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ステレオ時代presents あの頃をプレイバック!温故知新オーディオ歴史館


隔週火曜10:00~11:00
再放送=火曜21:00~22:00
ステレオ時代presents あの頃をプレイバック!温故知新オーディオ歴史館
ステレオ時代presents あの頃をプレイバック!温故知新オーディオ歴史館
ステレオ時代

 オーディオ・ブーム―あの頃の“Fun(楽しさ)&Fan(熱狂)”を!
 このいわば「ステレオ時代」に、驚きとともに登場したモノやブーム、そしてそれを創ったヒト(メーカー)をフィーチャーし、世界でも独自の発展を遂げた日本のオーディオ史をファン目線で楽しく追っていきます。スタジオには懐かしい機器や幻のメディアも登場、当時の音を聴けば昔オーディオ少年だったあなたも、きっとあの頃のワクワクを取り戻すはず!この番組は雑誌『ステレオ時代』とのコラボレーションでお届けします。



6月4日/MDを振り返る

 『ステレオ時代』Vol.14の特集のひとつが「DCCとMDの時代」だった。その内容を電波に載せようという企画。まずはMD=ミニディスクだ。オリジネーターはソニーだが、意外にも短命に終わった。1991年に概要を発表し、翌年に最初の製品が発売された。直径64mmの光磁気ディスクはCDのわずか5分の1、たった160メガバイトしか記録できない。だからデジタル圧縮技術が使われた。音楽を「間引き」して記録するのだ。スタジオにソニー製2台とパイオニア製、TASCAM製各1台を持ち込み、平成MDの音を令和のいま、プレイバック。[再放送=11日]


6月18日/DCCを振り返る

 『ステレオ時代』Vol.14の誌面を番組にする第2弾はDCC。コンパクトカセットというフォーマットを1962年に生み出したオランダのフィリップスが、デジタル時代のカセットとして松下電器産業(現在のパナソニック)と共同開発したフォーマット。ソニー独自開発のMDより1年早く1991年に第1号製品は発売された。DCCデッキはコンパクトカセットの再生も可能であり、世界に数百億本あるカセットテープという資産を救う目的もあった。しかし、ここがアダになった。スタジオではCD音源をカセット、MD、DCCで録音しプレイバック![再放送=25日]


6月4日の曲目 18日の曲目

※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。


牧野茂雄

出演:牧野茂雄

1958年、東京の下町生まれ。新聞記者、雑誌編集長を経てフリージャーナリストに。自動車分野を中心に活動するが、カメラ、オーディオ、飛行機、鉄道、船など機械モノ全般が大好き、オーディオ機器ではとくに「回転するもの」を愛し。テープレコーダーとアナログプレーヤーのファン。2012年暮れに創刊された『ステレオ時代』のメインライターとして、念願だったオーディオ雑誌の仕事に携わる。

生島昇

出演:生島昇

1970年代に田園コロシアムのライブアンダーザスカイでジャズに目覚め、FMエアチェックとナマロクに熱中。そのままオーディオの樹海に迷い込む。フリーペーパー「レコードがある暮らし」編集長。JazzTOKYO RECORDSレーベル元主宰。「季刊アナログ」(音元出版)、「月刊ステレオ」(音楽之友社)、「ステレオ時代」等で時々お手伝いしています。