THE 青春歌謡
ゴールデン歌謡アーカイブ
昨今、俄かに脚光を浴び、話題に上る機会も多い昭和の歌謡曲。最初の東京オリンピックが開催された、今から約50年前は昭和の青春時代ともいえる頃。歌謡曲の黄金時代が訪れていました。それは戦後の混乱期をようやく脱した日本が著しい発展を遂げた高度経済成長時代に重なります。第1回日本レコード大賞を受賞した「黒い花びら」や、テレビのバラエティ番組からヒットした「上を向いて歩こう」に象徴される新時代の和製ポップスに始まり、グループサウンズ、フォーク、女性ポップス、アイドル、ムード歌謡、演歌など多岐にわたる音楽がヒットチャートを駆け巡り、時代を席巻してゆきました。その後のカラオケ・ブームや近年のカバー人気も手伝って、懐かしい想いだけでなく、若い世代が新鮮な響きを感じ取り、熱い支持を得ていることが最大の強みといえるでしょう。世代を超えてスタンダード化しているヒット曲をはじめ、知る人ぞ知る埋もれたお宝曲まで、奥の深い昭和の歌謡曲を徹底的にご紹介する、アーカイブ番組の決定版です。
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名曲の宝庫、昭和をテーマごとにアーカイブ
昭和から平成、平成から令和と、時代が移り変わっても、昭和の偉人たちの作品は未来永劫受け継がれていきます。まずは、歌謡界における、プロデュース、プロデューサーという職業を意識させた一人、プロデューサー・酒井政利を特集。その仕事の足跡を振り返ります。続いて、初期の頃は「角川三人娘」の一人として認知され、現在では女優・ミュージシャンとしても人気・実力を発揮している原田知世の曲を。更に、昭和の日本の歌の中で、彼が作詞をした作品のどれかは知っていると思われる、山川啓介。先ごと発売されたCD5枚組で初の作品集『リリシスト~山川啓介ソングブック』を中心に特集します。最後は、秋になるとなぜかセンチな気分になる鈴木さんの渾身のセレクトで特集する「涙の歌謡曲」をたっぷりとお送りします。(番組ディレクター・村田)
10月23日/涙の歌謡曲 特集
主な楽曲:「涙のリクエスト」チェッカーズ、「涙を抱いた渡り鳥」水前寺清子、「涙のかわくまで」西田佐知子、「涙の中を歩いてる」いしだあゆみ 他
10月2日/プロデューサー・酒井政利 特集
主な楽曲:「愛と死をみつめて」青山和子、「ほんきかしら」島倉千代子、「地球はひとつ」フォーリーブス、「17才」南 沙織 他
10月9日/原田知世 特集
主な楽曲:「悲しいくらいほんとの話」「ときめきのアクシデント」「時をかける少女」「ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」他
10月16日/リリシスト・山川啓介 特集
主な楽曲:「人生、すばらしきドラマ」黒沢裕一とヤング101、「太陽がくれた季節」青い三角定規、「泣くがいい」加山雄三、「時間よ止まれ」矢沢永吉 他
鈴木啓之氏が店主を努めるレコードショップ『Music Garden』では、公式YouTubeチャンネルで動画も絶賛配信中。アーカーイヴァーの面目躍如!「加山雄三が好きなんだなぁ」が新たにスタート。番組と合わせてお楽しみ下さい。[ミュージックガーデン チャンネル]