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(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週火~土)0:00~6:00
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一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。また、2018年1月からは、毎月第1&2水曜は「タワーレコード・オリジナル企画盤」と題して、レコード会社各社の埋もれた名盤をタワーレコードがオリジナル企画盤として復刻したディスクを紹介します。

<10月放送分のおススメ>
 生誕100年のバーンスタイン。パッパーノ指揮の交響曲全集(5日)は、作曲家としての顔に迫るもの。ほかにツィメルマンとラトル指揮ベルリン・フィルによる「不安の時代」(12日)、フランス国立管弦楽団を指揮した初発売ライヴ(19日)など盛り沢山。毎週木曜日はワーグナーのオペラを、初期作品から「ローエングリン」まで特集。ヴァイグレ、ティーレマン、ネルソンスなどの指揮で(4・11・18・25日)。幅広い分野で活動するチェリスト、ジャン=ギアン・ケラスの新作は、ピリオド楽器奏者と共演したヴィヴァルディのチェロ・ソナタ集。豊麗に歌うガット弦が作品の魅力を引き出す(16日)。

10月1日:読売日本交響楽団のソロ・チェロ奏者として活躍する遠藤真理。小林研一郎指揮の読響と共演したドヴォルジャークのチェロ協奏曲とアザラシヴィリの無言歌。スヴェトラーノフがNHK交響楽団と20世紀の末に演奏したマーラーの交響曲第5番と第6番「悲劇的」。
10月2日:フランスのベテラン、ペヌティエによるフォーレのピアノ作品集第4集。ボルトン指揮バーゼル交響楽団による劇音楽などを集めた「シークレット・フォーレ」。室内アンサンブル編成のラ・サンフォニー・ドゥ・ポシュによる、ラロのスペイン交響曲とラヴェル作品集。
10月3日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。アンチェル指揮チェコ・フィルの1960年代の録音から、スークとのヴァイオリン協奏曲集とスメタナの「わが祖国」。ハイドシェックがヴァンデルノート指揮パリ音楽院管と録音した、宇野功芳遺愛の名盤、「モーツァルト:ピアノ協奏曲集」3枚組を最新リマスタリングのSACDの音で。
10月4日:今月はワーグナー前半生のオペラを、初期作品から「ローエングリン」まで作曲順に6本お送りします。まずはセバスティアン・ヴァイグレ指揮フランクフルト歌劇場による「妖精」と「恋愛禁制」の2本。
10月5日:フランスとアメリカの血を引く若きチェンバロ奏者、ジュスタン・テイラーによる「Continuum~スカルラッティとリゲティ」。パッパーノ指揮のサンタ・チェチーリア国立アカデミー管による、生誕100年のバーンスタインの交響曲全集。テツラフ3度目の録音となるバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲。

10月8日:古楽を主体に活躍するソプラノの波多野睦美が大萩康司(ギター)の伴奏で歌う、映画にちなむ音楽を集めた「CALLING YOU」。スヴェトラーノフ指揮N響によるマーラーの交響曲第7番。俊英ウェールズ弦楽四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲第16番と第8番。
10月9日:準・メルクル指揮バスク国立管弦楽団、藤村実穂子などが細川俊夫近年の作品を集めた「管弦楽作品集第3集」。アメリカのイェール大学のスコラ・カントルムによる、ブラームスのドイツ・レクイエムの室内アンサンブル版。ドビュッシー四重奏団が没後100年のドビュッシーの前奏曲を編曲して演奏する「ドビュッシー…とジャズ」。
10月10日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。クーベリック指揮ベルリン・フィルの名盤、ドヴォルジャークの交響曲全集から7曲を、最新リマスタリングのSACDの音で。
10月11日:ワーグナー前半生の作品から、ヴァイグレ指揮フランクフルト歌劇場による「リエンツィ」と、ティーレマン指揮バイロイト音楽祭のさまよえるオランダ人の2本。
10月12日:アリス=紗良・オットの新作は、ドビュッシー、サティ、ラヴェルの作品を集めた「ナイトフォール」。クーベリック指揮ベルリン・フィルによるドヴォルジャークの交響曲第8番と「新世界より」。ツィメルマン(ピアノ)とラトル指揮ベルリン・フィルによるバーンスタインの交響曲第2番「不安の時代」。ミッシャ・マイスキー(チェロ)が愛娘リリー・マイスキー(ピアノ)などと共演したアルバム「アダージェット」。

10月15日:スヴェトラーノフとN響による十八番のロシア管弦楽曲集と、チェルカスキーと共演したチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番、そして自作の「オイストラフの想い出に」。松平敬(バリトン)と橋本晋哉(テューバ)の低音デュオのセカンド・アルバム「双子素数」。
10月16日:チェロの名手ケラスがバロック・ボウとガット弦を用い、ピリオド楽器奏者と共演したヴィヴァルディのチェロ・ソナタ集。イタリアのクレモナ四重奏団がSACDで発売した8枚組のベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集から2枚。
10月17日:バーンスタインがフランス国立管弦楽団を指揮した旧EMI音源をまとめた「レナード・バーンスタイン ~パリのアメリカ人」7枚組から5枚。
10月18日:さまざまなバロック・オペラのプロローグを新進ソプラノのアスプロモンテが歌う「プロローグ」。サロネン指揮フィンランド国立歌劇場によるストラヴィンスキーの「ペルセフォーヌ」。後半はコーバー指揮バイロイト音楽祭の「タンホイザー」全曲。
10月19日:ファジル・サイ(ピアノ)によるドビュッシーの前奏曲集第1巻とサティ。バーンスタイン指揮フランス国立管弦楽団によるライヴのラヴェル演奏会と、初登場の自作自演集。ヨーヨー・マ3度目の録音となるバッハの無伴奏チェロ組曲。

10月22日:バロック・ヴァイオリン期待の俊英、丸山韶のアルバム「コン・アフェット」。パーヴォ・ヤルヴィ指揮N響による、「展覧会の絵」などムソルグスキー作品集。川畠成道によるバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲。
10月23日:シャマユがクリヴィヌ指揮フランス国立管の伴奏でひくサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番と第5番。先週に引き続き、クレモナ四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集8枚組から3枚。
10月24日:リヒテルがムーティ指揮フィレンツェ5月祭管と共演したモーツァルトのピアノ協奏曲第24番と第27番の70年代ライヴ。ザンデルリンク指揮ベルリン放響によるブルックナーの交響曲第3番の2001年ライヴ。フルネのステレオによるコンセルトヘボウ録音集。
10月25日:フランスの若きメゾ、リシャルドーがドセ指揮アンサンブル・コレスポンダンスと録音した、17世紀イギリスのエアと歌曲集。ネルソンス指揮バイロイト音楽祭による「ローエングリン」。
10月26日:ピリオド楽器のアンサンブル・ディアーロギによるモーツァルトとベートーヴェンのピアノと管楽器のための五重奏曲。ヤンソンス指揮バイエルン放響の「グレート」。ケネス・ウッズ指揮イギリス交響楽団による、ブラームスのピアノ四重奏曲第2番のオーケストラ版。

THE CLASSIC オンエア曲リスト
山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<9月放送分のおススメ>
 スイスの保養地で毎年夏に行なわれる音楽祭のライヴ録音を集めた「ヴェルビエ音楽祭~素晴らしき25年」は、ゲルギエフ、ドゥダメル、アルゲリッチなど豪華なスターが競演する4枚組(8月28日)。最新のモダニズム音楽を昭和初期に採り入れながら、その先進性が長く忘れられていた作曲家の巨大な交響曲や協奏曲を、山田和樹と日本フィルが演奏する「大澤壽人の芸術」(10日)。面白く刺激的な演奏が次々と登場するブラームスの交響曲全集。ヴェンツァーゴ指揮タピオラ・シンフォニエッタのソニー盤は、小編成のピリオド・スタイルによる清新な演奏。セレナードとの組み合わせも面白い(11日)。

8月27日:小倉貴久子(フォルテピアノ)とピリオド楽器による室内オーケストラの共演で、モーツァルトのピアノ協奏曲第27番と第15番ほか。ダイナミックなピアノ演奏で人気の反田恭平のベートーヴェン・アルバム「悲愴/月光/熱情~リサイタル・ピース第2集」。福村芳一指揮香港フィルが1984年に録音した、黛敏郎の「饗宴」と交響詩「輪廻」ほか。
8月28日:ハーゼルベックとウィーン・アカデミー管ピリオド楽器によるベートーヴェン交響曲集、「RESOUND BEETHOVEN」第6集は、第8番ほか。スイスのリゾート地で毎夏行なわれるヴェルビエ音楽祭25周年を記念するライヴ録音集4枚組。ゲルギエフ指揮の「悲愴」と「ワルキューレ」第3幕、豪華なメンバーによるピアノ協奏曲と室内楽など。
8月29日:創立100周年のクリーヴランド管弦楽団。セルとの黄金時代、60年代のステレオ・ライヴ録音集から、シューベルトの「グレート」と「未完成」、ベートーヴェンの「英雄」と第5番、ブラームスの交響曲第1番など。
8月30日:歌舞伎への出演で話題のカウンターテナー、アンソニー・ロス・コスタンツォの「ヘンデル&グラス:アリア集」。ネゼ・セガン指揮のバーデンバーデンでのモーツァルト・オペラ・シリーズ、新作は強力な歌手陣による「皇帝ティートの慈悲」。マンゼとハノーファー北ドイツ放送フィルによる好評のメンデルスゾーン交響曲全集、完結編は第2番「賛歌」。
8月31日:恒例のウィーン・フィル・サマーナイト・コンサート、2018年の指揮はゲルギエフで、イタリアをテーマにネトレプコも登場。グラミー賞連続受賞などで勢いづくネルソンス&ボストン響によるショスタコーヴィチの交響曲シリーズ、新作は第4番と日本公演でも絶賛された第11番「1905年」の2枚組。

9月3日:ラ・フォル・ジュルネでも活躍する広瀬悦子(ピアノ)のリャプノフ:12の超絶技巧練習曲。ライトナーがN響と演奏したブラームスの交響曲集。小松亮太(バンドネオン)がイ・ムジチ合奏団と共演したピアソラ作品ほか。
9月4日:活力に満ちた演奏が好評のアントニーニ指揮のハイドン交響曲シリーズ「HAYDN 2032」から、バーゼル室内管との第6集。ロッテルダム・フィルの創立100周年と、首席指揮者ネゼ=セガンの就任10年を記念するライヴ録音集6枚組から、ショスタコーヴィチの交響曲第4番とマーラーの交響曲第10番。
9月5日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ボレットのひくラフマニノフのピアノ協奏曲第3番と小品集。ライナー指揮シカゴ響のベートーヴェン交響曲集5曲をSACDの最新リマスタリングの音で。レイボヴィッツ指揮ウィーン国立歌劇場管による幻想交響曲。
9月6日:キャロリン・サンプソン(ソプラノ)の歌うシューベルト歌曲集。1955年に旧ユーゴで英デッカがステレオ録音したボロディンの歌劇「イーゴリ公」全曲。
9月7日:ネゼ=セガンとロッテルダム・フィルのコレクション6枚組から、バルトークの管弦楽のための協奏曲、ドヴォルジャークとブルックナーの交響曲第8番、ハイドンの交響曲第44番「悲しみ」など4枚。

9月10日:久石譲指揮ナガノ・チェンバー・オーケストラによるベートーヴェンの交響曲第7番と第8番。山田和樹指揮日本フィルによる、世界初演ライヴ2曲を含む2枚組「大澤壽人の芸術」。ベテラン工藤重典の「フルート・バロック名曲集II」。
9月11日:ヴェンツァーゴ&タピオラ・シンフォニエッタによるブラームスの交響曲全集は、小編成の妙味を活かした、セレナード2曲との組み合わせが大きな魅力。
9月12日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。新規マスタリングのSACDの音で、オーマンディ指揮フィラデルフィア管の「オルガン付き」と「展覧会の絵」、セル指揮クリーヴランド管のマーラーの交響曲第4&6ほか。
9月13日:エキルベイ指揮の合唱団アクサンチュスによる、生誕200年のグノーの珍しいカンタータ「アッシジの聖フランチェスコ」ほか。1955年ベオグラードでのステレオ録音で、バラノヴィチ指揮の歌劇「ホヴァンシチナ」全曲。
9月14日:若手3人からなるファン・ベーレ・トリオの「ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集第2集」。実力派サラステとケルンWDR響によるベートーヴェンの交響曲第4番と第5番。オロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団のアルプス交響曲。

9月17日:沼尻竜典が指揮とピアノを兼ねてトウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアと演奏したモーツァルトの交響曲第40番とピアノ協奏曲第18番。朝比奈隆指揮新日本フィルの1997&8年のベートーヴェンの交響曲第5番と第8番。
9月18日:没後150年を記念して、レンツェッティ指揮ジョアキーノ・ロッシーニ・フィルが完成したロッシーニの序曲全集4枚組から1枚目。ポッジャー率いるブレコン・バロックによるヴィヴァルディの「四季」。フィンランド生まれのジャズ・ピアニスト、イーロ・ランタラがドイツ・カンマーフィルと共演するモーツァルトのピアノ協奏曲第21番ほか。
9月19日:生誕110年のカラヤン特集。1954年にN響を指揮した「悲愴」と園田高弘とのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。ベルリン・フィルとの「イン・パリ1960」。ウィーン・フィルとの「イン・パリ1962」。
9月20日:レンツェッティ指揮ロッシーニ・フィルの「ロッシーニ:序曲全集」2枚目と3枚目。エミリー・マギー(ソプラノ)をヒロインとするプッチーニの歌劇「西部の娘」ナポリ・サン・カルロ劇場ライヴ。
9月21日:レンツェッティ指揮ロッシーニ・フィルの「ロッシーニ:序曲全集」4枚目。プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管によるショスタコーヴィチの交響曲第4番と第10番。マリオン・ランパルがマンフレッド四重奏団との共演で歌う「バイ・バイ・ベルリン~1920年代ベルリンの音楽」。


<9月24日~28日/特別篇~ハルモニア・ムンディ60周年記念特集>
 第5週は今年創立60周年を迎えたフランスのハルモニア・ムンディの記念ボックスからお送りします。いまやクラシックのレーベルでは最重要の存在の一つとなった同社の代表的録音をお楽しみください。

9月24日:初日はボックス第1巻「1958-1988 革命の時代」から、1960年代のオルガン録音やパニアグワの「古代ギリシアの音楽」、アルフレッド・デラーによるパーセルの歌劇「アーサー王」、クリスティとレザール・フロリサンによるリュリの歌劇「アティス」など。
9月25日:2日目からはボックス第2巻「1988-2018 ファミリー・スピリット」から。デラーを受け継ぐカウンターテナーたち、指揮で大活躍するヤーコプス、ヴァイオリンやチェンバロの名手たち。
9月26日:シュタイアー(フォルテピアノ)のディアベッリ変奏曲。ヤーコプス指揮のハイドンの「四季」。ヘレヴェッヘ指揮のミサ・ソレムニス。フライブルク・バロック・オーケストラによる古典派協奏曲集。
9月27日:ジャン=ギアン・ケラスほかのチェロの名手たち、新たな魅力をみせるメンデルスゾーン作品集、ロト指揮レ・シエクルの「ダフニスとクロエ」、ピアノ三重奏と歌曲集。
9月28日:ゲルネ(バリトン)、タメスティ(ヴィオラ)、ペリアネス(ピアノ)、リッチマン&ハーモニー・アンサンブル・ニューヨーク、ドセ&アンサンブル・コレスポンダンス、ピション&アンサンブル・ピグマリオン、カザルス四重奏団、イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、メルニコフ(ピアノ)、タロー&ル・サージュ(ピアノ)など、現代の名手と俊英アンサンブルの演奏を集めて。

THE CLASSIC オンエア曲リスト


山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。

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<8月放送分のおススメ>
 朝比奈隆が大フィルなど5つのオーケストラと1978年から1989年に録音した、第0番を含む10曲のブルックナーの交響曲全集をシングルレイヤーSACDの音で、3回に分けてご紹介(7月30日・8月6日・13日)。フランスのハープ奏者エマニュエル・セイソンの「バラード・イン・レッド」は、ポーの小説『赤き死の仮面』に霊感を得たカプレとレオーネの作品を中心に、ヴォーチェ四重奏団と共演した幻想性に満ちた1枚(18日)。ハルモニア・ムンディのドビュッシー没後100年記念の新録音シリーズから、メルニコフが1885年頃のエラールをひく前奏曲集第2巻と、エラス=カサド指揮フィルハーモニア管の管弦楽曲集(22日)。

7月30日:イギリスの王立音楽院に学んだ三浦友理枝がひくショパンのバラード&スケルツォ全曲2枚組。生誕110年の指揮者朝比奈隆が1978年から89年にかけて大阪フィルなど5つのオーケストラと完成したビクター版のブルックナーの交響曲全集シングルレイヤー3枚組から、第0番から3番までの4曲を1枚で。
7月31日:1927年生まれの名指揮者ギーレン。ドイツの放送オーケストラとの録音をあつめた「ミヒャエル・ギーレン・エディション」の第7集8枚組は、20世紀前半の各国の音楽の特集。そのなかからヤナーチェク、ラッグルズとアイヴズ、ドビュッシー、ブゾーニとレーガーほか4枚。
8月1日:第1水曜日は「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。イェルク・デームスのモーツァルトとハイドンのピアノ協奏曲集。アンセルメが最晩年にニュー・フィルハーモニア管と録音したストラヴィンスキーの「火の鳥」をSACDの音で。クナッパーツブッシュがウエストミンスターに録音したベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」全曲。
8月2日:オパス・アルテがCD化した近年のバイロイト音楽祭のライヴ録音シリーズから、ヴァイグレ指揮でハヴラタ(バス)やフォークト(テノール)が歌う「ニュルンベルクのマイスタージンガー」全曲。
8月3日:ケラスがミナーシ指揮アンサンブル・レゾナンツと共演したC.P.E.バッハのチェロ協奏曲集。「ミヒャエル・ギーレン・エディション第7集」から、シュレーカーにヒンデミット、R.シュトラウスとプッチーニ、ラヴェル、スクリャービンなど4枚。

8月6日:話題のTVアニメ「ピアノの森」で使われた、反田恭平や牛牛など新鋭ピアニストによる演奏を集めた「ピアノの森 PIANO BEST COLLECTION I」。朝比奈隆のブルックナー交響曲全集シングルレイヤー3枚組から、第4番から6番までの3曲と、宇野功芳を聞き手とする「朝比奈隆ブルックナーを語る」。
8月7日:ウィーン・フィルの首席などによるアンサンブル、フィルハーモニック・ファイヴが映画音楽をアレンジした「ミッション・ポッシブル」。ヴァイオリンのデゴとルスティオーニ指揮バーミンガム市交響楽団による、パガニーニとヴォルフ=フェラーリのヴァイオリン協奏曲。スペインの新鋭チェンバロ奏者、ディエゴ・アレスのゴルトベルク変奏曲。
8月8日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。トン・コープマン初期のアルバム「ハープシコードの世界」。マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズによる80年代の「シューベルト:交響曲全集」から、第1~6番と第10番の補完版。
8月9日:アレッサンドリーニとコンチェルト・イタリアーノが17世紀の作品を集めたアルバム「1700」。マーラーが愛したことで知られるビゼーの歌劇「ジャミレ」。ボロヴィチ指揮ポズナン・フィルのポーランドでの2013年録音の原語版と、オルロフ指揮モスクワ放響の1937年ロシア語版との聴き比べ。
8月10日:日本にもファンの多いジャン=マルク・ルイサダの新録音「シューマン・アルバム」。2001年、21世紀生まれの新鋭ロザコヴィッチによるバッハのヴァイオリン協奏曲集。マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズによるシューベルトの交響曲全集から、復元された第7番と「未完成」4楽章版と「グレート」。ハープ・デュオのデュオ・ビリティスによるドビュッシー作品集。

8月13日:朝比奈隆のブルックナー交響曲全集シングルレイヤー3枚組から、東京カテドラルなどでの第7番から9番までの3曲ほか。
8月14日:エミール・ギレリスのコンセルトヘボウでの未発表リサイタルをあつめた「ザ・ロスト・レコーディングズ」から、1976年のベートーヴェンのソナタほか。準・メルクル指揮トーンキュンストラー管によるR.シュトラウス作品集。テツラフとリントゥ指揮フィンランド放響による辛口のバルトークのヴァイオリン協奏曲集。
8月15日:セラフィン指揮ローマ歌劇場管によるロッシーニの序曲集。ギレリスの「ザ・ロスト・レコーディングズ」から1975、78、79年のブラームスやリスト、ショパン、モーツァルト、ラヴェルなどのリサイタル3枚。
8月16日:ハープのエマニュエル・セイソンがヴォーチェ四重奏団と共演してポーの「赤子病の仮面」にインスパイアされた作品などを集めた「バラード・イン・レッド」。バイロイト音楽祭のライヴで、ペーター・シュナイダーの指揮、スミスとテオリンが2009年に歌った「トリスタンとイゾルデ」。
8月17日:チョン・キョンファの新録音、「フォーレ&フランク:ヴァイオリン・ソナタ集 他」。山田和樹(指揮) モンテカルロ・フィルの幻想交響曲。ユロフスキ指揮ロンドン・フィルのRシュトラウス作品集。メンバー交代で再出発のアンサンブル、フィルハーモニクスによる「ボヘミアン・ラプソディ~イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」。

8月20日:インキネン指揮日本フィルによるブラームスの交響曲第1番。塚谷水無子がピアノでひいたブゾーニ編曲のゴルトベルク変奏曲。高橋悠治(ピアノ)による「余韻と手移り」
8月21日:サントリーホールの小ホールでの全曲演奏会も好評だった、スペインのカザルス四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集vol.1「インヴェンションズ」3枚組。アメリカの若きヴィオラ奏者デイヴィッド・アーロン・カーペンターによる、ドヴォルジャークやバルトーク、ウォルトンの協奏曲集。
8月22日:ハルモニア・ムンディのドビュッシー新録音シリーズから、メルニコフが歴史的ピアノでひく前奏曲集第2巻と、エラス=カサド指揮フィルハーモニア管による交響詩「海」ほか。ウンジャン指揮トロント響によるヴォーン・ウィリアムズ作品集。高橋アキが現代作品を集めた2枚組「ピアノ・トランスフィギュレーション」。
8月23日:25日が100歳の誕生日となるバーンスタイン。そのピアノ演奏を集めた「レナード・バーンスタイン~ザ・ピアニスト」から4枚と、晩年の歌劇「静かな場所」の室内オーケストラ版を、ケント・ナガノ指揮モントリオール響ほかの演奏で。
8月24日:バーンスタインのピアノ演奏を集めた「レナード・バーンスタイン~ザ・ピアニスト」11枚組から、モーツァルトやベートーヴェン、ラヴェルのピアノ協奏曲のひきぶりなど6枚。

THE CLASSIC オンエア曲リスト


山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。