ペアーズに登録したものの本人確認をしないと実際に出会うことができず、このまま本人確認を進めるべきか他のアプリを試すべきか悩んでいませんか？

結論から言うと、ペアーズでは本人確認をしないとほとんどの機能が使えません。しかしこれは他のマッチングアプリでも同様です。

ペアーズの本人確認は2段階に分かれているので、「分かりにくい」「どこまで済ませればいいのか迷う」という人が多いのも事実です。本記事では、ペアーズで本人確認をするときの手順や、否認されたときの原因と対処法、本人確認を行う必要性などを詳しく解説していきます。

【図解説明】Pairs(ペアーズ)の本人確認の手順

ペアーズで本人確認を行う手順を、図解で説明していきます。事前に準備しておいた方がいい書類などがあるため、手順を知ってから手続きを行うとスムーズです。

これからペアーズの本人確認を行う人は、本記事を参考にしてみてください。

【ステップ①】まずアプリをダウンロードし会員登録をする

まずはアプリストアからペアーズのアプリをダウンロードしましょう。インストールが完了したら、アプリを立ち上げます。

サインイン画面が表示されますので、以下の5つの方法から会員登録を行ってください。

登録方法はどれを選んでも同じサービスを受けられます。SNSアカウントを利用してペアーズに登録しても、友達などには通知されませんので安心してください。

都合のいい登録方法を選んで、手続きを進めていきましょう。

【ステップ②】本人確認書類で年齢確認を実施する

ペアーズの本人確認は、公的な証明書を使って氏名・年齢・住所の確認を行います。健康保険証・運転免許証・パスポート・マイナンバーの4つが本人確認書類として利用可能です。

最初に登録した個人情報と、本人確認書類の内容が異なる場合は審査が通りません。個人情報登録の際は間違いのないように、慎重に行いましょう。

年齢確認は、用意した本人確認書類をアプリの案内に沿ってスマホカメラで撮影して行います。審査はスタッフが目視で行っているため、最長1時間ほど時間がかかる場合があります。

審査が終了すると、年齢確認は完了です。

【ステップ③】実在する人物かを顔写真で証明

本人確認の二つ目のステップは顔写真の撮影です。公的証明書の顔写真とアプリ内で撮影された顔写真を照合して、本人かどうかが確認されます。

本人確認は全てアプリ上で行われ、手軽にできるようになっています。個人情報はプライバシーポリシーに基づき厳重に管理されているので安心です。

照合が終了すると、全ステップ完了となり本人確認バッジが付与されます。本人確認バッジが付くことで、マッチング相手にも安心してやり取りしてもらえますし、信頼できる相手として見てもらえます。

本人確認が終わらない？承認までにかかる時間は？

本人確認は、書類の審査に平均で1分～10分程度、顔写真の撮影と確認に数十分～1時間程度かかります。早ければ、両方合わせて10分程度で終了する場合もありますが、混み合っていて翌日までかかったという声もありました。

24時間以上経っても本人確認審査が完了しないときは、カスタマーサポートへの問い合わせが必要となります。平日の昼間など、利用者が少ないと思われる時間帯に申し込むと、スムーズに審査が終了するでしょう。

Pairs(ペアーズ)の本人確認が否認・うまくいかない場合の対処法

ペアーズでは、本人確認で否認されることもあります。本章では、本人確認がうまくいかない場合の対処法について、解説していきます。

免許証や顔写真がうまく認識されない場合

撮影した免許証や顔写真がうまく認識されていないと、審査が通らないことがあります。

以上のようなケースが、本人確認書類の撮影で起こりやすいトラブルです。焦点が合っていないものや、画像が暗すぎるものも承認されない場合があるため注意しましょう。

本人確認書類が否認された場合

本人確認書類として認められていない書類を提出すると、否認となります。

上記の書類は、本人確認書類として認められていません。また、利用可能な本人確認書類だったとしても、穴が開いているものや破損しているもの、偽造の形跡のあるものなどは認められない場合があります。

顔写真が否認された場合

顔写真が否認される原因としては、顔の一部が隠れていたり、ぼやけていたりすることが挙げられます。明るすぎて白飛びしていないか、逆に暗すぎないかなども併せて確認してください。

画質が荒いもの、正面から撮影できていないものも否認される可能性があります。

Pairs(ペアーズ)が本人確認書類の提示を必須にしている理由

マッチングアプリに個人情報を提出することに抵抗を感じる方は少なくないでしょう。

しかし、本人確認を求められるには理由があります。書類の提出が必要であることを理解して適切な手続きを行ってください。

ペアーズで本人確認書類の提示を必須にしている理由には、次の3点が挙げられます。

未成年(18歳以下)は登録できないため

未成年者を犯罪から守るために、マッチングアプリを含むインターネット異性紹介事業者は、18歳未満に利用させることを法律で禁じられています。そのため、ペアーズでも未成年の利用は禁止です。

未成年者は成人と比べて判断力やリスク管理能力が未熟で、詐欺や性犯罪を回避することが難しいものです。マッチングアプリの健全利用ができるように、ペアーズでは法令を遵守し年齢確認を徹底して行っています。

業者・サクラを登録させないため

マッチングアプリには、外部のサービスに誘導して利益を得ようとする業者や、運営会社に雇われたサクラが存在する可能性もあります。業者やサクラはアカウントを多数作成することでより多くの人へのアプローチを試みるため、複数のアカウントで活動しています。

業者やサクラによる複数アカウントの作成を防止するためにも、本人確認は有効な手段です。ペアーズでは本人確認をしっかり行っているため、業者やサクラが入る余地はないと言えるでしょう。

強制退会になった人を排除するため

ペアーズでは、通常本人確認書類は確認後に速やかに処分されています。しかし、違反行為をして強制退会になったユーザーがアカウントを作成できないようにデータが保存されており、保有期間は2年間です。

ペアーズでは、強制退会処分を受けた人が再度登録して同じようなトラブルを起こさないように、排除する仕組みが備わっています。ペアーズの本人確認システムで、健全な利用者が安心して出会いの場を楽しめるように、環境が整えられているのです。

Pairs(ペアーズ)で本人確認の審査が降りない人

ペアーズでは、規約により本人確認の審査が降りず入会できない場合があります。どのような人が本人確認で審査に落ちてしまうのか解説します。

【審査に通らない人①】18歳未満の男女

前述したとおり18歳未満の男女はペアーズに登録できません。そのため、本人確認の審査にも通りません。

ペアーズを含むマッチングアプリは、出会い系サイト規制法(正式名称は「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」)により、利用者が児童でないことの確認が義務付けられています。

出会い系サイト規制法は児童を性犯罪や詐欺被害などから守り、健全に育成するために作られた法律です。18歳未満の利用が発覚した場合には利用者も事業者側も罰則の対象となる場合があります。

【審査に通らない人②】強制退会になった人

ペアーズでは、強制退会になった人は退会後2年間は再登録できない仕様です。従って、強制退会になった人は本人確認の審査が通りません。

強制退会になっても理由が明らかにされないものの、上記のような理由で退会処分になる人が多いと言われています。有料会員だったとしても、強制退会の場合料金は返金されません。

アプリが利用できないだけでなく、金銭的にも損失がありますので、強制退会にならないような利用方法を心がけましょう。

【審査に通らない人③】退会して30日経っていない人

ペアーズは不正利用を防止するため、退会後30日間は再登録ができません。退会後30日の間に登録しようとしても、審査には通りませんのでご注意ください。

ペアーズは無料会員でもアカウントを維持できるので、退会するか迷っている場合は一旦無料会員になって放置するのも一つの方法です。

なお、アプリを削除してもペアーズのアカウントは削除されません。

Pairs(ペアーズ)の本人確認で使える証明書一覧

ペアーズの本人確認で使える証明書は以下の通りです。

本人確認には上記の証明書以外は使用できませんので、気を付けてください。ペアーズの本人確認にはステップ1とステップ2があり、健康保険証はステップ1には使用できますが、ステップ2には使用できません。

本人確認で使用できる証明書を用意していても、破損しているものや有効期限切れのものは承認されません。必ず手続きの方法をよく確認して、不備がないように書類を準備しておきましょう。

Pairs(ペアーズ)の本人確認に関する疑問に回答

本章では、ペアーズの本人確認に関する疑問について回答します。

Pairs(ペアーズ)の本人確認は怖い？情報を抜かれる？安全性とは

ペアーズは、プライバシー認証マークである「TRUSTe」を取得しています。個人情報が適切に利用・保護されているか、第三者の審査が入るので安心してアプリを利用できます。

ペアーズの利用者が提出した個人情報は厳重に管理され、定められた保存期間を過ぎると速やかに処分されます。ペアーズでは、24時間365日投稿の監視とパトロールが行われ、カスタマーサポートも設置されています。

ペアーズの個人情報管理で気になることやトラブルがあれば、カスタマーサポートへ相談してみてください。

女性は本人確認なしでもメッセージできる？

ペアーズは男女ともに、年齢確認なしでも相手の検索とマッチングまでは利用可能です。しかし、お互いにメッセージのやり取りをしてデートの約束をするためには、男性は有料会員への登録、女性は本人確認が必要となります。

女性へ求められる本人確認の内容は、年齢確認とペアーズで複数アカウントを作成していないかという点です。ペアーズを安心安全に利用するために必要な手続きですので、アプリを使い続ける場合は早めに済ませておきましょう。

本人確認のバッジ(マーク)とは？どんな見た目？

本人確認のバッジとは、本人確認ステップ2まで完了している人のプロフィール欄に表示されるマークです。ブルーのチェックマークがプロフィールの名前の右側に表示されます。

特に女性会員は、安心して出会える人を探すために本人確認済みであることを検索条件に入れている人も多いです。本人確認バッジがあることで、マッチング相手からの信頼度が高くなります。

マッチング率を上げるためにも、本人確認は早めに済ませておくといいでしょう。

本人確認してない人はやめた方がいい？

ペアーズの本人確認は、早ければ数分で終わる手続きです。18歳以上の人であれば誰でも簡単にできる手続きを行っていないとなると、出会い目的以外でアプリを利用している可能性があります。

出会い目的であっても、誠実に出会いを探す目的で登録している人は少ないでしょう。ペアーズの新規登録者でないのに本人確認をしていない人とは、マッチングしたとしても健全なお付き合いができない可能性が高いです。

特に女性の場合、信用できる相手かどうかを見極めてアプリを利用することが重要なため、できるだけ本人確認が終了している人とやり取りを行うのが無難です。

「本人確認を一部のお客様にお願いしています」でアプリが使えなくなったら？

「本人確認を一部のお客様にお願いしています」のメッセージが表示されて、アプリが使えなくなることがあります。

ペアーズの利用規約第6条には、不正利用を防止するために、本人確認の対象として選ばれる場合がある(無作為による抽出を含む)と明記されています。対象に選ばれた場合は、本人確認のステップ2を完了しないとアプリを利用できません。「本人確認をお願いします」のメッセージが表示された場合は、一部の機能を利用するために本人確認ステップ2が必要です。

すべての利用者が安心してアプリを利用できるための必要な措置ですので、本人確認を促された場合は速やかに手続きを済ませましょう。

本人確認のステップ2は強制？しなくても使えるの？

本人確認のうちステップ1は、完了させないとメッセージのやり取りができないため利用に必須の手続きです。ステップ2は任意の手続きとなり、完了していなくても一部機能を除きアプリは利用可能です。

強制ではなくても本人確認の有無は相手からの信頼度に差が出ます。特に男性の場合は、遊び目的ではないことを表明するためにも、早めに完了させることをおすすめします。

【まとめ】Pairs(ペアーズ)の本人確認を早めに完了させよう！

本記事では、マッチングアプリPairs(ペアーズ)の本人確認について詳しく解説しました。ペアーズの本人確認には2種類の方法があり、分かりにくい点もあるため本記事を参考に本人確認にトライしてみてください。

ペアーズでは、金融機関でも導入されている生体認証技術を用いた本人確認システムを採用しています。安全性も高く、利用することで自分自身の身を守ることにも繋がります。

ペアーズで理想の相手とのマッチングを成功させるために、ぜひ本人確認を行いましょう。