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【CLASSIC LIVE SELCTION】WORLD LIVE SELECTION


★2022年12月末終了 毎月第3(日)12:00~14:00
再放送=翌週(土)5:00~7:00 
【CLASSIC LIVE SELCTION】WORLD LIVE SELECTION
鈴木雅明
WORLD LIVE SELECTION
エベーヌ四重奏団
WORLD LIVE SELECTION
アルテミス・クァルテット
WORLD LIVE SELECTION
ロベルト・トレヴィーノ
WORLD LIVE SELECTION
アリス・紗良・オット
WORLD LIVE SELECTION
スーザン・グラハム
WORLD LIVE SELECTION
オロスコ=エストラーダ
WORLD LIVE SELECTION
ヒラリー・ハーン

【CLASSIC LIVE SELCTION:第3週】巨匠と呼ばれる大物指揮者や人気急上昇の若手演奏家が登場する、世界中から大注目のコンサートを臨場感たっぷりにお届け。音楽評論家の奥田佳道氏によるコンサートや演奏者の解説も交えてお楽しみいただきます。学生時代はウィーンに身を置いて勉強し、現在も現地の音楽祭に足しげく通う、“ウィーン通”の奥田氏による解説で、本場ヨーロッパの一流アーティスト達の最新情報を網羅的にご紹介します。



【24bit】<ウィーン・コンツェルトハウス2015-2016>

 6月は、ウィーン・コンツェルトハウスの2015-2016シーズンから6本をセレクト。

 まずは、バッハ演奏の 第一人者として名声を博す鈴木雅明&BCJコンビの演奏を。そして、新たなアプローチを展開する話題のエベーヌ四重奏団、新メンバーとなって歩み始めたアルテミス・クァルテットも聞き逃せません。フランス歌曲を得意とするスーザン・グラハムは、今回のプログラムで様々な作曲家の作品を並べました。そして、俊英指揮者ロベルト・トレヴィーノ、オロスコ=エストラーダも登場。それぞれ豪華&美人ソリストを迎えて、ステージを盛り上げます!


6月4日/鈴木雅明&BCJのバッハ/カンタータ&マニフィカト

 指揮者でチェンバロ奏者の鈴木雅明と、彼が音楽監督を務める古楽器演奏・合唱団“バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)”による演奏をお届けします。BCJは2015年に創設25周年を迎え、日本発のバッハ演奏の筆頭格として世界的に高い評価を受けています。今回のプログラムはカンタータ2曲と、マニフィカト ニ長調。 曲目はこちら


6月10日/エベーヌ四重奏団のハイドン、ドビュッシー、ベートーヴェン

 10日は、お馴染みのフランスのエベーヌ四重奏団の登場。堅実で圧倒的な演奏能力だけでなく、音楽へのアプローチの仕方やジャンルにこだわらない演奏姿勢で世界的な注目を集めています。プログラムは、ハイドン、ドビュッシー、ベートーヴェン。音作りを愉しむエベーヌ四重奏団の演奏にご期待ください。 曲目はこちら


6月11日/アルテミス・クァルテットのモーツァルト、グリーグ他

 世界で屈指の実力を誇る弦楽四重奏団、アルテミス・カルテット。2015年7月に旧メンバーのフリーデマン・ヴァイグレが亡くなった悲しみを乗り越え、2016年の初めに、第2ヴァイオリンにアンシア・クレストンを迎え、グレゴール・ジーグルがヴィオラの担当となり新たなスタートを切りました。プログラムは、モーツァルトとグリーグの作品の間に、1958年生まれの作曲家エドゥワルド・デメッツの作品が演奏されました。 曲目はこちら


6月17日/トレヴィーノ指揮ウィーン響、アリス・紗良・オット(P)リスト/ピアノ協奏曲第2番ほか

 1983年生まれのアメリカの気鋭の指揮者ロベルト・トレヴィーノ。2011年ボリショイ劇場「トスカ」で大成功を収め、続く2シーズンで「トスカ」と新演出「ドン・カルロ」の指揮に起用され国際的な注目を集めました。昨年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016」で来日し、シンフォニア・ヴァルソヴィア、林英哲(和太鼓)らと共演しています。今回のメインプロは、ドヴォルジャークの「交響曲第7番」。プログラムの前半、リストの「ピアノ協奏曲第2番」でのソリストは、日本とドイツの血を受けた正統派アリス・紗良・オット。近年はテレビにも多数出演をしており、その人気は高まるばかりです。 曲目はこちら

 

6月18日/スーザン・グラハム(S)の「女の愛と生涯」ほか

 アメリカを代表するメゾ・ソプラノ、スーザン・グラハムが登場。2008年にオニックス(Onyx)からリリースされたソロ・アルバム、『フランス歌曲の百年』で素晴らしい歌声とプログラムを披露し、話題を呼びました。名伴奏者マルコム・マルティヌーとのデュオで送る今回のプログラムは、シューマンの「女の愛と生涯」と軸に、フォーレ、ラヴェルといった得意のフランス歌曲や、グリーグ「君を愛す」、マーラー「子どもの魔法の角笛」等の定番曲、さらにチャイコフスキー、R.シュトラウス、グラナドス他、約30曲という盛りだくさんなプログラム。アンコールまでたっぷりお楽しみください。 曲目はこちら


6月24日/オロスコ=エストラーダ指揮ウィーン・フィル、ヒラリー・ハーン(Vn)ヴュータン/ヴァイオリン協奏曲第4番ほか

 1977年、コロンビアのメデジン生まれの俊英指揮者アンドレス・オロスコ=エストラーダ。2004年ウィーン楽友協会にてウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団を指揮し一躍注目を集めました。その後の活躍は華々しく2009年から2015年まで同管弦楽団の首席指揮者を、また2014年からフランクフルト放送交響楽団の首席指揮者の一方、現在はヒューストン交響楽団の音楽監督を務めています。さらに2015 / 16年シーズンからロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任。今最も勢いのある若手指揮者の一人です。今回のプログラムは、コダーイの「ガランタ舞曲」とラフマニノフの「交響的舞曲」、そして、ヴュータンの「ヴァイオリン協奏曲」では、ソリストにヒラリー・ハーンを迎えます。溌剌とした演奏で聴衆を沸かせるオロスコ=エストラーダの演奏に、どうぞご期待ください! 曲目はこちら


(音源提供:オーストリア放送協会)

※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。



奥田佳道

出演:奥田佳道

1962年東京生まれ。ヴァイオリンを学ぶ。ドイツ文学、西洋音楽史を専攻。ウィーン大学に留学。くらしき作陽大学講師、エリザベト音楽大学パフォーマンス・フォーラム講師を務めた。「音楽の友」「N響フィルハーモニー」などへの執筆のほか、1993年からNHK、日本テレビ、WOWOW、クラシカ・ジャパンの音楽番組に出演。1997年から2017年まで毎年「ウィーン・フィルニューイヤーコンサート」生中継(BS、FM、Eテレ)の解説を行なった。また2004年から2013年まで北九州国際音楽祭のミュージック・アドヴァイザーを務めたほか、NHK音楽祭、せんくら、日本フィル横浜定期演奏会などでプレトークを担当。現在「オペラ・ファンタスティカ」パーソナリティのひとり。ラジオ深夜便「奥田佳道のクラシックの遺伝子」「オトナのリクエストアワー」に出演中。アサヒグループ芸術文化財団音楽部門選考委員。フッペル鳥栖ピアノコンクール審査員。朝日カルチャーセンター新宿、北九州各講師。中日文化センター講師。NHK文化センター講師。著書・監修に「これがヴァイオリンの銘器だ」(音楽之友社)、「知ってるようで知らないバイオリンおもしろ雑学事典」(ヤマハ・ミュージックメディア)ほか。