THE AUDIO【Premium】
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
週毎のテーマによるゲストとの対談番組。音楽家はもちろんのこと、映像作家、写真家、小説家、詩人など多岐にわたり、幅広い分野から話題の人物が登場します。したがって音楽のジャンルもその都度様々で、クラシックや現代音楽、ワールド・ミュージック、演歌まで、多種多様に紹介。スタジオ・ライブや取材構成も随時ある不定形番組です。これまでに、東京のストリート・ミュージシャンを描いた「泳ぐ楽園・東京版」でギャラクシー大賞受賞、「アジアでカラオケOK!!」で民放連賞優秀賞受賞など、数々の賞に輝いています。
<TOKYO FMでも放送中!毎週日曜AM4:30~5:00> 過去の放送内容
7月5日/沈黙と咆哮 ゲスト:喜多直毅
コントラバス奏者、斎藤徹さんのプロジェクト「ユーラシアン・エコーズ」(日韓の音楽家による共演)やオペリータ「うたをさがして」に参加しているのと聞いて、田中が「このヴァイオリニストはいいなあ!」と思っていた喜多直毅さんにおいでいただきます。即興演奏、オリジナル曲による演奏など、多岐にわたる活動をされている喜多さんが今、メインに活動しているのがタンゴのグループ「喜多直毅クアルテット」。盛岡出身の喜多さん、すべてオリジナルによるアルバム「WINTER IN A VISION」からはどんな風景が見えてくるでしょう。
7月12日/Cu-Bop CUBA~New York music documentary
ゲスト:高橋慎一(写真家、ライター)、二田綾子(キューバ音楽研究)
半世紀ぶりにアメリカとの国交回復が決まったキューバ。アフリカとスペイン、ヨーロッパの要素が混ぜ合わさったその音楽のファンは多い。キューバ音楽のCDを制作する「Kamita Label」が製作したキューバ音楽のドキュメンタリー映画が完成し、今月から公開されます。「Cu-Bop CUBA~New York music documentary」は困難に直面しながらも、それをものともせず、自分の音楽を演奏し続けるキューバのミュージシャンたちを描いた作品。キューバに残って活動を続けるもの、アメリカに移住するもの、両者の元へ監督自らカメラを持って密着取材、音楽が生まれる瞬間をとらえています。至近から撮られた映像からは、まさに音楽の鼓動が伝わってきます。6月にワシントンで行われた映画祭「カリビアン・フィルム・フェスト2015」ではオープニング作品して上映。監督を務めた高橋慎一氏と「Kamita Label」の共同主催者である二田綾子氏を迎えて、キューバ音楽の今に迫ります。
7月19日&26日/ことばのポトラック vol.12「五つの声のかたち」
ゲスト:加藤典洋(評論家)高泉淳子(俳優)松田美緒(歌手)堀江敏幸(作家)大竹昭子(作家)
今年の3月11日で東日本大震災と福島原発の事故から丸4年を数えました。当番組では、震災のわずか2週間後の2011年3月27日に、大竹昭子さんの呼びかけによって渋谷のサラヴァ東京で始まった「ことばのポトラック」をずっと取材してきました。詩人や作家が自分の言葉を持ち寄って朗読する、というシンプルな試みですが、音声言語の持つ可能性を改めて見直す場になりました。回を重ねるごとに輪が広がって、人気作家や大物詩人なども参加しました。12回目となる今年5月24日は「五つの声のかたち」というテーマで開催されました。加藤典洋さん(評論家)、高泉淳子さん(俳優)、松田美緒さん(歌手)の三人のゲストに、司会進行役の堀江敏幸さんと大竹昭子さんという五種の声とことばが競演。それぞれ独自のアイデアによる朗読、演技、歌唱などが繰り広げられ、しかもバラバラでなく、連なり、関係しあうパフォーマンスとなりました。二週にわたってこの模様をご紹介します。
7月5日の曲目 12日の曲目 19日の曲目 26日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。