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アーティスト特集

国内外の伝説アーティストの名アルバムを集め、8時間単位の大型特集で放送。ベスト盤とは一味違うオリジナルアルバムに込められたスピリットを味わってください。 これまでの特集
4月/「サタデー・ナイト・フィーバー」の熱狂から40年。ビージーズの美しき歌声
初回放送 2017年4月 再放送(随時あり)
英国で生まれ育ち、オーストラリアに渡り本格的に音楽活動を開始したバリー、ロビン&モーリス(双子)のギブ3兄弟。1963年「三つのキッス」でデビューすると、絶妙なコーラス・ワークで脚光を浴びます。全豪での人気に着目したビートルズのマネージャー、ブライアン・エプスタインにスカウトされ、再び英国の地へ。コリン・ピーターセン(Dr)、ヴィンス・メロニー(G)を加えた5人組となり、1967年「ニューヨーク炭鉱の悲劇」でワールド・デビューを果たします。
ヒットを連発し一つの時代を築くも、脱退などのトラブルが続き、空中分解となった60年代後半。そして、兄弟3人での再出発を誓った70年代―ディスコ・ブームの波にのり、ダンスナンバーを中心とした路線に変更すると、彼らの楽曲を大きく取り上げた映画『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977年)が大ブレイクします。「愛はきらめきのように」「ステイン・アライヴ」「恋のナイト・フィーバー」が収録されたサントラ盤は、グラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。その後もヒット曲を量産し、全世界でアルバム・シングル合計1億8千万枚のセールスを記録するなど、偉業を成し遂げてきました。
2003年にモーリス、2012年にロビンが急逝。再結成は叶わぬ夢となりましたが、美しいメロディと歌声、兄弟ならではの息のあったコーラス・ワークは普遍的に愛され続けています。
今年4月にお送りしたビージーズ特集、リクエストにお応えして第2弾をお送りします。ディスコ・ブーム直前、新たなサウンドを模索した『Mr. Natural』(74年)や、6年間のブランクから再起をはかった『ONE』(87年)など、9作品を新たに追加しました。
今月の放送スケジュールはこちら
※番組は8時間構成です。アルバム単位で放送します。
※編成の都合上、アルバム単位ではなく楽曲毎に放送する場合がございます。
ご了承ください。 <SUPER LEGEND 名盤チャンネル オンエア曲リスト>
放送アルバム一覧
①

1) The Bee Gees 1st
1967年、英国にわたったギブ3兄弟を中心とする5人編成でのメジャー・デビュー・アルバム。ビートルズの『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』を思わせるサイケなソフト・ロック作品です。シングル「 New York Mining Disaster 1941(ニューヨーク炭鉱の悲劇 )」「To Love Somebody」等を収録。
■収録曲
- Turn Of The Century
- Holiday
- Red Chair, Fade Away
- One Minute Woman
- In My Own Time
- Every Christian Lion Hearted Man Will Show You
- Craise Finton Kirk Royal Academy Of Arts
- New York Mining Disaster 1941
- Cucumber Castle
- To Love Somebody
- I Close My Eyes
- I Can't See Nobody
- Please Read Me
- Close Another Door
2) Horizontal
1968年発売。力強さと甘いメロディ、そしてバリーの歌唱力が光る、ビージーズの出世作。大ヒット曲「Massachusetts」や、「World」「Horizontal」などを収録。
■収録曲
- World
- And The Sun Will Shine
- Lemons Never Forget
- Really And Sincerely
- Birdie Told Me
- With The Sun In My Eyes
- Massachusetts
- Harry Braff
- Day Time Girl
- The Earnest Of Being George
- The Change Is Made
- Horizontal
3) idea
1968年発売。哀愁漂うメロディと美しいコーラス・ワークでポップスの醍醐味を満喫させてくれる、初期の傑作です。名曲「I've Gotta Get A Message To You(獄中の手紙)」「I Started A Joke」等を収録。
■収録曲
- Let There Be Love
- Kitty Can
- In The Summers Of His Years
- Indian Gin And Whisky Dry
- Down To Earth
- Such A Shame
- I've Gotta Get A Message To You
- Idea
- When The Swallows Fly
- I Have Decided To Join The Airforce
- I Started A Joke
- Kilburn Towers
- Swan Song

4) Odessa
1969年発売、5人組としての最後の作品。7分を超えるタイトル曲「Odessa」で始まり、後に映画『小さな恋のメロディ』の挿入歌としてヒットした「First Of May(若葉のころ)」「Melody Fair」「Give Your Best」、そして合唱団とオーケストラによるインスト「The British Opera」で大団円を迎える、初期の集大成です。
■収録曲
- Odessa (City On The Black Sea)
- You'll Never See My Face Again
- Black Diamond
- Marley Purt Drive
- Edison
- Melody Fair
- Suddenly
- Whisper Whisper
- Lamplight
- Sound Of Love
- Give Your Best
- Seven Seas Symphony
- I Laugh In Your Face
- Never Say Never Again
- First Of May
- The British Opera

5) 2 Years On
1970年発売。脱退やソロ活動などで空中分解となったビージーズが、兄弟3人での再スタートとなった作品。息のあった美しいコーラスはそのままに、カントリーやハード・ロックのテイストも加えバラエティに富んでいます。「Lonely Days」「Man For All Seasons」等を収録。
■収録曲
- 2 Years On
- Portrait Of Louise
- Man For All Seasons
- Sincere Relation
- Back Home
- The 1st Mistake I Made
- Lonely Days
- Alone Again
- Tell Me Why
- Lay It On Me
- Every Second Every Minute
- I'm Weeping

6) Trafalgar
1971年発売。アーティストとして一皮向けた中期の傑作。初の全米シングルNo1を獲得した名曲「How Can You Mend A Broken Heart(傷心の日々)」や、「Trafalgar」「Don't Wanna Live Inside Myself(過ぎ去りし愛の夢)」等を収録。
■収録曲
- How Can You Mend A Broken Heart
- Israel
- The Greatest Man In The World
- It's Just The Way
- Remembering
- Somebody Stop The Music
- Trafalgar
- Don't Wanna Live Inside Myself
- When Do I
- Dearest
- Lion In Winter
- Walking Back To Waterloo
7) Main Course
1975年発売。名プロデューサー=アリフ・マーディンを迎え、リズム主体のファンキー路線へと舵を切ったビージーズ、第三期黄金時代の幕開け。ディスコ・ブームの波に乗り、全米で大ヒットしたシングル「Nights On Broadway(ブロードウェイの夜)」「Jive Talkin'」等を収録。
■収録曲
- Nights On Broadway
- Jive Talkin'
- Wind Of Change
- Songbird
- Fanny (Be Tender With My Love)
- All This Making Love
- Country Lanes
- Come On Over
- Edge Of The Universe
- Baby As You Turn Away

8) Children of the World
まさに”フィーバー”前夜の1976年発売。前作のソウルミュージックの流れをさらに追求し、AOR色を強めたディスコ・サウンドへ。全米1位シングル「You Should Be Dancing」、「Love So Right」「Boogie Child」等を収録。
■収録曲
- You Should Be Dancing
- You Stepped Into My Life
- Love So Right
- Lovers
- Can't Keep A Good Man Down
- Boogie Child
- Love Me
- Subway
- The Way It Was
- Children Of The World

9) Spirits Having Flown(失われた愛の世界)
1979年発売。映画『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977年公開)で大注目となった彼らが、満を持して発表した作品。ファルセット・ボイスを活かしたポップでダンサブルなディスコ・サウンドがここに完成。シングル「Too Much Heaven(失われた愛の世界)」「哀 Tragedy(愁のトラジディ)」「Love You Inside Out」等を収録。
■収録曲
- Tragedy
- Too Much Heaven
- Love You Inside Out
- Reaching Out
- Spirits (Having Flown)
- Search, Find
- Stop (Think Again)
- Living Together
- I'm Satisfied
- Until

10) 「小さな恋のメロディ」 オリジナル・サウンドトラック
1971年公開映画『小さな恋のメロディ』のサウンド・トラック。初期ビージーズのアコースティック・サウンド、美しいコーラス・ワークが、物語のエヴァー・グリーンな内容に彩りを添えています。映画とともに彼らの日本での人気を集めた作品です。(※ビージーズの曲のみ抜粋)
■収録曲
- In The Morning
- Melody Fair
- Give Your Best
- To Love Somebody
- First Of May

11) 「サタデー・ナイト・フィーバー」オリジナル・サウンドトラック
1977年公開映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンド・トラック。全米No.1に輝いた「How Deep Is Your Love(愛はきらめきの中に)」 「Stayin' Alive」「Night Fever(恋のナイト・フィーバー)」など、ディスコ黄金時代を象徴するビージーズの楽曲を多数収録し、グラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。全世界でサウンド・トラックとしては過去最高の4000万枚を売り上げた名盤です。(※ビージーズの曲のみ抜粋)
■収録曲
- Stayin' Alive
- How Deep Is Your Love
- Night Fever
- More Than A Woman
- Jive Talkin'
- You Should Be Dancing

12) 「ステイン・アライヴ」オリジナル・サウンドトラック
1983年公開、『サタデー・ナイト・フィーバー』の続編となる映画『ステイン・アライヴ』のサウンド・トラック。「Stayin' Alive」「I Love You Too Much」等を収録。(※ビージーズの曲のみ抜粋)
■収録曲
- The Woman In You
- I Love You Too Much
- Breakout
- Someone Belonging To Someone
- Life Goes On
- Stayin' Alive
②

13) Cucumber Castle
1970年発売。ビージーズ出演同名のTV番組サントラとして作られたアルバム。脱退やソロ活動などにより、バリーとモーリスの2人だけで制作されました。リズムもテンポも良い「I.O.I.O」、美しいメロディが印象的な「Don't Forget To Remember(想い出を胸に)」等を収録。
■収録曲
- If I Only Had My Mind On Something Else
- I.O.I.O.
- Then You Left Me
- The Lord
- I Was The Child
- I Lay Down And Die
- Sweetheart
- Bury Me Down By The River
- My Thing
- The Chance Of Love
- Turning Tide
- Don't Forget To Remember

14) To Whom It May Concern
1972年発売。前年の『Trafalgar』と並ぶ中期の代表作。兄弟3人でのスタイルも安定し、成熟したソフト・ロックが心地良いアルバムです。全米シングルトップ40に入った「Run to Me」「Alive」等を収録。
■収録曲
- Run To Me
- We Lost The Road
- Never Been Alone
- Paper Mache, Cabbages & Kings
- I Can Bring Love
- I Held A Party
- Please Don't Turn Out The Lights
- Sea Of Smiling Faces
- Bad Bad Dreams
- You Know It's For You
- Alive
- Road To Alaska
- Sweet Song Of Summer

15) Life in a Tin Can
1973年発売。レコード会社を移籍し再出発。ヒット曲にも恵まれず地味な印象ですが、メロディーメーカーとしての確かな才能を感じさせる作品です。シングル「Saw A New Morning」「My Life Has Been A Song」等を収録。
■収録曲
- Saw A New Morning
- I Don't Wanna Be The One
- South Dakota Morning
- Living In Chicago
- While I Play
- My Life Has Been A Song
- Come Home Johnny Bridie
- Method To My Madness

16) Mr. Natural
1974年発売。名プロデューサー=アリフ・マーディンによる大きなチャレンジ。王道ポップ/ロック路線からディスコ・サウンドへの過渡期とも言える作品です。シングル「Charade」「Mr. Natural」等を収録。
■収録曲
- Charade
- Throw A Penny
- Down The Road
- Voices
- Give A Hand, Take A Hand
- Dogs
- Mr. Natural
- Lost In Your Love
- I Can't Let You Go
- Heavy Breathing
- Had A Lot Of Love Last Night

17) Living Eyes
1981年発売。『サタデー・ナイト・フィーバー』のディスコ・サウンドのイメージを払拭しようと試みたAOR作品。スティーヴ・ガッド、ジェフ・ポーカロら豪華ミュージシャンが多数参加しています。シングル「Living Eyes」「He's a Liar(愛はトライアングル)」等を収録。
■収録曲
- Living Eyes
- He's A Liar
- Paradise
- Don't Fall In Love With Me
- Soldiers
- I Still Love You
- Wildflower
- Nothing Could Be Good
- Cryin' Every Day
- Be Who You Are

18) ONE
1989年発売。レコーディング中にソロ・シンガーで3兄弟の弟・アンディが他界、その影響のためかメランコリックな作品となりました。大ヒットシングル「One」、亡き弟へ捧げた「Wish You Were Here」等を収録。
■収録曲
- Ordinary Lives
- One
- Bodyguard
- It's My Neighborhood
- Tears
- Tokyo Nights
- Flesh And Blood
- Wish You Were Here
- House Of Shame
- Will You Ever Let Me
- Wing And A Prayer

19) High Civilization
1991年発売。シンセサイザーを主体としたロック/ポップス作品。英米では伸び悩みましたが、テクノの本場・ドイツではチャート2位を記録しました。ヒットシングル「Secret Love」等を収録。
■収録曲
- High Civilization
- Secret Love
- When He's Gone
- Happy Ever After
- Party With No Name
- Ghost Train
- Dimensions
- The Only Love
- Human Sacrifice
- True Confessions
- Evolution

20) Size Isn't Everything
1993年発売。健康面や家庭の問題、父の他界など、苦難に直面した3兄弟の原点回帰。ディスコ・サウンド以前の、ポップスの快活さを取り戻した作品です。バリーのファルセットを生かしたバラード「For Whom the Bell Tolls」、76年の大ヒット曲「You Should Be Dancing」のリメイク「Decadance」等を収録。
■収録曲
- Paying The Price Of Love
- Kiss Of Life
- How To Fall In Love, Pt.1
- Omega Man
- Haunted House
- Heart Like Mine
- Anything For You
- Blue Island
- Above And Beyond
- For Whom The Bell Tolls
- Fallen Angel
- Decadance

21) Still Waters
1997年発売。デヴィッド・フォスター、ヒュー・パジャム、アリフ・マーディンという名プロデューサーを迎えた、アーバン・ポップス。ほろ苦いメロディーと美しいファルセットで彼らの本領が発揮されています。「Alone」「Irresistible Force」等を収録。
■収録曲
- Alone
- I Surrender
- I Could Not Love You More
- Still Waters Run Deep
- My Lover's Prayer
- With My Eyes Closed
- Irresistable Force
- Closer Than Close
- I Will
- Obsessions
- Miracles Happen
- Smoke And Mirrors
- Rings Around The Moon
- Love Never Dies

2017年4月3日(月)~5日(水) 8:00~&16:00~
再放送(随時あり)
1949年広島生まれ。幼少期の極貧生活から「BIGになる」と上京し、1972年にジョニー大倉らとバンド「キャロル」でデビュー。初期ビートルズのようなシンプルなロックンロールに、日本語と英語をミックスしたような独特の歌唱は、歌謡曲とフォークが主流だった当時の音楽界に大きな衝撃を与えました。“日本語ロック”というジャンルを確立し、リーゼント・革ジャン&パンツというファッションも社会現象となったキャロルですが、約2年半という短い活動期間で解散。
1975年にソロ・デビューを果たすと、ライヴを中心に精力的に活動し、日本人ソロ・ロック・アーティストとして初の日本武道館公演、後楽園球場公演を立て続けに成功させます。自叙伝「成りあがり」も大ヒット、80年代に入ると海外へと進出し、ロックという生き様を体現したカリスマとして、さらに熱狂的な人気を集めました。
90年代にはCMやTVドラマ出演、2000年代からはロック・フェスへの参加、自らのインディーズ・レーベル設立など、常に新しい挑戦を続ける矢沢。デビューから45年を超えても、ロック・スターとして他の追随を許さない存在です。
番組では、キャロル時代の名曲「ルイジアナ」「ファンキー・モンキー・バイビー」、ソロでのヒット曲「アイ・ラヴ・ユー、OK」「時間よ止まれ」「SOMEBODY'S NIGHT」」等を含むアルバムをお届けます。
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※番組は8時間構成です。アルバム単位で放送します。
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放送アルバム一覧
①

1) ルイジアンナ/キャロル
1973年発売、『キャロル』としての1stアルバム。オールディーズをベースに、日本語と英語を融合させた新たなロックの出現は、当時の音楽界に衝撃を与えました。デビュー曲「ルイジアンナ」から3ヶ月連続リリースとなったシングル「ヘイ・タクシー」「やりきれない気持」、ビートルズやチャック・ベリーのカバー曲も収録。
■収録曲
- ルイジアンナ
- ヘイ・タクシー
- やりきれない気持
- ホープ
- 恋の救急車
- 最後の恋人
- グッド・オールド・ロックン・ロール
- メンフィス・テネシー
- ワン・ナイト
- トゥッティ・フルッティ
- ジョニー・B・グッド
- カンサス・シティ

2) ファンキー・モンキー・ベイビー/キャロル
1973年発売。熱狂的なライヴ、リーゼント&革ジャンというファッション・スタイル、そしてNHKでのドキュメンタリー放送をめぐってのトラブルでさらに人気に拍車がかかった絶頂期の作品。彼らの代表曲ともなった「ファンキー・モンキー・ベイビー」や、シングル「彼女は彼のもの」「0時5分の最終列車」等を収録。
■収録曲
- ファンキー・モンキー・ベイビー
- 憎いあの娘
- レディ・セブンティーン
- コーヒー・ショップの女の娘
- 恋する涙
- 二人だけ
- 愛の叫び
- ハニー・エンジェル
- いとしのダーリン
- 彼女は彼のもの
- ミスター・ギブソン
- 0時5分の最終列車

3) キャロル・ファースト/キャロル
1974年発売、キャロルのオリジナル作品としては最後の作品。これまで矢沢と大倉のみが作詞作曲を手掛けてきましたが、今作ではメンバー全員が参加。ピアノ中心のバラード「Carol(子供達に夢を)」など、勢いだけではないアーティストとしての幅広い魅力を聴かせてくれます。
■収録曲
- CAROL(子供達に夢を)
- ヘイ・ママ・ロックン・ロール
- 夢の中だけ
- 素敵な天使
- カモン・ベイビー
- 甘い日々
- ズッコケ娘
- ふられた男
- 娘(クーニャン)
- ビブロス・ピープル
- 雨のしずく
- 悪魔の贈り物
- CAROL(子供達に夢を)
4) I LOVE YOU,OK
1975年9月発売のソロ・デビューアルバム。同年4月、日比谷野外音楽堂での伝説的ライヴをもってキャロル解散。その後矢沢はL.A.に渡りレコーディングを開始。キャロルのイメージを払拭するかのごとく、バラード色を強く押し出した作品となりました。10代の頃書き上げた名曲「アイ・ラブ・ユー,OK」等を収録。
■収録曲
- セクシー・キャット
- ウィスキー・コーク
- キャロル
- 雨のハイウェイ
- キザな野郎
- ライフ・イズ・ヴェイン
- 恋の列車はリバプール発
- 安物の時計
- 夏のフォトグラフ
- 奴はデビル
- サブウェイ特急
- I LOVE YOU,OK
5) A DAY
1976年発売、当時としては珍しいセルフ・プロデュース作品。自身が初めて出演したCM曲「トラベリン・バス」、シングル「真夜中のロックン・ロール」等を収録。
■収録曲
- 気ままなロックン・ローラー
- 最後の約束
- トラベリンバス
- 親友
- 真夜中のロックン・ロール
- 昼下り
- 古いラブレター
- 六月の雨の朝
- 真っ赤なフィアット
- ディスコティック
- A DAY
6) ドアを開けろ
1977年発売。オリコンチャート2位を記録し、”ソロアーティスト矢沢”としての地位を確立した快心作。シングル「黒く塗りつぶせ」「チャイナタウン」等を収録。同年8月、日本のロック・ソロアーティストとしては初の日本武道館単独公演を行っています。
■収録曲
- 世話がやけるぜ
- 燃えるサンセット
- 苦い涙
- 黒く塗りつぶせ
- そっと、おやすみ
- あの娘と暮らせない
- 通りすがりの恋
- バイ・バイ・マイ・ラヴ
- バーボン人生
- チャイナタウン
7) ゴールドラッシュ
1978年発売。オリコンチャート首位を獲得した初期集大成。CMで起用されたバラートの名曲「時間よ止まれ」が象徴するように”男の色気”が凝縮された作品です。バックには坂本龍一や高橋幸宏、後藤次利らが参加。同年には、後楽園球場(東京ドームの前身)単独公演の成功や、自著伝「成りあがり」の大ヒットなど、まさにゴールドラッシュの時期でした。
■収録曲
- ゴールドラッシュ
- 昨日を忘れて
- 鎖を引きちぎれ
- ラッキー・マン
- ボーイ
- さめた肌
- 今日の雨
- 時間よ止まれ
- ガラスの街
- 長い旅
8) KISS ME PLEASE
1979年発売。前作「ゴールドラッシュ」と自叙伝の大ヒットで”スーパースター”となった矢沢が、その地位に溺れることなくクールに音楽と向き合った傑作。「I SAY GOOD-BYE,SO GOOD-BYE」「天使たちの場所」等を収録。
■収録曲
- バイ・バイ・サンキュー・ガール
- いちいち憎んで
- ワン・ナイト・ショー
- ラスティン・ガール
- Mr.T.
- アップタイト
- 馬鹿もほどほどに
- 天使たちの場所
- I SAY GOOD-BYE, SO GOOD-BYE
- 過ぎてゆくすべてに

9) KAVACH
1980年発売。アメリカでの活動を視野に入れ、ワーナーパイオニアへ。移籍後初のアルバムです。ロックバラード「涙のラブレター」「So Long」等、哀愁に満ちたメロディーラインが絶品。
■収録曲
- テレフォン
- 涙のラブレター
- レイニー・ウェイ
- 夕立ち
- Good By
- Hey Diana
- 絹のドレス
- Rolling Night
- So Long

10) YAZAWA
1981年8月発売。単身渡米した矢沢の海外デビュー作品。プロデュースと作詞は、ボビー・ラカインド(ドゥービー・ブラザーズ)とポール・バレア(リトル・フィート)が務め、全曲英詞に挑戦しています。CM曲となったシングル「LOVE THAT WAS LOST」等を収録。
■収録曲
- DON'T COME TOO CLOSE
- DANCE THE NIGHT AWAY
- PRETTY WOMAN
- LOVE THAT WAS LOST
- CAN'T YOU SEE
- WANT YOU
- SUGAR DADDY
- THE RIDE
- KOKORO

11) RISING SUN
前作からわずか2ヶ月後の1981年10月発売。セルフプロデュースで国内録音、旧知のメンバーが参加という、前作とは対照的。海外生活での緊張をほぐすかのごとく、リラックスした大人のAORを聴かせてくれます。シングル「YOU」、CM曲「SHAMPOO」等を収録。
■収録曲
- YOU
- 50% DREAM
- HEY BOBBY
- YOKOHAMA FOGGY NIGHT
- SUMMER RAIN
- SHAMPOO
- SEPTEMBER MOON
- GAMBLER

12) P.M.9
1982年7月発売。セルフプロデュースでは初となる海外録音。1曲目「WITHOUT YOU」のドライヴ感で圧倒され、美しいバラード「LAHAINA」に魅了される意欲作。ドゥービー・ブラザーズやリトル・フィート、TOTOら豪華メンバーが参加しています。シングル「YES MY LOVE」等を収録。
■収録曲
- Without You
- Rock Me Tonight
- Ebb Tide
- No No No
- LAHAINA
- Jealousy
- Hold On Baby
- Yes My Love
- Nettaiya (熱帯夜)
②

13) YAZAWA It's Just Rock'n Roll
前作からわずか5ケ月後の1982年12月発売、海外発売作第2弾。ボビー・ラカインドとジョン・マクフィー(ドゥービー・ブラザーズ)がプロデュースを務め、2人が作詞/作曲の楽曲と、既存曲を大きくアレンジした楽曲とで構成されています。全米でも話題となった「ROCKIN' MY HEART」、「YES MY LOVE」をアレンジした「WHY DID YOU EVER GO」等を収録。
■収録曲
- ROCKIN' MY HEART
- Hard To Take
- Tryin' To Find My Way Home
- Why Do You Lie
- Can Go
- It's Just Rock'n Roll
- Crying For You
- Tell Me You Love Me
- Why Did You Ever Go

14) I am a Model
1983年発売。心躍る「ROCK YOU HIGH」から始まり、ミディアムな「シーサイド#9001」でしっとりと幕を閉じる、大人の余裕を見せつける作品です。シングル「ミスティ Misty」等を収録。
■収録曲
- ROCK YOU HIGH
- ミスティ misty
- WHY YOU...
- グッド・タイム・チャーリー
- このまま…
- 酔えないシャンペン
- M 3/4
- せめてダンシング
- シーサイド #9001

15) E'
1984年発売。ワイルドで甘い矢沢の歌声が、80年代デジタルサウンドとタッグを組んだ快作。今作から共同プロデューサーに迎えたアンドリュー・ゴールドとは、この時期のヒット作を連続で生み出すことに。「逃亡者」「回転扉」等を収録。
■収録曲
- スタイナー (Introduction)
- 逃亡者
- あの夜・・・
- O, Oh
- Fade Away
- Long Distance Call
- Ball And Chain
- 棕櫚の影に
- 罪なデマ
- Good Luck !!
- 回転扉(ドア)

16) YOKOHAMA二十才まえ
1985年発売。前作よりデジタル・サウンドが際立ったダンサブルな、アンドリューとの共作2弾目。疾走感溢れる「TAKE IT TIME」、メロディメーカーとしての本領を発揮した「YOKOHAMA二十才まえ」、泣かせるバラード「あ・い・つ」等を収録。
■収録曲
- 浮気な午後の雨
- Take In Time
- YOKOHAMA 二十才ハタチまえ
- Morning Rain
- 光に濡れて
- 苦い雨
- 瞬間(いま)を二人
- SORRY・・・
- 逃避行
- あ・い・つ

17) 東京ナイト
1986年発売。アンドリューとの共同プロデュース第3弾。ライヴでは最高潮の盛り上がりを見せる代表曲「止まらないHa~Ha」をはじめ、愛娘に捧げたバラード「YOKO」、50年代ポップス風「BELIEVE IN ME」など、佳曲が揃っています。
■収録曲
- 東京ナイト
- 風芝居
- ISLAND HOTEL
- BELIEVE IN ME
- YOKO
- さまよい
- 傘
- エイシャン・シー
- 止まらないHa~Ha
- めざめたら

18) FLASH IN JAPAN
1987年発売の海外版アルバム3作目。新曲2曲に加え、『YOKOHAMA二十才まえ』『東京ナイト』の楽曲を一部英詞にして収録。広島市への原子爆弾投下を題材にした反戦歌「FLASH IN JAPAN」、「止まらないHa~Ha」の英詞版「HURRICANE」等を収録。
■収録曲
- SOMETHING REAL
- TAKE IT TIME
- FLASH IN JAPAN
- ISLAND HOTEL
- SECRET LOVE
- TOKYO NIGHTS
- LONG NIGHT (SAMAYOI)
- YOKO
- UMBRELLA
- HURRICANE

19) 共犯者
1988年発売。東芝EMIへ移籍し、敬愛するビートルズの街・ロンドンでの録音作品。前作から一新しシンプルなロックを追及した意欲作です。シングル「共犯者」「ニューグランドホテル」「くちづけが止まらない 」等を収録。
■収録曲
- 共犯者
- 少年・パート3
- ニューグランドホテル
- Let's Make Love Tonight
- ひ・ろ・し・ま
- Lookin' Back
- Under The Moon
- くちづけが止まらない
- Risky Love
- キャンディー
- 千の夜を越えて

20) 情事
1989年発売。華のあるホーン・セクションと、より艶やかさが際立ったヴォーカルで、ファンキーなアプローチを試みた傑作。矢沢のカリスマ性を象徴するような王道ロックの代表曲「SOMEBODY'S NIGHT」等を収録。
■収録曲
- SOMEBODY'S NIGHT
- 赤いルビー
- 時計仕掛けの日々
- 太陽の領域
- 夜間飛行
- FLESH AND BLOOD
- 早冬の気配
- 哀しみの彼方へ
- CRAZY DIZZY NIGHTS
- 愛しい風

21) 永吉
1990年発売。再びアンドリュー・ゴールドと組みL.A.での録音。ドラマ主題歌となり大ヒットとなった「PURE GOLD」、泣かせる名曲「DIAMOND MOON」など、大人の色気を漂わせる”矢沢ワールド”全開の傑作。
■収録曲
- カサノバと囁いて
- 悪戯な眼
- ゆきずり
- DIAMOND MOON
- PURE GOLD
- CITY LIGHTS
- DANCING ON THE BEACH
- 奴に…
- し・ん・く
- GET UP
- I AM

22) Don't Wanna Stop
1991年発売。40歳を超えた矢沢が、渋さを武器に再びロックと向き合った完成度の高い作品。「ラスト・シーン」「夢の彼方」等を収録。「フェンス越しのFICTION」のブルースハープも聴きどころ。
■収録曲
- ラスト・シーン
- BIG BEAT
- LONELY WARRIOR
- 夏の少年
- 優しさの跡
- DON'T WANNA STOP
- 夢の彼方
- フェンス越しのFICTION
- 今・揺れる・おまえ
- BITCH(message from E)
- やってらんねぇ

23) Anytime Woman
1992年発売。キャロルのデビューから20年目を迎え、原点回帰。矢沢のストレートなロックに、情緒溢れる松本隆の詞(11曲中10曲)が新たな化学反応を起こしました。キャロル時代に作曲した「Anytime Woman」等を収録。
■収録曲
- Anytime Woman
- 長い黒髪
- アンジェリーナ
- 切り札を探せ
- 銀のネックレス
- 流星
- ため息
- ホテル・マムーニア
- 優しいコヨーテ
- 裸身
- Dry Martini
③

24) HEART
1993年発売。L.A.とロンドンにて録音された、男の哀愁がクールにただよう秀作。ジャジーな「東京」、CM曲「心花よ」、ギターソロが泣かせる「もう戻れない」等を収録。
■収録曲
- 涙が…涙が
- But No
- もう戻れない
- 闇の中のハリケーン
- 東京
- 心花よ
- Rambling Rose
- 黄昏に捨てて
- ハートエイクシティ
- 魅惑のメイク
- この海に

25) the Name Is…
キャロルのデビューから20年を迎え、ドラマ主演など新たな挑戦を試みた1994年発売。ドラマのヒットと共にアルバムセールスも首位、矢沢のカリスマ性も更に高まった90年代黄金期の作品です。主演ドラマの主題歌「アリよさらば」、「いつの日か」「抱いちまったら」等を収録。
■収録曲
- the NAME IS...
- 抱いちまったら
- 紅い爪
- SEA BREEZE
- アリよさらば
- Midnight Jungle
- センチメンタル・コースト
- いつの日か
- ミス・ロンリー・ハート

26) この夜のどこかで
1995年発売。胸に染み入るバラードと、男臭いロックのバランスが秀逸な矢沢流アダルト・ポップ。作詞は秋元康と売野雅勇の2人が担当しています。シングル「青空」、「この夜のどこかで」「AZABU」等を収録。
■収録曲
- この夜のどこかで
- KISS YOU
- CHERRY STONE
- Japanese
- 予感の雨
- Love Chain
- 幻夜
- 青空
- おまえだけはほっとけない
- AZABU

27) MARIA
1996年発売、ファンを招待した公開ライヴレコーディング。シンガー・ソングライター高橋研に全作詞を委ね、男気をストレートに表現した作品です。妻への想いを綴った「MARIA」、「WILD HEART」「愛はナイフ」等を収録。
■収録曲
- 蒼いハイウェイ
- Wonderful Life
- MARIA
- 愛はナイフ
- 壊れた楽園
- TOKYO ZOO
- 危ない天使
- エンドレス・サマー
- Child of love
- 都会の風よ
- WILD HEART

28) YES
1997年発売。再び高橋研とタッグを組んだ、鋭さと哀愁を帯びた作品。「Still」「しなやかな獣たち」等を収録。同年、ロンドンで行われたエルヴィス・プレスリー没後20年記念フェスティバル「songs and visions」にアジア代表として出演しています。
■収録曲
- だから、抱いてくれ
- China Girl
- しなやかな獣たち
- Still
- DANCIN' CRAZY
- こんなにも
- 心の言葉
- ピリオド
- 想いがあふれたら
- Monkey Game
- Moon Light Song

29) LOTTA GOOD TIME
1999年発売。初の映画主演、初アメリカツアー、そして本作では世代の離れた加藤ひさし(ザ・コレクターズ)に作詞を任せるなど、多くのチャレンジを試みた年となりました。主演映画『お受験』のエンディング・テーマ「I have no reason.」、「Oh! ラヴシック」「風の中のおまえ」等を収録。
■収録曲
- Oh! ラヴシック
- 風の中のおまえ
- THE STRANGE WORLD
- フォーチュン・テイラー
- ヘヴンリー・クールズ
- ロックンロール・バイブル
- 寂しくてたまらない
- バーチャル・リアリティー・ドール
- 永遠のひとかけら
- 金ピカのドレス
- I have no reason.

30) STOP YOUR STEP
2000年発売。ブラックな洋楽テイストを取り入れ、50歳を超えても進化を続ける矢沢節。シングル「THE TRUTH」「BROTHER!」等を収録。
■収録曲
- The Truth
- リナ
- ラヴ・ファイター
- BROTHER!
- 向日葵
- 愛の痛み~Love Hurts~
- ハートなんてクソくらえ
- パナマに口紅
- #9おまえに
- ロンサムシティ

31) YOU,TOO COOL
2001年発売。前作のダンサブルな路線から一転、シンプルなロックに回帰。ミディアムな王道バラード「背中ごしのI LOVE YOU」、ハードなロック「フリーダムライダー」など、海外の一流プレイヤーをバックに、一本筋の通った男の生き様を魅せてくれます。
■収録曲
- 雨に打たれて
- New Century Boy
- フリーダムライダー
- 背中ごしのI LOVE YOU
- パセオラの風が
- Little darling
- 金曜日のフリーズ・ムーン
- ミッドナイトファイティングボーイ
- ピ・ア・ス
- Please, Please, Please

32) 横顔
2004年発売。有名無名にとらわれず実力のあるミュージシャンを起用し、懐の深さを音楽にも反映させた作品。「ロックンロールドラッグ」「パッシングライト」等を収録。この頃より野外ライヴへ積極的に参加。その圧倒的な存在感で、若い世代へもファン層が広がることに。
■収録曲
- パッシングライト
- 年甲斐ない 関係ない 限界なんてない
- Oh Yeah
- 灯台
- Shake Shake Shake
- ロックンロールドラッグ
- 答えの扉
- メイク
- ドクター! ドクター!
- 街路樹
- 時計をはずして
- パッシングライト

33) ONLY ONE
ソロデビュー30周年、56歳を迎えた2005年9月14日発売。タイトル通り唯一無二な個性を浮き彫りにした「ONLY ONE」、泣きのバラード「面影」「白い影」など、限りなくシンプルな音作りにこだわった快作です。
■収録曲
- ONLY ONE
- 白い影
- パンチドランカー
- トワイライトにひとり
- 欲望の嵐
- Sweet Winter
- 居場所
- 真昼
- Be somebody
- GO FOR IT! (やっちまえ!)
- 面影