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アーティスト特集

国内外の伝説アーティストの名アルバムを集め、8時間単位の大型特集で放送。ベスト盤とは一味違うオリジナルアルバムに込められたスピリットを味わってください。 これまでの特集
3月/祝・70歳 スライド・ギターの巨匠 ライ・クーダー
初回放送 2017年3月 再放送(随時あり)
1947年ロサンゼルス生まれ。父親の影響で幼い頃からギターを手にし、16歳から本格的に音楽活動をスタート。いくつかのバンドで活動し、ローリング・ストーンズのアルバムに参加するなどの経験を積み、70年にソロ・デビューを果たします。スライド・ギターの名手としてその存在を知らしめるとともに、ブルース/カントリー/ジャズのほか、ハワイアンやテックス・メックスなど、ルーツミュージックを取り入れた独自のスタイルで注目を集めました。
また、80年代以降は映画音楽を多く手掛けるようになり、世界各国のミュージシャンとの交流も盛んになっていきます。97年には、キューバ国外にほとんど知られていなかったベテラン・ミュージシャンたちと共演したアルバム『Buena Vista Social Club』を発表。グラミー賞ベスト・トロピカル・ラテン・パフォーマンス賞を受賞、後に同名のドキュメンタリー映画も制作され、世界的なキューバ・ブームを巻き起こしました。
デビュー以来、一貫して商業主義にとらわれることなく創作活動を続けてきたライも、今年(2017年)3月15日には70歳を迎えます。そのキャリアをソロ、プロデュース作品、サウンドトラックなどを通して振り返ります。
今年3月にお送りしたライ・クーダー特集。リクエストにお応えして、Part1でご紹介できなかったアルバムを新たに追加しました。70年代の名作「ジャズ」「バップ・ドロップ・デラックス」、ライヴ音源やサウンドトラック、コラボレーション作などを追加。アルバムを通して、ライ・クーダーの“音楽の旅”を体感してください。
今月の放送スケジュールはこちら
※番組は8時間構成です。アルバム単位で放送します。
※編成の都合上、アルバム単位ではなく楽曲毎に放送する場合がございます。
ご了承ください。 <SUPER LEGEND 名盤チャンネル オンエア曲リスト>
放送アルバム一覧
①
1) Ry Cooder(ライ・クーダー・ファースト)
1970年発売。ローリング・ストーンズのレコーディングに参加するなど、既にスライド・ギタリストとしてキャリアを積んできたライのデビュー作。アメリカの大衆伝承歌やフォーク/ブルース/R&B等を、個性が光るアレンジで聴かせます。敬愛するフォーク・シンガー、ウッディ・ガスリーの「Do RE Mi」、ランディ・ニューマン「My Old Kentucky Home」などをカバー。
■収録曲
- Alimony
- France Chance
- One Meat Ball
- Do Re Mi
- My Old Kentucky Home (Turpentine & Dandelion Wine)
- How Can A Poor Man Stand Such Times And Live?
- Available Space
- Pigmeat
- Police Dog Blues
- Goin' To Brownsville
- Dark Is The Night

2) 紫の峡谷(Into The Purple Valley)
1972年発売。前作同様、一流の職人的ミュージシャン達をバックに、ライならではのハイブリット感覚でフォーク/ロックをアレンジ。アコースティック・ギターとエレキ・スライドでの緩急の利いた見事なプレイに加え、得意のマンドリンも演奏。
■収録曲
- How Can You Keep Moving
- Billy The Kid
- Money Honey
- FDR In Trinidad
- Teardrops Will Fall
- Denomination Blues
- On A Monday
- Hey Porter
- Great Dream From Heaven
- Taxes On The Farmer Feeds Us All
- Vigilante Man

3) Boomer's Story(流れ者の物語)
1972年発売。アメリカン・ミュージックを追求する”放浪”の旅へ――ブルース/R&Bを中心に、南部の土煙と乾いた風を感じる快作。ジェイムズ・カーの「Dark End Of The Street」、ランディー・ニューマンが参加した「Rally'Round The Flag」等を収録。
■収録曲
- Boomer's Story
- Cherry Ball Blues
- Crow Black Chicken
- Ax Sweet Mama
- Maria Elena
- Dark End Of The Street
- Rally 'Round The Flag
- Comin' In On A Wing And A Prayer
- President Kennedy
- Good Morning Mr. Railroad Man

4) Paradise And Lunch
1974年発売。これまでのブルース/R&Bの流れに、ゴスペルのコーラスを大胆に、そしてジャズやロックのアレンジもスリリングに加えたハッピーな名盤。特に男性ゴスペル・コーラス隊の参加は、以降のライの音楽性に深みを与えることになる、重要な役割を占めています。
■収録曲
- Tamp 'Em Up Solid
- Tattler
- Married Man's A Fool
- Jesus On The Mainline
- It's All Over Now
- Fool For A Cigarette / Feelin' Good
- If Walls Could Talk
- Mexican Divorce
- Ditty Wah Ditty

5) Chicken Skin Music
1976年発売。前作の流れを汲みメキシカン、さらにはハワイアンまで取り入れ、新境地に挑んだ傑作。メキシコの有名アコーディオン奏者=フラコ・ヒメネス、ハワイの達人ギャビー・パヒヌイ、アッタ・アイザックスなどが参加し、より幅広い個性が開花しています。名曲「Stand By Me」のカバーも必聴!
■収録曲
- The Bourgeois Blues
- I Got Mine
- Always Lift Him Up / Kanaka Wai Wai
- He'll Have To Go
- Smack Dab In The Middle
- Stand By Me
- Yellow Roses
- Chloe
- Goodnight Irene

6) Borderline
1980年発売。ソウル/R&B路線に、多国籍なルーツ・ミュージックを散りばめた作品。沖縄音楽に影響を受けた「Why Don't You Try Me」「Borderline」、ジョン・ハイアット提供の美しいバラード「The Way We Make A Broken Heart」、ビリー・ザ・キッド・エマーソンの名曲「Crazy 'bout An Automobile」等を収録。
■収録曲
- 634-5789
- Speedo
- Why Don't You Try Me
- Down In The Boondocks
- Johnny Porter
- The Way We Make A Broken Heart
- Crazy 'Bout An Automobile (Every Woman I Know)
- The Girls From Texas
- Borderline
- Never Make Your Move Too Soon

7) Paris, Texas
1984年発売。西独・仏の合作映画『パリ、テキサス』のサウンド・トラック。ほぼギター1本のシンプルな作品で、ロードームービーならではの美しい風景に、スライド・ギターの音色が印象的に残ります。
■収録曲
- Paris, Texas
- Brothers
- Nothing Out There
- Cancion Mixteca
- No Safety Zone
- Houston In Two Seconds
- She's Leaving The Bank
- On The Couch
- I Knew These People
- Dark Was The Night

8) Crossroads
1986年発売。ブルースを主題としたロードムービー『クロスロード』のサウンド・トラック。映画本編では使われていない、エリック・クラプトンのカバーでおなじみの「Crossroads」が収録されているなど、サウンド・トラックとしてではなく、オリジナル・アルバムとしても楽しむことができます。
■収録曲
- Crossroads
- Down In Mississippi
- Cotton Needs Pickin'
- Viola Lee Blues
- See You In Hell, Blind Boy
- Nitty Gritty Mississippi
- He Made A Woman Out Of Me
- Feelin' Bad Blues
- Somebody's Callin' My Name
- Willie Brown Blues
- Walkin' Away Blues

9) Get Rhythm
1987年発売。映画音楽を中心に活動してきた80年代、その経験が生かされた集大成。オリジナル・アルバムとしては5年ぶりとなる作品です。ライ流の沖縄ソング「Going Back To Okinawa」、エルヴィス・プレスリーの「All Shook Up」、チャック・ベリーの「13 Question Method」等を収録。
■収録曲
- Get Rhythm
- Low-Commotion
- Going Back To Okinawa
- 13 Question Method
- Women Will Rule The World
- All Shook Up
- I Can Tell By The Way You Smell
- Across The Borderline
- Let's Have A Ball

10) Buena Vista Social Club
1997年発売。ライが旅先で出会ったキューバのベテラン・ミュージシャンたちとセッション。”音楽が人生を潤す”ことを証明したラテン/アフロ・キューバン音楽の最高傑作です。グラミー賞最優秀トロピカル・ラテン・パフォーマンス部門を受賞し、後に映画化も。世界的キューバ・ブームの火付け役となった作品です。
■収録曲
- Chan Chan
- De Camino A La Vereda
- El Cuarto De Tula
- Pueblo Nuevo
- Dos Gardenias
- Y Tu Que Has Hecho?
- Veinte Anos
- El Carretero
- Candela
- Amor De Loca Juventud
- Orgullecida
- Murmullo
- Buena Vista Social Club
- La Bayamesa

11) My Name Is Buddy
2007年発売。放浪する猫を主人公に綴られた物語。ライのボーカルを前面に出したカントリー/フォークの中に、労働者問題や人権差別などを根底に描いた、メッセージ性の強い作品です。
■収録曲
- Suitcase In My Hand
- Cat And Mouse
- Strike!
- J. Edgar
- Footprints In The Snow
- Sundown Town
- Green Dog
- The Dying Truck Driver
- Christmas In Southgate
- Hank Williams
- Red Cat Till I Die
- Three Chords And The Truth
- My Name Is Buddy
- One Cat, One Vote, One Beer
- Cardboard Avenue
- Farm Girl
- There's A Bright Side Somewhere
②

12) Show Time
1977年発売。高い評価を得た前作「Chicken Skin Music」を引っさげて行われたツアーから、サンフランシスコ、グレイト・アメリカン・ミュージック・ホールでの模様を収録。テックス・メックス/ゴスペル/R&B・・と多様な音楽が出会った記念すべきライヴ盤です。
■収録曲
- School Is Out
- Alimony
- Jesus On The Mainline
- The Dark End Of The Street
- Viva Sequin / Do Re Mi
- Volver, Volver
- How Can A Poor Man Stand Such Times And Live
- Smack Dab In The Middle

13) Jazz
1978年発売。初期ジャズの作曲家の作品を中心に、ブルースやゴスペル、フォーク、カントリー、テックス・メックスまでも違和感なく取り込んだ作品。
■収録曲
- Big Bad Bill (Is Sweet William Now)
- Face To Face That I Shall Meet Him
- The Pearls / Tia Juana
- The Dream
- Happy Meeting In Glory
- In A Mist
- Flashes
- Davenport Blues
- Shine
- Nobody
- We Shall Be Happy

14) Bop Till You Drop
1979年発売。R&Bの名曲をライ風にアレンジ。原曲の良さに加え、鋭い洞察力で独自のサウンドに進化させています。
■収録曲
- Little Sister
- Go Home, Girl
- The Very Thing That Makes You Rich (Makes Me Poor)
- I Think It's Going To Work Out Fine
- Down In Hollywood
- Look At Granny Run Run
- Trouble, You Can't Fool Me
- Don't Mess Up A Good Thing
- I Can't Win

15) The Long Riders
1980年発売。アメリカ西部を舞台にした映画『ロング・ライダーズ』のサウンド・トラックで、ライが本格的に映画音楽に関わるようになった最初の作品です。アコースティック・ギターやバイオリンを用いて、古き良きアメリカを彷彿とさせるウェスタン・サウンドが、物語に彩りを添えています。
■収録曲
- The Long Riders
- I'm A Good Old Rebel
- Seneca Square Dance
- Archie's Funeral (Hold To God's Unchanging Hand)
- I Always Knew That You Were The One
- Rally 'Round The Flag
- Wildwood Boys
- Better Things To Think About
- Jesse James
- Cole Younger Polka
- Escape From Northfield
- Leaving Missouri
- Jesse James

16) The Slide Area
1982年発売。スウライド・ギタリストとしての本領発揮、パワフルでファンキーな力作です。ボブ・ディランの「I Need A Woman」、カーティス・メイフィールドの名曲「Gypsy Woman」、エルビス・プレスリーの歌でも知られる「Blue Suede Shoes」等を収録。
■収録曲
- UFO Has Landed In The Ghetto
- I Need A Woman
- Gypsy Woman
- Blue Suede Shoes
- Mama, Don't Treat Your Daughter Mean
- I'm Drinking Again
- Which Came First
- That's The Way Love Turned Out For Me

17) Mambo Sinuendo
2003年発売。「Buena Vista Social Club」のメンバーでもある、キューバの伝説的ギタリスト、マヌエル・ガルバンとの共演盤。キューバや米国だけにとらわれず、多国籍な音楽を好奇心旺盛に追求した意欲作です。
■収録曲
- Dru Me Negrita
- Monte A Dentro
- Los Twangueros
- Patricia
- Caballo Viejo
- Mambo Sinuendo
- Bodas De Oro
- Echale Salsita
- La Luna En Tu Mirada
- Secret Love
- Bolero Sonambulo
- Maria La O

18) Chávez Ravine
2005年発売。40~50年代のL.A.に実在したヒスパニック達の街=チャベス・ラヴィーンを舞台にしたコンセプト作品。権力により破壊された街の悲哀を、ヒューマニズム溢れるギターで表現しています。
■収録曲
- Poor Man's Shangri-La
- Onda Callejera
- Don’t Call Me Red
- Corrido De Boxeo
- Muy Fifi
- Los Chucos Suaves
- Chinito Chinito
- 3 Cool Cats
- El UFO Cayo
- It’s Just Work For Me
- In My Town
- Ejercito Militar
- Barrio Viejo
- 3rd Base, Dodger Stadium
- Soy Luz Y Sombra

19) I, Flathead
2008年発売。ライが書き下ろしたSF小説に登場する、架空のミュージシャンをモチーフにした作品。”変人が普通の人”である奇妙な世界観を、テックス・メックス/ブルース/カントリーで表現しています。
■収録曲
- Drive Like I Never Been Hurt
- Waitin' For Some Girl
- Johnny Cash
- Can I Smoke In Here?
- Steel Guitar Heaven
- Ridin' With The Blues
- Pink O Boogie
- Fernando Sez
- Spayed Kooley
- Filipino Dancehall Girl
- My Dwarf Is Getting Tired
- Flathead One More Time
- 5000 Country Music Songs
- Little Trona Girl

20) Pull Up Some Dust and Sit Down
2011年発売。当時の社会情勢に対しての痛烈な批判を込めた、メッセージ性の強い作品。アメリカン・オールド・スタイルに徹し、原点回帰した充実のロック・アルバムです。
■収録曲
- No Banker Left Behind
- El Corrido De Jesse James
- Quick Sand
- Dirty Chateau
- Humpty Dumpty World
- Christmas Time This Year
- Baby Joined The Army
- Lord Tell Me Why
- I Want My Crown
- John Lee Hooker For President
- Dreamer
- Simple Tools
- If There's A God
- No Hard Feelings

21) Election Special
2012年発売。レイドバックしたギターと、息子・ヨアキムのドラムを中心にしたシンプルなロック・サウンドで気合充分。アメリカ政治と大統領選を鋭く斬った快作です。
■収録曲
- Mutt Romney Blues
- Brother Is Gone
- The Wall Street Part Of Town
- Guantanamo
- Cold Cold Feeling
- Going To Tampa
- Kool-Aid
- The 90 And The 9
- Take Your Hands Off It

2017年3月1日(水)・2日(木)8:00~&16:00~
再放送(随時あり)
1962年福岡県生まれ。CBSソニー主催のコンテストを機に、18歳の時に「裸足の季節」でデビュー。伸び伸びとした歌声と確かな歌唱力で脚光を浴び、ヒット・メーカー陣が手掛けた「青い珊瑚礁」「白いパラソル」「赤いスイートピー」「秘密の花園」などの名曲で、シングルチャート24曲連続1位という記録を打ち立てました。そして、その愛らしいルックスからさらに人気が沸騰し、彼女の髪型を真似た“聖子ちゃんカット“が大流行。空前の80年代アイドル・ブームを作ったと言っても過言ではありません。90年代に入ると海外にも進出し、活動の幅を広げていきます。作詞・作曲・プロデュースにも挑戦し、「あなたに逢いたくて~Missing You~」は自身初のミリオンセラーを記録しました。
人気絶頂期の結婚、出産、離婚・・・・様々なスキャンダルを経ても、今日まで支持され続けてきたのは、彼女が“永遠のアイドル”として地位を確立しているからかもしれません。
番組では、“松田聖子”という一人の女性としての生き方を、アルバムを通して紐解きます。
今月の放送スケジュールはこちら
※番組は8時間構成です。アルバム単位で放送します。
※編成の都合上、アルバム単位ではなく楽曲毎に放送する場合がございます。
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放送アルバム一覧
①

1) SQUALL
1980年8月発売、アイドル黄金時代の夜明け――1stアルバムにしてチャート2位を記録した金字塔的作品です。デビュー曲「裸足の季節」、日本レコード大賞新人賞受賞の「青い珊瑚礁」など、夏の海や南国をコンセプトに、全曲を三浦徳子(作詞)&小田裕一郎(作曲)が担当。聖子18歳の初々しい歌声が堪能できます。
■収録曲
- ~南太平洋~ サンバの香り
- ブルーエンジェル
- SQUALL
- トロピカル・ヒーロー
- 裸足の季節
- ロックンロール・デイドリーム
- クールギャング
- 青い珊瑚礁
- 九月の夕暮れ
- 潮騒

2) North Wind
前作からわずか4ケ月後の1980年12月発売。シングル「風は秋色」「Eighteen」等を含む、秋から冬への移ろいをイメージした作品です。シングルに続き、アルバムでも初のオリコンチャート1位獲得。
■収録曲
- 白い恋人
- 花時計咲いた
- North Wind
- 冬のアルバム
- 風は秋色
- Only My Love
- スプーン一杯の朝
- Eighteen
- ウィンター・ガーデン
- しなやかな夜

3) Silhouette
1981年5月発売。今作から松本隆、財津和夫といった新たな制作陣が参加。特に松本隆は、以降の”聖子ワールド”確立の大きな役割を担うことに。ヒット曲「チェリーブラッサム」「夏の扉」等を収録。
■収録曲
- Summer Beach ~オレンジの香り~
- 白い貝のブローチ
- Sailing
- ナイーブ ~傷つきやすい午後~
- チェリーブラッサム
- あ・な・たの手紙
- Je t'aime
- 夏の扉
- 花びら
- 愛の神話

4) 風立ちぬ
1981年10月発売。松本隆(作詞)、大瀧詠一(作曲)、鈴木茂(編曲)という、元はっぴいえんどメンバーが多く関与し、大きな転換点となった作品です。シングル「風立ちぬ」「白いパラソル」等を収録。
■収録曲
- 冬の妖精
- ガラスの入江
- 一千一秒物語
- いちご畑でつかまえて
- 風立ちぬ
- 流星ナイト
- 黄昏はオレンジ・ライム
- 白いパラソル
- 雨のリゾート
- December Morning

5) Pineapple
聖子20歳、1982年5月発売。松本隆(作詞)&呉田軽穂(松任谷由実・作曲)&松任谷正隆(編曲)という強力タッグによる名曲「赤いスイートピー」「渚のバルコニー」に加え、財津和夫、来生たかお、原田真二らも参加した、完成度の高い作品。
■収録曲
- P・R・E・S・E・N・T
- パイナップル・アイランド
- ひまわりの丘
- LOVE SONG
- 渚のバルコニー
- ピンクのスクーター
- レモネードの夏
- 赤いスイートピー
- 水色の朝
- SUNSET BEACH

6) Candy
1982年11月発売。彼女の甘い歌声=”キャンディボイス”が存分に発揮された作品。これまでの制作陣に加え、細野晴臣、南佳孝らが参加。シングル「野ばらのエチュード」やライブでも人気の「未来の花嫁」等を収録。
■収録曲
- 星空のドライブ
- 四月のラブレター
- 未来の花嫁
- モッキンバード
- ブルージュの鐘
- Rock'n' roll Good-bye
- 電話でデート
- 野ばらのエチュード
- 黄色いカーディガン
- 真冬の恋人たち

7) ユートピア
1983年6月発売。ヒット・シングル「秘密の花園」「天国のキッス」、外国の海辺をイメージした人気曲「マイアミ午前5時」「セイシェルの夕陽」、自身が初めて作詞に挑戦した「小さなラヴソング」など名曲が盛りだくさん。日本レコード大賞ベストアルバム賞を受賞した傑作アルバムです。
■収録曲
- ピーチ・シャーベット
- マイアミ午前5時
- セイシェルの夕陽
- 小さなラブソング
- 天国のキッス
- ハートをRock
- Bye-bye playboy
- 赤い靴のバレリーナ
- 秘密の花園
- メディテーション

8) Canary
1983年12月発売。全曲英語タイトルで揃えられ、スローバラードで大人っぽさをアピールした作品。シングル「瞳はダイアモンド」「蒼いフォトグラフ」、自身の初作曲「Canary」等を収録。
■収録曲
- BITTER SWEET LOLLIPOPS
- Canary
- Private School
- Misty
- Diamond Eyes (瞳はダイアモンド)
- LET’S BOYHUNT
- Wing
- Party’s Queen
- Photograph of Yesterdays (蒼いフォトグラフ)
- Silvery Moonlight

9) Tinker Bell
1984年6月発売。アルバムタイトルの『Tinker Bell』に象徴されるように、「時間の国のアリス」「ガラス靴の魔女」など、童話から連想した作品が多く並びます。アップテンポなCM曲「Rock’n Rouge」、尾崎亜美作曲の「いそしぎの島」等を収録。
■収録曲
- 真っ赤なロードスター
- ガラス靴の魔女
- いそしぎの島
- 密林少女
- 時間の国のアリス
- AQUARIUS
- 不思議な少年
- Rock'n Rouge
- Sleeping Beauty

10) Windy Shadow
1984年12月発売。これまでの清楚なイメージから、少しずつ自立した女性へと。リアルな22歳の”松田聖子”が歌詞に投影されています。細野晴臣作曲の「ピンクのモーツァルト」、佐野元春(Holland Rose)作曲「ハートのイアリング」等を収録。
■収録曲
- マンハッタンでブレックファスト
- 薔薇とピストル
- 今夜はソフィスケート
- そよ風のフェイント
- ハートのイアリング
- Dancing Cafe
- MAUI
- 銀色のオートバイ
- ピンクのモーツァルト
- Star

11) The 9th Wave
1985年6月発売。3rdアルバム以降、全ての作詞を担当してきた松本隆に代わり、尾崎亜美・吉田美奈子・矢野顕子・大貫妙子ら女性作家陣が参加。女性らしい感性で、夏の清涼感をアピールした作品です。シングル「天使のウィンク」「ボーイの季節」等を収録。今作リリース後、俳優・神田正輝と結婚。
■収録曲
- Vacancy
- 夏のジュエリー
- ボーイの季節
- 両手の中の海
- す・ず・し・い・あ・な・た
- 星空のストーリー
- さざなみウェディングロード
- 天使のウィンク
- ティーン・エイジ
- 夏の幻影
②

12) SOUND OF MY HEART
1985年8月発売。シカゴやビリー・ジョエルを手掛けた名プロデューサー=フィル・ラモーンを迎え、N.Y.で録音された初の英語版アルバム。米進出を意識、衣装やメイクもイメージを一新し、”SEIKO”名義でのリリースとなりました。シングル「DANCING SHOES」「Crazy Me, Crazy For You」等を収録。
■収録曲
- DANCING SHOES
- LOVE IS NEVER OVER
- IMAGINATION
- A FRIEND LIKE YOU
- TOUCH ME
- SUPERNATURAL
- CRAZY ME, CRAZY FOR YOU
- SOUND OF MY HEART
- MIRACLE TAKE A LITTLE LONGER
- TRY GETTIN' OVER YOU

13) SUPREME
妊娠・出産のために活動休止していた、1986年6月に発売。シングル曲を含まないアルバムであり、結婚による人気の低迷も危惧されていましたたが、自身最大のセールスを記録。日本レコード大賞アルバム大賞も受賞。「瑠璃色の地球」「時間旅行」等、松本隆が再び全曲作詞を担当しています。同年10月に長女・神田沙也加を出産。
■収録曲
- 螢の草原
- 上海倶楽部
- ローラー・スケートをはいた猫
- チェルシー・ホテルのコーヒー・ハウス
- 時間旅行
- 白い夜
- マリオネットの涙
- 雨のコニー・アイランド
- ローゼ・ワインより甘く
- 瑠璃色の地球

14) Strawberry Time
1987年5月発売。”ママドル”というジャンルを確立させ、不動の人気を誇示した本格的復帰作。シングル「Strawberry Time」、小室哲哉が提供した「Kimono Beat」、自身による作曲「シェルブールは霧雨」等を収録。
■収録曲
- Strawberry Time
- 裏庭のガレージで抱きしめて
- Kimono Beat
- 妖しいニュアンス
- シェルブールは霧雨
- All Of You
- 雛菊の地平線
- チャンスは2度ないのよ
- ピンクの豹
- LOVE

15) Citron
1988年5月発売。米国の名プロデューサー=デイヴィッド・フォスターを迎えた意欲作。シングル「Marrakech~マラケッシュ~」、人気曲「抱いて…」、82年の名曲の続編「続・赤いスイートピー」等を収録。
■収録曲
- Blue
- Marrakech~マラケッシュ~
- Every Little Hurt
- You can't Find Me
- 抱いて…
- We Never Get To It
- 続・赤いスイートピー
- No.1 (Album Version)
- 四月は風の旅人
- 林檎酒の日々

16) Precious Moment
1989年12月発売。作詞は全曲自身が担当し、作曲は初めて組む作家ばかり。またこの時期、デビュー以来所属していた事務所を離れ、個人事務所を設立。新たな出発の意思を込めたアルバムとなりました。奥居香作曲によるシングル「Precious Heart」等を収録。
■収録曲
- Chase My Dreams~明日へのStep
- 手のひらのSnowflake
- Precious Heart
- 冬のマリーナ~潮風に乗せて~
- Forever Love
- あなたにありがとう
- 月夜のDancing Beat
- 今も、Playboy
- 二人だけのChristmas
- バラ色の扉

17) Seiko
1990年6月発売。"Seiko"名義での全米デビューアルバム。グロリア・エステファン、ジョン・セカダ、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックなどの人気アーティストが参加した、ユーロビート調ポップス作品です。シングル「All the way to Heaven」「THE RIGHT COMBINATION」等を収録。
■収録曲
- ALL THE WAY TO HEAVEN
- HE'S SO GOOD TO ME
- LEAVE IT UP TO FATE
- THE RIGHT COMBINATION
- GOODBYE MY BABY
- WHO'S THAT BOY
- WITH YOUR LOVE
- EVERYBODY FEELS ALRIGHT
- HALFWAY TO HEAVEN
- TRY GETTIN' OVER YOU

18) We Are Love
1990年12月発売。全曲の作詞を自身が手掛け、初めてプロデューサーにも挑戦した作品。シングル「We Are Love」の英語Ver、「Kiss Me Please」等を収録。
■収録曲
- Listen!!
- Kiss Me Please
- たそがれにSay Good-bye
- レモンティーとチョコレートパフェ
- Mulholland Drive Cafe
- We Are Love
- 本気にS・O・R・R・Y
- Africa
- Drive Me To The Sky
- 浮気なMy Boy
- Morning Beach~Spring Lakeにて

19) Eternal
1991年5月発売、初のカバー・アルバム。全米デビューのために渡っていたN.Yで、当時現地でヒットしていた洋楽バラードを選曲。「Crazy For You」(マドンナ)、「Hold On」(ウィルソン・フィリップス)以外は、自身が訳詞をつけ日本語でカバーしています。
■収録曲
- Hold On~English Version~
- How Can I Fall?
- All This Time
- Eternal Flame
- Here We Are
- Everything
- How Am I Supposed To Live Without You
- Shower Me With Your Love
- Totally In Love With You~Original New Song~
- Crazy For You~ English Version~

20) 1992 Nouvelle Vague
1992年3月発売。30歳という節目を迎え、”Nouvelle Vague(=新しい波)”を起こすべく、自身が作詞・作曲・プロデュース(作曲は小倉良との共作)までを手掛けた作品。シングル「あなたのすべてになりたい」「Shinin' Shinin'」、出演ドラマの主題歌「きっと、また逢える…」等を収録。
■収録曲
- 1992 nouvelle Vague
- Believe In Love
- 永遠の島
- I Want You So Bad
- Shinin´ Shinin´
- きっと、また逢える…
- Baby Baby
- あなたのすべてになりたい
- You Wanna Know My Name
- Fight and Believe
21) Sweet Memories '93
1992年12月発売のバラード集。名曲「SWEET MEMORIES」「抱いて…」のニュー・ヴァージョン、全米リリースもされた「The Right Combination」の日本語版、愛娘とデュエットしたクリスマスソング「Twinkle Star, Shining Star」等を収録。
■収録曲
- Sweet Memories (New Version)
- The Right Combination (Japanese New Version)
- Paradise
- きっと、また逢える…
- Wanna Know How (Album Version)
- 抱いて・・・ (New Version)
- You and Me and Time
- Paradise (English Version)
- 涙が乾く瞬間
- Twinkle Star, Shining Star