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(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週月~金)5:00~11:00
一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。また、毎月第1&2水曜は「タワーレコード・オリジナル企画盤」と題して、レコード会社各社の埋もれた名盤をタワーレコードがオリジナル企画盤として復刻したディスクを紹介します。

<4月放送分のおススメ>
 ヒラリー・ハーン待望の新作は「パリ」。ショーソンの詩曲以外はよくあるフランス名曲集ではなく、プロコフィエフにラウタヴァーラと、ひとひねりした選曲で見事な演奏を聴かせる。共演はフランク指揮フランス放送フィル(2日)。ハルモニア・ムンディのベートーヴェン・シリーズ新作は、ファウスト、ケラス、メルニコフの強力トリオとカサド指揮による三重協奏曲ほか。ロックダウン後ひさびさの再会となったセッションでのエモーショナルな快演(6日)。ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデンによるシェーンベルクの「グレの歌」は、コロナ禍直前に実現できた大規模ライヴ(16日)。(山崎浩太郎)

3月29日:藤井亜紀が1843年製のプレイエルを用いて録音したショパンのエチュード集。大友直人指揮の群馬交響楽団が昨年3月に無観客でおこなった演奏会のライヴ録音で、荒井里桜独奏のシベリウスのヴァイオリン協奏曲とエルガーの交響曲第2番。
3月30日:ロト指揮のバーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団が2010年代前半に録音した5枚組「R.シュトラウス:交響詩全集」から3枚。アイスランドの鬼才ヴィキングル・オラフソンがラモー&ドビュッシーの作品にインスパイアされた新作を中心に演奏した「リフレクションズ」。
3月31日:アルトゥスが新たにマスタリングし、シングルレイヤーSACDで再発した「クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル ORF戦後ライヴ大集成」。
4月1日:高橋博子が新宿文化センターのオルガンで録音した、20世紀フランスの作曲家トゥルヌミールの「十字架上のキリストの7つの言葉による7つのコラール詩曲」。リンツの聖歌隊でボーイ・ソプラノとして活躍し、現在はカウンターテナーに転じたミュールバッハーを中心とするペルゴレージのスターバト・マーテルほか。
4月2日:ルノー・カピュソン、モロー、シャマユの名手3人によるサン=サーンスの室内楽作品集。ヒラリー・ハーンがフランク指揮フランス放送フィルと共演、ショーソン、プロコフィエフ、ラウタヴァーラの作品を演奏したアルバム「パリ」。

4月5日:辰巳美納子(チェンバロ)のひくゴルトベルク変奏曲。江藤俊哉がフォスターと1962年に九段会館で演奏したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集の初登場ライヴ録音。
4月6日:イザベル・ファウスト、ケラス、メルニコフの強力トリオがエラス=カサド指揮フライブルク・バロック・オーケストラと演奏したベートーヴェンの三重協奏曲。による番の3枚。トム・ベギンがベートーヴェン時代のフォルテピアノを用い、「ワルトシュタイン」の4楽章版の復元などを行なった2枚組「ベートーヴェンと彼のフレンチ・ピアノ」。
4月7日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ハイブリッドSACDによるノイマン(指揮) チェコ・フィルの「ノイマン 最後のマーラー」から交響曲第1~5番。
4月8日:クロアチアの国民的オペラ、ゴトヴァツの歌劇「いたずら者エロ」をレプシッチの指揮で。ソプラノのカルクが歌うマーラー歌曲集「思い出」。
4月9日:フルートの名手パユがベルリン・フィルの仲間たちと演奏したベートーヴェン作品集。ダウスゴー指揮シアトル響によるR.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラと
スクリャービン。ネゼ=セガン指揮フィラデルフィア管によるラフマニノフの交響曲第1番と交響的舞曲。

4月12日:エルデーディ弦楽四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲第15番。高橋悠治のピアノ・リサイタルと、青柳いづみこと共演したアルバム「物語」。
4月13日:フランスの俊英バンジャマン・アラールがチェンバロやオルガンを用いて、作曲年代順に構成するバッハの鍵盤のための作品全集の第4集「ヴェネツィア風~イタリア様式の協奏曲」の1枚目。バロック・ヴァイオリンのシャイエークによる、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲。アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコによる「ハイドン 2032 No.9 ~告別」。
4月14日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。クレンペラー指揮のSACDで、序曲集と「新世界より」など。ベームとウィーン・フィルによるシューベルトとブルックナーの交響曲集。
4月15日:ハルベックが少人数のアンサンブルを指揮したモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」。ヤーコプス指揮のベートーヴェンのミサ・ソレムニス。カマリーナ(ソプラノ)とエロー(ピアノ)のコンビによるショパンとシューベルトの歌曲集。
4月16日:ホーネック指揮ピッツバーグ響によるエネルギッシュなベートーヴェンの第9。ティーレマンがコロナ禍直前にシュターツカペレ・ドレスデンほかの大アンサンブルを指揮したシェーンベルクの「グレの歌」。

4月19日:成田寛(ヴィオラ)と上野真(フォルテピアノ)によるブラームスのヴィオラ・ソナタ集。期待の若手、太田弦が新日本フィルを指揮した「グレート」。
4月20日:ピリオド楽器のロンドン・ハイドン四重奏団によるハイドンの「エルデーディ四重奏曲集」。コルティとイル・ポモ・ドーロによるバッハのチェンバロ協奏曲集第2集。メジューエワによるバッハのインヴェンションとシンフォニア。
4月21日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ケーゲルの指揮を集めて、ライプツィヒ放送合唱団によるモーツァルトのミサ曲集。ライプツィヒ放響とのマーラーの交響曲集。オルフのトリオンフィ三部作。
4月22日:カンブルランとハンブルク交響楽団がコロナ禍中に自主制作したベリオ、モンサルバーチェ、ファリャの作品集。チェロの俊英ラ・マルカのアルバム「CELLO 360」。
4月23日:アンデルシェフスキ待望の新譜は、バッハの平均律クラヴィーア曲集第2巻抜粋。ドゥダメル指揮ロサンジェルス・フィルによる、ダイナミックなアイヴズの交響曲全集。ゲレーロ指揮ナッシュヴィル響によるアダムズの「父はチャールズ・アイヴズを知っていた」とハルモニーレーレ。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

<3月放送分のおススメ>
 ベルリン・フィルがハーディング、ネルソンス、ドゥダメル、ネゼ=セガン、キリル・ペトレンコ、ラトル、ハイティンク、アバドという8人の名指揮者と2011年から20年にかけて演奏した、マーラーの交響曲全集。ペトレンコの第6番の凄演など、それぞれの個性が発揮されたセット(2・4・5日)。ウィーン・フィルの新譜を2点。ハイティンク引退演奏のブルックナーの交響曲第7番と、無観客で開催されたムーティの「ニューイヤー・コンサート2021」(19日)。現代を代表する室内楽団、フォーレ四重奏団が結成25周年を記念して再録音した、フォーレのピアノ四重奏曲2曲の濃密な名演と歌曲編曲(23日)。(山崎浩太郎)

3月1日:小倉貴久子が1845年製のシュトライヒャーのフォルテピアノでひく「ハンマークラヴィーア」など、ベートーヴェン後期のピアノ・ソナタ集。東京藝大学長の要職をつとめる澤和樹が、コロナ禍に演奏した日本の名曲を集めた「ヴァイオリンでうたう日本のこころ」。
3月2日:ベルリン・フィルが2010年代に8人の指揮者と演奏したマーラーの交響曲全集から、ハーディング、ネルソンス、ドゥダメル、ネゼ=セガンによる第1~4番。
3月3日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。昨年が生誕100年にあたっていたノイマンがチェコ・フィルと晩年に録音した3枚組「ノイマン 最後のドヴォルザーク」と、ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる歌劇「ナクソス島のアリアドネ」を、最新リマスタリングのSACDで。
3月4日:ベルリン・フィルのマーラーの交響曲全集から、ドゥダメル、ペトレンコ、ラトルによる第5~7番。ヤノフスキ指揮でアメリカ出身のスター歌手が歌うプッチーニの歌劇「外套」全曲。
3月5日:才人ロマニウクがピアノ、フォルテピアノ、チェンバロ、電子ピアノをひきわけるアルバム「鐘」。ベルリン・フィルのマーラーの交響曲全集から、ラトル、ハイティンク、アバドによる第8~10番。名手ペーター・ブルンズによる、ベートーヴェンのチェロのための作品集第2巻。

3月8日:高橋アキの「プレイズ・エリック・サティ4」。一昨年開場したばかりの高崎芸術劇場の音楽ホールでの録音から、アルディッティ弦楽四重奏団による現代作品集と、新人ヴァイオリニスト荒井里桜の「IN CONCERT」。
3月9日:ペーター・ブルンズによる、ベートーヴェンのチェロのための作品集「モースト・コンプリート!」から完結編の第3巻。ヤノフスキ指揮ケルンWDR響によるベートーヴェンの交響曲全集から第1~4番。アーノンクールとヨーロッパ室内管弦楽団が1988年に演奏した初登場ライヴのシューベルトの交響曲全集から、第1~5番。
3月10日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ノイマン指揮ゲヴァントハウス管の「わが祖国」、マルティノン指揮パリ管によるラヴェルの管弦楽曲全集4枚組を、新マスタリングのSACDの音で。
3月11日:藤原歌劇団で活躍するバリトン上江隼人のアルバム「ヴェルディアーノ」。ドイツのバート・ヴィルトバートのロッシーニ音楽祭でのライヴで、「マティルデ・ディ・シャブラン」全曲。
3月12日:ピアノのロバート・レヴィンがベルリン・フィルのコンサートマスター、ベンディックス=バルグリーなどと録音したシューベルトのピアノ三重奏曲全集。ヤノフスキ指揮ケルンWDR響によるベートーヴェンの交響曲全集から第7~9番。ウォード指揮ケルン・ギュルツェニヒ管によるハンス・ロットの交響曲第1番ほか。

3月15日:タワーレコードのシングルレイヤーSACDで、ベートーヴェンやブルックナーの交響曲などCD3枚分をまとめた「朝比奈隆/新日本フィル1970年代ライヴ集成」。チェロの横坂源によるシューマンとメンデルスゾーンの作品集。
3月16日:ティルソン・トーマスがシカゴ響やコンセルトヘボウ管、サンフランシスコ交響を指揮して1981~99年に録音したアイヴズの交響曲全集。
3月17日:ALTUSがシューリヒトとウィーン・フィルの録音をリマスタリングした「ORF戦後ライヴ集成」4枚組。
3月18日:メジューエワ2回目のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から、第1~3番。スイスのルッツ指揮バッハ財団合唱団&管弦楽団によるバッハのクリスマス・オラトリオとベートーヴェンの交響曲第9番。
3月19日:メジューエワがスタインウェイのヴィンテージ・ピアノを用いた2回目のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から、初期のソナタ8曲。ウィーン・フィルの新譜で、ハイティンク引退演奏のブルックナーの交響曲第7番、無観客で行なわれたムーティ指揮の「ニューイヤー・コンサート2021」。

3月22日:上野真がファツィオリのピアノでひくショパンの練習曲集。N響の首席奏者として活躍した木越洋によるバッハの無伴奏チェロ組曲全曲。
3月23日:メジューエワの2回目のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から7曲。ラトル指揮ロンドン交響楽団ほかによるベートーヴェンの「オリーブ山上のキリスト」。ヴァンスカ指揮ミネソタ管によるマーラーの交響曲第10番(クック版)。フォーレ四重奏団が結成25周年を記念して再録音したフォーレのピアノ四重奏曲集。
3月24日:ヨハンナ・マルツィによるモーツァルトとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。ミュンシュとマルティノンがフランス国立放送管弦楽団を指揮したブラームスの交響曲第1&4番ライヴ。シングルレイヤーSACDで再発された、「ワルター/ウィーン・フィル1960年告別演奏会」。
3月25日:メジューエワ2回目のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から第19~27番。フルトヴェングラーが1954年にザルツブルク音楽祭で指揮した「魔弾の射手」のステレオ録音盤。
3月26日:メジューエワのベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から第28~32番。ネルソンス指揮ゲヴァントハウス管によるブルックナーの交響曲第2&8番。ツァイーデ四重奏団ほかによる、ベートーヴェンのクロイツェル・ソナタの弦楽五重奏版。

THE CLASSIC オンエア曲リスト


山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

<2月放送分のおススメ>
 今月は、近年発売が増えている全集物をいくつか。コンセルトヘボウ管弦楽団のベートーヴェンの交響曲全集は、バーンスタイン、アーノンクール、クライバー、ドラティなど豪華な顔ぶれが1曲ずつ指揮した1978~2010年のライヴ(2・4・5日)。77才のバレンボイムがコロナ禍のベルリンでセッション録音したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集は、映像を含めると5回目となるもの。15才のデビュー録音もあわせて(9・11・12・16~19日)。ハンガリーの名手ミクローシュ・ペレーニが、71才で満を持して再録音したバッハの無伴奏チェロ組曲全曲は、期待にたがわぬ、高い音楽性と深い味わいに満ちた演奏(19日)。

2月1日:小林道夫と桐山建志のピリオド楽器デュオが2014年と15年にライヴ録音した「モーツァルト:クラヴィーアとヴァイオリンのための作品全集」8枚組の1枚目と2枚目。2月の毎週月曜に2枚ずつお送りします。紀尾井ホール開館25周年を記念して発売された、ライナー・ホーネックと紀尾井ホール室内管弦楽団によるベートーヴェンの交響曲第7番ほか。「ハンマークラヴィーア」など、河村尚子がひくベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。
2月2日:コンセルトヘボウ管弦楽団が9人の指揮者のライヴ録音を集めたベートーヴェンの交響曲全集から、ジンマン、バーンスタイン、アーノンクール、ブロムシュテットによる第1~4番。ファジル・サイとカザル四重奏団による、サイの自作とシューマンのピアノ五重奏曲。
2月3日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。リヒテルとコンドラシン指揮ロンドン交響楽団によるリストのピアノ協奏曲第1&2番。ケンペ指揮シュターツカペレ・ベルリンによる「ラインの黄金」(ハイライト)、スウィトナー指揮のマーラーの交響曲第2番「復活」と第5番などを、最新リマスタリングのSACDで。
2月4日:ビアンコーニがひくドビュッシーの12の練習曲ほか。コンセルトヘボウ管弦楽団と9人の指揮者のベートーヴェンの交響曲全集から、ヤンソンスとノリントンによる第5&6番。ラトル指揮ロンドン交響楽団、ルーシー・クロウとジェラルド・フィンリーなどが歌うヤナーチェクの歌劇「利口な女狐の物語」。
2月5日:コンセルトヘボウ管弦楽団と9人の指揮者のベートーヴェンの交響曲全集から、クライバー、ヘレヴェッヘ、ドラティによる第7~9番。マリス・ヤンソンスとバイエルン放交響による「マリス・ヤンソンス、ラスト・コンサート」。

2月8日:バリトンの宮本益光などが生き生きとした歌を聴かせるモーツァルト・シンガーズ・ジャパンの新作は、神童モーツァルトの「バスティアンとバスティエンヌ」ほか。実力派ピアニスト、岡田博美のブラームスと
シューマン。
2月9日:77歳のバレンボイムがコロナ禍のベルリンで録音した「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集、ディアベッリ変奏曲」から、第1~6番。アーノンクールとヨーロッパ室内管弦楽団が1988年に演奏した初登場ライヴのシューベルトの交響曲全集から、第1~5番。
2月10日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ノイマン指揮チェコ・フィルのシューベルトとベートーヴェン、スメタナ四重奏団の名盤「ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集」を、新マスタリングのSACDの音で。
2月11日:バレンボイムのベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から第11~13番。アーノンクールとヨーロッパ室内管のシューベルトの交響曲全集から、第6&7番。
2月12日:バレンボイムとアーノンクールそれぞれのセットの続きと、パーヴォ・ヤルヴィ指揮チューリヒ・トーンハレ管によるチャイコフスキーの交響曲第5番。ヨーヨー・マとキャサリン・ストットによる「ソングス・オブ・コンフォート・アンド・ホープ」。

2月15日:ウェールズ弦楽四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲シリーズの新作、第5&15番。サントリーホール館長としても活躍するチェロの堤剛が邦人作品をたっぷり録音した2枚組アルバム「肖像」。
2月16日:バレンボイムのベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から第20~27番。ショパン作品集。チェロのフィオラ・デ・ホーフを中心に、ピリオド楽器で演奏したメンデルスゾーン作品集。アムステルダム・シンフォニエッタによる弦楽合奏のディスク2枚。
2月17日:バレンボイム15才のデビュー録音の、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。フルトヴェングラーが1954年にザルツブルク音楽祭で指揮した「ドン・ジョヴァンニ」。
2月18日:バレンボイムのベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から第28~32番。テ・カナワ、グルベローヴァ、バトル、ペーター・ホフマンなど強力なキャストで1978年に録音されながら、今回が初CD化となるロンバール指揮の「魔笛」。
2月19日:バレンボイムがベートーヴェンのソナタ録音と同時期にライヴ録音したディアベッリ変奏曲。作曲家トマス・アデスがブリテン・シンフォニアを指揮した、ベートーヴェンの交響曲3曲とバリー作品集。名手ペレーニが満を持して録音した、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全曲。

2月22日:日本指揮者界の最長老、外山雄三が大阪交響楽団を指揮したベートーヴェンの交響曲全集から4曲。宮田大(チェロ)と大萩康司(ギター)のデュオによるアルバム「Travelogue」。
2月23日:外山雄三が大阪交響楽団を指揮したベートーヴェンの交響曲全集から5曲。ピアニストのイゴール・レヴィットがコロナ禍のベルリンで録音した2枚組アルバム「エンカウンター」。
2月24日:昨年が生誕90年にあたっていた武満徹。1990年代に東京都交響楽団が若杉弘、沼尻竜典、外山雄三の指揮でセッション録音したオーケストラ作品集5枚組など。
2月25日:フランスの俊英ピション指揮のピグマリオンが歌うバッハ他のモテット集。ギルランダ指揮ヴォックス・オーケストラほかによるヘンデルの「アレクサンダーの饗宴」。ヘンデルとバッハの音楽を混ぜ合わせたパスティッチョ「ヘラクレス」を、ハレ・ヘンデル音楽祭での演奏で。
2月26日:ベテランのダルベルトによるラヴェルのピアノ作品集。レプシッチ指揮ミュンヘン放送管によるヴァスクスの作品集。ワシリー・ペトレンコ指揮オスロ・フィルによるプロコフィエフとミャスコフスキーの交響曲。ザ・カネー=メイソンズによるアルバム「動物の謝肉祭」。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。