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真空管アンプ一本勝負!


隔週金曜9:00~10:00
再放送=金曜20:00~21:00 (翌週リピート)
真空管アンプ一本勝負!
(下段左から)平野聡、北村勝敏
真空管アンプ一本勝負!
野辺浩史(下段左)、MAYA(下段右)
真空管アンプ一本勝負!
太田考哉(中央)

[大橋慎の真空管ワンダーランド/第1部:真空管アンプ一本勝負!]
 真空管アンプに関わる音作りやチューニング、また注目の真空管機器について徹底研究するワンテーマ型の一時間番組。この番組ならではの真空管機器をダイレクトにミキサーに接続し、リスナーの皆さんのオーディオシステムで居ながらにして真空管の音の良さ・深遠なる魅力を体感できる番組です。要は1時間ワンテーマの一本勝負。この番組を聴けばたちまちみんな真空管アンプが大好きになれる…そんな番組にしていきたいですね。いままでの2時間番組とは少し様相が異なる部分もあると思いますが、倍の密度で深く濃いオーディオ愛あふれる番組にしていきたいと思います。どうぞ末永くご愛聴いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。(大橋慎) サンバレー



3月31日/急遽発売!元祖「低音」!!ブライアン・ブロンバーグ”Hands”のアナログ一本勝負

出演:大橋慎・高山正憲・ゲスト:平野聡(キングインターナショナル)・北村勝敏(ワーナーミュージック・マスタリング)
ジャズ&オーディオ・ファン必聴LPが急遽発売決定!そしてその立役者は番組でもおなじみの二人!平野聡さんと北村勝敏さんがやってくれました!!実はこの企画、以前からひそかに私が平野さんにリクエストしていたLPなんです…。
熱心なリスナーの皆さんならキングの”低音”シリーズで名を馳せたブロンバーグの「WOOD」はご存じのはずです。この番組でも何度も掛けましたし、当社のイベントでラッカー盤をプレイして大反響となったこともありました。ブロンバーグ盤は他にも多数リリースされており、ストリーミングでもディスクメディアでもアクセス可能な訳ですが、実はもう一枚、知られざる超ド級盤があったのです。それが今回アナログでリリースされた「HANDS」。
ジャズ系低音マニアにはWOOD以上にズシーンと響くこのタイトルは現在CDでもほぼ完売で、ストリーミングでも見ることはありませんが、前回収録時に平野さんにお会いした際に、「このHANDSをぜひLPで復活させてオーディオファンに再び聴いて頂きたい」とプレゼンさせておりました。それがめでたく、アナログとなり、しかもカッティングはあの北村さん!ということで期待は高まるばかり。・・今回は発売されたばかりの元祖「低音」をラッカー盤で!くれぐれも再生レベルにお気をつけてお楽しみください!!(大橋慎)[再放送=4月7日]
 

4月14日/名機とガチバトル!超絶FMチューナー”Conclusion C-FT1000”一本勝負
出演:大橋慎・高山正憲・野辺浩史(港北ネットワークサービス)・MAYA
今回は真空管アンプ一本勝負では初の非真空管機器を取り上げていきます。いまやFM放送を聴くといってもRadikoで配信される番組をスマホで聴く、あるいは車を運転中のBGMとして聴く程度という方が大半ではないかと思います。しかし
この番組を聴いてくださっている世代の多くの方にとってFM放送はとても重要なものだと思うんですね。
私もその一人で、中学生の頃からモノラルのラジカセを勉強机の脇において日々の宿題をやりながらずっとFMを聴いていました。良い曲が掛かるとカセットテープにエアチェックして何度も何度も聴いたものです。一枚2000円くらいもしたLPを買えなかった自分にとってFMは大切な音楽の情報源であっただけでなく、音楽が飛び出してくる夢の箱そのものでした。
しかし残念ながら現在ハイフィディリティを標榜するFMチューナーは殆んどありません。あったとしてもアキュフェーズ T-1200が税込44万円,マッキントッシュ MR-89が税込110万円等とハイエンド化しており、なかなか手が出るものではありません。私はTrioのKT-9700(1976年, 当時15万円)をオーバーホールしつつ使っている訳ですが、年代物は一点一様ですので、お客さんや友人においそれと奨められるものでもない訳です。そんななか、昨年興味深いニュースが飛び込んできました。
「FMチューナー史上最高音質を実現!RFダイレクトサンプリング方式採用、フルデジタルFMチューナー C-FT1000」
しかも開発はミュージックバードのハイエンド・チューナーを手掛けた港北ネットワークサービス株式会社ではありませんか!試作機を聴けるチャンスをいただき、昨年暮れに自宅で聴かせていただきましたところ、これがいまだ嘗てない音!
そこで急遽、このチューナーを企画, 製造した港北ネットワークの野辺さんにお越しいただき、MUSIC BIRDリスナーの皆さんに”RFダイレクトサンプリング方式、フルデジタルFMチューナー”の凄さをお話頂ける事になりました。しかしどうやってFM放送の音を皆さんにお届けするか?そして私の苦悩の正月が始まったんです…。
恐らく放送では史上初となるFMチューナーの比較試聴ドキュメントです。おなじみのMAYAさんにも急遽参加いただいて、ご自身のアルバムを聴いた印象を語っていただきました。(大橋慎)[再放送=21日]
 

4月28日/シリーズ”真空管アンプはどこまで音が良くなるか?”第1回「多極管シングルアンプから始めよう」
今日からは、新シリーズ企画が始まります。テーマはずばり”真空管アンプはどこまで音が良くなるか?”きっかけはひとりのリスナーの方からのお便りです。
 
「2年前から番組を聴き始めました。数年前に放送していた”初心者のための真空管アンプ”企画を聴くことができず残念・・・」
 
そこで今回からリクエスト連続企画として「真空管アンプはどこまで音がよくなるか?」に挑戦します。毎回一台のアンプを用意して真空管を替えたり、カップリングコンデンサーを替えたりして音はどう変わるのかをリスナーの皆さんと一緒に体験したいと思います。
シリーズスタートにあたり強力な助っ人をお迎えしました。創業73年、エレクトロ産業と共に歩み続けている「電波新聞」のメディア事業本部太田孝哉さんです。
実は太田さんが最近企画された書籍「彩りの管球アンプ 自作へのお誘い・徹底解説」がすばらしく、この本を読むと回路も動作原理も分からず見様見真似で作った6L6GCのキットの音に心底感動した何十年前の自分と出会えたような気がしました。やはり原点を忘れてはいけないな…と改めて感じた訳です。太田さんには立会人としてオーディオ愛あふれる感想などお聞かせていただきながら楽しく進めていきましょう!(大橋慎)[再放送=5月1日]
 
4/28 試聴機器
 
SV-S1616D 多極管仕様
梅セット
・JJ ECC82/12AU7 ×3
・PSVANE 6L6GC ×2
・ダイオード整流
税別103,700円
 
竹セット
・JJ ECC82/12AU7 ×3
・PSVANE KT88-C ×2
・PSVANE 5AR4
税別113,100円
 
最強バージョン
・Gold Lion ECC82 ×2
・TUNG SOL KT170 ×2
・PSVANE 5AR4
・Arizonaカップリングコンデンサー
税別168,700円
 
 

3月31日の曲目 4月14日の曲目 4月28日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

【動画もチェック!】

大橋慎

出演:大橋慎

真空管アンプキット中心の、株式会社サンバレー「ザ・キット屋」店主。2014年9月からブログ「オーディオ万華鏡(真空管徒然日記) 」を開始し、オーディオファンに人気を博している。真空管機器開発だけでなく、広い音楽知識を有しハイレゾ音源を真空管機器で鳴らす先駆者である。

真空管アンプ一本勝負!
平野聡(中央)
真空管アンプ一本勝負!
内沼映二(左)、北村勝敏(中央)、佐藤尚(右から2列目)とともに
3月3日 /平野レコメンドは全部買い! 平野聡の必聴ジャズLP一本勝負②

前回に引き続きJAZZ界の重鎮、キングインターナショナルの平野聡さんにお越しいただき注目の新譜や注目盤をご紹介いただきたいと思います。
ジャズは一期一会、レコードとの出会いも一期一会!だから今日登場するLPは全部買い!という珠玉のお奨め盤ばかりを集めました。2週連続で計10タイトル、ぜひ最後までお楽しみください!
(大橋慎)[再放送=10日]
 
平野聡プロフィール
 
◆1953年東京生まれ
◆1975年ワーナー・パイオニア株式会社(現ワーナーミュージック・ジャパン)入社
◆1989年アルファレコードに移籍、ジャズ作品(Alfa Jazzレーベル)の制作、海外ミュージシャンを起用してのプロデュース業務に携わる。
 年に数回ニューヨークを往復し、海外レコーディングに明け暮れる。
◆現在はキングインターナショナルに勤務、ジャズ全般を担当している。大のオーディオ好き、アナログファン。
 
【主なプロデュース作品】
・トミー・フラナガン、マル・ウォルドロン、ミシェル・ルグラン、バリー・ハリス、エリック・アレキサンダー、
ビンセント・ハーリング、 ヤン・ラングレン、エンリコ・ピエラヌンツィ、松島啓之、山田穣等その他
・プロデュースCDの『シー・チェンジス / トミー・フラナガン・トリオ』が1997年グラミー賞ジャズ部門、
「ベスト・インストルメンタル・ソロ作品」にノミネイトされた。
 

3月17日/ラッカー・マスター・サウンドで聴く石川さゆり”Transcend”一本勝負
ゲスト:佐藤尚(株式会社テイチクエンタテインメント)、内沼映二(ミキサーズ・ラボ)、北村勝敏(ワーナーミュージック・マスタリング)
 
今回は超ビッグネタ!
日本を代表する歌手の一人としてデビュー50 周年を迎えられた石川さゆりさんが、2,000 曲の持ち歌の中から彼女の代表曲 6 曲をレコーディングしました!
 
ビッグバンドジャズ、大編成ストリングスオーケストラを起用し、ハイエンドスペック・レコーディングでリメイクするらしいとは聞いていましたが、その録音をミキサーズ・ラボさんが担当されたとのこと。
これはすごい音になるぞ!と急遽テイチクエンタテインメントの制作・A&R 本部 本部⻑の佐藤尚さん、ミキサーズ・ラボ内沼映二会⻑をスタジオにお招きしました。どうやら「ラッカー・マスター・サウンド」という新技術を導入したということで、その秘密、その音を聴かせていただきました。
後半はおなじみのカッティング名人、北村勝敏さんも参加して北村さんがカッティングしたアナログ・バージョンをこちらはラッカー盤で!歌も同録するという拘りと現場の緊張感を、音楽性豊かな新技術に詰め込んでお届けします。(大橋慎)[再放送=24日]
 
「ラッカー・マスター・サウンド」
マスターから一旦ラッカー盤にカッティングしたのちラッカー盤をレコードプレーヤーで再生してデジタイズ(ファイル化)する技術。Ortofon SPU Classic GE MkII と MC トランス ST-90を採用するミキサーズラボならではの拘り技術。
 

3日の曲目 17日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

【動画もチェック!】

大橋慎

出演:大橋慎

真空管アンプキット中心の、株式会社サンバレー「ザ・キット屋」店主。2014年9月からブログ「オーディオ万華鏡(真空管徒然日記) 」を開始し、オーディオファンに人気を博している。真空管機器開発だけでなく、広い音楽知識を有しハイレゾ音源を真空管機器で鳴らす先駆者である。

真空管アンプ一本勝負!
藤原伸夫(中央)
真空管アンプ一本勝負!
平野聡(中央)
2月3日/新作アンプ徹底研究!上杉研究所 U・BROS 330AH一本勝負

今回は我が国真空管アンプ界の金字塔、上杉研究所の藤原伸夫さんをお迎えし新作 「U・BROS 330AH」の音を聴かせて頂こうと思います。
藤原さんはお会いするたびに刺激をいただく業界の大先輩にして大切な友人、そしてライバルでもありますが、今回新作アンプ U・BROS 330AHをスタジオに持ち込んでいただきました。
これ、ステレオサウンドグランプリに輝いた超話題の製品で、予約が殺到しているらしいです。私も気になって気になって・・・聴かせていただくのがとても!!楽しみです。(大橋慎)[再放送=10日]
 
使用機種
U-BROS-330AH 300Bpp モノラル・パワーアンプ(2台一組)
①真空管:300B無
②真空管カバーG-330 価格40,000円(税別 ステレオペア)
※特別仕様 U・BROS-330AH Limited Editionあり
 
製品仕様
◎回路方式:AB2級サークロトロン回路
◎最大出力:30W(THD5%)
◎入力感度:1.0V(1kHz、30W)、23.8dB(8Ω)
◎ダンピングファクター:8(1kHz)
◎消費電力:73W(無信号時)
◎周波数特性:10Hz~100kHz(+0、-3dB)
◎パワーバンドウィズス:7Hz~25kHz(30W)
◎歪率特性:0.3%以下(1W、100Hz/1kHz/10kHz)
◎残留雑音:0.2mV以下 50μV(ANET)
◎負帰還量:14dB
◎使用真空管:ECC83/12AX7A(GE)×1、6CG7(Electro Harmonix)×1、
ECC81/12AT7(Philips ECG)×2、300B(Western Electric)×2
◎寸法/重量:W364×H201×D218mm/17.5kg
◎保護機能:
 1. 出力管プレート電流異常検出(検出速度1ms)時には+B電源、フィラメント電源ならびに
出力の遮断
 2. 出力管フィラメントインラッシュ電流の抑制回路
 3. 起動時各部の電源印加のタイミング制御
◎調整機能
 1. レベルコントロール機能
 2. フロントパネルのアナログメーター指針による出力管プレート電流と出力管プレートアンバランス電流
調整機能。ベースハムレベル調整機能
 

2月17日/平野レコメンドは全部買い! 平野聡の必聴ジャズLP一本勝負①
今回はJAZZ界の重鎮、キングインターナショナルの平野聡さんにお越しいただき注目の新譜や注目盤をご紹介いただきたいと思います。
ジャズは一期一会、レコードとの出会いも一期一会!だから今日登場するLPは全部買い!という珠玉のお奨め盤ばかりを集めました。2週連続で計10タイトル、ぜひ最後までお楽しみください!
(大橋慎)[再放送=24日]
 
平野聡プロフィール
 
◆1953年東京生まれ
◆1975年ワーナー・パイオニア株式会社(現ワーナーミュージック・ジャパン)入社
◆1989年アルファレコードに移籍、ジャズ作品(Alfa Jazzレーベル)の制作、海外ミュージシャンを起用してのプロデュース業務に携わる。
 年に数回ニューヨークを往復し、海外レコーディングに明け暮れる。
◆現在はキングインターナショナルに勤務、ジャズ全般を担当している。大のオーディオ好き、アナログファン。
 
【主なプロデュース作品】
・トミー・フラナガン、マル・ウォルドロン、ミシェル・ルグラン、バリー・ハリス、エリック・アレキサンダー、
ビンセント・ハーリング、 ヤン・ラングレン、エンリコ・ピエラヌンツィ、松島啓之、山田穣等その他
・プロデュースCDの『シー・チェンジス / トミー・フラナガン・トリオ』が1997年グラミー賞ジャズ部門、
「ベスト・インストルメンタル・ソロ作品」にノミネイトされた。
 

3日の曲目 17日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

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大橋慎

出演:大橋慎

真空管アンプキット中心の、株式会社サンバレー「ザ・キット屋」店主。2014年9月からブログ「オーディオ万華鏡(真空管徒然日記) 」を開始し、オーディオファンに人気を博している。真空管機器開発だけでなく、広い音楽知識を有しハイレゾ音源を真空管機器で鳴らす先駆者である。