今年3月28日、71歳で亡くなった坂本龍一さんは音楽家としてだけでなく「平和」「脱原発」「森林保全」 などの社会活動に積極的に取り組み、自身のメッセージを社会に発信し続けました。 この日は坂本さんがかつて出演し宮本文昭氏（オーボエ奏者）の問いかけに応えた「宮本文昭のNext Age」（2008年10月放送）を再放送、 「発言する音楽家」坂本龍一さんを偲びます。
 
2時間にわたるテーマは、環境問題、政治と音楽、映画「戦場のメリークリスマス」出演秘話、YMO解散の理由まで縦横無尽 「作曲家がタネをまき、演奏家が花を咲かせる・・譜面はタネに過ぎない、花が咲かなければ意味がない」 「一から木を植えると50年、今の温暖化ペースを考えると間に合わない。既にある森を失わないこと、現在ある森を健全化することが必要」 「音楽にメッセージを込めたくない。音楽をどう解釈するかは聴く人の自由だから」 「大島（渚）さんからの最初の依頼は「役者」としてだった」 など、はにかむような坂本さんの語り口が心に響きます。（「宮本文昭のNext Age」2008年10月再放送）
 

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