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再放送=(翌週火~土)0:00~6:00
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一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。また、2018年1月からは、毎月第1&2水曜は「タワーレコード・オリジナル企画盤」と題して、レコード会社各社の埋もれた名盤をタワーレコードがオリジナル企画盤として復刻したディスクを紹介します。

<12月放送分のおススメ>
 ヒラリー・ハーンが1997年の衝撃のデビュー盤での3曲以来、20年の歳月をへて他の3曲を録音、ついに全曲を完成させた、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(11月27 日)。タワーレコードのオリジナル企画によるハイブリッドSACDから、今年亡くなったカバリエがヒロインを歌い、若き日のムーティの熱い血がたぎる1974年録音の名盤、ヴェルディの歌劇「アイーダ」(5日)。エストニア出身のパーヴォ・ヤルヴィが「母国の音楽のように感じる」という、シベリウスの交響曲全集。パリ管弦楽団を指揮しての力強い共感に満ちた演奏による全7曲を、ハイブリッドSACDの音で(21日)。(山崎)

11月26日:日本のバロック作品演奏の草分けのひとり、延原武春が日本センチュリー響を指揮した《田園》交響曲。ロンドンを拠点に活躍する俊英作曲家藤倉大の最新作品集「ダイヤモンド・ダスト」。ロシア出身で日本に拠点をおくバリトン歌手、ユシュマノフが見事な日本語で歌う日本名歌集。
11月27日:シャコンヌの演奏で衝撃的なデビューを飾ったヒラリー・ハーンが、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲の完結編をついに録音。シカゴ響のメンバーからなるキウィタス・アンサンブルが、シュポルツル率いるジプシー・ウェイ・アンサンブルと共演した「Alla Zingarese ジプシー風」。
11月28日:グルダが電気仕掛けのクラヴィコードをひいたバッハ作品集。旧EMIの初期ステレオ録音を集めた、ノーマン・デル・マー他の指揮による1枚。生誕100年のニルソンのライヴを集めたボックスから、1971年のベーム指揮メトロポリタン歌劇場による「エレクトラ」。
11月29日:没後150年のロッシーニ。シャギムラトヴァやバルチェッローナがエルダー指揮のピリオド楽器オーケストラ、エイジ・オブ・インライトゥンメント管とセッション録音した歌劇「セミラーミデ」。生誕100年のニルソンのボックスから、1961年のストコフスキー指揮メトロポリタン歌劇場による「トゥーランドット」。
11月30日:ヴァイオリンのムローヴァがパーヴォ・ヤルヴィ指揮エストニア国立響ほかと共演した、ペルトの作品集。新鮮な響きを聴かせてくれるダウスゴー指揮スウェーデン室内管によるブラームスの交響曲集、第3番とアルト・ラプソディなど。

12月3日:充実した活動を展開する田部京子が小林研一郎指揮東京交響楽団と演奏したピアノ協奏曲ほか、グリーグ作品集。バッティストーニと東京フィルによるセッション録音シリーズの新作はチャイコフスキーの「悲愴」と武満徹の系図。後者はのんの語りも話題。
12月4日:シュタイアーがチェンバロと指揮を兼ね、ポルトガルのオルケストラ・バッローカ・カーザ・ダ・ムジカと共演した「ポルトガル風の~イベリアの協奏曲とソナタ集」。読響との名演が記憶に残るカンブルランがSWR響と録音した「メシアン:管弦楽作品集」8枚組、10年ぶりの再発売から、トゥーランガリラ交響曲など3枚。
12月5日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。アンチェル指揮チェコ・フィルのドヴォルジャーク、ムーティ指揮の70年代の名盤から、「カルミナ・ブラーナ」と故カバリエがヒロインを歌う「アイーダ」全曲を、SACDの音で。
12月6日:イラン系アメリカ人の俊英チェンバロ奏者、エスファハニの「イギリスのヴァージナリストたちの音楽」。カンブルランとSWR響の「メシアン:管弦楽作品集」8枚組から、「われらの主イエス・キリストの変容」「峡谷から星たちへ」など4枚。
12月7日:ベルナルディーニ率いるゼフィーロ・バロック・オーケストラによるバッハのブランデンブルク協奏曲全曲。作曲者ジョン・アダムズがBBC交響楽団を指揮した歌劇「ドクター・アトミック」全曲。

12月10日:再評価が進む指揮者、山田一雄が新星日響を指揮した「山田一雄 最晩年ライヴ集 1989-1991」6枚組から、ベートーヴェンの「英雄」と第5番。欧州で活躍するリュート奏者、今村泰典によるバッハのリュート作品全集。
12月11日:フランスの俊英、ジャン・ロンドーによるスカルラッティのソナタ集。ボロディン四重奏団が創立70周年を記念して新たに録音したショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集7枚組から3枚。
12月12日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。シェリングとシュミット=イッセルシュテット指揮ロンドン響によるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ほかをSACDの音で。山田一雄と新星日響の「山田一雄 最晩年ライヴ集 1989-1991」6枚組から、「合唱」や幻想交響曲など4枚。
12月13日:40年前の1978年、グルベローヴァが一躍大スターとなったウィーン国立歌劇場での伝説的名演、「ランメルモールのルチア」全曲。ラトル指揮LSOほかによるバーンスタインのミュージカル「ワンダフル・タウン」。ボロディン四重奏団のショスタコーヴィチを2枚。
12月14日:メジューエワによる、没後100年のドビュッシー作品集。N響への客演が今年も好評だったブロムシュテット指揮で2枚。バイエルン放響とのモーツァルトの第40番と「ジュピター」、エーテボリ響とのステンハンマルの交響曲第2番とセレナード。ヴォロディンとのピアノ五重奏曲など、ボロディン四重奏団のショスタコーヴィチを2枚。

12月17日:佐藤俊介とイル・ポモ・ドーロによるバッハのヴァイオリン協奏曲集。鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンの「きよしこの夜~BCJのクリスマス」。大活躍の藤木大地(カウンターテナー)のアルバム「愛のよろこびは」。三浦一馬(バンドネオン)のピアソラ作品集。
12月18日:アンゲリッシュが19世紀後半のピアノでエキルベイ指揮インスラ・オーケストラと演奏するベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番と「皇帝」。好調のハーディング指揮スウェーデン放響によるマーラーの交響曲第5番。
12月19日:生誕100年のニルソンのライヴを集めたボックスから、ベームがフランス国立放送管を指揮した1973年の「トリスタンとイゾルデ」ステレオ全曲。
12月20日:ソプラノのミールズとラウテン・カンパニーによる、30年戦争開戦400年と第1次世界大戦休戦100年にちなむ2枚組アルバム「戦争と平和 1618:1918」。ヴァイグレ指揮フランクフルト歌劇場によるベルクの歌劇「ヴォツェック」。
12月21日:グリモーの新作はドビュッシーやサティなどの小品をあつめたアルバム「メモリー」。パーヴォ・ヤルヴィがパリ管を指揮したシベリウスの交響曲全集3枚。アレクサンドル・タローによる「ベートーヴェン:後期3大ピアノ・ソナタ」。

<【特別編】オーケストラ新定番名盤50特集>
 第5週は、キングレコードがUHQCDで発売した「オーケストラ新定番名盤50」から精選してお送りします。
12月24日:ロト(指揮)レ・シエクルのピリオド楽器の演奏を中心に、ストラヴィンスキーの三大バレエ、サン=サーンスの交響曲 第3番「オルガン付き」、ドビュッシー、シャブリエなど。
12月25日:コンセルトヘボウ管弦楽団の自主制作から、ヤンソンス指揮の「レニングラード」、マーラーの「復活」と第5番、ハイティンク指揮のマーラーの第4番など。
12月26日:ロンドン交響楽団とマリインスキー劇場の自主制作から、ゲルギエフの指揮でラヴェル、チャイコフスキー、プロコフィエフの作品集。
12月27日:ハルモニア・ムンディ原盤で、ヤーコプス指揮フライブルク・バロック・オーケストラのモーツァルト交響曲集、ヘレヴェッヘ指揮のフォーレのレクイエム、イザベル・ファウストのひくベートーヴェンなど。
12月28日:ハイティンク指揮の交響曲をあつめて。LSOとの「合唱」とブルックナーの第9番。コンセルトヘボウ管とのブルックナーの第8番、シカゴ響とのマーラーの「悲劇的」。

THE CLASSIC オンエア曲リスト



山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<11月放送分のおススメ>
 アイスランドの俊英ピアニスト、ヴィキングル・オラフソンのDG第2弾、「バッハ・カレイドスコープ」は、来日公演でも絶賛された千変万化の美しいタッチで描き出す、さまざまなバッハ作品の豊麗なる万華鏡(2日)。カンブルラン指揮の読売日本交響楽団その他によるメシアンの歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」全曲は、日本クラシック史に輝く偉業となった、昨年の演奏会形式による日本初演の嬉しいCD化(8日)。凄腕の室内楽団、フォーレ四重奏団待望の新作は、ラフマニノフの「音の絵」とムソルグスキーの「展覧会の絵」をピアノ四重奏用に編曲した、新たな音世界との出会い(23日)。

10月29日:ノット指揮東京交響楽団によるマーラーの交響曲第10番第1楽章とブルックナーの交響曲第9番、遺作2曲を組みあわせたライヴ。ギターの村治佳織の映画音楽をあつめたアルバム「シネマ」。
10月30日:シャイエとシュルツ、ピリオド楽器によるブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集。ラトル指揮ベルリン・フィルの2015年のベートーヴェンの交響曲全集から6曲を、SACDの音で。ブロイアー指揮ゴルトベルク・セプテットによる、ゴルトベルク変奏曲の七重奏版。
10月31日:オープン・リールから復刻されたバルビローリ指揮ベルリン・フィルの名盤、マーラーの交響曲第9番。アルゲリッチのデビュー時期、1955から61年までのライヴ録音集4枚組。
11月1日:1958年のバイロイト音楽祭のライヴで、生誕100年のニルソンがイゾルデを歌う、サヴァリッシュ指揮の「トリスタンとイゾルデ」。同じくニルソンがヒロインを歌う、生誕100年のバーンスタイン指揮の「フィデリオ」の1970年ライヴ。
11月2日:ヴァイオリンのシラノシアンほか、ピリオド楽器によるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲と弦楽八重奏曲のオリジナル版。コジェナーが歌う、ラトル指揮バイエルン放響によるマーラーの「大地の歌」。アイスランドの俊英ピアニスト、ヴィキングル・オラフソンがバッハの曲を美しくひく「バッハ・カレイドスコープ」。

11月5日:札幌交響楽団の名誉指揮者として愛されたエリシュカ。最後の来日となる昨年の演奏会を収録した「ザ・フェアウェルコンサート・イン札幌」。朝比奈隆指揮新日本フィルの1998年のベートーヴェンの交響曲第7番。ピアノの川上昌裕によるカプースチン作品集。
11月6日:ポンテコルヴォのフラウト・トラヴェルソとアレッサンドリーニのチェンバロによるバッハのフルート・ソナタ集。小曽根 真とアラン・ギルバート指揮ニューヨーク・フィルによるガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」とバーンスタインの交響曲第2番「不安の時代」。ウィーン宮廷歌劇場監督のマーラーがJ.シュトラウスに委嘱しながら上演されなかった遺作のバレエ音楽「灰かぶり姫」を、タイス指揮ORF放響の演奏で。クラシカルDJ、水野蒼生の「ミレニアルズ-ウィ・ウィル・クラシック・ユー-」。
11月7日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。アンチェル(指揮)チェコ・フィルのSACDセットから、ブラームスとショスタコーヴィチの交響曲集。ルービンシュタインとメータ指揮イスラエル・フィルのブラームスのピアノ協奏曲第1番。
11月8日:メシアンの大作歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」。カンブルラン指揮読響の昨年の演奏会形式上演による、日本初演のライヴ盤。
11月9日:来日公演での演奏も期待される、庄司紗矢香とテミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィルによるベートーヴェンとシベリウスのヴァイオリン協奏曲。大野和士がバルセロナ交響楽団を指揮した、ショスタコーヴィチの交響曲第13番「バビ・ヤール」。ネーメ・ヤルヴィが往年の名コンビ、エーテボリ響を指揮した交響的カンタータ「歌」ほか、ステンハンマル作品集。

11月12日:梯剛之が弦楽オーケストラのアカンサスIIと共演したモーツァルトのピアノ協奏曲第11~13番。クァルテット・エクセルシオのメンバーとしても活躍するチェロの大友肇によるバッハとカサドの作品集。ソプラノの森麻季の2枚組「至福の時~歌の翼に」。
11月13日:没後150年のロッシーニ。アーマン指揮バイエルン放送合唱団による「スターバト・マーテル」と、バート・ヴィルトバートのロッシーニ音楽祭での歌劇「リッチャルドとゾライデ」全曲。ヴァイグレ指揮フランクフルト歌劇場のフロトウの歌劇「マルタ」。
11月14日:先週に続いて「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。イダ・ヘンデルとアンチェル指揮チェコ・フィルによるラロのスペイン交響曲。バルビローリ指揮ハレ管弦楽団の「シベリウス:交響曲全集&管弦楽曲集」、世界初のSACDセットから4枚。
11月15日:アンスネスの新録音は「ショパン:バラード全曲&夜想曲集」。バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリンによるブラームスの交響曲第1番。ハルモニア・ムンディのドビュッシー没後100年記念シリーズから、イザベル・ファウストやジャン=ギアン・ケラスによる「最後のソナタ集」と、カルトホイザー(ソプラノ)とドゥグー(バリトン)の歌う歌曲集。
11月16日:イッサーリス(チェロ)とヴァーリョン(ピアノ)によるショパンとシューベルト作品集。バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリンのブラームスの交響曲第2~4番。

11月19日:鈴木雅明率いるバッハ・コレギウム・ジャパン。バッハの世俗カンタータ集完結編となる、第10集。ピアニスト、医師としても活躍する上杉春雄のゴルトベルク変奏曲。上岡敏之指揮新日本フィルのチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。ラザレフ指揮日本フィルによる、ストラヴィンスキーの「ペルセフォーヌ」日本初演ライヴ。
11月20日:スイス各地の音楽祭の録音を集めた「フェスティヴァル~スイスの音楽祭ライヴ」13枚組から、ノリントンやローレルが指揮するアスコーナ音楽週間、ボストリッジが歌う「ボスヴィルの夏」、ダボス音楽祭、マクリーシュが指揮する「グシュタード・メニューイン・フェスティヴァル&アカデミー」の6枚。
11月21日:「フェスティヴァル~スイスの音楽祭ライヴ」13枚組から、若い音楽家が活躍するエルネン音楽村、チェロ中心のリースタル・ヴィヴァチェロ・フェスティヴァル、ルツェルン音楽祭の現代音楽、ソル・ガベッタが主催するソルスベルク音楽祭の5枚。
11月22日:生誕100年のニルソンのライヴ録音集31枚組から、60年代のメトロポリタン歌劇場での公演を2種。ベーム指揮の「サロメ」と、カラヤン指揮の「ワルキューレ」。
11月23日:今年の来日公演も大好評だったドイツのフォーレ四重奏団。待望の新譜は、ムソルグスキーの「展覧会の絵」とラフマニノフの「音の絵」からの、ピアノ四重奏編曲版。「フェスティヴァル~スイスの音楽祭ライヴ」13枚組から、ヴェルビエ音楽祭の豪華なライヴ。マルク・アルブレヒト指揮オランダ・フィルの「英雄の生涯」。

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山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<10月放送分のおススメ>
 生誕100年のバーンスタイン。パッパーノ指揮の交響曲全集(5日)は、作曲家としての顔に迫るもの。ほかにツィメルマンとラトル指揮ベルリン・フィルによる「不安の時代」(12日)、フランス国立管弦楽団を指揮した初発売ライヴ(19日)など盛り沢山。毎週木曜日はワーグナーのオペラを、初期作品から「ローエングリン」まで特集。ヴァイグレ、ティーレマン、ネルソンスなどの指揮で(4・11・18・25日)。幅広い分野で活動するチェリスト、ジャン=ギアン・ケラスの新作は、ピリオド楽器奏者と共演したヴィヴァルディのチェロ・ソナタ集。豊麗に歌うガット弦が作品の魅力を引き出す(16日)。

10月1日:読売日本交響楽団のソロ・チェロ奏者として活躍する遠藤真理。小林研一郎指揮の読響と共演したドヴォルジャークのチェロ協奏曲とアザラシヴィリの無言歌。スヴェトラーノフがNHK交響楽団と20世紀の末に演奏したマーラーの交響曲第5番と第6番「悲劇的」。
10月2日:フランスのベテラン、ペヌティエによるフォーレのピアノ作品集第4集。ボルトン指揮バーゼル交響楽団による劇音楽などを集めた「シークレット・フォーレ」。室内アンサンブル編成のラ・サンフォニー・ドゥ・ポシュによる、ラロのスペイン交響曲とラヴェル作品集。
10月3日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。アンチェル指揮チェコ・フィルの1960年代の録音から、スークとのヴァイオリン協奏曲集とスメタナの「わが祖国」。ハイドシェックがヴァンデルノート指揮パリ音楽院管と録音した、宇野功芳遺愛の名盤、「モーツァルト:ピアノ協奏曲集」3枚組を最新リマスタリングのSACDの音で。
10月4日:今月はワーグナー前半生のオペラを、初期作品から「ローエングリン」まで作曲順に6本お送りします。まずはセバスティアン・ヴァイグレ指揮フランクフルト歌劇場による「妖精」と「恋愛禁制」の2本。
10月5日:フランスとアメリカの血を引く若きチェンバロ奏者、ジュスタン・テイラーによる「Continuum~スカルラッティとリゲティ」。パッパーノ指揮のサンタ・チェチーリア国立アカデミー管による、生誕100年のバーンスタインの交響曲全集。テツラフ3度目の録音となるバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲。

10月8日:古楽を主体に活躍するソプラノの波多野睦美が大萩康司(ギター)の伴奏で歌う、映画にちなむ音楽を集めた「CALLING YOU」。スヴェトラーノフ指揮N響によるマーラーの交響曲第7番。俊英ウェールズ弦楽四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲第16番と第8番。
10月9日:準・メルクル指揮バスク国立管弦楽団、藤村実穂子などが細川俊夫近年の作品を集めた「管弦楽作品集第3集」。アメリカのイェール大学のスコラ・カントルムによる、ブラームスのドイツ・レクイエムの室内アンサンブル版。ドビュッシー四重奏団が没後100年のドビュッシーの前奏曲を編曲して演奏する「ドビュッシー…とジャズ」。
10月10日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。クーベリック指揮ベルリン・フィルの名盤、ドヴォルジャークの交響曲全集から7曲を、最新リマスタリングのSACDの音で。
10月11日:ワーグナー前半生の作品から、ヴァイグレ指揮フランクフルト歌劇場による「リエンツィ」と、ティーレマン指揮バイロイト音楽祭のさまよえるオランダ人の2本。
10月12日:アリス=紗良・オットの新作は、ドビュッシー、サティ、ラヴェルの作品を集めた「ナイトフォール」。クーベリック指揮ベルリン・フィルによるドヴォルジャークの交響曲第8番と「新世界より」。ツィメルマン(ピアノ)とラトル指揮ベルリン・フィルによるバーンスタインの交響曲第2番「不安の時代」。ミッシャ・マイスキー(チェロ)が愛娘リリー・マイスキー(ピアノ)などと共演したアルバム「アダージェット」。

10月15日:スヴェトラーノフとN響による十八番のロシア管弦楽曲集と、チェルカスキーと共演したチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番、そして自作の「オイストラフの想い出に」。松平敬(バリトン)と橋本晋哉(テューバ)の低音デュオのセカンド・アルバム「双子素数」。
10月16日:チェロの名手ケラスがバロック・ボウとガット弦を用い、ピリオド楽器奏者と共演したヴィヴァルディのチェロ・ソナタ集。イタリアのクレモナ四重奏団がSACDで発売した8枚組のベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集から2枚。
10月17日:バーンスタインがフランス国立管弦楽団を指揮した旧EMI音源をまとめた「レナード・バーンスタイン ~パリのアメリカ人」7枚組から5枚。
10月18日:さまざまなバロック・オペラのプロローグを新進ソプラノのアスプロモンテが歌う「プロローグ」。サロネン指揮フィンランド国立歌劇場によるストラヴィンスキーの「ペルセフォーヌ」。後半はコーバー指揮バイロイト音楽祭の「タンホイザー」全曲。
10月19日:ファジル・サイ(ピアノ)によるドビュッシーの前奏曲集第1巻とサティ。バーンスタイン指揮フランス国立管弦楽団によるライヴのラヴェル演奏会と、初登場の自作自演集。ヨーヨー・マ3度目の録音となるバッハの無伴奏チェロ組曲。

10月22日:バロック・ヴァイオリン期待の俊英、丸山韶のアルバム「コン・アフェット」。パーヴォ・ヤルヴィ指揮N響による、「展覧会の絵」などムソルグスキー作品集。川畠成道によるバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲。
10月23日:シャマユがクリヴィヌ指揮フランス国立管の伴奏でひくサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番と第5番。先週に引き続き、クレモナ四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集8枚組から3枚。
10月24日:リヒテルがムーティ指揮フィレンツェ5月祭管と共演したモーツァルトのピアノ協奏曲第24番と第27番の70年代ライヴ。ザンデルリンク指揮ベルリン放響によるブルックナーの交響曲第3番の2001年ライヴ。フルネのステレオによるコンセルトヘボウ録音集。
10月25日:フランスの若きメゾ、リシャルドーがドセ指揮アンサンブル・コレスポンダンスと録音した、17世紀イギリスのエアと歌曲集。ネルソンス指揮バイロイト音楽祭による「ローエングリン」。
10月26日:ピリオド楽器のアンサンブル・ディアーロギによるモーツァルトとベートーヴェンのピアノと管楽器のための五重奏曲。ヤンソンス指揮バイエルン放響の「グレート」。ケネス・ウッズ指揮イギリス交響楽団による、ブラームスのピアノ四重奏曲第2番のオーケストラ版。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。