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アーティスト特集
国内外の伝説アーティストの名アルバムを集め、8時間単位の大型特集で放送。ベスト盤とは一味違うオリジナルアルバムに込められたスピリットを味わってください。 これまでの特集
5月/ビリー・ジョエル特集
初回放送 2013年5月 再放送(随時あり)
稀代のメロディ・メーカー、“ピアノ・マン”ことビリー・ジョエル。
1971年にデビュー。後に自信の代名詞ともなる名曲「Piano Man」で脚光を浴びます。ポップで親しみやすいメロディ・ラインと、都会のセンチメンタリズムや哀愁を映し出したメッセージ性の強い歌詞が、多くの人々の共感を呼び、5枚目のアルバム『The Stranger』が爆発的にヒット。ミュージシャンとしての地位を不動のものにしました。
全米No.1ヒットシングル「It's Still Rock and Roll to Me(ロックンロールが最高さ)」「We Didn't Start the Fire(ハートにファイア)」、バラードの傑作「Just The Way You Are(素顔のままで)」「Honesty(オネスティ)」等、時代を超えて愛される名曲を数多く生み出し、20世紀を代表するスーパー・スターとして、多くのアーティスト達からリスペクトされ続けています。
この特集では、オリジナルアルバム14作品を発売順にお送りします。
今月の放送スケジュールはこちら
※番組は8時間構成です。アルバム単位で放送します。
※編成の都合上、アルバム単位ではなく楽曲毎に放送する場合がございます。
ご了承ください。 <SUPER LEGEND 名盤チャンネル オンエア曲リスト>
放送アルバム一覧
①
1) Cold Spring Harbor (ピアノの詩人)
1971年発売の記念すべきデビューアルバム。「ハッスルズ」「アッティラ」といったバンドでの活動を経て、ソロの歌手として歩みだした一作目であり、ブレイクする前の貴重な作品です。若きビリーの伸びのある、まっすぐな歌声をお楽しみください。
■収録曲
- She's Got A Way
- You Can Make Me Free
- Everybody Loves You Now
- Why Judy Why
- Falling Of The Rain
- Turn Around
- You Look So Good To Me
- Tomorrow Is Today
- Nocturne
- Got To Begin Again
2) Piano Man
1973年発売。50万枚を超える売上げを記録し、初のゴールドディスクを受賞したアルバム。ビリーの輝かしいキャリアはここからはじまります。初のヒットナンバー「Piano Man」を収録。時に優しく、時にブルージーな歌声と、ハーモニカが華麗に冴えわたる、ビリーの代名詞と言える名曲です。
■収録曲
- Travelin' Prayer
- Piano Man
- Ain't No Crime
- You're My Home
- The Ballad Of Billy The Kid
- Worse Comes To Worst
- Stop In Nevada
- If I Only Had The Words (To Tell You)
- Somewhere Along The Line
- Captain Jack
3) Streetlife Serenade
1974年発売。ストリートのエネルギーが素朴に表現され、ビリーならではの郷愁感あふれる仕上がりとなっています。世間からの圧力や自分への皮肉を歌った「The Entertainer」や、人の世の儚さを切実に歌ったインパクトある名曲「Souvenir 」等を収録。
■収録曲
- Streetlife Serenader
- Los Angelenos
- The Great Suburban Showdown
- Root Beer Rag
- Roberta
- The Entertainer
- Last Of The Big Time Spenders
- Weekend Song
- Souvenir
- The Mexican Connection
4) Turnstiles(ニューヨーク物語)
1976年発売。デビュー当時から活動の拠点としていたロサンゼルスを離れ、故郷のニューヨークで制作。次回作となる「The Stranger」以降は、ポップで陽気な作品が多くなり、今作が”繊細で叙情的”な初期のビリー・ジョエルの区切りとも言うべきアルバムです。セルフ・プロデュースしたこともあり、等身大のビリーが楽しめる作品です。
■収録曲
- Say Goodbye To Hollywood
- Summer, Highland Falls
- All You Wanna Do Is Dance
- New York State Of Mind
- James
- Prelude/Angry Young Man
- I've Loved These Days
- Miami 2017 (Seen The Lights Go Out On Broadway)
5) The Stranger
1977年発売。全米2位、1000万枚を売上、自己最高記録を獲得。ダイアモンドディスクにも認定され、ビリーが世界的スターに躍進した作品です。グラミー賞・最優秀レコード賞を受賞した「Just the Way You Are(素顔のままで)」をはじめ、「She's Always a Woman」「Only the Good Die Young」「Movin' Out」など名曲が詰まった歴史に残る一枚です。このアルバムからフィル・ラモーンを共同プロデューサーに迎え、その後二人の関係は10年以上続くことになります。
■収録曲
- Movin' Out (Anthony's Song)
- The Stranger
- Just The Way You Are
- Scenes From An Italian Restaurant
- Vienna
- Only The Good Die Young
- She's Always A Woman
- Get It Right The First Time
- Everybody Has A Dream
6) 52nd Street(ニューヨーク52番街)
初めて全米1位を獲得した1978年の作品。グラミー賞最優秀アルバム賞と、男性ポップ・ボーカル賞の2部門も受賞、ビリーはミュージシャンとしての揺るぎない地位を確立しました。日本でも大ヒットした名曲「Honesty」をはじめ、「Big Shot」「My Life」などを収録。
■収録曲
- Big Shot
- Honesty
- My Life
- Zanzibar
- Stiletto
- Rosalinda's Eyes
- Half a Mile Away
- Until the Night
- 52nd Street
7) Glass Houses
前作に引き続き全米1位を獲得、グラミー賞・男性ロック・ボーカル部門を受賞した1980年の作品。ビリーとバンドによる骨太なサウンドとライヴ感が溢れるロック色の強いアルバムです。効果音など細やかな演出が施され、ビリー自身が「聴いていて一番楽しいアルバム」と語るほど完成度が高く、聴く側をワクワクさせます。
■収録曲
- You May Be Right
- Sometimes A Fantasy
- Don't Ask Me Why
- It's Still Rock And Roll To Me
- All For Leyna
- I Don't Want To Be Alone
- Sleeping With The Television On
- C'Etait Toi (You Were The One)
- Close To The Borderline
- Through The Long Night
8) Songs in the Attic
1981年発売、初のライヴ・アルバム。1980年に行われたアメリカ・ツアーでの音源が収録されています。 「昔の曲をよりふさわしい形で紹介したい」という理由から、初期4枚のアルバムの収録曲のみ選曲され、『The Stranger』以降の楽曲は敢えて外されています。
■収録曲
- Miami 2017 (Seen The Lights Go Out On Broadway)
- Summer, Highland Falls
- Streetlife Serenader
- Los Angelenos
- She's Got A Way
- Everybody Loves You Now
- Say Goodbye To Hollywood
- Captain Jack
- You're My Home
- The Ballad Of Billy The Kid
- I've Loved These Days
②
9) The Nylon Curtain
1982年発売。ペンシルベニア州の工業都市アレンタウンの人々を歌った「Allentown」、ベトナム戦争へ行った兵士への思いを歌った反戦歌「Goodnight Saigon」など、当時のアメリカが抱えていた社会問題をテーマにした、メッセージ性の強いアルバムです。
■収録曲
- Allentown
- Laura
- Pressure
- Goodnight Saigon
- She's Right On Time
- A Room Of Our Own
- Surprises
- Scandinavian Skies
- Where's The Orchestra?
10) An Innocent Man
1983年発売。その当時ビリーが影響を受けた50~60年代のソウルミュージックやモータウンのミュージシャン、ジェームス・ブラウン、ベン・E・キング、シュープリームス、マーサ&ザ・ヴァンデラス、フォー・シーズンズ、サム・クックなどを彷彿させる楽曲が収録されています。また「This Night(今宵はフォーエバー)」のコーラス部分には、ベートーヴェンの「悲愴ソナタ」第2楽章が使われています。様々な音楽性を取り入れ、ビリーらしいラブソングに昇華させた作品です。
■収録曲
- Easy Money
- An Innocent Man
- The Longest Time
- This Night
- Tell Her About It
- Uptown Girl
- Careless Talk
- Christie Lee
- Leave A Tender Moment Alone
- Keeping The Faith
11) The Bridge
1986年発売、長きにわたりタッグを組んできた名プロデューサー、フィル・ラモーンと制作した最後のアルバムです。ビリーが最も尊敬するアーティスト、レイ・チャールズと夢の競演を果たした「Baby Grand」を収録。作品全体は、ジャズテイストとなっており、大人向けの落ち着いた楽曲が多いのが特徴です。
■収録曲
- Running On Ice
- This Is The Time
- A Matter Of Trust
- Modern Woman
- Baby Grand
- Big Man On Mulberry Street
- Temptation
- Code Of Silence
- Getting Closer
12) КОНЦЕРТ(コンツェルト-ライヴ・イン・U.S.S.R.-)
1987年発売。1986年にアメリカからスタートした"ザ・ブリッジ・ツアー"の最終地、ロシアのモスクワとレニングラードでの公演の模様が収録された、ライヴアルバムです。聴きどころは、ビートルズの「Back in the U.S.S.R.」、ボブディランの「The Times They Are A-Changin'」のカバー。ここでしか聴けないアレンジや臨場感を楽しめます。
■収録曲
- Odoya
- Angry Young Man
- Honesty
- Goodnight Saigon
- Stiletto
- Big Man On Mulberry Street
- Baby Grand
- An Innocent Man
- Allentown
- A Matter Of Trust
- Only The Good Die Young
- Sometimes A Fantasy
- Uptown Girl
- Big Shot
- Back In The U.S.S.R
- The Times They Are A Changin'
13) Storm Front
1989年発売。世界ツアー「ザ・ブリッジ・ツアー」で成功を収めたビリーは、このアルバム制作にあたりスタッフを一新しました。長い間、プロデューサーを務めたフィル・ラモーンとも別れ、新たにフォリナーのミック・ジョーンズをプロデューサーに迎えます。ロックンロールの原点を追求したサウンドは、新たな力強いビリー・ジョエルを感じられます。「We Didn't Start the Fire(ハートにファイア)」「I Go to Extremes(愛はイクストリーム)」「The Downeaster 'Alexa'」「That's Not Her Style」「And So It Goes(そして今は…)」などヒット曲を多数収録。
■収録曲
- That's Not Her Style
- We Didn't Start The Fire
- The Downeaster 'Alexa'
- I Go To Extremes
- Shameless
- Storm Front
- Leningrad
- State Of Grace
- When In Rome
- And So It Goes
14) River of Dreams
1993年発売。ジェームス・テイラーやキャロル・キング等とのセッションで知られるギタリスト、ダニー・コーチマーをプロデューサー迎え、1990年代に発表した、唯一のオリジナル・アルバム。前半はポップで軽快なリズム&ブルース、後半は落ち着いた雰囲気のメロディアスなバラードで構成されています。ジャケットには妻、クリスティが描いた絵が使われています。
■収録曲
- No Man's Land
- The Great Wall Of China
- Blonde Over Blue
- A Minor Variation
- Shades Of Grey
- All About Soul
- Lullabye (Goodnight, My Angel)
- The River Of Dreams
- Two Thousand Years
- Famous Last Words
初回放送 2013年5月 再放送(随時あり)
ヘヴィー・メタル/ハード・ロック・バンドの先駆者、ディープ・パープル。
1968年イギリスにて結成。デビュー当初はプログレ的要素が強かったが、出世作となった4thアルバム『Deep Purple in Rock』の成功により、ハード・ロック路線を突き進むことになります。
エモーショナルなサウンドと、金属質なハイ・トーン・ヴォーカル、超絶ギター・ソロ、そしてクラシック音楽を彷彿とさせるドラマチックな曲展開で、ヘヴィー・メタル・サウンドの礎を築き上げた彼ら。特に「BURN」で聴かせる高速ソロ、「Smoke on the Water」でのパワー・リフ等、
リッチー・ブラックモア(G)による天才的ギタープレイは、世界中の音楽ファンの心を掴みました。
リッチー脱退後の1976年に一度解散しますが、1984年に再結成。幾度ものメンバーチェンジを行いながらも、
現役でロック界に”紫の炎”を燃やし続ける最強のバンドです。
この特集では、オリジナルアルバム、ライヴアルバムを中心に21作品をお送りします。
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※番組は8時間構成です。アルバム単位で放送します。
※編成の都合上、アルバム単位ではなく楽曲毎に放送する場合がございます。
ご了承ください。 <SUPER LEGEND 名盤チャンネル オンエア曲リスト>
放送アルバム一覧
①
1) Shades of Deep Purple(ハッシュ)
1968年のデビューアルバム。当時流行した『アートロック』に区分され、アメリカでチャート24位を記録。新人バンドとしてはまずまずのスタートでした。当時はジョン・ロードが中心となってバンドを牽引、リッチー・ブラックモアが主導していくハードロック路線が確立するのはまだ後のことです。
■収録曲
- And The Address
- Hush
- One More Rainy Day
- Prelude: Happiness/I'm So Glad
- Mandrake Root
- Help
- Love Help Me
- Hey Joe
- Shadows
- Love Help Me (Instrumental Version)
- Help (Alternate Take)
- Hey Joe (BBC Top Gear Session)
- Hush (Live US TV)
2) The Book of Taliesyn(詩人タリエシンの世界 )
1968年発売。デビュー・アルバムが予想外のヒットとなった彼らは、契約先の『テトラグラマトン・レコード』(米)の意向により、すぐに2作目に取り掛かることに。わずか10日足らずのレコーディングでしたが、メンバーの集中度は非常に高く、特にリッチーの演奏は出色の出来栄えとなりました。準備期間が短かったことにより、「Kentucky Woman(ニール・ダイアモンド)」「We Can Work It Out(恋を抱きしめよう/ビートルズ)」など、カバー曲が目立っています。
■収録曲
- Listen, Learn, Read On
- Wring That Neck
- Kentucky Woman
- Exposition/We Can Work It Out
- Shield
- Anthem
- River Deep, Mountain High
- Oh No No No (Studio Out Take)
- It's All Over (BBC Top Gear Session)
- Hey Bop A Re Bop (BBC Top Gear Session)
- Wring That Neck (BBC Top Gear Session)
- Playground (Remixed Instrumental Studio Out Take)
3) Deep Purple(ディープ・パープル III)
1969年発売。デビューから好調に滑り出した彼らは、アメリカでのヒットによって一時的な帰国を挟みながら1969年3月までの間、アメリカ・ツァーを敢行。その間に新たなレコーディングが進み、6月には早くも3枚目となる今作が発売されます。第1期ディープ・パープルの作品としてはこれが最後となります。
■収録曲
- Chasing Shadows
- Blind
- Lalena
- Fault Line
- The Painter
- Why Didn't Rosemary?
- Bird Has Flown
- April
- The Bird Has Flown (Alternate A-Side Version)
- Emmaretta (Studio B-Side)
- Emmaretta (BBC Top Gear Session)
- Lalena (BBC Radio Session)
- The Painter (BBC Radio Session)
4) Deep Purple The Royal Philharmonic Orchestra
1969年発売。当時バンドのリーダー・シップをとっていたジョン・ロードが作曲した協奏曲、およびマルコム・アーノルド指揮によるディープ・パープルとロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の初演を録音したライヴ・アルバムです。演奏は1969年9月ロイヤル・アルバート・ホール。観客を前にしたオーケストラとバンドの合同演奏は歴史上初めてと言われています。
■収録曲
- First Movement: (Moderato / Allegro / Vivace)
- Second Movement: Part 1 - Andante
- Second Movement: Part 2
- Third Movement
5) Deep Purple in Rock
1970年発売。『テトラグラマトン・レコード』が1969年に倒産し、それまで本国イギリスではほとんど無名だった彼らに目を付けたのは、大手『ワーナー・ブラザース』でした。当時、レッド・ツェッペリンが「ハード・ロック・バンド」として大きな成功をおさめ、リッチーもこれに倣い「ハード・ロック」をバンドに持ち込むことを主張。一度限りという条件でジョンに代わり、リッチーが主導権を握り誕生した今作。しかし、この作品が彼らを巨大なヒットを生み出す”怪物バンド”に変貌させるきっかけでした。
■収録曲
- Speed King
- Bloodsucker
- Child In Time
- Flight Of The Rat
- Into The Fire
- Living Wreck
- Hard Lovin' Man
6) Fireball
1971年発売。前作のヒットにより、バンドの方向性はハード・ロック路線へと変更、主導権がジョンからリッチーの手へ移ります。前作の勢いもあり、最初からセールスが好調、本国イギリスで初の1位を獲得、アメリカでもビルボード32位まで食い込みました。
■収録曲
- Fireball
- No No No
- Strange Kind Of Woman
- Anyone's Daughter
- The Mule
- Fools
- No One Came
7) Machine Head
1972年発売。スイスのレマン湖のほとりにあるカジノのステージを借り、ライヴ形式で新作レコーディングを予定していた彼ら。しかし、この時トラブルが発生します。カジノが火事になり、湖面にあがる煙をみたメンバーが「スモーク・オン・ザ・ウォーター・・・・・」とつぶやきます。これが力強いギター・リフで始まる名曲の誕生でした。
■収録曲
- Highway Star
- Maybe I'm A Leo
- Pictures Of Home
- Never Before
- Smoke On The Water
- Lazy
- Space Truckin'
8) Live in Japan
1972年発売。同年8月、待望の日本公演を収録したライヴ盤。当初、日本限定で発売されましたが、その出来の良さから海外でも「Made in Japan」というタイトルでリリースされました。彼らのライヴ・パフォーマンスが優れていることを証明したアルバムでもあります。
■収録曲
- Highway Star [Live]
- Child In Time [Live]
- Smoke On The Water [Live]
- The Mule [Live]
- Strange Kind Of Women [Live]
- Lazy [Live]
- Space Truckin' [Live]
②
9) Who Do We Think We Are(紫の肖像)
前作「Machine Head」が各国でヒットするにつれツァーは一段と過酷なものになり、メンバーの健康状態は次第に下降線をたどります。1972年5月に予定されていた来日公演は延期、そしてメンバー同士の不仲による解散説も流れるように。そんな中始まった新作のレコーディングは難航を極めましたが、1973年の初頭にようやくリリース。黄金期と言われた第2期ディープ・パープル、最後のアルバムです。
■収録曲
- Woman From Tokyo (Remastered LP Version)
- Mary Long (2000 Digital Remaster)
- Super Trouper (2000 Digital Remaster)
- Smooth Dancer (2000 Digital Remaster)
- Rat Bat Blue (2000 Digital Remaster)
- Place In Line (2000 Digital Remaster)
- Our Lady
- Woman From Tokyo ('99 Remix)
- Woman From Tokyo (Alt Bridge)
- Painted Horse
- Our Lady ('99 Remix)
- Rat Bat Blue (Writing Session)
- Rat Bat Blue ('99 Remix)
- First Day Jam
10) Burn(紫の炎)
1974年発売。前作を最後に、ロジャー・グローヴァーとイアン・ギランが脱退。ベーシストとしてグレン・ヒューズがバンドに加わります。一方でボーカル選びは難航し、一般応募者の中から選ばれたのは、当時はまったく無名だったデイヴィッド・カヴァデール。第3期ディープ・パープルのスタートです。シングルカットした「Burn」は、印象的なギターリフで多くのファンを獲得しました。
■収録曲
- Burn
- Might Just Take Your Life
- Lay Down, Stay Down
- Sail Away
- You Fool No One
- What's Goin' On Here
- Mistreated
- "A" 200
11) Stormbringer(嵐の使者)
1974年発売。いわゆる第3期最後のスタジオ・アルバムで、この作品を最後にリッチーはメンバーを脱退し、新バンド「レインボー」を結成。前作から加入したデイヴィッドとグレンの意見が次第に強くなり、リッチーが理想とするハードロック路線との乖離が強まったため、様々な問題を抱えながらの制作となりました。しかし、従来のハードで直線的な曲よりも多彩な音楽性を加味した曲が増え、前作で見せた新たな方向性を押し広げた作品に仕上がっています。
■収録曲
- Stormbringer
- Love Don't Mean a Thing
- Holy Man
- Hold On
- Lady Double Dealer
- You Can't Do it Right (With the One You Love)
- High Ball Shooter
- The Gypsy
- Soldier Of Fortune
12) Come Taste the Band
前作を最後にリッチーが脱退、後継者探しは難航を極めますが、元ジェイムズ・ギャングのギタリストだったトミー・ボーリンが加入、第4期ディープパープルのメンバーが決定します。アルバム全曲のうち7曲にトミーが作曲者として名を連ね、それまでと異なる方向性に戸惑うファンも多かったと言います。その後、メンバー間の不和や薬物問題がエスカレートし、1976年ディープパープルは解散を表明。1984年の再結成まで音楽シーンから姿を消すことになります。
■収録曲
- Comin' Home
- Lady Luck
- Gettin' Tighter
- Dealer
- I Need Love
- Drifter
- Love Child
- This Time Around / Owed to 'G' [Instrumental]
- You Keep On Moving
13) Perfect Strangers
1984年、再結成後最初のアルバム。約8年間のブランクを経て、ディープ・パープルは「黄金期」といわれる第2期のメンバーで再結成します。メンバーはジョン・ロード(Key)、リッチー・ブラックモア(G)、イアン・ペイス(Dr)、ロジャー・グローヴァー(B)、そしてイアン・ギラン(Vo)。この時期、世界的なヘヴィメタル・ブームが起こっており、ディープ・パープルはその元祖として歓迎されました。
■収録曲
- Knocking At Your Back Door
- Under The Gun
- Nobody's Home
- Mean Streak
- Perfect Strangers
- A Gypsy's Kiss
- Wasted Sunsets
- Hungry Daze
- Not Responsible
14) The House of Blue Light
1987年発売、再結成後第2弾となるスタジオアルバム。長い時間との格闘の末に誕生した今作についてメンバーの評価は芳しくありません。しかし、目立つ曲がないものの、経験と才能を見せ付けるそのサウンドは、聴き手を限定しない凄みすら感じさせます。
■収録曲
- Bad Attitude
- The Unwritten Law
- Call Of The Wild
- Mad Dog
- Black & White
- Hard Lovin' Woman
- The Spanish Archer
- Strangeways
- Mitzi Dupree
- Dead Or Alive
15) Slaves and Masters
1990年発売。再結成後順調とみられていたディープ・パープルですが、ここにきてまたメンバー間の不仲が起き、イアン・ギランが脱退。代わりに元レインボーのジョー・リン・ターナーが加入、彼を迎えた制作されたこのアルバムは現代的なハード・ロックに仕上がりました。
■収録曲
- King Of Dreams
- The Cut Runs Deep
- Fire In The Basement
- Truth Hurts
- Breakfast In Bed
- Love Conquers All
- Fortuneteller
- Too Much Is Not Enough
- Wicked Ways
16) Battle Rages On(紫の聖戦)
1993年発売。制作当初は第6期のメンバーで制作していたものの、今度はジョー・リン・ターナーが脱退、バンド結成25周年の名目でイアン・ギランが復帰します。この時点でアルバムはほぼ完成していましたが、イアンによって大部分が書き直されてリリース。これに激怒したリッチーはツアー途中でバンドを脱退、ジョー・サトリアーニが一時的なサポート・メンバーとして加入します。
■収録曲
- The Battle Rages On
- Lick It Up
- Anya
- Talk About Love
- Time To Kill
- Ramshackle Man
- A Twist In The Tail
- Nasty Piece Of Work
- Solitaire
- One Man's Meat
③
17) Purpendicular(紫の証)
1996年発売。再結成後としては5作目となるスタジオ・アルバムで、ジョー・サトリアーニの代わりに正式メンバーとして加入したギタリスト、スティーヴ・モーズが初参加しました。バンドは2002年にジョン・ロードが脱退するまで、本作品と同じメンバーで活動しました。
■収録曲
- Vavoom: Ted The Mechanic
- Loosen My Strings
- Soon Forgotten
- Sometimes I Feel Like Screaming
- Cascades: I'm Not Your Lover
- The Aviator
- Rosa's Cantina
- A Castle Full Of Rascals
- A Touch Away
- Hey Cisco
- Somebody Stole My Guitar
- The Purpendicular Waltz
- (シークレット・トラック2曲)
18) Abandon
1998年発売。結成時からのメンバー、ジョン・ロードにとってはこれが最後のアルバム。これに続く、ワールドツアーでディープ・パープルは初のオーストラリア・ライブを実現、これは「Total Abandon: Australia '99」というタイトルでのちにリリースされています。
■収録曲
- Any Fule Kno That
- Almost Human
- Don't Make Me Happy
- Seventh Heaven
- Watching The Sky
- Fingers To The Bone
- Jack Ruby
- She Was
- Whatsername
- '69
- Evil Louie
- Bloodsucker
19) Bananas
2003年発売。前年にジョンが脱退、ついにオリジナルメンバーはイアン・ペイス一人となりました。ジョンの代わりには、レインボーやオジー・オズボーン・バンドなどの活動で有名なドン・エイリーが加入し、新作がレコーディングされました。このアルバム、メディアでの露出がなかった割にヨーロッパや南アメリカで好調なセールスを記録、特にドイツとアルゼンチンではトップ10入りを果たしています。
■収録曲
- House Of Pain
- Sun Goes Down
- Haunted
- Razzle Dazzle
- Silver Tongue
- Walk On
- Picture Of Innocence
- I Got Your Number
- Never A Word
- Bananas
- Doing It Tonight
- Contact Lost
20) Rapture of the Deep
2005年発売、スタジオ・アルバムとしては通算18作目。ヨーロッパではマイナー・レーベル『Edel Records』から、アメリカではEdelの傘下レーベル『Eagle Records』からのリリースとなりました。
■収録曲
- Money Talks
- Girls Like That
- Wrong Man
- Rapture Of The Deep
- Clearly Quite Absurd
- Don't Let Go
- Back To Back
- Kiss Tomorrow Goodbye
- Junkyard Blues
- Before Time Began
- Things I Never Said
21) Now What
2013年4月リリース、スタジオ作品としては8年ぶりとなる待望の新作。2012年に亡くなったオリジナル・メンバー、ジョン・ロードに捧げられた作品です。
■収録曲
- A Simple Song
- Weirdestan
- Out Of Hand
- Hell To Pay
- Bodyline
- Above And Beyond
- Blood From A Stone
- Uncommon Man
- Apres Vous
- All The Time In The World
- Vincent Price
初回放送 2013年5月 再放送(随時あり)
プログレッシブ・ロックの偉大なる立役者、ピンク・フロイド。
1967年にイギリスにてシングル「アーノルド・レーン」でデビュー。当時のメンバーはシド・バレット(G/Vo)、ロジャー・ウォーターズ(B/Vo)、リチャード・ライト(Key/Vo)、ニック・メイスン(Dr)の4人。サイケやブルース、フォークなどを取り込んだロックに、叙情性と浮遊感を昇華させた幻想的なサウンドで人気を博すと同時に、創意に富んだアルバムタイトルやジャケットデザイン、また壮大なライヴ演出等々、芸術的な側面でも高い評価を得ました。
また、プログレッシブ・ロックの歴史のなかで最も商業的成功を収めたバンドであり、代表アルバム『The Dark Side Of The Moon(狂気)』は5,000万枚、『The Wall』は3,000万枚のメガ・セールスを記録。幾度ものメンバーチェンジや、事実上の活動休止を繰り返しますが、2005年に再結成。今もなお”生きる伝説”として、ロック史上に君臨するモンスターバンドです。
この特集では、オリジナルアルバム、ライヴアルバムを中心に15作品をお送りします。
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放送アルバム一覧
①
1) The Piper At The Gates Of Dawn(夜明けの口笛吹き)
1967年の記念すべきデビュー・アルバム。同年に発表されたビートルズの『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』と並、「サイケデリックの名盤」と称され、イギリスのロック・シーンに彗星のごとく登場した4人組はいきなりの成功を収めることになります。
■収録曲
- Astronomy Domine
- Lucifer Sam
- Matilda Mother
- Flaming
- Pow R. Toc H.
- Take Up Thy Stethoscope And Walk
- Interstellar Overdrive
- The Gnome
- Chapter 24
- The Scarecrow
- Bike
2) A Saucerful Of Secrets(神秘)
1968年発売。バンドの中心メンバーだったシド・バレットがレコーディング途中で脱退、バンドにとって非常に危機的な状況で制作されたアルバムです。 バレット脱退後、新ギタリストとして旧友のデヴィッド・ギルモアを迎え、バンドは方針を転換してサイケデリック・ロックから脱却し、より独創性の高い音楽を目指すようになります。
■収録曲
- Let There Be More Light
- Remember A Day
- Set The Controls For The Heart Of The Sun
- Corporal Clegg
- A Saucerful Of Secrets
- See-Saw
- Jugband Blues
3) More
バルベ・シュローダー監督映画『More』のサウンドトラックとして制作された1969年の作品。後に発表する代表的なアルバム「Atom Heart Mother(原子心母)」The Dark Side of the Moon(狂気)などとは異なり、本作はブルース、カントリー、フラメンコ調の曲が数多く収録。バンドの音楽的ルーツを探る上で興味深い作品です。
■収録曲
- Cirrus Minor
- The Nile Song
- Crying Song
- Up The Khyber
- Green Is The Colour
- Cymbaline
- Party Sequence
- Main Theme
- Ibiza Bar
- More Blues
- Quicksilver
- A Spanish Piece
- Dramatic Theme
4) Ummagumma
1969年発売、初のライブ版を含む2枚組。1枚目はライヴ盤、1969年のバーミンガム・マザーズクラブとマンチェスター商科大学での演奏です。2枚目のスタジオ録音ではメンバー4人のソロが聞くことができます。このアルバムでプロデューサー、ノーマンスミスと別れ、その後セルフプロデュースの道を歩みます。
■収録曲
- Astronomy Domine
- Careful With That Axe, Eugene
- Set The Controls For The Heart Of The Sun
- A Saucerful Of Secrets
- Sysyphus Part I~ IV
- Grantchester Meadows
- Several Species Of Small Furry Animals Gathered Together In A Cave And Grooving With A Pict
- The Narrow Way Part I~ III
- The Grand Vizier's Garden Party Part I~ III
5) Atom Heart Mother(原子心母)
1970年発売。プログレッシブ・ロックの名盤であり、ピンク・フロイドを代表するアルバムです。それまでの作品はアンダーグラウンドで難解な実験音楽的要素が強かったが、本作では分かり易く聴きやすい内容になっています。表題曲「Atom Heart Mother(原子心母)」は23分を超える大作で、ストリングスやブラス・バンド、コーラス隊などを大胆に使った作品。
■収録曲
- Atom Heart Mother Suite
- If
- Summer '68
- Fat Old Sun
- Alan's Psychedelic Breakfast
6) Meddle(おせっかい)
1971年発売。セールス的には前作に及ばなかったものの、彼らがアーティストとして一大飛躍を遂げた作品です。最終トラック「Echoes」は23分を超える大作で、ファンから最も人気の高い楽曲。メンバー4人の持ち味が見事に溶け合った初期の傑作です。
■収録曲
- One Of These Days
- A Pillow Of Winds
- Fearless
- San Tropez
- Seamus
- Echoes
7) Obscured by Clouds(雲の影)
1972年発売、映画『More』の監督、バルベ・シュナイダーによる映画『ラ・ヴァレ』のサウンドトラック、次作となる「The Dark Side of the Moon(狂気)」のレコーディングを中断して2週間で制作されました。ロジャー・ウォーターズ作の軽快なナンバー「Free Four」がシングル・カットされています。
■収録曲
- Obscured By Clouds
- When You're In
- Burning Bridges
- The Gold It's In The...
- Wots... Uh The Deal
- Mudmen
- Childhood's End
- Free Four
- Stay
- Absolutely Curtains
8) The Dark Side of the Moon(狂気)
1973年発売、約9ヵ月を費やして制作され、ロジャー・ウォーターズが歌詞を全面的に担当した初めての作品です。発売と同時にシングル・ヒットした「Money」とともに初の全米1位を記録するなど全世界で大ヒット、音楽的にも商業的にも大成功を収めました。
■収録曲
- Speak To Me
- Breathe (In The Air)
- On The Run
- Time
- The Great Gig In The Sky
- Money
- Us And Them
- Any Colour You Like
- Brain Damage
- Eclipse
②
9) Wish You Were Here(炎~あなたがここにいてほしい)
1975年発売。前作「The Dark Side of the Moon(狂気)」で一躍スターダムにのしあがったピンク・フロイド。しかし、前作の大ヒットによるプレッシャーで以降のバンド活動は難航します。発表まで約2年を費やし発表された今作は、発売当初のセールスは伸び悩みましたが、最終的にはイギリス・アメリカともに1位を記録しています。
■収録曲
- Shine On You Crazy Diamond (Parts I-V)
- Welcome To The Machine
- Have A Cigar
- Wish You Were Here
- Shine On You Crazy Diamond (Parts VI-IX)
10) Animals
1977年発売。人間を動物に喩え、痛烈な社会批判を込めたコンセプト・アルバムです。前作における幻想的かつ内省的な姿勢は影をひそめ、当時バンド・リーダー、ディッド・ギルモアによる社会へのメッセージが力強く表れている作品です。
■収録曲
- Pigs On The Wing (Part One)
- Dogs
- Pigs (Three Different Ones)
- Sheep
- Pigs On The Wing (Part Two)
11) The Wall
20世紀最大の問題作とも言うべき、1979年の作品。主人公のロック・スター”ピンク”の人生がストーリー形式で進行していき、そこから人間心理を描き出すという手法を取ったロック・オペラの大作。発売と同時にベストセラーとなり、2枚組アルバムとしては、ビートルズの『青盤』を凌ぎ、世界で最も売れたアルバムと言われています。
■収録曲【DISC1】
- In The Flesh?
- The Thin Ice
- Another Brick In The Wall Pt. 1
- The Happiest Days Of Our Lives
- Another Brick In The Wall Pt. 2
- Mother
- Goodbye Blue Sky
- Empty Spaces
- Young Lust
- One Of My Turns
- Don't Leave Me Now
- Another Brick In The Wall Pt. 3
- Goodbye Cruel World
■収録曲【DISC2】
- Hey You
- Is There Anybody Out There?
- Nobody Home
- Vera
- Bring The Boys Back Home
- Comfortably Numb
- The Show Must Go On
- In The Flesh
- Run Like Hell
- Waiting For The Worms
- Stop
- The Trial
- Outside The Wall
12) The Final Cut
世界を揺るがせた衝撃作「The Wall」の4年後となる、1983年発売。リチャード・ライトがバンドを脱退し、残ったメンバー3人での制作となりましたが、当時のバンドはロジャー・ウォーターズの独裁状態。アルバム名には「ロジャー・ウォーターズによる戦後の夢へのレクイエム」というサブタイトルが付けられ、実質的にはウォーターズのソロ作品であり、非常に重く沈痛なサウンドであることも相俟って本作に対する評価は賛否両論に分かれています。
■収録曲
- The Post War Dream
- Your Possible Pasts
- One Of The Few
- The Hero's Return
- The Gunner's Dream
- Paranoid Eyes
- Get Your Filthy Hand Off My Desert
- The Fletcher Memorial Home
- Southampton Dock
- The Final Cut
- Not Now John
- Two Suns In The Sunset
13) A Momentary Lapse of Reason(鬱)
前作を最後にウォーターズはバンドを脱退。デヴィッド・ギルモアとニック・メイスンの二人で新生フロイドとして再出発します。「ピンク・フロイドの贋作」と切り捨て、否定的に捉えるファンやメディアも少なくはありませんでしたが、全英・全米3位という大ヒットを記録。発表後のワールド・ツアーも成功を収め1989年までのロング・ツアーを行いました。1988年には3度目の来日公演を果たしています。
■収録曲
- Signs Of Life
- Learning To Fly
- The Dogs Of War
- One Slip
- On The Turning Away
- Yet Another Movie
- A New Machine - Part 1
- Terminal Frost
- A New Machine - Part 2
- Sorrow
③
14) The Division Bell(対)
バンドにはリチャード・ライトが復帰し、前作以来7年振りとなる1994年の作品。ピンク・フロイドにとって最後のオリジナル・アルバムでもあります。「コミュニケーションの欠如による対立」というテーマで制作され、70年代のプログレッシヴ・ロック・サウンドを取り戻したかのような奥行きのある音作りが施されています。収録曲「Marooned (孤立)」は、グラミー賞ベスト・ロック・インストゥルメンタル部門を受賞。初のグラミー受賞となりました。
■収録曲
- Cluster One
- What Do You Want From Me
- Poles Apart
- Marooned
- A Great Day For Freedom
- Wearing The Inside Out
- Take It Back
- Coming Back To Life
- Keep Talking
- Lost For Words
- High Hopes
15) P·U·L·S·E
1995年に発表された2枚組ライヴアルバム、前作発売後の「ザ・ディヴィジョン・ベル・ツアー」の模様が収録されています。DISC2ではアルバム「The Dark Side Of The Moon(狂気)」を全曲通して演奏。アルバム制作をリードしたロジャー・ウォーターズが不在であるにもかかわらず、質の高い演奏だと評価されています。
■収録曲【DISC1】
- Shine On You Crazy Diamond
- Astronomy Domine
- What Do You Want From Me
- Learning To Fly
- Keep Talking
- Coming Back To Life
- Hey You
- A Great Day For Freedom
- Sorrow
- High Hopes
- Another Brick In The Wall Part 2
■収録曲【DISC2】
- Speak To Me
- Breathe
- On The Run
- Time
- The Great Gig In The Sky
- Money
- Us And Them
- Any Colour You Like
- Brain Damage
- Eclipse
- Wish You Were Here
- Comfortably Numb
- Run Like Hell
16) The Endless River(永遠/TOWA)
2014年発売。2008年に死去したリチャード・ライトへ捧げた20年ぶりのオリジナル・アルバムであり、ピンク・フロイドとして最後のアルバムとされています。本国イギリスをはじめとする全世界16カ国で初登場1位を獲得。
■収録曲
- Things Left Unsaid
- It's What We Do
- Ebb And Flow
- Sum
- Skins
- Unsung
- Anisina
- The Lost Art Of Conversation
- On Noodle Street
- Night Light
- Allons-Y (1)
- Autumn '68
- Allons-Y (2)
- Talkin' Hawkin'
- Calling
- Eyes To Pearls
- Surfacing
- Louder Than Words
初回放送 2013年5月 再放送(随時あり)
1971年ロンドンにてフレディ・マーキュリー(Vo)、ブライアン・メイ(G)、ロジャー・テイラー(Dr)、ジョン・ディーコン(B)の4人で結成。ハード・ロックを基調に、多重録音を用いた重厚なコーラスやギター・オーケストレーションによって生み出されるドラマティックなサウンドを特徴とし、圧巻ともいうべきフレディの力漲るヴォーカルに世界中の音楽ファンが魅了されました。
1991年にはフレディがこの世を去りますが、現在でもブライアンとロジャーを中心に活動を継続。日本でもその人気は高く、「Killer Queen」「Bohemian Rhapsody」「We Are The Champions」「We Will Rock You」等、数々の名曲は現在でもテレビやCMなどで起用され、多くの人々に愛され、歌い継がれています。
この特集では、オリジナルアルバム、ライヴアルバムを中心に20作品をお送りします。
(フレディ・マーキュリー特集もあわせてお楽しみください こちら)
今月の放送スケジュールはこちら
※番組は8時間構成です。アルバム単位で放送します。
※編成の都合上、アルバム単位ではなく楽曲毎に放送する場合がございます。
ご了承ください。 <SUPER LEGEND 名盤チャンネル オンエア曲リスト>
放送アルバム一覧
①
1) QUEEN (戦慄の王女)
1973年発売の記念すべきファーストアルバム。発売当初、イギリスよりも先に日本やアメリカで人気に火が点き、その影響がイギリスにも飛び火するという、逆輸入現象をもたらしました。2作目発表後、このアルバムは再度注目され、発売当初のチャート順位を超えるという珍しい現象が起きました。
■収録曲
- Keep Yourself Alive
- Doing All Right
- Great King Rat
- My Fairy King
- Liar
- The Night Comes Down
- Modern Times Rock'n'Roll
- Son And Daughter
- Jesus
- Seven Seas Of Rhye
2) QUEEN II
1974年発売、「これぞクイーン!」と評価された、彼らの原点ともいえる作品。この作品は発売当時、レコードの両面をA面、B面ではなく、"サイド・ホワイト" "サイド・ブラック"と呼び、それぞれ"白"と"黒"をイメージした曲が収録されています。サイド・ホワイトにはブライアンの優美な世界が、そしてサイド・ブラックにはフレディの妖しげな世界が表現されています。
■収録曲
- Procession
- Father To Son
- White Queen (As It Began)
- Some Day One Day
- The Loser In The End
- Ogre Battle
- The Fairy Feller's Master-Stroke
- Nevermore
- The March Of The Black Queen
- Funny How Love Is
- Seven Seas Of Rhye
3) Sheer Heart Attack
大ヒット曲「Killer Queen」が生まれ、クイーンが世界的なスターへ駆け上がるきっかけとなった1974年の作品。クラシックの組曲を思わせるドラマチックな曲の展開や、分厚いコーラス、多重録音によるギター・オーケ ストレーションなど、ファンを魅了する緻密な構成。また、歌詞は神話やアート作品を題材にしており、彼らにしか生み出せないファンタジックな唯一無二のアルバムとなっています。
■収録曲
- Brighton Rock
- Killer Queen
- Tenement Funster
- Flick Of The Wrist
- Lily Of The Valley
- Now I'm Here
- In The Lap Of The Gods
- Stone Cold Crazy
- Dear Friends
- Misfire
- Bring Back That Leroy Brown
- She Makes Me
- In The Lap Of The Gods...Revisited
4) A Night at the Opera(オペラ座の夜)
1975年発売。タイトルにも入っている「オペラ」のコンセプトの下、ロック、ポップ、ジャズ、ヴォードヴィル、ミュージカル、フォーク、など様々な音がバリエーション豊かに散りばめられたこのアルバムは、後のロック界に大きな影響を与えた最高傑作。名曲「Bohemian Rhapsody」をはじめ、クイーンの美しいメロディーがお楽しみいただけます。
■収録曲
- Death On Two Legs
- Lazing On A Sunday Afternoon
- I'm In Love With My Car
- You're My Best Friend
- '39
- Sweet Lady
- Seaside Rendezvous
- The Prophet's Song
- Love Of My Life
- Good Company
- Bohemian Rhapsody
- God Save The Queen
5) A Day at the Races(華麗なるレース)
前作とは対をなすコンセプトで制作、初めてセルフ・プロデュースした1976年の作品。10曲目「Teo Torriatte(手をとりあって)」は、タイトルと歌詞に日本語が採用され、当時大変話題になりました。名曲「Somebody To Love( 愛にすべてを)」の温かいバラードをはじめ、このアルバムは全体を通してロマンティックな仕上がりとなっています。
■収録曲
- Tie Your Mother Down
- You Take My Breath Away
- Long Away
- The Millonaire Waltz
- You And I
- Somebody To Love
- White Man
- Good Old-Fashioned Lover Boy
- Drowse
- Teo Torriatte (Let Us Cling Together)
6) News Of The World(世界に捧ぐ)
1977年発売。「We Will Rock You」「We Are the Champions(伝説のチャンピオン)」などのお馴染みの曲が収録、フレディの力強く、艶やかなヴォーカルが響き渡ります。ジャケットはこれまでのイメージとは一変、緑の背景にロボットと人間の絵が描かれるというアートなスタイル。
■収録曲
- We Will Rock You
- We Are The Champions
- Sheer Heart Attack
- All Dead, All Dead
- Spread Your Wings
- Fight From The Inside
- Get Down, Make Love
- Sleep On The Sidewalk
- Who Needs You
- It's Late
- My Melancholy Blues
7) Jazz
1978年発売。ディスコファンク、ヴォードヴィル、ハードロック、ピアノ・ロックなどこれまで以上に多彩なサウンドが盛り込まれた作品。ヒット曲「Bicycle Race」や「Don't Stop Me Now」を収録。アルバムのタイトル「Jazz」はジャズ・ミュージックのことではなく、「戯言」や「ナンセンス」を意味しています。
■収録曲
- Mustapha
- Fat Bottomed Girls
- Jealousy
- Bicycle Race
- If You Can't Beat Them
- Let Me Entertain You
- Dead On Time
- In Only Seven Days
- Dreamers Ball
- Fun It
- Leaving Home Ain't Easy
- Don't Stop Me Now
- More Of That Jazz
8) Live Killers
1979年発売、ユーロツアーでのライヴ音源が収録された、初めてのライヴアルバムです。イントロと共に湧き起こる歓声、そして若きクイーンの勢いある演奏が楽しめます。ちなみに1979年は来日公演があった記念の年でもあります。このアルバムに収録されている楽曲は、日本公演で演奏された「Teo Torriatte」を除き、あとは同じ内容になっています。
■収録曲【DISC1】
- We Will Rock You (Fast)
- Let Me Entertain You
- Death On Two Legs
- Killer Queen
- Bicycle Race
- I'm In Love With My Car
- Get Down, Make Love
- You're My Best Friend
- Now I'm Here
- Dreamer's Ball
- Love Of My Life
- '39
- Keep Yourself Alive
■収録曲【DISC2】
- Don't stop me now
- Spread your wings
- Brighton rock
- Bohemian rhapsody
- Tie your mother down
- Sheer heart attack
- We will rock you
- We are the champions
- God Save The Queen
②
9) The Game
1980年発売。全米No1シングルとなった「Crazy Little Thing Called Love(愛という名の欲望)」「Another One Bites The Dust(地獄へ道づれ)」の2曲を収録。この作品で初めてシンセサイザーを取り入れ、クイーンは新たな時代へと突入していきます。「オペラ座の夜」が前期を代表する作品と言われるのに対し、このアルバムは後期を代表する作品といっても過言ではないでしょう。
■収録曲
- Play The Game
- Dragon Attack
- Another One Bites The Dust
- Need Your Loving Tonight
- Crazy Little Thing Called Love
- Rock It (Prime Jive)
- Don't Try Suicide
- Sail Away Sweet Sister
- Coming Soon
- Save Me
10) Flash Gordon
1980年発売、マイク・ホッジス監督映画『Flash Gordon 』のサウンドトラック。1曲目「Flash's Theme」と最後の曲「The Hero」以外は全曲インストゥルメンタル。これまでクイーンは、シンセサイザーを使わないことを売りにしてきましたが、前作「The Game」をきっかけにこのアルバムではシンセサイザーが大々的に取り入れられています。
■収録曲
- Flash's Theme
- In The Space Capsule (The Love Theme)
- Ming's Theme (In The Court Of Ming The Merciless)
- The Ring (Hypnotic Seduction Of Dale)
- Football Fight
- In The Death Cell (Love Theme Reprise)
- Execution Of Flash
- The Kiss (Aura Resurrects Flash)
- Aboria (Planet Of The Tree Men)
- Escape From The Swamp
- Flash To The Rescue
- Vultan's Theme (Attack Of The Hawk Men)
- Battle Theme
- The Wedding March
- Marriage Of Dale And Ming (And Flash Approaching)
- Crash Dive On Mingo City
- Flash's Theme Reprise (Victory Celebrations)
- The Hero
11) Hot Space
”クイーン流ブラックミュージック”とも言える1982年の作品。銃社会への警鐘を歌った「Put Out the Fire」や、ジョン・レノンへ捧げた「Life Is Real 」など、時代に合わせた楽曲を収録。しかしサウンドの変化が当時のファンには受け入れられにくく、賛否両論の評価となったアルバムです。
■収録曲
- Staying Power
- Dancer
- Back Chat
- Body Language
- Action This Day
- Put Out The Fire
- Life is Real (Song For Lennon)
- Calling All Girls
- Las Palabras de Amor (The Words of Love)
- Cool Cat
- Under Pressure
12) The Works
1984年発売。イギリスで100万枚以上の売上を記録、世界でも成功を収めた80年代クイーンを代表する作品。「Radio Ga Ga」「It's a Hard Life」「I Want to Break Free」「Hammer to Fall」の4曲がシングルとなる予定でしたが、最終的には全曲がシングルカットされた名曲揃いのアルバムです。このアルバム発売の翌年1985年には日本ツアーが行われています。
■収録曲
- Radio Ga Ga
- Tear It Up
- It's A Hard Life
- Man On The Prowl
- Machines (Back To Humans)
- I Want To Break Free
- Keep Passing The Open Windows
- Hammer To Fall
- Is This The World We Created ?
13) A Kind of Magic
1986年発売。映画『アイアン・イーグル』の主題歌「One Vision」をはじめ、『ハイランダー/悪魔の戦士』の挿入曲「Princes of the Universe」「Who Wants to Live Forever」など、映画絡みの楽曲を中心に収録。このアルバムを引っ提げて開催されたツアーは、ヨーロッパ各地のスタジアムやお城などで開催され、クイーン史上最大規模となりました。
■収録曲
- One Vision
- A Kind Of Magic
- One Year Of Love
- Pain Is So Close To Pleasure
- Friends Will Be Friends
- Who Wants To Live Forever
- Gimme The Prize
- Don't Lose Your Head
- Princes Of The Universe
- A Kind Of 'A Kind Of Magic'
- Friends Will Be Friends Will Be Friends...
- Forever
14) Live Magic
1986年発売。ヨーロッパで100万人以上を動員した「マジック・ツアー」の中から、イギリス・ハンガリーでの公演が収録されたライヴアルバムです。彼らの演奏技術にフレディーの艶やかかつ迫力のある歌声が冴えわたる完成度の高い作品。クイーンが名実ともに史上最強のロックバンドだと世界中から認められる理由がわかります。
■収録曲
- One Vision
- Tie Your Mother Down
- Seven Seas Of Rhye
- A Kind Of Magic
- Under Pressure
- Another One Bites The Dust
- I Want To Break Free
- Is This The World We Created?
- Bohemian Rhapsody
- Hammer To Fall
- Radio Ga-Ga
- We Will Rock You
- Friends Will Be Friends
- We Are The Champions
- God Save The Queen
15) The Miracle
1989年発売。長い活動休止期間と個人のソロ活動を経て前作から3年ぶりのリリースとなった作品。名曲「I Want It All」や、エレクトロ・ビートを導入した「The Invisible Man」、疾走感あふれる「Breakthru」等を収録。世界ツアー、ソロ活動など、様々な経験を積んだメンバーが再びクイーンという場所に戻り、再出発したこのアルバム。彼らの新たな一面、大人のロックが感じられます。
■収録曲
- Party
- Khashoggi's Ship
- The Miracle
- I Want It All
- The Invisible Man
- Breakthru
- Rain Must Fall
- Scandal
- My Baby Does Me
- Was It All Worth It
- Hang On In There
- Chinese Torture
- The Invisible Man
16) Innuendo
フレディ・マーキュリー参加の最後の作品となった1991年リリース作品。この10ケ月後、フレディはこの世を去ります。初期を彷彿とさせるハードなギターとコーラスに加え、バンドの歴史とともに厚みを増した壮大なサウンドが味わえる充実の一枚。クイーンの集大成といえるような心揺さぶられる作品です。
■収録曲
- Innuendo
- I'm Going Slightly Mad
- Headlong
- I Can't Live With You
- Don't Try So Hard
- Ride The Wild Wind
- All God's People
- These Are The Days Of Our Lives
- Delilah
- The Hitman
- Bijou
- The Show Must Go On
③
17) Live at Wembley '86
1992年発売。1986年にイギリス・ロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催されたライヴの模様が完全収録。クイーン史上最大規模の会場で行われたライヴであり、オリジナルメンバーで回った最後のツアーになります。このツアー・パフォーマンスはクイーンとして、頂点を極めているといっても過言ではないでしょう。メンバーと会場のファンが一体となり作り出されたサウンドに興奮させられます。
■収録曲【DISC1】
- One Vision
- Tie Your Mother Down
- In The Lap Of The Gods
- Seven Seas Of Rhye
- Tear It Up
- A Kind Of Magic
- Under Pressure
- Another One Bites The Dust
- Who Wants To Live Forever
- I Want To Break Free
- Impromptu
- Brighton Rock Solo
- Now I'm Here
■収録曲【DISC2】
- Love Of My Life
- Is This The World We Created
- Baby I Don't Care
- Hello Mary Lou
- Tutti Frutti
- Gimme Some Lovin'
- Bohemian Rhapsody
- Hammer To Fall
- Crazy Little Thing Called Love
- Big Spender
- Radio Ga Ga
- We Will Rock You
- Friend Will Be Friends
- We Are The Champions
- God Save The Queen
18) made in HEAVEN
1995年発売。前作のレコーディング時に残っていた音源や過去作品の中から、残ったメンバー3人がオーバーダビングして制作。フレディの亡き後、悲しみに暮れたメンバーが世界中のファンに向け、クイーンとして築き上げた歴史をまとめた一枚です。全世界で2000万枚以上を売上げ、クイーンのオリジナル・アルバムで最大のヒット作となりました。
■収録曲
- It's A Beautiful Day
- Made In Heaven
- Let Me Live
- Mother Love
- My Life Has Been Saved
- I Was Born To Love You
- Heaven For Everyone
- Too Much Love Will Kill You
- You Don't Fool Me
- A Winter's Tale
- It's A Beautiful Day (Reprise)
- (シークレット・トラック2曲)
19) Queen on Fire-Live at the Bowl
1982年発売。同年6月にイングランドミルトンキーンズのナショナルボウルで「ホットスペースツアー」の中で行なわれたライヴを収録。
■収録曲【DISC1】
- Flash
- The Hero
- We Will Rock You [Fast]
- Action This Day
- Play The Game
- Staying Power
- Somebody To Love
- Now I'm Here
- Dragon Attack
- Now I'm Here [Reprise]
- Love Of My Life
- Save Me
- Back Chat
■収録曲【DISC2】
- Get Down Make Love
- Guitar Solo
- Under Pressure
- Fat Bottomed Girls
- Crazy Little Thing Called Love
- Bohemian Rhapsody
- Tie Your Mother Down
- Another One Bites The Dust
- Sheer Heart Attack
- We Will Rock You
- We Are The Champions
- God Save The Queen
20) Queen Rock Montreal
2007年発売。1981年にカナダのケベック州、モントリオールで開催された公演が収録されたライヴアルバム。クイーンが絶頂期であった時期の演奏音源です。ちなみになぜ1981年11月24日と、25日の公演を選ばれたのか。それはこの日がフレディーの死からさかのぼること10年前にあたるためと言われています。
■収録曲【DISC1】
- Intro
- We Will Rock You [Fast Version]
- Let Me Entertain You
- Play The Game
- Somebody To Love
- Killer Queen
- I'm In Love With My Car
- Get Down Make Love
- Save Me
- Now I'm Here
- Dragon Attack
- Now I'm Here (Reprise)
- Love Of My Life
■収録曲【DISC2】
- Under Pressure
- Keep Yourself Alive
- Drum And Tympani Solo
- Guitar Solo
- Flash
- The Hero
- Crazy Little Thing Called Love
- Jailhouse Rock
- Bohemian Rhapsody
- Tie Your Mother Down
- Another One Bites The Dust
- Sheer Heart Attack
- We Will Rock You
- We Are The Champions
- God Save The Queen