121chTHE CLASSIC【Premium】

ニューディスク・ナビ


(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週火~土)0:00~6:00
一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。また、2018年1月からは、毎月第1&2水曜は「タワーレコード・オリジナル企画盤」と題して、レコード会社各社の埋もれた名盤をタワーレコードがオリジナル企画盤として復刻したディスクを紹介します。

<5月放送分のおススメ>
 卓越した企画力で常に瞠目させられるイザベル・ファウストの新譜は、ベルリン古楽アカデミーとのバッハのヴァイオリン協奏曲集。楽器を変えてもオリジナルと同じように楽しい大バッハならではの特性を活かした、趣向に満ちた2枚組(4月30日)。長く雌伏の時を送り、70歳近くなって花開いたイギリスのワーグナー指揮者、レジナルド・グッドオール。80歳で長年の夢をかなえた名盤「トリスタンとイゾルデ」が、久々の復活(2日)。没後150年の記念年にあわせて、面白いディスクが登場しそうなベルリオーズ。今月は「ファウストの劫罰」を、ラトル指揮ロンドン交響楽団の生彩に富んだ演奏で(24日)。

4月29日:ノット指揮東京交響楽団の新作は、澄んだ名演で大きな話題となった、サントリーホールでのラフマニノフの交響曲第2番のライヴ盤。テレビ・アニメ「ピアノの森」の主人公一ノ瀬海の演奏を集めた2枚組。実際の演奏者は俊英ピアニストなのだとか。
4月30日:ヴァイオリンのイザベル・ファウストの新作は、ベルリン古楽アカデミーと共演したバッハのヴァイオリン協奏曲集。カンタータのシンフォニアや編曲版など、凝った選曲による2枚組。ニューヨーク・フィルの音楽監督、ヴァン・ズヴェーデン指揮の「春の祭典」と「海」。3月に読響での9年間の充実した活動にピリオドを打ったカンブルランによる、昨年ライヴのマーラーの交響曲第9番。
5月1日:第1水曜日は「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ステレオ初期にリヒテルがグラモフォンに録音した協奏曲集3枚組から2枚。クナッパーツブッシュとウィーン・フィルの伴奏でフラグスタート、ニルソン、ロンドンが歌うワーグナー作品集をSACDの音で。
5月2日:イギリスの偉大なワーグナー指揮者、グッドオールがウェールズでセッション録音した「トリスタンとイゾルデ」全曲。
5月3日:ラ・フォル・ジュルネに来日予定のアコーディオン奏者、フェリシアン・ブリュが弦楽五重奏と共演した「ル・パリ・デ・ブルッテル」。来日公演も好評だったドゥダメル指揮ロサンジェルス・フィルが「スター・ウォーズ」などの映画音楽をパワフルに奏でる2枚組「ジョン・ウィリアムズ・セレブレーション」。

5月6日:吉野直子自らのレーベルからのリサイタル盤第4集は、武満、サティなどの作品集。フランスとドイツで学んだ島田彩乃によるブラームスのピアノ作品集。カントロフと上田晴子のデュオによる「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 vol.3」。
5月7日:ベルリン・フィルの首席クラリネット、アンドレアス・オッテンザマーがウェーバーやメンデルスゾーンの作品をユジャ・ワンやヤンソンス指揮ベルリン・フィルとの共演で演奏した「ブルー・アワー」。ゴーティエ・カピュソンとハイティンク指揮ヨーロッパ室内管によるシューマンのチェロ協奏曲。チョン・ミョンフン指揮ソウル・フィルによるサン=サーンスの「オルガン付」。
5月8日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。クレンペラー指揮フィルハーモニア管によるモーツァルトの交響曲集を、最新マスタリングのSACDの音で。
5月9日:オフェリー・ガイヤールとプルチネッラによる、チェロ協奏曲やスターバト・マーテルなどボッケリーニ作品集2枚組。コルンゴルトの耽美的歌劇「ヘリアーネの奇跡」を、ボロン指揮フライブルク歌劇場のライヴで。
5月10日:父を継いでウィーン・フィルの首席クラリネットをつとめるダニエル・オッテンザマーの「バラ色の人生~フランス・クラリネット音模様」。クリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデンによるヴェルディのレクイエム。ラン・ランが愛奏曲を集めた2枚組「ピアノ・ブック  デラックス・エディション」。

5月13日:テレビ・アニメ「ピアノの森」から、主人公の友人雨宮修平の演奏を、髙木竜馬ほかのピアノで。鈴木雅明が久しぶりにチェンバロ独奏で録音したバッハのイギリス組曲全曲。
5月14日:サラステ指揮ケルンWDR響による充実感のあるベートーヴェンの交響曲全集から2枚。テノールのボストリッジがモルロー指揮シアトル響と録音したベルリオーズ、ラヴェル、ドビュッシーの歌曲集。
5月15日:初CD化となるヴォルフ指揮パリ音楽院管のチャイコフスキーの交響曲第4番。オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団の「1967年東京ライヴ」。リパッティのブザンソン告別リサイタルの放送局所有の新音源によるCD。
5月16日:メジューエワがエラールのピアノをひくドビュッシー作品集、「びわ湖ホール・リサイタル2018」。カンブルラン指揮読売日本交響楽団によるメシアンの歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」を、シングルレイヤーのSACDの音で。
5月17日:ベザイデンホウトがフォルテピアノでひくハイドンのソナタ集。イブラギモヴァとティベルギアンのデュオでイザイの「悲劇的な詩」、フランクのヴァイオリン・ソナタなど。サラステ指揮ケルンWDR響によるベートーヴェンの交響曲全集から3枚。

5月20日:「ピアノの森」から主人公のライヴァル、パン・ウェイの演奏をニュウニュウのピアノで。小泉和裕指揮九州交響楽団ほかによるマーラーの「千人の交響曲」。
5月21日:ベネズエラの指揮者でフルトヴェングラーを信奉するチバスがベネズエラ響を指揮したブルックナーの交響曲集。フランスの俊英ギタリスト、ロスフェルダーが弦楽四重奏やソプラノと共演した「CARNETS DE VOYAGE ~旅のアルバム」。
5月22日:セルとクリーヴランド管のライヴで、ゼルキン独奏のブラームスのピアノ協奏曲第1番とマーラーの交響曲第4番。カラヤンが1963年にウィーンで録音したビゼーの「カルメン」を、シングルレイヤーSACDの音で。
5月23日:カラビツ指揮のワイマール国民劇場によるリストの未完の歌劇「サルダナパール」。マリオッティ指揮トリノ・レッジョ劇場によるヴェルディの歌劇「第1回十字軍のロンバルディア人」。シュプレンガー指揮ボン・ベートーヴェン管弦楽団によるピアソラのオペリータ「ブエノスアイレスのマリア」。
5月24日:フランス期待の若手チェリスト、モローがメルラン指揮オーケストラ・レ・フォース・マジュールと録音した、オッフェンバックとグルダのチェロ協奏曲。ラトル指揮ロンドン響による、没後150年のベルリオーズの劇的物語「ファウストの劫罰」。ネーメ・ヤルヴィ指揮エストニア国立響による「フランスのバレエ音楽集」。

THE CLASSIC オンエア曲リスト




山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

<4月放送分のおススメ>
 ドビュッシーの傑作歌劇をコンスタンがピアノ連弾伴奏版に編曲・短縮した「ペレアスの印象」は、平行弦ピアノ独特の透明で拡がりのある音色と人声のバランスが美しく、新たな音世界をひらくもの(4日)。2017年のラ・フォル・ジュルネで来日、大評判となったマンドリン奏者のジュリアン・マルティノー。待望の新作はアレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノとの共演で、この楽器の魅力を再認識させる協奏曲集「Come una volta」(16日)。ロトとケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団のマーラーの交響曲第3番は、優美で叙情的な響きでこの作品の新たな魅力を教えてくれる快演(26日)。(山崎浩太郎)

4月1日:フランスで学んだ若手ピアニスト、酒井有彩が飯森範親&日本センチュリー響と共演したラヴェルのピアノ協奏曲ほか。朝比奈隆が大阪フィルと1977年にビクターに録音した「ベートーヴェン:交響曲全集、ミサ曲集」から、第1~第5番。シングルレイヤーSACDによる長時間収録。
4月2日:パーヴォ・ヤルヴィがhr交響と録音した交響曲「画家マティス」など、お気に入りのヒンデミット作品集。意欲的な指揮ぶりが話題のロウヴァリ指揮エーテボリ響によるシベリウスの交響曲第1番と「エン・サガ」。ヴァイオリンのロレンツォ・ガットがジュリアン・リベールの平行弦ピアノと共演したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集。平行弦ピアノ誕生のきっかけを作ったバレンボイムの「ON MY NEW PIANO」。
4月3日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。チェンバロのコープマンの初期録音を集めた「コープマン・ソロ・レコーディングス・オン・フィリップス」から2枚。最新リマスタリングのシングルレイヤーSACDで朝比奈隆の「ベートーヴェン:交響曲全集、ミサ曲集」から、第6~第9番。8種ある全集の2つめにあたるもの。
4月4日:スピネットとミヒールスが平行弦ピアノを用いて録音したドビュッシーの牧神の午後への前奏曲、コンスタンによる「ペレアスとメリザンド」の縮小版など。豊麗なサウドで後期ロマン派の系譜を受け継いだガルの歌劇「夜の歌」。
4月5日:イギリスのエリアス弦楽四重奏団がウィグモア・ホールでライヴ録音した「ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集から第5集。ジョルダン指揮ウィーン響によるベートーヴェンの交響曲第2番と第7番。没後150年のベルリオーズの「ロメオとジュリエット」をティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ響のSACDの音で。ファンベッケフォールトが平行弦ピアノの澄んだ音で聴かせるリスト作品集。

4月8日:俊英反田恭平がスラドコフスキー指揮ロシア・ナショナル管と録音した、お得意のラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。パーヴォ・ヤルヴィ指揮N響によるマーラーの交響曲第6番「悲劇的」。
4月9日:指揮者として絶好調のマンゼ。新作はハノーファー北ドイツ放送フィルとのモーツァルトの交響曲第40番&「ジュピター」。1987年生れの新鋭ヨエル・ガムゾウが自ら補完・指揮したマーラーの交響曲第10番。
4月10日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ベームとウィーン・フィルの「新世界より」。フリッチャイ指揮ベルリン・フィルによるベートーヴェンの交響曲第5番と第7番。朝比奈隆指揮大阪フィルによるベートーヴェンのミサ曲などを、最新リマスタリングのSACDの音で。
4月11日:日本でも人気の高い若手ソプラノ、アンナ・ルチア・リヒターのシューベルト歌曲集。1955年に英デッカがベオグラードでステレオ録音したロシア・オペラのシリーズから、バラノヴィチ指揮のリムスキー=コルサコフの「雪娘」。
4月12日:エッセールとジュードがプレイエル製対面ピアノを用い、自ら編曲・演奏した幻想交響曲。好調のネルソンス&ボストン響によるショスタコーヴィチ・シリーズから、交響曲第6番と「レニングラード」ほか。演奏機会の増えてきたルトスワフスキの交響曲から第1番と第4番を、リントゥ指揮フィンランド放響の演奏で。

4月15日:ベテラン、藤井一興のピアノで「クープランからクープランの墓へ~愛奏曲集」。上岡敏之指揮新日本フィルの新譜、ブルックナーの交響曲第9番のSACD。
4月16日:ラ・フォル・ジュルネで2年前に来日して話題となったマンドリン奏者、ジュリアン・マルティノーがアレッサンドリーニ指揮コンチェルト・イタリアーノと共演したヴィヴァルディやカラーチェのマンドリン協奏曲集。フルシャ指揮バンベルク響によるブラームスとドヴォルジャークの交響曲シリーズ第1弾、前者の第4番と後者の「新世界より」。ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)が東西の民族楽器と共演したアルバム「遊牧の民」。
4月17日:バーンスタインがイスラエル・フィルと共演した「未発表録音集 1957-1974」5枚組。マーラーの交響曲第3番、シューマンの交響曲第2番、自作の交響曲第3番「カディッシュ」の世界初演ライヴなど。
4月18日:東京・春・音楽祭でもおなじみのメゾソプラノ、エリーザベト・クールマンの歌曲アルバム。シャイー指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団と合唱団による、ヴェルディなど13人の作曲家共作の「ロッシーニのためのミサ曲」。デッカのベオグラード・シリーズから、ダノン指揮のグリンカの歌劇「イワン・スサーニン(皇帝に捧げた命)」。
4月19日:俊英ピアニスト、リシエツキがオルフェウス室内管弦楽団と共演したメンデルスゾーンのピアノ協奏曲集ほか。ノセダ指揮のSACDを2枚。ロンドン響とのチャイコフスキーの交響曲第4番と「展覧会の絵」、トリノ王立歌劇場管とのマーラーの交響曲第9番。ヴァイオリンのフシュヌレを中心とするフランスの若手による、ブラームスのクラリネットを交えた室内楽作品集。

4月22日:飯森範親指揮日本センチュリー響によるハイドンの交響曲シリーズから第6集。広上淳一指揮広島交響楽団によるベートーヴェンの交響曲第9番。
4月23日:アファナシエフが未録音曲を中心に一気に録音したSACD6枚組「テスタメント/私の愛する音楽~ハイドンからプロコフィエフへ~」から、ハイドン、ベートーヴェン、シューベルトの3枚。エベーヌ四重奏団のヴィオラから指揮者に転じたヘルツォークがアンサンブル・アッパッショナートと録音した「モーツァルト:最後の3つの交響曲集」。
4月24日:アファナシエフのシューマンに続いて、その師のギレリスがセル指揮クリーヴランド管と1966年に演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番のライヴ。シャーンドル・ヴェーグの1948~57年の放送録音をあつめた「THE CHAMBER MUSICIAN」2枚組。
4月25日:アファナシエフの6枚組からフランス作品とプロコフィエフの2枚。アーノンクールがザルツブルク音楽祭で演奏したハイドンの珍しいオラトリオ「トビアの帰還」。
4月26日:リュビモフとパシチェンコの師弟コンビによるフォルテピアノで、「デュセック:2台のピアノのための協奏曲と室内楽曲集」。ロト指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団によるマーラー・シリーズから、交響曲第3番。ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデンによるメタモルフォーゼンなど、R.シュトラウスの初期と晩年の作品集。

THE CLASSIC オンエア曲リスト

山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

<3月放送分のおススメ>
 昨年の来日公演も絶賛されたロト&レ・シエクル。新作は昨年没後100年のドビュッシー作品集(2月26日)と、今年没後150年のベルリオーズの「イタリアのハロルド」ほか(3月29日)。今回も新鮮な響きを披露。昨年大晦日に放送して好評をいただいた、ウィーン・フィル自主製作盤シリーズから、プレートル指揮によるワーグナーの「タンホイザー」序曲と幻想交響曲、マゼール指揮の「悲愴」交響曲と自作「ヴァイオリンと管弦楽のための音楽」ほかを一挙放送(8日)。現代に遺る貴重な音源を再生、鮮度の高い響きで甦る「フルトヴェングラー 帝国放送局アーカイヴ1939-45」22枚組(19・20・26・27日)。(山崎浩太郎)

2月25日:ディエゴ・マテウスと小澤征爾がサイトウ・キネン・オーケストラを指揮して、昨年12月にサントリーホールで華やかに行なわれた「ドイツ・グラモフォン創立120周年 SPECIAL GALA CONCERT」のライヴ盤。カザルスを名付け親にもつルイス・クラレットが岡田将のピアノで演奏した、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集。
2月26日:ロト&レ・シエクルの新作は、昨年の来日公演でも話題となった「遊戯」を含む、ドビュッシー作品集。ツェートマイアー指揮ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムによる、ブルックナーの交響曲第3番。8枚組「アルド・チッコリーニの芸術」から、グリーグの抒情小曲集全曲。
2月27日:クーベリック指揮パリ音楽院管弦楽団の1960年ステレオ・ライヴで、ハスキルと共演したショパンのピアノ協奏曲第2番など。フィストゥラーリ指揮ロンドン響によるモノラル時代の名盤、「白鳥の湖」(短縮版)。
2月28日:ローレンス・フォスター指揮ハノーファー北ドイツ放送フィル、エイキンやクールマンの歌による「こうもり」全曲。チッコリーニのひくショパンの夜想曲集21曲。
3月1日:ヴァンスカ指揮ミネソタ管弦楽団によるマーラーの交響曲シリーズから、第2番「復活」。ヴァイオリンのフシュヌレを中心とするフランスの俊英奏者による、ブラームスの弦楽五重奏曲と弦楽六重奏曲集。

3月4日:日本コロムビアが満を持して開始した、若手紹介の新シリーズ、オーパス・ワン。ヴァイオリンの石上真由子、チェロの笹沼樹など、5名のアルバムを一挙紹介。
3月5日:イタリアの俊英指揮者として活躍中のマリオッティが、ボローニャ・テアトロ・コムナーレ管を指揮した、ロッシーニの序曲集。東京・春・音楽祭への登場で期待を集めるピアニスト、イゴール・レヴィットの2枚組「ライフ」。
3月6日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる名盤「R.シュトラウス: 管弦楽作品全集」SACD9枚組から4枚。神保町の老舗、レコード社が創業88周年を記念して制作した「ヴィリー・ブルメスター全録音集」。
3月7日:バート・ヴィルトハバートのロッシーニ音楽祭のライヴで、歌劇「マオメット2世」全曲。再評価が進むドイツの作曲家、ヘルツォーゲンベルク(1843~1900)の劇的カンタータ「コロンブス」。
3月8日:ウィーン・フィル特集。ティーレマン指揮による「ニューイヤー・コンサート2019」。ウィーン・フィルの自主制作レーベルから、プレートルとマゼールが指揮した盤。ピアノのメジューエワの「春に寄す ~ グリーグ作品集」。

3月11日:ダニエル・ロイス指揮カペラ・アムステルダムと18世紀オーケストラによるブラームスのドイツ・レクイエム。クァルテット・エクセルシオのベートーヴェンの弦楽四重奏曲シリーズから、第11番と第15番。中島彩也香と花岡千春による「タイユフェール:2台のピアノのための作品集」。
3月12日:イザベル・ファウストとメルニコフによる新シリーズ、「モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集 vol.1」。ヴァイオリンのムターによる2枚組「ペンデレツキへのオマージュ」。
3月13日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。先週に続いて、ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる名盤「R.シュトラウス: 管弦楽作品全集」SACD9枚組から4枚。
3月14日:テノールのボストリッジがパッパーノのピアノ伴奏で歌う、第1次世界大戦休戦100年に霊感を得たアルバム「レクイエム ~ 戦争の悲哀」。ローラン・ピヨ指揮のヨーロピアン・オペラ・センターの若い歌手たちよる、モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」全曲。
3月15日:エッティンガー指揮シュトゥットガルト・フィルによるモーツァルトの交響曲第25番と第40番。2月の来日公演も絶賛されたムーティ指揮シカゴ交響楽団による「イタリアン・マスターワークス」。ポリーニによるショパンのピアノ・ソナタ第3番の再録音ほか。マンゼ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルによるヴォーン・ウィリアムズの「海の交響曲」と「あげひばり」。

3月18日:1957年に初来日したベルリン・フィルのライヴで、カラヤン指揮のベートーヴェンの交響曲第5番や「未完成」など。ピアニストの青柳いづみこが高橋悠治や盛田麻央(ソプラノ)と共演した、「ドビュッシーとパリの詩人たち」。
3月19日:フルトヴェングラーとベルリン・フィルの第2次世界大戦中の録音を集大成し、SACDで最良の再生音を追求した22枚組「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939-45」から、1939年と42年の5枚。
3月20日:22枚組「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939-45」から、1942年と43年の6枚。
3月21日:テノール父子鷹、2人のプレガルディエンの新譜。まず父クリストフがカツァリス(ピアノ)と共演、歌曲とそのピアノ用編曲を集めた「ロマン派の歌曲とピアノ編曲集」。続いて息子ユリアンが室内オーケストラをバックに歌う、ツェンダーの『シューベルトの「冬の旅」再創造』。ガーディナー指揮、ザナージ(バリトン)とリシャルドー(メゾソプラノ)ほかによるモンテヴェルディの歌劇「ウリッセの帰還」全曲。
3月22日:初演当時の響きを再現するハーゼルベック指揮ウィーン・アカデミー管の「リザウンド・ベートーヴェン」の第7集。ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの、アーノンクール没後の最初の録音となるゴットフリート指揮のシューベルトの「未完成」補筆完成版。ラ・フォル・ジュルネでも活躍したトリオ・レ・ゼスプリのシューベルトのピアノ三重奏曲集ほか。

3月25日:本名徹次指揮ベトナム国立交響楽団による、昨年の来日公演から「新世界より」とベトナムの作品。小菅優(ピアノ)の新シリーズは、四大元素がテーマ。第1弾は水にちなむ作品をあつめて。久石譲率いるナガノ・チェンバー・オーケストラの「第9」。ミュージックバードで放送されたトッパンホール・ライヴから、岡田博美のゴルトベルク変奏曲。
3月26日:先週に続き、フルトヴェングラーとベルリン・フィルの22枚組「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939-45」の3回目。1943年の5枚。
3月27日:22枚組「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939-45」から、1944年と45年の6枚。
3月28日:往年の人気ドラマ『奥様は魔女』をあしらったジャケットも楽しい、エルヴェ・ニケ(指揮)ル・コンセール・スピリチュエルの「オペラによるオペラ~姫と王子と魔の女王」。リオネル・ムニエ指揮ヴォクス・ルミニスによるパーセルの音楽劇「アーサー王」。
3月29日:ハルモニア・ムンディのドビュッシー新録音シリーズから、ロジェ・ムラロ(ピアノ)のひく12の練習曲と、トッパンホールで昨年世界初演された、ムラロ構成によるメシアンの「エローに棲まうムシクイたち」。ロト(指揮)レ・シエクル、タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)とドゥグー(バリトン)による、ベルリオーズの「イタリアのハロルド」と「夏の夜」。来日公演も人気だったスペインの老匠、アチュカロのひくショパンの24の前奏曲ほか。

THE CLASSIC オンエア曲リスト



山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。