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(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週月~金)5:00~11:00
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一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。また、毎月第1&2水曜は「タワーレコード・オリジナル企画盤」と題して、レコード会社各社の埋もれた名盤をタワーレコードがオリジナル企画盤として復刻したディスクを紹介します。

<7月放送分のおススメ>
 エベーヌ四重奏団のベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲プロジェクト「ベートーヴェン・アラウンド・ザ・ワールド」。世界7つの都市を回って録音された16曲には、コロナ後への世界に向けた、強いメッセージが込められていると感じます(6月30日・7月2日・3日)。「シュターツカペレ・ベルリン創立450周年記念グレート・レコーディングズ」は、ワイマール時代から現代まで、激動のドイツ史の鏡となる録音を集めた15枚組(15日・16日・21日・22日・24日)。ラトルとバイエルン放響の「ワルキューレ」は、数年前の「ラインの黄金」よりはるかに充実した名演。ウェストブルックやクールマンなど、歌唱陣も充実(23日)。(山崎浩太郎)

6月29日:朝比奈隆と大阪フィルが1991年から92年にかけてキャニオンクラシックスに録音した、5回目のベートーヴェン交響曲全集が約30年ぶりにエクストンから新マスタリングで再発売。そのなかから、第1番~第5番の5曲とインタビュー「私とベートーヴェン」。
6月30日:フランソワ=フレデリック・ギィが再録音したベートーヴェンのピアノ協奏曲全集は、シンフォニア・ヴァルソヴィアを弾きぶりしたもの。そのなかから第1番と第2番。現代最高峰のエベーヌ四重奏団が、世界の7都市でライヴ録音した「ベートーヴェン・アラウンド・ザ・ワールド」の弦楽四重奏曲全集から、フィラデルフィア、ウィーン、東京での3枚。
7月1日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。コリン・デイヴィスがボストン響と録音した名盤、シベリウスの交響曲全集を、新マスタリングのSACDで。
7月2日:イタリアとドイツの血を引き、ドイツで好評を得た作曲家ヴォルフ=フェラーリの歌劇「4人の田舎者」(ドイツ語版)を、ウルフ・シルマーの指揮、ランツハマーやフランケの歌で。ヴェロニク・ジャンスが室内アンサンブルをバックに歌うフランス歌曲などのアルバム「夜」。エベーヌ四重奏団のベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集から、サンパウロとメルボルンでの2枚。
7月3日:ギィとシンフォニア・ヴァルソヴィアベートーヴェンのピアノ協奏曲全集から第3番~第5番。エベーヌ四重奏団のベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集から、ナイロビとパリでの2枚。

7月6日:バスバリトンの佐藤征一郎の3枚組「カール・レーヴェのワンダーランド」から1枚目。佐藤によるレーヴェのバラードの前に、長岡輝子の日本語訳詞朗読がついたライヴ録音。朝比奈隆と大阪フィルの5回目のベートーヴェン:交響曲全集から、第6番~第9番。
7月7日:稲岡千架のピアノで、モーツァルトの幻想曲とソナタ集。ヴァイオリンのフシュヌレなど、フランスの俊英によるシューベルトの八重奏曲。チェンバロのトレヴァー・ピノックがついに録音した、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻。
7月8日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。アンセルメとスイス・ロマンド管の「フランス管弦楽曲集」と、ハスキルとマルケヴィチ指揮ラムルー管によるピアノ協奏曲集、そしてマゼール指揮ウィーン・フィルによる「春の祭典」のSACD。
7月9日:メトロポリタン歌劇場が久しぶりに取りあげ、大成功したガーシュウィンの歌劇「ポーギーとベス」のライヴ盤3枚組。佐藤征一郎の3枚組「カール・レーヴェのワンダーランド」から2枚目と3枚目。岸田今日子ほかの歌詞朗読つき。
7月10日:チェロのロビン・マイケルとフォルテピアノのダニエル・トン、ピリオド楽器によるベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集。ウルバンスキ指揮NDRエルプフィルによるR.シュトラウスの交響詩集。ベテラン、ナッシュ・アンサンブルによるクララ・シューマンとファニー・メンデルスゾーンの室内楽作品集。

7月13日:バッティストーニと東京フィルがセッション録音した幻想交響曲と黛敏郎の「舞楽」。小林研一郎とハンガリー放響によるドヴォルジャークの交響曲第8番。伊藤恵の「ベートーヴェン ピアノ作品集2」。
7月14日:ニェポムニャシャヤとエガーによる「シューベルト:歴史的ピアノによる四手のための作品集」。テツラフ・カルテットによるベートーヴェンの弦楽四重奏曲集第15番と第13番。合唱曲「イェルサレム」で名高いパリーのオラトリオ「ユディト、またはマナセの改悛」。
7月15日:15枚組「シュターツカペレ・ベルリン創立450周年記念グレート・レコーディングズ」から、R.シュトラウス自作自演の交響詩、ブレッヒ、クレンペラー、クライバーによるSP復刻4枚。
7月16日:「シュターツカペレ・ベルリン創立450周年記念グレート・レコーディングズ」から、カラヤンのSP、フルトヴェングラー、カイルベルト、コンヴィチュニーによるオペラ・ライヴの抜粋。
7月17日:ミッコ・フランク指揮フランス放送フィルによる「フランク・バイ・フランク」。サヴァール指揮ル・コンセール・デ・ナシオンによるヘンデルの「メサイア」全曲。

7月20日:豊嶋泰嗣によるバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲。ラザレフ指揮日本フィルのグラズノフの交響曲第4番と第5番。テノールの村上敏明が日本のオーケストラ支援のために制作した「チャリティーアルバム2020」から3曲。
7月21日:「シュターツカペレ・ベルリン創立450周年記念グレート・レコーディングズ」から、チェリビダッケとスウィトナー指揮による2枚。チェロのアルトシュテットとフォルテピアノのロンクィッヒ、ピリオド楽器によるベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集。
7月22日:「シュターツカペレ・ベルリン創立450周年記念グレート・レコーディングズ」から、ブーレーズ、ギーレンほかによる3枚。
7月23日:ヤノフスキ指揮ドレスデン・フィル、ムーアやジャッジが歌う「カヴァレリア・ルスティカーナ」全曲。ラトル指揮バイエルン放響、ウェストブルックとテオリン、スケルトン、ラザフォードなどが歌う「ワルキューレ」。
7月24日:「シュターツカペレ・ベルリン創立450周年記念グレート・レコーディングズ」から、バレンボイムが指揮したブルックナーと、メータの指揮でピアノを弾いたベートーヴェンとチャイコフスキーのピアノ協奏曲。ヨーロッパで絶大な人気を博すピアニスト、ソコロフのリサイタル2枚組。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<6月放送分のおススメ>
 21世紀クラシック界の台風の目となる指揮者、クルレンツィス。ムジカエテルナとベートーヴェンの交響曲に挑むシリーズ第1弾は、「運命」の通称で親しまれる第5番(5日)。そしてもう一人の台風の目、フランソワ=グザヴィエ・ロトとレ・シエクルのコンビも、初演当時の楽器を用いたラヴェル編曲の「展覧会の絵」で、透明で薫り高い響きを聴かせる(12日)。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月8日に無観客でインターネットで配信され、10万人以上が見たという大友直人と東京交響楽団によるフレンチ・プログラム。急遽発売されたSACDから、鮮明な録音でお送りします(15日)。
 また第4週は、今年前半に放送したディスクから、特に話題となった盤を集めてお送りします。(山崎浩太郎)

6月1日:アルゲリッチと小沢征爾、水戸での2019年の共演によるベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番ほか。佐渡裕が兵庫県立芸術文化センターのスーパーキッズ・オーケストラを指揮したセッション録音盤。
6月2日:ヴァイオリンのカルミニョーラがチェロ・ピッコロのブルネロと共演した、バッハとヴィヴァルディの協奏曲集。ネーメ・ヤルヴィと母国のエストニア国立響によるマーラーの「巨人」。ドイツのクス・クァルテットが、昨年東京でライヴ録音したベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集から、第1~6番を作曲順に。
6月3日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ノイマンとチェコ・フィルによる最新リマスタリングのSACDから、ドヴォルジャークのチェロ協奏曲とヴァイオリン協奏曲、交響曲第6~9番と、スメタナの「わが祖国」。
6月4日:俊英テノールのアルド・ディ・トロが女性指揮者オクサーナ・リニフ率いるグラーツ歌劇場で歌った、「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「道化師」全曲。クス・クァルテットのベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集から、第7~12番。
6月5日:ムターとヨーヨー・マが、バレンボイム率いるウェスト=イースタン・ディヴァン管との共演でカラヤン盤以来約30年ぶりに録音した、ベートーヴェンの三重協奏曲。クルレンツィスとムジカエテルナによる話題盤、ベートーヴェンの交響曲第5番。クス・クァルテットのベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集から、後期の5曲ほか。

6月8日:高橋アキのシューベルト録音シリーズの最新作は、グラーツ幻想曲と4つの即興曲ほか。ウイルス禍の時代に再び注目されるSF作家、小松左京。その映像化作品の音楽を集めた「小松左京音楽祭」ライヴ盤。
6月9日:作曲だけでなく指揮者としても卓越した才能を発揮したブリテン。4枚組「モーツァルト名演集」から、イギリス室内管との2枚。巨匠の風格を帯びてきたミシェル・ダルベルトがひく、ベートーヴェンの有名ソナタ5曲。
6月10日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。「ブリテン/モーツァルト名演集」からライヴ録音集。テンシュテット指揮ロンドン・フィルによるセッション録音のマーラーの交響曲全集から、アナログ録音された4曲をSACDの音で。
6月11日:テノールのマルクス・シェーファーがフォルテピアノのトビアス・コッホと歴史的演奏法をよみがえらせる、シューベルトの「白鳥の歌」。昨年、ゲルギエフの来日公演で大きな話題となったチャイコフスキーの歌劇「マゼッパ」を、マンスロフ指揮ボリショイ劇場による全曲盤で。
6月12日:フランソワ=グザヴィエ・ロトとレ・シエクルが初演時の楽器を用いた「展覧会の絵」とラ・ヴァルス。昨年亡くなったヤンソンスがバイエルン放響を指揮した、サン=サーンスの「オルガン付」ほか。指揮者としても大活躍のソプラノ歌手バーバラ・ハンニガンとルートヴィヒ管弦楽団によるアルバム「受難」。

6月15日:上岡敏之指揮新日本フィルによるブルックナー:交響曲第7番。新型コロナ・ウイルス感染拡大防止のためのさまざまな自粛が広まるなか、無観客でネット中継され、大きな話題となった大友直人指揮東京交響楽団によるフランス名曲集。バッハの無伴奏ヴァイオリン作品にシューマンとメンデルスゾーンがピアノ伴奏を追加した6曲を、桐山建志と小倉貴久子の演奏で。
6月16日:バロック・ヴァイオリンの名手レツボールによる、ビーバーのロザリオのソナタ再録音。アントニーニがリコーダーと指揮を兼ねたヴィヴァルディの協奏曲集。川口成彦が1842年製プレイエル・ピアノをひいたショパン作品集。
6月17日:ワルターとシンフォニー・オブ・ジ・エアによる、トスカニーニ追悼演奏のエロイカ。セル指揮クリーヴランド管によるドヴォルジャークの交響曲第7番と第8番のライヴ。フィストゥラーリ指揮による、ステレオ録音のチャイコフスキー三大バレエハイライト。
6月18日:ネトピル指揮アールト劇場による「魔弾の射手」全曲。インドのシタールの名手ラヴィ・シャンカルが遺した歌劇「スカニヤ姫」。ゲルネとリシエツキによるベートーヴェンの歌曲集。
6月19日:韓国の俊英ピアニスト、チョ・ソンジンのアルバム「さすらい人」。グーセンスがオーケストレーションを壮大に拡大した「メサイア」を、最新録音で。ストゥールゴールズ指揮BBCフィルによるショスタコーヴィチの交響曲第11番「1905年」。

<ニューディスク・ナビ特別篇~上半期話題盤>
6月22日:新鋭坂入健司郎が指揮するシェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」。美音の大江馨が上岡敏之指揮新日本フィルと共演したドヴォルジャークのヴァイオリン協奏曲。ロジェストヴェンスキー指揮読売日響による、壮大なブルックナー:交響曲第5番。鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンによるマタイ受難曲、充実の再録音。
6月23日:記念年のベートーヴェン演奏を集めて。イゴール・レヴィットによるピアノ・ソナタ集。マンゼ指揮NDR放送フィルの交響曲第5番&第7番。ベザイデンホウトとエラス=カサド指揮によるピアノ協奏曲「皇帝」と第2番など。
6月24日:タワーレコードを中心とするヒストリカル。前後して引退したアシュケナージとハイティンクによるラフマニノフのピアノ協奏曲。クレンペラー指揮のワーグナー。ワルター指揮コロンビア響のドヴォルジャーク。ケンペ指揮ミュンヘン・フィルのブルックナーの交響曲第5番。
6月25日:バルトリの歌う「神の声~ファリネッリのためのアリア集」。ダムラウとヤンソンスによるR.シュトラウスの4つの最後の歌。ルセ指揮レ・タラン・リリクのペルゴレージ:スターバト・マーテル。フルシャ指揮チェコ・フィルのドヴォルジャーク:レクイエム。
6月26日:ヴィキングル・オラフソンのアルバム「ドビュッシー/ラモー」。ヴェルザー=メスト指揮ウィーン・フィルの「ヴェルサイユ平和コンサート」。ヤンソンス指揮ベルリン・フィルのブルックナー:交響曲第6番。イザベル・ファウストを中心とするシェーンベルクのヴァイオリン協奏曲と「浄夜」。ケラス&タローのアルバム「COMPLICES~相棒~」。

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山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<5月放送分のおススメ>
 静かに愛されるドイツの名指揮者、ケンペ。SACDのブラームス(6日)、ブルックナー(6日・13日)、ベートーヴェン(13~15日)の交響曲集とワーグナーの「ローエングリン」(21日)。指揮者として充実した活動を続けるクリストフ・ルセ。手兵レ・タラン・リリクとの四半世紀ぶりの再録音となるペルゴレージの名作スターバト・マーテルは、ソプラノのピオーなどの澄んだ歌声で、味わい深く聴かせる名演(21日)。アイスランドの生んだ俊英ピアニスト、ヴィキングル・オラフソンの新作は、ドビュッシーとラモーの曲を組み合わせ、150年の時を隔てた2人の詩情と物語を対話させるもの(26日)。(山崎浩太郎)

4月27日:ロシア物を中心にしてきたピアノの上原彩子が、モーツァルト作品でチャイコフスキーの「四季」をはさむアルバム。沖縄初のプロ・オーケストラ、琉球交響楽団が大友直人の指揮で演奏する萩森英明:沖縄交響歳時記。新発見の未完のソナタも加えた、千住真理子による「心の叫び~イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲(完全版)」。
4月28日:フランス期待の若手、ファニー・クラマジランがケン=デイヴィッド・マズア指揮イギリス室内管と演奏する、ベートーヴェンとヴァスクスのヴァイオリン協奏曲。アマデウス四重奏団がステレオ初期に遺した名盤、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集のSACDから第1~7番。残りも来週までに全曲を放送。
4月29日:ヨッフムとコンセルトヘボウ管の1968年来日公演のベートーヴェン演奏会。スカニーニ指揮NBC響のブラームスの交響曲第4&1番。
4月30日:絶好調のルセとレ・タラン・リリクほかの演奏で、リュリ:歌劇「イシス」。初めてCDで発売された、フィリップ・グラスの歌劇「アッシャー家の崩壊」。
5月1日:ドイツのノイダウアーがボッシュ指揮カペッラ・アキレイアと演奏するベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。ピリオド楽器の雄、ベルリン古楽アカデミーが指揮者なしで演奏するベートーヴェンの「田園」ほか。団によるブラームスのドイツ・レクイエム。プレートルが2010年にスカラ座フィルを指揮したラスト・コンサート。

5月4日:藤井一興(ピアノ)の「ルネ・ラリックの花束と旅するオリエント急行」。新鋭大江馨が上岡敏之指揮の新日本フィルをバックに演奏する、ドヴォルジャーク:ヴァイオリン協奏曲。
5月5日:近年は指揮者としても活躍するツェートマイアーがバロック・ヴァイオリンで再録音した、バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲。チェロのオフェリー・ガイヤールによるヴィヴァルディ作品集「影の色」。チャールズ・ゲルハルトがイギリスのナショナル・フィルを指揮してハリウッド黄金時代の映画音楽を録音した12枚組から、そのきっかけとなったコルンゴルトの映画音楽集。以後、5月中に残りを順次放送。
5月6日:タワーレコード・オリジナル企画盤。SACDによるケンペ指揮ミュンヘン・フィルのブラームスの交響曲全集とブルックナー:交響曲第4番。
5月7日:ディドナート、ファジョーリなどスター歌手がエメリャニチェフ指揮で歌うヘンデル:歌劇「アグリッピーナ」全曲。デニス・ラッセル・デイヴィス指揮ウィーン放響によるバーンスタイン:ミサ曲。
5月8日:ワシリー・ペトレンコ指揮オスロ・フィルによるR.シュトラウスのアルプス交響曲ほか。ジョン・ウィルソン指揮シンフォニア・オブ・ロンドンによるフランスの管弦楽曲集。カピュソン兄弟とブラレイによるベートーヴェンのピアノ三重奏曲「幽霊」と「大公」。

5月11日:上野優子(ピアノ)による「上野優子リサイタルwith Fazioli」。親子に人気のズーラシアンブラスによる「ブラス・アドベンチャー」。
5月12日:長期シリーズから2枚。Naïveのヴィヴァルディ協奏曲シリーズから、ジュリアン・ショーヴァン&ル・コンセール・ド・ラ・ローグ。アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコの「HAYDN2032 第8集」は、バルトークも含む1枚。アムランによるフェインベルク:ピアノ・ソナタ第1~6番。
5月13日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。ケンペ指揮ミュンヘン・フィルのベートーヴェン:交響曲全集3枚とブルックナー:交響曲第5番をリマスタリングによるSACDの音で。
5月14日:オッフェンバックの喜歌劇を3本。後期の「ペロニラ親方」と初期の「紅いりんご」と「火山の上で」。
5月15日:ファジル・サイによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。ケンペ指揮ミュンヘン・フィルのベートーヴェン:交響曲第7~9番。故ビルスマ(チェロ)が渡邊順生(フォルテピアノ)と1990年にライヴ録音した「アンナー・ビルスマ in 東京」。

5月18日:TBSに遺された團伊玖磨の音楽と談話を集めた「TBSと日本の巨匠・團伊玖磨」3枚組。
5月19日:鈴木大介(ギター)のアルバム「シューベルトを讃えて」。シュタイアー(フォルテピアノ)がベートーヴェンのソナタと変奏曲を演奏した2枚組「新しい道」。リントゥ指揮フィンランド放響によるルトスワフスキの交響曲第3&2番。トマス・アデスがボストン響を指揮した自作自演集。
5月20日:トスカニーニ指揮NBC響によるヴェルディ:レクイエムの偶発的ステレオ録音。ベームのライヴ録音から、ウィーン・フィルとのベートーヴェンとブラームス、バイエルン放響とのドヴォルジャークとブラームス。
5月21日:ルセ指揮レ・タラン・リリクがピオーとロウリーを独唱に再録音した、ペルゴレージのスターバト・マーテル。トーマス、グリュンマー、ケンペ指揮ウィーン・フィルによるワーグナーの歌劇「ローエングリン」をSACDの音で。
5月22日:ピリスの愛弟子ジュリアン・リベール(ピアノ)によるバッハとバルトークの作品集。ハーゼルベック指揮ウィーン・アカデミー管によるベートーヴェンの交響曲第5番と「田園」。ティエリー・フィッシャー指揮ユタ響によるプロコフィエフの「アレクサンドル・ネフスキー」。ソヒエフ指揮トゥールーズ・キャピトル国立管によるショスタコーヴィチ:交響曲第8番。

5月25日:郷古廉(ヴァイオリン)の「ベルギー・アルバム」。エリシュカ指揮札響のブラームス:交響曲全集をSACDで。
5月26日:ゴールドベルクとルプーが1974年に録音した「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集」4枚組の1枚目。残りもこの週に放送。ピリオド楽器アンサンブルのコンパニア・ディ・プントによる、ベートーヴェンの交響曲第1~3番の室内楽編曲版。ヴィキングル・オラフソン(ピアノ)待望の新作、「ドビュッシー/ラモー」。
5月27日:ヨハンナ・マルツィとクレツキ指揮フィルハーモニア管によるメンデルスゾーンとブラームスのヴァイオリン協奏曲。フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルによるモーツァルトとブラームス。クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルによる戦時録音集。
5月28日:マリアン・コンソートの歌う「秘密の礼拝~ウィリアム・バードの『隠れカトリック』の音楽」。ベルリン古楽アカデミーによるヘンデルの合奏協奏曲集。フルシャとビエロフラーヴェク指揮チェコ・フィルによるドヴォルジャークのレクイエムほか。シャロン・イズビン(ギター)とパシフィカ四重奏団による「スペインとイタリアの想い出」。
5月29日:ノセダ指揮ワシントン・ナショナル響によるコープランドとドヴォルジャーク。フルシャ指揮バイエルン放響によるスークのアスラエル交響曲。3月29日に亡くなったペンデレツキがロンドン・フィルを指揮した自作自演集。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。