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ピンク・フロイド


2014年12月4日(木)~6日(土)8:00~16:00
再放送あり(随時)
ピンク・フロイド
 プログレッシブ・ロック五大バンドの一つであり、プログレの偉大なる立役者、ピンク・フロイド。
 1967年にイギリスにてシングル「アーノルド・レーン」でデビュー。当時のメンバーはシド・バレット(G/Vo)、ロジャー・ウォーターズ(B/Vo)、リチャード・ライト(Key/Vo)、ニック・メイスン(Dr)の4人。サイケやブルース、フォークなどを取り込んだロックに、叙情性と浮遊感を昇華させた幻想的なサウンドで人気を博すと同時に、創意に富んだアルバムタイトルやジャケットデザイン、また壮大なライヴ演出等々、芸術的な側面でも高い評価を得ました。
 また、プログレッシブ・ロックの歴史のなかで最も商業的成功を収めたバンドであり、代表アルバム『The Dark Side Of The Moon(狂気)』は5,000万枚、『The Wall』は3,000万枚のメガ・セールスを記録。幾度ものメンバーチェンジや、事実上の活動休止を繰り返しますが、2005年に再結成。今もなお”生きる伝説”として、ロック史上に君臨するモンスターバンドです。
 この特集では、オリジナルアルバム、ライヴアルバムを中心に15作品をお送りします。

今月の放送スケジュールはこちら
※番組は8時間構成です。アルバム単位で放送します。
※編成の都合上、アルバム単位ではなく楽曲毎に放送する場合がございます。
 ご了承ください。 <SUPER LEGEND 名盤チャンネル オンエア曲リスト>

放送アルバム一覧

1) The Piper At The Gates Of Dawn(夜明けの口笛吹き)

1967年の記念すべきデビュー・アルバム。同年に発表されたビートルズの『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』と並、「サイケデリックの名盤」と称され、イギリスのロック・シーンに彗星のごとく登場した4人組はいきなりの成功を収めることになります。

■収録曲

  1. Astronomy Domine
  2. Lucifer Sam
  3. Matilda Mother
  4. Flaming
  5. Pow R. Toc H.
  6. Take Up Thy Stethoscope And Walk
  7. Interstellar Overdrive
  8. The Gnome
  9. Chapter 24
  10. The Scarecrow
  11. Bike

2) A Saucerful Of Secrets(神秘)

1968年発売。バンドの中心メンバーだったシド・バレットがレコーディング途中で脱退、バンドにとって非常に危機的な状況で制作されたアルバムです。 バレット脱退後、新ギタリストとして旧友のデヴィッド・ギルモアを迎え、バンドは方針を転換してサイケデリック・ロックから脱却し、より独創性の高い音楽を目指すようになります。

■収録曲

  1. Let There Be More Light
  2. Remember A Day
  3. Set The Controls For The Heart Of The Sun
  4. Corporal Clegg
  5. A Saucerful Of Secrets
  6. See-Saw
  7. Jugband Blues

3) More

バルベ・シュローダー監督映画『More』のサウンドトラックとして制作された1969年の作品。後に発表する代表的なアルバム「Atom Heart Mother(原子心母)」The Dark Side of the Moon(狂気)などとは異なり、本作はブルース、カントリー、フラメンコ調の曲が数多く収録。バンドの音楽的ルーツを探る上で興味深い作品です。

■収録曲

  1. Cirrus Minor
  2. The Nile Song
  3. Crying Song
  4. Up The Khyber
  5. Green Is The Colour
  6. Cymbaline
  7. Party Sequence
  8. Main Theme
  9. Ibiza Bar
  10. More Blues
  11. Quicksilver
  12. A Spanish Piece
  13. Dramatic Theme

4) Ummagumma

1969年発売、初のライブ版を含む2枚組。1枚目はライヴ盤、1969年のバーミンガム・マザーズクラブとマンチェスター商科大学での演奏です。2枚目のスタジオ録音ではメンバー4人のソロが聞くことができます。このアルバムでプロデューサー、ノーマンスミスと別れ、その後セルフプロデュースの道を歩みます。

■収録曲

  1. Astronomy Domine
  2. Careful With That Axe, Eugene 
  3. Set The Controls For The Heart Of The Sun 
  4. A Saucerful Of Secrets 
  5. Sysyphus Part I~ IV
  6. Grantchester Meadows 
  7. Several Species Of Small Furry Animals Gathered Together In A Cave And Grooving With A Pict 
  8. The Narrow Way  Part I~ III
  9. The Grand Vizier's Garden Party Part I~ III

5) Atom Heart Mother(原子心母)

1970年発売。プログレッシブ・ロックの名盤であり、ピンク・フロイドを代表するアルバムです。それまでの作品はアンダーグラウンドで難解な実験音楽的要素が強かったが、本作では分かり易く聴きやすい内容になっています。表題曲「Atom Heart Mother(原子心母)」は23分を超える大作で、ストリングスやブラス・バンド、コーラス隊などを大胆に使った作品。

■収録曲

  1. Atom Heart Mother Suite
  2. If
  3. Summer '68
  4. Fat Old Sun
  5. Alan's Psychedelic Breakfast

6) Meddle(おせっかい)

1971年発売。セールス的には前作に及ばなかったものの、彼らがアーティストとして一大飛躍を遂げた作品です。最終トラック「Echoes」は23分を超える大作で、ファンから最も人気の高い楽曲。メンバー4人の持ち味が見事に溶け合った初期の傑作です。

■収録曲

  1. One Of These Days
  2. A Pillow Of Winds
  3. Fearless
  4. San Tropez
  5. Seamus
  6. Echoes

7) Obscured by Clouds(雲の影)

1972年発売、映画『More』の監督、バルベ・シュナイダーによる映画『ラ・ヴァレ』のサウンドトラック、次作となる「The Dark Side of the Moon(狂気)」のレコーディングを中断して2週間で制作されました。ロジャー・ウォーターズ作の軽快なナンバー「Free Four」がシングル・カットされています。

■収録曲

  1. Obscured By Clouds
  2. When You're In
  3. Burning Bridges
  4. The Gold It's In The...
  5. Wots... Uh The Deal
  6. Mudmen
  7. Childhood's End
  8. Free Four
  9. Stay
  10. Absolutely Curtains

8) The Dark Side of the Moon(狂気)

1973年発売、約9ヵ月を費やして制作され、ロジャー・ウォーターズが歌詞を全面的に担当した初めての作品です。発売と同時にシングル・ヒットした「Money」とともに初の全米1位を記録するなど全世界で大ヒット、音楽的にも商業的にも大成功を収めました。

■収録曲

  1. Speak To Me
  2. Breathe (In The Air)
  3. On The Run
  4. Time
  5. The Great Gig In The Sky
  6. Money
  7. Us And Them
  8. Any Colour You Like
  9. Brain Damage
  10. Eclipse

9) Wish You Were Here(炎~あなたがここにいてほしい)

1975年発売。前作「The Dark Side of the Moon(狂気)」で一躍スターダムにのしあがったピンク・フロイド。しかし、前作の大ヒットによるプレッシャーで以降のバンド活動は難航します。発表まで約2年を費やし発表された今作は、発売当初のセールスは伸び悩みましたが、最終的にはイギリス・アメリカともに1位を記録しています。

■収録曲

  1. Shine On You Crazy Diamond (Parts I-V)
  2. Welcome To The Machine
  3. Have A Cigar
  4. Wish You Were Here
  5. Shine On You Crazy Diamond (Parts VI-IX)

10) Animals

1977年発売。人間を動物に喩え、痛烈な社会批判を込めたコンセプト・アルバムです。前作における幻想的かつ内省的な姿勢は影をひそめ、当時バンド・リーダー、ディッド・ギルモアによる社会へのメッセージが力強く表れている作品です。

■収録曲

  1. Pigs On The Wing (Part One)
  2. Dogs
  3. Pigs (Three Different Ones)
  4. Sheep
  5. Pigs On The Wing (Part Two)

11) The Wall

20世紀最大の問題作とも言うべき、1979年の作品。主人公のロック・スター”ピンク”の人生がストーリー形式で進行していき、そこから人間心理を描き出すという手法を取ったロック・オペラの大作。発売と同時にベストセラーとなり、2枚組アルバムとしては、ビートルズの『青盤』を凌ぎ、世界で最も売れたアルバムと言われています。

■収録曲【DISC1】

  1. In The Flesh?
  2. The Thin Ice
  3. Another Brick In The Wall Pt. 1
  4. The Happiest Days Of Our Lives
  5. Another Brick In The Wall Pt. 2
  6. Mother
  7. Goodbye Blue Sky
  8. Empty Spaces
  9. Young Lust
  10. One Of My Turns
  11. Don't Leave Me Now
  12. Another Brick In The Wall Pt. 3
  13. Goodbye Cruel World

■収録曲【DISC2】

  1. Hey You
  2. Is There Anybody Out There?
  3. Nobody Home
  4. Vera
  5. Bring The Boys Back Home
  6. Comfortably Numb
  7. The Show Must Go On
  8. In The Flesh
  9. Run Like Hell
  10. Waiting For The Worms
  11. Stop
  12. The Trial
  13. Outside The Wall

12) The Final Cut

世界を揺るがせた衝撃作「The Wall」の4年後となる、1983年発売。リチャード・ライトがバンドを脱退し、残ったメンバー3人での制作となりましたが、当時のバンドはロジャー・ウォーターズの独裁状態。アルバム名には「ロジャー・ウォーターズによる戦後の夢へのレクイエム」というサブタイトルが付けられ、実質的にはウォーターズのソロ作品であり、非常に重く沈痛なサウンドであることも相俟って本作に対する評価は賛否両論に分かれています。

■収録曲

  1. The Post War Dream
  2. Your Possible Pasts
  3. One Of The Few
  4. The Hero's Return
  5. The Gunner's Dream
  6. Paranoid Eyes
  7. Get Your Filthy Hand Off My Desert
  8. The Fletcher Memorial Home
  9. Southampton Dock
  10. The Final Cut
  11. Not Now John
  12. Two Suns In The Sunset

13) A Momentary Lapse of Reason(鬱)

前作を最後にウォーターズはバンドを脱退。デヴィッド・ギルモアとニック・メイスンの二人で新生フロイドとして再出発します。「ピンク・フロイドの贋作」と切り捨て、否定的に捉えるファンやメディアも少なくはありませんでしたが、全英・全米3位という大ヒットを記録。発表後のワールド・ツアーも成功を収め1989年までのロング・ツアーを行いました。1988年には3度目の来日公演を果たしています。

■収録曲

  1. Signs Of Life
  2. Learning To Fly
  3. The Dogs Of War
  4. One Slip
  5. On The Turning Away
  6. Yet Another Movie
  7. A New Machine - Part 1
  8. Terminal Frost
  9. A New Machine - Part 2
  10. Sorrow

14) The Division Bell(対)

バンドにはリチャード・ライトが復帰し、前作以来7年振りとなる1994年の作品。ピンク・フロイドにとって最後のオリジナル・アルバムでもあります。「コミュニケーションの欠如による対立」というテーマで制作され、70年代のプログレッシヴ・ロック・サウンドを取り戻したかのような奥行きのある音作りが施されています。収録曲「Marooned (孤立)」は、グラミー賞ベスト・ロック・インストゥルメンタル部門を受賞。初のグラミー受賞となりました。

■収録曲

  1. Cluster One
  2. What Do You Want From Me
  3. Poles Apart
  4. Marooned
  5. A Great Day For Freedom
  6. Wearing The Inside Out
  7. Take It Back
  8. Coming Back To Life
  9. Keep Talking
  10. Lost For Words
  11. High Hopes

15) P·U·L·S·E

1995年に発表された2枚組ライヴアルバム、前作発売後の「ザ・ディヴィジョン・ベル・ツアー」の模様が収録されています。DISC2ではアルバム「The Dark Side Of The Moon(狂気)」を全曲通して演奏。アルバム制作をリードしたロジャー・ウォーターズが不在であるにもかかわらず、質の高い演奏だと評価されています。

■収録曲【DISC1】

  1. Shine On You Crazy Diamond
  2. Astronomy Domine
  3. What Do You Want From Me
  4. Learning To Fly
  5. Keep Talking
  6. Coming Back To Life
  7. Hey You
  8. A Great Day For Freedom
  9. Sorrow
  10. High Hopes
  11. Another Brick In The Wall Part 2

■収録曲【DISC2】

  1. Speak To Me
  2. Breathe
  3. On The Run
  4. Time
  5. The Great Gig In The Sky
  6. Money
  7. Us And Them
  8. Any Colour You Like
  9. Brain Damage
  10. Eclipse
  11. Wish You Were Here
  12. Comfortably Numb
  13. Run Like Hell

16) The Endless River(永遠/TOWA)

2014年発売。2008年に死去したリチャード・ライトへ捧げた20年ぶりのオリジナル・アルバムであり、ピンク・フロイドとして最後のアルバムとされています。本国イギリスをはじめとする全世界16カ国で初登場1位を獲得。

■収録曲

  1. Things Left Unsaid
  2. It's What We Do
  3. Ebb And Flow
  4. Sum
  5. Skins
  6. Unsung
  7. Anisina
  8. The Lost Art Of Conversation
  9. On Noodle Street
  10. Night Light
  11. Allons-Y (1)
  12. Autumn '68
  13. Allons-Y (2)
  14. Talkin' Hawkin'
  15. Calling
  16. Eyes To Pearls
  17. Surfacing
  18. Louder Than Words