121chTHE CLASSIC

プロデューサーの部屋


(土)22:00~24:00
再放送=翌週(日)1:00~3:00
プロデューサーの部屋
アルテスパブリッシング 木村元代表
プロデューサーの部屋
池田香織
音楽の聞き手の前に差し出される最終的な形としての演奏(演奏会やCDなど)以前に、音楽を作るプロセスには様々なことがあります。この番組では、聴き手が直接触れることのできる演奏家だけではなく、音楽祭やオーケストラのプロデューサー、ホールの音響設計家など、裏方として音楽を作っている人々にもスポットを当て、その仕事や方法論、彼らが思い描く音楽のイメージを聞き出していきます。現在のクラシック音楽の状況があぶり出され、音楽を聴く楽しみが増大、音楽の仕事を目指す若者への指針ともなる番組です。

※「プロデューサーの部屋」の頭文字"P"にはいろんな意味が・・・
Producer Professional Paradox Passion Pioneer Pleasure~    Poison!

インタビュアーは、やはり音楽プロデューサーとして活躍する平井洋。過去や現在の仕事、その仕事に就いた経緯、計画中のプロジェクト、その仕事に必要な資質など、様々な角度から仕事に迫っていきます。関連楽曲・演奏も随時はさみながらのトークです。ゲスト自身による選曲もたっぷりとお届けします。

1月21日・28日 /走り続けて10年~アルテスパブリッシングの歩み
ゲスト:木村元(アルテスパブリッシング)
 1月後半のゲストは、音楽を愛する人のための出版社「アルテスパブリッシング」の代表、木村元さん。約2年ぶり、2回目の登場です。2007年に木村さんと鈴木茂さんの二人で創立し、今年で10年目を迎えます。「本が作りたい、それが生活になっていけば…」という想いで、クラシック、ブルース、ジャズ、ロック、日本の伝統音楽、民族音楽、ワールド・ミュージックまで音楽に関する書籍を出版してきました。番組では近年発売された話題のCDブックを中心に出版社の「今」を伺います。松田美緒著『クレオール・ニッポン うたの記憶を旅する』、ネーモー・コンチェルタート『おとなのための俊太郎』ほか。新書・近藤秀秋著『音楽の原理』からは、購入者限定の特典CDを番組でご紹介。

1月7日・14日/メゾ・ソプラノと生きる人生  ゲスト:池田香織(オペラ歌手)
 2017年1回目のゲストはオペラ歌手として活躍する池田香織さん。メゾ・ソプラノからソプラノまで、「女声」といわれる声の全域にわたる名手です。2016年9月、東京二期会主催で行われたワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」にイゾルデ役で出演し、平井がその歌声に一目ぼれ(一聴きぼれ!?)したことからゲストにお迎えしました。
 まず必聴なのが、池田さんのご経歴。慶応大学法学部卒業後は、ANA(全日本空輸)に就職。なんと勤務しながら二期会オペラ研修所に通っていたのです!不規則な空港勤務の合間を縫って研究生として研鑽を積んだという池田さん、「もう時効だから」と、飛び出したエピソードはイエローカード級!?ソプラノとメゾ、どちらの声域で活動するか悩んだという20代、池田さんをメゾ・ソプラノへと進めたのは、名歌手ケルスティン・マイヤーでした。声の高さだけではなく、役になりきる精神性、舞台での在り方、メゾとして生きるために必要なことを学んだと語ります。池田さん、山田武彦さん、篠崎隆さんからなる「Trio 97」のアルバム『Libestraum<愛のおくりもの>』ほか。

1月7日の曲目 14日の曲目 21日の曲目 28日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
平井洋

出演:平井洋

1953年12月1日静岡県生まれ。ブログ「平井洋の音楽現場通信」を中心に発信している音楽ブロガー。CD&DVD選集「柴田南雄とその時代」「佐渡裕&坂本龍一&沢井一恵箏協奏曲コンサート」等のプロデュースや、タンペーレ(フィンランド)、Bang on aCan(ニューヨーク)、SoundStream(カナダ)、PMF(札幌)などの音楽祭への企画提供も。より詳しい略歴はこちら

プロデューサーの部屋
読売日本交響楽団事務局・松本良一氏
プロデューサーの部屋
白河文化交流館「コミネス」・志賀野桂一 館長
12月3日・10日・17日/取材する側、される側
ゲスト:松本良一(読売日本交響楽団事務局)
 読売日本交響楽団は、読売新聞社が持つオーケストラ。母体とが同じということは、新聞記者からオーケストラへの転勤もあり得るわけで、松本良一さんもその一人です。 そんな稀有な経験をされた松本さんをゲストに迎え、3回に渡ってお送りします。慶応大学文学部からクラシックの記者になった経緯、入社志望書に書いた「尊敬する人:ショパン」、ハワイで瀕死状態で書き上げたショスタコーヴィッチの記事の話…と、松本ワールド全開!数えきれないほどの取材の中で感じた「命が宿る演奏の条件」。そして取材される側に立って初めて知ったオーケストラの本当の姿。オーケストラの存在意義とは?記者として、送り手として、クラシックと社会とを繋げる架け橋になりたいと語ります。

12月24日・31日/アートで復興、東北便り 
ゲスト:志賀野桂一(福島県・白河文化交流館「コミネス」館長)

 2016年10月23日、福島県白河市にオープンした「白河文化交流館コミネス」。白河の芸術文化とコミュニティの拠点となるよう願いを込めて建てられたこの交流館の館長・志賀野桂一さんを、今年最後のゲストに迎えます。志賀野さんは、長く仙台市の文化スポーツ部長を務め、その後東北文化学園大学で教鞭をとるなど、長年に渡って理論・実践・行政をまたにかけて活動されてきました。その姿は、まさに「東北の文化の重鎮」。まずは「コミネス」こけら落とし公演に登場した小林研一郎(コバケンも福島のご出身!)のディスクからお聞きいただきます。開館記念のラインナップの中には、大谷康子(Vn)や藤原道山(尺八)、モンゴル国立馬頭琴交響楽団など、さまざまなジャンルの音楽が並びます。さらに、2017年3月に公演が予定されているモーツァルトのオペラ「魔笛(FUKUSHIMAバージョン)」は、志賀野さんの演出によるもの。舞台を東洋に移して展開されるこのオペラ、初演は宮城県多賀城市で行われました。ハラハラドキドキの舞台裏話もどうぞお聞き逃しなく。

12月3日の曲目 10日の曲目 17日の曲目 24日の曲目 31日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
平井洋

出演:平井洋

1953年12月1日静岡県生まれ。ブログ「平井洋の音楽現場通信」を中心に発信している音楽ブロガー。CD&DVD選集「柴田南雄とその時代」「佐渡裕&坂本龍一&沢井一恵箏協奏曲コンサート」等のプロデュースや、タンペーレ(フィンランド)、Bang on aCan(ニューヨーク)、SoundStream(カナダ)、PMF(札幌)などの音楽祭への企画提供も。より詳しい略歴はこちら

プロデューサーの部屋
日本フィル・益滿行裕 企画制作部長
プロデューサーの部屋
二期会・山口毅 事務局長
11月5日・12日/オーケストラの世代交代
ゲスト:益滿行裕(日本フィルハーモニー交響楽団企画制作部長)
 日本フィルは、2012年秋にヤマカズこと山田和樹さんを正指揮者に迎え、彼が企画するユニークなコンサートが話題を呼んでいます。11月7日のコンサート『柴田南雄生誕100 年・没後20 年記念演奏会 山田和樹が次代につなぐ~ゆく河の流れは絶えずして~』は、今まさに取り組んでいる企画。柴田南雄の作品を聞きながら、コンサートの舞台裏を語ります。山田和樹さんは1979年生まれ、そして共に奮闘する企画制作部長の益滿さんは、1980年生まれ、さらにスタッフの多くが80年代の生まれだとか。若い世代の新しい発想に期待したいですね。番組の後半は、スメターチェックの「新世界」、渡邉曉雄のシベリウス6番ほか、歴代の日本フィル指揮者の音源をLPでお聞きいただきます。近年アナログに魅了されているという益滿さんは、「アナログは、かける度に音が違うのが面白いんです!」と語ります。

11月19日・26日/生の歌、生の声の魅力 ゲスト:山口毅(二期会事務局長)
 この番組では準レギュラー!?お馴染みのゲスト、二期会事務局長の山口毅さんに、二期会2017-2018 シーズンのラインナップをガイドしていただきます。新シーズンのテーマは「発展と探求」。シモーネ・ヤングの「ナクソス島のアリアドネ」、そして前シーズンで好評を得た、深作健太&準メルクルのコンビによる「ローエングリン」も話題になりそうな予感です。オペラの裏も表も隅々まで知る山口さんのご紹介はどんなマニアも知らない話が満載!「オペラファンもそうでない方も、生の歌、生の声の魅力を感じてほしい」と、劇場にお誘いします。お得なチケット情報もありますので、お聞き逃しなく。

11月5日の曲目 12日の曲目 19日の曲目 26日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
平井洋

出演:平井洋

1953年12月1日静岡県生まれ。ブログ「平井洋の音楽現場通信」を中心に発信している音楽ブロガー。CD&DVD選集「柴田南雄とその時代」「佐渡裕&坂本龍一&沢井一恵箏協奏曲コンサート」等のプロデュースや、タンペーレ(フィンランド)、Bang on aCan(ニューヨーク)、SoundStream(カナダ)、PMF(札幌)などの音楽祭への企画提供も。より詳しい略歴はこちら