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トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ


(日)0:00~1:00

週毎のテーマによるゲストとの対談番組。音楽家はもちろんのこと、映像作家、写真家、小説家、詩人など多岐にわたり、幅広い分野から話題の人物が登場します。したがって音楽のジャンルもその都度様々で、クラシックや現代音楽、ワールド・ミュージック、演歌まで、多種多様に紹介。スタジオ・ライブや取材構成も随時ある不定形番組です。これまでに、東京のストリート・ミュージシャンを描いた「泳ぐ楽園・東京版」でギャラクシー大賞受賞、「アジアでカラオケOK!!」で民放連賞優秀賞受賞など、数々の賞に輝いています。
<TOKYO FMでも放送中!毎週日曜AM4:30~5:00> 過去の放送内容



7月3日/歌のなる木を捜して~バルトーク ゲスト: ひのまどか

先月の『小泉文夫』前後篇に続いて、音楽作家、ひのまどかさんの著書『バルトーク』をご紹介。「音楽家の伝記 はじめに読む1冊」(YAMAHA)シリーズの最新刊です。20世紀の作曲家として名を残すハンガリー人バルトークは、後半生を二つの世界大戦に遭遇し、大きな試練を強いられました。蓄音機を担いで、ハンガリーとその周辺地域で採集した数多くの歌は彼の作品の中に実を結んでいます。「あらゆる民族が、歌で結ばれ兄弟となる」ことを理想に掲げ、命をかけて、あらゆる非人間性と戦ったのです。音楽家の生きた土地を綿密に取材したひのまどかさんが、バルトークの思いを切実に語ります。
 
7月10日/「新しい音」は「変な音」?~ボンクリ2022
ゲスト:藤倉大(作曲家、ボンクリ・フェス・アーティスティック・ディレクター)

7月15日&16日に池袋の東京芸術劇場で開催される音楽祭「ボーン・クリエイティヴ・フェスティバル2022」、略して「ボンクリ」。「人間は皆、生まれつきクリエイティヴだ」という意味です。子どもの好きな「新しい音」は「変な音」だと気づいた気鋭の作曲家、藤倉大の発案により、2017年に始まったこのフェスティバルは、大人になっても5歳の子供のままクリエイティヴでいる人達の作品を紹介。即興音楽あり、箏をはじめとする日本の伝統音楽、エレクトロニクス(電子音楽)あり、聴衆参加型の企画で世界中の新しい響きを体験することができるまたとない機会です。番組で藤倉大さんと一緒に「変な音」を聴いてみよう!
 
7月17日/SYUHEI HOSOKAWA AMBIENT KYOTO~京都の音のしつらい
ゲスト:細川周平(音楽学者、京都市立芸大日本伝統音楽研究センター所長)、川﨑仁美(盆栽研究家)

アンビエント・ミュージックの開拓者として知られるブライアン・イーノのインスタレーション「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」(6月3日~8月21日京都中央信用金庫 旧厚生センター)が開催されている京都を訪ね、20年近く京都に暮らす音楽学者の細川周平さんと、京都の音のしつらいを散策。イーノ展に現代盆栽でコラボしている川﨑仁美さんもご一緒。今年は3年ぶりに祇園祭の山鉾巡行も行われる。細川さんは「木賊山町」保存会に所属し、山鉾巡行にも参加するという。
 
7月24日/在るのに無いもの、無いのに在るもの~演奏家が語る音楽の哲学
ゲスト:大嶋義実(フルーティスト)

演奏のみならず、巧みな言葉で音楽の本質を語る達人、フルーティストの大嶋義実さんが『演奏家が語る音楽の哲学』(講談社選書メチエ)を上梓しました。在るのに無いもの、無いのに在るもの、それは音楽。ならば、私たちは何を聴いているのか。演奏家の存在とは?演奏を通じてつかんだ音楽の哲学を大嶋さんがご開帳。子供のころ、無声映画館で童謡を歌った経験を持ち、今も歌を愛し続けるお母さまのエピソードも貴重です。
 

7月3日の曲目 10日の曲目 17日の曲目 24日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。

6月5日・12日/「さとうきび畑」で アンコール前後篇

ゲスト:寺島尚彦、寺島夕紗子
米軍基地問題が混迷を極める中で迎えた沖縄復帰50年。6月23日は沖縄の終戦の日に当たる「慰霊の日」、沖縄全島が平和への祈りに包まれます。復帰前の1967年、田代美代子さんによって初演された「さとうきび畑」は、その後、森山良子さんが最初にレコーディングして広く知られるようになり、以来、多くの歌手によって歌いつがれてきました。全部で11連からなり、風に吹かれるサトウキビ畑の様子を、「ざわわ」という言葉を66回繰り返すこの曲からは、戦争の恐ろしさと少女の悲しみが静かに迫ってきます。作詞作曲は作曲家の寺島尚彦さん。1964年に初めて訪れた沖縄で、摩文仁の丘を訪ねた時に感じたことを一つの曲にまとめ上げました。寺島尚彦さんは2004年に亡くなられましたが、2002年にインタビューした番組を前後篇として再放送します。この曲に込めた思いからは、普遍性の秘密がわかります。娘のソプラノ歌手、夕紗子さんの歌う全曲版、そして、ロシアによるウクライナ侵攻が続く今、この歌を歌い続ける思いも聞きました。(2002年9月8日の再放送)
 

6月19・26日/音楽の探検家「小泉文夫」~行動する民族音楽学者
ゲスト:ひのまどか(音楽作家)

民族音楽学者、小泉文夫(1927-1983)をご存じでしょうか。インドへの音楽留学を手始めに、世界中の音楽のフィールドワークを通じて、民族の音楽の神髄に迫り、それを一般の人々に伝えた“行動する学者”です。「音楽の探検家」というべき活動でした。フィールドワークの成果はレコードになり、また、テレビ・ラジオを通じて、自らその魅力を語りました。まさに、70~80年代の民族音楽ブームの立役者でした。その活動は、明治以降、西洋音楽一辺倒で進められてきた日本の学校音楽教育への異議申し立てでもありました。残念ながら、志半ばの1983年、56歳の若さで世を去りました。その足跡をたどる新しい伝記が出ました。『音楽家の伝記 はじめに読む1冊 小泉文夫』(YAMAHA)著者の音楽作家ひのまどかさんを迎え、2週にわたり小泉文夫の仕事を紹介します。

 

【プレゼント!】トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
『さとうきび畑 ざわわ、通りぬける風』(小学館)
詩・文:寺島尚彦  写真・文:大塚勝久 文:森山良子、上條恒彦ほか
抽選で3名様にプレゼントします。
ご希望の書名、住所、氏名、年齢、職業、番組をお聞きになっての感想を書いて、ご応募ください。
<応募方法>
①ご希望のプレゼント ②郵便番号・ご住所 ③お名前 ④番組の感想
④年齢 ⑤番組への感想
を明記の上、下記アドレスまでご応募ください。
trans@musicbird.co.jp
件名「さとうきび畑プレゼント」
(〆切:6月19日必着)
発表は発送をもって代えさせていただきます。

 

6月5日の曲目 12日の曲目 19日の曲目 26日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
照屋林助
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
(左から)もりと、あかね、野田隆司
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
マルチーズロック「人類観」
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
白崎映美
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
(左から)中江裕司、真喜屋力、當間早志、代島治彦プロデューサー
5月1日・8日/沖縄復帰50年記念「オキネシアへようこそ/映画『パイナップル・ツアーズ』公開にちなんで」アンコール前後篇

ゲスト:(前篇)大竹昭子 照屋林助
(後篇)大竹昭子 照屋林助 真喜屋力 中江裕司 當間早志

1972年5月15日、戦後27年間、アメリカの統治下にあった沖縄が日本に返還されました。ちょうど50年前のことです。今、沖縄というと、基地や環境、貧困の問題ばかりクローズアップされていますが、復帰20年にあたる1992年に公開された沖縄映画『パイナップル・ツアーズ』は、全編にみなぎる力強い明るさと沖縄独特のテーゲー感覚がキョーレツなインパクトをヤマトの人間に与えました。この『パイナップル・ツアーズ』が復帰50年を記念してデジタルリマスター版でよみがえり、沖縄・桜坂劇場では5月7日から、また5月14日からは渋谷のイメージフォーラム他、全国で順次公開されます。
30年前の公開日1992年4月25日の早朝には、「オキネシアへようこそ」と題して、沖縄から監督さん3名と、重要な役を演じる沖縄ポップカルチャーの第一人者、テルリンこと照屋林助さん、そして沖縄カルチャーに詳しい文筆家の大竹昭子さんが当番組に生出演し、大いに盛り上がりました。テルリンは林賢さんのお父さんですね。
2週にわたり、その番組をお聞きいただき、当時の熱を感じていただければと思います。前篇は大竹昭子さん、テルリンの出演です。テルリンは2005年に亡くなりましたので、とても貴重な音源です。
後篇ではオムニバス形式のこの映画の3監督、真喜屋力さん、中江裕司さん、當間早志さんも登場します。ヤマトとは異なる独自の文化を持つ沖縄、その強い生命力とみなぎる明るさ、それこそが今こそ必要なものではないか、と思えてきます。これを見ればきっと元気になれるさー!(1992年4月25日 4:30~5:30am生放送の再放送)
『パイナップル・ツアーズ』公式ホームページ
 
5月15日/マルチーズロックの「人類観」~沖縄復帰50年の日に
ゲスト:もりと、あかね(マルチーズロック)野田隆司(「Music from Okinawa」プロデューサー)

5月15日、沖縄復帰50年の日に送る、沖縄のバンド「マルチーズロック」の切実なる叫び。この日に満を持して放つニューアルバムのタイトルは『人類観』。辺野古の基地建設問題、パンデミック、そしてロシアのウクライナ侵攻と世界戦争への脅威。ヤマトの人間にとってウクライナは遠い世界であっても、ウチナーンチュ(沖縄人)にとってはさにあらず。キョーレツなアジテーションと、夕餉を描く日常の幸せが同居するアルバムは、沖縄の置かれたアンビバレンツな境遇を突き付ける。マルチーズロックのリーダー、もりととパートナーのあかね、そして『人類観』をリリースするレーベル「Music from Okinawa」のプロデューサー野田隆司のインタビューから見えてくるものは。(4月10日那覇で取材)
 
5月22日/東北歌姫・白崎映美の『あったこほうさ』 ゲスト:白崎映美
活動休止中の「上々颱風」の歌姫・白崎映美さんは山形県酒田市の出身。2011年の東日本大震災後、“東北さいい事来~い”と「白崎映美と東北6県ろ~るショー‼」を結成。東北に元気を注入する活動を展開中。2009年から山形新聞「アートフロンティア」に掲載されたエッセイが、このほど『あったこほうさ~東北歌姫♡エッセイ集~』(ぱるす出版)として出版されました。酒田弁でつづられたエッセイは、すべての人を暖かく包み、勇気づける力にあふれています。白崎映美さんをスタジオに迎えて、その元気の素に迫ります。また、「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」が出演して昨年9月に行う予定だった八王子市の「和〜るどミュージック祭り」の振替公演が5/28(土)に決まっています。
和~るどミュージック祭り」詳細

 
5月29日/そして映画は続く『パイナップル・ツアーズから30年』

ゲスト:真喜屋力 中江裕司 當間早志
5月1日&8日の番組で紹介した1992年公開の沖縄映画『パイナップル・ツアーズ』のデジタルリマスター版が沖縄復帰50年に際し、全国で順次公開中。4月に沖縄を訪ね、この映画の3監督、真喜屋力、中江裕司、當間早志の3名にインタビューしました。今も映画のフィールドで表現活動を続ける彼らの30年後の思いとは?

 
5月1日の曲目 8日の曲目 15日の曲目 22日の曲目 29日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。