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ターンテーブルの夜


(月~金)23:00~24:00
ターンテーブルの夜
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 時がめまぐるしく進む現代、慌ただしく生きる毎日。そんな日々だからこそ輝きを増すアナログの世界・・・・。長い時を隔てたアルバムの味わいを温かなヴォーカルと共に堪能してください。
 パーソナリティが日米を股にかけて集めたヴォーカル・コレクションの中から選曲、貴重なオリジナル盤も持ち込みます。

<9月28日~10月2日/現代女性ヴォーカルの源流を遡る⑩>
 9月28日から10月2日は、ジャズ・レコード・コレクターの有吉純さんがパーソナリティを務めます。(10月5日~23日はアーカイブス放送となります。)
 今週も、数々の名曲の中から5曲を厳選して、5日間に渡って、3種類の演奏
一つ目は、現代女性ヴォーカル
二つ目は、有名なインストゥルメント
三つ目は、オーソドックスな女性ヴォーカルや男性ヴォーカル
などをお楽しみいただきたいと思っています。
1930年にエドワード・ハイマンほかの作詞、ジョニー・グリーン作曲のジャズ・スタンダード「Body And Soul」、アイラ・ガーシュウィン作詞、ジョージ・ガーシュウィン作曲の名曲「But Not For Me」、ジャック・ローレンス作詞、ウォルター・グロス作曲の「Tenderly」、アメリカではテネシー州の州歌になったスタンダード「The Tennessee Waltz」、そして1953年、デューク・エリントンとビリー・ストレイホーン作曲の「Satin Doll」の5曲をお送りします。

9月28日/Body And Soul
 1930年にエドワード・ハイマン、ロバート・サワー、フランク・エイトンの作詞、ジョニー・グリーンの作曲によって書かれたジャズ・スタンダードです。タイトルからは、何か情熱的なラブソングのイメージがありますが、実際はトーチ・ソング、感傷的な失恋ソングです。「もう1度チャンスを下さい
喜んで、身も心もあなたに捧げます」という切ない内容です。
● Andrea Motis, Joan Chamorro ‎– Live At Palau De La Música / Jazz to Jazz JJ15012-LP
● Morgana King ‎– Sings The Blues / Mercury MG 20231
● Dexter Gordon Quartet ‎– King Neptune / SteepleChase SCC-6012

9月29日/ But Not For Me
 ジョージとアイラのガーシュウィン兄弟の作で、1930年のミュージカル「ガール・クレイジー」の中の曲です。今ではスタンダード・ナンバーとしても、有名な曲になっています。「たくさんの人が愛の歌を書いているけれど、でも、それは私のものじゃない。空には幸運の星が輝いている。でも、それは私のものじゃない。彼とのキスの味が忘れられない。でも、それは私のものじゃない。」
と、最後まで自分の本当の恋を追い求めています。
● Julie London ‎– Around Midnight / Liberty LRP 3164
● Ahmad Jamal Trio ‎– Ahmad Jamal At The Pershing / Argo LP-628
● Marie Mørck Quartet ‎– Fooling Around / AMP Music & Records ‎– AT057

9月30日/Tenderly
 美しいバラードで知られる♪テンダリー。「Tenderly(テンダリー)」という言葉は、英語で「やさしく」という意味であると同時に、音楽用語で「やさしい雰囲気で演奏せよ」という意味もあります。♪テンダリーは1946年にジャック・ローレンスの作詞、ウォルター・グロスの作曲で発表されました。
「そよぐ木立は、そよ風にキスをした、優しくね。
砂浜は、大波小波にキスされた、優しくね。
あなたは、私のくちびるも、私の愛も奪ったの、とても優しくね。」
ステキな歌詞ですね。
● ELLE - So Tenderly / 寺島レコード TYLP1081
● Ben Webster ‎– King Of The Tenors / Verve MGV-8020
● Rosemary Clooney ‎– With Love / Concord Jazz CJ-144

10月1日/The Tennessee Waltz
 アメリカのテネシー州はアメリカン・ポピュラーの故郷。♪ザ・テネシー・ワルツは、カントリー歌手レッド・スチュワートとバンドリーダーのピー・ウィー・キングが1947年に共作したカントリー・ソングのワルツ。1950年にパティ・ペイジがカバーしたものがマルチミリオンセラーとなりました。
「恋人とテネシー・ワルツを踊っていて、古い友達が来たので恋人を紹介したら、その友達に恋人を盗まれてしまった」
という歌詞です。許すか怒るかそれが問題です。
● Holly Cole Trio ‎– Don‘t Smoke In Bed / Analogue Pro. S APP 049, B0026724-01
● The Ramsey Lewis Trio ‎– The In Crowd / Argo LP-757
● Patti Page ‎– Golden Hits / Mercury MG 20495

10月2日/Satin Doll
 デューク・エリントンとビリー・ストレイホーンが作曲し、ジョニー・マーサーが作詞したジャズ・スタンダードです。1953年に書かれたこの曲は、同年にエリントン楽団によってインストゥルメンタル曲として録音された後、ジョニー・マーサーが歌詞を付けました。
歌詞を直訳してもイメージが伝わりませんので、少し意訳すると
「イカした彼女。誘ってみるかと近づくと、
彼女の手帳には気のある男たちの電話番号がずらりと並ぶ。
軽くあしらわれる僕。彼女の方が一枚上手だった。」
というお話です。
● Anastasia Lyutova & The Band ‎– Some Like it Jazz / Venus ‎– VHJD-152
● Michel Sardaby ‎– Night Cap /サウンドヒルズ SSLP5001
● Carol Sloane ‎– Sophisticated Lady / Trio Records ‎– PAP-9099

9月28日の曲目 29日の曲目 30日の曲目 10月1日の曲目 2日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

有吉純

出演:有吉純

レコード・コレクター。
「世の中には、ジャズを『聴く人』と『(演奏)する人』がいますが、私の場合は、『しつこく聴く人』です。14歳でワーデル・グレイのプレステッジ盤を聴いて、ジャズに開眼して以来、ズ~~っと聴き続けています。長いから偉いわけではありませんが、瞬間、瞬間、素晴らしい音楽を聴いていて、振り返るとそのすべてがジャズだったというだけです。
私のジャズの楽しみ方は、①安らぎ・癒し系、②エネルギー系(元気)、③テンション系(緊張感)に暗黙の分類をしながら聴いています。体調や気分に合わせて3つのジャンルでいつも感動させてもらっています。
ミュージシャンでは、ボーカルのジュリー・ロンドン、ダイアナ・クラール、インストのデクスター・ゴードン、アート・ペッパーなどオーソドックスなミュージシャンが大好きです。
そんな私が聞き続けてきたジャズをオリジナル盤を中心に一緒に楽しんでいただければ幸いです。
ジャズの神様に感謝。」

武田清一

出演:武田清一

1970年代にフォークグループ「日暮し」の一員で「いにしえ」という大ヒットを残した武田氏は、アナログレコードの大ファンで、ジャズヴォーカルを中心に3000枚を越えるコレクションの持ち主です。自宅では二つのオーディオを音楽によって使い分け、CDでは得られないアナログサウンドを楽しんでいます。

上原 昇

出演:上原 昇

横浜在住。ジャズを聴き始めたのはハタチの頃から、地元『ちぐさ』によく通いエヴァンスやコニッツなど”白人系”ジャズに酔いしれる。もう一つ『ジャズ批評』から多くを学び、その恩返しをと。ヴォーカル(主に白人系)やボサ・ノヴァ(サンバではない)に神経を集中する日々。中途半端なコレクションはしてないつもり。

茂木亮

出演:茂木亮

1960年5月札幌出身、ピアニスト、スティーヴ・キューンのマニア、完全コレクター(自分が生まれたとき、キューンはコルトレーン4のメンバーだった)で、ジャズ批評誌などにキューン関連の情報を発信している。中野新橋のジャズ喫茶・ジニアスに20年以上通い続け、リスナー、レコード・コレクターとしての極意(?)を習得。高田敬三氏主催の「ボーカルを楽しむ会」では、年に一度ほど例会の案内係を担当。

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<8月31日~9月4日/現代女性ヴォーカルの源流を遡る⑨>
 8月31日から9月4日は、ジャズ・レコード・コレクターの有吉純さんがパーソナリティを務めます。(9月7日~25日はアーカイブス放送となります。)

今週も、数々の名曲の中から5曲を厳選して、5日間に渡って、3種類の演奏
一つ目は、現代女性ヴォーカル
二つ目は、有名なインストゥルメント
三つ目は、オーソドックスな女性ヴォーカルや男性ヴォーカル
などをお楽しみいただきたいと思っています。
初日の月曜日は、1928年、作詞アイラ・ガーシュウィン、作曲ジョージ・ガーシュウィンの名曲「 I‘ve Got A Crush On You」。火曜日は、1939年の名曲、狼にも、日本人にも、もちろんアーティ・ショーにも共通する月の光が伝える思いを「Moon Ray」。水曜日は、1933年のエドガー・デ・ラング作詞、ウィル・ハドソン、アーヴィン・ミルズ作曲の「When You Wish Upon A Star(星に願いを)」。木曜日は、1941年ヘンリー・ネモ作詞・作曲の「‘Tis Autumn」。そして、週末の金曜日は、1957年のメルディス・ウィルソンの「 Till There Was You」の⑤曲をお送りします。

8月31日/ I‘ve Got A Crush On You
 ガーシュウィン兄弟による「 I‘ve Got A Crush On You」は、1928年のブロードウェイ・ミュージカル「トレジャー・ガール」の挿入曲として発表されました。このミュージカルは、あまりヒットしなかったようで、早々に打ち気られました。その後、ガーシュウィンはこの曲を2年後のミュージカル「ストライク・アップ・ザ・バンド」でまた使用しました。2回ともアップテンポで歌われましたが、リー・ワイリーがスローなバラードで歌って定着したそうです。
● Stacey Kent ‎– Dreamsville / Candid ‎– CJS9775
● Julie London ‎– Nice Girls Don‘t Stay For Breakfast / Liberty ‎– LRP-3493
● Thad Jones ‎– The Magnificent Thad Jones Volume 3 / Blue Note ‎– BLP 1546

9月1日/Moon Ray
 ジャズ・クラリネット奏者として知られるアーティ・ショー作の有名曲でボーカル、インストとも色々なアーティストが取り上げています。「Moon Ray」の最初の録音は、1939年のアーティー・ショウとヘレン・フォレスの共演したものでしょうか。以降、エラ・フィッツジェラルドやダコタ・ステイトン、ミルト・ジャクソンなど多くのミュージシャンが演奏していますが、2000年以降も10名以上のミュージシャンが演奏しています。本当に息の長い曲ですね。
● Claire Martin ‎– Old Boyfriends / Linn Records AKH 028
● Roy Haynes Quartet ‎– Out Of The Afternoon / Impulse! AS-23
● Chris Connor ‎– A Jazz Date With Chris Connor / Atlantic ‎– 1286

9月2日/ When You Wish Upon A Star(星に願いを)
 ネッド・ワシントン作詞、リー・ハーライン作曲の1940年に発表された歌。もちろん、1940年のディズニー映画「ピノキオ」の主題歌としてコオロギのジミニー・クリケットが歌いました。実際にはジミニーを演じたクリフ・エドワーズが歌いました。
♪星に願いをがリリースされてから80年になりますが、「ピノキオ」という映画とともにユーモアがあり、美声で物知りな旅人のコオロギ、ジミニー・クリケットという明るいキャラクターが長く愛され歌い継がれています。
● Alexis Cole ‎– Someday My Prince Will Come / Venus ‎– VHJD-37
● Jack Montrose With Bob Gordon ‎– Arranged/Played/Composed / Atlantic ‎– 1223
● Peggy King ‎– Wish Upon A Star / Columbia ‎– CL 2549

9月3日/‘Tis Autumn
 1941年ヘンリー・ネモの曲です。ミュージカルや映画とは関係ない曲です。深まりゆく秋の季節にピッタリな「秋が来たよ」というジャズ・スタンダードです。スタンダード曲のなかでもあまり目立たない地味な曲ですが、面白く楽しい歌詞が大好きです。歌詞では、「オールド・ファーザー・タイム(Old Father time)」と表現されていますが、「時間の神様」とか「季節の神様」と言ったところでしょうか。その季節の神様が秋を告げるところから始まり、秋の情景を淡々と語っています。
● Diana Panton ‎– Solstice / Equinox / Ewise Digital Multimedia‎– 709311361977
● Red Garland ‎– All Kinds Of Weather / Prestige ‎– 7148
● Beverly Kenney, Johnny Smith ‎– Sings For Johnny Smith / Roost ‎– RLP 2206

9月4日/ Till There Was You
 1957年のブロードウェイ・ミュージカル「ミュージックマン」のためにメルディス・ウィルソンが作りました。1962年には映画化されています。ミュージカル公開後、主なところでは、1958年にはソニー・ロリンズが、その後、ジーン・アモンズが、ヴォーカルでは、61年にペギー・リーが、カヴァーしています。しかし、ザ・ビートルズがカヴァーしてまるで自分たちの曲のようにしてしまったんです。選曲し歌ったポールの感性の素晴らしさは評価しますが、ジャズ・スタンダードの1ページから寂しく消えてしまった不幸な名曲♪ティル・ゼア・ワズ・ユーが不憫でなりません。
● Simone Kopmajer ‎– Good Old Times / Lucky Mojo Records ‎– SKLP2017
● Sonny Rollins ‎– Freedom Suite / Riverside ‎– RLP 12-258
● The Beatles ‎– With The Beatles / Odeon ‎– TOJP-7072

8月31日の曲目 9月1日の曲目 2日の曲目 3日の曲目 4日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
有吉純

出演:有吉純

レコード・コレクター。
「世の中には、ジャズを『聴く人』と『(演奏)する人』がいますが、私の場合は、『しつこく聴く人』です。14歳でワーデル・グレイのプレステッジ盤を聴いて、ジャズに開眼して以来、ズ~~っと聴き続けています。長いから偉いわけではありませんが、瞬間、瞬間、素晴らしい音楽を聴いていて、振り返るとそのすべてがジャズだったというだけです。
私のジャズの楽しみ方は、①安らぎ・癒し系、②エネルギー系(元気)、③テンション系(緊張感)に暗黙の分類をしながら聴いています。体調や気分に合わせて3つのジャンルでいつも感動させてもらっています。
ミュージシャンでは、ボーカルのジュリー・ロンドン、ダイアナ・クラール、インストのデクスター・ゴードン、アート・ペッパーなどオーソドックスなミュージシャンが大好きです。
そんな私が聞き続けてきたジャズをオリジナル盤を中心に一緒に楽しんでいただければ幸いです。
ジャズの神様に感謝。」

武田清一

出演:武田清一

1970年代にフォークグループ「日暮し」の一員で「いにしえ」という大ヒットを残した武田氏は、アナログレコードの大ファンで、ジャズヴォーカルを中心に3000枚を越えるコレクションの持ち主です。自宅では二つのオーディオを音楽によって使い分け、CDでは得られないアナログサウンドを楽しんでいます。

上原 昇

出演:上原 昇

横浜在住。ジャズを聴き始めたのはハタチの頃から、地元『ちぐさ』によく通いエヴァンスやコニッツなど”白人系”ジャズに酔いしれる。もう一つ『ジャズ批評』から多くを学び、その恩返しをと。ヴォーカル(主に白人系)やボサ・ノヴァ(サンバではない)に神経を集中する日々。中途半端なコレクションはしてないつもり。

茂木亮

出演:茂木亮

1960年5月札幌出身、ピアニスト、スティーヴ・キューンのマニア、完全コレクター(自分が生まれたとき、キューンはコルトレーン4のメンバーだった)で、ジャズ批評誌などにキューン関連の情報を発信している。中野新橋のジャズ喫茶・ジニアスに20年以上通い続け、リスナー、レコード・コレクターとしての極意(?)を習得。高田敬三氏主催の「ボーカルを楽しむ会」では、年に一度ほど例会の案内係を担当。

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<7月27日~31日/現代女性ヴォーカルの源流を遡る⑧>
 7月27日から31日は、ジャズ・レコード・コレクターの有吉純さんがパーソナリティを務めます。(8月3日~28日はアーカイブス放送となります。)

今週も、数々の名曲の中から5曲を厳選して、5日間に渡って、3種類の演奏
一つ目は、現代女性ヴォーカル
二つ目は、有名なインストゥルメント
三つ目は、オーソドックスな女性ヴォーカルや男性ヴォーカル
などをお楽しみいただきたいと思っています。
1932年、イップ・ハーバーグの作詞、ヴァーノン・デューク作曲による「エイプリル・イン・パリ」、1938年のデューク・エリントン作曲のお馴染みの「プレリュード・トゥ・ア・キス」、1939年のホーギー・カーマイケル作曲の「アイ・ゲット・アロング・ウィズアウト・ユー・ベリー・ウェル」、サミー・カーン作詞、ジュール・スタイン作曲の「アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥ・イージリー」「タイム・アフター・タイム」以上、5曲をお送りします。

7月27日/April In Paris
 エイプリル・イン・パリと言えば、カウント・ベイシー・オーケストラを思い出すのは私だけでしょうか。ベイシー・オーケストラが演奏する♪エイプリル・イン・パリは、スマートで、エネルギーに溢れ、その上、ソフィスティケートの極致です。そのせいかもしれませんが、♪エイプリル・イン・パリは、オーケストラでも、コンボでも、ヴォーカルでも同じように楽しめる曲だと思います。
● Sidsel Storm ‎– Closer / Calibrated CALILP004
● Sarah Vaughan With Clifford Brown / EmArcy MG-36004
● Thad Jones ‎– The Magnificent Thad Jones / Blue Note BLP 1527

7月28日/ Prelude To A Kiss
 数あるエリントン・ナンバーの中でも格調高く神秘的でチャーミング曲です。「キスへの前奏曲」とでも訳すのでしょうか。今風にいえば、まだ「友達以上、恋人未満」と言ったところですか?淡い気持ちを持ちながら、夢と憧れ、期待と不安、ドキドキ感。ジョニー・ホッジスのアルト・サックスがムード音楽にならずに、切々と歌い上げる演奏がたまりません。
● Brigitte Bader Meets Johnny Griffin ‎– Passion, No Future, But Love  / B.B. Production ‎– BBLP 00190
● The Kenny Drew Quartet ‎– Talkin‘ & Walkin’ / Jazz: West ‎– JWLP-4
● Carol Sloane ‎– Out Of The Blue / Columbia ‎– CL 1766

7月29日/ I Get Along Without You Very Well
 別れた後の心の穴を健気に語る切ないバラード。「一人でもうまくやってるわ えぇ、もちろんそうよ。でも優しい雨が降って、木の葉から滴がこぼれるとき、不意に思いだすの。あなたの腕にいだかれて、ときめいていたことを。そうなんだけど、でもうまくやってるわ」胸が締め付けられるような思いを歌います。
● Stacey Kent ‎– The Boy Next Door / Candid ‎– CJS9993
● Carly Simon ‎– Torch / Warner Bros. BSK 3592
● Betty Madigan ‎– Am I Blue? / MGM E3448

7月30日/I Fall In Love Too Easily
 皆さんは、この曲を誰のバージョンで覚えていますか?私は、チェット・ベイカーでこの曲を覚えました。チェット・ベイカー特有の歌い方でどうしようもなく恋に落ちてしまう主人公の気持ちが、まるでチェット自身がそうだったように表現されています。失恋してもその経験を活かすことができず毎回同じような失恋を繰り返します。ある意味、ピュアな人だからこそピュアな表現ができるのかな~と思ったりもします。
● Karen Souza ‎– Velvet Vault / PMB Music ‎– VYN012
● The Bill Evans Trio ‎– Moon Beams /Riverside RLP 428
● Chet Baker ‎– Chet Baker Sings / Pacific Jazz ‎– K23P-6702

7月31日/Time After Time
 忠実で一夫一婦の愛の人生を振り返るという素晴らしい愛を歌う曲です。歌詞の不変性が、時代を超えて長く歌い継がれる理由ですね。タイトルの「タイム・アフター・タイム」は「なんどもなんども」とか「繰り返し繰り返し」とか訳せばいいのでしょうか。「あなたを愛してるってなんども言えるのがとてもステキ」と歌います。ホントにジャズ・スタンダードはチャーミングな曲が多いですね。1930年代1940年代のスタンダード・ナンバーにはいつも心を洗われます。
● Eva Cassidy ‎– Time After Time / Blix Street G8-10173
● The Curtis Counce Group / Contemporary C 3526
● Anita O‘Day ‎– Anita / Verve MG V-2000

7月27日の曲目 28日の曲目 29日の曲目 30日の曲目 31日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

有吉純

出演:有吉純

レコード・コレクター。
「世の中には、ジャズを『聴く人』と『(演奏)する人』がいますが、私の場合は、『しつこく聴く人』です。14歳でワーデル・グレイのプレステッジ盤を聴いて、ジャズに開眼して以来、ズ~~っと聴き続けています。長いから偉いわけではありませんが、瞬間、瞬間、素晴らしい音楽を聴いていて、振り返るとそのすべてがジャズだったというだけです。
私のジャズの楽しみ方は、①安らぎ・癒し系、②エネルギー系(元気)、③テンション系(緊張感)に暗黙の分類をしながら聴いています。体調や気分に合わせて3つのジャンルでいつも感動させてもらっています。
ミュージシャンでは、ボーカルのジュリー・ロンドン、ダイアナ・クラール、インストのデクスター・ゴードン、アート・ペッパーなどオーソドックスなミュージシャンが大好きです。
そんな私が聞き続けてきたジャズをオリジナル盤を中心に一緒に楽しんでいただければ幸いです。
ジャズの神様に感謝。」

武田清一

出演:武田清一

1970年代にフォークグループ「日暮し」の一員で「いにしえ」という大ヒットを残した武田氏は、アナログレコードの大ファンで、ジャズヴォーカルを中心に3000枚を越えるコレクションの持ち主です。自宅では二つのオーディオを音楽によって使い分け、CDでは得られないアナログサウンドを楽しんでいます。

上原 昇

出演:上原 昇

横浜在住。ジャズを聴き始めたのはハタチの頃から、地元『ちぐさ』によく通いエヴァンスやコニッツなど”白人系”ジャズに酔いしれる。もう一つ『ジャズ批評』から多くを学び、その恩返しをと。ヴォーカル(主に白人系)やボサ・ノヴァ(サンバではない)に神経を集中する日々。中途半端なコレクションはしてないつもり。

茂木亮

出演:茂木亮

1960年5月札幌出身、ピアニスト、スティーヴ・キューンのマニア、完全コレクター(自分が生まれたとき、キューンはコルトレーン4のメンバーだった)で、ジャズ批評誌などにキューン関連の情報を発信している。中野新橋のジャズ喫茶・ジニアスに20年以上通い続け、リスナー、レコード・コレクターとしての極意(?)を習得。高田敬三氏主催の「ボーカルを楽しむ会」では、年に一度ほど例会の案内係を担当。