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(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週火~土)0:00~6:00
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一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。

<5月放送分のおススメ>
 カリスマ指揮者と一糸乱れず従う大オーケストラ、という20世紀的な価値観とは別のところで、アンサンブルでつくる音楽の喜びを味わえるのが、2011年ザルツブルク音楽祭のマーラーの交響曲第4番の室内アンサンブル版。ルノー・カピュソン、タメスティなどスター揃い(5日)。名手が集う合奏の喜びでは、フェルシュトマン、クリンガー、ベルチャ四重奏団などが参加したメンデルスゾーンの弦楽八重奏曲も素晴らしい。現代はアンサンブルの時代なのか(19日)。「井上道義/ショスタコーヴィチ:交響曲全集」は、2007年に日比谷公会堂で開催された演奏会シリーズの、ホットなドキュメント(15~26日)。(山崎浩太郎)

5月1日:昨年没した、2人の音楽家のディスクをお送りします。まずは7月に亡くなった中村紘子。生涯最後の協奏曲演奏となったモーツァルトのピアノ協奏曲第24番を2種収録した「中村紘子 フォーエバー」。続いて5月に亡くなった冨田勲の遺作、「ドクター・コッペリウス」の半年後の初演ライヴ。武久源造がチェンバロとフォルテピアノで演奏する、バッハの適正律クラヴィーア曲集。平均律ではなく適正律というのがポイント。
5月2日:日本公演も話題となったイヴラギモヴァ(ヴァイオリン)とティベルギアン(ピアノ)のデュオによる、「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集第3集」。ダニエル・ホープがヴィヴァルディの「四季」と新たな四季に挑む「フォー・シーズンズ」。
5月3日:ベームとウィーン・フィルが1974~80年に録音したモーツァルトの交響曲集を、最新リマスタリングのSACDの音で。
5月4日:昨年の「東京・春・音楽祭」の「ジークフリート」で聴衆を感激させたテノールのアンドレアス・シャーガーが歌曲を歌う「Singen will ich, Lieder singen」。トレーケルとシュヴァネヴィルムスの主役コンビでハンス・グラーフがヒューストンで演奏会形式上演した、ベルクの「ヴォツェック」。
5月5日:御喜美江がアコーディオンでひくバッハの平均律クラヴィーア曲集。ルノー・カピュソンを中心に、オールスター・アンサンブルが演奏するマーラーの交響曲第4番のアンサンブル編曲版。ブニアティシヴィリがパーヴォ・ヤルヴィ&チェコ・フィルをバックにひくラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と第3番。

5月8日:鈴木雅明によるバッハのオルガン作品集第2集。絶好調の広上淳一と京都市響のコンビの「ジュピター」と「ツァラトゥストラはかく語りき」。重鎮安田謙一郎の20~21世紀の無伴奏チェロ作品集。
5月9日:マンフレート・ホーネック指揮ウィーン交響楽団による「ウィーンの春2016」ライヴ。ピリオド楽器のウィレンズ指揮ケルン・アカデミーによるモーツァルトの「ポストホルン」と「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。2年前に亡くなったアルド・チッコリーニの、最後の来日直前のフランスでのリサイタル。
5月10日:没後30年のヨッフム。愛娘と共演したベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番 とモーツァルトのピアノ協奏曲第14番など。
5月11日:没後450年のモンテヴェルディ。そのミサ・イン・イッロ・テンポレを中心とする「モンテヴェルディの鏡」。メゾソプラノのアン・ハレンベリがルセ指揮レ・タラン・リリクと伝説のカストラートの十八番を歌う「ファリネッリ ア・ポートレート」。
5月12日:ワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルのエルガーの交響曲第2番。クレーメルとクレメラータ・バルティカによるヴァインベルクの室内交響曲集。話題の女性指揮者ミルガ・グラジニーテ=ティーラも参加。チッコリーニが2013年に録音した、素敵な「ワルツ選集」。

5月15日:新日本フィルの音楽監督に就任した上岡敏之。このコンビによるR.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」と「英雄の生涯」。井上道義がサンクト・ペテルブルク響など6つのオーケストラと2007年に日比谷公会堂で敢行したショスタコーヴィチの交響曲全曲チクルスから、1~3番。
5月16日:井上道義のショスタコーヴィチ、4~6番。日本で演奏されて絶賛されたライヒのテヒリームと、アダムズの劇的交響曲「シェヘラザード.2」。
5月17日:マルクジンスキーが1961年に日比谷公会堂で行なったショパン・リサイタルのステレオ・ライヴ。同じ日比谷公会堂での井上道義指揮のショスタコーヴィチ、7&8番。
5月18日:カウンターテナーのジャルスキーがサルトリオ、モンテヴェルディ、ロッシの3人が作曲したオルフェオを歌う「オルフェオの物語」。アルトのシュトゥッツマンの「シューベルト:三大歌曲集」。
5月19日:ブレハッチ(ピアノ)のバッハ・リサイタル。アムランがユロフスキ指揮ロンドン・フィルと演奏する難曲2つ、メトネルのピアノ協奏曲第2番とラフマニノフの第3番。パーヴォ・ヤルヴィとフィルハーモニア管によるニールセン作品集。ヴァイオリンのリザ・フェルシュトマンを中心に名手が集ったメンデルスゾーンの弦楽八重奏曲。

5月22日:モーツァルトの交響曲全集をライヴ録音した飯森範親と山形交響楽団。その最初と最後の演奏会から、「レ・プティ・リアン」ほか。選集に引き続いて井上道義指揮のショスタコーヴィチ全集から、9~12番。
5月23日:フォルテピアノのスホーンデルヴィルトが小アンサンブルのクリストフォリと演奏したモーツァルトのピアノ協奏曲「ジュノム」ほか。イギリスのナッシュ・アンサンブルによるブルッフの弦楽五重奏曲と八重奏曲。
5月24日:没後30年のヨッフムと、フルトヴェングラー、ワルターの王道特集。
5月25日:メンコボーニとカンタール・ロンターノが教会で演奏したモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」。来日公演も大好評だったナタリー・デセイ(ソプラノ)とカサール(ピアノ)のデュオによるシューベルトの歌曲集。
5月26日:アンデルシェフスキがモーツァルトとシューマンの幻想曲をひく「ファンタジー」。ネゼ=セガン指揮ロンドン・フィルのドヴォルジャークの交響曲第6&7番。ノットとバンベルク交響楽団、テノールとバリトンによるマーラーの「大地の歌」。井上道義のショスタコーヴィチ:交響曲全集から、日比谷公会堂が無期限閉館となる直前に演奏された15番。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<4月放送分のおススメ>
 ガーディナーとロンドン交響楽団のメンデルスゾーン・シリーズの最新作、「真夏の夜の夢」。3人の役者が登場してシェイクスピアの台詞を語り、ドラマと音楽の結びつきを生き生きと聴かせてくれます(3月31日)。
 メトロポリタン歌劇場新開館シーズンのライヴ・ボックスの花といってもいい、レナータ・スコットが十八番の蝶々さんを歌う「蝶々夫人」全曲。全盛期のスコットの凄さを思い知らせてくれる名演(13日)。
 昨年の来日公演で絶賛された、ヤンソンスとバイエルン放響のマーラーの交響曲第9番。来日直前のミュンヘンでのライヴを、日本向けのみに特注されたSACDからお送りします(28日)。(山崎)


3月27日:吉野直子の自主レーベル第2弾「ハープ・リサイタル2 ~ソナタ、組曲と変奏曲」。東フィルの首席として絶好調のバッティストーニとイタリアのRAI国立交響楽団によるチャイコフスキーの交響曲第5番。児玉桃のピアノで、ドビュッシーと細川俊夫のエチュード集。
3月28日:オーストリアのヴァイオリン奏者、ゲルハルト・シューベルトがワーグナー作品のヴァイオリン用編曲をあつめた「ワーグナーと、ヴァイオリン」。昨年亡くなったネヴィル・マリナーが20世紀後半に録音したベートーヴェンの交響曲全集から6曲。
3月29日:トッパンホールのリサイタルも好評だったフォルテピアノのブラウティハムによるディアベッリ変奏曲。マリナーのベートーヴェンの交響曲全集から3曲と序曲他。
3月30日:藤原歌劇団の《ノルマ》で期待されるマリエッラ・デヴィーアがエリザベス女王を歌うドニゼッティの歌劇「ロベルト・デヴリュー」。1967年のメトロポリタン歌劇場ライヴで、マクラッケン、カバリエによるヴェルディの「オテロ」。
3月31日:ズーエフがショパン時代のピアノでひくグリーグのピアノ協奏曲と小品集。ガーディナーとロンドン響によるメンデルスゾーンの劇音楽「真夏の夜の夢」。ロト指揮の家庭交響曲。クレーメルが若手のトリフォノフ、ディルヴァナウスカイテと組んでラフマニノフのピアノ三重奏曲をひく「祈り~悲しみのトリオ」。

4月3日:若杉弘がN響他と演奏した、モーツァルト編曲によるヘンデルの「メサイア」。メジューエワがショパンをひく「京都リサイタル2016」。
4月4日:「ギュンター・ヴァント&ミュンヘン・フィル」8枚組から、ブルックナー:交響曲第8番と第5番ほか。フェルミューレンとペーテルスのフォルテピアノ連弾によるシューベルト作品集。
4月5日:クレンペラーとニュー・フィルハーモニア管の1969年録音のバッハの管弦楽組曲を、SACDの最新リマスタリングで。ヴァントとミュンヘン・フィルの「グレート」や「ロマンティック」ほか。
4月6日:クレンペラーとニュー・フィルハーモニア管の「ワルキューレ」抜粋を、SACDの最新リマスタリングの音で。1967年のメトロポリタン歌劇場公演から、クリップス指揮の「魔笛」。
4月7日:イタリアのピアニスト、グリッロがピアノ用に編曲したヴィヴァルディの「四季」。ノリントン指揮ウィーン・フィルの2000年ライヴでブラームスの二重協奏曲とシューマンの交響曲第2番ほか。ウィスペルウェイ(チェロ)とジャコメッティ(ピアノ)によるブラームスとシューベルトのデュオ作品集。

4月10日:パリ管弦楽団の副コンサートマスターをつとめる千々岩英一のフランス作品集「ポエム」。京都で名声を高める広上淳一が日本フィルを指揮したベートーヴェンの交響曲第5番と第7番。
4月11日:没後5周年のベルグルンドが70年代にボーンマス響と録音したシベリウスの交響曲全集から、最新のSACDの音で。
4月12日:ベルグルンドのシベリウスの続きと、「チェロのプリンス」フルニエの最後の商業録音となった1981年の日本録音盤など。
4月13日:フランスの若手、ダヴィッド・フレイのひくショパン作品集。「メトロポリタン歌劇場新開館シーズン1966-67公演ライヴ」から、レナータ・スコットが客席を熱狂させる「蝶々夫人」。
4月14日:ワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルによるチャイコフスキーの交響曲集第2弾、第4番と《悲愴》ほか。ピリオド楽器のロンドン・ハイドン四重奏団による「ハイドン:弦楽四重奏曲集op.54&op.55」。

4月17日:テレビドラマなどで活躍する菅野祐悟が作曲した交響曲第1番を、藤岡幸夫指揮関西フィルの演奏で。ラザレフ指揮日本フィルの好評のショスタコーヴィチの交響曲シリーズから、第6番&第9番。ソプラノの長島剛子が歌う「光の中のベルリン 第三帝国で禁じられた歌曲」。
4月18日:フランス革命の激動期を生きた女性作曲家の草分け、エレーヌ・ド・モンジェルーの作品をエドナ・スターンのピアノで。革命前にマリー・アントワネットが聴いた作品を、ショヴァン指揮)ル・コンセール・ド・ラ・ローグの演奏で。ブルーノ・ヴァイルとターフェルムジーク・バロック管弦楽団によるベートーヴェンの交響曲全集の完結編、《合唱》。
4月19日:カーゾンとブリテン指揮イギリス室内管によるモーツァルト:ピアノ協奏曲と、ミルシテインのバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲を、最新のSACDの音で。
4月20日:ピリオド楽器のボニッツォーニ指揮ラ・リゾナンサほかによるパーセルの歌劇「ディドーとエネアス」。1967年メトの「リゴレット」。
4月21日:ギルトブルグとワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルによるショスタコーヴィチのピアノ協奏曲と、弦楽四重奏曲のピアノ編曲版。ハイティンク指揮バイエルン放響によるマーラーの交響曲第3番。

4月24日:1957年にパリ国立音楽院ピアノ科を卒業したベテラン、北村陽子によるドビュッシーの前奏曲集。マリンバのミカ・ストルツマンが夫のリチャード・ストルツマンと共演した「Duo Cantando」。
4月25日:ドイツ指揮者界の長老、ギーレンの放送録音を集めたエディション第4集9枚組から、シューマンの「ゲーテのファウストからの情景」や幻想交響曲など。戦中戦後に活躍した日本のピアニスト、平田美知の「デビュー75周年記念コンサート」からショパンのピアノ協奏曲第1番。
4月26日:ギーレンの指揮したドヴォルジャークの協奏曲や交響曲、《悲愴》やベルリオーズ:レクイエムなど。平田美知の「デビュー75周年記念コンサート」から、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。
4月27日:ピアノのネボルシン、ヴァイオリンのバラホフスキー、ヴィオラのゼムツォフなどによるブラームスのピアノ四重奏曲第2番。「メトロポリタン歌劇場新開館シーズン1966-67公演ライヴ」から、プライスやベルゴンツィの歌う「アイーダ」とハイライト集。
4月28日:ヘンゲルブロック指揮NDRエルプフィルによる、新鮮なブラームスの交響曲第4番と第3番。ルイージ指揮フィルハーモニア・チューリヒによるリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」。来日公演でも絶賛されたヤンソンス指揮バイエルン放響によるマーラーの交響曲第9番。

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山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<3月放送分のおススメ>
 1月4日に92歳で亡くなった名指揮者プレートル。シュトゥットガルト放響との「新世界より」、ブラームスの交響曲第1番などの力強いライヴ(2月28日&3月3日)。ソリストとして、またファウストやケラスとの室内楽奏者としても大活躍のピアニスト、メルニコフ。打楽器的にならない、ファンタジー豊かなプロコフィエフのピアノ・ソナタ集(24日)。ニューヨークのメトロポリタン歌劇場がリンカーン・センターに移転したのは半世紀前の1966年秋。豪華な上演ばかりの移転記念シーズンのライヴから、バーバーの「アントニーとクレオパトラ」など10本を、2か月間にわたりご紹介します(2・9・16・23日)。(山崎)

2月27日:昨年デビュー25周年を迎えた横山幸雄が新規に録音した「雨だれのプレリュード~ショパン名曲集」。山本直純がNHK交響楽団を指揮して、その話芸も披露するブリテンの「青少年のための管弦楽入門」やスター・ウォーズ組曲にルロイ・アンダーソンなど、楽しい2枚組。
2月28日:1月4日に亡くなった名匠プレートルが1991年にシュトゥットガルト放響を指揮した、チャイコフスキーの交響曲第4番の豪快なライヴ。デ・フリエンド指揮のハーグ・レジデンティ管弦楽団ほかによる、ピリオド・スタイルの清新なブラームス:ドイツ・レクイエム。
3月1日:カール・ベーム最晩年の録音で、ウィーン・フィルハや豪華な独唱とセッション録音したベートーヴェンの《合唱》。クーレンカンプがベーム指揮ベルリン・フィルと1937年に行なったシューマンのヴァイオリン協奏曲の世界初演ライヴ。
3月2日:リンカーン・センターにメトロポリタン歌劇場が移転したのは1966年。その秋の豪華なシーズンのライヴ・ボックスから、バーバーの「アントニーとクレオパトラ」とプッチーニの「トゥーランドット」。
3月3日:ポリーニが新たに開始したショパンの録音プロジェクト第3弾「幻想ポロネーズ、舟歌~ショパン後期作品集」。ドゥダメルのダイナミックな指揮が話題となったウィーン・フィルの今年の「ニューイヤー・コンサート」。プレートルとシュトゥットガルト放響のライヴ録音集2枚。

3月6日:ドイツを拠点に活躍するヴァイオリンの植村理葉が岡田博美のピアノと共演した「フォーレ:ヴァイオリンとピアノのための作品集」。大病前の舘野泉が井上喜惟指揮アルメニア・フィルと演奏したハチャトゥリアンと矢代秋雄のピアノ協奏曲。
3月7日:昨年のサントリーホールでの逞しいブルックナー・チクルスが話題を呼んだバレンボイムとシュターツカペレ・ベルリン。その前にウィーンとベルリンでライヴ録音した全集ボックスから、1~3番。
3月8日:バレンボイムとシュターツカペレ・ベルリンのブルックナーの4&5番。ギレリスとヨッフム指揮 ベルリン・フィルの1972年の名盤、ブラームスのピアノ協奏曲集を新しいSACDの音で。
3月9日:ネトレプコがパートナーのエイヴァゾフとザルツブルク音楽祭で演奏会形式で歌ったプッチーニの「マノン・レスコー」。メトロポリタン歌劇場の1966年ライヴでベーム指揮の.シュトラウスの「影のない女」。
3月10日:ドイツのピアニスト、シュタットフェルトの新譜はショパンの練習曲集に自作のインプロヴィゼーションを挿入した「ショパン+」。バレンボイムとシュターツカペレ・ベルリンのブルックナーの7~9番。フランスの新鋭ギタリスト、ティボー・ガルシアの「レイエンダ~伝説のギター」。

3月13日:NHK交響楽団の正指揮者をつとめる尾高忠明による、ブルックナーの交響曲第8番と尾高尚忠の交響曲第1番。1992年生れの新鋭藤元高輝の「武満徹:ギター作品集」。
3月14日:1945年ドレスデン生れのヴェテラン、ペーター・レーゼルがドレスデン歌劇場室内管弦楽団と再録音した「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集」から4曲。スペインの若手のバッハを2枚。ヴィオラ・ダ・ガンバのファミ・アルカイの「バッハ・アルバム」と、イグナシオ・プレーゴ(チェンバロ)のゴルトベルク変奏曲。
3月15日:昨年亡くなった音楽評論家宇野功芳さんが愛した指揮者たち、ワルター、シューリヒト、クナッパーツブッシュの演奏。
3月16日:アメリカの名テノール、リチャード・タッカーが晩年に情熱を燃やしたアレヴィの歌劇「ユダヤの女」ハイライトと、サザーランドとメトで共演した「ランメルモールのルチア」全曲ライヴ。
3月17日:アルゼンチン出身の女性チェロ奏者ソル・ガベッタがラトルとウルバンスキ指揮のベルリン・フィルと演奏したエルガーとマルチヌーのチェロ協奏曲。来日公演も話題の俊英、ウルバンスキ指揮NDRエルプフィルによる「新世界より」。イギリスのエリアス弦楽四重奏団による「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全曲第3集」。

3月20日:古楽アンサンブルのメディオ・レジストロがスペインのオルガン曲を編曲して演奏する「スパニッシュ・プログレッシヴ・バロック」。尾高忠明がN響とライヴ録音したお得意のエルガー交響曲集。
3月21日:ロシア出身の女性チェロ奏者ニーナ・コトワによるラフマニノフとプロコフィエフのソナタ。尾高忠明とN響による、エルガーの交響曲第3番の補筆完成版。
3月22日:SACDによるリマスター再発盤から、マルティノン指揮ウィーン・フィルによる《悲愴》。マタチッチ指揮ミラノRAI響によるブルックナー:交響曲第5番の1983年ライヴ。
3月23日:1967年メトのライヴで、コリン・デイヴィス指揮の「ピーター・グライムズ」。初めて正規にCD化された、1954年のロスバウト指揮によるシェーンベルクの歌劇「モーゼとアロン」世界初演。
3月24日:メルニコフがファンタジー豊かに弾くプロコフィエフのピアノ・ソナタ集。R.シュトラウスの作品から、オロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団による情熱的な「英雄の生涯」と、ヤンソンス指揮バイエルン放響による壮大なアルプス交響曲。

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山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音を、その生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、訳書にジョン・カルショー著『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。