121chTHE CLASSIC

プロデューサーの部屋


(土)22:00~24:00
再放送=翌週(日)1:00~3:00
プロデューサーの部屋
読売日本交響楽団事務局・松本良一氏
プロデューサーの部屋
白河文化交流館「コミネス」・志賀野桂一 館長
音楽の聞き手の前に差し出される最終的な形としての演奏(演奏会やCDなど)以前に、音楽を作るプロセスには様々なことがあります。この番組では、聴き手が直接触れることのできる演奏家だけではなく、音楽祭やオーケストラのプロデューサー、ホールの音響設計家など、裏方として音楽を作っている人々にもスポットを当て、その仕事や方法論、彼らが思い描く音楽のイメージを聞き出していきます。現在のクラシック音楽の状況があぶり出され、音楽を聴く楽しみが増大、音楽の仕事を目指す若者への指針ともなる番組です。

※「プロデューサーの部屋」の頭文字"P"にはいろんな意味が・・・
Producer Professional Paradox Passion Pioneer Pleasure~    Poison!

インタビュアーは、やはり音楽プロデューサーとして活躍する平井洋。過去や現在の仕事、その仕事に就いた経緯、計画中のプロジェクト、その仕事に必要な資質など、様々な角度から仕事に迫っていきます。関連楽曲・演奏も随時はさみながらのトークです。ゲスト自身による選曲もたっぷりとお届けします。

12月3日・10日・17日/取材する側、される側 ゲスト:松本良一(読売日本交響楽団事務局)
 読売日本交響楽団は、読売新聞社が持つオーケストラ。母体とが同じということは、新聞記者からオーケストラへの転勤もあり得るわけで、松本良一さんもその一人です。 そんな稀有な経験をされた松本さんをゲストに迎え、3回に渡ってお送りします。慶応大学文学部からクラシックの記者になった経緯、入社志望書に書いた「尊敬する人:ショパン」、ハワイで瀕死状態で書き上げたショスタコーヴィッチの記事の話…と、松本ワールド全開!数えきれないほどの取材の中で感じた「命が宿る演奏の条件」。そして取材される側に立って初めて知ったオーケストラの本当の姿。オーケストラの存在意義とは?記者として、送り手として、クラシックと社会とを繋げる架け橋になりたいと語ります。

12月24日・31日/アートで復興、東北便り 
ゲスト:志賀野桂一(福島県・白河文化交流館「コミネス」館長)

 2016年10月23日、福島県白河市にオープンした「白河文化交流館コミネス」。白河の芸術文化とコミュニティの拠点となるよう願いを込めて建てられたこの交流館の館長・志賀野桂一さんを、今年最後のゲストに迎えます。志賀野さんは、長く仙台市の文化スポーツ部長を務め、その後東北文化学園大学で教鞭をとるなど、長年に渡って理論・実践・行政をまたにかけて活動されてきました。その姿は、まさに「東北の文化の重鎮」。まずは「コミネス」こけら落とし公演に登場した小林研一郎(コバケンも福島のご出身!)のディスクからお聞きいただきます。開館記念のラインナップの中には、大谷康子(Vn)や藤原道山(尺八)、モンゴル国立馬頭琴交響楽団など、さまざまなジャンルの音楽が並びます。さらに、2017年3月に公演が予定されているモーツァルトのオペラ「魔笛(FUKUSHIMAバージョン)」は、志賀野さんの演出によるもの。舞台を東洋に移して展開されるこのオペラ、初演は宮城県多賀城市で行われました。ハラハラドキドキの舞台裏話もどうぞお聞き逃しなく。

12月3日の曲目 10日の曲目 17日の曲目 24日の曲目 31日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
平井洋

出演:平井洋

1953年12月1日静岡県生まれ。ブログ「平井洋の音楽現場通信」を中心に発信している音楽ブロガー。CD&DVD選集「柴田南雄とその時代」「佐渡裕&坂本龍一&沢井一恵箏協奏曲コンサート」等のプロデュースや、タンペーレ(フィンランド)、Bang on aCan(ニューヨーク)、SoundStream(カナダ)、PMF(札幌)などの音楽祭への企画提供も。より詳しい略歴はこちら

プロデューサーの部屋
日本フィル・益滿行裕 企画制作部長
プロデューサーの部屋
二期会・山口毅 事務局長
11月5日・12日/オーケストラの世代交代
ゲスト:益滿行裕(日本フィルハーモニー交響楽団企画制作部長)
 日本フィルは、2012年秋にヤマカズこと山田和樹さんを正指揮者に迎え、彼が企画するユニークなコンサートが話題を呼んでいます。11月7日のコンサート『柴田南雄生誕100 年・没後20 年記念演奏会 山田和樹が次代につなぐ~ゆく河の流れは絶えずして~』は、今まさに取り組んでいる企画。柴田南雄の作品を聞きながら、コンサートの舞台裏を語ります。山田和樹さんは1979年生まれ、そして共に奮闘する企画制作部長の益滿さんは、1980年生まれ、さらにスタッフの多くが80年代の生まれだとか。若い世代の新しい発想に期待したいですね。番組の後半は、スメターチェックの「新世界」、渡邉曉雄のシベリウス6番ほか、歴代の日本フィル指揮者の音源をLPでお聞きいただきます。近年アナログに魅了されているという益滿さんは、「アナログは、かける度に音が違うのが面白いんです!」と語ります。

11月19日・26日/生の歌、生の声の魅力 ゲスト:山口毅(二期会事務局長)
 この番組では準レギュラー!?お馴染みのゲスト、二期会事務局長の山口毅さんに、二期会2017-2018 シーズンのラインナップをガイドしていただきます。新シーズンのテーマは「発展と探求」。シモーネ・ヤングの「ナクソス島のアリアドネ」、そして前シーズンで好評を得た、深作健太&準メルクルのコンビによる「ローエングリン」も話題になりそうな予感です。オペラの裏も表も隅々まで知る山口さんのご紹介はどんなマニアも知らない話が満載!「オペラファンもそうでない方も、生の歌、生の声の魅力を感じてほしい」と、劇場にお誘いします。お得なチケット情報もありますので、お聞き逃しなく。

11月5日の曲目 12日の曲目 19日の曲目 26日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
平井洋

出演:平井洋

1953年12月1日静岡県生まれ。ブログ「平井洋の音楽現場通信」を中心に発信している音楽ブロガー。CD&DVD選集「柴田南雄とその時代」「佐渡裕&坂本龍一&沢井一恵箏協奏曲コンサート」等のプロデュースや、タンペーレ(フィンランド)、Bang on aCan(ニューヨーク)、SoundStream(カナダ)、PMF(札幌)などの音楽祭への企画提供も。より詳しい略歴はこちら

プロデューサーの部屋
(左から)平井洋、濱田芳通
プロデューサーの部屋
工藤あかね
10月1・8日/400年前にタイムスリップ!モンテヴェルディ・イヤーに向けて
ゲスト:濱田芳通(リコーダー、コルネット奏者)
 2017年はクラウディオ・モンテヴェルディ生誕450年。それに先駆けて、古楽アンサンブル「アントネッロ」主宰で、リコーダー、コルネット奏者の濱田芳通さんをお迎えします。17世紀以前のスピリチュアルに満ちた作品をレパートリーとするアントネッロは1994年に結成され、これまでに多数のアルバムを発表、国内外で高く評価されています。11月3日に行う第10回定期演奏会「アントネッロのエソポのハブラス」の聴きどころを、2週にわたってうかがいます。演奏会で取り上げる「南蛮音楽」はビートがあってエネルギッシュで、エキゾチック?!古楽ってこんなにも面白い!古楽本来の演奏がヨーロッパでも高く評価されているアントネッロのディスクからお届けします。

10月15日・22日・29日/才女が魅せるふたつの顔 
ゲスト:工藤あかね(ソプラノ歌手)、松平あかね(音楽評論家)

 ソプラノ歌手の工藤あかね―音楽評論家の松平あかね。ふたつの名前で活動する彼女の、それぞれの活躍の幅広さに迫ります。まずは、踊りながら歌ったというシュトックハウゼンの「ティアクライス(十二宮)」から。日本国内におけるシュトックハウゼン作品演奏・研究の第一人者の松平敬さん(Br)のご夫人でもある彼女は、結婚をきっかけに現代作品に引き込まれてしまった、と語ります。一方、そんな彼女が大好きな歌手はホセ・カレーラスとマリア・カラス。往年のオペラの名盤からお聞きください。そして最終週の1曲目は、なんと彼女が作曲しご主人が編曲したポップソング!その度肝を抜く選曲と、新たな一面が見えてきます。さらに2016年8月18日に東京・杉並公会堂で行われたリサイタル「ソクラテスとエレクトロニクス」からのライブ録音をお楽しみください。

10月1日の曲目 8日の曲目 15日の曲目 22日の曲目 29日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
平井洋

出演:平井洋

1953年12月1日静岡県生まれ。ブログ「平井洋の音楽現場通信」を中心に発信している音楽ブロガー。CD&DVD選集「柴田南雄とその時代」「佐渡裕&坂本龍一&沢井一恵箏協奏曲コンサート」等のプロデュースや、タンペーレ(フィンランド)、Bang on aCan(ニューヨーク)、SoundStream(カナダ)、PMF(札幌)などの音楽祭への企画提供も。より詳しい略歴はこちら