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カンマー・ムジーク・コンサート~室内楽への誘い


(金)16:00~18:00 
再放送=(日)10:00~12:00
カンマー・ムジーク・コンサート~室内楽への誘い
カンマー・ムジーク・コンサート~室内楽への誘い
カンマー・ムジーク・コンサート~室内楽への誘い

アマデウス弦楽四重奏団に師事したクラリネット奏者の近藤良が、室内楽の魅力をご案内。毎回テーマを決めて、作曲家のエピソードや、その時代の文化背景などもまじえてレクチャーコンサート風に紹介します。



<クラリネット奏者・近藤良による室内楽専門番組>

7月1日・8日/アマデウス弦楽四重奏団、フィルハーモニア・アンサンブル・ベルリン
7月15日/アマデウス弦楽四重奏団 記念演奏会
7月22日/フルート、チェロ、ピアノのための三重奏曲
 
私が初めてモーツァルトの弦楽五重奏曲を演奏会で聴いたのは、ケルン音大のAULA(講堂)と呼ばれる「すり鉢状のコンサートホール」でのことでした。演奏はアマデウス弦楽四重奏団と彼らの師、M.ロスタル教授が第二ヴィオラで加わったもので、それは言葉に尽くせぬほど素晴らしい演奏でした。
モーツァルトの弦楽五重奏曲は弦楽四重奏にヴィオラがもう一人加わった編成です。他方、モーツァルトより一回り年長者のボッケリーニも、数多くの弦楽五重奏曲を書いています。ボッケリーニの編成は、ボッケリーニ自身がチェロの名手ということもあり、チェロが2本となっています。
 
7月1日と8日は二週にわたってアマデウス弦楽四重奏団によるモーツァルトと、フィルハーモニア・アンサンブル・ベルリンによるボッケリーニの弦楽五重奏曲を聴いてまいります。
アマデウス弦楽四重奏団は1983年1月に結成35周年を迎えました。そこで1983年1月に、35年前と同じ月の同じ時間に、同じプログラムにより、デビューしたウィグモア・ホールで記念演奏会を開催しました。
 
7月15日は、その演奏会ライブの録音を中心にお送りします。プログラムはハイドンの「五度」、ベートーヴェンの「ラズモフスキー第3番」とブリテンの「弦楽四重奏曲第3番」、その他にブリテンの師、F.ブリッジの「ファンタジー・ピアノ・カルテット」をお送りします。ここでのピアノはベンジャミン・ブリテン、これらは全てライブ演奏によるものです。
室内楽ではピアニストは固定すべきとの考えから、私の室内楽でのピアノは白澤暁子さんにいつもお願いしています。白澤さんは東京藝大卒で、同級生を含めて周囲には素晴らしい音楽家が大勢いらっしゃいます。
 
7月22日は白澤さんの同級生ピアニスト、森美加さんが関わるウイーン・ユバル・トリオによる、フルート、チェロ、ピアノのための三重奏曲をお送りします。フルート奏者はウィーン音大のバーバラ・ギスラー=ハーゼ教授です。(近藤)
 

7月1日の曲目 8日の曲目 15日の曲目 22日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

近藤良

出演:近藤良

クラリネット奏者。東京カンマーアカデミー代表理事。大阪芸術大学卒業。クラリネットを村井祐児氏に師事。在学中より演奏活動を開始する。先生方からの強い薦めにより、卒業と同時にケルン国立音楽大学マスタークラスに留学。F.クライン(クラリネット)教授に師事。留学中「highly gifted accomplished musician」と呼ばれ、アマデウス弦楽四重奏団の室内楽クラスへ転科を薦められる。同四重奏団チェリスト、M.ロヴェット氏からトリオ結成を呼びかけられ、M.ロヴェット氏と国内外での演奏、録音(ドイツ·シャルプラッテン・徳間ジャパン)活動を開始する。また、デトモルト音楽大学マスタークラス教授ハンス·D·クラウス氏の内弟子として、五年間無償でクラリネットの指導を受ける。室内楽奏者として、国内外での著名なアーティストとの共演により、多数のCDが国内外からリリースされている。

カンマー・ムジーク・コンサート~室内楽への誘い
カンマー・ムジーク・コンサート~室内楽への誘い
カンマー・ムジーク・コンサート~室内楽への誘い
カンマー・ムジーク・コンサート~室内楽への誘い
<クラリネット奏者・近藤良による室内楽専門番組>

6月3日・10日/ハイドン:弦楽四重奏曲「太陽四重奏曲(全6曲)」
6月17日/室内楽
6月24日/木管五重奏曲は如何?
 
初めてハイドンの弦楽四重奏曲を演奏会で聴いたのは、1978年、ケルン音大のアマデウス弦楽四重奏団演奏会でのことです。その素晴らしさに驚かされ、演奏会翌日に「ハイドンの弦楽四重奏曲は良いですね」とアマデウス・カルテットのシドロフ氏に話したのを覚えています。その時、シドロフ氏から返された言葉は「ハイドンはファンタスティック」でした。
 
6月3日と10日は、ハイドンの弦楽四重奏曲「太陽四重奏曲(全6曲)」をお送りします。
これまでハイドン初期の弦楽四重奏曲を聴いてまいりました。最初期の10曲、作品9と17のそれぞれ6曲、そして太陽四重奏曲作品20により、ハイドンは弦楽四重奏曲のゴールに達したと言われています。その後9年の年月を経て作曲されたのが、有名な「ロシア四重奏曲(全6曲)」です。
弦楽器を伴ったクラリネットの室内楽は、ケルン音大に留学してからが初めての経験でした。少し大げさな言い方が許されるなら、当時のケルン音大では、弦楽器を持って歩いている学生なら、誰に声をかけてもアマデウス弦楽四重奏団のレッスンが受けられるように思えました。事実、一緒に学んだ学生たちの多くは、その後、世界中で活躍しています。
 
6月17日は、モーツァルトのフルート、オーボエ、ホルン、クラリネット、それぞれが弦楽器を伴った室内楽をお送りします。6月24日は「木管五重奏曲は如何?」です。木管アンサンブルをお楽しみ頂きます。
 
ところで木管楽器のための室内楽は、日本の学生時代にアンサンブルとして学びましたが、それはカンマームジークとは切り離して考えています。
カンマームジークは日本語で室内楽ですが、ここでいう室内とは、貴族の館、あるいは宮殿の大広間を指します。しかし中身においては、アマデウス弦楽四重奏団の下で学んだカンマームジークは、もっと奥深い精神的必然性が求められました。(近藤)

 

6月3日の曲目 10日の曲目 17日の曲目 24日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

近藤良

出演:近藤良

クラリネット奏者。東京カンマーアカデミー代表理事。大阪芸術大学卒業。クラリネットを村井祐児氏に師事。在学中より演奏活動を開始する。先生方からの強い薦めにより、卒業と同時にケルン国立音楽大学マスタークラスに留学。F.クライン(クラリネット)教授に師事。留学中「highly gifted accomplished musician」と呼ばれ、アマデウス弦楽四重奏団の室内楽クラスへ転科を薦められる。同四重奏団チェリスト、M.ロヴェット氏からトリオ結成を呼びかけられ、M.ロヴェット氏と国内外での演奏、録音(ドイツ·シャルプラッテン・徳間ジャパン)活動を開始する。また、デトモルト音楽大学マスタークラス教授ハンス·D·クラウス氏の内弟子として、五年間無償でクラリネットの指導を受ける。室内楽奏者として、国内外での著名なアーティストとの共演により、多数のCDが国内外からリリースされている。

カンマー・ムジーク・コンサート~室内楽への誘い
カンマー・ムジーク・コンサート~室内楽への誘い
カンマー・ムジーク・コンサート~室内楽への誘い
カンマー・ムジーク・コンサート~室内楽への誘い
<クラリネット奏者・近藤良による室内楽専門番組>

4月29日/忘れ去られた巨匠
5月6日/アマデウス弦楽四重奏団によるブラームス
5月13日/魅力的な弦楽八重奏曲
5月20日/1828年のシューベルト
5月27日/20世紀の魅惑的な室内楽
 
1970年代後半のこと、室内楽に強く惹かれていた私は、クラリネットの師H.D.クラウス先生に「弦楽器であれば室内楽奏者として生きていく事が出来たのに」と語ったところ、先生は「BRIXELクラリネット目録」を示し、クラリネットが含まれる室内楽曲が如何に多いかを語られました。今でも言えるかもしれませんが、当時の日本では、室内楽は有名な作曲家の僅かな作品しか聴かれていませんでした。ですが、クラリネットが含まれる忘れ去られた室内楽作品ですら、私が全生涯をかけても演奏しきれないほど存在します。ましてや全室内楽作品ともなればその作品数は説明するまでもないでしょう。
 
4月29日は「忘れ去られた巨匠」として19世紀から20世紀初頭にかけて活躍したラハナー、ライネッケ、ラインベルガー、ブルッフの作品をお送りします。
私に室内楽の素晴らしさを教えてくれたアマデウス弦楽四重奏団、5月6日は彼らによるブラームスの弦楽四重奏曲作品56と弦楽六重奏曲作品36をお送りします。
翌5月13日は「魅力的な弦楽八重奏曲」です。八重奏曲と言えば管楽器の入ったものが思い出されますが、この日はシュポア、メンデルスゾーン、ガーデによる弦楽八重奏曲をお楽しみ頂きます。
5月20日は「1828年のシューベルト」と題して、早世の巨匠が死の年に作曲した名曲の数々をお送りします。
5月27日は「20世紀の魅惑的な室内楽」です。20世紀と言えば前衛的な作品が想像されますが、20世紀にもロマンティックな作品が数多く生み出されました。(近藤)

 

4月29日の曲目 6日の曲目 13日の曲目 20日の曲目 27日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

近藤良

出演:近藤良

クラリネット奏者。東京カンマーアカデミー代表理事。大阪芸術大学卒業。クラリネットを村井祐児氏に師事。在学中より演奏活動を開始する。先生方からの強い薦めにより、卒業と同時にケルン国立音楽大学マスタークラスに留学。F.クライン(クラリネット)教授に師事。留学中「highly gifted accomplished musician」と呼ばれ、アマデウス弦楽四重奏団の室内楽クラスへ転科を薦められる。同四重奏団チェリスト、M.ロヴェット氏からトリオ結成を呼びかけられ、M.ロヴェット氏と国内外での演奏、録音(ドイツ·シャルプラッテン・徳間ジャパン)活動を開始する。また、デトモルト音楽大学マスタークラス教授ハンス·D·クラウス氏の内弟子として、五年間無償でクラリネットの指導を受ける。室内楽奏者として、国内外での著名なアーティストとの共演により、多数のCDが国内外からリリースされている。