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(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週火~土)0:00~6:00
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一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。

<6月放送分のおススメ>
 ウィーン国立歌劇場に主演する最初の日本人カウンターテナーとなった藤木大地。デビュー・アルバム「死んだ男の残したものは」はギターなどとの共演で、自然で澄んだ美しい歌声と日本語を堪能できる1枚(5月29日)。ロト(指揮)レ・シエクルによるラヴェルの「ダフニスとクロエ」は、初演当時の楽器を用いた、清新な響きによる新鮮な音楽(6月2日)。バロック・ヴァイオリンの名手から指揮者としての活躍の場を広げるアンドルー・マンゼ。ロイヤル・リヴァプール・フィルを指揮したヴォーン・ウィリアムズの「田園交響曲」は、第1次世界大戦の破壊と殺戮への、静かな抗議の音楽(20日)。 (山崎浩太郎)

5月29日:美しい歌声で話題のカウンターテナー、藤木大地のデビュー・アルバム「死んだ男の残したものは」。エリシュカが大フィルを指揮したドヴォルジャークのスターバト・マーテル。そしてN響と共演した日本の名手たちのシリーズから、園田高弘のブラームスとシューマンのピアノ協奏曲。
5月30日:日本での全曲ツィクルスも話題となったウィーンのピリオド・オーケストラ、ハーゼルベック指揮のウィーン・アカデミー管による《合唱》とリストのファウスト交響曲。オーストラリアのピリオド室内楽団、アイアンウッドによるブラームス作品集。
5月31日:今年没後30年のヨッフムがコンセルトヘボウ管と60年代に録音したベートーヴェンの交響曲全集から6曲。
6月1日:ソプラノのカタリーナ・クレーガーが歌うアルマ・マーラーの歌曲集。カウフマンが一人でバリトンのパートまで歌った、ノット指揮ウィーン・フィルとの《大地の歌》。ヨッフムのベートーヴェンの交響曲全集から3曲。
6月2日:カピュソン兄弟やクレメンス・ハーゲンなど、豪華なメンバーによるブラームスの弦楽六重奏曲集。ロト指揮レ・シエクルがピリオド楽器を用いて初演当時の響きの再現に挑むラヴェルの「ダフニスとクロエ」全曲。ドイツの若き名手モーザーのひくエルガーのチェロ協奏曲ほか。

6月5日:20世紀後半のN響の公演を彩った日本の名ソリストのシリーズから、ピアノ安川加寿子のモーツァルト、ダンディ、ラヴェル。フルートの吉田雅夫のモーツァルトと尾高、ホルンの千葉馨によるR.シュトラウス。
6月6日:マゼールが1980年から83年までウィーン・フィルとライヴ録音したニューイヤー・コンサート4枚組から、1980年。ヴィオラの俊英タメスティによる「ベル・カント~ヴィオラの声」。1923年生れの大ベテラン、メナヘム・プレスラーがアメリカのパシフィカ弦楽四重奏団と共演したブラームスのピアノ五重奏曲。
6月7日:クリップスがウィーン・フィルとデッカにステレオ録音したセットから、ブラームスの交響曲第1番やシューベルトの「未完成」など。クレンペラーがスイスで録音したシェーンベルク:室内交響曲第1番ほか、そして1971年の生涯最後の演奏会ライヴ。
6月8日:1815年、ウィーン会議の最中につくられたノイコムの「ルイ16世追悼のためのレクイエム」。エーリヒ・クライバー指揮ウィーン・フィルの名盤「フィガロの結婚」を、最新のSACDの音で。
6月9日:ビシュコフ指揮ウィーン・フィルによるシュミットの交響曲第2番。ライヴではなくセッション録音というのが現代では珍しい。イギリスの中堅、リチャード・エガーのチェンバロによる意欲的なバッハのパルティータ全曲。

6月12日:佐渡裕指揮トーンキュンストラー管によるシベリウスの交響曲第2番。堀米ゆず子がケーゲルやブロムシュテットなどが指揮するN響と共演した、シベリウスやドヴォルジャークのヴァイオリン協奏曲集。
6月13日:来日公演も好評だったフランスの俊英チェンバロ奏者、ジャン・ロンドーによるバッハ一族のチェンバロ協奏曲集。ユロフスキ指揮ロンドン・フィルによる「エロイカ」。
6月14日:ケルテスがウィーン・フィルとデッカに録音した名盤、シューベルト交響曲全集4枚組。
6月15日:アルトのマリー=ニコル・ルミューが歌うロッシーニのオペラ・アリア集。シュトライトやゴーヴァンがローレル指揮ル・セルクル・ド・ラルモニーの演奏でライヴ録音したモーツァルトの「皇帝ティートの慈悲」。サヴァールによる「モンセラートの朱い本」。
6月16日:ジョルダン指揮パリ国立オペラ座管による「展覧会の絵」。1月に亡くなったプレートルが1995年にシュトゥットガルト放響を指揮した「ロマンティック」。ヴァンスカ指揮ミネソタ管弦楽団による、シベリウスの「クレルヴォ」と「フィンランディア」。

6月19日:中村紘子が岩城宏之指揮N響と60年代に遺したチャイコフスキー、ショパン、矢代秋雄のピアノ協奏曲集。山田一雄指揮神奈川フィルのマーラーの交響曲第4番、朝比奈隆指揮新日本フィルのベートーヴェン「フィデリオ」の音楽。
6月20日:メジューエワによるショパンのポロネーズ集。ピリオド楽器のアントン・シュテックによる、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の初稿復元版。マンゼ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルによる、ヴォーン・ウィリアムズの田園交響曲と第4番の美しい演奏。
6月21日:ギレリスがマゼール指揮ニュー・フィルハーモニア管と1972年に録音したチャイコフスキーのピアノ協奏曲全集と、スヴェトラーノフ指揮のロシア管弦楽曲集を、新規マスタリングのSACDの音で。
6月22日:ようやく発売されたミンコフスキ指揮レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル=グルノーブルによるバッハのヨハネ受難曲。ミッコ・フランク指揮フランス放送フィル、ドゥヴィエルやゴーヴァンが歌うラヴェルの「子供と魔法」とドビュッシーの「放蕩息子」。
6月23日:スペインの若き名手ペリアネスによるシューベルトのピアノ・ソナタ第21番と第13番。ガーディナー指揮モンテヴェルディ合唱団によるマタイ受難曲、待望の再録音。ヨーヨー・マがカントリー音楽の名手と演奏する「バッハ:トリオ」。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<5月放送分のおススメ>
 カリスマ指揮者と一糸乱れず従う大オーケストラ、という20世紀的な価値観とは別のところで、アンサンブルでつくる音楽の喜びを味わえるのが、2011年ザルツブルク音楽祭のマーラーの交響曲第4番の室内アンサンブル版。ルノー・カピュソン、タメスティなどスター揃い(5日)。名手が集う合奏の喜びでは、フェルシュトマン、クリンガー、ベルチャ四重奏団などが参加したメンデルスゾーンの弦楽八重奏曲も素晴らしい。現代はアンサンブルの時代なのか(19日)。「井上道義/ショスタコーヴィチ:交響曲全集」は、2007年に日比谷公会堂で開催された演奏会シリーズの、ホットなドキュメント(15~26日)。(山崎浩太郎)

5月1日:昨年没した、2人の音楽家のディスクをお送りします。まずは7月に亡くなった中村紘子。生涯最後の協奏曲演奏となったモーツァルトのピアノ協奏曲第24番を2種収録した「中村紘子 フォーエバー」。続いて5月に亡くなった冨田勲の遺作、「ドクター・コッペリウス」の半年後の初演ライヴ。武久源造がチェンバロとフォルテピアノで演奏する、バッハの適正律クラヴィーア曲集。平均律ではなく適正律というのがポイント。
5月2日:日本公演も話題となったイヴラギモヴァ(ヴァイオリン)とティベルギアン(ピアノ)のデュオによる、「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集第3集」。ダニエル・ホープがヴィヴァルディの「四季」と新たな四季に挑む「フォー・シーズンズ」。
5月3日:ベームとウィーン・フィルが1974~80年に録音したモーツァルトの交響曲集を、最新リマスタリングのSACDの音で。
5月4日:昨年の「東京・春・音楽祭」の「ジークフリート」で聴衆を感激させたテノールのアンドレアス・シャーガーが歌曲を歌う「Singen will ich, Lieder singen」。トレーケルとシュヴァネヴィルムスの主役コンビでハンス・グラーフがヒューストンで演奏会形式上演した、ベルクの「ヴォツェック」。
5月5日:御喜美江がアコーディオンでひくバッハの平均律クラヴィーア曲集。ルノー・カピュソンを中心に、オールスター・アンサンブルが演奏するマーラーの交響曲第4番のアンサンブル編曲版。ブニアティシヴィリがパーヴォ・ヤルヴィ&チェコ・フィルをバックにひくラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と第3番。

5月8日:鈴木雅明によるバッハのオルガン作品集第2集。絶好調の広上淳一と京都市響のコンビの「ジュピター」と「ツァラトゥストラはかく語りき」。重鎮安田謙一郎の20~21世紀の無伴奏チェロ作品集。
5月9日:マンフレート・ホーネック指揮ウィーン交響楽団による「ウィーンの春2016」ライヴ。ピリオド楽器のウィレンズ指揮ケルン・アカデミーによるモーツァルトの「ポストホルン」と「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。2年前に亡くなったアルド・チッコリーニの、最後の来日直前のフランスでのリサイタル。
5月10日:没後30年のヨッフム。愛娘と共演したベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番 とモーツァルトのピアノ協奏曲第14番など。
5月11日:没後450年のモンテヴェルディ。そのミサ・イン・イッロ・テンポレを中心とする「モンテヴェルディの鏡」。メゾソプラノのアン・ハレンベリがルセ指揮レ・タラン・リリクと伝説のカストラートの十八番を歌う「ファリネッリ ア・ポートレート」。
5月12日:ワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルのエルガーの交響曲第2番。クレーメルとクレメラータ・バルティカによるヴァインベルクの室内交響曲集。話題の女性指揮者ミルガ・グラジニーテ=ティーラも参加。チッコリーニが2013年に録音した、素敵な「ワルツ選集」。

5月15日:新日本フィルの音楽監督に就任した上岡敏之。このコンビによるR.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」と「英雄の生涯」。井上道義がサンクト・ペテルブルク響など6つのオーケストラと2007年に日比谷公会堂で敢行したショスタコーヴィチの交響曲全曲チクルスから、1~3番。
5月16日:井上道義のショスタコーヴィチ、4~6番。日本で演奏されて絶賛されたライヒのテヒリームと、アダムズの劇的交響曲「シェヘラザード.2」。
5月17日:マルクジンスキーが1961年に日比谷公会堂で行なったショパン・リサイタルのステレオ・ライヴ。同じ日比谷公会堂での井上道義指揮のショスタコーヴィチ、7&8番。
5月18日:カウンターテナーのジャルスキーがサルトリオ、モンテヴェルディ、ロッシの3人が作曲したオルフェオを歌う「オルフェオの物語」。アルトのシュトゥッツマンの「シューベルト:三大歌曲集」。
5月19日:ブレハッチ(ピアノ)のバッハ・リサイタル。アムランがユロフスキ指揮ロンドン・フィルと演奏する難曲2つ、メトネルのピアノ協奏曲第2番とラフマニノフの第3番。パーヴォ・ヤルヴィとフィルハーモニア管によるニールセン作品集。ヴァイオリンのリザ・フェルシュトマンを中心に名手が集ったメンデルスゾーンの弦楽八重奏曲。

5月22日:モーツァルトの交響曲全集をライヴ録音した飯森範親と山形交響楽団。その最初と最後の演奏会から、「レ・プティ・リアン」ほか。選集に引き続いて井上道義指揮のショスタコーヴィチ全集から、9~12番。
5月23日:フォルテピアノのスホーンデルヴィルトが小アンサンブルのクリストフォリと演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲「ジュノム」ほか。イギリスのナッシュ・アンサンブルによるブルッフの弦楽五重奏曲と八重奏曲。
5月24日:没後30年のヨッフムと、フルトヴェングラー、ワルターの王道特集。
5月25日:メンコボーニとカンタール・ロンターノが教会で演奏したモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」。来日公演も大好評だったナタリー・デセイ(ソプラノ)とカサール(ピアノ)のデュオによるシューベルトの歌曲集。
5月26日:アンデルシェフスキがモーツァルトとシューマンの幻想曲をひく「ファンタジー」。ネゼ=セガン指揮ロンドン・フィルのドヴォルジャークの交響曲第6&7番。ノットとバンベルク交響楽団、テノールとバリトンによるマーラーの「大地の歌」。井上道義のショスタコーヴィチ:交響曲全集から、日比谷公会堂が無期限閉館となる直前に演奏された15番。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<4月放送分のおススメ>
 ガーディナーとロンドン交響楽団のメンデルスゾーン・シリーズの最新作、「真夏の夜の夢」。3人の役者が登場してシェイクスピアの台詞を語り、ドラマと音楽の結びつきを生き生きと聴かせてくれます(3月31日)。
 メトロポリタン歌劇場新開館シーズンのライヴ・ボックスの花といってもいい、レナータ・スコットが十八番の蝶々さんを歌う「蝶々夫人」全曲。全盛期のスコットの凄さを思い知らせてくれる名演(13日)。
 昨年の来日公演で絶賛された、ヤンソンスとバイエルン放響のマーラーの交響曲第9番。来日直前のミュンヘンでのライヴを、日本向けのみに特注されたSACDからお送りします(28日)。(山崎)


3月27日:吉野直子の自主レーベル第2弾「ハープ・リサイタル2 ~ソナタ、組曲と変奏曲」。東フィルの首席として絶好調のバッティストーニとイタリアのRAI国立交響楽団によるチャイコフスキーの交響曲第5番。児玉桃のピアノで、ドビュッシーと細川俊夫のエチュード集。
3月28日:オーストリアのヴァイオリン奏者、ゲルハルト・シューベルトがワーグナー作品のヴァイオリン用編曲をあつめた「ワーグナーと、ヴァイオリン」。昨年亡くなったネヴィル・マリナーが20世紀後半に録音したベートーヴェンの交響曲全集から6曲。
3月29日:トッパンホールのリサイタルも好評だったフォルテピアノのブラウティハムによるディアベッリ変奏曲。マリナーのベートーヴェンの交響曲全集から3曲と序曲他。
3月30日:藤原歌劇団の《ノルマ》で期待されるマリエッラ・デヴィーアがエリザベス女王を歌うドニゼッティの歌劇「ロベルト・デヴリュー」。1967年のメトロポリタン歌劇場ライヴで、マクラッケン、カバリエによるヴェルディの「オテロ」。
3月31日:ズーエフがショパン時代のピアノでひくグリーグのピアノ協奏曲と小品集。ガーディナーとロンドン響によるメンデルスゾーンの劇音楽「真夏の夜の夢」。ロト指揮の家庭交響曲。クレーメルが若手のトリフォノフ、ディルヴァナウスカイテと組んでラフマニノフのピアノ三重奏曲をひく「祈り~悲しみのトリオ」。

4月3日:若杉弘がN響他と演奏した、モーツァルト編曲によるヘンデルの「メサイア」。メジューエワがショパンをひく「京都リサイタル2016」。
4月4日:「ギュンター・ヴァント&ミュンヘン・フィル」8枚組から、ブルックナー:交響曲第8番と第5番ほか。フェルミューレンとペーテルスのフォルテピアノ連弾によるシューベルト作品集。
4月5日:クレンペラーとニュー・フィルハーモニア管の1969年録音のバッハの管弦楽組曲を、SACDの最新リマスタリングで。ヴァントとミュンヘン・フィルの「グレート」や「ロマンティック」ほか。
4月6日:クレンペラーとニュー・フィルハーモニア管の「ワルキューレ」抜粋を、SACDの最新リマスタリングの音で。1967年のメトロポリタン歌劇場公演から、クリップス指揮の「魔笛」。
4月7日:イタリアのピアニスト、グリッロがピアノ用に編曲したヴィヴァルディの「四季」。ノリントン指揮ウィーン・フィルの2000年ライヴでブラームスの二重協奏曲とシューマンの交響曲第2番ほか。ウィスペルウェイ(チェロ)とジャコメッティ(ピアノ)によるブラームスとシューベルトのデュオ作品集。

4月10日:パリ管弦楽団の副コンサートマスターをつとめる千々岩英一のフランス作品集「ポエム」。京都で名声を高める広上淳一が日本フィルを指揮したベートーヴェンの交響曲第5番と第7番。
4月11日:没後5周年のベルグルンドが70年代にボーンマス響と録音したシベリウスの交響曲全集から、最新のSACDの音で。
4月12日:ベルグルンドのシベリウスの続きと、「チェロのプリンス」フルニエの最後の商業録音となった1981年の日本録音盤など。
4月13日:フランスの若手、ダヴィッド・フレイのひくショパン作品集。「メトロポリタン歌劇場新開館シーズン1966-67公演ライヴ」から、レナータ・スコットが客席を熱狂させる「蝶々夫人」。
4月14日:ワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルによるチャイコフスキーの交響曲集第2弾、第4番と《悲愴》ほか。ピリオド楽器のロンドン・ハイドン四重奏団による「ハイドン:弦楽四重奏曲集op.54&op.55」。

4月17日:テレビドラマなどで活躍する菅野祐悟が作曲した交響曲第1番を、藤岡幸夫指揮関西フィルの演奏で。ラザレフ指揮日本フィルの好評のショスタコーヴィチの交響曲シリーズから、第6番&第9番。ソプラノの長島剛子が歌う「光の中のベルリン 第三帝国で禁じられた歌曲」。
4月18日:フランス革命の激動期を生きた女性作曲家の草分け、エレーヌ・ド・モンジェルーの作品をエドナ・スターンのピアノで。革命前にマリー・アントワネットが聴いた作品を、ショヴァン指揮)ル・コンセール・ド・ラ・ローグの演奏で。ブルーノ・ヴァイルとターフェルムジーク・バロック管弦楽団によるベートーヴェンの交響曲全集の完結編、《合唱》。
4月19日:カーゾンとブリテン指揮イギリス室内管によるモーツァルト:ピアノ協奏曲と、ミルシテインのバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲を、最新のSACDの音で。
4月20日:ピリオド楽器のボニッツォーニ指揮ラ・リゾナンサほかによるパーセルの歌劇「ディドーとエネアス」。1967年メトの「リゴレット」。
4月21日:ギルトブルグとワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルによるショスタコーヴィチのピアノ協奏曲と、弦楽四重奏曲のピアノ編曲版。ハイティンク指揮バイエルン放響によるマーラーの交響曲第3番。

4月24日:1957年にパリ国立音楽院ピアノ科を卒業したベテラン、北村陽子によるドビュッシーの前奏曲集。マリンバのミカ・ストルツマンが夫のリチャード・ストルツマンと共演した「Duo Cantando」。
4月25日:ドイツ指揮者界の長老、ギーレンの放送録音を集めたエディション第4集9枚組から、シューマンの「ゲーテのファウストからの情景」や幻想交響曲など。戦中戦後に活躍した日本のピアニスト、平田美知の「デビュー75周年記念コンサート」からショパンのピアノ協奏曲第1番。
4月26日:ギーレンの指揮したドヴォルジャークの協奏曲や交響曲、《悲愴》やベルリオーズ:レクイエムなど。平田美知の「デビュー75周年記念コンサート」から、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。
4月27日:ピアノのネボルシン、ヴァイオリンのバラホフスキー、ヴィオラのゼムツォフなどによるブラームスのピアノ四重奏曲第2番。「メトロポリタン歌劇場新開館シーズン1966-67公演ライヴ」から、プライスやベルゴンツィの歌う「アイーダ」とハイライト集。
4月28日:ヘンゲルブロック指揮NDRエルプフィルによる、新鮮なブラームスの交響曲第4番と第3番。ルイージ指揮フィルハーモニア・チューリヒによるリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」。来日公演でも絶賛されたヤンソンス指揮バイエルン放響によるマーラーの交響曲第9番。

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1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。