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一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。また、2018年1月からは、毎月第1&2水曜は「タワーレコード・オリジナル企画盤」と題して、レコード会社各社の埋もれた名盤をタワーレコードがオリジナル企画盤として復刻したディスクを紹介します。

<11月放送分のおススメ>
 現代最高のアンサンブル、エベーヌ四重奏団が満を持して挑むベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲プロジェクト「ベートーヴェン・アラウンド・ザ・ワールド」。素晴らしさを予感させる第1弾、「ラズモフスキー第1番&第2番」(1日)。ホロヴィッツが1965年、12年ぶりに公開演奏に復帰する前後のリハーサルを集めた15枚組「ザ・グレイト・カムバック」は、その凄さを再認識させる貴重盤。音楽部分の13枚を7回にわけて放送(5、7、8、12、14、19、20日)。昨年が生誕200年だったグノー。その代表作「ファウスト」の、作曲家が最初に完成させた1859年版を復元した、ルセ指揮の見事な全曲盤(7日)。(山崎浩太郎)

10月28日:神奈川フィルのソロコンサートマスターとして高い人気を誇る石田泰尚がモーツァルトのソナタ10曲を演奏した2枚組「Mozart Live」。絶好調のノット指揮東京交響楽団の新作、ショスタコーヴィチの交響曲第5番。河村尚子のベートーヴェンのソナタ・シリーズ第2集は中期の名作から。
10月29日:来日公演も好評だったベルリン古楽アカデミーの新譜は、ヘンデルの合奏協奏曲作品6から第1番~第6番。来年のバイロイト音楽祭で「ニーベルングの指環」を指揮することが決まったインキネンが、ドイツ放送フィルを指揮する「ジークフリート」第3幕の短縮版。
10月30日:カラヤン指揮ウィーン・フィルのデッカ禄音のSACDで、モーツァルトとドヴォルジャークの交響曲、ワルツとレオンティン・プライスが歌うクリスマス・ソング集。近年の来日で評価が高まるスペインの名匠アチューカロが70年代に録音した「スペイン音楽名演集」。
10月31日: メゾソプラノのピッツォラート、テノールのターヴァーらが、女性指揮者ケリー=リン・ウィルソンの指揮で歌うロッシーニの歌劇「シジスモンド」。ネゼ=セガンのモーツァルト歌劇シリーズの新作は、フォークトやカルクが歌う「魔笛」。ビリャソンがパパゲーノを歌うのも注目。
11月1日:サロネンがエヴィアンで行われる音楽祭でシンフォニア・グランジュ・オ・ラックを指揮した、シュトラウスのメタモルフォーゼンとベートーヴェンの「英雄」。エベーヌ四重奏団の大プロジェクト「ベートーヴェン・アラウンド・ザ・ワールド」の第1弾となる、ラズモフスキーの第1番&第2番。好調のハーディング指揮スウェーデン放送交響楽団と合唱団によるブラームスのドイツ・レクイエム。

11月4日:尾高忠明が十八番のエルガー:交響曲第1番を大阪フィルと。ピアノ・コンクールを描いた恩田陸原作の映画「蜜蜂と遠雷」で、高島明石役の吹き替え演奏をした福間洸太朗と、風間塵役の藤田真央による2枚。
11月5日:フルート奏者パユの新作は、時代を超えて瞑想的な作品を集めた「ドリームタイム」。1965年に12年ぶりに公開演奏の場に復帰したホロヴィッツ。その直前のリハーサルなどを集めた15枚組「ザ・グレイト・カムバック」から、同年1月のリハーサル2つ。
11月6日:タワーレコード・オリジナル企画盤。SACDによるシュナイダーハン(ヴァイオリン)の協奏曲集。ベーム指揮ウィーン・フィルのブルックナーの交響曲第7番と第8番。
11月7日:ホロヴィッツの「ザ・グレイト・カムバック」から、1965年1月のセッション。グノーの傑作歌劇「ファウスト」の、1859年の初稿を再現した、ベルンハイムとジャンスの歌、クリストフ・ルセの指揮による全曲盤。大歌手レオ・ヌッチがレプシッチの指揮で歌うヴェルディの歌劇「二人のフォスカリ」。
11月8日:ホロヴィッツの「ザ・グレイト・カムバック」から、1965年4月のリハーサル。スペインの俊英指揮者エラス=カサドとマーラー・チェンバー・オーケストラによる、ファリャの「三角帽子」と「恋は魔術師」。ジョン・ネルソン指揮フィルハーモニア管によるベルリオーズのレクイエム。

11月11日:映画「蜜蜂と遠雷」で、マサル役の吹き替え演奏をした金子三勇士と、栄伝亜夜役の河村尚子による2枚。
11月12日:ホロヴィッツの「ザ・グレイト・カムバック」から、1965年4月のリハーサル2枚。タメスティ(ヴィオラ)と鈴木優人(チェンバロ)によるバッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集。実力派のデンマーク弦楽四重奏団による、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番など。コパチンスカヤならではの選曲による「TIME & ETERNITY(つかの間と、永遠と)」。大矢素子のオンド・マルトノ作品集。
11月13日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。クーベリック指揮ベルリン・フィルのシューマンの響曲全集、クレンペラー指揮のマーラーの「復活」と第4番他を、リマスタリングによるSACDの音で。
11月14日:ホロヴィッツの「ザ・グレイト・カムバック」から、1965年5月のヒストリック・リターン無編集版。マトヴェイェフ指揮クロアチア国立リエカ歌劇場による、グノーの歌劇「ファウスト」の慣用版(バレエ音楽なし)。
11月15日:各地の来日公演も好評だったホリガーが、バーゼル室内管を指揮したシューベルトの「グレート」。ミッシャ・マイスキー(チェロ)の新譜は「祈り~20世紀のメロディ」。ヤンソンス指揮によるリームのレクイエム・シュトローフェン。

11月18日:平野啓一郎の小説「マチネの終わりに」でギター演奏を助言した福田進一によるイメージ・アルバムの続編、「マチネの終わりに and more」。菅野祐悟の新作、交響曲第2番を藤岡幸夫指揮関西フィルの演奏で。ピアニストの加藤洋之のリストや新ウィーン楽派の作品も含めた2枚組アルバム「時間から空間へ~ワーグナーへのオマージュ~」。
11月19日:バッハの「コーヒー・カンタータ」をメインに、オスマン帝国から西欧へのコーヒーの波及をテーマとする、アンサンブル・マスクのアルバム「コーヒーの来た道」。ホロヴィッツの「ザ・グレイト・カムバック」から、1965年11月、ニューヨーク大停電で中断する「ブラックアウト・コンサート」と、66年4月のリハーサル。
11月20日:ホロヴィッツの「ザ・グレイト・カムバック」から、1966年4月のカーネギー・ホール・コンサート(無編集版)。今年3月に91歳で亡くなったミヒャエル・ギーレンが、1971年に指揮したマーラーの「悲劇的」。フルトヴェングラーとウィーン・フィルが、1943年に中立国スウェーデンで演奏したシューベルト演奏会。
11月21日:イタリアの出版社ソンゾーニョが開催したオペラ・コンクールで、1888年に優勝したマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」と、1883年に落選したプッチーニの「妖精ヴィッリ」。そしてそのプッチーニの才能を見出したボーイトの台本に、友人でヴェルディの「オテロ」の初演指揮者でもあるファッチョが作曲した「アムレート(ハムレット)」。
11月22日:来日公演が話題となったピアニスト、ボジャノフのアルバム「MORGEN」。ギーレンが2013年に指揮した、テンポの遅いマーラーの「悲劇的」。イギリスで近年活躍する指揮者、ジョン・ウィルソンによるコルンゴルトの交響曲と、コープランドの交響曲第3番。

THE CLASSIC オンエア曲リスト




山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<10月放送分のおススメ>
 先月からの「ウィーン国立歌劇場創立150年記念BOX」は、オペラ9本を収めた豪華版。ウェルザー=メストの「トリスタンとイゾルデ」、ネルソンスの「エフゲニー・オネーギン」など(3、10、17、24日)。チェロのウィスペルウェイとピアノのジャコメッティの「シューベルト&ブラームス:デュオ作品全集」の完結編は、ヴァイオリン・ソナタも原調でひく。F.A.E.ソナタのスケルツォでのしめくくりもお見事(11日)。久々の来日公演も大好評だったイタリアのチェロ奏者&作曲家のソッリマ。「クランデスティン・ナイト・イン・ローマ」は、ハイドンのチェロ協奏曲や自作で聴衆を熱狂させるライヴ(15日)。

9月30日:ウィーンのトーンキュンストラー管のシェフとして、順調なリリースを続ける佐渡裕。新譜はRIAS室内合唱団などと共演したハイドンの大作「天地創造」。
10月1日:ミヒャエル・ザンデルリンクとドレスデン・フィルによるアルバム「運命&革命」は、ベートーヴェンとショスタコーヴィチによる2つの交響曲第5番。ウィーン・フィルの若手メンバーが結成したウィーン・ニコライ弦楽四重奏団は、輝かしい伝統を引き継ぐ団体。かれらによるベートーヴェンの「ラズモフスキー」3曲。
10月2日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。名手ゲルト・ザイフェルトがカラヤン指揮 ベルリン・フィルとサンモリッツで録音したモーツァルトのホルン協奏曲集と、セル指揮クリーヴランド管によるワーグナーの管弦楽曲集2枚組をSACDの音で。新規マスタリングによるフィストゥラーリ指揮オランダ放送フィルの「白鳥の湖」全曲。
10月3日:タワーレコード・オリジナル企画盤のSACDによるシッパーズ指揮、コレッリが歌う「イル・トロヴァトーレ」全曲。22枚組「ウィーン国立歌劇場創立150年記念BOX」から、ウェルザー=メスト指揮の「トリスタンとイゾルデ」全曲。
10月4日:チェンバロのエスファハニによる.バッハのトッカータ集。オーボエのアルブレヒト・マイヤーのアルバム「楽園への憧れ」。来日公演も好評だった大野和士指揮バルセロナ響によるマーラーの交響曲第5番と、ショスタコーヴィチの交響曲第10番。

10月7日:セントラル愛知響の常任指揮者に就任した角田鋼亮による、ラフマニノフの交響曲第2番。前橋汀子が満を持して再録音した、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲。
10月8日:イーヴォ・ポゴレリチ久々の録音は、ベートーヴェンとラフマニノフのピアノ・ソナタ集。ピンク・フロイドの元メンバー、ロジャー・ウォーターズの語りによるストラヴィンスキーの「兵士の物語」。
10月9日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。アルゲリッチとロストロポーヴィチ指揮ワシントン・ナショナル響によるシューマンとショパンのピアノ協奏曲、セルとクリーヴランド管によるモーツァルトの交響曲集をSACDの音で。
10月10日:「ウィーン国立歌劇場創立150年記念BOX」から、ネルソンス指揮、ネトレプコとホロストフスキーが歌う「エフゲニ・オネーギン」。新規マスタリングのSACDによるレヴァイン指揮、スコットとクラウスが歌う「ラ・ボエーム」。
10月11日:ジョルダン指揮ウィーン響による、没後150年のベルリオーズの幻想交響曲と「レリオ」。ヴァイオリンのムターとジョン・ウィリアムズ指揮によるアルバム「アクロス・ザ・スターズ」。ウィスペルウェイ(チェロ)とジャコメッティ(ピアノ)によるシューベルト&ブラームスのデュオ作品全集の完結編。

10月14日:タワーレコードのオリジナル企画盤から、朝比奈隆指揮大阪フィルのシングルレイヤーSACD2枚組の1枚目、マーラーの「千人の交響曲」やシベリウスの交響曲第2番など、3時間20分を一気に。
10月15日:バロック・ヴァイオリンの名手ティボー・ノアリとレ・ザクサンによる「バッハと仲間たち」。トロンボーンのバウスフィールドによるラフマニノフ作品集。久々の来日公演が大好評だったチェロのソッリマによるライヴ盤「クランデスティン・ナイト・イン・ローマ」。
10月16日:ギターのディアス、ピアノのリヒテルが若きムーティ指揮のフィレンツェ五月祭管と演奏する協奏曲集。カラヤン指揮ウィーン・フィルのシングルレイヤーSACDによる、デッカ録音のハイドン、ベートーヴェン、ブラームスの交響曲集。
10月17日:「ウィーン国立歌劇場創立150年記念BOX」から、ティーレマン指揮の「ナクソス島のアリアドネ」と、ロペス=コボス指揮によるヴェルディの「仮面舞踏会」。
10月18日:絶好調のイブラギモヴァとティベルギアンのデュオによるブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集。サロネン指揮ウィーン・フィルの2018年ザルツブルクでのライヴで、バルトークの「中国の不思議な役人」。パーヴォ・ヤルヴィ指揮N響によるワーグナーの「ニーベルングの指環」管弦楽曲集。

10月21日:タワーレコードのオリジナル企画盤から、朝比奈隆指揮大阪フィルのシングルレイヤーSACD2枚組の2枚目、ショスタコーヴィチの交響曲やフルトヴェングラーの交響曲第2番など。
10月22日:ビシュコフ指揮チェコ・フィルの7枚組「ザ・チャイコフスキー・プロジェクト」から、4曲の交響曲など。
10月23日:カラヤン指揮ウィーン・フィルのシングルレイヤーSACDによる、デッカ録音のグリーグ、アダン、チャイコフスキーの三大バレエ抜粹など。
10月24日:ジュゼップ・ポンス指揮BBC響ほかによるグラナドスの歌劇「ゴイェスカス」全曲。「ウィーン国立歌劇場創立150年記念BOX」から、歴代の名歌手によるアリア集2枚組。ボストリッジが作曲家アデスと共演して再録音した「冬の旅」。
10月25日:メジューエワが再録音したベートーヴェンの「ワルトシュタイン」と「熱情」ソナタほか。ビシュコフ指揮チェコ・フィルの7枚組「ザ・チャイコフスキー・プロジェクト」から2曲の交響曲と、ゲルシュタイン独奏によるピアノ協奏曲集。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

<9月放送分のおススメ>
 スイスの室内オーケストラ、ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムが演奏するブラームスの交響曲全集は、ヴァイオリンから指揮に重点を移して活躍するツェートマイアー指揮の、生気に満ちた名演(6日)。生誕200年の記念年を迎えたオペレッタの王オッフェンバック。この作曲家を愛してやまない指揮者ミンコフスキの新録音は、ボルドー国立歌劇場ライヴの「ペリコール」。その流れを汲む「メリー・ウィドウ」とともにお送りします(19日)。ドイツの巨匠、「鍵盤の獅子王」バックハウス。そのステレオ録音のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を、シングルレイヤーSACDの美しい音で(24&25日)。[山崎浩太郎]

8月26日:日本フィルのソロ・チェロ奏者として活躍する辻本玲のチェロ小品集「オブリヴィオン」。上岡敏之と新日本フィルのブルックナー交響曲シリーズ、新作はヴェス編纂による1927年版という珍しいヴァージョンによる第6番。ロンドンを拠点に国際的に活躍する作曲家藤倉大の最新作品集「ざわざわ」。
8月27日:今年3月8日に91歳で亡くなった指揮者ミヒャエル・ギーレン。その放送録音を集めた「ミヒャエル・ギーレン・エディション」の新作第8集は、新ウィーン楽派の作品集12枚組。そのなかから「ペレアスとメリザンド」、「グレの歌」などシェーンベルク作品を4枚。
8月28日:昨日に続いて「ミヒャエル・ギーレン・エディション」第8集から、管弦楽のための変奏曲や「ヤコブの梯子」、協奏曲や編曲集など4枚。
8月29日:「ミヒャエル・ギーレン・エディション」第8集から、室内協奏曲やヴァイオリン協奏曲などのベルク2枚と、ウェーベルン2枚の作品集。
8月30日:89歳のフルートの名匠ペーター=ルーカス・グラーフの2018年ライヴのリサイタル。デ・フリエンド指揮ハーグ・レジデンティ管によるシューベルトの交響曲集。ヴァンスカ指揮ミネソタ管のマーラーの「巨人」。ショパンの24の前奏曲など、メジューエワの「京都リサイタル2018」。

9月2日:山崎伸子が10年間行なったチェロ・リサイタル・ライヴでの演奏を集めた、バッハの無伴奏チェロ組曲全曲。読売日本交響楽団の新旧シェフによる2枚、カンブルラン指揮のベートーヴェンの交響曲第5番、ヴァイグレのブラームスの交響曲第1番ほか。
9月3日:ベルリン・フィルのメンバーを中心とするベルリン・バロック・ゾリステンがゲーベル指揮で録音したヘンデルの6つの合奏協奏曲 op.3。フランスの名手が集う管楽アンサンブル、レ・ヴァン・フランセがミヨーやジョリヴェの作品を演奏した2枚組「モダニスト」。
9月4日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。マタチッチ指揮チェコ・フィルの「英雄」。セル指揮クリーヴランド管の「グレート」。ベーム指揮ベルリン・フィルによる「モーツァルト: 協奏交響曲&セレナード集」を、SACDの音で。
9月5日:バイロイト音楽祭にデビューする新進ソプラノ、リーゼ・ダヴィドセンがサロネン指揮フィルハーモニア管をバックに歌うワーグナーとシュトラウスの作品集。1869年のウィーン国立歌劇場開場から150年を祝うORFEOのボックス・セットから、ベーム指揮による1955年の「ヴォツェック」と1965年の「エレクトラ」。
9月6日:バロック・ヴァイオリンの名手レツボールがモーツァルトのソナタを集めた「マンハイム1778」。ピアニストのロバート・レヴィンが、自ら補作したモーツァルトのピアノ三重奏曲第2番などを、ヒラリー・ハーンとアラン・ムニエの共演で演奏。ツェートマイアー指揮ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムによる、生気に満ちたブラームスの交響曲全集。

9月9日:武久源造がチェンバロで第1巻、 フォルテピアノで第2巻を6曲ずつ録音してきた適正律(平均律)クラヴィーア曲集の完結編。渡邉康雄が独奏と指揮を兼ねてオーケストラ・アンサンブル金沢と共演したベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番と「皇帝」。櫻田亮(テノール)と西山まりえ(バロック・ハープ)による「あなたはすべて私のものだった -17世紀イタリアの恋歌-」。
9月10日:フランスのピリオド楽器弦楽四重奏団、カンビーニ=パリ四重奏団の新録音で、ライヴリー(フォルテピアノ)とのショパンのピアノ協奏曲集、5曲からなるグノーの弦楽四重奏曲全集。スティーヴ・ライヒとコリン・カリー・グループによるライヒのパーカッション作品集。
9月11日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。マタチッチ指揮チェコ・フィルによるブルックナーの交響曲集のSACD盤。ライヒと音楽家たちによるドラミングほか。
9月12日:先週に続いてORFEOの「ウィーン国立歌劇場創立150年記念BOX」から、カラヤンの指揮で、1962年の「フィデリオ」と1977年の「フィガロの結婚」。
9月13日:読売日本交響楽団への客演でも大好評だったジョヴァンニ・アントニーニ。リコーダーと指揮を兼ねて手兵イル・ジャルディーノ・アルモニコと共演した「理性の死」。評価を着実に高めるフルシャとバンベルク響による、ブラームスの交響曲第3番とドヴォルジャークの交響曲第8番。ユロフスキ(指揮)ロンドン・フィルによるマーラーの交響曲第4番。

9月16日:鈴木雅明によるバッハのオルガン作品集第3集。名曲と日本の作品を組みあわせたバッティストーニと東京フィルのシリーズ最新作は、ベートーヴェンの交響曲第5番と吉松隆のサイバーバード協奏曲。いずみシンフォニエッタ大阪ほかによる西村朗の作品集。高橋アキのピアノでフェルドマンのバニータ・マーカスのために。
9月17日:来日公演も好評だった大野和士とバルセロナ響のコンビのアルバム「ピカソとバレエ」は、ファリャやストラヴィンスキーなど、ピカソが美術を担当したバレエ音楽をあつめたもの。ドゥネーヴ指揮コンセルトヘボウ管によるオネゲルの「火刑台上のジャンヌ・ダルク」。
9月18日:ヒストリカル特集。1954~57年、EMI最初期のステレオ録音を集めた1枚。クナッパーツブッシュとウィーン・フィル、バックハウスによる1954年スイスでのベートーヴェン演奏会など。
9月19日:「ウィーン国立歌劇場創立150年記念BOX」から、1988年のアバド指揮の豪華キャストによるロッシーニの歌劇「ランスへの旅」。ミンコフスキの指揮で、生誕200年のオッフェンバックの「ペリコール」。パリを舞台したレハールの「メリー・ウィドウ」を、ヨアナ・マルヴィッツ指揮フランクフルト歌劇場のライヴで。
9月20日:ドゥダメル指揮ウィーン・フィルの「サマーナイト・コンサート2019」のテーマは、バーンスタインやガーシュウィンなど、北米の作曲家たち。ダウスゴー指揮BBCスコティッシュ響による剛毅なシベリウスのクレルヴォ交響曲。ブロムシュテット指揮バンベルク響によるマーラーの交響曲第9番。

9月23日:西山まりえ(チェンバロ)によるバッハのトッカータ集。N響のヴァイオリン奏者、齋藤真知亜率いるマティアス・ストリングスによるシェーンベルクの浄夜とブラームスの弦楽六重奏曲第1番。鈴木秀美とオーケストラ・リベラ・クラシカ、佐藤俊介のヴァイオリンによるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲など。
9月24日:ドイツの往年の巨匠ピアニスト、バックハウスがステレオ録音したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集。世界初のシングルレイヤーSACDで、2日間にわけてご紹介。第1巻は第1番~第17番。
9月25日:シングルレイヤーSACDによるバックハウスのステレオ録音のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から、第2巻は第18番~第32番(第29番のみモノラル)。
9月26日:ショルティとシカゴ響が1986年から89年にかけて録音したベートーヴェンの交響曲全集から、第1番~第8番。
9月27日:ショルティとシカゴ響によるベートーヴェンの「合唱」。ピリオド楽器のミヒ・ガイック指揮オルフェオ・バロック管による、メンデルスゾーンの弦楽のためのシンフォニア第3集。イギリスの新進ソプラノ、ローワン・ピアースがリチャード・エガーのチェンバロなどとの共演で歌うパーセル歌曲集「恋人たちが気にするのは」。

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山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。