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Jazz In Applause


(金)22:00~23:00
再放送=(土)13:00~14:00
Jazz In Applause
カウント・ベイシー
ジャズが歴史上ただ一度ポピュラー・ミュージックのトップ・ランナーの位置に立った「Swing Age」と呼ばれた時代(1930年~1945年)。「Jazz In Applause」(ジャズ・イン・アプロウズ=歓呼のジャズ)は、そんな時代を彷彿とさせるゴージャスな時間をお届します。

耳で聴くジャズ100年史~2019年はカウント・ベイシーからスタート
 2019年の「Jazz in Applause耳で聴くジャズ100年史」は、黒人バンドを通してバップ時代に突入する。
 ジャズ録音100周年を記念して2017年4月からスタートとした「Jazz in Applause耳で聴くジャズ100年史」は、これまでジャズ録音第1号のオリジナル・ディキシーランド・ジャズバンドの演奏を皮切りに、最初期のバンク・ジョンソンらのューオリンズ・スタイル、ジェリー・ロール・モートン、ビックス・バイダーベック、ルイ・アームストロングフレッチャー・ヘンダーソンやベニー・グッドマンなど白人バンドを長期の特集として取り上げてきた。2018年は一年間の特集としてデューク・エリントンを聴いた。そして2019年はカウント・ベイシーをはじめ、黒人バンドの活躍に入っていく。
 エリントンより5歳若いベイシーはピアニストとしての腕を認められ、20歳でプロとして各地を巡業。1929年にカンザス・シティでベニー・モーテン楽団に参加。35年にモーテンが亡くなると後継リーダーとして名乗りをあげ、36年ニューヨークに進出。一躍時代を象徴する存在となった。以後1984年に亡くなるまで国際的な人気と実力を備えたビッグバンドを率いた。
 番組ではレスター・ヤング、バック・クレイトン、ハリー・エディソンらを擁した30~40年代の録音、50年代以降のモダンなベイシー・サウンドを順次聴いていく。
 続いてベイシーと人気を競ったキャブ・キャロウェイ、ジミー・ランスフォード、アール・ハインズらにもスポットを当てる。
 こうした特集を組むと自ずと浮上してくるのがチャーリー・クリスチャン、ビリー・エクスタイン、ディジー・ガレスピーだ。2019年の「Jazz in Applause耳で聴くジャズ100年史」特集では、こうしたビバップの礎を作った人々の録音を聴き、彼らの功績を顕彰しつつ、いよいよモダン期に入る予定だ。特にチャーリー・パーカーなどは十分に掘り下げていきたいと考えている。(小針俊郎)

1月4日の曲目 11日の曲目 18日の曲目 25日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
小針俊郎

出演:小針俊郎

ジャズ・プロデューサー。1948年横浜生まれ。中学生時代からジャズを聴き始めて50年になる。FM東京在職中は番組プロデューサーとして「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」をはじめとする数多くのジャズ番組の制作を手がける。現在はジャズ専門のCDレーベルの経営に関わる一方、「ジャズ批評」などジャズ専門誌でジャズ・ジャーナリストとしても活躍中。

桃井 まり

出演:桃井 まり

14歳でステージデビュー。1985年まで、株式会社東映 映像事業部所属・東映アニメーションコール第2期生リーダー「歌のおねえさん」 として、通算約200本以上のステージをこなす。1984年、東映主催ミュージックコンテスト全国大会にて 特別歌唱賞を受賞。1999年よりジャズ・スタンダード・ポップスなどの、音楽活動を開始。現在は、スタンダードジャズを中心にパーティーやレストランバー・イベントなどに出演するかたわら、病院や高齢者施設などでのボランティア演奏なども積極的に行っている。2010年、ホテル西洋銀座カウントダウンパーティーでの歌唱が、「前田憲男とウインドブレイカーズ」の事実上のリーダーでもある、ジャズ界の大物プロデューサー・稲垣次郎氏の目に留まり、2011年7月・2012年8月に 稲垣次郎プロデュースにより、名門ジャズスポット「スイートベイジルSTB139」に出演。2012年2月には、出身地でもある船橋市の宮本三百人劇場にて、日本のジャズ界を代表する二大巨匠、前田憲男氏・佐藤允彦氏との共演を果たし、そのエモ―ショナルかつジャズフィーフィーリング溢れるボイシングが称賛された。2012年11月、東京FMホールにて行われた 日本ジャズ協会21主催「第2回ジャズマラソン21」にて雪村いづみ氏・ミッキーカーチス氏らと共演や、「第7回渋谷音楽祭」にて東急百貨店本店前での屋外コンサートに出演した。スピード感溢れるスタンダードだけでなく、特に心に響くアンニュイなジャズバラードは多くのファンを魅了している。優しく語りかけるように歌う日本語のナンバーも、持ち味のひとつにもなっている。