THE 青春歌謡
ゴールデン歌謡アーカイブ
昨今、俄かに脚光を浴び、話題に上る機会も多い昭和の歌謡曲。最初の東京オリンピックが開催された、今から約50年前は昭和の青春時代ともいえる頃。歌謡曲の黄金時代が訪れていました。それは戦後の混乱期をようやく脱した日本が著しい発展を遂げた高度経済成長時代に重なります。第1回日本レコード大賞を受賞した「黒い花びら」や、テレビのバラエティ番組からヒットした「上を向いて歩こう」に象徴される新時代の和製ポップスに始まり、グループサウンズ、フォーク、女性ポップス、アイドル、ムード歌謡、演歌など多岐にわたる音楽がヒットチャートを駆け巡り、時代を席巻してゆきました。その後のカラオケ・ブームや近年のカバー人気も手伝って、懐かしい想いだけでなく、若い世代が新鮮な響きを感じ取り、熱い支持を得ていることが最大の強みといえるでしょう。世代を超えてスタンダード化しているヒット曲をはじめ、知る人ぞ知る埋もれたお宝曲まで、奥の深い昭和の歌謡曲を徹底的にご紹介する、アーカイブ番組の決定版です。
歌謡曲リミテッド 番組twitter
名曲の宝庫、昭和をテーマごとにアーカイブ
昭和から平成、平成から令和と、時代が移り変わっても、昭和の偉人たちの作品は未来永劫受け継がれていきます。まずは、異なるジャンルでも人の耳に、心に残る楽曲を残してくれた名人、作曲家・小林亜星さんの特集パート2をお送りします。前回では触れられていなかったCM楽曲など、「小んなうた 亞んなうた」をお楽しみ下さい。続いては、近年、国内はもとより海外でも再注目されている「シティポップ」から現在アナログ盤では、入手困難だったりCD化されていなかった作品を、6月に復刻したビクターの『マスターピース・コレクション』から選曲した『シティポップ名作選』特集をプロデュースした、ビクターエンタテインメント星健一さんをお招きしてお送りします。次は、日本の「エレキの神様」と称され日本の歌謡界に影響を与え、貢献してきたテリーこと、寺内タケシ特集。最後は、昭和の頃はアイドル、平成の頃は元祖天然として人気を博した浅田美代子。彼女のシングルA面すべてを連続で聴けるのは恐らくここでだけです。お聴き逃がしの無いように…。今月はいつも以上に多彩な昭和歌謡をご堪能下さい。(番組ディレクター・村田)
9月4日/作曲家・小林亜星 特集②
主な楽曲:「北の宿から」都はるみ、「リンゴがひとつ」小林亜星、いけだももこ、「野に咲く花のように」ダ・カーポ、「サーカス・ロマンス」新田恵利、「赤い靴はいてた淫らな娘」松坂慶子 他
9月11日/シティポップ名作選 (ゲスト:ビクターエンタテインメント・星健一氏)
主な楽曲:「思い出の渦」杉 真理、「真夜中のドア ~STAY WITH ME~」21 (TWENTY-ONE)、 「エイリアンズ」ミズノマリ、「悪魔チックな女」丸山圭子 他
9月18日/寺内タケシ 特集
主な楽曲:「津軽じょんがら節」寺内タケシとブルージーンズ、「夜空の星」加山雄三、「遺憾に存じます」植木 等、「テリーのテーマ」寺内タケシとバニーズ 他
9月25日/浅田美代子 特集
主な楽曲:「赤い風船」「ひとりっ子甘えっ子」「わたしの宵待草」「恋は真珠いろ」 他