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(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週月~金)5:00~11:00
一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。また、毎月第1&2水曜は「タワーレコード・オリジナル企画盤」と題して、レコード会社各社の埋もれた名盤をタワーレコードがオリジナル企画盤として復刻したディスクを紹介します。

<10月放送分のおススメ>
 生誕85年の若杉弘が1996年から3年間かけてN響とサントリーホールで演奏したブルックナーの交響曲全集が、ALTUSレーベル創立20周年を記念して待望のCD化(9月28日、10月5&12日)。「ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン」は、ウィーン・フィルがジョン・ウィリアムズの映画音楽の名旋律を、作曲者指揮の極上の優美さで奏でる話題盤(2日)。昨年ザルツブルク・イースター音楽祭でライヴ録音された歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は、ティーレマン指揮するシュターツカペレ・ドレスデンの美しい響きと、ツェッペンフェルトやフォークトなど充実した歌手陣による豪華版(22日)。(山崎浩太郎)


9月28日:生誕85年の若杉弘が1996~8年にN響を指揮して、サントリーホールで演奏したライヴをまとめた「ブルックナー・交響曲全集」から、初年度の7、3、8番。ユベール・スダーン指揮オーケストラ・アンサンブル金沢ほかによる、「さんごじゅの花/池辺晋一郎 室内楽作品集Ⅲ」。
9月29日:旧ソ連時代から活動する作曲家たち。アヴァンギャルドな作風で知られるウストヴォリスカヤが1960年前後に「社会主義リアリズム」に沿って作曲した保守的作品を、ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルその他の演奏で。ルンゲのチェロ、シュトローベル指揮ベルリン放響によるカプースチンとシュニトケのチェロ協奏曲。オルフェオとついた2つのピリオド楽器オーケストラによるラモーとハイドン。
9月30日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ハイブリッドSACD化されたコンヴィチュニー指揮ゲヴァントハウス管によるメンデルスゾーン、ブルックナー、ベートーヴェンの交響曲。
10月1日:コンヴィチュニー指揮ゲヴァントハウス管によるベートーヴェンの交響曲全集から2枚。ナポレオンが自らをインカの征服者になぞらえてつくらせたスポンティーニの歌劇「フェルナンド・コルテス」。
10月2日:アムランによるリスト&タールベルクの作品集。ジョン・ウィリアムズがウィーン・フィルと自作を演奏する「ライヴ・イン・ウィーン」。ミンコフスキとレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル=グルノーブルによるモーツァルトのミサ曲ハ短調。

10月5日:若杉弘とN響の「ブルックナー・交響曲全集」から、第2年の2、4、6番。浜松市楽器博物館がこれまでの録音から選んだ、ピリオド楽器による「ベートーヴェンBEST」。
10月6日:ピリオド楽器のホープリッチ(クラリネット)とロンドン・ハイドン弦楽四重奏団による、ウェーバーと同時代のクラリネット五重奏曲集。ロジェストヴェンスキーやクレーメルの演奏でシュニトケの旧ソ連時代の歴史的ライヴを集めた「アニヴァーサリー・エディション」。
10月7日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ハイブリッドSACDによるバルビローリ指揮のエルガー、そしてウィーン・フィルとのブラームスの交響曲全集。
10月8日:ドイツのピアニスト、シュタットフェルトの「ヘンデル・ヴァリエーションズ」。バート・ヴィルトバートのロッシーニ音楽祭での歌劇「モイーズとファラオン」。ノセダ指揮デンマーク国立響によるダラピッコラの歌劇「囚われ人」。ズヴェーデン指揮ニューヨーク・フィルハーモニックによる、ベートーヴェンの「フィデリオ」を下敷きにしたデイヴィッド・ラングの新作歌劇「プリズナー・オブ・ザ・ステート」。
10月9日:ピアニストだけでなく作曲家としても大活躍のファジル・サイの作品をフリーデマン・アイヒホルンが演奏したヴァイオリン作品全集。ヘルムヒェンとマンゼ指揮ベルリン・ドイツ響によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番と「皇帝」。ベネデッティとユロフスキ指揮ロンドン・フィルによるエルガー作品集、そのユロフスキ指揮の「大地の歌」。

10月12日:若杉弘とN響の「ブルックナー・交響曲全集」から、第3年の5、1、9番。小山実稚恵が初めて録音したベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」。
10月13日:ローゼンタール、フリードマンなどの希少な録音を集めたマーストン・レーベルの「録音されたピアニズムのランドマーク 第2集」。有田正広初期の貴重なライヴを集めた「有田正広の軌跡 第1集」。チェロの名手ペーター・ブルンズの「ベートーヴェン モースト・コンプリート! 1」。
10月14日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。SACDで、ヨハンナ・マルツィのバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」全曲。ショルティ指揮のR.シュトラウス作品集。
10月15日:長い歴史を持つゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭のライヴで、カミングス指揮のオラトリオ「サウル」。フルトヴェングラーが1953年にウィーン国立歌劇場で指揮した「フィデリオ」。
10月16日:フルートの伝説的名手マルセル・モイーズのライヴ「イン・パーソン」。ベルリン古楽アカデミーによるベートーヴェンとC.P.E.バッハの交響曲集。ロト指揮ケルン・ギュルツェニヒ管によるシューマンの交響曲第1番と第4番。

10月19日:舘野泉が1988年に録音した「フィンランド ピアノ名曲コレクション」。徳永二男が1990年に録音した「ゴールドコンサートII」。大活躍の新鋭、原田慶太楼と東京交響楽団によるモーツァルト作品集「LIVE from MUZA!」。上岡敏之指揮新日本フィルの「新世界より」。
10月20日:ラン・ランが録音したゴルトベルク変奏曲の、トーマス教会でのライヴ録音。有田正広の「有田正広の軌跡 第2集」の前半。サヴァール指揮ル・コンセール・デ・ナシオンによるベートーヴェンの交響曲第1~3番。メジューエワによる「若林工房15周年記念コンサート」。
10月21日:スペクトラム・サウンドが発売した4枚組「偉大なる指揮者たち」。モントゥー、クーベリック、パレーなど。
10月22日:ティーレマンとドレスデン国立歌劇場のアンサンブルがザルツブルク・イースター音楽祭で上演した「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
10月23日:ベートーヴェンの新録音を集めて。サヴァール指揮ル・コンセール・デ・ナシオンによる交響曲第4&5番。デ・フリエンド指揮ハーグ・レジデンティ管とファン・ベーレ・トリオによる三重協奏曲。小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラによる交響曲第7番。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<9月放送分のおススメ>
 最高の人気を誇るテノール、ヨナス・カウフマンがパッパーノの指揮とともに、セッションでじっくりと録音したヴェルディの歌劇「オテロ」全曲。オーケストラの細部もききもの(3日)。日本の交響楽団でも指揮者として大活躍の鈴木優人が、首席指揮者をつとめるBCJと独奏を兼ねて録音した、バッハの「チェンバロと弦楽のための協奏曲集 Vol.1」(15日)。1919年に創立、101年目を迎えたクリーヴランド管弦楽団の自主制作盤「新たなる世紀」は、音楽監督ウェルザー=メストの指揮で、ベートーヴェンやR.シュトラウス、プロコフィエフのほか、委嘱作の初演録音も交えた意欲作3枚組(25日)。(山崎浩太郎)

8月31日:コロナ禍においても映像での共演など積極的に活動したノットと東京交響楽団によるR.シュトラウスの「英雄の生涯」と「死と変容」。佐渡裕とトーンキュンストラー管の新譜は、辻井伸行も共演のラヴェル作品集。ソプラノの太田真紀が歌う、今年89歳を迎えた作曲家松平頼暁の声楽作品集。メジューエワのひく「ロマンティック・ピアノ名曲集」。
9月1日:南北アメリカの若者を集めたオーケストラ・オブ・ジ・アメリカズをプリエトが指揮するファリャなどの熱演。種々の弦楽器をひきこなすセルゲイ・マーロフがヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを用いて録音した、バッハの無伴奏チェロ組曲全曲。インマゼールがフォルテピアノをひいた「ベートーヴェン:若き日のピアノ作品集」3枚組から1枚目。
9月2日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる1980年前後の名盤、シューベルトの交響曲全集から4曲と、ザンデルリンク指揮ベルリン響による1990年のブラームスの交響曲全集をSACDの音で。
9月3日:ショパンと同じく19世紀ポーランドの作曲家で、オペラを中心に再評価が進むモニューシュコ。その歌劇「幽霊屋敷」を、ノヴァーク指揮18世紀オーケストラほかの演奏で。ヨナス・カウフマンがパッパーノの指揮で満を持してセッション録音したヴェルディの歌劇「オテロ」。
9月4日:記念年のベートーヴェン作品をピリオド楽器による演奏で。ベテランのインマゼールのフォルテピアノによる「ベートーヴェン:若き日のピアノ作品集」から2枚。新鋭エラス=カサド指揮フライブルク・バロック・オーケストラがベザイデンホウト(フォルテピアノ)と共演した合唱幻想曲と「第九」。

9月7日:ダイナミックな演奏が話題となった、久石譲指揮フューチャー・オーケストラ・クラシックスによるブラームスの交響曲第1番。元N響首席ヴァイオリンの永峰高志のアルバム「ロマンス ヨアヒムの愛器でヨアヒムを聴く」。クァルテット・エクセルシオが演奏した幸松肇編曲の「弦楽四重奏のための日本民謡」第1集~第4集。
9月8日:現代音楽作品のチャンピオンとして活動を続けるクロノス・クァルテットによる、テリー・ライリーの新作サン・リングズ。アントニーニ指揮バーゼル室内管が2004年から録音したベートーヴェンの交響曲全集から6曲。ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスがキューバの音楽家と共演した「モーツァルトとマンボ」。
9月9日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデンによるシューベルトの交響曲全集から4曲と、コンヴィチュニー指揮ゲヴァントハウス管によるシューマンの交響曲全集ほかをSACDの音で。
9月10日:マクリーシュがガブリエリ・コンソート&プレーヤーズと取り組むパーセル・シリーズから、歌劇「アーサー王」。クロアチアの英雄を描き、合唱曲として日本でも愛唱される「ウ・ボイ、ウ・ボイ」を含むザイツの歌劇「ニコラ・シュビッチ・ズリンスキ」。
9月11日:日本フィルのシェフとしておなじみのインキネンがドイツ放送フィルを指揮したプロコフィエフの交響曲第3番と第6番。ケント・ナガノとモントリオール響がザルツブルク音楽祭で演奏して評判となったペンデレツキの衝撃作、ルカ受難曲。エリック・ル・サージュを中心に樫本大進、メイエ、パユなどが演奏する2枚組「ウィーン 1900」。

9月14日:月刊誌「モーストリークラシック」連載中の「巨匠名盤列伝」から、カール・ムックの指揮する演奏を中心に。ボストン響との初期録音やバイロイトでの「パルジファル」など。
9月15日:鈴木優人が首席指揮者をつとめるバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーと録音した「J.S.バッハ:チェンバロと弦楽のための協奏曲集Vol.1」。良質なステレオ録音で残された「トスカニーニ・ラストコンサート」。ボールト指揮によるモノラル録音のチャイコフスキー作品集。
9月16日:グランドスラム・レーベルのオープンリールからの復刻盤、デ・ヴィートのメンデルスゾーンとベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。ソニーが新規マスタリングでSACD化した3枚組「ブルーノ・ワルター&ウィーン・フィル・ライヴ 1948~1956」。
9月17日:まずレクイエムを2枚。エルヴェ・ニケ指揮ル・コンセール・スピリチュエルによるマルティーニの「ルイ16世に捧ぐレクイエム」。レプシッチ指揮ミュンヘン放送管によるクリェリッチの「クロアチア・グラゴル・レクイエム」。コルンゴルトの歌劇全曲を2本。トリノ王室劇場でピンカス・スタインバーグ指揮で上演された「ヴィオランタ」。続いてラインスドルフ指揮ミュンヘン放送管による名盤、「死の都」。
9月18日:ポール・ルイス(ピアノ)によるベートーヴェンの小品集。ワシリー・ペトレンコ指揮オスロ・フィルによる「シェエラザード」などリムスキー=コルサコフ作品集。カラビツ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団によるショスタコーヴィチの「バビ・ヤール」。

9月21日::月刊誌「モーストリークラシック」連載中の「巨匠名盤列伝」から、エルメンドルフの指揮するオペラ。バイロイトでの「タンホイザー」、ドレスデンでの「ワルキューレ」第1幕と「魔弾の射手」全曲。
9月22日:ヤン・フォーグラーの独奏による、三人共作のチェロ協奏曲「三大陸」とショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番。クラリネットの名手マイケル・コリンズが指揮も兼ねた、ヴォーン=ウィリアムズの交響曲第5番とフィンジ:クラリネット協奏曲。ウィリアム・スタインバーグとピッツバーグ響が60年代に録音したベートーヴェンの交響曲全集から4曲。
9月23日:グランドスラム・レーベルが発売したフルトヴェングラー指揮のブルックナーの交響曲第7番ほかと、ウィリアム・スタインバーグとピッツバーグ響のベートーヴェンの交響曲全集から5曲。
9月24日:チェコの名指揮者ターリヒがナチス占領下のプラハで上演したスメタナの歌劇「リブシェ」第3幕抜粋。アンドルー・デイヴィスとトロント響によるマスネの歌劇「タイス」全曲。大戦下のベルリンで初演されたシェックの歌劇「デューランデ城」をヴェンツァーゴの指揮で。
9月25日:ウェルザー=メストとクリーヴランド管弦楽団による自主制作盤「新たなる世紀」3枚組は、新作も交えた意欲的なセット。ワジム・グルズマンとリントゥ指揮フィンランド放送響によるヴァスクスのヴァイオリン協奏曲「遠き光」など。

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山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<8月放送分のおススメ>
 1919年にウィーン国立歌劇場で初演された、R.シュトラウスの大作「影のない女」。100周年記念の公演は、ニールンド、ステンメなど重量級の歌手陣を、ティーレマンが力強く統率(6日)。日本人を母にもち、指揮者として大活躍のミナーシの新譜2枚。アンサンブル・レゾナンツとのモーツァルト三大交響曲(11日)と、ラ・シンティッラ管弦楽団と共演し、自ら独奏したヴィヴァルディの「四季」と、ヴェルディのバレエ音楽「四季」(25日)。ともに意欲的な快演。ダウスゴーとスウェーデン室内管のブラームスの交響曲全集が、ついに第4番で完結。立体的な、言葉を語るような演奏(21日)。(山崎浩太郎)

8月3日:昨年、東京芸術劇場で上演され、話題となったビゼーの歌劇「ジャミレ」全曲。根強いファンを持つ山田一雄が、往年の名音楽番組「新日鉄コンサート」で、在京オーケストラの首席を選りすぐったNFC交響楽団を指揮した録音から、「合唱」第4楽章など3枚。
8月4日:ドイツ・グラモフォン期待の女性チェリスト、カミーユ・トマの「ヴォイス・オブ・ホープ」は、ファジル・サイのチェロ協奏曲「ネヴァー・ギブ・アップ」を中心とする1枚。鍵盤楽器奏者のバンジャマン・アラールが、作曲順にバッハを録音する「鍵盤のための作品全集第3集~フランス風に」から2枚。
8月5日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ゲルバーによるブラームスのピアノ協奏曲第1&2番、ケンペ指揮ベルリン・フィルによるブラームスの交響曲全集、ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデンによるドヴォルジャークの交響曲第8番を、SACDの最新リマスタリングの音で。
8月6日:独奏に室内楽、客演コンサートマスターとして大活躍の白井圭がベテラン伊藤恵と共演した、シューマンのヴァイオリンとピアノのための作品集。ティーレマン(指揮のウィーン国立歌劇場が初演100周年を記念して上演した、ニールンド、ステンメ、グールドなど強力な歌唱陣によるシュトラウスの歌劇「影のない女」。アラールの「J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集第3集」3枚目。
8月7日:イブラギモヴァがユロフスキ指揮ロシア国立響と共演した、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲集。作曲家として大活躍のトーマス・アデスがブリテン・シンフォニアを指揮した、ベートーヴェンの交響曲第1~3番とバリーの作品集。

8月10日:ミュンヘン国際音楽コンクールの室内楽部門の覇者、葵トリオによるベートーヴェンとメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲集。山田一雄とNFC交響楽団、若き潮田益子との共演や、「カルメンお美」の語りによる「ピーターと狼」など。
8月11日:ハリウッドのスタジオ・オーケストラのコンサートマスターから指揮者に転じて活躍した、フェリックス・スラットキンの録音を集めた13枚組から1枚目と2枚目。この日から3週にわたって、13枚を紹介していきます。スティーヴン・ハフがハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放響と共演したベートーヴェンのピアノ協奏曲全集から第1&2番。ミナーシ指揮アンサンブル・レゾナンツによる俊敏なモーツァルトの三大交響曲。
8月12日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。フランソワによるショパンのピアノ協奏曲集、ヨッフム指揮による1回目のブルックナーの交響曲全集の第1巻を、新規マスタリングのSACDの音で。
8月13日:マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズによるパーセルの「妖精の女王」。オペラ指揮者として頭角を現したレプシッチの指揮によるヴェルディの「アッティラ」。
8月14日:ハフとリントゥ指揮フィンランド放響のベートーヴェンのピアノ協奏曲全集から第3~5番。ヴァンスカ指揮ミネソタ管によるマーラーの交響曲第7番。チェンバロのエスファハニによる現代作品集。

8月17日:朝比奈隆指揮新日本フィルの1990年代の「ブルックナー:交響曲選集」から、第3~5番をシングルレイヤーSACDで。
8月18日:ブッフビンダーがベートーヴェンと現代の作曲家による変奏曲をあつめた「ディアベッリ・プロジェクト」。スペインのカザルス四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集の完結篇3枚組。
8月19日:デッカによる1950年代の録音を集めた「プロコフィエフ/ザ・デッカ・マスターズ」。フルトヴェングラー指揮で、デ・ヴィートと共演したメンデルスゾーンとブラームスのヴァイオリン協奏曲など。
8月20日:マスネの珍しいオペラ、「バザンのドン・セザール」をナウリなどの歌で。昨年亡くなったクレオベリー率いるケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団によるバッハのマタイ受難曲。
8月21日:ダウスゴー指揮スウェーデン室内管による、生彩に富んだブラームスの交響曲全集の完結篇、第4番ほか。ノセダ指揮ロンドン響によるショスタコーヴィチの交響曲第5&1番。バティアシュヴィリが世界各地の都市をイメージしてチャップリンなどを演奏したアルバム「シティ・ライツ」。

8月24日:舘野泉が東京藝大在学中に、高校生だった浦川宜也などと共演した、ショーソンのコンセールの1959年ライヴ録音。朝比奈隆指揮新日本フィルの1990年代の「ブルックナー:交響曲選集」から、第7&8番をシングルレイヤーSACDで。
8月25日:ミナーシがヴァイオリン指揮を兼ねて、スイスのピリオド楽器オーケストラ、ラ・シンティッラと共演したヴィヴァルディとヴェルディの2種の「四季」。2002年に録音され、モダン楽器によるピリオド様式の演奏で画期的な業績となったノリントン指揮シュトゥットガルト放響によるベートーヴェンの交響曲全集から、第1~6番。
8月26日:SACDで新たなマスタリングで発売されたブルーノ・ワルターのステレオ録音による「マーラー:交響曲集」5枚組から、「巨人」、「復活」、「大地の歌」など。
8月27日:バイロイト音楽祭やウィーン国立歌劇場で着実に評価を高める職人肌の指揮者、アクセル・コーバー。音楽監督をつとめるライン・ドイツ・オペラのアンサンブルとライヴ録音した「ラインの黄金」。ノリントン指揮シュトゥットガルト放響によるベートーヴェンの交響曲全集から第7~9番。
8月28日:ユンディ・リがピアノと指揮を兼ねてワルシャワ・フィルと共演したショパンのピアノ協奏曲集。チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルの1986年ライヴの幻想交響曲。ワルター指揮コロンビア響によるマーラーの交響曲第9番。ゲルハーヘル(バリトン)とティリング(ソプラノ)の歌うシューマンの歌曲集「ミルテの花」。

<7月27~31日/特別篇~ベートーヴェン真夏の祝祭>
 特別篇「ベートーヴェン真夏の祝祭」と題して、SACDなどで再発されたベートーヴェンの交響曲全集ほかの名盤をまとめてご紹介します。

7月27日:タワーレコードが発売した8枚組「永遠のベートーヴェン・ベスト ―運命はかく扉を叩く…」から、「クロイツェル」をナクソス草創期の主要アーティスト、西崎崇子のヴァイオリンで。トスカニーニ指揮NBC響による1939年の交響曲ツィクルスから第1~6番。ラサール弦楽四重奏団の後期弦楽四重奏曲集から第12番と第14番。
7月28日:トスカニーニ指揮NBC響による1939年の交響曲ツィクルスから第7~9番。ギレリスのアナログ録音によるピアノ・ソナタ集から4曲。カラヤン指揮ベルリン・フィルの1回目の交響曲全集から第1、3、8番。
7月29日:カラヤン指揮ベルリン・フィルの1回目の交響曲全集から第2、4~7、9番。ギレリスのアナログ録音によるピアノ・ソナタ集から、20番台の5曲。
7月30日:「永遠のベートーヴェン・ベスト ―運命はかく扉を叩く…」からピアノ・ソナタ2曲と弦楽四重奏曲、《大公》。バーンスタイン指揮ウィーン・フィルの交響曲全集・序曲集から第1、3、7、8番。ラサール弦楽四重奏団の後期弦楽四重奏曲集から第15番と第16番。
7月31日:フェラスとカラヤン指揮ベルリン・フィルによるヴァイオリン協奏曲。バーンスタイン指揮ウィーン・フィルの交響曲全集・序曲集から第2、4、5、6、9番。ラサール弦楽四重奏団の後期弦楽四重奏曲集から第13番と大フーガ。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。