121chTHE CLASSIC

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(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週火~土)0:00~6:00
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一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。

<特別篇~上半期話題盤をあつめて>
 第1週は今年前半に放送したなかから、特に話題となったディスクをあつめてお送りします。
6月27日:大活躍の若手2人、山田和樹指揮スイス・ロマンド管弦楽団の「ロシアン・ダンス」、小菅優のベートーヴェンの最後の3つのピアノ・ソナタ。5月5日に亡くなった冨田勲の「オホーツク幻想」など。
6月28日:ピリオド・スタイルの演奏を集めて、3月5日に亡くなったアーノンクールのベートーヴェンと、ハーゼルベックとウィーン・アカデミー管弦楽団による「RESOUND BEETHOVEN Vol.2」。そしてガーディナーのバッハのミサ曲ロ短調の再録音など。
6月29日:ヒストリカル盤から、コンドラシン指揮モスクワ・フィルのショスタコーヴィチの交響曲第4番の世界初演ライヴ。ベームとケルンWDR響の「新世界より」。驚きの新発見、クナッパーツブッシュの「ローエングリン」全曲。
6月30日:フランスの若手、ラ・マルカ(チェロ)の美しいアルバム「カントゥス」。クートとブラックショウのデュオによるシューマン歌曲リサイタル。ソコロフ(ピアノ)の「ハンマークラヴィーア」。
7月1日:鬼才クルレンツィスの2枚。コパチンスカヤとのチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲と、「春の祭典」。大活躍のマリス・ヤンソンスとパーヴォ・ヤルヴィのディスクから。

<7月放送分のおススメ>
 サイモン・ラトルとベルリン・フィルが、このコンビの集大成に録音したベートーヴェンの交響曲全集。俊敏な活力と爽やかな叙情、個人技とアンサンブルの超高水準の両立(7日・8日)。
 スペインの俊英、パブロ・エラス=カサド指揮のフライブルク・バロック・オーケストラによるメンデルスゾーンの「スコットランド」と「イタリア」は、ピリオド楽器の響きで新たな魅力をみせる1枚。同日のジャン=ギアン・ケラスとのシューマンのチェロ協奏曲他も秀逸(12日)。
 フランスのチェンバロ奏者、デュブルイユがゴルトベルク変奏曲をついに録音。深い奥行きと生命力の見事な共存(26日)。(山崎浩太郎)

7月4日:千住真理子(ヴァイオリン)の「MARIKO plays MOZART」。ますますコンビとしての成熟度を高めるエリシュカと札幌交響楽団のブラームスとベートーヴェンの交響曲第4番。
7月5日:オランダの俊英ハンネス・ミンナールがデ・フリエンド&ネザーランド響と共演したベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番と第2番。クリスチャン・ヤルヴィ指揮のチャイコフスキーの「白鳥の湖」と「雪娘」。
7月6日:シェルヘンの大胆なカットで有名な、フランス国立放送管とのマーラーの交響曲第5番を新たなマスタリングで。生誕100年のメニューインのライヴ録音集から3枚。
7月7日:来日公演も話題となったラトル指揮ベルリン・フィルの「ベートーヴェン:交響曲全集」から4曲。オネゲルとイベールの共作でナポレオンの息子の悲劇を描く歌劇「鷲の子」を、ケント・ナガノ指揮モントリオール響ほかの演奏で。
7月8日:女性3人のピアノ三重奏団、ブーランジェ・トリオが耽美的な小品をあつめた「ソリテア」。昨日に続いて、ラトル指揮ベルリン・フィルの「ベートーヴェン:交響曲全集」から5曲。

7月11日:大ヴェテラン、山根弥生子(ピアノ)の「フランスのエスプリ Vol.1」。一柳慧の最新作、交響曲第8番「リヴェレーション 2011」と第9番「ディアスポラ」。半世紀前のフォノシートから復刻された、近衞秀麿指揮のベートーヴェンの交響曲第5番。
7月12日:ケラス、ファウスト、メルニコフの3人がエラス=カサド指揮フライブルク・バロック・オーケストラと制作したシューマン三部作の完結篇、チェロ協奏曲ほか。そのカサド指揮による、清新なメンデルスゾーンの「スコットランド」と「イタリア」。新鋭ラシュコフスキ―による「スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集」。
7月13日:先週に続いて生誕100年のメニューインのライヴ録音集から、カザルスとの共演やケルテス&ロンドン響とのブリテン:ヴァイオリン協奏曲など4枚。
7月14日:バリトンのゲルハーヘルの歌うシューベルト歌曲集。声楽アンサンブル、ヴォーチェス8の歌う「永遠の光~神秘のア・カペラ」ほか。
7月15日:シュターツカペレ・ドレスデン管楽合奏団によるモーツァルトとベートーヴェンの五重奏曲。ヤンソンス&バイエルン放響によるドヴォルジャークとシベリウスの2枚。アルゲリッチの初期の放送録音をあつめた「アーリー・レコーディングス」。

7月18日:着々と進む福田進一のギターによるバッハ作品集から、第5巻「目覚めよと呼ぶ声あり」。山田和樹と日本フィルが3年がかりで進行中のマーラー交響曲全曲シリーズから、本人も大満足という第6番「悲劇的」。
7月19日:イタリアの俊才、バッケッティとRAI国立響による.バッハのピアノ協奏曲集。ニューヨーク・フィル次期音楽監督のヤープ・ファン・ズヴェーデンがダラス響を指揮したマーラーの交響曲第3番。日本でのショスタコーヴィチ弦楽四重奏チクルスも大成功したパシフィカ四重奏団。アムランとの共演で、アメリカの長命の作曲家オーンスタインのピアノ五重奏曲。
7月20日:バンベルク交響楽団の「創立70周年記念ボックス」17枚組から、カイルベルトなどの指揮による5枚。
7月21日:昨日に続き、バンベルク交響楽団の「創立70周年記念ボックス」から、ケンペ、ケルテス、ザンデルリンクなどの指揮による4枚。
7月22日:熱いラテンの指揮者、オロスコ=エストラーダとヒューストン響によるドヴォルジャークの交響曲第6番。毎年恒例、アルゲリッチ&フレンズによる「ルガーノ・フェスティヴァル・ライヴ2015」3枚組。

7月25日:鈴木雅明がタピオラ・シンフォニエッタを指揮して、録音では新境地を示すストラヴィンスキーの「プルチネッラ」組曲など。札響の新しいシェフ、ポンマーとのブルックナーの「ロマンティック」。リコーダーの江崎浩司がバッハのトリオ・ソナタを復元した「甦るソナタ」。
7月26日:イギリスの王政復古時代の音楽をあつめた「ザ・ニュー・オールド・アルビオン」。フランスの中堅チェンバロ奏者、デュブルイユが、いよいよ録音したゴルトベルク変奏曲。ミナーシ(ヴァイオリン)とエメリャニチェフ(フォルテピアノ)などによるハイドンのピアノ三重奏曲集。ツェートマイアーの指揮とヴァイオリン、パリ室内管とのシューマンのヴァイオリン協奏曲と幻想曲など。
7月27日:先週に続き、バンベルク交響楽団の「創立70周年記念ボックス」17枚組から、ヨッフム、シノーポリ、シュタインなどの指揮による3枚。
7月28日:再評価が進むオペラ作曲家マイヤベーア。チオーフィなどが歌う熟練期の「ディノーラ」と、ケルメス、ジュノーなどが歌う青年期のイタリア時代の珍しい作品、「ロスブルゴのエンマ」全曲。
7月29日:イタリアの俊英、ラナがパッパーノの指揮で録音した、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番ほか。デュメイとナガノ指揮モントリオール響によるバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番と、管弦楽のための協奏曲。NDR交響楽団(北ドイツ放送交響楽団)の首席指揮者としてさらなる飛躍が期待されるウルバンスキによる、ルトスワフスキ作品集。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<6月放送分のおススメ>
 昨年没後50年を迎えた、「海ゆかば」で名高い信時潔。代表作のカンタータ「海道東征」の、湯浅卓雄指揮の藝大ライヴと山田和樹指揮の熊本ライヴ、2種の演奏がCD化。1週おいてききくらべ(6日・13日)。新解釈や編曲などで新たな顔をみせるシューベルト作品たち。まずは親子二代のテノール、クリストフ・プレガルディエンの息子ユリアンが歌う「シューベルティアーデ」は、マルク・アンタイなどラテン語圏の古楽器トリオとの編曲版の歌曲集(9日)。続いてエベーヌ四重奏団の新譜は、ゴーティエ・カピュソンを加えた弦楽五重奏曲と、バリトンのゲルネを弦楽で伴奏する歌曲(24日)。(山崎浩太郎)

5月30日:2015年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール第3位に入賞にしたピアニスト、實川風のデビュー・アルバム「ザ・デビュー」。堀米ゆず子のひくバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲。オーボエ奏者の広田智之がクラシックとロックの名歌を奏した「二つの魂」。
5月31日:来日公演も好評のヴェテラン、ペーター・レーゼルがブラニー指揮ドレスデン国立歌劇場室内管と共演したモーツァルトのピアノ協奏曲集第6巻。今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにも登場したピアニスト、ジョナス・ヴィトーによるチャイコフスキーの「四季」。
6月1日:モントゥーが亡くなる直前に北ドイツ放響を指揮したモーツァルトの「ハフナー」交響曲などのSACD。オルティスとゴメス=マルティネス指揮ロイヤル・フィルによるヴィラ=ロボスのピアノ協奏曲全集。
6月2日:ピリオド楽器のロンドン・ハイドン四重奏団による、ハイドンの弦楽四重奏曲「プロシャ王セット」。リッカルド・フリッツァがイタリアのマルティナ・フランカの音楽祭で指揮したヴェルディの歌劇「ジョヴァンナ・ダルコ」。
6月3日:現代日本を代表する弦楽四重奏団、クァルテット・エクセルシオによるベートーヴェンの「ラズモフスキー・セット」。ネゼ=セガン指揮バイエルン放響によるマーラーの「巨人」。コルネリウス・マイスター指揮ウィーン放響によるブルックナーの交響曲第9番とミサ曲第3番。

6月6日:信時潔の代表作、交聲曲「海道東征」を、初演団体の東京音楽学校の後身、湯浅卓雄指揮の東京藝大のアンサンブルで。N響のオーボエ奏者、茂木大輔の2枚組「パリのアメリカ人~オーボエ・ジャズ室内楽~」。
6月7日:遅いテンポでマニアの熱狂を呼ぶレミ・バロー指揮ザンクトフローリアン・アルトモンテ管のブルックナーの交響曲第9番。フランスの新鋭チェロ奏者、クリスチャン=ピエール・ラ・マルカの.バッハの無伴奏チェロ組曲全曲とフランス歌曲の編曲集。
6月8日:ジュリーニとフィルハーモニア管による名盤、ヴェルディのレクイエムをSACDの音で。没後100年のレーガーの作品を、ゆかりの深いアドルフ・ブッシュの演奏で。
6月9日:スラットキン指揮リヨン管弦楽団によるラヴェルの歌劇「スペインの時」。テノール父子鷹、クリストフ・プレガルディエンの「詩的な日記帳」とユリアン・プレガルディエンの「シューベルティアーデ」、2つのシューベルト歌曲集。
6月10日:チューリッヒ・トーンハレ管の新しいシェフ、リオネル・ブランギエの指揮によるラヴェルの管弦楽作品全集4枚組。

6月13日:山田和樹指揮のディスクを2枚。日本フィルとの「グランド・キャニオン」、珍しい山本直純の「えんそく」。横浜シンフォニエッタとの2014年熊本でのライヴで、信時 潔の「海道東征」。藝大盤とのききくらべも面白い。
6月14日:来日公演も好評だったイブラギモヴァとティベルギアンのデュオによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集から第1集。ピノックがロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックのアンサンブルを指揮したモーツァルトの「グラン・パルティータ」、チェンバロをひいた「ジャーニー ~チェンバロ音楽の200年」。
6月15日:ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルのDG録音の名盤、チャイコフスキーの後期三大交響曲を、グランドスラムのオープンリールからの復刻で。
6月16日:ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団が歌った「1615 ガブリエリ・イン・ヴェニス」。ドミンゴが参加した「ヒナステラ生誕100年記念声楽作品集」。いま活躍の目立つピション率いるアンサンブル・ピグマリオンがドイツ・ロマン派作品を歌うアルバム「ラインの娘」。
6月17日:ホリガー指揮ケルンWDR交響楽団によるシューマンの交響的作品全集から、コパチンスカヤのひくヴァイオリン協奏曲など2枚。モルロー指揮シアトル響によるアイヴズの交響曲第4番、「答えのない質問」などのライヴ。

6月20日:ラザレフ指揮日本フィルの熱演でショスタコーヴィチの交響曲第8番。広上淳一指揮東京ガーデン・オーケストラによる「サンダーバード音楽集」。北村朋幹(ピアノ)の「黄昏に ――ブラームス/リスト/ベルク作品集」。
6月21日:グリエルモとラルテ・デラルコによる、アルビノーニの12のトリオ・ソナタ。日下紗矢子をコンサートマスターとするベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラによるバルトークとピアソラの作品集。
6月22日:ラローチャの1986年と77年のライヴで、モーツァルトとベートーヴェンのピアノ協奏曲。アンチェル指揮ウィーン響のチャイコフスキー作品集。
6月23日:クリストフ・ルセ(チェンバロ)が好評の第2巻に続いて録音した、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻。ルネ・ヤーコプス指揮ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内合唱団などによるバッハのヨハネ受難曲。
6月24日:新メンバーによるエベーヌ四重奏団の第1弾は、シューベルト作品集。ゴーティエ・カプソンを加えた弦楽五重奏曲と、ゲルネ独唱の歌曲集。ゲルナーのピアノ、カスプシーク指揮によるパデレフスキとマルトゥッチのピアノ協奏曲。ユロフスキ指揮ロンドン・フィルによるラフマニノフの交響曲第3番など。

THE CLASSIC オンエア曲リスト

山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<5月放送分のおススメ>
 アルゲリッチとバレンボイムが再びピアノで共演した「ライヴ・フロム・ブエノスアイレス」は、母国アルゼンチンのライヴ。シューマン、ドビュッシー、バルトークを演奏(5月6日)。東京交響楽団の音楽監督として好調のジョナサン・ノットがユンゲ・ドイチュ・フィルを指揮したブルックナーの交響曲第9番は、若いエネルギーを活かした熱演。タメスティもグバイドゥーリナのヴィオラ協奏曲で登場(13日)。1983年生れのフランスの新鋭チェロ奏者、クリスチャン=ピエール・ラ・マルカの「カントゥス」は、ピリオド楽器オーケストラとの共演でバロックから現代まで、祈りの音楽を美しく歌う1枚(27日)。(山崎浩太郎)

5月2日:井上道義が大阪フィルを指揮した、得意のショスタコーヴィチの「レニングラード」交響曲。諏訪内晶子の最新録音は、没後20年の武満 徹の「悲歌」、フランクのヴァイオリン・ソナタなど。幸田延など日本の女性作曲家の系譜をたどる、沼田園子(ヴァイオリン)と蓼沼明美(ピアノ)の「日本の響Vol.4 お百度詣」。
5月3日:クレーメルと来日する個性派若手ピアニスト、ルカ・ドゥバルグのピアノ小品集。シギスヴァルト・クイケンとそのファミリーによる、古典派交響曲とシューベルト、ドビュッシーの作品。
5月4日:ベイヌムとコンセルトヘボウ管弦楽団による、50年代フィリップス録音のブラームスの交響曲全集など。
5月5日:バロック・ヴァイオリンで活躍するフェデリコ・グリエルモとラルテ・デラルコによるヴィヴァルディの「四季」ほか。シュトゥットガルト室内合唱団を率いるベルニウス指揮のバッハのマタイ受難曲。
5月6日:アルゲリッチとバレンボイムの豪華ピアノ・デュオによる「ライヴ・フロム・ブエノスアイレス」。デンマークの女性ヴァイオリニスト、ヴィルデ・フラングとガフィガン指揮フランクフルト放響によるコルンゴルトとブリテンのヴァイオリン協奏曲。

5月9日:さまざまな編曲が登場するゴルトベルク変奏曲。ピアノ・デュオドゥオールの録音は、19世紀ドイツのラインベルガーによる2台ピアノ版。早稲田大学交響楽団、4年に1度のベルリン・ライヴは、林英哲と共演した石井眞木の「モノ・プリズム」ほか。
5月10日:クルレンツィス指揮のモーツァルト・オペラで素晴らしいフォルテピアノをひいたマクシム・エメリャニチェフ。ヴァイオリンのミナーシと共演したモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集と、2人でソロと指揮を分担したハイドンの協奏曲集と、新譜2組が登場。バラーティがストラディヴァリウスの銘器「レディ・ハームズワース」でひいたヴァイオリン小品集。
5月11日:シェリングのステレオ初期のヴァイオリン協奏曲集。オリジナル・テープからSACD化されたシューリヒト指揮パリ音楽院管のベートーヴェン交響曲全集から6曲。
5月12日:太陽王ルイ14世が自ら踊った祭典を指揮者セバスティアン・ドセが再構築した「夜のコンセール・ロワイヤル」。
5月13日:ベルリン・フィルのメンバーを中心とするベルリン・バロック・ゾリステンがゲーベル指揮でライヴ録音した「C.P.E.バッハ:交響曲と協奏曲集Ⅱ」。ノット指揮ユンゲ・ドイチュ・フィルによるグバイドゥーリナのヴィオラ協奏曲(タメスティ独奏)とブルックナーの交響曲第9番。

5月16日:来日公演もある佐渡裕指揮トーンキュンストラー管によるR.シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」。冨田勲(シンセサイザー)の「オホーツク幻想」。キングレコードが1960年代の録音を復活させた豊増昇、松浦豊明、ヨセフ・モルナールのリサイタル。
5月17日:コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーによる室内楽作品集4枚組。
5月18日:「新世界より」など、アンチェル指揮ウィーン響の初期ステレオ録音集。1950年のブルーノ・ワルターのライヴ「ワルター・イン・ストックホルム」。
5月19日:ピリオド楽器によって再評価されつつあるハイドンのオペラ抜粋。フランスの俊英チェンバロ奏者、ジャン・ロンドーの新譜2枚。
5月20日:若き名手ポルテラがダウスゴー指揮ベルリン・ドイツ響をバックに録音したドヴォルジャークとマルチヌーのチェロ協奏曲。メジューエワの「京都リサイタル2013&2015」2枚組は、京都の由緒あるピアノも登場。

5月23日:金子三勇士(ピアノ)のユニバーサル契約第1弾、「ラ・カンパネラ ~革命のピアニズム」。鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンの「J.S.バッハ:世俗カンタータ第6集」。
5月24日:イギリスで大活躍の古楽団体、ダニーデン・コンソートによるバッハのヴァイオリン協奏曲集。ドイツのフォルテピアノ奏者、トビアス・コッホがピリオド楽器アンサンブルと共演したメンデルスゾーン、クルークハルト、ブルクミュラーの作品3枚。
5月25日:ベイヌムとコンセルトヘボウ管によるヘンデル、ドビュッシーとラヴェル、そしてブルックナーの録音集。
5月26日:台湾の少女チェリスト、ナナの「Nana 15」。プルハールと古楽アンサンブルのラルぺッジャータによるカヴァッリ作品集「恋に恋して」。ロバート・キングとキングズ・コンソートによるヘンデルのオラトリオ「エジプトのイスラエル人」のメンデルスゾーン編曲版。
5月27日:1983年生れのフランスのチェロ奏者、クリスチャン=ピエール・ラ・マルカが祈りの歌を美しく奏でる「カントゥス」。イッサーリスとパーヴォ・ヤルヴィ指揮フィルハーモニア管によるエルガーとウォルトンのチェロ協奏曲。アメリカンな熱い演奏で注目のオロスコ=エストラーダとヒューストン響によるドヴォルジャークの交響曲第7番と第8番。

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1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。