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ターンテーブルの夜


(月~金)23:00~24:00
ターンテーブルの夜
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 時がめまぐるしく進む現代、慌ただしく生きる毎日。そんな日々だからこそ輝きを増すアナログの世界・・・・。長い時を隔てたアルバムの味わいを温かなヴォーカルと共に堪能してください。
 パーソナリティが日米を股にかけて集めたヴォーカル・コレクションの中から選曲、貴重なオリジナル盤も持ち込みます。

<6月29日~7月3日/現代女性ヴォーカルの源流を遡る⑦>
6月29日から7月3日は、ジャズ・レコード・コレクターの有吉純さんがパーソナリティを務めます。(7月6日~24日はアーカイブス放送となります。)

今週も、数々の名曲の中から5曲を厳選して、5日間に渡って、3種類の演奏
一つ目は、現代女性ヴォーカル
二つ目は、有名なインストゥルメント
三つ目は、オーソドックスな女性ヴォーカルや男性ヴォーカル
などをお楽しみいただきたいと思っています。
1928年、ドロシー・フィールズの作詞、ジミー・マクヒュー作曲による「アイ・キャント・ギブ・ユー・エニシング・バット・ラヴ(捧ぐるは愛のみ)」、1929年のコール・ポーター作詞、作曲の「フワット・イズ・ディス・シング・コールド・ラヴ(恋とは何でしょう)」、1933年のエドガー・デ・ラング作詞、ウィル・ハドソン、アーヴィン・ミルズ作曲の「ムーングロウ」、1938年のアイラ・ガーシュウィン作詞、ジョージ・ガーシュウィン作曲の「アワ・ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ(我が恋はここに)」、そして1938年のコール・ポーター作詞・作曲の「ゲット・アウト・オブ・タウン」の5曲をお送りします。

6月29日/I Can‘t Give You Anything But Love (捧ぐるは愛のみ)
 1928年のオール黒人キャストのブロードウェイ・ミュージカル「ルー・レスリーのブラックバーズ」のために作られました。アイダ・ウォードとウィラード・マクリーンが歌い、ヒットとなりました。作詞はドロシー・フィールズ 、作曲はジミー・マクヒュー のコンビで作られ彼らの最初のヒットとなりました。この二人のコンビと言えば、チェット・ベイカーでお馴染みの♪レッツ・ゲット・ロストですね、後にチェットのドキュメンタリーのタイトルにもなりました。
● Diana Krall ‎– When I Look In Your Eyes
● Lester Young ‎– The President / Norgran MGN 1005
● Ann Burton With The Louis Van Dyke Trio ‎– Blue Burton / Artone MDJS-3063

6月30日/ What Is This Thing Called Love (恋とは何でしょう)
 コール・ポーターが1929年、ミュージカル「ウェイク・アップ・アンド・ドリーム」のために作曲したもので、エルシー・カーライルにより初めて歌われました。
このミュージカルは、はじめロンドンで上演され、アメリカでは1929年12月にブロードウェイで公演されました。この作品はいつも早いテンポで演奏され、1956年のクリフォード・ブラウン・アンド・マックス・ローチ・ウィズ・ソニー・ロリンズの録音は最もよく知られたアップテンポのインストゥルメンタル・ヴァージョンの1つですね。
● Sinne Eeg ‎– Dreams / Stunt STULP 17111
● Carmell Jones ‎– Jay Hawk Talk / Prestige PRST 7401
● Gale Robbins ‎– I'm A Dreamer / Vik LX-1128

7月1日/Moonglow
 ♪ムーンライト・メモリーズ、♪ムーンライト・セレナーデ、♪ムーンライト・アンド・ローゼズ、リー・モーガンにいたっては♪デザート・ムーンライト(月の砂漠)など「ムーンライト」の曲は沢山ありますし、シナトラは「シナトラ・ムーンライト」、ジョニー・スミスは「ムーンライト・イン・ヴァーモント」なんてアルバムもリリースしています。一方、「ムーングロウ」は、アーティーショウやテディー・ウィルソンがアルバムにタイトルに使用していますが、曲は♪ムーングロウ、1曲しか見つかりませんでした。「ムーングロウ」も「ムーンライト」も訳すと「月光」になってしまいますが、意味の深いところは別なんでしょうね。
● Alma Mićić ‎– That Old Feeling / Whaling City Sound ‎WCS 099
● Diana Krall ‎– Turn Up The Quiet / Verve B0026480-01
● Priscilla Paris ‎– Priscilla Loves Billy / Happy Tiger HT 1002

7月2日/Our Love Is Here To Stay (我が恋はここに)
 ジョージ・ガーシュウィンは、この曲を完成させる前に亡くなりました。作曲中のメロディを聴いて覚えていたバーノン・デュークが記憶を頼りに完成させたものと伝えられています。その後、ジョージの兄、アイラ・ガーシュウィンがそれに歌詞をつけました。1938年にMGMで制作されたミュージカル映画「華麗なるミュージカル」で使われましたが、映画の中では扱いが小さくてアイラ・ガーシュウィンは不満だったらしいです。それから10年以上経って、ジーン・ケリーとレスリー・キャロンが 主演した1951年公開のMGMのミュージカル映画題「巴里のアメリカ人」で使われました。ジョージ・ガーシュウィンの楽曲♪パリのアメリカ人をバックに踊る長いダンスシーンがあり、♪アイ・ガット・リズム、♪ス・ワンダフル、♪我が恋はここになどの曲が歌われました。
● Simone Kopmajer / Taking A Chance On Love / Venus TKJV-19183
● Booker Ervin ‎– The Song Book / Prestige PR 7318
● Blossom Dearie ‎– Once Upon A Summertime / Verve MG V-2111

7月3日/ Get Out Of Town
 1938年のミュージカル「リーヴ・イット・トゥ・ミー」は、ニューヘブンやボストンでの試演ののち、1938年11月からブロードウェイのインペリアル・シアターで公演されました。♪ゲット・アウト・オブ・タウンは、劇中でタマラ・ドラシンが歌いました。初演では、ジーン・ケリーがダンサー兼秘書役として出演したなんて話もあります。
● Alexandra Shakina ‎– All The Way / Venus VHJD-142
● Herbie Mann's Californians ‎– "Great Ideas Of Western Mann" / Riverside RLP 12-245
● Patty McGovern ‎– Wednesday's Child / Atlantic ‎– 1245

6月29日の曲目 30日の曲目 7月1日の曲目 2日の曲目 3日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
有吉純

出演:有吉純

レコード・コレクター。
「世の中には、ジャズを『聴く人』と『(演奏)する人』がいますが、私の場合は、『しつこく聴く人』です。14歳でワーデル・グレイのプレステッジ盤を聴いて、ジャズに開眼して以来、ズ~~っと聴き続けています。長いから偉いわけではありませんが、瞬間、瞬間、素晴らしい音楽を聴いていて、振り返るとそのすべてがジャズだったというだけです。
私のジャズの楽しみ方は、①安らぎ・癒し系、②エネルギー系(元気)、③テンション系(緊張感)に暗黙の分類をしながら聴いています。体調や気分に合わせて3つのジャンルでいつも感動させてもらっています。
ミュージシャンでは、ボーカルのジュリー・ロンドン、ダイアナ・クラール、インストのデクスター・ゴードン、アート・ペッパーなどオーソドックスなミュージシャンが大好きです。
そんな私が聞き続けてきたジャズをオリジナル盤を中心に一緒に楽しんでいただければ幸いです。
ジャズの神様に感謝。」

武田清一

出演:武田清一

1970年代にフォークグループ「日暮し」の一員で「いにしえ」という大ヒットを残した武田氏は、アナログレコードの大ファンで、ジャズヴォーカルを中心に3000枚を越えるコレクションの持ち主です。自宅では二つのオーディオを音楽によって使い分け、CDでは得られないアナログサウンドを楽しんでいます。

上原 昇

出演:上原 昇

横浜在住。ジャズを聴き始めたのはハタチの頃から、地元『ちぐさ』によく通いエヴァンスやコニッツなど”白人系”ジャズに酔いしれる。もう一つ『ジャズ批評』から多くを学び、その恩返しをと。ヴォーカル(主に白人系)やボサ・ノヴァ(サンバではない)に神経を集中する日々。中途半端なコレクションはしてないつもり。

茂木亮

出演:茂木亮

1960年5月札幌出身、ピアニスト、スティーヴ・キューンのマニア、完全コレクター(自分が生まれたとき、キューンはコルトレーン4のメンバーだった)で、ジャズ批評誌などにキューン関連の情報を発信している。中野新橋のジャズ喫茶・ジニアスに20年以上通い続け、リスナー、レコード・コレクターとしての極意(?)を習得。高田敬三氏主催の「ボーカルを楽しむ会」では、年に一度ほど例会の案内係を担当。

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<6月1日~5日/現代女性ヴォーカルの源流を遡る⑥>
6月1日から5日は、ジャズ・レコード・コレクターの有吉純さんがパーソナリティを務めます。(6月8日~26日はアーカイブス放送となります。)

今週も、数々の名曲の中から5曲を厳選して、5日間に渡って、3種類の演奏
一つ目は、現代女性ヴォーカル
二つ目は、有名なインストゥルメント
三つ目は、オーソドックスな女性ヴォーカルや男性ヴォーカル
などをお楽しみいただきたいと思っています。1927年のガーシュウィン兄弟による「ス・ワンダフル」、1935年のマニー・カーツ作詞、デューク・エリントンの作曲の「イン・ア・センチメンタル・ムード」、1946年のカール・スィグマン作詞、タッド・ダメロン作曲の「イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ」、1956年にジョージ・ワイスとローレンス・ホロフスナー作詞、ジェリー・ボック作曲の
「トゥー・クロース・フォー・コンフォート」、そして1956年にレナード・フェザー作詞、ベニー・ゴルソン作曲の「ウィスパー・ノット」の5曲をお送りします。

6月1日/ス・ワンダフル (‘S Wonderful)
 お馴染みガーシュウィン兄弟の作詞・作曲で、1927年のミュージカル「ファニー・フェイス」で、アレン・カーンズとアデール・アステアが歌いました。アデールは、フレッド・アステアの姉でフレッドと組んで踊っていました。「ス・ワンダフル」は、1951年の映画「巴里のアメリカ人」、1957年のオードリー・ヘップバーン主演の映画「パリの恋人」などで使われ、スタンダード・ナンバーとなりました。
● Zoot Sims And The Gershwin Brothers / Pablo 2310-744
● Cybill Shepherd ‎– Vanilla / Peabody ‎– PS-102
● Ellen Andersson ‎– I‘ll Be Seeing You / PROPHONE PLP165

6月2日/イン・ア・センチメンタル・ムード (In A Sentimental Mood)
 エリントンが母の死の悲しみのなかで書いたとも言われているバラードの傑作です。優しく、それでいて物寂しげな作品です。もともとインストゥルメンタルだったのですが、後になって歌詞がつけられました。当初、作詞はエリントンとなっていましたが、その後紆余曲折があり、現在ではマニー・カーツとミルズの共作ということになっています。
●Duke Ellington & John Coltrane
●Natasha Agrama ‎– The Heart Of Infinite Change / World Galaxy WG008
●Nellie McKay ‎– Sister Orchid

6月3日/イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ (If You Could See Me Now)
 作・編曲家のタッド・ダメロンがデビュー当初のサラ・ヴォーンのために書きおろしたとされるラヴ・バラードの名作。なんか胸がキュンとするような素敵な歌・・・。多くの歌手に歌われているけど、当然サラの十八番(おはこ)ですね。亡くなった恋人に対する思いを切々と歌っています。
あなたに会うことができるなら・・・私を知っているだろうか
私の背中を叩いてくれるかい、私を叱ってくれるかい
私の涙に染まった顔をその手でなぞってくれるかい
などと、やさしい想いが歌われます。
● Claire Martin, Jim Mullen ‎– Bumpin’ / Stunt STULP 18111
● Morgana King ‎– For You, For Me, Forevermore / Emarcy MG 36079
● Carmen McRae ‎– Bittersweet / Focus FM 334

6月4日/トゥー・クロース・フォー・コンフォート(Too Close For Comfort)
 ラリー・ホロフセナーとジョージ・ワイスが作詞、ジェリー・ボックが作曲した1956年のナンバーで、サミー・デイヴィス・ジュニアがブロードウェイ・ミュージカル「ミスター・ワンダルフル」て歌い、ヒットしました。スウィンギーでカッコいい曲ですね。でも歌詞は少し難しく感じます。ヴァースから歌ってくれると、「科学者は男と女の距離を論理的に考えますが、自分は自分の心と相談するんだよ」みたいな感じが伝わりますので、コーラスの最初、「ビー・ワイズ、ビー・スマート、ビヘイヴ、マイ・ハート」(Be wise, be smart, behave, my heart)が分かってきます。「賢く、カッコ良く、振る舞い、私の心」なんて感じでしょうか。
●Lyn Stanley ‎– Lost In Romance / A.T.Music, LLC 3101
●Art Pepper ‎– Intensity / Contemporary M3607
●Mel Tormé With The Marty Paich Orchestra ‎– Swings Shubert Alley / Verve MG V-2132

6月5日/ウィスパー・ノット(Whisper Not)
 この曲は、1956年、サックス奏者のベニー・ゴルソンが、作曲したものです。ゴルソンと言えば、♪ウィスパー・ノットを始めとして、♪アイ・リメンバー・クリフォード、♪ファイブ・スポット・アフター・ダーク、♪ブルース・マーチと名曲が沢山あります。前回ご紹介したタッド・ダメロンやウェイン・ショーターと同じように有能な演奏者であり、有能な作曲者です。最初、この曲はインストゥルメンタルの曲でしたが、後に歌詞がつけられ、ペギー・リー、アニタ・オデイ、メル・トーメなど、多くのシンガーにより歌われています。
●鶴田さやか‎ – Whisper Not / Venus VHJD-143
●The Oscar Peterson Trio ‎– The Trio : Live From Chicago / Verve V6-8420
●Peggy Lee ‎– Mink Jazz / Capitol T-1850

6月1日の曲目 2日の曲目 3日の曲目 4日の曲目 5日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
有吉純

出演:有吉純

レコード・コレクター。
「世の中には、ジャズを『聴く人』と『(演奏)する人』がいますが、私の場合は、『しつこく聴く人』です。14歳でワーデル・グレイのプレステッジ盤を聴いて、ジャズに開眼して以来、ズ~~っと聴き続けています。長いから偉いわけではありませんが、瞬間、瞬間、素晴らしい音楽を聴いていて、振り返るとそのすべてがジャズだったというだけです。
私のジャズの楽しみ方は、①安らぎ・癒し系、②エネルギー系(元気)、③テンション系(緊張感)に暗黙の分類をしながら聴いています。体調や気分に合わせて3つのジャンルでいつも感動させてもらっています。
ミュージシャンでは、ボーカルのジュリー・ロンドン、ダイアナ・クラール、インストのデクスター・ゴードン、アート・ペッパーなどオーソドックスなミュージシャンが大好きです。
そんな私が聞き続けてきたジャズをオリジナル盤を中心に一緒に楽しんでいただければ幸いです。
ジャズの神様に感謝。」

武田清一

出演:武田清一

1970年代にフォークグループ「日暮し」の一員で「いにしえ」という大ヒットを残した武田氏は、アナログレコードの大ファンで、ジャズヴォーカルを中心に3000枚を越えるコレクションの持ち主です。自宅では二つのオーディオを音楽によって使い分け、CDでは得られないアナログサウンドを楽しんでいます。

上原 昇

出演:上原 昇

横浜在住。ジャズを聴き始めたのはハタチの頃から、地元『ちぐさ』によく通いエヴァンスやコニッツなど”白人系”ジャズに酔いしれる。もう一つ『ジャズ批評』から多くを学び、その恩返しをと。ヴォーカル(主に白人系)やボサ・ノヴァ(サンバではない)に神経を集中する日々。中途半端なコレクションはしてないつもり。

茂木亮

出演:茂木亮

1960年5月札幌出身、ピアニスト、スティーヴ・キューンのマニア、完全コレクター(自分が生まれたとき、キューンはコルトレーン4のメンバーだった)で、ジャズ批評誌などにキューン関連の情報を発信している。中野新橋のジャズ喫茶・ジニアスに20年以上通い続け、リスナー、レコード・コレクターとしての極意(?)を習得。高田敬三氏主催の「ボーカルを楽しむ会」では、年に一度ほど例会の案内係を担当。

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<4月27日~5月1日/現代女性ヴォーカルの源流を遡る⑤>
4月27日から5月1日は、ジャズ・レコード・コレクターの有吉純さんがパーソナリティを務めます。(5月4日~29日はアーカイブス放送となります。)

今週も、数々の名曲の中から5曲を厳選して、5日間に渡って、3種類の演奏
一つ目は、現代女性ヴォーカル
二つ目は、有名なインストゥルメント
三つ目は、オーソドックスな女性ヴォーカルや男性ヴォーカル
などをお楽しみいただきたいと思っています。

4月27日/サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー(Someone to Watch Over Me)
 「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー」は、アイラ・ガーシュウィンの作詞、ジョージ・ガーシュウィンの作曲、お馴染みのガーシュウィン兄弟による1926年のブロードウェイミュージカル「Oh, Kay!」の中の曲です。ちなみに、この「Oh, Kay!」、邦題は「万事円満」だそうです。このミュージカルの主役の名前がケイ(Kay)ですから、あっているのでしょうか???
●ウィリアムス浩子‎– MY ROOM the LP vol.1 / Berkeley Square Music / BSM011
●Pat Moran Trio ‎– This Is Pat Moran / Audio Fidelity / AFLP 1875
●Chet Baker ‎– Sings Again / Timeless Records ‎/ SJP 238

4月28日/ジャスト・ユー・ジャスト・ミー(Just You, Just Me)
 「ジャスト・ユー・ジャスト・ミー」は、レイモンド・クラグスの作詞、ジェシー・グリアの作曲による1929年のミュージカル映画「マリアンヌ (Marianne)」(邦題:恋愛戦線) の歌です。映画では、出征した恋人のアンドレを待ちながらも、他の男性に恋心を抱くマリアンヌが描かれています。
●Kalya Ramu / Living in a Dream / Canada Factor / V1263664
●The Coleman Hawkins Sextet ‎– Eddie Costa: Memorial Concert / Colpix Records ‎/ CP 450
●Jaye P. Morgan ‎– Just You, Just Me / RCA Victor /– LPM-1682

4月29日/マイ・マンズ・ゴーン・ナウ(My Man's Gone Now)
 ジョージ・ガーシュウィンは、デュボース・ヘイワードが1925年に発表した小説「ポーギー」を読んで、貧しい黒人たちの悲劇に強い感銘を受け、この作品をオペラの形にしたいと思ったそうです。10年後の1935年、ジョージ・ガーシュウィン、アイラ・ガーシュウィン、原作者のデュボース・ヘイワードは、オペラ「ポーギーとベス」を発表しました。ミュージカルでもなく、映画でもありません。オペラですからびっくりします。その中の一曲が、「マイ・マンズ・ゴーン・ナウ」です。
●Melanie De Biasio ‎– A Stomach Is Burning / Igloo / IGL193LP
●Ella Fitzgerald And Louis Armstrong ‎– Porgy & Bess / Verve / MG V-4011-2
●Julie London ‎– London By Night / Liberty ‎/ LRP-3105

4月30日/ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ(You'd be so nice to come home to)
 「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」は、1942年のミュージカル映画「サムシング・トゥ・シャウト・アバウト」(Something to shout about)の曲でコール・ポーターが作詞・作曲しました。タイトルの意味は、「家に帰ると貴方が居るのはとても嬉しい」でしょうか。発表された1942年と言えば、第二次世界大戦中です。世界中の戦地で自分の夫が、自分の恋人が、戦っていた時代。歌詞の意味が当時の人たちに実感を持って受け入れられたことが想像できます。
●Vivian Buczek ‎/ Ella Lives / Prophone / PLP 168
●Art Pepper ‎/ Meets The Rhythm Section / Contemporary Records / C 3532
●Julie London ‎/ Julie...At Home / Liberty ‎/ LRP 3152

5月1日/ピース(Peace)
 本日のテーマ曲「ピース」は、ホレス・シルヴァーの名曲です。ファンキーの伝道師としても有名ですが、コンポーザーとしてのホレスの評価も高いです。「ソング・フォー・マイ・ファーザー」、「シスター・セイディ」、「ドゥードリン」、「クイックシルヴァー」などお馴染みの曲が並びますが、「ピース」も忘れることができません。
●Norah Jones / Day Breaks / Blue Note / B002520801
●The Horace Silver Quintet & Trio / Blowin' The Blues Away /Blue Note / BLP 4017
●Chet Baker, David Friedman, Buster Williams, Joe Chambers ‎/ Peace / Enja Records / enja 4016

4月27日の曲目 28日の曲目 29日の曲目 30日の曲目 5月1日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
有吉純

出演:有吉純

レコード・コレクター。
「世の中には、ジャズを『聴く人』と『(演奏)する人』がいますが、私の場合は、『しつこく聴く人』です。14歳でワーデル・グレイのプレステッジ盤を聴いて、ジャズに開眼して以来、ズ~~っと聴き続けています。長いから偉いわけではありませんが、瞬間、瞬間、素晴らしい音楽を聴いていて、振り返るとそのすべてがジャズだったというだけです。
私のジャズの楽しみ方は、①安らぎ・癒し系、②エネルギー系(元気)、③テンション系(緊張感)に暗黙の分類をしながら聴いています。体調や気分に合わせて3つのジャンルでいつも感動させてもらっています。
ミュージシャンでは、ボーカルのジュリー・ロンドン、ダイアナ・クラール、インストのデクスター・ゴードン、アート・ペッパーなどオーソドックスなミュージシャンが大好きです。
そんな私が聞き続けてきたジャズをオリジナル盤を中心に一緒に楽しんでいただければ幸いです。
ジャズの神様に感謝。」

武田清一

出演:武田清一

1970年代にフォークグループ「日暮し」の一員で「いにしえ」という大ヒットを残した武田氏は、アナログレコードの大ファンで、ジャズヴォーカルを中心に3000枚を越えるコレクションの持ち主です。自宅では二つのオーディオを音楽によって使い分け、CDでは得られないアナログサウンドを楽しんでいます。

上原 昇

出演:上原 昇

横浜在住。ジャズを聴き始めたのはハタチの頃から、地元『ちぐさ』によく通いエヴァンスやコニッツなど”白人系”ジャズに酔いしれる。もう一つ『ジャズ批評』から多くを学び、その恩返しをと。ヴォーカル(主に白人系)やボサ・ノヴァ(サンバではない)に神経を集中する日々。中途半端なコレクションはしてないつもり。

茂木亮

出演:茂木亮

1960年5月札幌出身、ピアニスト、スティーヴ・キューンのマニア、完全コレクター(自分が生まれたとき、キューンはコルトレーン4のメンバーだった)で、ジャズ批評誌などにキューン関連の情報を発信している。中野新橋のジャズ喫茶・ジニアスに20年以上通い続け、リスナー、レコード・コレクターとしての極意(?)を習得。高田敬三氏主催の「ボーカルを楽しむ会」では、年に一度ほど例会の案内係を担当。