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(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週月~金)5:00~11:00
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一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。また、毎月第1&2水曜は「タワーレコード・オリジナル企画盤」と題して、レコード会社各社の埋もれた名盤をタワーレコードがオリジナル企画盤として復刻したディスクを紹介します。



<8月放送分のおススメ>

 ここ数年、以前よりも積極的で魅力的な表現を聴かせるようになったフランスのピアノニスト、ティベルギアン。新譜のラヴェル作品集は、ロト指揮レ・シエクルとの2曲のピアノ協奏曲、バリトンのドゥグーとの歌曲などを1892年製プレイエルで古雅に奏でたもの。続けて、イブラギモヴァとのメンデルスゾーンのヴァイオリン・ソナタ集でも、素敵なピアノを聴かせます(5日)。95歳を迎えても変わることなく、生気あふれる音楽を響かせる指揮者、ブロムシュテット。ゲヴァントハウス管弦楽団とのブラームスの交響曲全集の完結編となる第3&4番は、清新さと充実感にみちた、理想的名演(12日)。(山崎浩太郎)
 
8月1日:今年度の読売日本交響楽団の定期会員限定ディスクから、ヴァイグレ指揮のチャイコフスキーの交響曲第5番、「タンホイザー」序曲、鈴木優人指揮の「ロシアの復活祭」序曲など。戸田弥生によるバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲SACD。
8月2日:メジューエワによるピアノ・ソナタ第3番などブラームス作品集2枚組。プレトニョフとタカーチ=ナジ指揮ジュネーヴ室内管によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番。パヴェル・ハース四重奏団ほかによるブラームスのピアノ五重奏曲と弦楽五重奏曲第2番。
8月3日:タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ウィーン・フィルの名コンサートマスターとして敬愛されたゲアハルト・ヘッツェルの没後30周年記念の「ヘッツェル 最後のセッション集」から2枚。ボールト指揮ロンドン・フィルほかによるヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集から5曲を、SACDの音で。
8月4日:ダントーネの指揮、ワークマンやガルーの歌うモンテヴェルディの歌劇「ウリッセの帰郷」。エキルベイ指揮、ファジョーリが歌うモーツァルトの歌劇「ルーチョ・シッラ」。
8月5日:エラス=カサド指揮ミュンヘン・フィルによるシューマンの交響曲全集。ピアノのティベルギアンのディスクを2枚。ロト指揮レ・シエクルとの協奏曲などのラヴェル作品集と、イブラギモヴァとのメンデルスゾーンのヴァイオリン・ソナタ集。
 

8月8日:前橋汀子の演奏家活動60周年記念盤、秋山和慶指揮オーケストラ・アンサンブル金沢とのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。ノット指揮東響によるマーラーの「巨人」。
8月9日:生誕200年を記念して、母国ベルギーゆかりの音楽家によるフランクの室内楽作品全集4枚組から3枚。ジョージ・ジャクソン指揮アンサンブル・アンテルコンタンポランによる、ライヒの新作「ライヒ/リヒター」。
8月10日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデンによるブルックナーの交響曲第4&7番、ボールト指揮ロンドン・フィルによるヴォーン・ウィリアムズの交響曲4曲を、新マスタリングのSACDの音で。
8月11日:アイム率いるル・コンセール・ダストレの創立20周年記念ライヴ「新バロックの祭典」。ノセダ指揮フィレンツェ五月音楽祭、ヨンチェヴァやストゥルアの歌うジョルダーノの歌劇「シベリア」。
8月12日:フラウト・トラヴェルソの柴田俊幸と鍵盤楽器奏者のロマニウクによるバッハのフルート・ソナタ集。ブロムシュテット指揮ゲヴァントハウス管によるブラームスの交響曲第3&4番。ビシュコフ指揮チェコ・フィルによるマーラーの交響曲第4番。
 

8月15日:井上道義がイギリスのロイヤル・フィルを指揮して88~90年に録音したマーラーの交響曲第4~6番を、新マスタリングのSACDの音で。
8月16日:ムローヴァとフォルテピアノのビートソンによる、シューベルトの幻想曲など。オノフリ率いるイマジナリウム・アンサンブルによるヴィヴァルディの「四季」ほか。
8月17日:録音での活動は限られていたにもかかわらず、いまも高く評価されるヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィの「ワーナー録音全集」から、バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲など。ベーム指揮ベルリン放響による1962年のステレオ・ライヴ。
8月18日:ソプラノのチェン・ライスが歌うファニー・ヘンゼルとメンデルスゾーンのアリア、歌曲、序曲集。オーレン指揮ドレスデン・フィル、オロペサとバルベラの歌う「椿姫」全曲SACD。ビアノのシャマユによるメシアンの「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」ほか。
8月19日:スヴェトラーノフ指揮フランス放送フィルによる1999年ライヴの「ペトルーシュカ」。チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルによるシベリウスの交響曲第5番と「火の鳥」組曲。ヴァイオリンのイザベル・ファウストの「リサイタル・イン・フランス2010」2枚組。
 

8月23日:ピアノのザヌイ、エベーヌ四重奏団から2名、ストラーダ四重奏団によるフォーレの室内楽作品集。
8月24日:マルツィのワーナー録音全集から、シューベルト作品集など5枚。ポーランドの名指揮者ロヴィツキによるチャイコフスキー作品集2枚組。
8月25日:秋には日本での上演が予定されている、ビオンディ指揮エウローパ・ガランテによるヘンデルの歌劇「シッラ」。オルベリアン指揮、サラ・コバーンやブラウンリーの歌う「清教徒」全曲。
8月26日:ポシュナー指揮リンツ・ブルックナー管によるブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」第2稿、現代日本では幻のピアノニストとなっているソコロフの「エステルハージ宮殿ライヴ 2018」2枚組。
 

<特別編~バレエ・リュスの遺産>
 7月最後の週は、バレエ・リュスの主催者として20世紀芸術に多大の影響を遺した興行師、セルゲイ・ディアギレフの生誕150年を記念して、バレエ・リュスの主な演目を年代順に再現した22枚組「セルゲイ・ディアギレフ~バレエ・リュス」を中心にお送りします。
 
7月25日:SP時代の名演からシャリアピンの歌う「ボリス・ゴドゥノフ」、モントゥー指揮パリ交響楽団の「春の祭典」。続いて1909~11年の演目から、シェク指揮モスクワ響によるチェレプニンの「アルミードの館」、小澤征爾指揮シカゴ響によるリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」など。
7月26日:1910~12年の演目から、プレヴィン指揮ロンドン響による「白鳥の湖」、ラトル指揮バーミンガム市響による「ペトルーシュカ」など。
7月27日:1913~20年の演目から、マルケヴィチ指揮フィルハーモニア管による「春の祭典」、コンロン指揮パリ・オペラ座によるストラヴィンスキーの歌劇「うぐいす」など。
7月28日:1921~28年の演目から、プレヴィン指揮ロンドン響による「眠りの森の美女」、デュトワ指揮による「結婚」、プレートル指揮フィルハーモニア管による「牝鹿」など。
7月29日:1924~26年の演目から、マルケヴィチ指揮による「青列車」など。タワーレコードのオリジナル企画盤のハイブリッドSACDで、モントゥー指揮パリ音楽院管の「ペトルーシュカ」と「春の祭典」、アンセルメ指揮スイス・ロマンド管による「火の鳥」と「プルチネルラ」など。
 
【お詫び】7月26日放送無にて、21時24分から26分までの約2分間誤った内容の解説が流れました。再放送(8月2日(火)5:00~11:00)では正しい内容に差し替えて放送いたします。番組をお聴きの皆様にご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。原因を追究しミスの再発防止に努めてまいりますので今後とも番組を ご愛聴いただきますよう何卒よろしくお願いいたします。
 

THE CLASSIC オンエア曲リスト

山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<7月放送分のおススメ>

 ネルソンス指揮の「リヒャルト・シュトラウス:管弦楽作品集」7枚組は、ボストン交響楽団とゲヴァントハウス管弦楽団の共同プロジェクト。艶麗で濃厚な音づくりを、両オーケストラの個性とともに楽しめます(6月28日&7月1日)。ベルチャ四重奏団の新譜は、ヴィオラのタベア・ツィンマーマンとチェロのケラスをゲストに加えたブラームスの弦楽六重奏曲第1番と第2番。鋭敏にして濃密、現代を代表する鮮やかな名演(15日)。ロトとピリオド楽器のレ・シエクルによるドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」は、サントーニやベールなどの主役とともに、管弦楽の繊細で多彩な響きが魅力(21日)。(山崎浩太郎)
 

6月27日:飯森範親と日本センチュリー響によるハイドンの交響曲シリーズVol.14。札幌交響楽団の創立60周年を記念して、首席指揮者のバーメルトが指揮した「The Waltz 夢幻∞ワルツ」。上野星矢によるプロコフィエフ、フランク、ライネッケの「フルート三大ソナタ」。
6月28日:ネルソンスがシェフを兼任するボストン響とゲヴァントハウス管、2つの名門オーケストラを指揮したリヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品集7枚組から、ボストン響との3枚。
6月29日:ワルターとニューヨーク・フィルによる、ライヴ録音のモーツァルトの交響曲集。スタインバーグとピッツバーグ響によるステレオ録音のブラームスの交響曲全集。
6月30日:クリスティ指揮のレザール・フロリサン、ベークマンなどの歌によるラモーの傑作歌劇「プラテー」。グリンゴルツ四重奏団によるシェーンベルクの弦楽四重奏曲第1番&第3番。
7月1日:ネルソンスがボストン響とゲヴァントハウス管を指揮したリヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品集7枚組から、ゲヴァントハウス管を中心とする4枚。
 
7月4日:新日本フィルが2011年2月にブリュッヘンを指揮者に招いて行なったベートーヴェンの交響曲全集のライヴから、第1~6番。
7月5日:ゲイルとアンサンブル・ミニによる、マーラーの交響曲第10番の室内アンサンブル編曲版。フランスの俊英、モディリアーニ四重奏団によるシューベルトの弦楽四重奏曲全集から2枚。
7月6日:タワーレコード・オリジナル企画盤。オイストラフが1955年と59年の訪米時に遺したステレオ録音をまとめた「ダヴィド・オイストラフの芸術」。ブロムシュテットとシュターツカペレ・ドレスデンが1985年のドレスデン国立歌劇場再建記念に演奏したベートーヴェンの「合唱」。セラフィン指揮ローマ歌劇場によるヴェルディのレクイエムと歌劇序曲集。
7月7日:ペーター=ルーカス・グラーフ90歳の日本ライヴ「レジェンド・イン・フルート」。ミッコ・フランク指揮フィンランド国立歌劇場、フォークトとニールンドが歌うコルンゴルトの歌劇「死の都」。
7月8日:アレクサンドル・カントロフがパパ・カントロフ指揮のタピオラ・シンフォニエッタと共演したサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番&第1番ほか。新鋭ラハフ・シャニ指揮ロッテルダム・フィルによるヴァイルの交響曲第2番とショスタコーヴィチの交響曲第5番。モディリアーニ四重奏団のシューベルトの弦楽四重奏曲全集から2枚。
 
7月11日:ブリュッヘンと新日本フィルのベートーヴェンの交響曲全集のライヴから第7~9番。小菅優とライアン・ウィグルスワース指揮BBC響による藤倉大とラヴェルのピアノ協奏曲。ジュネーヴ・コンクールのチェロ部門優勝で話題の上野通明による「IN CONCERT」。
7月12日:バンジャマン・アラールのバッハの鍵盤のための作品全集第6集から、平均律クラヴィーア曲集第1巻ほか。チェロのクリスティアン=ピエール・ラ・マルカによる2枚組「ワンダフル・ワールド」。
7月13日:タワーレコード・オリジナル企画盤特集。ブダペスト弦楽四重奏団のステレオ録音初期のベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集から第1~8番、セラフィン指揮ローマ歌劇場とロス・アンヘレスによるヴェルディの「椿姫」を、リマスタリングしたSACDの音で。
7月14日:ヴェルサイユ宮殿レーベルの新譜で、トゥルネ指揮ラ・シャペル・アルモニーク、ピオーやヴィダルの歌うラモーの「レ・パラダン」。ソプラノのラドヴァノフスキーがドニゼッティのハイライトを歌う「ザ・スリー・クイーンズ」。
7月15日:シャイー指揮スカラ座フィルによるメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」ほか。イギリスの俊英コロン指揮のフィンランド放送交響楽団によるシベリウスの交響曲第7番。ベルチャ四重奏団、タベア・ツィンマーマン、ケラスによるブラームスの弦楽六重奏曲第1番と第2番。
 
7月18日:愛知県小牧市を拠点とする中部フィルが秋山和慶の指揮で行なった「創立二十周年記念コンサート」。佐藤正浩指揮ザ・オペラ・バンドによるビゼーの劇音楽「アルルの女」全曲。名手ぞろいの東京六人組によるアルバム「Dance」。
7月19日:ルセがリュリ作品のチェンバロ編曲などをひく2枚組「テオボン夫人の写本」。古典派の作曲家ヴラニツキーの交響曲集をベルリン古楽アカデミーの演奏で。
7月20日:ブダペスト弦楽四重奏団のステレオ録音初期のベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集から、第9~16番をSACDの音で。
7月21日:アレッサンドリーニとコンチェルト・イタリアーノによるモンテヴェルディ作品集「太陽の光。歌、ダンスと愛の物語」。ロト指揮レ・シエクル、サントーニとベールの歌うドビュッシーの歌劇「ペレアスとメリザンド」。
7月22日:90歳を迎えたジョン・ウィリアムズの新譜2枚。ニューヨーク・フィルを指揮した「ギャザリング・オブ・フレンズ」と、ボストン響を指揮してムターと共演した「ムター・プレイズ・ジョン・ウィリアムズ」。ソヒエフ指揮トゥールーズ・カピトール国立管によるショスタコーヴィチの交響曲第10番。

 

THE CLASSIC オンエア曲リスト

山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<6月放送分のおススメ>

まだ26歳の若さながら、世界的なスター指揮者になると嘱望されているフィンランドの俊英、クラウス・マケラのデビュー盤は、オスロ・フィルとのシベリウスの交響曲全集。いきなり全集というあたり、デッカの期待の大きさがうかがえます。演奏も凛として鮮烈(5月31日・6月3日)。ベザイデンホウトとエラス=カサド指揮フライブルク・バロック・オーケストラ、ピリオド楽器によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集の完結編は、新鮮な生命力にみちた第3番と第1番(21日)。秋の来日も楽しみなラトルとロンドン交響楽団の新譜は、スピード感あふれるストラヴィンスキーの三大バレエ(24日)。(山崎)

 

5月30日:名古屋フィルの首席テューバ奏者林裕人のアルバム「It would be fantastic」。内田光子の新譜、近年ひきこんできたベートーヴェンのディアベッリ変奏曲。2020年に発売されて大評判となった若杉弘とN響によるブルックナーの交響曲全集が待望のシングルレイヤーSACD化。そのなかから最初の3曲。
5月31日:1952年生まれのフランスの名チェロ奏者、フレデリック・ロデオン。その「エラート&EMI録音全集」21枚組から4枚。26歳の若さで将来を嘱望されるフィンランドの俊英、クラウス・マケラのデビュー盤、オスロ・フィルとのシベリウスの交響曲全集から4曲。
6月1日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ケーゲルとベルグルンの指揮によるシベリウスの交響曲、ボンガルツ指揮ゲヴァントハウス管によるブルックナーの交響曲第6番、バルビローリ指揮によるディーリアスの管弦楽作品集を新マスタリングのSACDで。
6月2日:バッハを中心に活躍するフランスの新鋭、ラファエル・ピション率いるピグマリオンによるマタイ受難曲。レーナース指揮ベルリン放送合唱団によるヴェルディ、プッチーニなどイタリアの宗教曲集。
6月3日:準・メルクル指揮トーンキュンストラー管による「展覧会の絵」ほか。マケラとオスロ・フィルのシベリウスの交響曲全集から3曲。レトーニャ指揮ストラスブール・フィルによるヤナーチェクのグラゴル・ミサの初稿版。
 
6月6日:昨年50歳で急逝した江崎浩司の遺作、「ヤコブ・ファン・エイク:笛の楽園 Vol.7」。若杉弘指揮N響のブルックナーの交響曲全集SACDから第4~6番。
6月7日:フランスのバロック・アンサンブル、デュメストル率いるル・ポエム・アルモニークが、リュリのコメディ・バレ「町人貴族」を新録音。読売日本交響楽団の指揮者として日本でも親しまれたレーグナーの「ライプツィヒでのライヴ録音集 1994~2001」4枚組から「田園」、「未完成」など2枚。アックス、カヴァコス、ヨーヨー・マによる、ベートーヴェンの交響曲第2番と第5番のピアノ三重奏編曲版。
6月8日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。旧東ドイツの名ピアニスト、レーゼルの特集で、ザンデルリンクとのラフマニノフのピアノ協奏曲全集、マズアほかとのチャイコフスキーやプロコフィエフの協奏曲集を、新マスタリングのSACDで。
6月9日:再評価が進むポーランド~ロシアの作曲家ヴァインベルク。グラーツで上演された歌劇「パサジェルカ(女旅行者)」と、クレーメルによる無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集。
 
6月10日:意欲的な活動を繰り広げ、一流指揮者や作曲家からの信頼も篤いチェリストのアルトシュテット。スロボデニューク指揮ロッテルダム・フィルとのサロネン:チェロ協奏曲。レーグナーの「ライプツィヒでのライヴ録音集 1994~2001」から、ブルックナーの交響曲第6番や「パリのアメリカ人」など2枚。
6月13日:佐山真知子の歌う「セロ弾きのゴーシュ」など林光作品集。若杉弘指揮N響のブルックナーの交響曲全集SACDから第7~9番。
6月14日:ネゼ=セガンが録音したことでも話題となった、アメリカ初のアフリカ系女性作曲家フローレンス・プライスの交響曲第3番ほかを、ジーター指揮ウィーン放響の演奏で。ピアノのジュリアン・リベールがバッハの平均律クラヴィーア曲集に他の作曲家の小品を組み合わせた「バッハ&ビヨンド」。
6月15日:クレンペラーとコンセルトヘボウ管の「伝説的アムステルダム・コンサート 1947~1961」から、1957年の演奏を3枚。
6月16日:ソプラノのエメーケ・バラートがジャルスキー指揮アンサンブル・アルタセルセと共演してヘンデルを歌うアルバム「ドゥアリータ」。ビオンディ指揮エウローパ・ガランテ、ガルデアザバルなどの歌うモニューシュコの歌劇「伯爵夫人」。
 
6月17日:アンスネスのピアノと指揮、マーラー・チェンバー・オーケストラがピアノ協奏曲第23番と第24番などを演奏した2枚組「モーツァルト・モメンタム1786」。ヤンソンス指揮バイエルン放響によるショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番(ブロンフマン独奏)と交響曲第9番。
6月20日:矢部達哉がコンサートマスターをつとめる「トリトン晴れた海のオーケストラ」が指揮者なしでライヴ録音したベートーヴェンの「合唱」。NHK交響楽団がブラスバンドの名曲を演奏した「N響吹奏楽」。
6月21日:チェコのピアニスト、カハーネクによるドヴォルジャークのピアノ独奏作品全集4枚組から2枚。ベザイデンホウト(フォルテピアノ)とエラス=カサド指揮フライブルク・バロック・オーケストラによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番と第1番。フラメンコ歌手のマリア・トレドとバスクのアンサンブルによるファリャの「恋は魔術師」(1915年初稿版)。
6月22日:クレンペラーとコンセルトヘボウ管の「伝説的アムステルダム・コンサート 1947~1961」24枚組から、自作の交響曲第1番など最後の2枚。
6月23日:売出し中のテノール歌手ペネ・パティのオペラ・アリア集。カリニャーニ指揮フィレンツェ五月祭管弦楽の演奏で、ドミンゴが題名役を歌うヴェルディの歌劇「ナブッコ」。
6月24日:ロンドン交響楽団の自主制作SACDから、首席奏者たちによるモーツァルトの管楽器のための協奏曲集2枚組と、ラトル指揮によるスピーディな名演、ストラヴィンスキーの「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」。

 

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山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。