートーヴェン: 弦楽三重奏曲全集。幻想交響曲など、バーンスタインとフランス国立管弦楽団による1976年の旧EMI録音を、SACDによる最新リマスタリングで。
4月7日:ショルティがシカゴ交響楽団の演奏会形式で1995年にライヴ録音した、ワーグナーの歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」全曲。
4月8日:ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管による2枚組SACDで、プロコフィエフのピアノ協奏曲第4番と第5番、交響曲第4~7番。モディリアーニ四重奏団の「アメリカ」など、チェコとハンガリーの作品集。

4月11日:オーチャードホールで3年かけて進行中の、山田和樹と日本フィルによるマーラー・ツィクルス。そのなかから第2回の交響曲第2番「復活」が登場。小菅優が5年がかりで進めてきたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集完結篇、第5巻「極限」2枚組。
4月12日:ラ・フォル・ジュルネでも人気のセヴェール(クラリネット)とプラジャーク四重奏団によるブラームスとヒンデミットのクラリネット五重奏曲。ギーレン最後の来日となっている、1992年の南西ドイツ放送交響楽団との東京芸術劇場での演奏会。これまではドイツものを録音してきたベルトラン・シャマユによる「ラヴェル:ピアノ・ソロ作品集」2枚組。
4月13日:ハンガリーの名ピアニスト、アニー・フィッシャーがルツェルン音楽祭で演奏したシューマンとベートーヴェンのピアノ協奏曲。指揮がジュリーニとセルという顔合わせ。シノーポリとシュターツカペレ・ドレスデンが1992~93年に録音したシューマンの交響曲全集。
4月14日:ガーディナー(指揮)モンテヴェルディ合唱団とイングリッシュ・バロック・ソロイスツによるバッハ:ミサ曲ロ短調の2015年新録音。ハンガリーの新鋭ナナシの指揮でフランクフルト歌劇場が上演したロッシーニの歌劇「泥棒かささぎ」全曲。
4月15日:ウィスペルウェイ(チェロ)とジャコメッティ(ピアノ)によるシューベルトとブラームスのデュオ作品全集第2巻。東京都交響楽団への客演でも人気のフルシャがプラハ・フィルハーモニアを指揮したドヴォルジャークの序曲集。ホーネック(指揮)ピッツバーグ響によるベートーヴェンの交響曲第5、7番。エレーヌ・グリモー(ピアノ)が水にちなんだ作品を集めた「ウォーター」。

4月18日:朝比奈隆(指揮)大阪フィルの1975年の伝説的な聖フローリアン・ライヴのブルックナー:交響曲第7番を、アルトゥスの新たなマスタリングで。NHK交響楽団の新鋭ホルン奏者として頭角を現した福川伸陽のアルバム「ラプソディ・イン・ホルンⅢ」。
4月19日:いまも熱狂的なファンをもつスヴェトラーノフが1988&89年にスウェーデン放送交響楽団を指揮したベートーヴェンの交響曲集。
4月20日:シューリヒト指揮のコンサートホール原盤のパリ・オペラ座管とのモーツァルトの交響曲集やバイエルン放響とのメンデルスゾーンなどを、SACDの新リマスタリングで。幻のヴァイオリニストとして話題のイヴォンヌ・キュルティのSP復刻第2集。
4月21日:メゾソプラノのアリス・クートがクリスチャン・ブラックショウの伴奏で歌うシューマン歌曲集。アバドが1986年にウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任したさいの、パヴァロッティやカプッチッリ出演のヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」。
4月22日:いまやチェコを代表するヴァイオリニスト、パヴェル・シュポルツルがついに録音したバッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全曲。ヤンソンス指揮コンセルトへボウ管によるブルックナーの交響曲第9番。現代の巨匠として注目されるグリゴリー・ソコロフの「ハンマークラヴィーア・ソナタ」など、2013年ザルツブルク・リサイタル。

4月25日:読売日本交響楽団の首席クラリネット奏者として親しまれた四戸世紀の「クラリネット・リサイタル〜東京ライヴ2014」。鈴木大介(ギター)が自作の練習曲をあつめた「12 Etudes for Guitar Solo」。
4月26日:ジョルディ・サヴァール指揮ル・コンセール・デ・ナシオンが、火、風、水、土の四大元素にちなんだバロック音楽を演奏する「四大元素」。スヴェトラーノフ指揮ロシア国立交響楽団の1993年のセッション録音によるチャイコフスキーの交響曲全集から1、2番。
4月27日:クリュイタンス指揮フィルハーモニア管弦楽団による幻想交響曲や「ロシア管弦楽曲集」を、リマスタリングによるSACDで。ヴァイオリンのイヴリー・ギトリスの南西ドイツ放送での録音をあつめた「イヴリー・ギトリス 協奏曲とリサイタル1962~86」。
4月28日:スヴェトラーノフ指揮ロシア国立交響楽団の1993年のセッション録音によるチャイコフスキーの交響曲全集から4、5番。ビーチャム指揮ロイヤル・フィルによる、グーセンス編曲の「メサイア」。
4月29日:フォルテピアノのベザイデンホウトが着々と進行させてきた「モーツァルト 鍵盤楽器のための作品集」から第8集と第9集の2枚組。ニューヨーク・フィルの次期音楽監督として話題のズヴェーデンが指揮したダラス交響楽団とのマーラーの交響曲第6番「悲劇的」と、スヴェトラーノフ指揮ロシア国立交響楽団の「悲愴」。

THE CLASSIC オンエア曲リスト



山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。