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特集で聴く 山之内正のハイレゾ・セレクション


(土)16:00~20:00
翌週再放送
特集で聴く 山之内正のハイレゾ・セレクション
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演奏も録音も、超優秀アルバムをハイレゾで。この番組では、これまでにリリースされたタイトルや新着タイトルなど、山之内氏がこれまでに試聴してきた膨大な音源の中から、演奏面・録音面で優れた音源を厳選し、特集に沿ってご紹介していきます。ハイレゾ音源の聴き方や優秀録音に選んだポイント、特集に沿った音源の楽しみ方など、山之内氏の解説を交えながら、「ハイレゾ」の聴き方を多角的に捉えていきます。ハイレゾ入門の方にも是非お聞きいただきたい番組です。

8 月31日・9月14日・28日/改めて聴く優秀ライヴ録音 
 今月のテーマは「改めて聴く優秀ライヴ録音」。これを3回に渡ってお送りします。ライヴにはその時その場所でしか味わえない空気があります。その臨場感を捉えた優秀録音をピックアップして改めてお聴きいただきます。ホールの特性、楽器編成、もちろん演奏内容も含めて聴きどころを解説します。[再放送=9月7日・21日・10月5日]

[①日本のオーケストラとホールのライヴ録音]
 日本を代表するコンサートホール、サントリーホールと、やはりその音響の良さで定評あるミューザ川崎シンフォニーホールでの日本のオーケストラによる録音3つ。アンドレア・バッティストーニ指揮東京フィルハーモニー交響楽団によるレスピーギ三部作とパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団によるバルトーク三部作。最後にジョナサン・ノット指揮東京交響楽団によるストラヴィンスキー「春の祭典」とシェーンベルク「浄夜」。それぞれ指揮者の持ち味は違えど、オーケストラとの相性やプログラミングで個性を発揮した力のあるライヴを聴かせてくれます。

[②ピアノのライヴ録音]
 2回目はピアノのライヴを集めて。まずはECMの1987年録音のキース・ジャレットによるバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻。ジャズ・ピアニストによる演奏ということを超えた魅力溢れる演奏でいまだにファンも多い録音をハイレゾで改めて。続いては今が旬のユジャ・ワンによる「ベルリン・リサイタル」と題されたアルバム。ベルリンフィルハーモニーのカンマームジークザールでのライヴ。お得意のロシアもののプログラムでそのアグレッシヴなピアニズムに乗せて白熱のライヴをお楽しみいただきます。最後はベテランの内田光子。得意のモーツァルトのピアノ協奏曲のアルバムから抜粋して第25番をお届けします。こちらはクリーブランド管弦楽との共演で弾き振りのライヴです。

[③音楽界を代表するウィーン、ベルリン他でのライヴ録音]
 3回目はヨーロッパを代表するホールとオーケストラ、そして日本のオペラのライヴ録音をお届けします。まずはライヴといえば真っ先に思い浮かぶのがこのウィーンフィルによる「ニューイヤーコンサート 」。毎年世界中に中継される著名なコンサートですが、2016年のマリス・ヤンソンスの指揮によるものをお届けします。ヤンソンスの大らかな指揮とウィーンフィルの洒脱なリズム感、なによりムジークフェラインザールの豊かな音響と、ライヴならではの趣向を凝らした演出の裏話なども。続いてはウィーンフィルと双璧をなすオーケストラ、ベルリンフィル。新音楽監督キリル・ペトレンコの待望の録音でもあるチャイコフスキーの「悲愴」をお届けします。独自のレーベルを立ち上げて録音活動も行うベルリンフィル。そのこだわりもひとしおです。フィルハーモニーでのライヴ録音、ペトレンコの指揮をじっくりとご堪能ください。最後は日本の誇る小澤征爾指揮サイトウキネンオーケストラによる音楽祭でのライヴ録音でバルトークの歌劇「青ひげ公の城」全曲です。今回の特集唯一のオペラでのライヴ録音。重厚で暗い色調の作品でもありますが、バルトークらしい和声も聴きもの。

8月31日の曲目 9月14日の曲目 28日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

山之内正

出演:山之内正

オーディオ評論家。神奈川県横浜市出身。東京都立大学理学部卒。在学時は原子物理学を専攻する。出版社勤務を経て、音楽の勉強のためドイツで1年間過ごす。帰国後より、デジタルAVやホームシアター分野の専門誌を中心に執筆。趣味の枠を越えてクラシック音楽の知識も深く、その視点はオーディオ機器の評論にも反映されている。近著:「目指せ!耳の達人」(共著、音楽之友社)、「ネットオーディオ入門」(講談社ブルーバックス)など。

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8月3日・17日/こだわりの日本レーベル
 今月のテーマは「こだわりの日本レーベル」。これを2回に渡ってお送りします。世界には個性的なレーベルが数々存在しますが、日本にもそうした小規模ながらこだわりを持って活動するレーベルが優れた音源を作っています。今月はそうしたレーベルに焦点を当てて特集します。[再放送=10日・24日]

[①マイスターミュージック、アールアンフィニ、UNAMAS]
 3つのレーベルをご紹介。日本初のトーンマイスター平井義也氏が主宰するマイスターミュージックはワンポイント録音の優れた音作りでコンスタントに新譜を制作。ここでは川田知子の無伴奏ヴァイオリンによるテレマン。アールアンフィニはエンジニアとアーティストの信頼関係が強いレーベル。そうしたコミュニケーションのもとに優れた録音が生まれるのは当然かもしれません。ここではそのアーティストはピアニストの横山幸雄。「アンプロンプチュ」と題されたシューベルトの即興曲集を。UNAMASは沢口真生氏が主宰するレーベルで、当初ジャズの録音が主だったものの、最近はクラシックの録音も開始。低音を利かせた音はコントラバスを追加するなどかなり個性を追求しています。ここではクインテットによるバッハの「フーガの技法」を。

[②クリストン、Saidera、RME、StereoSound]
 2回目は4つのレーベルをピックアップ。オクタヴィアレコードの管打楽器部門のレーベル、クリストンからはマリンバの名倉誠人の「涙と祈り」と題されたアルバムから。複数の会場での録音の特性やマリンバの倍音豊かな響きを捉えた音、また編曲の面白さなど聴きどころも満載。じっくりとお楽しみ下さい。続いてはSaideraレーベルによるライヴ録音。マルチに活躍するミュージシャンでありエンジニアでもあるオノ・セイゲンによる録音でポーランドのチェリスト、マレック・シュパキエヴィチによる2015年の王子ホールでのリサイタルを。RMEはドイツのプロ用の音響機器を作っている会社でここの製品はあらゆる録音現場で使われていることでも有名。そんなメーカーが作っている音源ということで、その響きに注目。スメタナとボロディンの弦楽四重奏曲からボロディンをピックアップ。演奏はストリングカルテット響。StereoSoundはオーディオ系出版社としてお馴染みですがソフト部門にも力を入れています。これは一つの演奏を複数のフォーマットとマイクで録音するなど面白い試み。今回お届けするのはマイクがワンポイント方式、録音方式はDSD。演奏はイリーナ・メジューエワのベーゼンドルファーのピアノで小品を抜粋で。

8月3日の曲目 17日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
山之内正

出演:山之内正

オーディオ評論家。神奈川県横浜市出身。東京都立大学理学部卒。在学時は原子物理学を専攻する。出版社勤務を経て、音楽の勉強のためドイツで1年間過ごす。帰国後より、デジタルAVやホームシアター分野の専門誌を中心に執筆。趣味の枠を越えてクラシック音楽の知識も深く、その視点はオーディオ機器の評論にも反映されている。近著:「目指せ!耳の達人」(共著、音楽之友社)、「ネットオーディオ入門」(講談社ブルーバックス)など。

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7月6日・20日/ピリオド楽器の録音
 先月はフォルテピアノ中心にお送りしましたが、ピリオド楽器のオーケストラ曲を中心にお送りします。或いはピリオドで演奏する意味を探る上でピリオド奏法で演奏したモダン楽器のオーケストラも一部選曲。クラシック音楽の現代の潮流を俯瞰するプログラムともなっています。またバロック・ヴァイオリンで演奏したレイチェル・ポッジャーの注目のバッハの無伴奏チェロ組曲全曲は2回に分けてお届け。[再放送=7月13日・27日]

[①バッハ、ヴィヴァルディ、シューベルト]
 レイチェル・ポッジャーによるヴァイオリンによるバッハの無伴奏チェロ組曲は第1〜3番をお届け。お馴染みの曲がヴァイオリンの高音域で聴くといつもと少し違った雰囲気に。パヴロ・ベズノシウク指揮エイヴィソン・アンサンブルによるヴィヴァルディの「和声と創意への試み」を抜粋で。有名な「四季」を含む曲集を軽やかなピリオド楽器の響きで。後半はシューベルトの交響曲第1、3、4番。フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮ベルギー王立フランダース・フィルハーモニー管弦楽団。こちらはピリオド楽器ではないですが、その奏法を取り入れた演奏。

[②バッハ、ベートーヴェン]
 2回目はまずレイチェル・ポッジャーによるヴァイオリンによるバッハの無伴奏チェロ組曲を第4〜6番をお届け。特に6番はポッジャーの試行錯誤があった様子。山之内さんの解説とともにお楽しみください。続いてもバッハ。今度はブランデンブルク協奏曲第2〜6番まで。演奏はリチャード・エガー指揮エンシェント室内管弦楽団。古楽団体としての歴史は古く、現在はエガーが率いて活動していますが、チェンバロ奏者であるエガーの本領発揮の第5番は特に必聴。最後はこの人をおいてピリオド演奏は語れない、ニコラウス・アーノンクールによるライヴレコーディング。ベートーヴェンの交響曲第4、5番。ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスによる全集を見据えての録音でしたが、惜しくもアーノンクールの引退表明により最後の録音となってしまいました。彼の音楽家としての集大成とも言えるこの演奏をハイレゾでじっくりとお聴きください。

7月6日の曲目 20日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。


山之内正

出演:山之内正

オーディオ評論家。神奈川県横浜市出身。東京都立大学理学部卒。在学時は原子物理学を専攻する。出版社勤務を経て、音楽の勉強のためドイツで1年間過ごす。帰国後より、デジタルAVやホームシアター分野の専門誌を中心に執筆。趣味の枠を越えてクラシック音楽の知識も深く、その視点はオーディオ機器の評論にも反映されている。近著:「目指せ!耳の達人」(共著、音楽之友社)、「ネットオーディオ入門」(講談社ブルーバックス)など。