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トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ


(日)0:00~1:00
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
「東京物語」
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
「東京暮色」
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
1992年、悠雅彦氏(左)セシルテイラー(右)
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
中西レモン

週毎のテーマによるゲストとの対談番組。音楽家はもちろんのこと、映像作家、写真家、小説家、詩人など多岐にわたり、幅広い分野から話題の人物が登場します。したがって音楽のジャンルもその都度様々で、クラシックや現代音楽、ワールド・ミュージック、演歌まで、多種多様に紹介。スタジオ・ライブや取材構成も随時ある不定形番組です。これまでに、東京のストリート・ミュージシャンを描いた「泳ぐ楽園・東京版」でギャラクシー大賞受賞、「アジアでカラオケOK!!」で民放連賞優秀賞受賞など、数々の賞に輝いています。
<TOKYO FMでも放送中!毎週日曜AM4:30~5:00> 過去の放送内容



11月26日・12月3日/「小津の魔法使い」アンコール前後篇~小津安二郎生誕120年・没後60年記念

『東京物語』を始め、ローアングルにこだわり、家族の愛や人生の機微を丁寧に描いた映画監督、小津安二郎。その作品は世界的に高く評価されています。今年12月12日に生誕120年、没後60年を迎えるにあたって、再評価の機運も高まっています。昭和28年の公開時に『東京物語』を見て以来、小津作品を見続けてきた詩人の清水哲男さんが語る小津映画。1993年、生誕90年の折に放送した番組を前後篇に分けてアンコール放送します。なお、Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下では12月8日(金)~14日(木)まで特集上映が行われ、全12作が上映されます。(1993年12月12日の再放送)
 
12月10日・12月17日/音楽の街・沖縄市(コザ)を訪ねて 前後篇
 
12月24日/悠雅彦さんを偲んで~京都賞受賞おめでとう!セシル・テイラー
ゲスト: 悠雅彦(音楽評論家)

ジャズを中心に音楽評論家として活躍した悠雅彦さんが10月14日に亡くなりました。雑誌「スイングジャーナル」や情報サイト「Jazz Tokyo」などでの執筆活動を始め、コンサートのMCやラジオDJとしても活躍。ジャズのみならず、クラシック、純邦楽、ワールドミュージックなど、ユニバーサルな視点での語り口は音楽ファンの信頼を集めました。当番組にもたびたびご出演いただきましたが、2013年に、前衛ジャズを体現し続けたピアニスト、セシル・テイラーが京都賞を受賞した折にご出演いただいた回を(2014年1月12日放送)追悼としてアンコール放送します。セシル初来日のステージでの司会のお声も聴けますよ。
 
12月31日/中西レモンの『ODORI ONDO』
ゲスト: 中西レモン(民謡、江州音頭)岸野雄一(スタディスト)

昨年リリースしたアルバム『ひなのいえづと』で全く新しい民謡の行き方を示してセンセーションを巻き起こした中西レモン。初代桜川唯丸の薫陶を受けた江州音頭を携え、コロナ後の盆踊りを賑わしている。この度、これまでの盆踊りの概念を覆すレコード『ODORI ONDO』を発表。ヒップホップやタイの伝統音楽モーラムと一体化した江州音頭が新しい地平に誘います。大晦日の放送回は中西レモンと、昨今の盆踊りブームの仕掛け人にして、このレコードのプロデューサーである岸野雄一を招いて、この音楽の成り立ちを伺います。

 

11月26日の曲目 12月3日の曲目 10日の曲目 17日の曲目 24日の曲目 31日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。

11月5日/サクソフォン三銃士登場!

ゲスト:Avant-Premiere(鈴木広志、上運天淳市、東涼太)
2011年に下北沢のジャズバー「LADY JANE」で始まったサクソフォン・トリオ(鈴木広志、上運天淳市、東涼太)が、このほど「Avant(アヴァン)-(-)Premiere(プルミエ)」名義でアルバムをリリース。『舞踏会の手帖』というタイトルの元、それぞれの個性を生かし、ルネサンスやバロックから近現代、そしてオリジナルや凝った編曲ものまで、超絶技巧と遊び心でシャレのめす。スタジオでの生演奏もお楽しみに!
 
11月12日/お帰りケルクリ!/ケルティック・クリスマス2023 ゲスト:野崎洋子(THE MUSIC PLANT)
ケルト音楽ファンの皆さん、お待たせしました!コロナ禍を経て、リアルな開催は4年ぶりとなる年末恒例の「ケルティック・クリスマス2023」。今年はアイルランド超絶5人衆ルナサと、トラッドの最高峰ダーヴィッシュが来日、11月末から12月頭にかけて各地でコンサートを行います。会場によってはケルト市やロビーセッション、音楽やダンスのワークショップもあるよ。ケルト音楽の応援団長、THE MUSIC PLANTの野崎洋子さんのご案内で。
 
11月19日/巻上公一コネクション2023 ゲスト:巻上公一
今年結成45周年を迎えたヒカシューのリーダー、巻上公一さんはテクノポップのみならず、歌謡曲、プログレ、ニューウェーヴ、フリーの即興の海を自由に泳ぎ回り、ホーメイ、テルミン、口琴も巧みに操るハイパー・アーティスト。今年はヒカシューのアルバム『雲をあやつる』と第二詩集『濃厚な虹を跨ぐ』も発表した。彼のプロデュースした「熱海未来音楽祭2023」には行けなかったが、11月26日には多大な影響を受けたジョン・ゾーンの生誕70年記念イベントとして、即興ゲームピース「COBRA」の東京爆音作戦を指揮するので期待大。“あれっ!「JAZZ ARTせんがわ」は?”と思われた方、ご安心ください。2024年度は年明け1月12日~14日に開催されますぞよ。巻上さんを迎えてあれこれ語り合います。
 

11月5日の曲目 12日の曲目 19日の曲目 26日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
濤踏&楓子
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
トラペ座
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
飯田茂樹
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
バラワン・バトゥアン・エスニック・フュージョン
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
『子どもの十字軍』
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
『ゴルトベルク・ヴァリエーションズ』
10月1日/全身打楽器!

ゲスト:濤踏(レオナ、板橋文夫、瀬尾高志)、楓子
“タップダンサー”と呼ぶにはあまりにもはみ出た表現のインプロヴァイザー、レオナ。“全身打楽器”を名乗り、ソロのほか、主にジャズ系のミュージシャンとの共演を重ねています。この度、ピアノの板橋文夫、ベースの瀬尾高志と組んだトリオ「濤踏」のアルバム「と」と「う」が2枚同時発売されました。視覚と聴覚の垣根を壊しながらの活動は近年、メタルノイズ化が著しく、床に置いた鉄板のみならず、各種の鎖やステンレスボウルなどを駆使した表現は恐ろしい(?!)ほど。さらには、稼働中の鉄工所との共演にも挑戦しています。瀬尾高志との間に設けた娘(小学一年生)楓子ちゃんをツァーに同行するなど、音楽家族としての新しい子育ても模索中。濤踏の3人に楓子ちゃんも加わったスタジオも、ラジオの枠を超えていくよ。
 
10月8日/トラペ座10年、旅の宴 ゲスト:トラペ座(大野慎矢、多田葉子、菅原雄大)
大野慎矢(アコーディオン、ガイダ)、多田葉子(サックス、クラリネット)、菅原雄大(チェロ)によるユニット「トラペ座」。“東欧・コーカサスのフォークロア、映画へのオマージュ 祝祭と郷愁、狂騒と悲哀のテーブルミュージック”を標榜する彼らの音楽はまさに「旅の宴」。旅の先々で出会ったミュージシャン、河崎純さん、すずめのティアーズなどステキなミュージシャンもご紹介いただきました。
そして、この度10周年!10月14&15日には渋谷の公園通りクラシックスに豪華ゲストを迎えて記念のライブを行われます。
8月12日に下北沢のラ・カーニャで行われたライヴの音源を聴きながら、世界的にも激動の時代だったこの10年を、それぞれの個人史と共に振り返ります。
 
10月15日/今どきのバリ・ガムラン 、バラワンバンド ゲスト:飯田茂樹(「日本インドネシア・バリ教育文化協会」JIBECA代表理事)
日本でもファンが多く、演る人、聴く人さまざまに展開しているインドネシアのガムラン音楽。今回はかつて「こどもの城」で子どもたちにガムランを始め世界の民族音楽に親しむきっかけを作って来た飯田茂樹さんが、バリ・ガムランの新しい潮流を紹介します。バリ出身、オーストラリアで音楽修行をした後、バリに戻って活動するジャズ・フュージョン・ギタリスト、バラワンさんのバンドの来日にちなんで。
https://jibeca.jimdofree.com/
≪バラワンバンドの公演情報≫
10月21日(土)かながわプラザ(根岸線、本郷台駅下車徒歩3分)
10月22日(日)慶福寺(埼玉県蓮田市)「虹のアートフェスティバル、ジリミリ2023」
 
10月22日/『子どもの十字軍』
ゲスト:はらだたけひで(絵本作家)

ベルトルト・ブレヒトの不朽の名作「子どもの十字軍」が、はらだたけひでさんの絵と翻訳で新たな絵本として出版されました。はらださんは長年岩波ホールに勤務し、ジョージア映画祭の開催などに尽力してきました。「子どもの十字軍」は第二次世界大戦下のポーランドが舞台ですが、ロシアによるウクライナ侵攻から1年半が過ぎた今、これは過去の物語ではありません。日本でも太平洋戦争の記憶が薄れていく中、はらださんは未来へ語り継がなければならないという想いを強くし、絵本という形で世に問います。ご自身による朗読でご紹介します。いまこそ伝えたい、平和とは? 
 

10月29日/サキソフォンで「ゴルトベルク・ヴァリエーションズ」再び ゲスト:清水靖晃&サキソフォネッツ
J.S.バッハの鍵盤作品の金字塔「ゴルトベルク変奏曲」。グレン・グールドの2つの名演を始め、鍵盤楽器のみならず、様々な楽器や編成で演奏されてきました。1996年に衝撃的なバッハの無伴奏チェロ組曲のサキソフォン版を発表したテナーサクソフォン奏者・清水靖晃が、約20年を経た2015年、「ゴルトベルク変奏曲」のアルバムをリリース。サキソフォン5本とコントラバス4本による編曲です。今年12月にホール公演が行われることになり、2015年リリース当時の番組をアンコール放送します。
12月3日(日)14時 すみだトリフォニーホール TICKETSPACE (ints.co.jp)
12月9日(土)14時 大阪、いずみホール
 

10月1日の曲目 8日の曲目 15日の曲目 22日の曲目  29日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。