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結婚相談所の成婚率は信用できる?本当に頼れる結婚相談所の選び方

結婚相談所の成婚率は信用できる?本当に頼れる結婚相談所の選び方

成婚率は結婚相談所を選ぶ際の指標として多くが注目する数値です。

成婚率の高い結婚相談所の方が婚活を充実させやすく、安心して登録を決められると感じるでしょう。

しかし、結論から言うと、成婚率は結婚相談所各社ごとに異なる定義で算出されたものであるため、数字だけで判断するのは危険です

本記事では、結婚相談所の成婚率は信用できるのか、そして本当に信頼できる結婚相談所を選ぶ方法についても解説します。

結婚相談所の成婚率は信用できる?|要約
  • 結婚相談所における成婚の定義は統一されていないため、成婚率には注意が必要
  • 結婚相談所の実力を評価するには成婚率以外の要素も考慮する必要がある
  • 「ハイブリッド型」でサポート体制の整った結婚相談所がおすすめ
  • 実際に利用した人の口コミや評判を紹介
本記事の内容

成婚率の定義とは?結婚相談所のデータに潜むからくり

成婚率の定義とは?結婚相談所のデータに潜むからくり
結婚相談所の発表している成婚は、業界で統一された定義がなく、各社で成婚率の計算方法が異なります。
本章では、結婚相談所における成婚の定義と、成婚率のデータに潜むからくりについて解説します

結婚相談所各社で成婚率の定義が異なる

結婚相談所のウェブサイトには成婚率が掲載されていることが多く、そのデータを参考に入会を検討する人も多いでしょう。
結婚相談所各社によって、どのような状態を成婚とするのかに違いがあるため、成婚率だけを見比べて利用を決めると危険です。

成婚の定義はさまざまで、交際段階や婚約時、結婚、プロポーズ、宿泊を伴う旅行などとしているケースがあります。
そのため成婚率が高くても、実際に結婚できた人の割合が示されているとは限らず、注意が必要です。

成婚率の計算方法が各社で異なる

結婚相談所によって成婚に対する定義が異なるため、それぞれで成婚率の計算方法が違ってきます。以下は、成婚率の主な計算方法です。

成婚率の主な計算方法
  • 成婚退会者数÷在籍会員数
  • 成婚退会者数÷総退会者数
  • 成婚退会者数÷入会者数

結婚相談所が成婚率を算出する際、対象期間と分母となる会員数を独自に設定するため、単純に「成婚率が高い相談所が良い」とは言えません。
計算方法が異なると数字の意味も変わってくるため、成婚率以外にも目を向けることが大切です。

データで見る各社の成婚率比較

以下の表は、各結婚相談所が公表している成婚率の数字です。

結婚相談所 成婚率
IJBメンバーズ 55.0%
フィオーレ 52.5%
ゼクシィ縁結びエージェント 20.0%
ツヴァイ 42.3%
エン婚活エージェント 27.0%

IBJとフィオーレは成婚の定義を婚約としている結婚相談所です。ゼクシィ縁結びエージェントは交際中の2人が結婚の意思を持った場合に成婚となります。

ツヴァイやエン婚活エージェントは、結婚を視野に入れた交際へ発展した場合を成婚としています。成婚率の意味はそれぞれ異なっていることから、数字だけを見て判断すると目的に合った結婚相談所を選べない可能性もあるため注意しましょう。

参照:IJBメンバーズ『IBJメンバーズのサービス』
参照:フィオーレ『数字でみるフィオーレ』
参照:ゼクシィ縁結びエージェント『ゼクシィ縁結びエージェントが 選ばれる理由』
参照:ツヴァイ『結婚相談所の成婚率比較! 結婚率とは異なる成婚率の注意して見るべきポイントとは』
参照:エン婚活エージェント『サービスの特徴』

成婚率だけでは結婚相談所の実力を判断できない

成婚率だけでは結婚相談所の実力を判断できない
結婚相談所の実力を成婚率だけで評価することは適切ではないため、他の重要なポイントも考慮することが大切
です。
また、結婚相談所と他の婚活方法の成婚率を比較し、結婚相談所の利用にどれほどメリットがあるか確認してみましょう。

成婚率以外に重視すべきポイントとは

重視すべきポイント
  • 理想の年齢層の会員が在籍しているか
  • サポートの手厚さやシステムはどうか
  • 会員数は少なすぎないか
  • 活動やサポートに見合った価格設定になっているか
  • 実際に利用した人の口コミはどうか

まずは、希望条件に当てはまる会員が在籍している結婚相談所を選ぶ必要があります。
婚活をスムーズに進めるうえでカウンセラーによるサポートや、結婚相談所のシステムも重要になってくるため、公式サイトや無料相談などでしっかりと確認しておきましょう。

結婚相談所と他の婚活方法の成婚率を比較

以下は、2022年のブライダル総研による調査を参考に、結婚相談所やマッチングアプリなどのネット系婚活サービス、婚活パーティーを通じて結婚した人の割合をまとめた表です。

婚活方法 成婚率
結婚相談所 2.8%
ネット系婚活サービス 10.8%
婚活パーティー 1.7%

結婚相談所などの婚活サービスを利用して結婚した人の割合として最も多いのが、ネット系婚活サービスとなっています。
マッチングアプリの認知度の高まりとともに、利用者が増えていると考えられます。

参照:株式会社リクルート ブライダル総研『婚活実態調査2023 婚活サービスごとの婚活サービスを通じて結婚した人の割合』

成婚率に惑わされずに結婚相談所を選ぶには?

成婚率に惑わされずに結婚相談所を選ぶには?
結婚相談所の成婚率を比較して利用を検討するケースが多くありますが、素敵な出会いを手に入れるには成婚率以外にも目を向けることが大切です。
本章では、成婚率に惑わされずに結婚相談所を選ぶ方法について、詳しく解説します。

リアルな成婚率が高い相談所を選ぶ

結婚相談所が出している成婚率だけでなく、成婚の定義や計算方法を確認することが大切です。
また、リアルな成婚率が高い結婚相談所を選ぶには、いつ計算されたデータなのか、実際に成婚した人の数はどれくらいなのかを、無料相談や公式サイトで確認しましょう

成婚率が最も高かった時点のデータのみを掲載している場合もあるため、注意が必要です。
無料相談の際に誠実な対応が得られなければ、成婚までしっかりとしたサポートを受けられない可能性が高いと言えます。

成婚の定義が「プロポーズ」や「婚約」である相談所を選ぶ

成婚の定義が「プロポーズ」や「婚約」となっている結婚相談所を選ぶこともポイントです。
交際を始めた段階で成婚としている場合、交際中から結婚までのサポートを受けられない可能性があります。

そのため、結婚に至るまでに関係が悪化して破局する可能性があり、思い描いていた結果に至らないこともあります。
「プロポーズ」や「婚約」が成婚と定義されているところあれば、最後までサポートを受けられるため結婚につながる可能性が高くなるでしょう。

成婚の定義が「プロポーズ」や「婚約」の結婚相談所
  • IBJ
  • イノセント
  • フィオーレ
  • 結婚物語。
  • ToraCon
  • naco-do など

効率良く出会える「ハイブリッド型」の結婚相談所を選ぶ

効率良く理想的な相手と出会うには「ハイブリッド型」の結婚相談所を選ぶことがおすすめです。
結婚相談所の紹介方法は、仲人型・データマッチング型があり、両方を採り入れたものをハイブリッド型と言います。

ハイブリッド型はカウンセラーによる紹介を待ちながら、自分でも積極的に活動できるため、出会いの数が増える可能性があります

「ハイブリッド型」の結婚相談所
  • ムスベル
  • サンマリエ
  • フィオーレ
  • パートナーエージェント
  • ツヴァイ
  • エン婚活
  • オーネット など

サポート体制を重視して結婚相談所を選ぶ

サポート体制は結婚相談所の成婚率に強く影響しているため、しっかりと確認しておきましょう。
カウンセラーが在籍する結婚相談所の魅力は、入会から成婚までの手厚いサポートです。

カウンセラーのサポートについての具体例は、以下の通りです。
自分が苦手な部分を補填してくれるか、良い出会いにつながりそうかなど確認してみましょう。

プロフィール作成のサポートはあるか

プロフィールは、婚活において第一印象を決める重要な部分です。しかし、自分の魅力を分かりやすく伝える文章を書くことに、苦手意識を持っている人は多いでしょう。

そこで、結婚相談所のサービスとしてプロフィール作成のサポートがあれば、プロに協力してもらいながら好印象を与えるものを作成できるようになります。

カウンセラーからの個別紹介があるか

結婚相談所には、カウンセラーから個別に相手を紹介してもらえるところもあります。
個別紹介があるメリットとして、自分のライフスタイルや価値観、希望条件にあった人をプロの視点から選んでもらえることが挙げられます。

カウンセラーからの個別紹介があると、自分でデータ検索して相手を見つけるよりも、理想に近い人と効率良く出会える可能性が高いでしょう。

お見合い日程の調整をカウンセラーがしてくれる

結婚相談所でお見合いの日程調整を自分でする場合、相手の予定とすり合わせる必要があるため、手間に感じる人や調整に時間がかかり不安になる人も多いでしょう。
カウンセラーがお見合いの日程を調整してくれる結婚相談所であれば、仕事で忙しい人や細かな調整が苦手な人も安心して活動できます

お見合いやデート後のフォローがある

お見合いやデートの後にフォローがある結婚相談所の場合、改善点に気付けたり相手の感想を知れたりといったメリットがあります
素敵な出会いを逃さないためには婚活スキルを磨き、問題点を改善しながら次に活かすことが大切です。

悩みがある時はカウンセラーにすぐに相談できる

活動中に悩みが生じることはよくあるため、いつでもカウンセラーに相談できる体制が整っている結婚相談所を選ぶのは、大きな利点です。
カウンセラーに相談してアドバイスをもらうと、スムーズに交際から結婚へと進める可能性が高くなります

【成婚退会者への独自アンケート】あなたが結婚相談所を選んだ決め手は?

【成婚退会者への独自アンケート】あなたが結婚相談所を選んだ決め手は?
婚活に婚活に成功した人の意見を知ることで、自分に合った相談所の選び方について参考にできるでしょう。
本章では、結婚相談所を選んだ決め手について、成婚退会者へ独自アンケートを取った結果を紹介しています。

より自分に合った結婚相談所選びをするための参考にしてください。

決め手①友人が利用していた結婚相談所だったから

マチ子守永さん(35歳)

口コミを見て評判が良いなと感じたし、結婚相談所を利用したことがあるという友人にそれとなく聞いてみたところ、ツヴァイは良かったと言っていたので身近な人が利用しているならばという気持ちから、利用することに決めました。
利用した結婚相談所を教えてください ツヴァイ大阪店
入会から成婚までにかかった期間を教えてください 6ヶ月
利用した結婚相談所の良かった点を教えてください 結婚相談所は敷居が高くて堅苦しいのかなと勝手にイメージしていましたが、無料相談の段階からとてもアットホームな感じで話しやすかったし、気さくな人が対応してくれてここでなら良い相手が見つかるに違いないと思えたのが良かったです。
利用した結婚相談所のイマイチだった点
改善して欲しい点を教えてください
選択肢が多くなるからこそ、もっと良い人がこの先現れるのではないかと欲が出てしまい思っていたよりも時間がかかってしまったので、もう少しはっきり言ってもらえた方が良かったのかもしれません。

決め手②相談に行った時の対応が親身だったから

マチ美みつまりさん(43歳)

ホームページの印象で最初に数社に絞って、まずは相談しに行きました。その中で、一番スタッフさんの対応が親身で、親切なだけではなくてきちんと必要な対応をしてくれそうな安心感を感じられたからだと思います。実際細かに話を聞いてくれたり、アドバイスをして頂きました。
利用した結婚相談所を教えてください パートナーエージェント
入会から成婚までにかかった期間を教えてください 半年以上一年未満。
多分十ヶ月程だったと思います。正確でなくてすみません。
利用した結婚相談所の良かった点を教えてください やはり最初の相談が親身だったところと、自分の考えている事を具体的な形として自覚できるようにしてくれたところ。条件ばかりで結婚を考えている訳では無い、と思い込んでいたけれど、これは譲れないなと思う部分がある事を自覚出来たし、意外と気にならない事が多い事も分かったのはとても良かったと思います。
利用した結婚相談所のイマイチだった点
改善して欲しい点を教えてください
当時、マッチングするお相手の方の顔を確認する事が出来たのですが、それが相談所のパソコンを使いに行かなくてはならなくて、家が遠かったものだからとても大変でした。顔を確認しないという手段もあったけれど、そこは個人的に譲れなかったし、家で見られたら楽だったな…と思います。顔写真流出などの問題だったのでしょうかね。今はどうなのかはわかりません。

結婚相談所における成婚率が低い理由とは?

結婚相談所における成婚率が低い理由とは?
結婚相談所における成婚率の低さには、いくつかの要因があります。1つは希望条件が男女で異なることで、理想の相手とのマッチング率が下がる傾向にあります。

また、活動途中で退会してしまう人が多いことも成婚率が上がらない要因の1つです。本章では、これら2つの理由について詳しく解説します。

男女間で希望条件にギャップがある

結婚相談所の成婚率が低い要因の1つは、男女間の希望条件にギャップがあることです。例えば、同世代~5歳上の男性を条件にしている30代女性が多くいますが、対象となる30代男性の多くは、年下の女性を求める傾向にあります。

以上のように男女間で希望条件が合致しないことで、マッチングできない人が増え、成婚率アップにつながらない状況になっています。

途中で退会してしまう人が多い

結婚相談所は、マッチングアプリや婚活パーティーなどと比べると費用が高い傾向にあります。結婚相談所で新しい出会いを求めるために入会を決めた場合でも、月々の費用負担の大きさから途中退会してしまう人も多いのが現実です。

すぐに理想の相手と出会える人は少ないため、時間の経過とともに婚活への意欲が低下する場合もあるのでしょう。

結婚相談所を利用している人の年齢別成婚率は?

結婚相談所を利用している人の年齢別成婚率は?
結婚相談所を利用している人の成婚率を年代別に比べてみると、驚きの結果となっていました。本章では、IBJ成婚白書が行った調査をもとに20代、30代、40代の結婚相談所利用者の成婚率について解説します。

IBJでは「活動中の会員に占める割合」と「実際に成婚した人に占める割合」を年代別に比べ、平均を100%とした指標で“成婚しやすさ“を示しています。数値が100%を上回る年代ほど、登録している人数に対して成婚者が多く、平均より結婚が決まりやすいことを意味します。

結婚相談所利用者の成婚率【20代】

成婚白書のデータによると、結婚相談所を利用する20代の成婚率は、20~24歳が男性88.6%、女性140.7%です。25~29歳では、男性151.7%、女性151.6%となっています。

20代の成婚率は全体的に高めであり、特に25歳以降で男女ともに成婚率が高くなっていることが分かります。このことから、真剣な婚活に取り組む年齢は25歳以降の人に多いと言えるでしょう。

参照:IBJ『2023年度版成婚白書』

結婚相談所利用者の成婚率【30代】

成婚白書のデータによると、結婚相談所を利用する30代の成婚率は30~34歳の男性で154.0%、女性は131.8%となっています。また、35~39歳の男性は127.7%、女性は93.4%です。

30代では30代では30~34歳の成婚率が高く、この年代で結婚を意識する人が多いことが理由と考えられます。女性の場合、35歳から平均値を下回り、徐々に成婚しにくくなっているため早めの行動が大切です。

参照:IBJ『2023年度版成婚白書』

結婚相談所利用者の成婚率【40代】

成婚白書のデータでは、40代が結婚相談所を利用した場合の成婚率は40~44歳の男性で99.4%、女性78.3%となっています。また、45~49歳の成婚率は男性70.7%、女性60.7%です。

40代前半の男性は平均値に近い数値となっていますが、女性は大きく下回っています。45歳以降になると、男女ともに成婚のしやすさが大きく低下していることが分かります。

参照:IBJ『2023年度版成婚白書』

【まとめ】結婚相談所は成婚率だけでなくサポートも重視して選ぼう

【まとめ】結婚相談所は成婚率だけでなくサポートも重視して選ぼう
本記事では、結婚相談所の成婚率について各社における成婚の定義の違いや、計算方法などを解説しました。
成婚の定義が異なるため、より良い結婚相談所を選ぶ時はサポートの手厚さを重視することをおすすめします。

サポートには、プロフィール作成やカウンセラーによる個別紹介とお見合い後のフォローなどがあり、効率良く理想の相手と巡り合う可能性が高くなります。幸せな将来を手に入れるために、成婚率と定義を確認したり、どのようなサポートを展開しているのか確認したりすると良いでしょう。

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