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(月~金)18:00~24:00
再放送=(翌週月~金)5:00~11:00
一週30時間、月間約100枚!!演奏史譚の山崎浩太郎がおすすめするクラシック新譜をご紹介。月曜は日本人演奏家、水曜はヒストリカル録音、木曜は歌もの中心にお送りします。また、毎月第1&2水曜は「タワーレコード・オリジナル企画盤」と題して、レコード会社各社の埋もれた名盤をタワーレコードがオリジナル企画盤として復刻したディスクを紹介します。

<3月放送分のおススメ>
 ベルリン・フィルがハーディング、ネルソンス、ドゥダメル、ネゼ=セガン、キリル・ペトレンコ、ラトル、ハイティンク、アバドという8人の名指揮者と2011年から20年にかけて演奏した、マーラーの交響曲全集。ペトレンコの第6番の凄演など、それぞれの個性が発揮されたセット(2・4・5日)。ウィーン・フィルの新譜を2点。ハイティンク引退演奏のブルックナーの交響曲第7番と、無観客で開催されたムーティの「ニューイヤー・コンサート2021」(19日)。現代を代表する室内楽団、フォーレ四重奏団が結成25周年を記念して再録音した、フォーレのピアノ四重奏曲2曲の濃密な名演と歌曲編曲(23日)。(山崎浩太郎)

3月1日:小倉貴久子が1845年製のシュトライヒャーのフォルテピアノでひく「ハンマークラヴィーア」など、ベートーヴェン後期のピアノ・ソナタ集。東京藝大学長の要職をつとめる澤和樹が、コロナ禍に演奏した日本の名曲を集めた「ヴァイオリンでうたう日本のこころ」。
3月2日:ベルリン・フィルが2010年代に8人の指揮者と演奏したマーラーの交響曲全集から、ハーディング、ネルソンス、ドゥダメル、ネゼ=セガンによる第1~4番。
3月3日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。昨年が生誕100年にあたっていたノイマンがチェコ・フィルと晩年に録音した3枚組「ノイマン 最後のドヴォルザーク」と、ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる歌劇「ナクソス島のアリアドネ」を、最新リマスタリングのSACDで。
3月4日:ベルリン・フィルのマーラーの交響曲全集から、ドゥダメル、ペトレンコ、ラトルによる第5~7番。ヤノフスキ指揮でアメリカ出身のスター歌手が歌うプッチーニの歌劇「外套」全曲。
3月5日:才人ロマニウクがピアノ、フォルテピアノ、チェンバロ、電子ピアノをひきわけるアルバム「鐘」。ベルリン・フィルのマーラーの交響曲全集から、ラトル、ハイティンク、アバドによる第8~10番。名手ペーター・ブルンズによる、ベートーヴェンのチェロのための作品集第2巻。

3月8日:高橋アキの「プレイズ・エリック・サティ4」。一昨年開場したばかりの高崎芸術劇場の音楽ホールでの録音から、アルディッティ弦楽四重奏団による現代作品集と、新人ヴァイオリニスト荒井里桜の「IN CONCERT」。
3月9日:ペーター・ブルンズによる、ベートーヴェンのチェロのための作品集「モースト・コンプリート!」から完結編の第3巻。ヤノフスキ指揮ケルンWDR響によるベートーヴェンの交響曲全集から第1~4番。アーノンクールとヨーロッパ室内管弦楽団が1988年に演奏した初登場ライヴのシューベルトの交響曲全集から、第1~5番。
3月10日:「タワーレコード・オリジナル企画盤」特集。ノイマン指揮ゲヴァントハウス管の「わが祖国」、マルティノン指揮パリ管によるラヴェルの管弦楽曲全集4枚組を、新マスタリングのSACDの音で。
3月11日:藤原歌劇団で活躍するバリトン上江隼人のアルバム「ヴェルディアーノ」。ドイツのバート・ヴィルトバートのロッシーニ音楽祭でのライヴで、「マティルデ・ディ・シャブラン」全曲。
3月12日:ピアノのロバート・レヴィンがベルリン・フィルのコンサートマスター、ベンディックス=バルグリーなどと録音したシューベルトのピアノ三重奏曲全集。ヤノフスキ指揮ケルンWDR響によるベートーヴェンの交響曲全集から第7~9番。ウォード指揮ケルン・ギュルツェニヒ管によるハンス・ロットの交響曲第1番ほか。

3月15日:タワーレコードのシングルレイヤーSACDで、ベートーヴェンやブルックナーの交響曲などCD3枚分をまとめた「朝比奈隆/新日本フィル1970年代ライヴ集成」。チェロの横坂源によるシューマンとメンデルスゾーンの作品集。
3月16日:ティルソン・トーマスがシカゴ響やコンセルトヘボウ管、サンフランシスコ交響を指揮して1981~99年に録音したアイヴズの交響曲全集。
3月17日:ALTUSがシューリヒトとウィーン・フィルの録音をリマスタリングした「ORF戦後ライヴ集成」4枚組。
3月18日:メジューエワ2回目のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から、第1~3番。スイスのルッツ指揮バッハ財団合唱団&管弦楽団によるバッハのクリスマス・オラトリオとベートーヴェンの交響曲第9番。
3月19日:メジューエワがスタインウェイのヴィンテージ・ピアノを用いた2回目のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から、初期のソナタ8曲。ウィーン・フィルの新譜で、ハイティンク引退演奏のブルックナーの交響曲第7番、無観客で行なわれたムーティ指揮の「ニューイヤー・コンサート2021」。

3月22日:上野真がファツィオリのピアノでひくショパンの練習曲集。N響の首席奏者として活躍した木越洋によるバッハの無伴奏チェロ組曲全曲。
3月23日:メジューエワの2回目のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から7曲。ラトル指揮ロンドン交響楽団ほかによるベートーヴェンの「オリーブ山上のキリスト」。ヴァンスカ指揮ミネソタ管によるマーラーの交響曲第10番(クック版)。フォーレ四重奏団が結成25周年を記念して再録音したフォーレのピアノ四重奏曲集。
3月24日:ヨハンナ・マルツィによるモーツァルトとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。ミュンシュとマルティノンがフランス国立放送管弦楽団を指揮したブラームスの交響曲第1&4番ライヴ。シングルレイヤーSACDで再発された、「ワルター/ウィーン・フィル1960年告別演奏会」。
3月25日:メジューエワ2回目のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から第19~27番。フルトヴェングラーが1954年にザルツブルク音楽祭で指揮した「魔弾の射手」のステレオ録音盤。
3月26日:メジューエワのベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集から第28~32番。ネルソンス指揮ゲヴァントハウス管によるブルックナーの交響曲第2&8番。ツァイーデ四重奏団ほかによる、ベートーヴェンのクロイツェル・ソナタの弦楽五重奏版。

THE CLASSIC オンエア曲リスト


山崎浩太郎

出演:山崎浩太郎

1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』等に寄稿。著書に『クラシック・ヒストリカル108』『演奏史譚 1954/55 クラシック音楽の黄金の日日』(以上アルファベータ)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)などがある。