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特集で聴く 山之内正のハイレゾ・セレクション


(土)16:00~20:00
翌週再放送
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演奏も録音も、超優秀アルバムをハイレゾで。この番組では、これまでにリリースされたタイトルや新着タイトルなど、山之内氏がこれまでに試聴してきた膨大な音源の中から、演奏面・録音面で優れた音源を厳選し、特集に沿ってご紹介していきます。ハイレゾ音源の聴き方や優秀録音に選んだポイント、特集に沿った音源の楽しみ方など、山之内氏の解説を交えながら、「ハイレゾ」の聴き方を多角的に捉えていきます。ハイレゾ入門の方にも是非お聞きいただきたい番組です。 e-onkyo music

8月1日・15日・29日/生誕250年に聴くベートーヴェン第2弾  
 4月に第1弾としてベートーヴェン特集を組みましたが、まだまだ紹介しきれなかった優秀録音が目白押し。そこで第2弾をお送りします。今回は3回に渡ってたっぷりと、また趣向も変えてお送りします。[再放送=8月8日・22日・9月5日]

[①新しい録音を中心に]
 ダニエル・バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリンによるベートーヴェン交響曲全集から第3番「英雄」をピックアップ。数多くリリースされている交響曲全集の中でもベートーヴェンらしさが最も味わえること必至。続いては内田光子とベルリン・フィルによるピアノ協奏曲全集から第3番と5番「皇帝」。ラトル時代のベルリン・フィルとの共演でピアニスト自身も自信作と太鼓判。バリトンのマティアス・ゲルネとピアニストのヤン・リシエツキとの共演というのも注目の歌曲集。ベテランと若手の双方の感性が素晴らしく結晶した録音。最後はベートーヴェンの作品をモティーフに自作も収録したマルティン・シュタットフェルトの「マイ・ベートーヴェン」から抜粋。

[②室内楽曲を中心に]
 レ・ヴァン・フランセといえば世界的なフランスの管楽アンサンブル。ベートーヴェンの得意とするこのジャンルの作品を彼らの超絶技巧と妙なる音楽性で聴かせてくれます。セッション録音によるクリアな音質も聴きもの。もう一つ室内楽の分野の傑作はピアノ三重奏曲。第3、6番と小品アレグレットを収めたシトコヴェツキ・トリオによるBISの音源は山之内氏が絶賛する優秀録音。最後はリマスタリングによるベートーヴェン。忘れてならないのがピアノソナタですが、ここでは往年のピアニスト、ギレリスによる録音。1970年代とは思えない生々しい音質でこの曲の真髄に迫ります。

[③交響曲を中心に]
 やはりベートーヴェンと言えば交響曲。3回目はこれを中心にお送りします。まずはアンドレ・クリュイタンスとベルリン・フィルによる第6番「田園」。これは全集と序曲を集めた貴重なハイレゾ版。クリュイタンスの端正な音楽が見事にリマスタリングされています。続いて巨匠ルドルフ・ブッフビンダーによる「ディアベッリ・プロジェクト」。もちろんベートーヴェンの変奏曲も収録されていますが、この曲の成り立ちに倣って、現代の様々な作曲家に変奏を依頼。ディアベッリの主題が個性豊かに展開します。その後には当時代の作曲家達による変奏も。ベートーヴェンと同時代の作曲家達の音楽も改めて。最後はやはり第5、7番という傑作をお届け。アンドルー・マンゼ指揮ハノーファー北ドイツ放送フィルの演奏でこの特集を締め括ります。

8月1日の曲目 15日の曲目 29日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
山之内正

出演:山之内正

オーディオ評論家。神奈川県横浜市出身。東京都立大学理学部卒。在学時は原子物理学を専攻する。出版社勤務を経て、音楽の勉強のためドイツで1年間過ごす。帰国後より、デジタルAVやホームシアター分野の専門誌を中心に執筆。趣味の枠を越えてクラシック音楽の知識も深く、その視点はオーディオ機器の評論にも反映されている。近著:「目指せ!耳の達人」(共著、音楽之友社)、「ネットオーディオ入門」(講談社ブルーバックス)など。

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7月4日・18日/究極のセッション録音
 このコロナ禍でライブがなくなっていることが憂慮されますが、そこで7月のテーマは改めてセッション録音について取り上げます。近年はライブ録音が中心となっていましたが、より「作り込んだ」という観点でいえば、セッション録音は究極の録音といえるでしょう。2回に渡って厳選した音源をピックアップしてお送りします。[再放送=7月11日・25日〕

[①アビーロードスタジオ、ヴィクトリアホール、ミューザ川崎]
 伝統あるイギリスのアビーロードスタジオでのセッションということで注目のEXTONレーベルの一枚。小林研一郎がロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮した2017年の録音。スタジオ録音での特性とともに山之内氏が解説。お次は山田和樹がスイス・ロマンド管弦楽団を指揮したヴィクトリアホールでのセッション録音。舞曲のリズムとからくる音楽のアーティキュレーションをホールがどのように捉えるか興味津々。最後はこのコロナ禍で無観客ライブとなった話題の東京交響楽団のミューザ川崎でのライブ。ライブ配信されて20万人が視聴したというのも驚きですが、今の時代を象徴する音源としてピックアップ。

[②ルカ教会、グロッサーゼンデザール、コンツェルトハウス]
 2回目は協奏曲とオペラアリアと交響曲の録音。始めの2点はどちらも伝統あるドレスデンのルカ教会での録音。教会での豊かな響きについて演奏と録音の両面から特色を解説。ペーター・レーゼルが弾くモーツァルトのピアノ協奏曲とリサ・バティシュヴィリのブラームスのヴァイオリン協奏曲ではオケの編成の違いも響きに影響を与えます。続いて彼の声そのものが深い響きを湛えたヨナス・カウフマンによるワーグナー・アリア集。最後は究極の録音といえばこの人。来日も中止となり、本来ならライブでも楽しめたはずのテオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナの演奏で今年アニヴァーサリーのベートーヴェンの交響曲第5番。凝りに凝った音作りはクルレンツィス自ら編集に参加して作り上げているのも注目です。

7月4日の曲目 18日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。


山之内正

出演:山之内正

オーディオ評論家。神奈川県横浜市出身。東京都立大学理学部卒。在学時は原子物理学を専攻する。出版社勤務を経て、音楽の勉強のためドイツで1年間過ごす。帰国後より、デジタルAVやホームシアター分野の専門誌を中心に執筆。趣味の枠を越えてクラシック音楽の知識も深く、その視点はオーディオ機器の評論にも反映されている。近著:「目指せ!耳の達人」(共著、音楽之友社)、「ネットオーディオ入門」(講談社ブルーバックス)など。

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6月6日・20日/イギリスのレーベル特集  
 6月のテーマは「イギリスのレーベル特集」を2回に渡ってお届け。今までも折に触れて取り上げることが多かったイギリスのレーベル。改めてその魅力を探ってみましょう。新旧優れたレーベルをピックアップします。[再放送=13日・27日]

[①LINN、SDG、Gimell]
 まずは古楽の録音。パメラ・トービーのリコーダーとエリザベス・ケニーのリュート他によるフランスのバロック作品を集めたアルバム。インティメイトでありながら豊かな響きが素晴らしい。LINNからは若手の看板指揮者ロビン・ティツィアーティ指揮スコットランド室内管弦楽団のハイドンの交響曲を3曲。指揮者ガーディナーが立ち上げたレーベルSDGはめきめきと優秀録音を送り出し中。カティ・デブレツェニによるバッハのヴァイオリン協奏曲をイングリッシュ・バロック・ソロイスツとの共演で。忘れてはならないのがタリス・スコラーズによるGimell。タヴァナーの作品を美しい声のハーモニーとともに。

[②LPO、LINN、CHANDOS]
 2回目はまず名門オケの自主レーベルLPO。自主レーベルの先駆けとも言える存在で現在も魅力的なライブのラインナップをたくさん発売。ここでは巨匠ピアニスト、チッコリーニとヤニック・ネゼ=セガンの指揮による組み合わせで、モーツァルトとラフマニノフのピアノ協奏曲。ヘンデルの珍しいオラトリオ「エステル」を人気コンビ、ジョン・バット指揮ダニーデン ・コンサートの演奏他で。グレイフライアーズ教会の残響も美しい。最後は録音でも定評のあるCHANDOSレーベルのグーセンスの管弦楽曲集からお届け。アンドルー・デイヴィス指揮メルボルン交響楽団の演奏で。

6月6日の曲目 20日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

山之内正

出演:山之内正

オーディオ評論家。神奈川県横浜市出身。東京都立大学理学部卒。在学時は原子物理学を専攻する。出版社勤務を経て、音楽の勉強のためドイツで1年間過ごす。帰国後より、デジタルAVやホームシアター分野の専門誌を中心に執筆。趣味の枠を越えてクラシック音楽の知識も深く、その視点はオーディオ機器の評論にも反映されている。近著:「目指せ!耳の達人」(共著、音楽之友社)、「ネットオーディオ入門」(講談社ブルーバックス)など。