121chTHE CLASSIC

プロデューサーの部屋


(土)10:00~12:00 
再放送=翌週(日)1:00~3:00
プロデューサーの部屋
須川展也
プロデューサーの部屋
(左から)平井洋、早川りさこ、豊田泰久
音楽の聞き手の前に差し出される最終的な形としての演奏(演奏会やCDなど)以前に、音楽を作るプロセスには様々なことがあります。この番組では、聴き手が直接触れることのできる演奏家だけではなく、音楽祭やオーケストラのプロデューサー、ホールの音響設計家など、裏方として音楽を作っている人々にもスポットを当て、その仕事や方法論、彼らが思い描く音楽のイメージを聞き出していきます。現在のクラシック音楽の状況があぶり出され、音楽を聴く楽しみが増大、音楽の仕事を目指す若者への指針ともなる番組です。

※「プロデューサーの部屋」の頭文字"P"にはいろんな意味が・・・
Producer Professional Paradox Passion Pioneer Pleasure~    Poison!

インタビュアーは、やはり音楽プロデューサーとして活躍する平井洋。過去や現在の仕事、その仕事に就いた経緯、計画中のプロジェクト、その仕事に必要な資質など、様々な角度から仕事に迫っていきます。関連楽曲・演奏も随時はさみながらのトークです。ゲスト自身による選曲もたっぷりとお届けします。

9月3日・10日/人間性を音楽に映して ゲスト:須川展也(サクソフォン奏者)
 吉松隆の「ファジイバード・ソナタ」や「サイバーバード協奏曲」などの超有名曲は、実は須川展也さんによって委嘱・初演された作品。9月の前半は、その演奏スタイルと共に国際的に世界のサクソフォン奏者たちの注目を集めている、サクソフォン奏者・須川展也さんを迎えました。海外では「ミスター・ファジイバード」、「ミスター・スガワ」と称されるほどで、国内外のレーベルから発売したCDは約30枚…人気の高さが伺えます。特に吹奏楽がお好きな方なら愛聴盤が何十枚、という方も多いのではないでしょうか。デビューアルバム、2015年録音の新譜「ブルー・ロンド」、さらに今年10月に発売予定の新譜の一部をいち早くご紹介!そして来年結成30年を迎えるトルヴェール・カルテットの魅力と、業界で長く生き延びている理由にも迫ります。須川さんの明るくチャーミングな語り口にもご注目ください。

9月17日・24日/オーケストラを育てるコンサートホール
ゲスト:豊田泰久(コンサートホール音響設計)、早川りさこ(ハーピスト)

 ユニークな2人のゲストを迎えてお送りします。豊田泰久さんは、永田音響設計の海外出張責任者としてフィルハーモニー・ドゥ・パリの新ホールやラジオ・フランスのホール、さらにハンブルク、ミュンヘン、セントペテルスブルクなどを手掛る日本が世界に誇る音響設計家です。そしてNHK交響楽団の他にもサイトウ・キネン・オーケストラ、ソロ、室内楽、PMFでご活躍のハーピスト、早川りさこさん。普段からよく会い、音楽の話をするという豊田&早川&平井、番組冒頭から「ここまで放送しちゃって大丈夫?」と、プロフェッショナルな内容が炸裂!世界のコンサートホールの音を聞いてきた豊田さん、そして彼の設計したホールで実際に演奏する早川さんは「ホールの音響がオーケストラを変える」と語ります。ワールドワイドなお話とともにお送りするのは、クルレンツィス&ムジカ・エテルナ、ヤンソンス、ブニアティシヴィリ(P)のディスク他。早川りさこさんのお父様の、指揮者・早川正昭さんの選曲で、「調和の霊感」(抜粋)もお聞きいただきます。

9月3日の曲目 10日の曲目 17日の曲目 24日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
平井洋

出演:平井洋

1953年12月1日静岡県生まれ。ブログ「平井洋の音楽現場通信」を中心に発信している音楽ブロガー。CD&DVD選集「柴田南雄とその時代」「佐渡裕&坂本龍一&沢井一恵箏協奏曲コンサート」等のプロデュースや、タンペーレ(フィンランド)、Bang on aCan(ニューヨーク)、SoundStream(カナダ)、PMF(札幌)などの音楽祭への企画提供も。より詳しい略歴はこちら

プロデューサーの部屋
藤原真理
プロデューサーの部屋
江原和雄
8月20日・27日/ベテラン演奏家の健康法 ゲスト:藤原真理(チェリスト)
 30年以上現役で活躍し続けるチェリストの藤原真理さんは、まだまだ新しいことにチャレンジしたいと語ります。生涯現役でいるために、からだづくりには特に気を遣うとのこと。演奏家は予想以上に体を使う仕事なのです。加圧トレーニングやストレッチ、さらに十分な睡眠(驚きの睡眠時間!)など、そのひたむきな努力と天真爛漫な人柄は、まさに素敵な女性の理想像です。1回目の録音から約30年を経て2014年に2回目をリリースしたバッハ無伴奏組曲ほか、彼女のディスクを中心にお送りします。

8月6日・13日/時代のトレンドと共に 
ゲスト:江原和雄(モーストリー・クラシック編集長)

 8月前半は、音楽雑誌「モーストリー・クラシック」編集長の江原和雄さん。産経新聞社で記者(しかも事件記者!)や、紙面のレイアウトを扱う整理部などさまざまな経験を経て、2008年から「モーストリー・クラシック」の編集に携わっています。当時話題を呼んだ高橋悠治による「ゴルドベルク変奏曲」や、カルロス・クライバーの1989年ニューイヤー、札幌で行われたPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)での騒動、そして今なにかと話題の新垣隆やチョ・ソンジンまで、その時代のトレンドに寄り添ってきた江原さんが、多様な視点から語ります。

8月6日の曲目 13日の曲目 20日の曲目 27日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
平井洋

出演:平井洋

1953年12月1日静岡県生まれ。ブログ「平井洋の音楽現場通信」を中心に発信している音楽ブロガー。CD&DVD選集「柴田南雄とその時代」「佐渡裕&坂本龍一&沢井一恵箏協奏曲コンサート」等のプロデュースや、タンペーレ(フィンランド)、Bang on aCan(ニューヨーク)、SoundStream(カナダ)、PMF(札幌)などの音楽祭への企画提供も。より詳しい略歴はこちら

プロデューサーの部屋
(左から)蔵原順子、フランク・ドラシェル
プロデューサーの部屋
青木涼子
7月23日・30日/佐渡裕とトーンキュンストラー管のブルックナー4番&ハイドン「朝」
ゲスト:フランク・ドラシェル(トーンキュンストラー管弦楽団CEO)
通訳:蔵原順子

 2015年秋、指揮者の佐渡裕さんがオーストリア、ウィーンの名門、トーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任し話題となりました。今年5月には日本公演を成功させ、ますます勢いに乗る楽団のCEO(最高責任者)であるフランク・ドラシェルさんにお話を伺います。前任、オロスコ=エストラーダから佐渡さんに決まるまでの経緯やそれぞれが楽団に求めるものの違いについて語ります。さらに、今年秋に発売予定のブルックナーの4番とハイドンの「朝」をこの番組でいち早くご紹介!必聴です。さらに、蔵原順子さんによる見事な通訳にもご注目。

7月2日・9日・16日/伝統の最先端―能×現代音楽アーティストが切り開く新たな地平
ゲスト:青木涼子(能×現代音楽アーティスト)

 室町時代に成立した日本の伝統芸能「能」。クラシック音楽の最先端にある現代音楽。いま、一人の女性能アーティストが、能と現代音楽を融合した新たな試みで注目されています。7月前半は、新たな能の可能性を求めて、海外の作曲家や演奏家たちと積極的に交わり活動を続ける注目のアーティスト、青木涼子さんをゲストに迎えました。青木さんは、東京藝術大学の邦楽科で能楽を専攻。小さい頃はバレエを習っていたとか。世界の作曲家たちに活発に新作を委嘱し、それをまとめたアルバム「Noh×Contemporary Music 能×現代音楽」ほか、貴重なライヴ音源もご紹介。彼女が展開する様々な“斬新”な活動は、日本、さらには伝統という規模を飛び越え、まさに今新しい地平が出来上がっているところ。青木さんの芯のある、凛とした雰囲気も魅力的です。

7月2日の曲目 9日の曲目 16日の曲目 23日の曲目 30日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
平井洋

出演:平井洋

1953年12月1日静岡県生まれ。ブログ「平井洋の音楽現場通信」を中心に発信している音楽ブロガー。CD&DVD選集「柴田南雄とその時代」「佐渡裕&坂本龍一&沢井一恵箏協奏曲コンサート」等のプロデュースや、タンペーレ(フィンランド)、Bang on aCan(ニューヨーク)、SoundStream(カナダ)、PMF(札幌)などの音楽祭への企画提供も。より詳しい略歴はこちら