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真空管アンプ一本勝負!


隔週金曜9:00~10:00
再放送=金曜20:00~21:00 (翌週リピート)
真空管アンプ一本勝負!
真空管アンプ一本勝負!
竹村道明さん(中央)

[大橋慎の真空管ワンダーランド/第1部:真空管アンプ一本勝負!]
 真空管アンプに関わる音作りやチューニング、また注目の真空管機器について徹底研究するワンテーマ型の一時間番組。この番組ならではの真空管機器をダイレクトにミキサーに接続し、リスナーの皆さんのオーディオシステムで居ながらにして真空管の音の良さ・深遠なる魅力を体感できる番組です。要は1時間ワンテーマの一本勝負。この番組を聴けばたちまちみんな真空管アンプが大好きになれる…そんな番組にしていきたいですね。いままでの2時間番組とは少し様相が異なる部分もあると思いますが、倍の密度で深く濃いオーディオ愛あふれる番組にしていきたいと思います。どうぞ末永くご愛聴いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。(大橋慎) サンバレー



2月16日/特別番組「真空管アンプ一本勝負さよなら3時間スペシャル」

出演:大橋慎・高山正憲・八田一俊・ウィリアムス浩子・井筒香奈江・MAYA
(2月16日は通常の「真空管アンプ一本勝負」「真空管オーディオ大放談」は休止し、3時間スペシャルをお送りします)
 
 皆さん、こんにちは。「⼤橋慎の真空管アンプ⼀本勝負」の時間です。この番組は真空管アンプに関わる音作りやチューニング、また注目の真空管機器に
ついて徹底研究するワンテーマ型の⼀時間番組。
 この番組ならではの真空管機器をダイレクトにミキサーに接続し、リスナーの皆さんのオーディオシステムで居ながらにして真空管の音の良さ,深遠なる魅⼒を体感できる番組です。パーソナリティは真空管アンプメーカー、サンバレーの⼤橋慎。さて今回はどんな⼀本勝負が展開されるのでしょうか・・・。どうぞ最後までお楽しみ下さい︕
 …という感じでいつもと同じオープニングテーマで始まる真空管アンプ⼀本勝負、ついに今回が最終回、そして2014年10月から始まりました私のMUSIC BIRD
パーソナリティの⼤役も今回を以て完全終了と相成りました。あらためて全てのリスナーさんに心より御礼を申し上げます。思い起こせば最初の1年は「⼤橋慎のハイレゾしばり」。当時急速に注目が⾼まっていたハイレゾ音源をe-onkyoさんの協⼒で番組でオンエアしました。⾼精細なハイレゾ音源と豊かな倍音の真空管機器の組合せこそ最強の組合せだ︕というテーマ設定で数々の⾼音質音源をご紹介させて頂きました。
 その後は4年半に亘り2時間番組として構成したのが「真空管・オーディオ⼤放談」でした。いま思い出してもよくやれたものだなあ、と自分でも思います。最初の半年か1年は音楽業界, オーディオ業界のレジェンドたちをゲストにお迎えし、私が聞き⼿となって番組を進⾏して、自分的には楽しんでいたのですが、あるタイミングでリスナーさんからメールをいただいたのが「リスナーは⼤橋さんの話を聞きたいのに、アンタが聞き⼿になってどうする︕︖」というお叱りでした。
 そこで番組内容を⼀気に方向転換。私が喋り⼿となって様々な真空管アンプ、ざまざまな真空管を毎回⾞いっぱいに積んで上京し、オンエアでその音の違いを
リスナーさんのオーディオシステムで⽐較試聴できるようにしようよ︕という流れに変えたのが恐らく⼤放談が始まって1年あるいは1年半後だったのではないかと記憶しております。
 そこからですね、⼀気に番組が盛りあがり、その後の番組本三冊の発刊に至りました。著名なアーティストをお招きして例えば「ヴァイオリニストが選ぶ、チェリストが選ぶ、あるいは⼥性ヴォーカリストが選ぶナンバーワン真空管アンプはこれだ︕」(通称”これだ︕”シリーズ)は当番組⼀番の人気企画になりました。
 ⾯⽩かったのはゲストの皆さんそれぞれがいちばん良いと仰るアンプが全然違うこと。845シングルが良いと仰る方、KT150ppが好きだと仰る方、300Bシングルが良かった、いや211が最も自分の楽曲のイメージに合うんだと実に熱く語る姿にたいへん胸打たれたものです。いまや音楽は心傾けて聴くものから鳴っている環境に変わりつつあるわけですが、音楽を作っている人たちがこれほどまでに音に自らの情感を託しておいでということを知って驚かれた方も多かったのではないかと思います。これぞまさに”音は人なり”、”人の数だけ良い音がある”オーディオという趣味の奥深さをゲストの皆さんが証明した下さったのだと思います。そして2019年4月からは真空管アンプ⼀本勝負が始まりました。マニアックな真空管アンプファンの付託にお応えするため、よりハードよりのワンテーマを採り上げ深堀りしていくアカデミックな内容と共に、時々⾼級カートリッジや有名レーベル、有名アーティストの新譜などをお楽しみ企画として採り上げさせていただいたのも楽しい思い出です。
 あとは華麗なゲストの皆さま。日ごろなかなか聞くことが出来ないアーティストの生の声を聞ける数少ない機会をご提供できたのではないかと思います。当番組がきっかけでファンになった、音源を買い集めたというお話を何度伺ったか知れません。そんな訳で今回を以て終了となります最後の「真空管アンプ⼀本勝負」は、長年の友人でありMUSICBIRDのリスナーでもある八田一俊さんも特別参加、そして、”もう⼀度会っておきたかったゲストTOPスリー”と題して三名の人気⼥性ヴォーカリストにスタジオにお越し頂く事になっております・・・・・。
リスナーの皆さんも過去の登場回を懐かしく思い出しながら今日のオンエアを楽しんで頂ければ幸いです。最後に先日ゲスト出演くださった埼玉の田本松男さんからメッセージを。
 
 「MUSIC BIRD、そして真空管ワンダーランドを通じて、新しい音楽や⾯⽩い話、感動的なエピソードに出会えました。そして⼤橋さんや⾼山さんの話は、私のオーディオライフに光と笑顔を届けてくれました。さらにはオーディオライフそのものの質を⾼めてくれました。これからは毎日が寂しく感じるかもしれません。でもMUSIC BIRDと真空管ワンダーランドの素晴らしい時間は私の心にずっと残ります。感謝の気持ちを込めて、MUSIC BIRD、そして真空管ワンダーランドを運営してきてくださった方々の、これからのご活躍を心からお祈りいたします。」
 
 私にとってリスナーさんは第三のパーソナリティでした。私や⾼山さんが用意した機材や真空管で鳴らした音が皆さんの自宅のシステムで鳴る...この感動的な⼀体感が何よりも嬉しいことでした。
 90年代半ばからMUSIC BIRDリスナーとして30年弱、我が家でMUSIC BIRDチューナーに電源の⼊らない日はありませんでした。まさか自分がマイクの前に座るなんてことは本当に全く考えてもみない事でした。それが現実のこととなったのも多くの真空管オーディオファン、そしてサンバレーのアンプのユーザーさんが背中を押して下さったからだと思っています。今回で⼀本勝負はお終いになりますが、きっとまたどこかで皆さんにお会いできる日が来ると信じております。その日まで皆さん、お元気で︕(大橋慎)[再放送=23日]
 

2月2日/超レア盤、オリジナル盤一本勝負! ゲスト:竹村道明
 いよいよ2014年10月から始まったMUSIC BIRDの私の番組も残すところ今回を含めて2回!ということで、この約10年間の楽しかった日々を思い出している訳ですが、高山さんとお話してもう一回出て欲しい人は誰だろうね…となった時にお名前が挙がったその方を今日はスタジオにお迎えしております。レコードコレクターの竹村道明さんです!
 竹村さんといえば所謂超レア盤, 初回盤, 高音質盤LPのコレクターとしてその筋では有名な方な訳ですが、改めてお伺いします。竹村さんが、それこそ中には一枚何十万というレア盤を手に取ろうという動機はどこから出てくるのでしょうか?あえて言えば竹村さんはソフト派、対して私たちはハード派な訳で高音質盤とか45回転盤とかには興味があるものの、どちらかいえばアンプあるいはタマのグレードアップの方に興味が向いちゃう訳ですがこの差は何なんでしょうかねえ?今日は竹村さんをお迎えする最後の収録という訳で、その辺りのお話も交えながら珠玉のレア盤の音を時間ある限り聴いていこうと思います。(大橋慎) [再放送=9日]
 

2日の曲目 16日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

 
★「真空管アンプ一本勝負!」は2月16日(再=23日)の放送をもって終了となります。これまでご愛聴いただきありがとうございました。

大橋慎

出演:大橋慎

真空管アンプキット中心の、株式会社サンバレー「ザ・キット屋」店主。2014年9月からブログ「オーディオ万華鏡(真空管徒然日記) 」を開始し、オーディオファンに人気を博している。真空管機器開発だけでなく、広い音楽知識を有しハイレゾ音源を真空管機器で鳴らす先駆者である。

真空管アンプ一本勝負!
高田英男(左下)、山下正博(中央)、川上さとみ(右下)
真空管アンプ一本勝負!
小林真人(中央)
1月19日/オーディオ・システムを丸裸にする「怖盤」登場!川上さとみのダイレクト・カット盤を聴く!

ゲスト:川上さとみ・高田英男・山下正博
番組も残すところ、いよいよあと3回!今回、とっておきのネタとしてお出しするのが1月17日にポニーキャニオンから新発売されたばかりの新作LP、川上さとみトリオの『Sensibilities(感性)』の超絶サウンドです。このアルバム、なんとピアノ・トリオの演奏をそのままラッカー盤に刻んでいくいわゆる「ダイレクト・カッティング」なんですね!録音エンジニアは高田英男さん、そしてカッティングに北村勝敏さんという現代の名匠が関わっています。今回は、高田さん、プロデューサーの山下さん、そして素晴らしい演奏を聴かせてくれたピアノの川上さとみさんをお迎えし、レコーディングの経緯と詳細をじっくりと伺いました。事前にテスト盤を聴かせていただいた感想としては、いわゆる「怖盤(こわばん)」、つまり再生装置のクオリティを丸裸にする或る意味、恐ろしい音源といえると思います。今日のオンエアは或る意味でリスナーさんのオーディオチェックにも最適な一時間となるでしょう。(大橋慎)[再放送=26日]
 

1月5日/SPで聴く「ジャズの素」~ ゲスト:小林真人
年明けといえば福男!この人をお迎えせずしてMUSIC BIRDの一年は始まらない!!というジャズベーシスト小林真人さんをお迎えし、小林さん厳選のSP盤を聴きながらお屠蘇気分で盛り上がっていきたいと思っております。今回のテーマは「ジャズの素」。ジャズは20世紀初めに生まれ、時代とともに周辺の音楽を吸収しながら形を変えていきますがそれらの要素を小林さん選曲のSP音源で聴いていきます。ブギ、ホット・ジャズ、ニュー・オリンズ、ラグタイム、ブルース、カリブなど、ジャズのうま味やだしを存分にお楽しみください!(大橋慎) [再放送=12日]
 

5日の曲目 19日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

【動画もチェック!】

大橋慎

出演:大橋慎

真空管アンプキット中心の、株式会社サンバレー「ザ・キット屋」店主。2014年9月からブログ「オーディオ万華鏡(真空管徒然日記) 」を開始し、オーディオファンに人気を博している。真空管機器開発だけでなく、広い音楽知識を有しハイレゾ音源を真空管機器で鳴らす先駆者である。

真空管アンプ一本勝負!
田本松男さん(中央)
12月8日/連続企画”真空管アンプはどこまで音が良くなるか?その12 SV-91B松竹梅一本勝負”

「真空管アンプはどこまで音がよくなるかシリーズ」第12回は単品ベースでの松竹梅比較ではシリーズ最後となる2003年デビューの300Bシングルアンプ、SV-91Bの登場です!SV-91Bは当社トップエンド300Bシングルとして20年にわたりSunvalley Audioの来し方行く末を照らしてきてくれた個人的にも最も思い入れの強いアンプの一つです。そしてゲストにも20年来のオーディオ仲間をお迎えしました。田本松男さん、真空管アンプ愛好家という共通点だけなく、MUSIC BIRDの熱心なリスナーさんでもあります。そして今日の収録のメインである300Bアンプユーザーでもある田本さんほど今回のゲストに相応しい方はいらっしゃいません。今回も高山さんも交えて3人の楽しいアンプ談義にしばし耳を傾けていただければ幸いです!(大橋慎)[再放送=15日]
 
SV-91B松竹梅一本勝負 試聴機
 
①梅 PSVANE 300B仕様
PSVANE WE310A(4)
PSVANE 300B(2)
PSVANE 274B(1)
 
②竹 Prime 300B ver.4仕様
PSVANE WE310A(4)
Prime 300B ver.4(2)
PSVANE 274B(1)
 
③松 Western Electric 300B仕様
PSVANE WE310A(4)
Western Electric 300B(2)
PSVANE WE274B(1)
Arizona 0.047uF(2)
Arizona 0.1uF(1)
 

12月22日/シリーズ最終回~連続企画”真空管アンプはどこまで音が良くなるか? SV-91B+SV-284D一本勝負”
シリーズ最終回は前回最後に聴いていただいたSV-91B Western Electric 300B仕様にSV-284Dをブースターアンプモードで追加し、究極の真空管アンプの音に挑戦してみたいと思います。昨年4月から始まりましたこの連続企画もこれで千穐楽という訳ですが、思い返すときっかけはNさん(68歳)からいただいたメールでした。「youtubeをみて30年以上ぶりに聞く真空管アンプの音が懐かしく新鮮でミュージックバードに加入して2年あまりになります。毎回興味深い内容ですが、できれば数年前に放送され自分は聞けなかった「初心者のための真空管アンプ一本勝負」の最新版を再度企画いただけないでしょうか。」このメールを頂く事がなかったらこのシリーズが立ち上がることも無かった訳で、あらためてリスナーと一緒に番組を作る喜びを感じました。リスナーの皆さん、どうぞ最後まで楽しいアンプ談義にお付き合いください!今回も立会人として高山さんと私共通のオーディオ仲間であり、熱心なMUSIC BIRDリスナーの田本松男さんにスペシャルベストとしてご参加いただきました。(大橋慎)[再放送=29日]
 
試聴機:SV-310EQ, SV-310, SV-91B, SV-284D(ブースターモード)
 
①松 Western Electric 300B仕様
 
PSVANE WE310A(4)
Western Electric 300B(2)
PSVANE WE274B(1)
Arizona 0.047uF(2)
Arizona 0.1uF(1)
 
②SV-91B松 + SV-284D松
 

8日の曲目 22日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

【動画もチェック!】

大橋慎

出演:大橋慎

真空管アンプキット中心の、株式会社サンバレー「ザ・キット屋」店主。2014年9月からブログ「オーディオ万華鏡(真空管徒然日記) 」を開始し、オーディオファンに人気を博している。真空管機器開発だけでなく、広い音楽知識を有しハイレゾ音源を真空管機器で鳴らす先駆者である。