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トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ


(日)0:00~1:00
週毎のテーマによるゲストとの対談番組。音楽家はもちろんのこと、映像作家、写真家、小説家、詩人など多岐にわたり、幅広い分野から話題の人物が登場します。したがって音楽のジャンルもその都度様々で、クラシックや現代音楽、ワールド・ミュージック、演歌まで、多種多様に紹介。スタジオ・ライブや取材構成も随時ある不定形番組です。これまでに、東京のストリート・ミュージシャンを描いた「泳ぐ楽園・東京版」でギャラクシー大賞受賞、「アジアでカラオケOK!!」で民放連賞優秀賞受賞など、数々の賞に輝いています。
<TOKYO FMでも放送中!毎週日曜AM4:30~5:00> 過去の放送内容



10月27日/キルトが紡いだ黒人霊歌
ゲスト:鳥越弾(ドルセオラ・レコーディングズ)
 アメリカはアラバマ州南西部のブラックベルト地帯に位置する小さな町ボイキンに暮らす「ジーズ・ベンド・キルターズ」による黒人霊歌をご紹介します。ゲストはこの歌を録音して、CD『ボイキン・アラバマ:ジーズ・ベンドの黒人霊歌』として発表した鳥越弾さん。働きながら音楽活動をしている鳥越さんは、アメリカのルーツ・ミュージックに惹かれ、民俗音楽の研究家として名高いアラン・ローマックスに倣って、アメリカ各地を訪ね、フィールドワークを行っています。その中で出会ったのが、ボイキンでキルトを縫いながら歌う女性たちの存在です。キルト=音楽というべき彼女たちの魂を揺さぶる力強い歌声に耳を傾けてください。これまでに録りためた音楽は50に上るという鳥越さん。ドルセオラ・レコーディングズのHPには素敵な写真や録音も満載です。是非覗いてみてくださいね。

10月6日/ズーク旋風再来?~KASSAV’、31年ぶりに奇跡の再来日
ゲスト:海老原政彦(音楽ライター)

 「KASSAV’」「ズーク」、と聞いてピンときたあなたは筋金入りのワールドミュージック通!?今から31年前の1988年、ワールドミュージックブーム全盛の頃に1度だけ来日し、旋風を巻き起こしたフレンチ・カリビアンのバンドKASSAV’。カリブ海の島、マルチニークとグァドループ出身のメンバーがクレオール語で歌うズークは、デジタル機器を駆使した斬新なサウンドで、ダンスミュージックに新しい風を吹かせました。そのKASSAV’が、結成40周年を迎えた今年、奇跡の再来日を果たします。公演は10月21日(月・祝前)19時、渋谷ストリームホール。日本では忘れられていた存在ともいえるKASSAV’ですが、ここ5~6年ほどは、初期のデジタル・ミュージックへの関心から、クラブDJなどに注目され、KASSAV’&ズーク再発見の動きがみられるようです。80年代からワールドミュージックを聴き続けている音楽ライター、海老原政彦を迎えてお送りします。公演に先駆けて、10月13日(日)にはプレ・イベント「Zouke!Zouke!ZOUK PARTY」も開催。ズーク・ダンス、クレオール語講座など、マルチニークのスペシャルドリンクと共に盛り上げます。場所は渋谷頭バーで18時~23時。
公演について詳しくは「フェスティバル・セゾン・ルージュ」のHPで。

※10月21日に予定されていたKassav'の公演は、来日の予定搭乗便がキャンセルとなったため、中止になりました。31年ぶりの来日を楽しみにしていましたので、残念でなりません。以下、主催者のコメントです。
Saison Rougeより
【Kassav’来日公演キャンセルのお知らせ】
2019年10月21日(月)に渋谷ストリーム ホールにて来日公演を予定しておりましたKassav’ですが、来日の搭乗予定便がキャンセルとなり、すべての可能性を試みましたが、公演に間に合う時間に東京に到着することができず、残念ながら東京公演を中止せざるを得ない判断となりました。
チケットの払い戻しについては、後日楽天チケットサイト、ならびににメールにて詳細をお伝えします。お待ちください。
公演を楽しみにしてくださっていたお客様、関係者の皆様には多大なるご迷惑おかけ致します事を深くお詫び申し上げます。

10月13日/いい事いっぺどーんと来い!~白崎映美&東北6県ろーるショー!! ゲスト:白崎映美
 無国籍音楽、多国籍音楽のバンドとして80年代から活動してきた上々颱風は2013年に活動休止となりました。その歌姫、白崎映美さんのその後の活躍をご紹介する2週間。山形県酒田市出身の彼女が2013年に立ち上げたのが、「白崎映美&東北6県ろーるショー!!」。そのきっかけとなったのは木村友祐著「イサの氾濫」でした。東日本大震災後を契機に、それまで封じ込めていた東北人・蝦夷の想いが氾濫します。この小説に衝撃を受けた白崎さんは、「まづろわぬ民」を作詞作曲、赤いアマハゲの衣装に託して、東北人の叫びを歌い始めました。13日は、5年ぶりにリリースされた「白崎映美&東北6県ろーるショー!!」のアルバム「あほんだら」をご紹介。著者自身による「イサの氾濫」の朗読も。「白崎映美&東北6県ろーるショー!!」のライヴは10月29日(火)吉祥寺スターパインズカフェほか。

10月20日/「白ばらキャバレーナイトショー!」への招待 ゲスト:白崎映美
 白崎映美さんを迎えての2回目は、出身地である山形県酒田市に昭和33年から続いていたグランド・キャバレー「白ばら」再生の物語。最盛期には100人近いホステスを抱え、行列ができるほどの人気だった「白ばら」ですが、時代の波には勝てず、2015年12月で閉店することに。しかし、東北最後のグランキャバレーの場の価値に気づいた白崎さんたちが、存続のためのクラウドファンディングを立ち上げ、2017年末「新生 白ばら」としてスタートしました。現在は週3日、飲食店として営業するほか、イベント企画もあります。白崎映美さんは、元自由劇場の俳優として「上海バンスキング」などに出演した芸達者な俳優さんたちを中心に「白崎映美&白ばらボーイズ」を結成して「白ばら」に出演。歌やコント、ジャグラーなどを白崎さんのMCとともに楽しむ“オトナの娯楽”というべきステージを作り上げました。このほど初のCD「群衆」をリリース。発売記念として8月28日に代官山の「晴れたら空に豆まいて」で行われたショーの模様を織り交ぜつつ、お送りします。

10月6日の曲目 13日の曲目 20日の曲目 27日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
大竹昭子
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
萩谷由喜子

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
パスカルズ

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
武久源造(左) 金南里(右)

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
細川周平
9月1日/『東京凸凹散歩』~『日和下駄とスニーカー』から8年
ゲスト:大竹昭子(文筆家)
 地形に注目した街歩きが大流行ですが、90年代に早くもそこに注目していたのが、文筆家の大竹昭子さん。そんな大竹さんが、今から100年程前に永井荷風が書いた散歩エッセイ『日和下駄』を参照しながら、東京の街歩きを文章と、写真、手書き地図にまとめたのが『日和下駄とスニーカー 東京今昔凸凹散歩』です。それから8年、すべてのコースを歩きなおし、新たな章も加えて改訂版『東京凸凹散歩~荷風にならって』(亜紀書房)が出ました。序にはこう記されています。
「ビルや建物が増え、彼のころよりはるかに毛深くなった東京の地表を、これからバリカンで刈りとるような気持ちで歩いてみようと思う。日和下駄の代わりにスニーカーをはいて」。
 元気な人はこの本をお供に散歩に出発、そうでない人もお散歩の楽しみに味わえるステキなご本です。スタジオに大竹昭子さんを迎え、朗読も交えてお届けします。

9月8日/クララ・シューマン生誕200年記念/世界初ワーキングマザーのピアニスト ゲスト:萩谷由喜子(音楽評論家)
 この日の主人公はロマン派を代表する作曲家の一人、ロベルト・シューマンの妻クララ。少女時代から天才ピアニスト、クララ・ヴィークとして名を成し、作曲にも才能を発揮した彼女は1819年生まれ。9月13日は生誕200年にあたります。21歳で父の反対を押し切ってロベルトと結婚し、8人の子供をもうけながら、演奏活動とロベルトのサポートに奔走する日々。精神を病んだロベルト亡き後も彼女を支え続けたのはブラームスでした。“世界で初めてのワーキングマザーのピアニスト”というべきクララの生涯を描いた『クララ・シューマン』(yamaha)を書いた音楽評論家の萩谷由喜子さんを迎えて、200年前の女性音楽家像に迫ります。

9月15日/パスカルズの劇伴作法/「凪のお暇」
ゲスト:ロケット・マツ、金井太郎、坂本弘道(パスカルズ)

 今シーズンのTVドラマの中で最も評判になっているのが「凪のお暇」(TBS金曜日夜10時)。その音楽を担当しているのが、我らがパスカルズ!都心の家電メーカーに努める28才のOL大島凪(黒木華)が、場の空気を読みすぎるゆえに過呼吸になって倒れ、一念発起して、仕事も恋もSNSもすべてリセット。東京西部、立川のボロアパート暮らしを始める。元カレや新しい隣人たちとの人間模様に、パスカルズの音楽が絶妙な空気を発揮して、こちらも評判に。9月4日にはサントラも発売されました。「凪のお暇」は9月20日が最終回です。スタジオには作曲を担当した3人をお招きして、パスカルズの劇伴作法を伺います。尚、当番組とパスカルズはかれこれ20年のお付き合い。「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ・アーカイヴズ」ではこれまでにゲスト出演した14回を10月14日~26日に一挙放送!パスカルズの全貌に触れるまたとない機会です。

9月22日/バッハの適正律クラヴィーア曲集全曲録音完結! 
ゲスト:武久源造(鍵盤楽器奏者)

 様々な時代の鍵盤楽器を駆使する演奏家、武久源造さんが還暦を記念して全曲録音を開始したバッハの平均律クラヴィーア曲集。「適正律クラヴィーア曲集」と題して4期に分けてCDをリリースしてきましたが、この度、遂に完結編が出ました。今回は第1集と第2集の第19番~24番を第1集はペダル付きチェンバロで、第2集はジルバーマン・ピアノ(フォルテピアノ)で演奏しています。練馬のスタジオをお訪ねして、完結への道のりと、この大仕事を成し遂げての発見などを伺います。9歳で初めて聞いたチェンバロとの驚くべき出会いも!
 11月1日(金)には旧東京音楽学校奏楽堂で、「適正律」全曲録音完成記念コンサートも開催されます。金南里さんによるオイリュトミー生楽舞との共演もあります。

9月29日/ジョアン・ジルベルトへの想いあふれて~追悼特集
ゲスト:細川周平(音楽学者)

 ボサ・ノヴァの創始者ジョアン・ジルベルトが7月6日、88歳で天国に旅立ちました。デビュー曲は1958年の「想いあふれて」。作曲家でピアニストのアントニオ・カルロス・ジョビン、詩人のヴィニシウス・ジ・モライスらの仲間たちと共に作り出した新しい波は、その後の音楽に大きな影響を与えていきました。ジャズのスタン・ゲッツと共演した「イパネマの娘」はボサ・ノヴァを世界に広めることとなりました。7月8日にリオデジャネイロの国立劇場で行われた葬儀では、会葬者全員の歌う「想いあふれて」と拍手に送られての出棺となりました。番組ではジョアンをこよなく愛する音楽学者、ブラジルとも縁の深い細川周平さんを迎えて、その音楽を偲びます。

9月1日の曲目 8日の曲目 15日の曲目 22日の曲目 29日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。