オペラにおける猛女の群像

 相変わらず変な特集ですが、これはオペラに登場する猛烈な、といって表現が悪ければ、物凄いというか、とにかく強烈な女性たちの群像です。巫女でありながら敵将を愛したノルマ、恋する男の生首に接吻して陶酔するサロメ、父親を愛し母親を憎悪するエレクトラ、夫を悪事へけしかけるマクベス夫人、自己犠牲により世界を救済するブリュンヒルデ━━このような猛女たちを、ベルリーニ、R・シュトラウス、モーツァルト、ヴェルディ、ワーグナーらはどう描いたか。