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一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。

<10月放送分のおススメ>
 メンデルスゾーンの交響曲のピリオド式演奏が増える中、ヴァイオリン協奏曲は従来のスタイルが未だ一般的。そこに新風を吹き込むイザベル・ファウストの繊細な表現。エラス=カサド(指揮)フライブルク・バロック・オーケストラも心地よく、「宗教改革」交響曲も期待通りの快演(9月29日)。
 スペインのバスク地方を拠点に活躍する古楽の俊英ギタリスト、エンリケ・ソリニスの新作はファリャの「恋は魔術師」を中心に、アランフェス協奏曲も聴かせる意欲作(6日)。
 イギリスのヒース四重奏団が世に問うバルトークの弦楽四重奏曲全集は、苦みと艶やかな歌が共存する、新時代の名演(27日)。(山崎)

9月25日:山形交響楽団の首席客演指揮者をつとめ、在京オーケストラの客演でも大活躍の鈴木秀美が主宰するピリオド楽団、オーケストラ・リベラ・クラシカによるハイドンの交響曲第90番とベートーヴェンの交響曲第7番。今年脚光を浴びたヴァイオリニスト、故若林暢によるブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集。
9月26日:若林暢の「ヴァイオリン愛奏曲集」。昨年65歳で亡くなったドイツのチェロ奏者・指揮者のハインリヒ・シフ。その追悼ボックス17枚組から、バッハの無伴奏チェロ組曲やベートーヴェン、モーツァルトの交響曲など。
9月27日:作品の真価を世に広めたことで名高い、プレヴィン指揮ロンドン交響によるラフマニノフの交響曲全集を、リマスタリングによるSACDで。今年が没後50年となるクリュイタンスの「管弦楽&協奏曲録音全集」65枚組から、初CD化のモノラル音源を中心に3枚。
9月28日:17世紀英国の酒場でのセッションを空想した、ビャッテ・アイケとバロックソリステーネによる「ジ・エールハウス・セッションズ」。レハールの喜歌劇「ルクセンブルク伯爵」。ベーレとニュルンドの豪華な主役コンビに、欧州で活躍する期待の韓国人女性指揮者、キム・ウンソンが指揮するフランクフルトでのライヴ。
9月29日:ヴェテランのメキシコ人ピアニスト、ホルヘ・フェデリコ・オソリオがシューベルトとブラームス晩年の作品をひくアルバム「FINAL THOUGHTS」。イザベル・ファウストとパブロ・エラス=カサド指揮フライブルク・バロック・オーケストラによるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲と「宗教改革」。ヤンソンスとバイエルン放響のマーラーの交響曲第5番は、日本向けだけのSACDの音で。

10月2日:新日本フィルやサイトウ・キネン・オーケストラのコンサートマスターとして活躍する豊嶋泰嗣が、独奏と指揮をかねたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集。久石譲が結成したナガノ・チェンバー・オーケストラとのベートーヴェンの交響曲第1番と「英雄」。
10月3日:CD好きを中心に熱い支持を集める中国系米国人、クレア・フアンチのひくショパンの夜想曲全集。ハインリヒ・シフの追悼ボックスから、シューマンとブラームスの作品集。
10月4日:没後50年のクリュイタンスの「管弦楽&協奏曲録音全集」65枚組から、初CD化のハイドンの交響曲、シューベルトの「未完成」など。
10月5日:ロシア出身の女性フォルテピアノ奏者パシチェンコによる、「ワルトシュタイン」ほかベートーヴェンのソナタ集。1965年のNHKのスラヴ・オペラ公演から、ホルヴァート指揮の「エフゲニー・オネーギン」。
10月6日:クレア・フアンチの名を高めた、スカルラッティのピアノ・ソナタ集2枚組。ジョアン・ファレッタ指揮ヴァージニア・アーツ・フェスティヴァル・チェンバー・プレイヤーズによる、マーラーの「大地の歌」のシェーンベルク編曲による室内アンサンブル版。バスク出身の俊英ギタリスト、エンリケ・ソリニスによる「恋は魔術師 ~ファリャの音楽のエッセンス」。

10月9日:パリでメシアンに学び、フランス音楽のスペシャリストとしても知られる藤井一興がリストのロ短調ソナタを中心に自作もひく「古典に導かれる現在のまなざし」。好評のパーヴォ・ヤルヴィとNHK交響楽団のリヒャルト・シュトラウス・シリーズ、新作は「ツァラトゥストラはかく語りき」とメタモルフォーゼン。
10月10日:ハインリヒ・シフの追悼ボックスから、ドイツの放送オケを指揮したブルックナーの「ロマンティック」やマーラーの「巨人」など。没後250年のテレマン、代表作のひとつ、パリ四重奏曲集をジ・エイジ・オブ・パッションズの活力に満ちた演奏で。
10月11日:ネヴィル・マリナーによる、ブランデンブルク協奏曲と管弦楽組曲全曲の1回目の録音。クレンペラー指揮ストックホルム・フィルの1965年のライヴで、モーツァルトと幻想交響曲。
10月12日:没後50年のクリュイタンスのボックスから、初CD化となるベルリオーズの「キリストの幼時」第1回録音と、ドビュッシーの「 聖セバスチャンの殉教」。後者はセリフを多く含む、戯曲版の珍しい録音。
10月13日:ヴィオラ奏者のマキシム・リザノフがリガ・シンフォニエッタなどとシューベルトとそれにちなむ新作を取りあげた「イン・シューベルツ・カンパニー」2枚組。スイスの俊英ピアニスト、ピエモンテージがマンゼ指揮スコットランド室内管と録音したモーツァルトの「戴冠式」とピアノ協奏曲第25番。

10月16日:ホロヴィッツが絶賛したヴィンテージ・スタインウェイをひく江口玲の「ドビュッシー 音の絵」。飯森範親と東京交響楽団による、ロシア・アヴァンギャルド時代の問題作、ポポーフの交響曲第1番の日本初演。
10月17日:フェデリコ・グリエルモ率いる新イタリア合奏団が演奏した、ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」ほか。ハインリヒ・シフのボックスから、ショスタコーヴィチやシュニトケなど、ロシア音楽中心に4枚。
10月18日:ビーチャムとフランス国立放送管による名盤、ビゼーとフランクの交響曲を、SACDの音で。クリュイタンスのボックスから、初登場音源のギレリスとのベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番など。
10月19日:日本公演も絶賛されたアレッサンドリーニとコンチェルト・イタリアーノによる、モンテヴェルディ作品集「夜~恋人たちと兵士たちの物語」。ルセ率いるレ・タラン・リリクによるリュリの傑作「アルミード」。
10月20日:来日公演も人気のイブラギモヴァとティベルギアンによるモーツァルトの「ヴァイオリン・ソナタ全集第4集」。ウィーン・フィルの若き首席、カール=ハインツ・シュッツによるモーツァルトのフルート協奏曲集。オランダの新鋭ハンネス・ミンナールとフリエンド指揮ネザーランド響によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集。

10月23日:キーシンが久しぶりにグラモフォンに復帰、10年間のライヴから自ら選んだ「ベートーヴェン・リサイタル」2枚組。神奈川フィルの名物コンマス、石田泰尚率いる石田組の「THE 石田組」。
10月24日:ハインリヒ・シフの追悼ボックスから、ゆかりの深いルトスワフスキのチェロ協奏曲の2種の録音や、グルダとの共演など3枚。凄腕トリオ、トリオ・ツィンマーマンによるヒンデミットとシェーンベルクの弦楽三重奏曲集。
10月25日:クリュイタンスのボックスから、ステレオ音源が発見されたウィーン・フィルとのR.シュトラウスとスメタナ、初CD化のストラヴィンスキーの「ペルセフォーヌ」など。
10月26日:フィンランドの実力派指揮者、サラステが指揮してエルトマン(ソプラノ)が歌うストラヴィンスキーの歌劇「夜鳴き鴬」。バート・ヴィルトバートのロッシーニ音楽祭実況の歌劇「シジスモンド」。
10月27日:ミハイル・ユロフスキとシュターツカペレ・ドレスデンがショスタコーヴィチゆかりのゴーリッシュで行なっている音楽祭のライヴ録音。イギリス期待の弦楽四重奏団、ヒース四重奏団によるバルトークの弦楽四重奏曲全集。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<9月放送分のおススメ>
 20世紀風の重い響きから解放されて清新な魅力を見せる、室内管弦楽団が演奏するメンデルスゾーンの交響曲。マナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダムの「スコットランド」&「宗教改革」(8日)と、ネゼ=セガン指揮ヨーロッパ室内管弦楽団の交響曲全集(12日)の、快活な競演。
 90歳を迎えた指揮界の長老、ブロムシュテット。来日が予定されるゲヴァントハウス管弦楽団と完成したベートーヴェンの交響曲全集は、張りのある澄んだ響き(19・21・22日)。
 ソプラノ歌手ヴェロニク・ジャンスのアルバム「VISIONS」は、19世紀の忘れられたフランス・オペラのアリアを、芳しい香気で甦らせる1枚(21日)。(山崎)


8月28日:インバルと都響の録音で評価が高いのは、マーラーとならんでショスタコーヴィチ。新譜はその第8番。小林研一郎指揮読響の熱いブラームスとシューマンの交響曲第4番。高橋アキが信頼する作曲家たちに編曲を依頼したビートルズ・ナンバーの再録音「ハイパー・ビートルズ volume I」。
8月29日:ピアノ指導者や子どもたちから絶大な人気を誇るアメリカの作曲家、ウィリアム・ギロックの生誕100年を祝うプロジェクトで、各社から3枚のピアノ・アルバムが登場。今夜は三舩優子の「ユウコ・プレイズ・ギロック ―スタイル―」。ヴェンツァーゴが自ら補作完成させたシューベルトの「未完成」4楽章版を、バーゼル室内管を指揮して。ネーメ・ヤルヴィがエーテボリ響とDGに再録音したシベリウスの交響曲全集から第1番と第7番。
8月30日:クレーメルとアファナシエフが1987年に録音したブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集。ネーメ・ヤルヴィのシベリウスの交響曲全集から第2~4番。
8月31日:ネーメのシベリウスの交響曲全集から2枚。バイエルン放送がペルトのさまざまな作品の録音を集めた「アルヴォ・ペルト ライヴ」。小原孝の「タカシ・プレイズ・ギロック」。
9月1日:リコーダーの名手オーバーリンガーによるテレマンの12のファンタジア。5月31日に亡くなったチェコの指揮者ビエロフラーヴェクによるドヴォルジャークのスターバト・マーテルと、かれの弟子ネトピルがエッセン・フィルを指揮したスークの交響曲「アスラエル」。熊本マリの「マリ・プレイズ・ギロック」。

9月4日:今年2月21日に亡くなったスクロヴァチェフスキが、2007~09年に読響と演奏したブラームスの交響曲全集。
9月5日:ウィーン・フィルによる商業録音最初のベートーヴェンの交響曲全集となった、シュミット=イッセルシュテット指揮のデッカ盤から、新マスタリングのSACDの音で2枚。ピアノのメジューエワの「《展覧会の絵》 ~りゅーとぴあライヴ2016」。
9月6日:イッセルシュテット&ウィーン・フィルのベートーヴェンの交響曲全集、残りの5曲をSACDによる最新リマスタリングで。
9月7日:2015年のチャイコフスキー・コンクールのヴァイオリン部門、1位なしの2位に選ばれた台湾出身のユーチン・ツェンのメジャー・デビュー・アルバム「REVERIE~ヴァイオリン小品集」。ツェンチッチとサバータ、今をときめくカウンターテナー2人が競演するヘンデルの歌劇「オットーネ」。
9月8日:シューベルトの交響曲全集が好評だったマナコルダ指揮カンマーアカデミー・ポツダム。新作はメンデルスゾーンの「スコットランド」と「宗教改革」。ウィーン・フィル夏の恒例、「サマーナイト・コンサート2017」をエッシェンバッハの指揮で。チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルの「未完成」と「新世界より」。

9月11日:漆原啓子とロイシュナーによる「モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのための作品全集II」2枚組。メジューエワの「プレイズ・シューベルト ~ヤマハホール・ライヴ2017」。作曲家藤倉大の近年の作品を集めた「チャンス・モンスーン」。
9月12日:ネゼ=セガンがヨーロッパ室内管と昨年演奏した、メンデルスゾーンの交響曲全集3枚組。カザルスの旧フィリップス録音を集めた「パブロ・カザルスの芸術」から、ベートーヴェンのチェロ・ソナタなど2枚。
9月13日:ポリーニがアバドとベームの指揮するウィーン・フィルと70年代に録音したブラームスのピアノ協奏曲2曲をSACDの音で。ストコフスキーが古巣フィラデルフィア管を指揮した「ガラ・コンサート1963」。「パブロ・カザルスの芸術」から、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲など2枚。
9月14日:パルマ王立劇場でペルトゥージ、ファルノッキア、コルネッティなどの出演で上演されたヴェルディの歌劇「ドン・カルロ」。第1次世界大戦で戦死した作曲家ルディ・シュテファンの「室内楽と歌曲作品集」を、ヒンリヒ・アルパースのピアノほかで。
9月15日:アンサンブル・アマリリスによるバッハとテレマンの「心躍るコンチェルト集」。ヨーヨー・マがニューヨークのアンサンブル、ザ・ナイツと共演したゴリホフのチェロ協奏曲「アズール」ほか。マーラーの交響曲の新録音を2種、イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管による第3番と、ヴァンスカ指揮ミネソタ管の第5番。

9月18日:漆原啓子とロイシュナーによる「モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのための作品全集I」2枚組。新鋭ウェールズ弦楽四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲第2番と第12番。
9月19日:リフシッツによるベートーヴェンの最後の3つのピアノ・ソナタ。90歳を迎えたブロムシュテットがゲヴァントハウス管を指揮して録音した2回目のベートーヴェン:交響曲全集から、第1~4番。シュテフェンス指揮ラインラント=プファルツ州立フィルによるアンタイル作品集。
9月20日:グルダのモーツァルト録音集。シューリヒト指揮のルツェルン音楽祭のライヴで、ウィーン・フィルとのブラームスの交響曲第2番ほか。ポストニコワとロジェストヴェンスキー指揮ウィーン響、夫婦共演によるチャイコフスキーのピアノ協奏曲全集。
9月21日:ソプラノのヴェロニク・ジャンスが19世紀フランスのオペラとオラトリオのアリアを歌う「VISIONS」。ノルウェーの声楽アンサンブル、ノルディック・ヴォイセズが歌うビクトリアの聖歌集。
9月22日:チェロのオフェリー・ガイヤールが、コルンゴルトなど20世紀のユダヤにちなむ作品を集めた「Exiles~亡命者たち」。ブロムシュテットとゲヴァントハウス管のベートーヴェンの交響曲全集から、第7~9番。ベテラン、ネルソン・フレイレのピアノによる「ブラームス・リサイタル」。

THE CLASSIC オンエア曲リスト

山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<8月放送分のおススメ>
 ボストンとライプツィヒで、一層の飛躍が期待されるアンドリス・ネルソンス。ボストン響との新譜はブラームスの交響曲全集(4日)。60年代の名盤がSACDで甦った、セルとクリーヴランド管の全集との聴き較べも一興(16日)。
 モーツァルトなどのオペラでも活躍中のドイツのソプラノ、クリスティアーネ・カルク。新作「パルファン」(香水)は、フランス語の歌曲を俊英アフカム指揮するバンベルク響によるオーケストラ伴奏で艶やかに。(15日)。
 ミンコフスキがその才能を認めたイタリアのチェンバロ奏者、フランチェスコ・コルティ。ハイドンのチェンバロ・ソナタを、颯爽と快活に演奏(25日)。

7月31日:札幌交響楽団のシェフをつとめるマックス・ポンマー、生地ライプツィヒの大先達、バッハの管弦楽組曲。アマチュアながら意欲的な活動で話題の坂入健司郎と東京ユヴェントス・フィルによるマーラーの交響曲第3番。
8月1日:ジョン・アダムズなど近現代のオーケストラ作品を得意とする指揮者デイヴィッド・ロバートソン。シドニー交響楽団とのストラヴィンスキーの三大バレエ。ラ・フォル・ジュルネでの鮮やかな演奏が話題となったマンドリン奏者、ジュリアン・マルティノーの「ラテンの楽園」。
8月2日:20世紀を代表するフルート奏者ランパル。若き日のプラハでの録音を集めたスプラフォン録音全集2枚組。
8月3日:クナッパーツブッシュの伝説的名盤、1962年バイロイト音楽祭での「パルジファル」を、最新リマスタリングのSACDで。シングルレイヤーの強みを活かし、第1幕は107分ノーカット。
8月4日:近年は来日してくれないため、幻の大ピアニストとなりつつあるグリゴリー・ソコロフ。DGの新譜はモーツァルトのピアノ協奏曲第23番とラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。各所で大活躍のネルソンス。ボストン響の自主制作によるブラームスの交響曲全集。

8月7日:大人気のピアニスト、反田恭平。夏の全国リサイタル・ツアーに合わせて選曲した「月の光~リサイタル・ピース第1集」。オーチャードでの日本フィルとのマーラー・ツィクルスを大好評裡に終えた山田和樹。そのライヴの交響曲第4番と、スイス・ロマンド管弦楽団とのファリャ作品集。
8月8日:イブラギモヴァが第1ヴァイオリンをつとめるキアロスクーロ四重奏団のハイドンの太陽四重奏曲集後半。ギーレンの南西ドイツ放送での録音を集めた好評エディション第5集から、管弦楽のための協奏曲やピアノ協奏曲第2番など、バルトーク作品3枚。
8月9日:SACDで発売された、コンドラシン指揮RCAビクター響の1958年の名盤「ロシア管弦楽名演集」。優れた再現性で話題のUHQCDによる、カラヤン晩年の「ポピュラー・コンサート」と「ニューイヤー・コンサート」。
8月10日:ラ・フォル・ジュルネでも演奏されて話題となった、ダニエル・ロイス(指揮ローザンヌ声楽アンサンブルによるオネゲルの「ダヴィデ王」の初演版。マイヤーベーアの仏独伊各国語のオペラから、ダムラウ(ソプラノ)が歌うアリア集。
8月11日:ますます息が合ってきたティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンのコンビによるブルックナーの「ロマンティック」。ギーレンのストラヴィンスキー作品集。

8月14日:ロシアで学ぶピアニスト、松田華音の「展覧会の絵」。交響曲第10番「次の時代のために」ほか、池辺晋一郎のオーケストラ作品集。ロック・バンド「くるり」で活躍する岸田繁の交響曲第一番。
8月15日:ミヒャエル・ザンデルリンクとドレスデン・フィルのベートーヴェンとショスタコーヴィチのシリーズ、「英雄」と第10番。ソプラノのクリスティアーネ・カルクがアフカム指揮バンベルク響をバックにフランス語歌曲を艶やかに歌う「パルファン」。
8月16日:セルとクリーヴランド管が60年代に録音したブラームスの交響曲全集を、新マスタリングのハイブリッドSACDの音で。ホロヴィッツがそのセルの指揮で1953年にライヴ録音したチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番ほか。
8月17日:カウンターテナーのテリー・ウェイが、古楽器サルテリオなどを伴奏に歌うベネデット・マルチェロほかの「主よ、われを守りたまえ」。ボストリッジとギター奏者のスーフェイ・ヤンによる「Songs From Our Ancestors」。生誕250年のテレマンの「愛らしい平和よ、聖なる信仰よ」をゲーベルの指揮で。
8月18日:圧倒的なテクニックを誇るピアニスト、ヴォロドスの「プレイズ・ブラームス」。クルト・ザンデルリンクと北ドイツ放響のマーラーの交響曲第9番。ブラビンズ指揮BBCスコティッシュ響によるウォルトン作品集。

8月21日:このところ日本で充実した演奏を聴ける機会の増えたショスタコーヴィチの交響曲。ノット指揮東京交響楽団の第10番と、井上道義指揮大フィルの第11番。
8月22日:ロシア出身でコンセルトヘボウ管の首席をつとめるオーボエ奏者、オグリンチュク。ネルソンス指揮コンセルトヘボウ管との共演でオーボエ協奏曲など、R. シュトラウス作品集。パパヴラミ(ヴァイオリン)とゲルナー(ピアノ)、実力派2人によるフォーレとフランクのヴァイオリン・ソナタ。
8月23日:「貧民窟の天才」などという異名で知られたピアニスト、ニレジハージ。1972のライヴ録音2枚組。マルティノンとフランス国立放送管、フェラス、ハイドシェック、トルトゥリエによるベートーヴェンの三重協奏曲。モントゥーとコンセルトヘボウ管によるワーグナー作品集ライヴ。
8月24日:クレオベリー率いるケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団ほかによるバッハのヨハネ受難曲を、SACDの音で。バート・ヴィルトバートのロッシーニ音楽祭ライヴの歌劇「ブルゴーニュのアデライーデ」全曲。
8月25日:若き名手フランチェスコ・コルティのひくハイドンのチェンバロ・ソナタ集。非ドイツ系のブルックナーの交響曲演奏を2曲。ラトル指揮オーストラリア・ワールド・オーケストラによる第8番と、ムーティ指揮シカゴ響による第9番。

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1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。