昨今、俄かに脚光を浴び、話題に上る機会も多い昭和の歌謡曲。最初の東京オリンピックが開催された、今から約50年前は昭和の青春時代ともいえる頃。歌謡曲の黄金時代が訪れていました。それは戦後の混乱期をようやく脱した日本が著しい発展を遂げた高度経済成長時代に重なります。第1回日本レコード大賞を受賞した「黒い花びら」や、テレビのバラエティ番組からヒットした「上を向いて歩こう」に象徴される新時代の和製ポップスに始まり、グループサウンズ、フォーク、女性ポップス、アイドル、ムード歌謡、演歌など多岐にわたる音楽がヒットチャートを駆け巡り、時代を席巻してゆきました。その後のカラオケ・ブームや近年のカバー人気も手伝って、懐かしい想いだけでなく、若い世代が新鮮な響きを感じ取り、熱い支持を得ていることが最大の強みといえるでしょう。世代を超えてスタンダード化しているヒット曲をはじめ、知る人ぞ知る埋もれたお宝曲まで、奥の深い昭和の歌謡曲を徹底的にご紹介する、アーカイブ番組の決定版です。
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　唐突ですがｗ、日本人、もしくは日本のエンタメ界は、グループ・ユニットの様に強く固定された集まりではないけれど、3人組をなんとなーく束ねてその相乗効果で人気を集めることが多いですよね。男性では、京浜トリオ、御三家、新御三家、たのきんトリオ等々…、女性では、三人娘、新三人娘、花の中三トリオ、フレッシュ3人娘等々…。令和三年最初の月、鈴木氏が選んだのは、過去にCD-BOXの監修も手掛けたこともある、（スパーク）3人娘の「伊東ゆかり」「中尾ミエ」「園まり」の特集。一週ずつ濃厚にお送りしますのでお楽しみに。続いては、最近漸く一般的にその業績の偉大さに注目されてきたアレンジャー・編曲家、この番組では、他の番組に比べてクローズアップしていますが、今回は、「編曲家・船山基紀」を特集。最後は、アイドル、女優として活躍しているけど、こんなに「唄ってたんだ」と思われる人のひとり「岡田奈々」の特集。その魅力を改めてご堪能下さい。新たな年も引き続きこの番組を宜しくお願いします。（番組ディレクター・村田）

1月2日／伊東ゆかり 特集

主な楽曲：「かたみの十字架」「ポケット・トランジスター」「ロコモーション」「恋の売り込み」　他

1月9日／中尾ミエ 特集

主な楽曲：「可愛いいベビー」「ネクタイピンとカフスボタン」「シャネルデート」　「涙のジューク・ボックス」　他

1月16日／園まり 特集

主な楽曲：「鍛冶屋のルンバ」「マッシュポテトタイム」「太陽はひとりぼっち」「グッドバイ・ジョー」　他

1月23日／編曲家・船山基紀　特集

主な楽曲：「勝手にしやがれ」沢田研二　「迷い道」渡辺真知子　「大都会」クリスタルキング「ROBOT」榊原郁恵　他

1月30日／岡田奈々 特集

主な楽曲：「ひとりごと」「女学生」「くちづけ」「青春の坂道」　他

1月2日の曲目　9日の曲目　16日の曲目　23日の曲目　　30日の曲目