124chTHE AUDIO【Premium】

「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ


(月~土)0:00~1:00
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ
細川周平
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ
(左から)田中美登里、細川周平、三井徹

音楽にジャンル分けなんかいらない!~30年間の蔵出し大放出!!
1989年4月、東西の壁崩壊の前夜に産声を上げた音楽番組が2019年で30周年を迎えました。「音楽にジャンル分けなんかいらない!」をスローガンに60年代アングラから、フリージャズ、クラシック、現代音楽、民族音楽、ワールドミュージック、ヒップホップに街の音風景まで、ボーダレスに音・音楽を絡め取った1000回超で迎えたゲストは実に多彩。東京のストリート・ミュージシャンを取材した「泳ぐ楽園・東京版」(ギャラクシー大賞、1994)、カラオケをキーワードに東西のコミュニケーションの質の違いを明らかにした「アジアでカラオケOK!」(民放連賞優秀賞受賞、1997)など受賞作も多数。週6本のペースで蔵出し大放出します!
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」最新の放送はこちら



<30年余の蔵出し大放出!!~音楽学者・音楽評論家 細川周平>

Musicbirdでの放送が最後となる2月は当番組のスタート当初から頻繁に出演して、世界の様々な音楽をユニークな視点で紹介し続けてきた音楽学者・音楽評論家の細川周平さんの出演回をまとめてアンコール。細川さんは出演するだけでなく、多くの人を紹介していただきました。小沼純一さん、大竹昭子さん、清水靖晃さんも。細川さんあってのこの番組です。日本の伝統音楽から新しいポップスの誕生、ジャズやワールド・ミュージック、沖縄の島唄、武満徹にお笑いまで。サンパウロを拠点に調査研究した日系ブラジル移民の文化、そして『サッカー狂い』の著書もあるサッカー噺はアッチッチ!彼の興味は地球の全方向に向かう!
 
《細川周平篇》 ※()内は当時の放送日と細川以外のゲスト
・ 2月1日 ラジオ・ホソカワ[3]チンドン・アワー ( 91/6/15 ・ 篠田昌巳 )
・ 2月2日 エキゾチック・ジャパン~ソイ・ソース・ミュージックの生まれた頃 ( 92/10/17 )
・ 2月3日 ハイカラ・キング~服部良一芸能生活70年 ( 92/12/19 )
・ 2月5日 あきれたぼうやだ! ( 93/10/16 ・ 坊屋三郎 )
・ 2月6日 オキナワ・ラティーナ ( 93/11/13 ・ アルベルト城間 )
・ 2月7日 アマルコルド・フェリーニ ( 93/11/27 ・ 清水靖晃 )
・ 2月8日 オレー、オレー、ブラジル!サンバとサッカーいい関係 ( 94/1/1 )
・ 2月9日 ゆうべECM色の夢を見た ( 95/3/25 ・ 及川公生 小川美潮 田中悠美子 大友良英 島田雅彦 )
・ 2月10日 タイタニック号の沈没 ( 98/1/25 )
・ 2月12日 W杯開幕直前緊急放送!!サンドニの対決 ( 98/6/7 ・ 海老原政彦 )
・ 2月13日 ブラジル移民の唄 ( 98/6/14 )
・ 2月14日 シネマ屋、ブラジルを行く ( 99/4/18 )
・ 2月15日 僕たちの十年、地球の十年 ( 99/4/25 ・ ピーター・バラカン )
・ 2月16日 僕のGlobestyle ( 00/1/2 )
・ 2月17日 日本吹込み事始 ( 00/12/17 ・ 仙波知司 )
・ 2月19日 武満徹の映画音楽/武満徹没後5年 ( 01/2/18 )
・ 2月20日 島唄の30年Vol.1~沖縄返還30年記念 ( 02/5/12 )
・ 2月21日 島唄の30年Vol.2~沖縄返還30年記念 ( 02/5/19 )
・ 2月22日 僕の音楽人生~15周年記念/最多ゲスト出演者を迎えて(前編)  ( 04/3/7 )
・ 2月23日 僕の音楽人生~15周年記念/最多ゲスト出演者を迎えて(後編)  ( 04/3/14 )
・ 2月24日 オレー!リメンバー・メキシコW杯1986 ( 14/1/26 )
・ 2月24日 オレー!リメンバー・メキシコW杯1986 Part2 ( 14/2/2 )
・ 2月26日 京都賞受賞おめでとう!セシル・テイラー Vol.2 ( 14/1/19 )
・ 2月27日 戦後洋楽ポピュラー史 前篇 ( 18/9/9 ・ 三井徹  )
・ 2月27日 戦後洋楽ポピュラー史 後篇 ( 18/9/16 ・ 三井徹  )
・ 2月28日 「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」30周年記念~平成好音一代女 第1回:ボーダレス ( 19/4/7 )
・ 2月28日 「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」30周年記念~平成好音一代女 第2回:ストリートでまた会おう! ( 19/4/14 ・ 大熊ワタル )
・ 2月29日 ジョアン・ジルベルトへの想いあふれて/追悼特集 ( 19/9/29 )

 
THE AUDIOオンエア曲リスト

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。

「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ
大友良英
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ

「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ
「プロジェクトFUKUSHIMA」
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ
片山杜秀
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ
「ぶどう畑の天使たち」若松孝二
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ
「小笠原:リンクする歌の島」RING LINKS
<30年余の蔵出し大放出!!~音楽家・大友良英/音楽評論家・片山杜秀/特別篇>

朝ドラ「あまちゃん」の音楽によってお茶の間でも一大ブームを巻き起こした大友良英は、ノイズやフリージャズなど実験音楽シーンを代表する音楽家。当番組への初登場は29年前、1995年1月14日です。まだインターネットが普及する前、西海岸に住むコンピューター・ミュージックの音楽家カール・ストーンと東京に暮らす大友が、DATに録音した音楽を往復書簡のように交換し合って作った音楽は、コミュニケーションそのものがテーマです。大音量のノイズを発する一方で、その頃すでに手掛けていた映画のサントラ(「青い凧」)で、心ふるわす抒情を描いた大友は番組の中で、「一貫性がないように聞こえるかもしれないが、映像に合わすのに“僕の音楽!”なんていう感じでやりたいとは全然思ってない。その人と何かやる中で、何かが生まれてくるっていう方が、僕にはずっと面白い仕事なんで」と語っています。島田雅彦の短編小説に大友が音楽をつけた「ミイラになるまで」や、相米慎二監督の遺作「風花」、魚喃キリコの原作を映画化した「Blue」のサントラをめぐっての回では、ひと、音、音楽、言葉、映像、すべてに心を開いて取り組む創作姿勢が語られます。さらに、故郷福島を取り戻すべく始めた「プロジェクトFUKUSHIMA!」への想いや、2011年8月15日のイヴェント・レポートからも、彼にとっての音楽とは、「人とつながること」というメッセージが聞こえてきます。1月1日~11日は大友良英の出演した10回でその真実をご紹介します。
 
《大友良英》 ※()内は当時の放送日と大友以外のゲスト
・ 1月1日 太平洋音楽走行論 ( 95/1/14 ・ カール・ストーン )
・ 1月2日 ゆうべECM色の夢を見た ( 95/3/25 ・ 及川公生 小川美潮 細川周平 田中悠美子 島田雅彦 )
・ 1月3日 音の言葉、言葉の音~「ミイラになるまで」 ( 97/4/6 ・ 島田雅彦 )
・ 1月4日 大友良英のサンプリング・ウィルス計画 ( 97/4/20 )
・ 1月5日 まぜこぜの快楽~第2回ミュージック・マージュ・フェスティバル ( 97/9/28 ・ 松原幸子 )
・ 1月6日 サンプリング・ウィルス計画完結篇 ( 98/3/1 )
・ 1月8日 大友良英のサントラ愛 ( 01/1/14 )
・ 1月9日 僕のBlue時代/映画「Blue」公開にちなんで  ( 03/3/30 )
・ 1月10日 プロジェクトFUKUSHIMA!  ( 11/7/3 ・ 遠藤ミチロウ 和合亮一 )
・ 1月11日 プロジェクトFUKUSHIMA!現在進行形  ( 11/9/11 )
 
1月12日からは政治思想史研究者にして音楽評論家でもある片山杜秀さんの回15本をアンコール。今や押しも押されもしない音楽評論の第一人者となりましたが、初登場はまだ30代の1996年、生誕110年の山田耕筰について語りました。片山さんの音楽行脚の原点は、伊福部昭をはじめとする怪獣映画の音楽ですが、その後の音楽聴取は「レコード巡礼」という言葉に集約されるかと思います。
 
《片山杜秀》 ※()内は当時の放送日と片山以外のゲスト
・ 1月12日 名はコサック、心はスキゾ~山田耕筰生誕110年 ( 96/6/8 )
・ 1月13日 戦争と音楽 ( 96/6/15 )
・ 1月15日 チェレプニン を知っていますか ( 00/2/27 )
・ 1月16日 輸入盤生活のススメ ( 02/7/21 ・ 山崎浩太郎 )
・ 1月17日 ベリオ追悼 ( 03/6/22 )
・ 1月18日 よみがえる大澤寿人 ( 04/6/20 )
・ 1月19日 音楽は読むことと見つけたり ( 10/2/28 )
・ 1月20日 ゴジラと日の丸 ( 11/1/30 )
・ 1月22日 音楽はニッポンを救えるか!?「線量計と機関銃」出版記念 ( 12/8/25 ・ 高橋源一郎 )
・ 1月23日 麻木久仁子と片山杜秀の年忘れ時事放談 ( 12/12/16 ・ 麻木久仁子  )
・ 1月23日 片山杜秀のレコード巡礼/『現代政治と現代音楽』刊行記念 ( 13/12/15 )
・ 1月24日 帝都クラシック探訪 前篇/新橋~銀座~有楽町 ( 16/4/24 ・ 山崎浩太郎 )
・ 1月24日 帝都クラシック探訪 後篇/日比谷界隈 ( 16/5/1 ・ 山崎浩太郎 )
・ 1月25日 追悼木下忠司 ( 18/6/10 )
・ 1月25日 平成総まとめ『平成音楽史』&『平成好音一代女』 ( 19/6/23 ・ 山崎浩太郎 )
 
1月末の5回は「特別篇」として、これまでにギャラクシー賞などを受賞した番組を5本連続でお届けします。「ぶどう畑の天使たち」以外の4本は、いずれも音楽を新しい視点から見つめた作品ですが、制作しながらそれぞれ自分にとても大きな発見と気づきがありました。また、「ぶどう畑の天使たち」で若松孝二監督と訪ねた足利の「こころみ学園」と「ココファーム・ワイナリー」は知的障碍者がいかにこの世に生かされるか、という取り組みを実践し、“人間の幸せとは何か”という本質的な問いに、答えを授けてくれました。
 
《特別篇》 ※()内は当時の放送日とゲスト
・ 1月26日 ギャラクシー選奨<第29回ギャラクシー賞>トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ~宇宙からの波動 驚異のホーミー・コーラス『ハーモニック・クワイア』を立体音響で聴く! ( 91/8/24 ・ 三浦雅士 田中美登里 )
・ 1月27日 ギャラクシー大賞<第31回ギャラクシー賞>トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ~泳ぐ楽園・東京版 ( 93/6/26 ・ 三四朗 田中美登里 )
・ 1月29日 ギャラクシー選奨<第35回ギャラクシー賞>トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ~アジアでカラオケOK! ( 97/5/18 ・ 大竹昭子 ホーキ・カズコ 田中美登里 )
・ 1月30日 放送文化基金賞ラジオ番組賞<第26回(1999年度)>Musicbird Special ぶどう畑の天使たち ( 99/5/30 ・ 若松孝二 川田昇 池上知恵子 )
・ 1月31日 芸術祭個人賞<平成12年度(第55回)>Musicbird Special 小笠原:リンクする歌の島 ( 00/10/15 ・ 宮武希 RING LINKSほか )
 
THE AUDIOオンエア曲リスト

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。

「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ
(左から)庵野 秀明 、田中美登里、藤谷文子
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ
武田砂鉄(左) 森達也(右)
「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」アーカイヴズ
足立正生
<30年余の蔵出し大放出!!~映画三昧>

11月23日から12月30日までは「映画三昧」! 映画監督、音楽家、活弁士、漫画家、落語家、音楽評論家、詩人・・・古今東西の映画を語り、映画を聴く6週間。どうぞご堪能あれ!!
 
《映画三昧》 ※()内は当時の放送日とゲスト
・ 12月1日 台湾夜市~「旅するパオジャンフー」 ( 95/10/21 ・ 柳町光男 )
・ 12月2日 ディズニーランドを右に見て~「日本製少年」 ( 95/11/25 ・ 及川中 )
・ 12月4日 バルカンは世界のへそか?~「アンダーグラウンド」&「ユリシーズの瞳」 ( 96/4/6 ・ 小野誠彦、柴宜弘 )
・ 12月5日 サバンナのルミエール~アフリカ映画祭97 ( 97/9/14 ・ 白石顕二 )
・ 12月6日 銀幕の調べ~伊福部昭の映画音楽 ( 97/11/16 ・ 木部与巴仁 )
・ 12月7日 "サイテー!"が好き~「ジャンク・フード」 ( 98/4/12 ・ 山本政志 )
・ 12月8日 華麗なるインド~『インド通信』の20年 ( 98/11/15 ・ 松岡環 臼田わか子  関口真理 小磯千尋 )
・ 12月9日 恋するフェイ・ウォン~「恋する惑星」 ( 99/2/14 ・ 丸目蔵人 )
・ 12月11日 シネマ屋、ブラジルを行く ( 99/4/18 ・ 細川周平 )
・ 12月12日 崔洋一の"クウネルイキル" ~「豚の報い」 ( 99/6/27 ・ 崔洋一 )
・ 12月13日 ラクゴ・デ・シネマ ( 00/3/12 ・ 立川志らく )
・ 12月14日 映画「式日」について ( 01/2/11 ・ 庵野秀明 藤谷文子 )
・ 12月15日 武満徹の映画音楽/武満徹没後5年 ( 01/2/18 ・ 細川周平 )
・ 12月16日 テルミン、ザ・レトロ・フューチャー~「テルミン」 ( 01/8/19 ・ 竹内正実 )
・ 12月18日 さわとみどり活弁ワールド ( 03/6/15 ・ 澤登  翠 )
・ 12月19日 小津安二郎生誕100年記念~家族・世代交代 ( 03/12/28 ・ 清水哲男 )
・ 12月20日 サラーム海上さんと行く「愛より強い旅」ツァ~「愛より強い旅」 ( 05/12/4 ・ サラーム海上 )
・ 12月21日 トリノ国際映画祭グランプリ!「美式天然」のできるまで ( 06/1/8 ・ 坪川拓史 )
・ 12月22日 クラブ・ボリウッドへようこそ ( 06/6/25 ・ サラーム海上 )
・ 12月23日 「AA」 ( 06/12/10 ・ 青山真治 大里俊晴 )
・ 12月25日 青山真治のシネマ・クロニクル ( 06/12/17 ・ 青山真治 )
・ 12月26日 さそうあきらの音世界/映画「神童」 ( 07/4/1 ・ さそうあきら )
・ 12月27日 「アトムの足音が聞こえる」 ( 11/5/15 ・ 冨永昌敬 )
・ 12月28日 キューバ式音楽本~「セブン・デイズ・イン・ハバナ」 ( 12/10/7 ・ 二田綾子 )
・ 12月28日 「イラン式料理本」 ( 12/10/14 ・ マナフィ綾子 )
・ 12月29日 響きと音色の作曲家・武満徹の映画音楽 ( 16/2/7 ・ 高見一樹 )
・ 12月30日 その男、何者?~足立正生の「断食芸人」 ( 16/3/13 ・ 足立正生 )
・ 12月30日 映画『FAKE』をめぐって 森達也×武田砂鉄 ( 16/5/29 ・ 森達也 武田砂鉄 )

 
THE AUDIOオンエア曲リスト

田中美登里

出演:田中美登里

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。1979年アナウンサーとして、エフエム東京に入社。90年から制作部ディレクター。主な担当番組は「歌謡バラエティ」「ミュージック・タイム」「民族音楽を訪ねて」「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」「ザ・シンフォニー・ホール・フロム・ヨーロッパ」「ジェット・ストリーム」「ディア・フレンズ」「JAL CLASSIC SPECIAL ザルツブルク音楽祭」など。