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(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週月~金)5:00~11:00
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一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。また、毎月第1&2水曜は「タワーレコード・オリジナル企画盤」と題して、レコード会社各社の埋もれた名盤をタワーレコードがオリジナル企画盤として復刻したディスクを紹介します。

<10月放送分のおススメ>
 観客数を制限して開催されたウィーン・フィルの「サマーナイト・コンサート」。俊英ハーディングが指揮した、「ウエストサイド・ストーリー」などを取り上げます。イゴール・レヴィットによる「パガニーニの主題による狂詩曲」もききもの(8日)。アリス=紗良・オットの新作「エコーズ・オヴ・ライフ」は、ショパンの24の前奏曲をメインに、人生のさまざまな局面を彩る小品を挿入したアルバム(15日)。旧東ドイツの名盤から、スウィトナー指揮シュターツカペレ・ドレスデンが名歌手たちと録音したモーツァルトの歌劇を2本。「フィガロの結婚」ドイツ語版と「魔笛」を、SACDの澄んだ音で(21日)。(山崎浩太郎)

9月27日:日本を代表するホルンの名手福川伸陽が、盟友の鈴木優人が指揮するモーツァルト・コンソート・ジャパンと録音したモーツァルトのホルン協奏曲全集。藤倉大、狭間美帆などによる新作のカデンツァもききもの。没後20年の朝比奈隆が東京交響楽団と録音したブルックナーの交響曲選集(1991-1996)から、第5番と7番をSACDの音で。
9月28日:近年再評価が進み、演奏機会も増えた、若きメンデルスゾーンによる弦楽のための交響曲(シンフォニア)を、ラウダレスがコンサートマスターと指揮を兼ねてミュンヘン放送管弦楽団と録音した3枚組の全集から2枚。意欲的なリリースを続けるフランスのヴェルサイユ宮殿レーベルの新譜から、ミリアム・リニョルがヴィオラ・ダ・ガンバで演奏したバッハの無伴奏チェロ組曲全曲。
9月29日:リヒテルの1961から80年にかけてのパリ・ライヴを、放送局の保存音源からシングルレイヤーSACDとしたディスクで。
9月30日:ミュンヘンを中心に活躍するソプラノのハルテロスが、ゲルギエフ指揮ミュンヘン・フィルとライヴ録音したワーグナー、ベルク、マーラーの歌曲集。1967年のバイロイト音楽祭来日公演から、シッパーズ指揮の「ワルキューレ」。
10月1日:セーゲルスタムがウィーン放送交響楽団を1980年に指揮したヴェルディのレクイエム。グラジニーテ=ティーラとバーミンガム市響によるイギリス音楽集「ザ・ブリティッシュ・プロジェクト」。

10月4日:井上道義が入魂の指揮を聴かせる、大阪フィルとのショスタコーヴィチの交響曲第2&3番。朝比奈隆指揮東響によるブルックナー:交響曲第8&9番。
10月5日:ヨーヨー・マとアックスによるベートーヴェンのチェロ・ソナタ全曲の再録音。俊英リシエツキが叙情性豊かに歌うショパンの夜想曲全集。
10月6日:タワーレコード・オリジナル企画盤。リヒテルの旧EMI音源による「リヒテル:ピアノ協奏曲集」SACD4枚組。
10月7日:パリでオペレッタや映画音楽で活躍しながらもナチスに生命を奪われた作曲家ラットの喜歌劇「パリの悪魔」。ガンジーの無抵抗主義を描くグラスの歌劇「サティアグラハ」をメトロポリタン歌劇場の上演ライヴで。
10月8日:コロナ禍でも開催されたウィーン・フィルのサマーナイト・コンサート。ハーディングの指揮、イゴール・レヴィットがゲスト出演。バロック・ヴァイオリンの名手アマンディーヌ・ベイエが2010&11年に録音したバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲。

10月11日:小林研一郎指揮日本フィルの最新ライヴで、チャイコフスキーの交響曲第3&6番。武満徹の没後25年にあわせて、1982年の岩城宏之指揮札幌交響楽団による武満徹世界初演曲集。
10月12日:アバドとウィーン・フィルが80年代に録音したベートーヴェンの交響曲全集から第1~5番と序曲集。エッシャー弦楽四重奏団によるバーバーとアイヴズの弦楽四重奏曲集。
10月13日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。ロジェストヴェンスキー指揮パリ管の「ロシア音楽の饗宴」、ベーム指揮ウィーン・フィルによるモーツァルトのレクイエムなどをリマスタリングしたSACDの音で。
10月14日:アントニーニ指揮によるハイドン交響曲全集の最新作、「朝、昼、晩」。カイルベルト指揮バイエルン国立歌劇場による1963年の再建記念公演「ニュルンベルクのマイスタージンガー」をSACDの音で。
10月15日:アバドとウィーン・フィルのベートーヴェンの交響曲全集から第9番と序曲集。アリス=紗良・オット(ピアノ)がショパンを24の前奏曲を中心に録音したアルバム「エコーズ・オヴ・ライフ」。

10月18日:小林愛実による24の前奏曲などショパン作品集。バッティストーニ指揮東京フィルによるピアソラのシンフォニア・ブエノスアイレスの日本初演とプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」から。佐渡裕指揮トーンキュンストラー管によるブラームスの交響曲第2番。
10月19日:コーツフェルトがモンテヴェルディ時代の中型オルガンを復元してひくアルバム「ザ・モンテヴェルディ・オルガン」。アンドレス・ガベッタとヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団が管楽器入りで華麗に演奏するヴィヴァルディの「四季」。スホーンデルヴィルトと小編成のクリストフォリがピリオド楽器で演奏するベートーヴェンの「英雄」。ブラウネル指揮プラハ交響楽団による「プラハ1968年のための音楽」など、フサの作品集。
10月20日:バルビローリがレコード用に商業録音したマーラー作品をまとめ、最新のマスタリングを施した「交響曲第1、5、6、9番、歌曲集」5枚組から、4曲の交響曲。
10月21日:旧東ドイツで制作されたスウィトナーとシュターツカペレ・ドレスデンによるモーツァルトのオペラ全曲録音から、「フィガロの結婚」(ドイツ語版)と「魔笛」を、新らたにマスタリングしたSACDの音で。
10月22日:ショパン国際コンクールの覇者チョ・ソンジンがノセダ指揮ロンドン響と録音した、ショパンのピアノ協奏曲第2番とスケルツォ。フランスの放送局の保存音源から、ブーレーズ指揮の「春の祭典」などのステレオ・ライヴ。メジューエワによるアルバム「シューベルト作品集1」。

THE CLASSIC オンエア曲リスト

山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<9月放送分のおススメ>
 寡作の名ピアニスト、ツィメルマンの新録音は、コロナ禍のロンドンで昨年セッション録音されたベートーヴェンのピアノ協奏曲全集。ラトル指揮ロンドン響との共演で、深みと温もりを増した、充実の再録音(3日)。現代屈指の技量をもちながら、ベートーヴェンのソナタには慎重だったピエール=ロラン・エマールが、ついに大曲「ハンマークラヴィーア」を録音。高い知性と深い音楽性、鮮やかなテクニック、三拍子そろった名演(10日)。マーク・ウィッグルスワースが2つのオーケストラを指揮したショスタコーヴィチの交響曲全集は、力強さと生々しい響きが魅力。5曲が初SACD化(14~24日)。(山崎浩太郎)


8月30日:没後20年の朝比奈隆が1999年に大阪フィルと演奏したシベリウスの交響曲第2番。指揮者としても大活躍の久石譲がコントラバスの石川滋やホルンの福川伸陽など、日本を代表する名手と共演した自作の協奏曲集。60年前のグレン・グールドのピアノに、現代の石丸幹二の語りを組み合わせたR.シュトラウスのイノック・アーデン。
8月31日:今年80歳を迎えたアメリカのヴァイオリン奏者、ハイメ・ラレード。ソロだけでなく室内楽のジャンルで多くの名盤に参加したRCAと米コロンビアの録音を集めた22枚組から、10代で録音したRCA録音3枚。他の20枚も9月に順次放送します。好調のベルリン古楽アカデミーによるヘンデルの合奏協奏曲3枚組。
9月1日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。往年の旧EMI音源から、オイストラフ、クリュイタンス、アルバン・ベルク四重奏団の名盤を、新マスタリングのSACDで。
9月2日:グルックの名作「オルフェオとエウリディーチェ」を、語りつきの最小編成で演奏したアルバム「影の世界で」。デュメストル指揮のル・ポエム・アルモニークによるリュリの「カドミュスとエルミオーヌ」。
9月3日:ツィメルマン待望の新録音は、コロナ禍のベートーヴェン・イヤーにラトル指揮ロンドン響と録音したピアノ協奏曲全集。ダウスゴーによる好評のブルックナー・シリーズから、ベルゲン・フィルとの交響曲第3番。プラネスが1836年製プレイエルでひくショパンの夜想曲全曲。

9月6日:1996~98年のブルックナーの交響曲全曲ライヴがCD化され、大好評だった若杉弘とNHK交響楽団。同じ演奏会で演奏されたメシアンの管弦楽作品を集めた3枚組。
9月7日:フランソワ=グザヴィエ・ロトとレ・シエクルの評判を一躍高めた、ピリオド楽器によるストラヴィンスキーの三大バレエ。演奏機会の少ないフルトヴェングラーの交響曲第1番を、ヘイモア指揮ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルの新録音で。
9月8日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。コリン・デイヴィス指揮シュターツカペレ・ドレスデンが1981~91年に録音したモーツァルト交響曲集のSACD4枚組から2枚。東ドイツの優れた音楽家たちが結集したマウエルスベルガー指揮のマタイ受難曲。
9月9日:昨日に続いて、コリン・デイヴィスとシュターツカペレ・ドレスデンのモーツァルト交響曲集から3枚目。マウエルスベルガー指揮によるステレオ初期のミサ曲ロ短調をSACDの音で。
9月10日:名手エマールがついに録音したハンマークラヴィーア・ソナタ。女性作曲家による最初期の交響曲となるファランクの2曲を、エキルベイ指揮インスラ・オーケストラの演奏で。パッパーノ指揮ロンドン響によるヴォーン・ウィリアムズの交響曲第4&6番。

9月13日:ベートーヴェンのピアノ・ソナタを俊英と中堅でききくらべ。外山啓介による中期3曲と、小山実稚恵による後期3曲。
9月14日:ロシアのフォルテピアノ奏者パシチェンコとイル・ガルデリーノによるモーツァルトのピアノ協奏曲2曲。イギリスの指揮者マーク・ウィッグルスワースがBISに録音したショスタコーヴィチの交響曲全集のSACDボックスから、第1~4番。
9月15日:韓国のヒストリカル・レーベルが発売したシューリヒト指揮ウィーン・フィルの1958年ライヴ。レフ・オボーリンが初来日時にセッション録音した「イン・ジャパン1956」。
9月16日:ウィッグルスワースのショスタコーヴィチの交響曲全集から第5&6番。オリンピック讃歌の作曲者として名を残すギリシャ人サマラスの歌劇「ベル=イル嬢」全曲を、フィデツィスの指揮で。
9月17日:アグレッシヴな演奏をきかせるドイツ・カンマーフィルのリーダー、サラ・クリスチャンが仲間と録音したチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と「フィレンツェの思い出」。ウィッグルスワースのショスタコーヴィチの交響曲全集から第7&8番。

9月20日:チェロの若き名手として注目される岡本侑也が無伴奏作品をあつめた「IN CONCERT」。小林研一郎と日本フィルの最新ライヴで、チャイコフスキーの交響曲第2&番。
9月21日:「中国のカラヤン」ロン・ユーと上海交響楽団によるマーラーの「大地の歌」と、原作となった漢詩を歌詞として葉小鋼が新たに作曲した「大地の歌」のききくらべ。
9月22日:「チェコのカラヤン」と呼ばれたスメターチェクによる、ドヴォルジャークの交響曲第6番と「新世界より」。ミケランジェリと共演した「皇帝」協奏曲。
9月23日:ハイメ・ラレードのボックスからラストの22枚目。ウィッグルスワースのショスタコーヴィチの交響曲全集から第11&13番。ワイマール時代のベルリンで活躍したパウル・アブラハムの喜歌劇で、何度か映画かもされた「サヴォイの舞踏会」を英語訳詞版で。
9月24日:凝ったプログラムで聴く者をうならせる俊英ピアニスト、キット・アームストロング。DGでの録音第1弾は、イギリスのバードとジョン・ブルの作品をあつめた「ピアノ音楽の予見者たち」。マイケル・スターン指揮カンザスシティ響によるバーバー、シベリウス、スクリャービンの「単一楽章の交響曲集」。ウィッグルスワースのショスタコーヴィチの交響曲全集から3曲。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

<8月放送分のおススメ>
 シフの新譜はブラームスのピアノ協奏曲第1番&2番。1850年代のブリュートナーのピアノを用い、エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団の指揮も兼ねて、強すぎない、室内学的魅力の演奏。(6日)。イザベル・ファウストとメルニコフによる、モーツァルトのピアノとヴァイオリンのためのソナタ集は、ピリオド楽器の謙虚な響きで、作品本来の面白さと魅力を教えてくれる、好評のシリーズの第3集(13日)。ネルソンスとボストン交響楽団のショスタコーヴィチ・シリーズ最新盤は、第1番と第15番、歌入りの第14番と室内交響曲の2枚組。アメリカのオーケストラらしい健康的な力強さが特徴(27日)。

8月3日:三浦文彰が独奏と指揮をかねたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集。読売日本交響楽団の定期会員用自主制作盤から、ヴァイグレ、山田和樹、鈴木優人の指揮で。1965年に行なわれた、安川加壽子ほか豪華なメンバーによる「ラザール・レヴィ追悼演奏会」。
8月4日:今年没後20年となるスイスの名指揮者ペーター・マーク。そのユニバーサル録音を集めた「ペーター・マーク・エディション」20枚組から、初期のモーツァルト録音集。アレッサンドリーニ(チェンバロ)によるバッハの鍵盤作品集。
8月5日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。ベーム指揮ベルリン・フィルのベートーヴェンとブラームス、カール・リヒターのマタイ受難曲(1979年盤)を、新マスタリングのSACDの音で。
8月6日:ヴァイグレ指揮フランクフルト歌劇場によるシュレーカーの歌劇「はるかなる響き」。コリリアーノの歌劇「ヴェルサイユの幽霊」の、舞台となったヴェルサイユでのライヴ。
8月7日:アルゲリッチとバレンボイムほかによるドビュッシー作品集。シフがエイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団をひきぶりしたブラームスのピアノ協奏曲集。

8月9日:大活躍の指揮者、原田慶太楼指揮N響によるアメリカ音楽集。上野信一の「ティンパニ作品集Vol.2:コンチェルト」。
8月10日:ローラン・カバッソが平行弦ピアノの澄んだ響きでひくバッハのトッカータ集。「ペーター・マーク・エディション」から2枚。ノリントンとシュトゥットガルト放響がハイドン生誕200年で録音した傑作「ロンドン交響曲集」から2枚。
8月11日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。ミケランジェリのライヴを集めた「知られざるミケランジェリ」とマゼール指揮ウィーン・フィルによるブルックナーの交響曲第5番をSACDの音で。
8月12日:ヨハン・シュトラウスが作曲した本格的な歌劇「騎士パズマン」を、ヴェヒターやガザリアンの独唱、ワルベルク指揮の1975年ライヴで。
8月13日:イザベル・ファウストとメルニコフによる「モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集 vol.3」。フランスの名指揮者ポール・パレーによるムソルグスキー、ベルリオーズ、ベートーヴェンのライヴ録音集。

8月16日:外山雄三指揮大阪交響楽団による「外山雄三生誕90年記念最新自作自演集」。佐藤卓史(ピアノ)の「ソナチネアルバム 第2巻」。
8月17日:ジャン・ロンドーのアルバム「メランコリー・グレース」。ノリントンとシュトゥットガルト放響による「モーツァルト:交響曲選集」から6枚組から3枚。クイケン弦楽四重奏団による名盤、モーツァルトのレクイエムの弦楽四重奏編曲版。
8月18日:旧EMIの最初期のステレオ録音を発掘して好評のシリーズから第4集。ミュンシュ、パレー、セルの指揮による「ライヴ・レコーディング・イン・フランス」。
8月19日:「ペーター・マーク・エディション」から、ベートーヴェンの「フィデリオ」の元ネタと考えられるパエールの歌劇「レオノーラ」。カバリエ、パヴァロッティらが歌うヴェルディの歌劇「ルイーザ・ミラー」。
8月20日:ディスクで大活躍のジョン・ウィルソン指揮シンフォニア・オブ・ロンドンによるデュティユー作品集。俊英エスファハニ(チェンバロ)によるバッハのパルティータ集。

8月23日:期待の若手、音楽家一族出身の服部百音(ヴァイオリン)のアルバム「リサイタル」。山田和樹指揮東京混声合唱団ほかによる「七つのアンセム・メドレー~うたの世界旅行~」。
8月24日:アーノンクール没後も活発に活動するウィーン・コンツェントゥス・ムジクス。新譜はゴットフリートの指揮でハイドンとシューベルトの交響曲集。昨年話題となったトレヴィーノ指揮マルメ交響楽団によるベートーヴェンの交響曲全集から4曲。
8月25日:フー・ツォンとマーク指揮ロンドン響によるシューマンとショパンのピアノ協奏曲集。クレメンス・クラウス指揮ウィーン・フィルによる1954年のニューイヤー・コンサート・ライヴを、音質向上のエピタグラフ盤で。
8月26日:チマローザの傑作歌劇「秘密の結婚」を、アレッサンドロ・デ・マルキ指揮のピリオド楽器によるインスブルックでのライヴ録音で。
8月27日:トレヴィーノ指揮マルメ響によるベートーヴェンの交響曲全集から第7~9番。ネルソンスとボストン響による好評のショスタコーヴィチ・シリーズから、第1、14、15番ほか。

<特別編~上半期話題盤>
 7月最後の週は、今年前半に放送した新譜のなかから、特に話題となった、印象に残ったディスクを集めてお送りします。
7月26日:ミュンヘン国際コンクール優勝で話題の俊英、佐藤晴真のブラームス作品集。下野竜也と広島響による平和祈念コンサート。児玉桃、河村尚子、小菅優、3人のピアニストによるディスク。
7月27日:名手ペレーニがついに再録音したバッハの無伴奏チェロ組曲全曲。フォーレ四重奏団によるフォーレ作品集。ヒラリー・ハーン、イザベル・ファウスト、コパチンスカヤ、3人のヴァイオリニストによるディスク。
7月28日:コンセルトヘボウ管によるベートーヴェンの交響曲全集から、カルロス・クライバーの第7番など。ノイマン、ベーム、マルティノン、往年の名指揮者の十八番ディスク。
7月29日:サヴァール指揮で快活に輝くバッハのクリスマス・オラトリオ。1967年大阪国際フェスティバルでの、ブーレーズ指揮の「トリスタンとイゾルデ」。
7月30日:アンデルシェフスキによるバッハの平均律クラヴィーア曲集第2巻からのセレクション。キリル・ペトレンコとベルリン・フィルのマーラー:交響曲「悲劇的」。ハイティンク指揮ウィーン・フィルのブルックナーの交響曲第7番。クルレンツィスとムジカエテルナによるベートーヴェンの交響曲第7番。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。