121chTHE CLASSIC

ニューディスク・ナビ


(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週火~土)0:00~6:00
ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ

ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ

ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。

<9月放送分のおススメ>
 東京交響楽団との活動も絶好調のジョナサン・ノットが、バンベルク交響楽団を指揮して2003年から11年にかけて完成したマーラーの交響曲全集。SACDのボックスを5回に分けてお送りします(8月30日~9月20日)。生誕150年の作曲家サティ。その大作「ソクラテス」などの歌曲を、現代を代表する名歌手バーバラ・ハニガンがヴェテランのデ・レーウのピアノで、妖しくまた儚く歌う1枚(8日)。サティではシェプスのひくピアノ曲集も注目盤(13日)。メトロポリタン歌劇場の次期監督となるネゼ=セガンが、バーデン・バーデンで指揮するモーツァルト歌劇シリーズに「フィガロの結婚」が登場(15日)。


8月29日:成長を続ける辻井伸行の新譜は、リストのピアノ・ソナタロ短調とラヴェルの「夜のガスパール」という難曲2つ。小澤征爾が水戸室内管を指揮したベートーヴェンの交響曲第5番。このオーケストラが指揮者なしで演奏したモーツァルト:クラリネット協奏曲(リカルド・モラレス独奏)との組合せ。
8月30日:ヴェーグがカメラータ・アカデミカを1996年に指揮したシューベルトの交響曲第1~4番。東京交響楽団で活躍するジョナサン・ノットがバンベルク響を指揮したSACDのマーラー:交響曲全集から、「巨人」と「復活」。
8月31日:帝政ロシア出身の指揮者ニコライ・マルコが、1950年代後半にBBC響を指揮した放送録音集4枚組。マルコがレニングラードで世界初演したショスタコーヴィチの交響曲第1番など。
9月1日:ドイツのバロック・アンサンブル、ザ・プレイフォーズがルター時代の音楽を集めた軽妙な「ルターは踊る」。ハーゼルベック指揮のピリオド・オーケストラによるベートーヴェンの「エグモント」。シルマー指揮ミュンヘン放送管、リボールとシューコフの歌によるレハール後期のヒット作「ジュディッタ」。
9月2日:ゲルギエフがロンドン響を指揮して、お得意のベルリオーズから劇的交響曲「ロメオとジュリエット」。好調のホーネック(指揮)ピッツバーグ響による、力強いチャイコフスキーの「悲愴」。

9月5日:ミュンシュ指揮日本フィルによる、1962年ステレオ・ライヴのブラームスの交響曲第1番。現代日本の作曲家、藤倉大のオーケストラル作品集「世界にあてた私の手紙」。斎藤雅広と仲間たちが杉並公会堂の3台のピアノをひく「華麗なるピアノ3重弾!」。
9月6日:来日公演も好評だったベルリン古楽アカデミーの「水上の音楽」。ノットとバンベルク響のマーラー:交響曲全集から第3番と第4番。メジューエワ(ピアノ)の「四季~チャイコフスキー・アルバム」。
9月7日:マリナー指揮のブランデンブルク協奏曲と管弦楽組曲全曲。フルトヴェングラーのデッカ録音、トスカニーニのローマ三部作。
9月8日:ドゥセ指揮アンサンブル・コレスポンダンスの「デュモン:ルイ14世の礼拝のためのモテットと聖体奉挙の音楽」。バーバラ・ハニガン(ソプラノ)とデ・レーウ(ピアノ)のサティ歌曲集。チェコ音楽の巨匠ビエロフラーヴェク指揮BBC響とブラショヴァ、スメクの歌うスメタナ:歌劇「ダリボル」全曲。
9月9日:ビシュコフ指揮の「ウィーン・フィル・サマーナイト・コンサート2016」。ゲルギエフ指揮ロンドン響のスクリャービンの交響曲第1番と第2番。LSOパーカッション・アンサンブルによるライヒ作品集。

9月12日:ウィーン・フィルのコンサートマスター、シュトイデが広島交響楽団と共演したメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とベートーヴェンの交響曲第5番。山田一雄指揮都響の「シェエラザード」。森麻季(ソプラノ)の歌う「春の声」。
9月13日:ノット指揮バンベルク響のマーラーの第5番と第6番。オルガ・シェプス(ピアノ)のサティ作品集。
9月14日:デ・ワールト指揮コンセルトヘボウ管の70年代録音集。カラヤンの幻の戦時中の録音、リンツの大ドイツ放送帝国ブルックナー管弦楽団との「フーガの技法」。
9月15日:ハルジー指揮ロンドン交響楽団合唱団によるラフマニノフの晩祷。メトロポリタン歌劇場の次期監督となるネゼ=セガンがバーデン・バーデンで指揮した「フィガロの結婚」全曲。
9月16日:メジューエワの2枚組「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集第3集」。ワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルによるチャイコフスキーの交響曲集。

9月19日:新日本フィルのコンサートマスター崔文洙と、新任の音楽監督上岡敏之(ピアノ)のデュオによる、バッハとシューマンのヴァイオリン・ソナタ集。ラザレフ指揮日本フィルによる重量級の「レニングラード」。
9月20日:ノットとバンベルク響のマーラー:交響曲全集から第8番と第9番。読響の首席客演指揮者コルネリウス・マイスターとウィーン放送響による新作舞曲集「「タンツムジーク」。ジャン=ギアン・ケラスがペルシャの民族楽器と共演、日本公演も絶賛された「トラキアの伝統音楽」。
9月21日:ケンペ指揮ベルリン・フィルの50年代末の初期ステレオ録音集を、SACDの新規マスタリングで。
9月22日:フォリアーニ指揮のバート・ヴィルトバートのロッシーニ音楽祭のライヴで「ランスへの旅」全曲。アメリカのバロック・アンサンブル、ムジカ・セクエンツァの「サンプリング・バロック・ヘンデル」。
9月23日:ポール・ルイスとハーディング指揮スウェーデン放響によるブラームスのピアノ協奏曲第1番。ダウスゴー指揮シアトル交響によるマーラーの交響曲第10番(クック版)。「浄夜」の原流を探るカルネッリ指揮の「シェーンベルクの『浄夜』に向かって」。

THE CLASSIC オンエア曲リスト

山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ

ニューディスク・ナビ

ニューディスク・ナビ

ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ
<8月放送分のおススメ>
 92歳のスクロヴァチェフスキが読売日響を指揮した、ブルックナーの交響曲第8番の今年のライヴ。衰えを知らぬ剛毅(1日)。今月はこの曲がベーム&ベルリン・フィルの1969年ライヴ(17日)、ルイージ&チューリッヒの第1稿(26日)と、それぞれの魅力で3種登場します。
 故アーノンクールが引退直前に指揮したベートーヴェンのミサ・ソレムニスは、まさにその音楽的遺言。ピリオド楽器による平和希求の音楽(5日)。
 1976年イスラエル生れのピアニスト、シャイ・ウォスネルの新譜は、ハイドンとリゲティ、18世紀と20世紀のカプリッチョと協奏曲を鏡のように配した、センスの光る1枚(26日)。(山崎浩太郎)

8月1日:明日のスターを発掘することで知られる浜松国際ピアノコンクール。アレクサンデル・ガジェヴなど、昨年の優勝者、入賞者の演奏をあつめた2枚組。92歳のスクロヴァチェフスキ(指揮)読響のブルックナー:交響曲第8番。ようやく一般発売された、2014年の小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラによる幻想交響曲。
8月2日:チェロ奏者、指揮者として活躍するオフェリー・ガイヤール。コルティ(フォルテピアノ)など若き名手とともに、「C.P.E.バッハ作品集第2集」。中国出身、パリで高い人気を誇るシュ・シャオメイ。その原点となったゴルトベルク変奏曲、待望の再録音。
8月3日:来日公演も好評のベテラン、アモイヤルの70年代の録音から、ラロやブルッフなど。生誕130年のフルトヴェングラー、セブンシーズのライヴのリマスタリング・シリーズから2枚。
8月4日:フランスの新世代のピリオド楽器アンサンブル、ル・セルクル・ドゥラルモニーを率いるジェレミー・ロレール。新進歌手とライヴ録音したモーツァルトの「後宮からの逃走」。メトロポリタン歌劇場での初演が話題となったコリリアーノの「ヴェルサイユの幽霊」初録音。
8月5日:名手フランク・ペーター・ツィンマーマンがスルク指揮バイエルン放送室内管と完成したモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集第2巻。タメスティとの共演もききもの。アーノンクールの音楽的遺言、ベートーヴェンのミサ・ソレムニス。

8月8日:サイトウ・キネン・フェスティバルで2011年に上演された小澤征爾指揮の「青ひげ公の城」、ようやく登場。今年没後20年の「武満徹の軌跡~名作セレクション1957-1995」。岩城宏之指揮札幌交響楽団による「シェエラザード」ほか。
8月9日:エスター・ホッペがモーツァルト所有のヴァイオリンを用いて演奏した「モーツァルトのコスタ・ヴァイオリン」。ハンガリーの俊英バラーティとハンガリー室内管弦楽団によるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集。ピアノのエリザベス・ジョイ・ロウがひくフィールド:ノクターン全集。
8月10日:クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルの1954年のベートーヴェン演奏会ほか。フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルのベートーヴェン交響曲集。
8月11日:「東京・春・音楽祭」での指揮が好評だったリチャード・エガー。クリストファー・ギボンズ、ヘンデル、サリヴァンなど、イギリス音楽史をふりかえって。
8月12日:ドイツの若手クリッヒェルがミヒャエル・ザンデルリンク指揮ドレスデン・フィルと共演したラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ほか。ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ響のプロコフィエフ・シリーズから、交響曲第5番。マンゼ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルのヴォーン・ウィリアムズの交響曲第2番と第8番。

8月15日:札幌交響楽団のアーカイヴから、ステレオ録音をSACDで発掘するシリーズより、渡邉暁雄指揮のシベリウス、朝比奈隆指揮のシューマン、山田一雄指揮のチャイコフスキー。
8月16日:極小人数でモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏するスホーンデルヴルト(フォルテピアノ)とクリストフォリ・アンサンブルのシリーズから、第22番と第24番。チェロの名手クニャーゼフがオルガンをひいた、ゴルトベルク変奏曲。
8月17日:ベーム指揮ベルリン・フィルのステレオ・ライヴ、1968年のストラヴィンスキーの「火の鳥」組曲ほか、1969年のブルックナー:交響曲第8番。1952年の「ローマのフルトヴェングラー《田園・運命・英雄》」。
8月18日:ラリー・フォスター指揮NDRラジオフィル、バラインスキーやシュコフによるシュトラウスの「ジプシー男爵」全曲。ボストリッジが今世紀初頭に録音したフランス歌曲集。
8月19日:アンドリス・ネルソンスがボストン響を指揮したショスタコーヴィチの交響曲集第2弾、5、8、9番。バボラーク(ホルン)と菊池洋子(ピアノ)によるヒンデミット作品集。

8月22日:没後10年の岩城宏之の指揮で、札幌交響楽団のアーカイヴからベートーヴェンの交響曲第4番と第7番。オーケストラ・アンサンブル金沢との新作委嘱集「21世紀へのメッセージ」4枚組から2枚。
8月23日:岩城宏之(指揮)オーケストラ・アンサンブル金沢との新作委嘱集「21世紀へのメッセージ」4枚組から、武満作品など2枚。クレーメル(ヴァイオリン)と吉野直子(ハープ)による1996年のアルバム「Insomnia(眠れない夜)」。
8月24日:トスカニーニ指揮NBC交響楽団の1951年の偶発的ステレオ録音による、ヴェルディのレクイエム。フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルのライヴ2枚。
8月25日:オランダの新鋭リコーダー奏者、ボスグラーフとアンサンブル・コルデヴェントによるテレマン作品集。フランスの俊英、ラファエル・ピション率いるアンサンブル・ピグマリオンによるラモーの歌劇「カストールとポリュックス」全曲。
8月26日:イスラエルのピアニスト、シャイ・ウォスネルがひくハイドンとリゲティの協奏曲。来日公演も好評だったスラットキン指揮フランス国立リヨン管によるラヴェルのオーケストレーション作品集。ルイージ指揮フィルハーモニア・チューリッヒによるブルックナーの交響曲第8番。第1稿というのがききもの。

THE CLASSIC オンエア曲リスト

山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ

ニューディスク・ナビ

ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ

ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
ニューディスク・ナビ ニューディスク・ナビ
<7月放送分のおススメ>
 サイモン・ラトルとベルリン・フィルが、このコンビの集大成に録音したベートーヴェンの交響曲全集。俊敏な活力と爽やかな叙情、個人技とアンサンブルの超高水準の両立(7日・8日)。
 スペインの俊英、パブロ・エラス=カサド指揮のフライブルク・バロック・オーケストラによるメンデルスゾーンの「スコットランド」と「イタリア」は、ピリオド楽器の響きで新たな魅力をみせる1枚。同日のジャン=ギアン・ケラスとのシューマンのチェロ協奏曲他も秀逸(12日)。
 フランスのチェンバロ奏者、デュブルイユがゴルトベルク変奏曲をついに録音。深い奥行きと生命力の見事な共存(26日)。(山崎浩太郎)

7月4日:千住真理子(ヴァイオリン)の「MARIKO plays MOZART」。ますますコンビとしての成熟度を高めるエリシュカと札幌交響楽団のブラームスとベートーヴェンの交響曲第4番。
7月5日:オランダの俊英ハンネス・ミンナールがデ・フリエンド&ネザーランド響と共演したベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番と第2番。クリスチャン・ヤルヴィ指揮のチャイコフスキーの「白鳥の湖」と「雪娘」。
7月6日:シェルヘンの大胆なカットで有名な、フランス国立放送管とのマーラーの交響曲第5番を新たなマスタリングで。生誕100年のメニューインのライヴ録音集から3枚。
7月7日:来日公演も話題となったラトル指揮ベルリン・フィルの「ベートーヴェン:交響曲全集」から4曲。オネゲルとイベールの共作でナポレオンの息子の悲劇を描く歌劇「鷲の子」を、ケント・ナガノ指揮モントリオール響ほかの演奏で。
7月8日:女性3人のピアノ三重奏団、ブーランジェ・トリオが耽美的な小品をあつめた「ソリテア」。昨日に続いて、ラトル指揮ベルリン・フィルの「ベートーヴェン:交響曲全集」から5曲。

7月11日:大ヴェテラン、山根弥生子(ピアノ)の「フランスのエスプリ Vol.1」。一柳慧の最新作、交響曲第8番「リヴェレーション 2011」と第9番「ディアスポラ」。半世紀前のフォノシートから復刻された、近衞秀麿指揮のベートーヴェンの交響曲第5番。
7月12日:ケラス、ファウスト、メルニコフの3人がエラス=カサド指揮フライブルク・バロック・オーケストラと制作したシューマン三部作の完結篇、チェロ協奏曲ほか。そのカサド指揮による、清新なメンデルスゾーンの「スコットランド」と「イタリア」。新鋭ラシュコフスキ―による「スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集」。
7月13日:先週に続いて生誕100年のメニューインのライヴ録音集から、カザルスとの共演やケルテス&ロンドン響とのブリテン:ヴァイオリン協奏曲など4枚。
7月14日:バリトンのゲルハーヘルの歌うシューベルト歌曲集。声楽アンサンブル、ヴォーチェス8の歌う「永遠の光~神秘のア・カペラ」ほか。
7月15日:シュターツカペレ・ドレスデン管楽合奏団によるモーツァルトとベートーヴェンの五重奏曲。ヤンソンス&バイエルン放響によるドヴォルジャークとシベリウスの2枚。アルゲリッチの初期の放送録音をあつめた「アーリー・レコーディングス」。

7月18日:着々と進む福田進一のギターによるバッハ作品集から、第5巻「目覚めよと呼ぶ声あり」。山田和樹と日本フィルが3年がかりで進行中のマーラー交響曲全曲シリーズから、本人も大満足という第6番「悲劇的」。
7月19日:イタリアの俊才、バッケッティとRAI国立響による.バッハのピアノ協奏曲集。ニューヨーク・フィル次期音楽監督のヤープ・ファン・ズヴェーデンがダラス響を指揮したマーラーの交響曲第3番。日本でのショスタコーヴィチ弦楽四重奏チクルスも大成功したパシフィカ四重奏団。アムランとの共演で、アメリカの長命の作曲家オーンスタインのピアノ五重奏曲。
7月20日:バンベルク交響楽団の「創立70周年記念ボックス」17枚組から、カイルベルトなどの指揮による5枚。
7月21日:昨日に続き、バンベルク交響楽団の「創立70周年記念ボックス」から、ケンペ、ケルテス、ザンデルリンクなどの指揮による4枚。
7月22日:熱いラテンの指揮者、オロスコ=エストラーダとヒューストン響によるドヴォルジャークの交響曲第6番。毎年恒例、アルゲリッチ&フレンズによる「ルガーノ・フェスティヴァル・ライヴ2015」3枚組。

7月25日:鈴木雅明がタピオラ・シンフォニエッタを指揮して、録音では新境地を示すストラヴィンスキーの「プルチネッラ」組曲など。札響の新しいシェフ、ポンマーとのブルックナーの「ロマンティック」。リコーダーの江崎浩司がバッハのトリオ・ソナタを復元した「甦るソナタ」。
7月26日:イギリスの王政復古時代の音楽をあつめた「ザ・ニュー・オールド・アルビオン」。フランスの中堅チェンバロ奏者、デュブルイユが、いよいよ録音したゴルトベルク変奏曲。ミナーシ(ヴァイオリン)とエメリャニチェフ(フォルテピアノ)などによるハイドンのピアノ三重奏曲集。ツェートマイアーの指揮とヴァイオリン、パリ室内管とのシューマンのヴァイオリン協奏曲と幻想曲など。
7月27日:先週に続き、バンベルク交響楽団の「創立70周年記念ボックス」17枚組から、ヨッフム、シノーポリ、シュタインなどの指揮による3枚。
7月28日:再評価が進むオペラ作曲家マイヤベーア。チオーフィなどが歌う熟練期の「ディノーラ」と、ケルメス、ジュノーなどが歌う青年期のイタリア時代の珍しい作品、「ロスブルゴのエンマ」全曲。
7月29日:イタリアの俊英、ラナがパッパーノの指揮で録音した、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番ほか。デュメイとナガノ指揮モントリオール響によるバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番と、管弦楽のための協奏曲。NDR交響楽団(北ドイツ放送交響楽団)の首席指揮者としてさらなる飛躍が期待されるウルバンスキによる、ルトスワフスキ作品集。

<特別篇~上半期話題盤をあつめて>
 第1週は今年前半に放送したなかから、特に話題となったディスクをあつめてお送りします。
6月27日:大活躍の若手2人、山田和樹指揮スイス・ロマンド管弦楽団の「ロシアン・ダンス」、小菅優のベートーヴェンの最後の3つのピアノ・ソナタ。5月5日に亡くなった冨田勲の「オホーツク幻想」など。
6月28日:ピリオド・スタイルの演奏を集めて、3月5日に亡くなったアーノンクールのベートーヴェンと、ハーゼルベックとウィーン・アカデミー管弦楽団による「RESOUND BEETHOVEN Vol.2」。そしてガーディナーのバッハのミサ曲ロ短調の再録音など。
6月29日:ヒストリカル盤から、コンドラシン指揮モスクワ・フィルのショスタコーヴィチの交響曲第4番の世界初演ライヴ。ベームとケルンWDR響の「新世界より」。驚きの新発見、クナッパーツブッシュの「ローエングリン」全曲。
6月30日:フランスの若手、ラ・マルカ(チェロ)の美しいアルバム「カントゥス」。クートとブラックショウのデュオによるシューマン歌曲リサイタル。ソコロフ(ピアノ)の「ハンマークラヴィーア」。
7月1日:鬼才クルレンツィスの2枚。コパチンスカヤとのチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲と、「春の祭典」。大活躍のマリス・ヤンソンスとパーヴォ・ヤルヴィのディスクから。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。