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トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ


(日)0:00~1:00

週毎のテーマによるゲストとの対談番組。音楽家はもちろんのこと、映像作家、写真家、小説家、詩人など多岐にわたり、幅広い分野から話題の人物が登場します。したがって音楽のジャンルもその都度様々で、クラシックや現代音楽、ワールド・ミュージック、演歌まで、多種多様に紹介。スタジオ・ライブや取材構成も随時ある不定形番組です。これまでに、東京のストリート・ミュージシャンを描いた「泳ぐ楽園・東京版」でギャラクシー大賞受賞、「アジアでカラオケOK!!」で民放連賞優秀賞受賞など、数々の賞に輝いています。
<TOKYO FMでも放送中!毎週日曜AM4:30~5:00> 過去の放送内容



6月11日/大竹昭子の“ことばのポトラック”&“カタリココ” ゲスト:大竹昭子(文筆家)

1990年の初登場以来、折に触れてご出演いただいている文筆家の大竹昭子さんは座談の名手でもあります。文章を発表してしまったらそれでおしまいではなく、読者や、他の作家やアーティストと直に語り合う場を“カタリココ”としてシリーズ化させてきました。ジャンルを越える好奇心は、写真、美術、建築、街など様々な方向に向かいます。そんな中から、自信で出版するリトルプレス「カタリココ文庫」が生まれ、第1期10作を出版したのに続き、第2期の第1作として『姓がおなじ人 極私的大竹伸朗論』が出版されました。昨年、東京国立近代美術館で行われた「大竹伸朗展」のあと、衝動的といっていいほどの勢いで書き上げられた作品論です。表現者としての共感が熱風のように押し寄せてきます。一方、2011年の東日本大震災の直後に始まった「ことばのポトラック」は、この3月に行われた第17回で一区切り。そこから見えてきたものと併せて、大竹昭子さんの創作を語っていただきます。終わりの時は始まりの時?現在、愛媛県松山市の愛媛県美術館で「大竹伸朗展」を7月2日まで開催中。

【プレゼント!】
大竹昭子著『姓がおなじ人 極私的大竹伸朗論』
抽選で3名様にプレゼントします。
ご希望の書名、住所、氏名、年齢、職業、番組をお聞きになっての感想を書いて、ご応募ください。
<応募方法>
①ご希望のプレゼント ②郵便番号・ご住所 ③お名前 ④番組の感想
④年齢 ⑤番組への感想
を明記の上、下記アドレスまでご応募ください。
trans@musicbird.co.jp
件名「大竹昭子 プレゼント」
(〆切:2023年6月19日必着)
発表は発送をもって代えさせていただきます。

 

6月18日/音楽のDNA(『枯れたひまわり』)~父の日に ゲスト:坂田明(サックス奏者)坂田学(ドラマー)
半世紀、第一線で活躍し続けるサックス奏者、坂田明さんは現在78歳。国内のみならず、ヨーロッパ中を駆け巡り精力的に活動しています。音楽家には珍しく“ミジンコ博士”として、生命科学にも通じる存在です。チェルノブイリ原発事故の後は、医師の鎌田實さんに誘われてベラルーシの汚染地域に行き、小児がんの子供たちの前で「ひまわり」を演奏しました。この度、息子のドラマー、坂田学さんが作曲した「枯れたひまわり」を含むアルバムを坂田親子、大森菜々(ピアノ)、かわいしのぶ(エレキベース)による「AKIRA SAKATA COCODA」でリリースしました。ひまわりは花が枯れる時、頭に黒い種を実らせ生涯の栄光の時を迎えるのです。父の日の6月18日、新たに録音された「ひまわり」も聴きながら、世代を超えて引き継がれるものについて、語り合います。
 

6月25日/6月のミドリコメンド
今回はゲストなしで、田中美登里のリコメンド・ディスクをご紹介します。ハイパー箏奏者、八木美知依と作曲家・シンセサイザー奏者の藤倉大によるデュオ作品『微美』、上々颱風の歌姫、白崎映美の初のソロ・アルバム『うた』、トルコ/イスラエル/フランスの多国籍バンドLight in Babylonの『ON OUR WAY』を7月の公演情報と併せてご紹介します。
 

6月4日/むぎ(猫)の「SONG OF LIFE」 ゲスト:むぎ(猫)
天国帰りの猫のミュージシャン、むぎ(猫)ちゃん。モフモフの愛くるしい姿と、抜群の音楽センス、巧みな木琴さばきで、メジャーデビュー前からパーソナリティ田中美登里の心をわしづかみにしています。(ファンクラブ会員にゃ)この度、4年ぶりとなるアルバム『SONG OF LIFE』をリリースし、「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」のスタジオにお迎えします。実家のある沖縄県うるま市に住み続けて宅録で音楽を作るむぎちゃんの暮らしぶりを、アルバムを聴きながらご紹介。音楽制作秘話、DIYへのこだわりや、最近ハマっているらしい食レポ番組「〇〇のグルメ」のことなども訊いちゃいます。
 

6月4日の曲目 11日の曲目 18日の曲目 25日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。

5月7日・14日・21日・28日/コンポステラ星の広場で/篠田昌已 没後30年ライヴVol.3~6

1992年、世界初となるチンドンのアルバム『東京チンドンVol.1』をリリースし、日本の音楽界にセンセーションを巻き起こしたサックス奏者、篠田昌已。その年の暮れに34歳で急逝してから30年の歳月が流れました。
生活向上委員会、PUNGO、JAGATARAなどフリーやパンク、ロックを経て、東京チンドン長谷川宣伝社やコンポステラに至る道のりは、歌を求めての遍歴だったのでしょう。昨年12月には、盟友、大熊ワタルの企画によって、活動を共にしてきた音楽仲間や次世代のミュージシャンが、東京・吉祥寺のライヴハウスに大集合、2日間のライヴを繰り広げました。先月に続きこの模様を放送します。出演は、チンドンと東欧のユダヤ音楽・クレズマーをミックスする「ジンタらムータ」を始め、くじらの杉林恭雄、清水一登と近藤達郎によるピアノ・デュオ、篠田の最後のグループ「コンポステラ」の遺志を継ぐ「ストラーダ」、大先輩・梅津和時など。“篠田ルネサンス”というべき音の饗宴です。
 
・4月23日 チンドン有志/of Tropique/佐藤幸雄とわたしたち
・4月30日 大熊ワタル、大友良英、原田依幸、不破大輔
・5月7日 ジンタらムータ/ジンタらムータ+
・5月14日 EPPAI/小山景子/杉林恭雄(歌う人)
・5月21日 近藤達郎×清水一登/ストラーダ:中尾勘二、桜井芳樹(DUO)
・5月28日 ストラーダ+西村卓也・梅津和時

 

4月23日の曲目 30日の曲目
5月7日の曲目 14日の曲目 21日の曲目 28日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。

4月2日/Ayuo企画『色を塗られた鳥、時空を舞う』

ゲスト:Ayuo
日本で生まれ、幼少期よりニューヨークで日本人の母とイラン人の伝統音楽家の義父と暮らした音楽家のAyuo。10代から日本で暮らすも、外見と内面の違和感を常に意識し、悩んできました。それが彼の表現者としての出発点でもあるのですが、この度、〈日本、アジア、ユーラシアの伝統楽器と洋楽器 Ayuo企画のクラシック室内楽アンサンブル『色を塗られた鳥、時空を舞う』〉が4月6日(木)東京の杉並公会堂 小ホールにて開催されます。Ayuoをゲストに迎え、この公演への想いを聴く。『色を塗られた鳥』の意味するところは?これは今を生きるすべての人のテーマではないか。
 

4月9日/バーンスタイン特集/音楽に生き、愛に生き①5つの顔
ゲスト:ひのまどか(音楽作家)

20世紀アメリアを代表する音楽家、レナード・バーンスタイン。昨年はスピルバーグによる映画『ウェスト・サイド・ストーリー』が大変話題になり、また今年は7月にブロードウェイ・ミュージカル『ウェスト・サイド・ストーリー』の来日公演も予定されています。その作曲者であるバーンスタインをめぐる本が2冊、立て続けに出版された。2週にわたり、著者をお招きして、バーンスタインの実像に迫ります。9日のゲストは『音楽家の伝記 はじめに読む1冊 バーンスタイン』(YAMAHA)の著者、音楽作家のひのまどかさん。ピアニスト、指揮者、作曲家のほかに、教育者、平和運動家といった顔も持つバーンスタインの“全身全霊”の生き方に迫ります。
 

4月16日/バーンスタイン特集/音楽に生き、愛に生き②日本からの手紙 ゲスト:吉原真里(ハワイ大学アメリカ研究学部教授 専門:アメリカ文化史、アメリカ=アジア関係史、ジェンダー研究など)
バーンスタイン特集の2回目は『親愛なるレニー レナード・バーンスタインと戦後日本の物語』(アルテスパブリッシング)の著者、ハワイ大学教授の吉原真里さん。二人の日本人がバーンスタインに宛てた300通を超す手紙に出会ったことから、戦後日本におけるクラシック音楽とバーンスタインの受容史を縦糸に、そして、バーンスタインをめぐる“愛”を横糸に物語を紡ぎ、大評判になっています。手紙が語る真実に心打たれるひと時です。
 

4月23日・30日/コンポステラ星の広場で/篠田昌已 没後30年ライヴVol.1、2 ゲスト:大熊ワタル
1992年、世界初となるチンドンのアルバム『東京チンドンVol.1』をリリースし、日本の音楽界にセンセーションを巻き起こしたサックス吹き、篠田昌已 。その年の暮れに34歳で急逝してから30年の歳月が流れました。生活向上委員会、PUNGO、JAGATARAなどフリーやパンク、ロックを経て、東京チンドン長谷川宣伝社やコンポステラに至る道のりは、歌を求めての遍歴だったのでしょう。昨年暮れに、彼の大先輩から同世代の仲間たち、そして次世代まで豪華面々が大集合して、2日間にわたる大セッションを行い、篠田の音楽精神が脈々と受け継がれていることを実証しました。(吉祥寺スターパインズ・カフェ12月7&8日)チンドン有志により賑々しく幕を開けたステージの模様を、6回にわたって放送する予定です。出演はジンタらムータ、大友良英、原田依幸、不破大輔ほか。(5月7、14、21、28日も)
 

4月2日の曲目 9日の曲目 16日の曲目 23日の曲目 30日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。