121chTHE CLASSIC

プロデューサーの部屋


(土)10:00~12:00 
再放送=翌週(日)1:00~3:00
プロデューサーの部屋
青木涼子
プロデューサーの部屋
(左から)蔵原順子、フランク・ドラシェル
音楽の聞き手の前に差し出される最終的な形としての演奏(演奏会やCDなど)以前に、音楽を作るプロセスには様々なことがあります。この番組では、聴き手が直接触れることのできる演奏家だけではなく、音楽祭やオーケストラのプロデューサー、ホールの音響設計家など、裏方として音楽を作っている人々にもスポットを当て、その仕事や方法論、彼らが思い描く音楽のイメージを聞き出していきます。現在のクラシック音楽の状況があぶり出され、音楽を聴く楽しみが増大、音楽の仕事を目指す若者への指針ともなる番組です。

※「プロデューサーの部屋」の頭文字"P"にはいろんな意味が・・・
Producer Professional Paradox Passion Pioneer Pleasure~    Poison!

インタビュアーは、やはり音楽プロデューサーとして活躍する平井洋。過去や現在の仕事、その仕事に就いた経緯、計画中のプロジェクト、その仕事に必要な資質など、様々な角度から仕事に迫っていきます。関連楽曲・演奏も随時はさみながらのトークです。ゲスト自身による選曲もたっぷりとお届けします。

7月2日・9日・16日/伝統の最先端―能×現代音楽アーティストが切り開く新たな地平
ゲスト:青木涼子(能×現代音楽アーティスト)
 室町時代に成立した日本の伝統芸能「能」。クラシック音楽の最先端にある現代音楽。いま、一人の女性能アーティストが、能と現代音楽を融合した新たな試みで注目されています。7月前半は、新たな能の可能性を求めて、海外の作曲家や演奏家たちと積極的に交わり活動を続ける注目のアーティスト、青木涼子さんをゲストに迎えました。青木さんは、東京藝術大学の邦楽科で能楽を専攻。小さい頃はバレエを習っていたとか。世界の作曲家たちに活発に新作を委嘱し、それをまとめたアルバム「Noh×Contemporary Music 能×現代音楽」ほか、貴重なライヴ音源もご紹介。彼女が展開する様々な“斬新”な活動は、日本、さらには伝統という規模を飛び越え、まさに今新しい地平が出来上がっているところ。青木さんの芯のある、凛とした雰囲気も魅力的です。

7月23日・30日/佐渡裕とトーンキュンストラー管のブルックナー4番&ハイドン「朝」
ゲスト:フランク・ドラシェル(トーンキュンストラー管弦楽団CEO)通訳:蔵原順子

 2015年秋、指揮者の佐渡裕さんがオーストリア、ウィーンの名門、トーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任し話題となりました。今年5月には日本公演を成功させ、ますます勢いに乗る楽団のCEO(最高責任者)であるフランク・ドラシェルさんにお話を伺います。前任、オロスコ=エストラーダから佐渡さんに決まるまでの経緯やそれぞれが楽団に求めるものの違いについて語ります。さらに、今年秋に発売予定のブルックナーの4番とハイドンの「朝」をこの番組でいち早くご紹介!必聴です。さらに、蔵原順子さんによる見事な通訳にもご注目。

7月2日の曲目 9日の曲目 16日の曲目 23日の曲目 30日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
平井洋

出演:平井洋

1953年12月1日静岡県生まれ。ブログ「平井洋の音楽現場通信」を中心に発信している音楽ブロガー。CD&DVD選集「柴田南雄とその時代」「佐渡裕&坂本龍一&沢井一恵箏協奏曲コンサート」等のプロデュースや、タンペーレ(フィンランド)、Bang on aCan(ニューヨーク)、SoundStream(カナダ)、PMF(札幌)などの音楽祭への企画提供も。より詳しい略歴はこちら

プロデューサーの部屋
(左から)平井洋、水戸芸術館の中村晃芸術監督
プロデューサーの部屋
田中幸成さん。
6月4日・11日/オザワと池辺とブーレーズと―水戸芸術館の肖像
ゲスト:中村晃(水戸芸術館芸術監督)
 6月前半は水戸芸術館芸術監督の中村晃さん。この番組2回目の登場です。歴代の館長が吉田秀和、そして小澤征爾(ちなみに理事長は森英恵!)と、そうそうたる顔ぶれの下、音楽部門監督を担当されている中村さん。近年取り組んでいる小澤征爾&水戸室内管弦楽団のベートーヴェン・ツィクルスや、小菅優(P)が5年かけて録音したベートーヴェンのピアノ・ソナタほか、水戸芸術館&水戸室内管弦楽団を中心とした録音をお届けします。そして、中村さんとしての代表的な企画「ブーレーズの肖像」や、市街地の活性化に繋げた「水戸まちなかフェスティバル」の舞台裏もたっぷりとうかがいます。さらに水戸出身の作曲家・池辺晋一郎の水戸芸術館委嘱作品「TANADA II~6楽器のために~」もご紹介。世界のオザワ、作曲家・池辺晋一郎、そして巨星ブーレーズ…クラシック音楽界の重鎮ともいえる彼らと深く関わる水戸芸術館の発信力、恐るべし!水戸という場所が、より身近に感じられる時間をお届けします。

6月18日・25日/日本センチュリー交響楽団と歩むこれから
ゲスト:田中幸成(日本センチュリー交響楽団事務局長)

 6月後半は、この番組やTHE AUDIOにも出演経験のある、田中幸成さん。ハイレゾ配信サイト「e-onkyo music」から、この春に日本センチュリー交響楽団の事務局長に就任されたとのこと。音響メーカーからオーケストラ界への華麗なる(?!)転身となった経緯と、楽団と共に生きるこれからについてうかがいました。指揮者の飯森範親さんと取り組んでいる「ハイドンマラソン」や、ジャンルを超えて展開する「ドラゴンクエスト スペシャルコンサート」の舞台裏もたっぷりと。さらに、日本センチュリー交響楽団の記念すべき第200回定期演奏会ライヴを収録した「大地の歌」もご紹介します。人生の中での様々な音楽との出会いから、田中さんの視点で勤め人としての生き方を語ります。

6月4日の曲目 11日の曲目 18日の曲目 25日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
平井洋

出演:平井洋

1953年12月1日静岡県生まれ。ブログ「平井洋の音楽現場通信」を中心に発信している音楽ブロガー。CD&DVD選集「柴田南雄とその時代」「佐渡裕&坂本龍一&沢井一恵箏協奏曲コンサート」等のプロデュースや、タンペーレ(フィンランド)、Bang on aCan(ニューヨーク)、SoundStream(カナダ)、PMF(札幌)などの音楽祭への企画提供も。より詳しい略歴はこちら

プロデューサーの部屋
大石将紀
プロデューサーの部屋
(左より)平井洋、カティ・ライティネン、藤田容子
5月21日・28日/ジャンル越境!NO MAN'S LAND Vol.1~2
ゲスト:大石将紀(サクソフォン奏者)
 5月後半のゲストは、サクソフォン奏者の大石将紀さん。パリ・コンセルヴァトワールをサクソフォン、室内楽、即興演奏、すべて最優秀という並々ならぬご経歴の持ち主。ソロだけでなく、現代音楽グループ「東京現音計画」にも所属し、第一線で活躍する演奏家のひとりです。サックスの定番曲グラズノフのサクソフォン協奏曲をはじめ、藤倉大、杉山洋一の委嘱作品もライヴ音源でお送りします。ジャンルを横断した選曲は大石さんならでは。さらに、デビュー・アルバム『NO MAN'S LAND Masanori Oishi plays JacobTV』もたっぷりと。アヴァン・ポップの作曲家JacobTVことヤコブ・テル・フェルドハウスの書き下ろし作品を中心に、ディスク制作の裏側と、新しい音楽表現のあり方に迫ります。

5月7日・14日/北欧音楽の味わい方Vol.1~2
ゲスト:カティ・ライティネン(ストックホルム響首席チェロ奏者)
通訳:藤田容子(ヴァイオリニスト)

 5月前半は、スウェーデン王立歌劇場首席チェロ奏者のカティ・ライティネンさんが登場!今年3月、東京千代田区で行われたコンサート出演の為に来日したカティさん。そこで演奏されたバッハの「ゴルトベルク変奏曲(弦楽トリオ版)」で共演したヴァイオリニスト藤田容子さんも通訳として参加し、平井洋とのトークを盛り上げます。カティさんのチェロとの出会いは、小学校でのひょんな出来事から。そしてなんとその時に共に過ごした同級生は、あの人気女性指揮者!ご紹介するのは、故郷北欧の作品が中心。シベリウスの交響曲第6番や、サロネンのヴァイオリン協奏曲をはじめ、ティエンスーやアッテルベリ、さらに世界的現代曲演奏家集団AVANTIによるフィンランドのフォークソング「Itin Tiltu」はトリッキーな曲調が魅力。番組を通して、カティさんと藤田さんのお人柄と仲の良さがうかがえます。

5月7日の曲目 14日の曲目 21日の曲目 28日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

平井洋

出演:平井洋

1953年12月1日静岡県生まれ。ブログ「平井洋の音楽現場通信」を中心に発信している音楽ブロガー。CD&DVD選集「柴田南雄とその時代」「佐渡裕&坂本龍一&沢井一恵箏協奏曲コンサート」等のプロデュースや、タンペーレ(フィンランド)、Bang on aCan(ニューヨーク)、SoundStream(カナダ)、PMF(札幌)などの音楽祭への企画提供も。より詳しい略歴はこちら