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再放送=(翌週火~土)0:00~6:00
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一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。また、2018年1月からは、毎月第1&2水曜は「タワーレコード・オリジナル企画盤」と題して、レコード会社各社の埋もれた名盤をタワーレコードがオリジナル企画盤として復刻したディスクを紹介します。

<12月放送分のおススメ>
 別府などでの活動で日本ともなじみが深いアルゲリッチ。昨年ハンブルクで開催された音楽祭での、豪華な友人たちとのライヴをたっぷりと収録した7枚組(3・5・6日)。ベルリオーズ・イヤーの話題盤。ロトとレ・シエクルが近年の研究と実績を踏まえて再録音した、幻想交響曲(6日)。生誕250年のベートーヴェン・イヤーを来年に控え、DGが満を持して発売した交響曲全集とピアノ協奏曲全集。前者はウィーン・フィルがネルソンスの指揮者で、後者はリシエツキが指揮者なしのアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズと共演。現代を代表するセットとなるか(24・26・27日)。(山崎浩太郎)

11月25日:昭和戦後の日本に活躍したピアニスト、田中希代子がラジオ番組「新日鉄アワー」に遺したステレオ録音から、モーツァルトとスカルラッティ、ベートーヴェンとシューマンのソナタ集とシューマンの2枚。90才を迎えた間宮芳生のオペラ「ニホンザル・スキトオリメ」53年ぶりの再演を、オーケストラ・ニッポニカの演奏で。
11月26日:SACDで新たに発売されるブルーノ・ワルターのステレオ録音全集から聞きどころをあつめた、「ベスト・オブ・ブルーノ・ワルター」。フランスのアルト歌手ルミューがオーケストラ伴奏で歌うエルガー、ショーソン、ジョンシエールの海にちなむ歌曲集。
11月27日:田中希代子によるショパンのピアノ・ソナタ第2番ほか。ホーレンシュタインがベネズエラ響を指揮した、マーラーの「巨人」やブルックナーの交響曲第3番など、ステレオを含む1950年代のライヴ録音4枚組。
11月28日:田中希代子によるショパンの24の前奏曲ほか。クリスティ率いるレザール・フロリサンがヨンチェヴァ、リンゼイ、ドゥストゥラックなどの一流歌手とザルツブルクで上演したモンテヴェルディの歌劇「ポッペアの戴冠」全曲。
11月29日:来日公演も大好評だったティチアーティとベルリン・ドイツ響によるドビュッシーの夜想曲とデュリュフレのレクイエム、テツラフ独奏のベートーヴェンとシベリウスのヴァイオリン協奏曲。フランスのエマニュエル・ベルトランが完成させた、バッハの無伴奏チェロ組曲全曲。

12月2日:鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンが、ミサ・ソレムニスに続いて録音した、ピリオド楽器によるベートーヴェンの「合唱」。チャイコフスキー・コンクールで2位に入賞して時の人となった藤田真央によるショパンのスケルツォと即興曲集。
12月3日:アルゲリッチがそれまでのルガーノに代わってドイツのハンブルクで開催した「「アルゲリッチ・ウィズ・フレンズ」7枚組のライヴ・ボックスから、十八番のショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番など3枚。ワシリー・ペトレンコ指揮オスロ・フィルのR.シュトラウス・シリーズから、「ドン・キホーテ」と「ドン・ファン」など。
12月4日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。エディト・パイネマンによるドヴォルジャークとストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲、クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア管によるマーラーの交響曲第7番と第9番に「大地の歌」を、新規マスターのSACDの音で。
12月5日:「アルゲリッチ・ウィズ・フレンズ2018 ハンブルク・ライヴ」から2枚。バロックと古典派のオペラで充実した演奏を続ける、ルセとレ・タラン・リリクによるサリエリの歌劇「タラール」全曲。
12月6日:ロト指揮レ・シエクルが万全を期して再録音した幻想交響曲は、ベルリオーズ・イヤーにふさわしい話題盤。グリンゴルツがグエリーニ指揮プラハ・フィルハーモニアと演奏した、ドヴォルジャークのヴァイオリン協奏曲ほか。「アルゲリッチ・ウィズ・フレンズ2018 ハンブルク・ライヴ」から2枚。

12月9日:東京交響楽団のコンサートマスター、水谷晃がTAIRIKUと共演した、バッハやサラサーテの白熱ライヴ。稲島早織と大石真裕のデュオによるドヴォルジャークの後期三大交響曲(作曲者自身によるピアノ連弾版)。
12月10日:七條恵子が1802年製のフォルテピアノで、「テンペスト」や「月光」など同時期のベートーヴェンの作品をひいた1枚。名手レフラーがベルリン古楽アカデミーと共演したC.P.E.バッハのオーボエ協奏曲集。生誕200年のオッフェンバックの序曲とバレエ曲2枚。
12月11日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。スークがチェコ・フィルと共演したベートーヴェンとドヴォルジャークのヴァイオリン協奏曲。シューリヒト指揮ウィーン・フィルのブルックナー交響曲集3枚組のSACDほか。
12月12日:ウェーバーの歌劇全曲の新録音を2本。ヤノフスキ指揮hr交響楽団がシャーガーやダヴィドセンなどを主役に録音した「魔弾の射手」と、トリンクス指揮ウィーン放響ほかによる「オイリアンテ」。
12月13日:新鋭ぞろいの東京六人組によるシューマンとブラームスの室内楽編曲。スラットキンとフランス国立リヨン管によるラヴェル・シリーズの新作は、デュモンとのピアノ協奏曲集など。同じ作曲家の交響曲全集の録音が高く評価されたマンゼ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルによる、ヴォーン・ウィリアムズ作品集。

12月16日:上岡敏之(指揮)新日本フィルによるワーグナー作品集。ギターの大萩康司が自ら設立したレーベルで制作した、波多野睦美の朗読と歌によるカステルヌオーヴォ=テデスコの名作「プラテーロとわたし」。
12月17日:フリードリヒ・グルダの1960年代シュトゥットガルトでのリサイタル・ライヴを中心とする7枚組から、ベートーヴェンとモーツァルトのソナタなど2枚。昨年のN響との共演が好評だったヘンゲルブロックとバルタザール=ノイマン合唱団による、シューベルトのスターバト・マーテルとシューマンのミサ曲。
12月18日:ヒストリカル特集。グルダのベートーヴェンのソナタほか。セル指揮クリーヴランド管のSACDによるシューマンの交響曲全集。
12月19日:先週に続くウェーバーの歌劇全曲録音で、ホフシュテッター指揮ギーセン・フィルハーモニー管ほかによる「オベロン」。グルダのひくベートーヴェンのソナタとドビュッシー2枚。
12月20日:グルダの79年のライヴで、バッハとモーツァルト、そして自作。日本に熱狂的ファンをもつポリャンスキー指揮ロシア国立響による、チャイコフスキーの「1812年」とショスタコーヴィチの交響曲第5番の日本ライヴ。トリフォノフがネゼ=セガン指揮フィラデルフィア管と録音したラフマニノフのピアノ協奏曲第1番と第3番ほか。

12月23日:堤剛と萩原麻未のデュオによる、ラフマニノフのチェロ・ソナタとベートーヴェンのチェロ・ソナタ第4番。佐渡裕指揮トーンキュンストラー管によるマーラーの交響曲第5番。
12月24日:来年のベートーヴェン生誕250年に向けてDGが新規録音した、リシエツキと指揮者なしのアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズによるピアノ協奏曲全集と、ネルソンス指揮ウィーン・フィルの交響曲全集から、2枚ずつ。
12月25日:ヒストリカルの放送音源のCD化を中心に。フランソワの1965年のパリ・ライヴで、初登場となるリストのピアノ・ソナタなど。早世したドイツの女性チェリスト、アニア・タウアーによる放送ライヴ集。ザンデルリング指揮フランス国立管のシューマンとブラームス。マルティノン指揮シカゴ響によるマーラー。
12月26日:ケント・ナガノ(指揮エーテボリ響がツィムバリュクを外題役に録音した、ムソルグスキーの歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」(1869年原典版)。ガッティ(指揮コンセルトヘボウ管とビストレムその他の歌で、シュトラウスの「サロメ」全曲。
12月27日:メジューエワのメンデルスゾーン作品集。ネルソンス指揮ウィーン・フィルのベートーヴェンの交響曲全集から、後半の3曲。ヤンソンス指揮バイエルン放響による「レニングラード」。渡辺玲子のヴァイオリン・ソナタ集「poetry」。

THE CLASSIC オンエア曲リスト

山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<11月放送分のおススメ>
 現代最高のアンサンブル、エベーヌ四重奏団が満を持して挑むベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲プロジェクト「ベートーヴェン・アラウンド・ザ・ワールド」。素晴らしさを予感させる第1弾、「ラズモフスキー第1番&第2番」(1日)。ホロヴィッツが1965年、12年ぶりに公開演奏に復帰する前後のリハーサルを集めた15枚組「ザ・グレイト・カムバック」は、その凄さを再認識させる貴重盤。音楽部分の13枚を7回にわけて放送(5、7、8、12、14、19、20日)。昨年が生誕200年だったグノー。その代表作「ファウスト」の、作曲家が最初に完成させた1859年版を復元した、ルセ指揮の見事な全曲盤(7日)。(山崎浩太郎)

10月28日:神奈川フィルのソロコンサートマスターとして高い人気を誇る石田泰尚がモーツァルトのソナタ10曲を演奏した2枚組「Mozart Live」。絶好調のノット指揮東京交響楽団の新作、ショスタコーヴィチの交響曲第5番。河村尚子のベートーヴェンのソナタ・シリーズ第2集は中期の名作から。
10月29日:来日公演も好評だったベルリン古楽アカデミーの新譜は、ヘンデルの合奏協奏曲作品6から第1番~第6番。来年のバイロイト音楽祭で「ニーベルングの指環」を指揮することが決まったインキネンが、ドイツ放送フィルを指揮する「ジークフリート」第3幕の短縮版。
10月30日:カラヤン指揮ウィーン・フィルのデッカ禄音のSACDで、モーツァルトとドヴォルジャークの交響曲、ワルツとレオンティン・プライスが歌うクリスマス・ソング集。近年の来日で評価が高まるスペインの名匠アチューカロが70年代に録音した「スペイン音楽名演集」。
10月31日: メゾソプラノのピッツォラート、テノールのターヴァーらが、女性指揮者ケリー=リン・ウィルソンの指揮で歌うロッシーニの歌劇「シジスモンド」。ネゼ=セガンのモーツァルト歌劇シリーズの新作は、フォークトやカルクが歌う「魔笛」。ビリャソンがパパゲーノを歌うのも注目。
11月1日:サロネンがエヴィアンで行われる音楽祭でシンフォニア・グランジュ・オ・ラックを指揮した、シュトラウスのメタモルフォーゼンとベートーヴェンの「英雄」。エベーヌ四重奏団の大プロジェクト「ベートーヴェン・アラウンド・ザ・ワールド」の第1弾となる、ラズモフスキーの第1番&第2番。好調のハーディング指揮スウェーデン放送交響楽団と合唱団によるブラームスのドイツ・レクイエム。

11月4日:尾高忠明が十八番のエルガー:交響曲第1番を大阪フィルと。ピアノ・コンクールを描いた恩田陸原作の映画「蜜蜂と遠雷」で、高島明石役の吹き替え演奏をした福間洸太朗と、風間塵役の藤田真央による2枚。
11月5日:フルート奏者パユの新作は、時代を超えて瞑想的な作品を集めた「ドリームタイム」。1965年に12年ぶりに公開演奏の場に復帰したホロヴィッツ。その直前のリハーサルなどを集めた15枚組「ザ・グレイト・カムバック」から、同年1月のリハーサル2つ。
11月6日:タワーレコード・オリジナル企画盤。SACDによるシュナイダーハン(ヴァイオリン)の協奏曲集。ベーム指揮ウィーン・フィルのブルックナーの交響曲第7番と第8番。
11月7日:ホロヴィッツの「ザ・グレイト・カムバック」から、1965年1月のセッション。グノーの傑作歌劇「ファウスト」の、1859年の初稿を再現した、ベルンハイムとジャンスの歌、クリストフ・ルセの指揮による全曲盤。大歌手レオ・ヌッチがレプシッチの指揮で歌うヴェルディの歌劇「二人のフォスカリ」。
11月8日:ホロヴィッツの「ザ・グレイト・カムバック」から、1965年4月のリハーサル。スペインの俊英指揮者エラス=カサドとマーラー・チェンバー・オーケストラによる、ファリャの「三角帽子」と「恋は魔術師」。ジョン・ネルソン指揮フィルハーモニア管によるベルリオーズのレクイエム。

11月11日:映画「蜜蜂と遠雷」で、マサル役の吹き替え演奏をした金子三勇士と、栄伝亜夜役の河村尚子による2枚。
11月12日:ホロヴィッツの「ザ・グレイト・カムバック」から、1965年4月のリハーサル2枚。タメスティ(ヴィオラ)と鈴木優人(チェンバロ)によるバッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集。実力派のデンマーク弦楽四重奏団による、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番など。コパチンスカヤならではの選曲による「TIME & ETERNITY(つかの間と、永遠と)」。大矢素子のオンド・マルトノ作品集。
11月13日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。クーベリック指揮ベルリン・フィルのシューマンの響曲全集、クレンペラー指揮のマーラーの「復活」と第4番他を、リマスタリングによるSACDの音で。
11月14日:ホロヴィッツの「ザ・グレイト・カムバック」から、1965年5月のヒストリック・リターン無編集版。マトヴェイェフ指揮クロアチア国立リエカ歌劇場による、グノーの歌劇「ファウスト」の慣用版(バレエ音楽なし)。
11月15日:各地の来日公演も好評だったホリガーが、バーゼル室内管を指揮したシューベルトの「グレート」。ミッシャ・マイスキー(チェロ)の新譜は「祈り~20世紀のメロディ」。ヤンソンス指揮によるリームのレクイエム・シュトローフェン。

11月18日:平野啓一郎の小説「マチネの終わりに」でギター演奏を助言した福田進一によるイメージ・アルバムの続編、「マチネの終わりに and more」。菅野祐悟の新作、交響曲第2番を藤岡幸夫指揮関西フィルの演奏で。ピアニストの加藤洋之のリストや新ウィーン楽派の作品も含めた2枚組アルバム「時間から空間へ~ワーグナーへのオマージュ~」。
11月19日:バッハの「コーヒー・カンタータ」をメインに、オスマン帝国から西欧へのコーヒーの波及をテーマとする、アンサンブル・マスクのアルバム「コーヒーの来た道」。ホロヴィッツの「ザ・グレイト・カムバック」から、1965年11月、ニューヨーク大停電で中断する「ブラックアウト・コンサート」と、66年4月のリハーサル。
11月20日:ホロヴィッツの「ザ・グレイト・カムバック」から、1966年4月のカーネギー・ホール・コンサート(無編集版)。今年3月に91歳で亡くなったミヒャエル・ギーレンが、1971年に指揮したマーラーの「悲劇的」。フルトヴェングラーとウィーン・フィルが、1943年に中立国スウェーデンで演奏したシューベルト演奏会。
11月21日:イタリアの出版社ソンゾーニョが開催したオペラ・コンクールで、1888年に優勝したマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」と、1883年に落選したプッチーニの「妖精ヴィッリ」。そしてそのプッチーニの才能を見出したボーイトの台本に、友人でヴェルディの「オテロ」の初演指揮者でもあるファッチョが作曲した「アムレート(ハムレット)」。
11月22日:来日公演が話題となったピアニスト、ボジャノフのアルバム「MORGEN」。ギーレンが2013年に指揮した、テンポの遅いマーラーの「悲劇的」。イギリスで近年活躍する指揮者、ジョン・ウィルソンによるコルンゴルトの交響曲と、コープランドの交響曲第3番。

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山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<10月放送分のおススメ>
 先月からの「ウィーン国立歌劇場創立150年記念BOX」は、オペラ9本を収めた豪華版。ウェルザー=メストの「トリスタンとイゾルデ」、ネルソンスの「エフゲニー・オネーギン」など(3、10、17、24日)。チェロのウィスペルウェイとピアノのジャコメッティの「シューベルト&ブラームス:デュオ作品全集」の完結編は、ヴァイオリン・ソナタも原調でひく。F.A.E.ソナタのスケルツォでのしめくくりもお見事(11日)。久々の来日公演も大好評だったイタリアのチェロ奏者&作曲家のソッリマ。「クランデスティン・ナイト・イン・ローマ」は、ハイドンのチェロ協奏曲や自作で聴衆を熱狂させるライヴ(15日)。

9月30日:ウィーンのトーンキュンストラー管のシェフとして、順調なリリースを続ける佐渡裕。新譜はRIAS室内合唱団などと共演したハイドンの大作「天地創造」。
10月1日:ミヒャエル・ザンデルリンクとドレスデン・フィルによるアルバム「運命&革命」は、ベートーヴェンとショスタコーヴィチによる2つの交響曲第5番。ウィーン・フィルの若手メンバーが結成したウィーン・ニコライ弦楽四重奏団は、輝かしい伝統を引き継ぐ団体。かれらによるベートーヴェンの「ラズモフスキー」3曲。
10月2日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。名手ゲルト・ザイフェルトがカラヤン指揮 ベルリン・フィルとサンモリッツで録音したモーツァルトのホルン協奏曲集と、セル指揮クリーヴランド管によるワーグナーの管弦楽曲集2枚組をSACDの音で。新規マスタリングによるフィストゥラーリ指揮オランダ放送フィルの「白鳥の湖」全曲。
10月3日:タワーレコード・オリジナル企画盤のSACDによるシッパーズ指揮、コレッリが歌う「イル・トロヴァトーレ」全曲。22枚組「ウィーン国立歌劇場創立150年記念BOX」から、ウェルザー=メスト指揮の「トリスタンとイゾルデ」全曲。
10月4日:チェンバロのエスファハニによる.バッハのトッカータ集。オーボエのアルブレヒト・マイヤーのアルバム「楽園への憧れ」。来日公演も好評だった大野和士指揮バルセロナ響によるマーラーの交響曲第5番と、ショスタコーヴィチの交響曲第10番。

10月7日:セントラル愛知響の常任指揮者に就任した角田鋼亮による、ラフマニノフの交響曲第2番。前橋汀子が満を持して再録音した、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲。
10月8日:イーヴォ・ポゴレリチ久々の録音は、ベートーヴェンとラフマニノフのピアノ・ソナタ集。ピンク・フロイドの元メンバー、ロジャー・ウォーターズの語りによるストラヴィンスキーの「兵士の物語」。
10月9日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。アルゲリッチとロストロポーヴィチ指揮ワシントン・ナショナル響によるシューマンとショパンのピアノ協奏曲、セルとクリーヴランド管によるモーツァルトの交響曲集をSACDの音で。
10月10日:「ウィーン国立歌劇場創立150年記念BOX」から、ネルソンス指揮、ネトレプコとホロストフスキーが歌う「エフゲニ・オネーギン」。新規マスタリングのSACDによるレヴァイン指揮、スコットとクラウスが歌う「ラ・ボエーム」。
10月11日:ジョルダン指揮ウィーン響による、没後150年のベルリオーズの幻想交響曲と「レリオ」。ヴァイオリンのムターとジョン・ウィリアムズ指揮によるアルバム「アクロス・ザ・スターズ」。ウィスペルウェイ(チェロ)とジャコメッティ(ピアノ)によるシューベルト&ブラームスのデュオ作品全集の完結編。

10月14日:タワーレコードのオリジナル企画盤から、朝比奈隆指揮大阪フィルのシングルレイヤーSACD2枚組の1枚目、マーラーの「千人の交響曲」やシベリウスの交響曲第2番など、3時間20分を一気に。
10月15日:バロック・ヴァイオリンの名手ティボー・ノアリとレ・ザクサンによる「バッハと仲間たち」。トロンボーンのバウスフィールドによるラフマニノフ作品集。久々の来日公演が大好評だったチェロのソッリマによるライヴ盤「クランデスティン・ナイト・イン・ローマ」。
10月16日:ギターのディアス、ピアノのリヒテルが若きムーティ指揮のフィレンツェ五月祭管と演奏する協奏曲集。カラヤン指揮ウィーン・フィルのシングルレイヤーSACDによる、デッカ録音のハイドン、ベートーヴェン、ブラームスの交響曲集。
10月17日:「ウィーン国立歌劇場創立150年記念BOX」から、ティーレマン指揮の「ナクソス島のアリアドネ」と、ロペス=コボス指揮によるヴェルディの「仮面舞踏会」。
10月18日:絶好調のイブラギモヴァとティベルギアンのデュオによるブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集。サロネン指揮ウィーン・フィルの2018年ザルツブルクでのライヴで、バルトークの「中国の不思議な役人」。パーヴォ・ヤルヴィ指揮N響によるワーグナーの「ニーベルングの指環」管弦楽曲集。

10月21日:タワーレコードのオリジナル企画盤から、朝比奈隆指揮大阪フィルのシングルレイヤーSACD2枚組の2枚目、ショスタコーヴィチの交響曲やフルトヴェングラーの交響曲第2番など。
10月22日:ビシュコフ指揮チェコ・フィルの7枚組「ザ・チャイコフスキー・プロジェクト」から、4曲の交響曲など。
10月23日:カラヤン指揮ウィーン・フィルのシングルレイヤーSACDによる、デッカ録音のグリーグ、アダン、チャイコフスキーの三大バレエ抜粹など。
10月24日:ジュゼップ・ポンス指揮BBC響ほかによるグラナドスの歌劇「ゴイェスカス」全曲。「ウィーン国立歌劇場創立150年記念BOX」から、歴代の名歌手によるアリア集2枚組。ボストリッジが作曲家アデスと共演して再録音した「冬の旅」。
10月25日:メジューエワが再録音したベートーヴェンの「ワルトシュタイン」と「熱情」ソナタほか。ビシュコフ指揮チェコ・フィルの7枚組「ザ・チャイコフスキー・プロジェクト」から2曲の交響曲と、ゲルシュタイン独奏によるピアノ協奏曲集。

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山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。