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(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週火~土)0:00~6:00
一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。また、2018年1月からは、毎月第1&2水曜は「タワーレコード・オリジナル企画盤」と題して、レコード会社各社の埋もれた名盤をタワーレコードがオリジナル企画盤として復刻したディスクを紹介します。

<3月放送分のおススメ>
 昨年の来日公演も絶賛されたロト&レ・シエクル。新作は昨年没後100年のドビュッシー作品集(2月26日)と、今年没後150年のベルリオーズの「イタリアのハロルド」ほか(3月29日)。今回も新鮮な響きを披露。昨年大晦日に放送して好評をいただいた、ウィーン・フィル自主製作盤シリーズから、プレートル指揮によるワーグナーの「タンホイザー」序曲と幻想交響曲、マゼール指揮の「悲愴」交響曲と自作「ヴァイオリンと管弦楽のための音楽」ほかを一挙放送(8日)。現代に遺る貴重な音源を再生、鮮度の高い響きで甦る「フルトヴェングラー 帝国放送局アーカイヴ1939-45」22枚組(19・20・26・27日)。(山崎浩太郎)

2月25日:ディエゴ・マテウスと小澤征爾がサイトウ・キネン・オーケストラを指揮して、昨年12月にサントリーホールで華やかに行なわれた「ドイツ・グラモフォン創立120周年 SPECIAL GALA CONCERT」のライヴ盤。カザルスを名付け親にもつルイス・クラレットが岡田将のピアノで演奏した、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集。
2月26日:ロト&レ・シエクルの新作は、昨年の来日公演でも話題となった「遊戯」を含む、ドビュッシー作品集。ツェートマイアー指揮ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムによる、ブルックナーの交響曲第3番。8枚組「アルド・チッコリーニの芸術」から、グリーグの抒情小曲集全曲。
2月27日:クーベリック指揮パリ音楽院管弦楽団の1960年ステレオ・ライヴで、ハスキルと共演したショパンのピアノ協奏曲第2番など。フィストゥラーリ指揮ロンドン響によるモノラル時代の名盤、「白鳥の湖」(短縮版)。
2月28日:ローレンス・フォスター指揮ハノーファー北ドイツ放送フィル、エイキンやクールマンの歌による「こうもり」全曲。チッコリーニのひくショパンの夜想曲集21曲。
3月1日:ヴァンスカ指揮ミネソタ管弦楽団によるマーラーの交響曲シリーズから、第2番「復活」。ヴァイオリンのフシュヌレを中心とするフランスの俊英奏者による、ブラームスの弦楽五重奏曲と弦楽六重奏曲集。

3月4日:日本コロムビアが満を持して開始した、若手紹介の新シリーズ、オーパス・ワン。ヴァイオリンの石上真由子、チェロの笹沼樹など、5名のアルバムを一挙紹介。
3月5日:イタリアの俊英指揮者として活躍中のマリオッティが、ボローニャ・テアトロ・コムナーレ管を指揮した、ロッシーニの序曲集。東京・春・音楽祭への登場で期待を集めるピアニスト、イゴール・レヴィットの2枚組「ライフ」。
3月6日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる名盤「R.シュトラウス: 管弦楽作品全集」SACD9枚組から4枚。神保町の老舗、レコード社が創業88周年を記念して制作した「ヴィリー・ブルメスター全録音集」。
3月7日:バート・ヴィルトハバートのロッシーニ音楽祭のライヴで、歌劇「マオメット2世」全曲。再評価が進むドイツの作曲家、ヘルツォーゲンベルク(1843~1900)の劇的カンタータ「コロンブス」。
3月8日:ウィーン・フィル特集。ティーレマン指揮による「ニューイヤー・コンサート2019」。ウィーン・フィルの自主制作レーベルから、プレートルとマゼールが指揮した盤。ピアノのメジューエワの「春に寄す ~ グリーグ作品集」。

3月11日:ダニエル・ロイス指揮カペラ・アムステルダムと18世紀オーケストラによるブラームスのドイツ・レクイエム。クァルテット・エクセルシオのベートーヴェンの弦楽四重奏曲シリーズから、第11番と第15番。中島彩也香と花岡千春による「タイユフェール:2台のピアノのための作品集」。
3月12日:イザベル・ファウストとメルニコフによる新シリーズ、「モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集 vol.1」。ヴァイオリンのムターによる2枚組「ペンデレツキへのオマージュ」。
3月13日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。先週に続いて、ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる名盤「R.シュトラウス: 管弦楽作品全集」SACD9枚組から4枚。
3月14日:テノールのボストリッジがパッパーノのピアノ伴奏で歌う、第1次世界大戦休戦100年に霊感を得たアルバム「レクイエム ~ 戦争の悲哀」。ローラン・ピヨ指揮のヨーロピアン・オペラ・センターの若い歌手たちよる、モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」全曲。
3月15日:エッティンガー指揮シュトゥットガルト・フィルによるモーツァルトの交響曲第25番と第40番。2月の来日公演も絶賛されたムーティ指揮シカゴ交響楽団による「イタリアン・マスターワークス」。ポリーニによるショパンのピアノ・ソナタ第3番の再録音ほか。マンゼ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルによるヴォーン・ウィリアムズの「海の交響曲」と「あげひばり」。

3月18日:1957年に初来日したベルリン・フィルのライヴで、カラヤン指揮のベートーヴェンの交響曲第5番や「未完成」など。ピアニストの青柳いづみこが高橋悠治や盛田麻央(ソプラノ)と共演した、「ドビュッシーとパリの詩人たち」。
3月19日:フルトヴェングラーとベルリン・フィルの第2次世界大戦中の録音を集大成し、SACDで最良の再生音を追求した22枚組「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939-45」から、1939年と42年の5枚。
3月20日:22枚組「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939-45」から、1942年と43年の6枚。
3月21日:テノール父子鷹、2人のプレガルディエンの新譜。まず父クリストフがカツァリス(ピアノ)と共演、歌曲とそのピアノ用編曲を集めた「ロマン派の歌曲とピアノ編曲集」。続いて息子ユリアンが室内オーケストラをバックに歌う、ツェンダーの『シューベルトの「冬の旅」再創造』。ガーディナー指揮、ザナージ(バリトン)とリシャルドー(メゾソプラノ)ほかによるモンテヴェルディの歌劇「ウリッセの帰還」全曲。
3月22日:初演当時の響きを再現するハーゼルベック指揮ウィーン・アカデミー管の「リザウンド・ベートーヴェン」の第7集。ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの、アーノンクール没後の最初の録音となるゴットフリート指揮のシューベルトの「未完成」補筆完成版。ラ・フォル・ジュルネでも活躍したトリオ・レ・ゼスプリのシューベルトのピアノ三重奏曲集ほか。

3月25日:本名徹次指揮ベトナム国立交響楽団による、昨年の来日公演から「新世界より」とベトナムの作品。小菅優(ピアノ)の新シリーズは、四大元素がテーマ。第1弾は水にちなむ作品をあつめて。久石譲率いるナガノ・チェンバー・オーケストラの「第9」。ミュージックバードで放送されたトッパンホール・ライヴから、岡田博美のゴルトベルク変奏曲。
3月26日:先週に続き、フルトヴェングラーとベルリン・フィルの22枚組「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939-45」の3回目。1943年の5枚。
3月27日:22枚組「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939-45」から、1944年と45年の6枚。
3月28日:往年の人気ドラマ『奥様は魔女』をあしらったジャケットも楽しい、エルヴェ・ニケ(指揮)ル・コンセール・スピリチュエルの「オペラによるオペラ~姫と王子と魔の女王」。リオネル・ムニエ指揮ヴォクス・ルミニスによるパーセルの音楽劇「アーサー王」。
3月29日:ハルモニア・ムンディのドビュッシー新録音シリーズから、ロジェ・ムラロ(ピアノ)のひく12の練習曲と、トッパンホールで昨年世界初演された、ムラロ構成によるメシアンの「エローに棲まうムシクイたち」。ロト(指揮)レ・シエクル、タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)とドゥグー(バリトン)による、ベルリオーズの「イタリアのハロルド」と「夏の夜」。来日公演も人気だったスペインの老匠、アチュカロのひくショパンの24の前奏曲ほか。

THE CLASSIC オンエア曲リスト



山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

<2月放送分のおススメ>
 ミュンヘン・フィルの創立125周年を記念するボックスは、クナッパーツブッシュにはじまってヴァント、チェリビダッケ、ティーレマン、ゲルギエフなどが次々と登場する、豪華なライヴ録音集16枚組(1月29~2月9日)。ユジャ・ワン3年ぶりのアルバムは、昨年ライヴの「ベルリン・リサイタル」。ラフマニノフ、スクリャービン、リゲティ、プロコフィエフと、ロシアものを中心に高い技巧を披露する作品集(15日)。昨年が生誕100年だったバーンスタイン。ニューヨーク・フィルとの「春の祭典」、ウィーン・フィルとの「ばらの騎士」などCBS時代の名盤を、最新のリマスタリングによるSACDで(20&21日)。

1月28日:昨年から大フィルの音楽監督となり、着実に成果を上げている尾高忠明。その就任披露公演のブルックナーの交響曲第8番ライヴ。オペラにコンサートに大活躍のソプラノ歌手、幸田浩子のアルバム「「ARIA」は、職人ワイケルトの指揮もききもの。
1月29日:ヤーコプスがベルギーのピリオド団体、ビー・ロック・オーケストラとシューベルトの交響曲全集に着手。第1弾は第1番と第6番。昨年創立125周年を迎えたミュンヘン・フィル。その記念ボックス17枚組から、チェリビダッケ指揮のプロコフィエフ。
1月30日:ミュンヘン・フィル創立125周年記念ボックスから、ヨッフム、クナッパーツブッシュ、リーガー指揮の5枚。
1月31日:ミュンヘン・フィル創立125周年記念ボックスから、ヴァント、シュタイン、マゼール、メータ指揮の6枚。
2月1日:ミュンヘン・フィル創立125周年記念ボックスから、レヴァイン、ティーレマン、ゲルギエフ、メータ指揮の5枚。

2月4日:佐渡裕指揮トーンキュンストラー管の新譜は、バーンスタインの交響曲第3番「カディッシュ」とセレナード。後者のヴァイオリン・ソロは庄司沙矢香。宮本益光など、日本のオペラ歌手が結成したモーツァルト・シンガーズ・ジャパン。デビュー盤は、ピアノ伴奏による「コジ・ファン・トゥッテ」全曲。
2月5日:指揮者としても大活躍のクリストフ・ルセ。チェンバロをひいたルイ・クープラン作品集。熱狂的ファンをもつネマニャ・ラドゥロヴィチの新作は、ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲など「バイカ~黒海の物語」。イブラギモヴァが第一ヴァイオリンのキアロスクーロ四重奏団の「死と乙女」。
2月6日:タワーレコード・オリジナル企画盤。グルベローヴァとポップの歌うモーツァルトのコンサート・アリア集。SACDによるコンセルトヘボウ管の2種、ヨッフム指揮のブルックナーの交響曲第5番とバーンスタイン指揮のミサ・ソレムニス。
2月7日:ルイージ指揮フィレンツェ五月祭、シメオーニとアルベーロの歌う「ファヴォリータ」(フランス語版)。昨年日本初演されたマスネのヴェリズモ風歌劇「ナヴァラの娘」を、クルザクとアラーニャの夫婦コンビの主役で。
2月8日:チョ・ソンジンとネゼ=セガン指揮ヨーロッパ室内管によるモーツァルトのピアノ協奏曲第20番とソナタ集。ドゥダメル指揮ロサンジェルス・フィルの「くるみ割り人形」全曲。オラモ指揮ウィーン・フィルによる、デンマークの作曲家ランゴーの交響曲集。

2月11日:武久源造がチェンバロで第1集、フォルテピアノで第2集をひくバッハの「適正律クラヴィーア曲集第13番~第18番」。ヘンデル作品の上演を意欲的に行なう、三澤寿喜率いるヘンデル・フェスティバル・ジャパン。その「メサイア」全曲。
2月12日:ブラビンズ指揮BBC交響楽団によるヴォーン・ウィリアムズの海の交響曲。メジューエワのひくバッハの平均律クラヴィーア曲集第2巻。
2月13日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。マリナー指揮のグノーの交響曲集。ザンデルリンク指揮ベルリン響によるマーラーの後期交響曲集は、新リマスタリングによるSACDの音で。
2月14日:フランスの俊英ピリオド・アンサンブル、ショーヴァン指揮ル・コンセール・ド・ラ・ローグによるハイドンの交響曲第82番「熊」ほか。1955年にベオグラードでステレオ録音された、ダノン指揮の「エフゲニー・オネーギン」。
2月15日:ユジャ・ワン(ピアノ)待望の新譜は「ベルリン・リサイタル」。パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルによるブラームスの交響曲第3番と第4番。ホーネック指揮ピッツバーグ響による、パワフルな「エロイカ」。

2月18日:1959年に初めてフル編成で来日したウィーン・フィルのライヴで、カラヤン指揮のモーツァルトやブラームス、ボスコフスキー指揮のワルツ集。
2月19日:バルトリ(メゾソプラノ)の新作は、スピノージ指揮アンサンブル・マテウスとの「優しき女よ~ヴィヴァルディ:オペラ・アリア集」。アントニーニ指揮バーゼル室内管による、アグレッシヴなベートーヴェンの第9。高齢をものともしないスレンチェンスカ(ピアノ)のサントリーホール・ライヴ。
2月20日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルの「春の祭典」と「展覧会の絵」、ショスタコーヴィチの交響曲第5番のSACD。
2月21日:ビオンディ指揮のエウローパ・ガランテ、ナージャ・ミヒャエルなどの歌で゛ヴェルディの歌劇「マクベス」の珍しい1847年フィレンツェ初演版。バーンスタイン指揮ウィーン・フィル、ルートヴィヒやベリーの歌う「ばらの騎士」をSACDの音で。
2月22日:スペインの俊英・ペリアネス(ピアノ)のひくドビュッシーの前奏曲集第1巻と版画。ネゼ=セガン指揮ロンドン・フィルによるプーランク作品集。ノセダ指揮ロンドン響によるショスタコーヴィチの交響曲第8番。

THE CLASSIC オンエア曲リスト


山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

<1月放送分のおススメ>
 ベルリン・フィル自主制作シリーズの新作から、内田光子がラトルの指揮で2010年に集中的に演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲全集と、2018年のラトルのシェフ退任記念演奏時と1987年デビュー時の2つのマーラーの「悲劇的」(22&25日)。自らも大ピアニストだった作曲家ラフマニノフ。交響的舞曲をピアノで演奏した新発見音源を中心に、同時代の演奏を集めた3枚組「ラフマニノフ、交響的舞曲を弾く」(23日)。小澤征爾と水戸室内管弦楽団のベートーヴェンの交響曲シリーズに、いよいよ第9番「合唱」が登場。白熱のライヴで話題となった後半2楽章に、セッション録音の前半2楽章を合わせたもの(25日)。

12月31日:大晦日のこの日は特別篇で、ウィーン・フィルの自主制作盤シリーズを取りあげます。ブルックナーの交響曲から、ティーレマン指揮で第5番、ヤンソンス指揮で第6番、ブロムシュテット指揮で第7番。そしてムーティ指揮のプロコフィエフの「イワン雷帝」。いずれもザルツブルク音楽祭でのライヴ録音。

1月7日:1980年と83年の「朝比奈隆 東京カテドラル・ライヴ」から、ブルックナーの交響曲4、7、8番とミサ曲第3番の豊かな残響を最新リマスタリングのSACDの音で。
1月8日:ピリオド楽器のロンドン・ハイドン四重奏団によるハイドンの弦楽四重奏曲集シリーズの新作、op.64の6曲。バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)が俊英ロウヴァリ指揮エーテボリ響と録音したバーンスタイン、コルンゴルトなど「アメリカのヴァイオリン協奏曲集」。
1月9日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。SACDで発売された、アンチェル指揮チェコ・フィルのヤナーチェク、メータ指揮ロス・フィルの「ツァラトゥストラはかく語りき」と「春の祭典」、アバド指揮、ベルガンサとドミンゴによる「カルメン」全曲。
1月10日:フィッシャー=ディースカウ最後の弟子でその後継者と目されるアップル(バリトン)の歌曲集「魂の故郷」。アレッサンドリーニとコンチェルト・イタリアーノのヘンデルほかの「ローマへの旅」。チャンガロヴィチが主役を歌う1955年の「ボリス・ゴドゥノフ」。
1月11日:ストコフスキー指揮読響のベートーヴェンの交響曲第7番。トリフォノフとネゼ=セガン指揮フィラデルフィア管によるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と第4番。クルレンツィス指揮ムジカエテルナのマーラーの交響曲第6番。カルミニョーラがついに録音した、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲。
 
1月14日:チェンバロの西山まりえによるバルバトルのクラヴサン曲集第1巻。佐渡裕指揮トーンキュンストラー管による、熱いトゥーランガリラ交響曲。都響の首席で現代日本を代表するトランペット奏者、高橋敦の「トランペット・シング!」。
1月15日:19世紀初頭、ウィーンで大人気を博した作曲家ケルビーニ。その模様を再現した「ケルビーニ・イン・ウィーン」。1993年にベルギーで結成された室内アンサンブル、オクサリスの25周年記念ボックスから3枚。
1月16日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。アンチェル指揮チェコ・フィルの「展覧会の絵」、マーラーの「巨人」と交響曲第9番などを、新マスタリングのハイブリッドSACDの音で。
1月17日:ビルギット・ニルソンのライヴ録音ボックスから、1967年にウィーン国立歌劇場で上演された、ベーム指揮の「トリスタンとイゾルデ」。
1月18日:日本でも人気の高いエル=バシャ(ピアノ)によるバッハの組曲集。高い実力を誇るデンマーク弦楽四重奏団による、ECMでのバッハとベートーヴェンのシリーズ第1弾。ヤンソンス指揮バイエルン放響による「春の祭典」と「火の鳥」組曲。

1月21日:飯森範親指揮日本センチュリー響のハイドン交響曲シリーズの新作を、SACDの音で。久石譲がミニマル・ミュージックを指揮する「ミュージック・フューチャーIII」。期待の新人、岡田奏(ピアノ)の「Souvenirs」。
1月22日:ベルリン・フィルの自主制作レーベルの新作、内田光子とラトル指揮によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集から第1番と第2番。ラトルのベルリン・フィル・デビューとなった、1987年のマーラーの「悲劇的」。「白鳥の湖」全曲の珍しい初稿を、ユロフスキ指揮ロシア国立アカデミー響の演奏するSACDの音で。
1月23日:高橋アキ(ピアノ)が再録音した「プレイズ・ハイパー・ビートルズⅡ」。チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルによるラヴェル作品集。ラフマニノフの新発見の自作自演など、同時代の貴重な演奏を集めた3枚組「ラフマニノフ、交響的舞曲を弾く」。
1月24日:渋い歌声で惹きつけるヨエル・フレデリクセンの「16~17世紀のスペイン、ラテン・アメリカのクリスマス音楽集」。ニルソンのライヴ録音ボックスから、1976年サヴァリッシュ指揮バイエルン国立歌劇場の「影のない女」全曲。
1月25日:内田光子とラトル指揮ベルリン・フィルによるベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番~第5番。小澤征爾の最新録音、水戸室内管弦楽団ほかとのベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」。ラトルのベルリン・フィルのシェフとしてのお別れ演奏、昨年のマーラーの「悲劇的」ライヴ。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

【特別編】発表!2018年度第56回「レコード・アカデミー賞」
1月1日(火)~4日(金)18:00~24:00
再放送=1月9日(水)~12日(土)0:00~6:00

<クルレンツィスの勢いが止まらない!祝2年連続大賞受賞>
 毎年恒例の音楽之友社選定「レコード・アカデミー賞」の特集。今年は新年1月1日からの一週間でお届けします。大賞に輝いたのは、クルレンツィス指揮ムジカエテルナとの新作、マーラーの「悲劇的」。クルレンツィスは2年連続の受賞となります。大賞銀賞は、ファウスト(Vn)タメスティ(Vla)ケラス(Vc)他によるドビュッシー「最後の3つのソナタ」。そのほか、ラトル指揮ロンドン交響楽団、コジュナー(S)他によるドビュッシーの歌劇「ペレアスとメリザンド」(大賞銅賞)など、各部門の受賞ディスクを一挙に放送します。

1月1日:年が明けたこの日から、レコード・アカデミー賞の受賞盤をあつめて。音楽史部門の酒井淳(ヴィオラ・ダ・ガンバ)のクープランとフォルクレ。大賞銀賞/室内楽曲部門の「ドビュッシー:最後のソナタ集」。特別部門/特別賞のイブラギモヴァによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集など。
1月2日:特別部門/録音のコジュヒンのひくブラームス作品集。管弦楽曲部門のロト指揮レ・シエクルによるラヴェルの「マ・メール・ロワ」ほか。大賞銅賞/オペラ部門のラトル指揮ロンドン交響楽団、コジェナーとゲルハーヘルによるドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」。声楽曲部門のピオーの歌う「CHIMERE 夢想のおもむくところ」。
1月3日:器楽曲部門の、メルニコフが作曲年代にあわせて4台のピアノをひきわけた作品集。特別部門/歴史的録音の、カンブルラン指揮読売日響による歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」。
1月4日:協奏曲部門のバティアシュヴィリとネゼ=セガン指揮ヨーロッパ室内管によるプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲集。大賞/交響曲部門に輝いた、クルレンツィス指揮ムジカエテルナのマーラーの交響曲第6番「悲劇的」。現代曲部門のタメスティほかによるヴィトマン作品集。特別部門/吹奏楽/管・打楽器の本堂誠(バリトン・サクソフォン)の「BARITONISM -ロシア・チェロ作品集-」など。

1月1日の曲目 2日の曲目 3日の曲目 4日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。


山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。