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トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ


(日)0:00~1:00
週毎のテーマによるゲストとの対談番組。音楽家はもちろんのこと、映像作家、写真家、小説家、詩人など多岐にわたり、幅広い分野から話題の人物が登場します。したがって音楽のジャンルもその都度様々で、クラシックや現代音楽、ワールド・ミュージック、演歌まで、多種多様に紹介。スタジオ・ライブや取材構成も随時ある不定形番組です。これまでに、東京のストリート・ミュージシャンを描いた「泳ぐ楽園・東京版」でギャラクシー大賞受賞、「アジアでカラオケOK!!」で民放連賞優秀賞受賞など、数々の賞に輝いています。
<TOKYO FMでも放送中!毎週日曜AM4:30~5:00> 過去の放送内容



9月15日/パスカルズの劇伴作法/「凪のお暇」
ゲスト:ロケット・マツ、金井太郎、坂本弘道(パスカルズ)
 今シーズンのTVドラマの中で最も評判になっているのが「凪のお暇」(TBS金曜日夜10時)。その音楽を担当しているのが、我らがパスカルズ!都心の家電メーカーに努める28才のOL大島凪(黒木華)が、場の空気を読みすぎるゆえに過呼吸になって倒れ、一念発起して、仕事も恋もSNSもすべてリセット。東京西部、立川のボロアパート暮らしを始める。元カレや新しい隣人たちとの人間模様に、パスカルズの音楽が絶妙な空気を発揮して、こちらも評判に。9月4日にはサントラも発売されました。「凪のお暇」は9月20日が最終回です。スタジオには作曲を担当した3人をお招きして、パスカルズの劇伴作法を伺います。尚、当番組とパスカルズはかれこれ20年のお付き合い。「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ・アーカイヴズ」ではこれまでにゲスト出演した14回を10月14日~26日に一挙放送!パスカルズの全貌に触れるまたとない機会です。

9月22日/バッハの適正律クラヴィーア曲集全曲録音完結! 
ゲスト:武久源造(鍵盤楽器奏者)

 様々な時代の鍵盤楽器を駆使する演奏家、武久源造さんが還暦を記念して全曲録音を開始したバッハの平均律クラヴィーア曲集。「適正律クラヴィーア曲集」と題して4期に分けてCDをリリースしてきましたが、この度、遂に完結編が出ました。今回は第1集と第2集の第19番~24番を第1集はペダル付きチェンバロで、第2集はジルバーマン・ピアノ(フォルテピアノ)で演奏しています。練馬のスタジオをお訪ねして、完結への道のりと、この大仕事を成し遂げての発見などを伺います。9歳で初めて聞いたチェンバロとの驚くべき出会いも!
 11月1日(金)には旧東京音楽学校奏楽堂で、「適正律」全曲録音完成記念コンサートも開催されます。金南里さんによるオイリュトミー生楽舞との共演もあります。

9月1日/『東京凸凹散歩』~『日和下駄とスニーカー』から8年
ゲスト:大竹昭子(文筆家)

 地形に注目した街歩きが大流行ですが、90年代に早くもそこに注目していたのが、文筆家の大竹昭子さん。そんな大竹さんが、今から100年程前に永井荷風が書いた散歩エッセイ『日和下駄』を参照しながら、東京の街歩きを文章と、写真、手書き地図にまとめたのが『日和下駄とスニーカー 東京今昔凸凹散歩』です。それから8年、すべてのコースを歩きなおし、新たな章も加えて改訂版『東京凸凹散歩~荷風にならって』(亜紀書房)が出ました。序にはこう記されています。
「ビルや建物が増え、彼のころよりはるかに毛深くなった東京の地表を、これからバリカンで刈りとるような気持ちで歩いてみようと思う。日和下駄の代わりにスニーカーをはいて」。
 元気な人はこの本をお供に散歩に出発、そうでない人もお散歩の楽しみに味わえるステキなご本です。スタジオに大竹昭子さんを迎え、朗読も交えてお届けします。

9月8日/クララ・シューマン生誕200年記念/世界初ワーキングマザーのピアニスト ゲスト:萩谷由喜子(音楽評論家)
 この日の主人公はロマン派を代表する作曲家の一人、ロベルト・シューマンの妻クララ。少女時代から天才ピアニスト、クララ・ヴィークとして名を成し、作曲にも才能を発揮した彼女は1819年生まれ。9月13日は生誕200年にあたります。21歳で父の反対を押し切ってロベルトと結婚し、8人の子供をもうけながら、演奏活動とロベルトのサポートに奔走する日々。精神を病んだロベルト亡き後も彼女を支え続けたのはブラームスでした。“世界で初めてのワーキングマザーのピアニスト”というべきクララの生涯を描いた『クララ・シューマン』(yamaha)を書いた音楽評論家の萩谷由喜子さんを迎えて、200年前の女性音楽家像に迫ります。

9月1日の曲目 8日の曲目 15日の曲目 22日の曲目 29日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。

8月4日/チェロの魔王ジョヴァンニ・ソッリマ 100チェロコンサート
ゲスト:水谷川優子(チェリスト)
 ジョヴァンニ・ソッリマという作曲家・チェリストをご存知でしょうか。1962年、シチリア島のパレルモ出身。多様な文化が層を重ねる地の鬼才は、ジャンルの垣根を軽々と飛び越え、ヨーヨー・マやフィリップ・グラス、マルタ・アルゲリッチ、パティ・スミスなどとも共演。「チェロよ、歌え」と題した代表作は世界中のチェリストに愛奏されています。そのソッリマが2012年に立ち上げたプロジェクトが「100チェロ」。ローマのヴァッレ劇場を守るためにスタートしましたが、その後「世界を垣根なく音楽で繋ぐ」ことを目的として公演を重ね、国籍、年齢、プロ/アマ、ジャンルを問わず100人のチェリストのエネルギーを集結し、アートへと昇華させてきました。8月12日にはいよいよ、すみだトリフォニーホールで「100チェロコンサート」が開催されます。スタジオにはソッリマ作品を愛奏するチェリスト、水谷川優子さんを迎え、アーティスト、ソッリマと100チェロの意義に迫ります。

8月11日/八月の徒然草・令和元年 ゲスト:清水哲男(詩人)
 毎年恒例、詩人の清水哲男さんを迎えての「八月の徒然草」、令和初の回は山の日の放送です。子供の頃の山暮らしと、それゆえの都会への想いを、“背筋がしゃんとする”という山本潤子の歌声に乗せてお届けします。

8月18日/ダルブッカに魅せられて ゲスト:TAKSEEMA(ダルブッカ奏者)
 アラブやトルコの音楽で使われるゴブレット型の太鼓、ダルブッカ。この番組がスタートした30年前は、まだまだ珍しい楽器でしたが、いつの間にやらダルブッカに手を染める日本人が増殖していました!今回は日本中で引く手あまたの若きダルブッカ奏者TAKSEEMAを迎えます。大学時代を過ごしたロンドンで、幅広くワールドミュージックに触れ、ユーラシア大陸横断放浪の旅の途中、ダルブッカと出会い独学で始めました。トルコ、エジプトで修業を積み、10年ほど前から国内での活動を展開。ベリーダンスとの共演が多いですが、インドやバルカンなど異ジャンル・異地域の音楽との共演にもチャレンジ!そんなTAKSEEMAが語るダルブッカの魅力とは?ちなみに本名は高島拓也さんです。

8月25日/俺の“ワールドミュージック” ゲスト:関口義人(音楽評論家)
 当番組に多数ご登場いただいている音楽評論家、関口義人さんの最新刊は『越境する音楽家たちの対話』(彩流社)。世界の音楽に魅せられつつ、多様な活動を繰り広げる音楽家15組の対話によって、現代日本のミュージックシーンをあぶりだす試みです。副題に「ワールドミュージックとは何だったのか?」とあります。ジャズピアニストを目指してアメリカ留学し、音楽活動ののち、商社マンとして主にバルカン半島で20年間仕事をしたのち、90年代の終わりに日本に戻った関口さんにとって、80年代後半から90年代初頭にかけてのいわゆる“ワールドミュージック・ブーム”は何と写ったのでしょうか。バルカンブラス、ジプシー、ユダヤ、アラブ、トルコと音楽を追い求める活動を、関口さんの個人史に重ねて伺います。

8月4日の曲目 11日の曲目 18日の曲目 25日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
大野陽子
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
(平凡社)

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
サカキマンゴー
トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
(左から)横澤龍太郎、大竹サラ、田中美登里

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ

トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ
阿部万里江
7月7日/94才のピアニスト、ルース・スレンチェンスカの言葉
ゲスト:大野陽子、三船文彰(電話出演)
 ルース・スレンチェンスカ、というピアニストをご存知でしょうか。1925年1月15日カリフォルニア州サクラメント生まれ。今年94才。ヴァイオリニストの父の手ほどきでピアノを学び、4歳で初リサイタル。続いてベルリン、パリ、ニューヨークでデビューし、“モーツァルト以来の神童”と絶賛を博しました。14歳で挫折するも26歳でカムバック、世界中で3000回を超すリサイタルを行い、ピアノの女王と讃えられています。2003年の初来日以来訪日10回、2018年のサントリホール公演は大きな感動を呼びました。ラフマニノフやコルトーらの指導を受け、19世紀からの演奏スタイルを引き継ぐピアノ演奏史の生き証人といえるでしょう。このほど、苦難を乗り越え続けた奇跡の生涯を語り下ろした本『ルース・スレンチェンスカ 94才のピアニスト 一音で語りかける』(平凡社)が出版されました。ルースさんにインタビューし、ご本にまとめた編集者の大野陽子さんを迎えて、その音楽と人について伺います。ルースさん来日を実現させた岡山県の歯科医、三船文彰さんにもその魅力を電話で伺います。

7月14日/デジタル⇔アナログ、世界⇔鹿児島 ゲスト:サカキマンゴー
 親指ピアノの問題児(?)サカキマンゴーさんが6年ぶりにフル・アルバムを出しました。タイトルは「ビンテ・クライ・ベイベー」。ビンテ・クライ!って何語だと思う?これが鹿児島弁なのです。意味は「頭に来た!」。ジャケットには「メイド・イン・サツマ」と。スワヒリ語を学び、アフリカ各地の親指ピアノを修行する一方、勝手にオール電化、歌詞は鹿児島弁。デジタル⇔アナログ、世界⇔鹿児島が交錯するサウンドを聞けば、たちまちトランス状態に。大学入学以来25年暮らした大阪から、故郷、鹿児島に戻ったマンゴーさんの答えがここにあります。故郷秘伝の板三味線・ゴッタンもイケてるよ!
 記録的な大雨により鹿児島県では、大きな被害が出ています。被災された方に心からお見舞いを申し上げます。

7月21日/夜の森博物誌 ゲスト:大竹サラ、横澤龍太郎
 当番組ではお馴染みの14人編成のバンド「パスカルズ」でヴァイオリンとリコーダーを担当する謎の美魔女、大竹サラさんによる、シルバノク名義で初のアルバム『夜の森博物誌』がこのほど完成しました。本業は漫画家、物語を紡ぎ、絵を描くことです。
ある植物学者が発表したとされる奇妙な論文。
そこには、伝説上の地“夜の森”の生態が、鮮やかに記されていた。
一日の大半が闇に包まれ、高原性の涼やかな空気の中で豊かな生態系を維持する、
謎につつまれた未踏の地“夜の森”。
 そんなファンタジー小説から生まれた楽隊シルバノクが奏でる夜の森の音楽とは?メンバーはパスカルズとかなり重なっていますが、「トラペ座」や「ママクリオ」で活躍する大野慎矢さんも参加、オンドマルトノの原田節もゲスト参加しています。大竹サラさんと、マスタリングを担当した横澤龍太郎さんを迎えて、制作秘話をご披露いただきます。7月7日から西荻窪の「ニヒル牛」で先行発売、7月25日には吉祥寺のStar Pine's CafeでCD発売記念ライヴも。全国発売は8月4日です。

7月28日/蛇腹とチンドン~音楽人類学って?
ゲスト:阿部万里江(ボストン大学准教授、音楽人類学者、アコーディオン奏者)

 世界には地域や民族などによって異なる様々な音楽がありますね。生まれてきた理由や背景も様々。そんな音楽の諸相を研究する音楽人類学者がゲストです。
 ボストン大学准教授の阿部万里江さん。「Resonances of Chindon-ya」と題して、チンドン屋について研究した論文で博士号を取得。研究者としてだけでなく、アコーディオン奏者として、ボストンのエチオピア・ジャズのバンドのメンバーなどでも活動。また、ボストン市民に向けて世界の様々な音楽文化に接してもらうフェスティバル企画するなど、多面的に発信し続けています。エチオピアと韓国を結ぶ赤い糸、沖縄の辺野古での基地問題と音楽のかかわりなど、話題は尽きません。8月1日にはイベントもありますよ。
●東京チンドンナイトVol.2 
8月1日(木)19時 東中野 space cafeポレポレ坐
出演:阿部万里江と友人たち
「RESONANCES OF CHINDON-YA」公刊を記念して、古今東西チンドンのあれこれをトーク&ライヴ

7月7日の曲目 14日の曲目 21日の曲目 28日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。