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オリジナル盤でたどる昭和流行歌史


(土)9:00~10:00
再放送=(土)20:00~21:00
オリジナル盤でたどる昭和流行歌史
オリジナル盤でたどる昭和流行歌史
オリジナル盤でたどる昭和流行歌史
オリジナル盤でたどる昭和流行歌史
THE 青春歌謡でも放送中!(土21:00~22:00)
1925年に始まった昭和は63年間にわたってさまざまな世相を反映した名曲を生み出してきた。その多くはSPを含むレコード。この番組では、昭和に生まれた名曲名盤をすべてオリジナル盤で聴くという企画。当時のイコライジング再生カーブに対応したヴィンテージの真空管アンプをスタジオに持ち込み、こだわりのオーディオ再生で「オリジナルの音」を追求します。出演はオーディオ評論家で昭和流行歌のコレクター、研究者でもある篠田寛一氏。歌をうみだした文化や時代背景にも言及します。

9月29日/非戦時色のヒット流行歌~昭和18年~20年
 シリーズでお送りしている「非戦時色のヒット流行歌」の第8回。今回は、昭和18年から20年の流行歌を集めて送る。太平洋戦争の戦況はすでに悪く、19年の7月にサイパン島玉砕、10月のフィリピン沖の海戦で我が国の連合艦隊は壊滅状態となる。さらに、時を同じくして海軍の神風特別攻撃隊が誕生。庶民の生活は推して知るべし。食料をはじめとするあらゆる物資の欠乏で生活は困難を極めた。当然、流行歌も戦時物一色で純然たる非戦時色のヒット曲はほんの数えるほどしか存在しない。太平洋戦争末期に流行した歌の数々から、当時の空気を感じていただく。

10月6日・13日・20日/CD登場前夜のヒットソング
 3回にわたり、昭和54年(1979)~56年(1981)にヒットした流行歌を聴く。フォーク、ロック系の頑張りやアイドルポップスの台頭に加え、演歌も健在というヒット曲豊作期。その一方で、昭和50年代後半は、アナログ(レコード)からデジタル(CD)に変わる兆しが見えるなど、音盤のターニングポイントを迎えていた。このころ、オランダ・フィリップス社のエンジニアらが日本の音響メーカーを訪れ、小さな光デイスクのメリットを説明して回っていた。いち早く反応したのはソニーで、その後両社は共同開発の契約を結ぶこととなる。まさに、数年後に誕生するCDのエピソードである。ゆえに時はCD登場前夜。この時代に生まれたシングル盤が聴かせる、アナログならではの味わい深いサウンドからは、やがてくるCDに負けてなるものかという意気込みのようなものさえ感じる。(*参考文献:JASジャーナル2001年10月特別号/社団法人日本オーディオ協会)(篠田)

9月29日の曲目 10月6日の曲目 13日の曲目 20日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

篠田寛一

出演:篠田寛一

オーディオ評論家。昭和流行歌のコレクター、研究者。

オリジナル盤でたどる昭和流行歌史
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9月22日/第52回:非戦時色のヒット流行歌 昭和17年~18年
 シリーズでお送りしている「非戦時色のヒット流行歌」の第7回。今回は、昭和17年から18年の流行歌を集めて送る。当時の日本はまさに死闘の日々。昭和17年(1942)は、マニラ、シンガポールを占領する一方、6月のミッドウェー海戦で空母や多くの兵員を失うなど、翌年にかけて我が国の連合艦隊は壊滅状態となる。そんな状況の下、純然たる非戦時色のヒット曲は数えるほどしか存在しなくなった。戦況が厳しくなる時代、当時の空気をうかがわせる作品をチョイスする。

8月25日・9月1日/第48回・49回:昭和50年のヒット曲を訪ねて
 2回にわたり、昭和50年(1975)に世に出てヒットした流行歌を紹介する。この年は長野県・青木湖にスキーバスが転落し、24人が亡くなるという悲しいニュースで明けた。その後も京都の銀行で5300万余円の強奪事件が発生したほか、間組爆破事件や日本赤軍によるマレーシア・クアラルンプールでの米・スウェーデン両大使館占拠などの事件が起きた年である。さらにベトナム戦争が終結したのもこの年であった。歌の世界では、シンガーソングライターの活躍や、テレビの子供向け番組から生まれ、未曽有のビッグヒットとなった「およげたいやきくん」の発売が特筆すべきニュースであろう。ほかにも多くの佳曲が生まれた昭和50年のヒット作品をクローズアップする。

9月8日・15日/第50回・51回:ミッチー・ブームに沸いた昭和34年
 2回にわたり、昭和34年(1959)に生まれたヒット流行歌を聴く。この年の出来事でまず思い浮かぶのは、皇太子明仁親王(今上天皇)と初の平民出身の皇太子妃として注目を浴びた正田美智子さん(皇后美智子)のご成婚。4月10日のことであった。6頭立てのオープンタイプの馬車によるパレードはテレビで実況生中継され、ミッチー(美智子妃の愛称)・ブームは頂点に達する。世紀の大イベントの中継はテレビへの関心を一段と高め、ご成婚の翌年に400万台を突破した。一方、9月26日に和歌山県潮岬に上陸した伊勢湾台風(台風15号)により、三重・愛知の両県を中心に死者・不明5098人、家屋約135万戸が被害を受けたのもこの年である。さらに昭和34年は、日本レコード大賞元年。記念すべき第1回のレコード大賞は水原弘の「黒い花びら」が受賞。レコード界ではそれまでのSP盤からLP(EP)盤への世代交代の時期を迎えていた。(篠田)

8月25日の曲目 9月1日の曲目 8日の曲目 15日の曲目 22日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。



篠田寛一

出演:篠田寛一

オーディオ評論家。昭和流行歌のコレクター、研究者。

オリジナル盤でたどる昭和流行歌史
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7月28日・8月4日/第44回・45回:非戦時色のヒット流行歌 昭和15~16年
 シリーズでお送りしている「非戦時色のヒット流行歌」。今回は2週にわたり、昭和15~16年(1940~41)に発売になった作品を送る。戦争の足音がひたひたと近づくこの時代、戦時色のない歌だけでの構成は難しくなってきた。昭和15年は初代天皇の神武天皇が奈良の橿原神宮で即位してから2600年目に当たり、紀元二千六百年の奉祝行事が行われ、日、独、伊三国同盟が調印された。さらに昭和16年には米英に対して宣戦を布告するといった社会状況を反映し、国民奉祝歌の「紀元二千六百年」をはじめ「暁に祈る」、「燃ゆる大空」、「そうだその意気」など国威発揚の歌や戦時歌謡のヒット作がかなり多くなってきたからである。「看板に偽りあり」を承知で戦時中の庶民の暮らしぶりなどを描いた歌もいくつかチョイスしてお届けする。

8月11日・18日/第46回・47回:昭和40年のヒット流行歌を聴く
 今回は2週にわたり、昭和40年発売のシングル盤を聴く。終戦から20年の節目を迎えた当時の日本は、アジアではじめてのオリンピック「第18回オリンピック東京大会」が成功裏に終了したこと、″夢の超特急″といわれた世界初の高速鉄道「新幹線」を開通させたことから、世界の中で存在感を高めていた。同時に、高度経済成長が絶頂期に達し、経済面でも自信を深めていた。巷では日本航空が海外団体旅行用の「ジャルパック」の発売を開始したのをはじめ、国鉄(現JR)が「みどりの窓口」を開設。コンピューターによる特急券指定券の販売をスタートさせ、東海道新幹線の東京-新大阪間がそれまでの4時間から3時間10分に短縮されたことなどが話題になっていた。朝永振一郎博士がノーベル物理学賞を受賞。作家の戸川幸夫が沖縄の西表島で発見したヤマネコが新種「イリオモテヤマネコ」と鑑定されたのもこの年のこと。その一方、速すぎる経済成長の影の部分である公害も深刻化。石油コンビナート基地がある四日市など全国各地に発生したのもこの頃であった。そんな昭和40年の流行歌を送る。(篠田)

7月28日の曲目 8月4日の曲目 11日の曲目 18日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。



篠田寛一

出演:篠田寛一

オーディオ評論家。昭和流行歌のコレクター、研究者。