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ステレオ時代presents あの頃をプレイバック!温故知新オーディオ歴史館


隔週火曜10:00~11:00
再放送=火曜21:00~22:00
ステレオ時代presents あの頃をプレイバック!温故知新オーディオ歴史館
ステレオ時代presents あの頃をプレイバック!温故知新オーディオ歴史館
ステレオ時代

 オーディオ・ブーム―あの頃の“Fun(楽しさ)&Fan(熱狂)”を!
 このいわば「ステレオ時代」に、驚きとともに登場したモノやブーム、そしてそれを創ったヒト(メーカー)をフィーチャーし、世界でも独自の発展を遂げた日本のオーディオ史をファン目線で楽しく追っていきます。スタジオには懐かしい機器や幻のメディアも登場、当時の音を聴けば昔オーディオ少年だったあなたも、きっとあの頃のワクワクを取り戻すはず!この番組は雑誌『ステレオ時代』とのコラボレーションでお届けします。



2月9日/100サウンズをしゃぶりつくす(前編)

 2020年に創設された100(ひゃく)サウンズ=百音器は日本のブランドだ。オーディオユニオン、ベスタクス、東洋化成など音の業界を渡り歩いた柏原正典氏が代表を務めるこの会社はフォノカートリッジを生業とする。なぜいま、フォノカートリッジなのか。音を楽しむなら温故知新は「あり」だが、果たしてビジネスの世界で温故知新は成立するのか。「シュアーがカートリッジから撤退したいま、だれかがこの事業を継続させなければならない。ならば自分でやろう」と柏原氏。100サウンズのカートリッジRC-AL100の音を聴きながら、柏原氏にブランド創設の舞台裏を訊く。[再放送=16日]


2月23日/100サウンズをしゃぶりつくす(後編)

 後半は100サウンズのDJ用カートリッジを聴く。前半で使用したRC-AL100はシュアーM44Gへのオマージュだったが、クラブでのDJユースを主眼に置いたRC-DJ100はシュアーM44-7へのオマージュである。暗い場所でも見やすい赤いカンチレバーを持った出力7mVのこの仕様は音圧の高さと安定した音溝トレースが魅力だ。意外と広いジャンルの音楽をこなす。それと、いわゆるトイプレーヤーの標準装備であるセラミックカートリッジ専用の交換針RS-CC-100Bをベスタクスのハンディトラックスに装着して鳴らす。独特の音世界をぜひお聴きいただきたい。[再放送=3月2日]


2月9日の曲目 23日の曲目 

※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。


牧野茂雄

出演:牧野茂雄

1958年、東京の下町生まれ。新聞記者、雑誌編集長を経てフリージャーナリストに。自動車分野を中心に活動するが、カメラ、オーディオ、飛行機、鉄道、船など機械モノ全般が大好き、オーディオ機器ではとくに「回転するもの」を愛し。テープレコーダーとアナログプレーヤーのファン。2012年暮れに創刊された『ステレオ時代』のメインライターとして、念願だったオーディオ雑誌の仕事に携わる。

生島昇

出演:生島昇

1970年代に田園コロシアムのライブアンダーザスカイでジャズに目覚め、FMエアチェックとナマロクに熱中。そのままオーディオの樹海に迷い込む。フリーペーパー「レコードがある暮らし」編集長。JazzTOKYO RECORDSレーベル元主宰。「季刊アナログ」(音元出版)、「月刊ステレオ」(音楽之友社)、「ステレオ時代」等で時々お手伝いしています。