124chTHE AUDIO【Premium】

「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ


(火~土)0:00~1:00
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ
悠雅彦(左)セシルテイラー(右)
(1992年来日時の写真)
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ
大竹昭子、荒木町を歩く
 音楽にジャンル分けなんかいらない!~25年間の蔵出し大放出!!
 1989年4月、東西の壁崩壊の前夜に産声を上げた音楽番組が2014年で25周年を迎えました。「音楽にジャンル分けなんかいらない!」をスローガンに60年代アングラから、フリージャズ、クラシック、現代音楽、民族音楽、ワールドミュージック、ヒップホップに街の音風景まで、ボーダレスに音・音楽を絡め取った1000回超で迎えたゲストは実に多彩。東京のストリート・ミュージシャンを取材した「泳ぐ楽園・東京版」(ギャラクシー大賞、1994)、カラオケをキーワードに東西のコミュニケーションの質の違いを明らかにした「アジアでカラオケOK!」(民放連賞優秀賞受賞、1997)など受賞作も多数。番組誕生25周年を機に、週6本のペースで蔵出し大放出します!
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」最新の放送はこちら

25年間の蔵出し大放出!!
追悼~セシル・テイラー/即興系/文筆家・大竹昭子
 ジャズ・ジャイアンツの中でも特別な存在として知られたピアニスト、セシル・テイラーが4月5日、亡くなりました。89歳でした。フリー・ジャズの先駆者として知られますが、クラシックや現代音楽にも通じ、独自の世界を表出しました。1973年に初来日、日本のジャズ界にも大きな影響を与えました。5月1日と2日は、2013年に京都賞思想・芸術部門(音楽分野)を受賞した際に、初来日のステージでMCを務めたジャズ評論家の悠雅彦さんと、音楽学者の細川周平さんが出演した番組で、セシルをしのびます。

3日、4日、5日は即興系の音楽家による演奏をご堪能ください。

 そして5月8日からの20回は文筆家、大竹昭子さんの出演回を放送します。実は大竹さんが出演された初期の回、1990年から92年までの4回は、局に録音が残っていませんでした。今回、大竹さんにお尋ねしたところ、放送同録のカセットテープをちゃんと取っておいて下さったことが分かり、番組を復元することができました!初出演はカナダ生まれの作曲家コリン・マックフィーのバリ島滞在記を大竹さんが翻訳した「熱帯の旅人」出版に際してでした。また足しげく通っていた沖縄について語った「愛しの沖縄」や東京の闇に潜む霊を語った「東京の怪談」など、語りの面白さが光ります。足で歩いて街の積み重ねてきた歴史や物語を読み解いていく街歩きも、大竹さんの真骨頂です。そこに読書の楽しみも加わります。聴いて楽しい大竹ワールド、ご期待ください。

《追悼~セシル・テイラー》 ※()内は当時の放送日とゲスト
・ 5月1日 (火) 京都賞受賞おめでとう!セシル・テイラー Vol.1 (14/1/12 ・ 悠雅彦 )
・ 5月2日 (水) 京都賞受賞おめでとう!セシル・テイラー Vol.2 (14/1/19 ・ 細川 周平 30分 )

《即興系》 ※()内は当時の放送日とゲスト
・ 5月3日 (木) TOKYO FM SPECIAL LIVE Vol.1 (94/1/16 ・ 一噌幸弘ほか )
・ 5月4日 (金) TOKYO FM SPECIAL LIVE Vol.2 (94/1/23 ・ 一噌幸弘ほか )
・ 5月5日 (土) カンパニー・ウィーク白州'93 (93/9/11 ・ デレク・ベイリー(G)竹田賢一(大正琴)井上敬三(Sax)大倉正之助(大鼓)一噌幸弘(笛)吉沢元治(B)永田砂知子(Perc)沢井一恵(箏)大熊ワタル(Cl)巻上公一(Vo) )

《大竹昭子》 ※()内は当時の放送日と大竹以外のゲスト
・ 5月8日・9日 (火・水) 1930年代のバリ~熱帯の旅人コリン・マクフィー (90/11/3 )
・ 5月10日 (木) 愛しの沖縄 (91/5/18 )
・ 5月11日 (金) 東京の怪談 (91/8/3 )
・ 5月12日 (土) オキネシアへようこそ~映画「パイナップル・ツァーズ」公開にちなんで (92/4/25 ・ 照屋林助 「パイナップル・ツァーズ」の3監督(真喜屋力、中江裕司、當間早志) )
・ 5月15日 (火) 旅ではなぜかよく眠り (95/9/2 )
・ 5月16日 (水) ベイエリア、蜃気楼の街 (96/8/17 )
・ 5月17日 (木) アジアでカラオケOK! (97/5/18 ・ カズコ・ホーキ )
・ 5月18日 (金) 耳が悦ぶバリ・エステ (97/8/3 )
・ 5月19日 (土) 東京のビルの下、地下鉄(メトロ)は走る (97/12/28 )
・ 5月22日 (火) 「わたし」が街に溶けて行く (99/4/4 )
・ 5月23日 (水) 東京山の手ハイカラ散歩/高輪・白金台界隈 (99/10/17 )
・ 5月24日 (木) 須賀敦子のミラノ (01/5/27 )
・ 5月25日 (金) 須賀敦子の旅、大竹昭子の旅 (03/4/27 )
・ 5月26日 (土) きみのいる生活/スナネズミと暮らして (06/7/16 )
・ 5月29日 (火) 雨の日には朗読を/大竹昭子のカタリココ (09/7/5 )
・ 5月30日 (水) 妄想と現実/ソキョートーキョー~大竹昭子初の長編小説 (10/3/7 )
・ 5月31日 (木) NY1980 (10/11/7 )
・ 6月1日 (金) 読むとだれかに語りたくなる/大竹昭子の読書術  (12/1/15 )
・ 6月2日 (土) 日和下駄とスニーカー (12/9/23 )

THE AUDIOオンエア曲リスト


田中美登里

出演:田中美登里

ミュージックバードプロデューサー。東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。

「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ
坂田明
(左から)坂田明、一噌幸弘

「ことばのポトラック vol.12」 松田美緒

「ことばのポトラック vol.12」 高泉淳子

高橋悠治

25年間の蔵出し大放出!!
坂田明/ことばのポトラック/高橋悠治/第26回放送文化基金賞ラジオ番組賞「ぶどう畑の天使たち」
 4月3日からはサックス・プレイヤーの坂田明の出演12回を。決してブレない姿勢と、一つ所にとどまらない表現方法には、頭が下がります。
 先月3月11日で東日本大震災から丸7年となりました。当番組では、震災のわずか2週間後の3月27日に、大竹昭子さんの呼びかけによって渋谷のサラヴァ東京で始まった「ことばのポトラック」をずっと取材してきました。詩人や作家が自分の言葉を持ち寄って朗読する、というシンプルな試みですが、音声言語の持つ可能性を改めて見直す場になりました。回を重ねるごとに輪が広がって、人気作家や大物詩人なども参加。ここで繰り広げられる濃密なトーク・ライヴは新たな意識と学びの場ともなっています。4月18日から4回は2014年から17年の回をご紹介します。
 4月24日からの4回は作曲家、高橋悠治の出演回。初めてのご出演の時は、田中が自分でインタビューするのは畏れ多く、大里俊晴さんに助っ人をお願いしたのですが、2回目以降はこわごわ自分でインタビューしています。田中の浅い質問に、賢人はいつも深ーいお答えを返してくださいます。
 4月28日はミュージックバード・スペシャルとして放送したドキュメンタリー番組「ぶどう畑の天使たち」も再放送します。栃木県足利市にある知的障害者の施設「こころみ学園」と、その園生たちがぶどうを育ててワインを作る「ココファーム・ワイナリー」を取材した番組です。そのユニークな運営をレポートするのが若松孝二監督です。1999年に放送し、第26回放送文化基金賞ラジオ番組賞を受賞しました。世の中に切りかかるような映像表現とはまた違った顔を若松監督が見せています。

《坂田明》 ※()内は当時の放送日と坂田以外のゲスト
・ 4月3日 (火) 北の大地のハーモニー (92/12/12 )
・ 4月4日 (水) 坂田 明の収穫祭 (94/11/26 )
・ 4月5日 (木) 雄叫びルネッサンス、坂田明の「どうでしょう!」 (97/5/11 )
・ 4月6日 (金) ライブ!BASARASARA~遊びをせむとや~ (00/5/28 )
・ 4月7日 (土) 巣作りの音楽 (02/1/20 )
・ 4月10日 (火) 狂暴と優しさ  (06/5/14 )
・ 4月11日 (水) フリーってなんだ? (07/9/16 )
・ 4月12日 (木) 坂田明の「平家物語」 (12/2/12 )
・ 4月13日 (金) spaceoneプロジェクト (12/7/15 ・ 藤井郷子、巻上公一、田村夏樹 )
・ 4月14日 (土) 一噌疾走/坂田明の「平家物語」再び (16/7/17・24 ・ 一噌幸弘 )
・ 4月17日 (火) 坂田&一噌の「鳥の歌」 (17/3/12 ・ 一噌幸弘 )

《ことばのポトラック》 ※()内は当時の放送日とゲスト
・ 4月18日 (水) 第11回 声と、ことばと、文字と (14/5/4・11 ・ 大竹昭子 堀江敏幸 いとうせいこう、吉増剛造、華雪、堀江敏幸 )
・ 4月19日 (木) 第12回 「五つの声のかたち」 (15/7/19・26 ・ 加藤典洋 松田美緒 堀江敏幸 大竹昭子 高泉淳子 堀江敏幸 )
・ 4月20日 (金) 第13回 「まぶたを開いて夢を見る」 (16/7/31・8/7 ・ 大竹昭子 堀江敏幸 植本一子 宮沢章夫 卯城竜太(Chim↑Pom) )
・ 4月21日 (土) 第14回 「アートの底力」 (17/4/16・23 ・ 鴻池朋子 堀江敏幸 大竹昭子 )

《高橋悠治》 ※()内は当時の放送日と高橋以外のゲスト
・ 4月24日 (火) 高橋悠治、ゴルトベルク再び (04/10/31 ・ 大里俊晴 )
・ 4月25日 (水) 「世界音楽の本」の作り方 (08/3/23 )
・ 4月26日 (木) 作曲家とピアニストの間で (08/4/20 )
・ 4月27日 (金) 高橋悠治の自画像 (09/5/24 )

《ぶどう畑の天使たち》 ※()内は当時の放送日
・ 4月28日 (土) ミュージックバード・スペシャル「ぶどう畑の天使たち」 (99/5/30 )

THE AUDIOオンエア曲リスト
田中美登里

出演:田中美登里

ミュージックバードプロデューサー。東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。

25年間の蔵出し大放出!!大熊ワタル/武久源造
 3月1日から15日までは、大熊ワタルさんの出演回をアンコール放送します。彼がこの番組に初登場したのは1993年の1月、サックスプレイヤー篠田昌已さんの追悼番組でした。1960年広島県生まれの大熊さんは、アヴァンギャルド・ロックに端を発し即興音楽を織りまぜた幅広い音楽活動を展開しています。チンドン楽士としてのキャリアも長く、自らのバンド、シカラムータの他、絶対零度、ルナパーク、コンポステラ、ソウル・フラワー・モノノケ・サミット、A-MUSIKなどにも参加。また3.11東日本大震災に続く原発事故以降は、脱原発運動を音楽で牽引する活動も行っています。およそ30年にわたる活動を一気に。
 3月16日から31日までは鍵盤楽器奏者、武久源造さんを迎えた回。鍵盤楽器は時代と共にさまざまに変遷してきました。オルガン、チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ、ピアノ、何でも自在に操る武久は、音楽へのパースペクティヴも冴えわたります。そんな武久が400年の音楽を語ります。

《大熊ワタル》 ※()内は当時の放送日と大熊以外のゲスト
・ 3月1日 (木) ストリートでまた会おう!~篠田昌巳追悼
     (93/1/30 ・ 竹田賢一 )
・ 3月2日 (金) カンパニー・ウィーク白州'93
     (93/9/11 ・ デレク・ベイリー 他 )
・ 3月3日 (土) 山陰系 (98/3/22 )
・ 3月6日 (月) ちんどん (01/8/26 )
・ 3月7日 (火) 風に吹かれて、ちんどん
 ~第2回全国ちんどん博覧会レポート・前篇「親方篇」 (01/11/25 )
・ 3月8日 (水) 風に吹かれて、ちんどん
 ~第2回全国ちんどん博覧会レポート・後篇「若手篇」 (01/12/2 )
・ 3月9日 (木) ハードコアヂンタの夜明け (04/5/30 )
・ 3月10日 (金) 東京ちんどん、その大いなる継承
     ~第5回全国ちんどん博覧会 (07/8/26 ・ 高田洋介 )
・ 3月13日 (土) ワールド盆踊り/シカラムータの「裸の星」 (10/2/7 )
・ 3月14日 (月) ストリートでまた会おう!~アーリー・ワークス
   /シカラムータの20年・前篇 (14/3/9・16 )
・ 3月15日 (火) ストリートでまた会おう!~シカラムータの20年・後篇
   /ジンタらムータの「怒りの日」 (14/3/23・9/28 ・ こぐれみわぞう )

《武久源造》 ※()内は当時の放送日
・ 3月16日 (水) 息するオルガン (93/7/31 )
・ 3月17日 (木) オルガンの銘器を訪ねて (00/1/16 )
・ 3月20日 (金) 徹頭徹尾武久源造Vol.1進化するチェンバロ (00/3/26 )
・ 3月21日 (土) 徹頭徹尾武久源造Vol.2
     ≪BACHの大河・前半/BACHの上流≫ (00/7/23 )
・ 3月22日 (月) 徹頭徹尾武久源造Vol.2
     ≪BACHの大河・後半/BACHの下流≫ (00/7/30 )
・ 3月23日 (火) 徹頭徹尾武久源造Vol.3/BACH TO THE FUTURE (00/10/8 )
・ 3月24日 (水) 徹頭徹尾武久源造Vol.4 世紀末の音楽 (00/12/10 )
・ 3月27日 (木) 徹頭徹尾武久源造Vol.5/2001年のヨハネ受難曲 (02/3/10 )
・ 3月28日 (金) ジルバーマン・ピアノでバッハを弾く (10/5/9 )

THE AUDIOオンエア曲リスト
田中美登里

出演:田中美登里

ミュージックバードプロデューサー。東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。