コミュニティFMとは市区町村単位で免許されたFMラジオ局。出力は10W~20W、既に全国で326局が放送を行っています(2019年4月時点)。
放送法施行規則に「市町村の一部の区域の需要に応えるための放送」と定義されている通り、主に地域情報を発信しています。
事業形態は・自治体主導型(第3セクター)・商工会議所主導型・メディア主導型・地元企業主導型・大学主導型・NPO法人型などがあります。発信される情報は、その地域に関する生活情報を中心とし、番組に出演するパーソナリティやゲストの方も地元の方が多く、地域密着メディアとして地域活性化にも貢献しています。
2011年3月11日の東日本大震災や2016年4月16日の熊本・大分地震、2018年9月6日の北海道胆振東部地震では、発生直後から被災地エリアのコミュニティFMが詳細な情報を発信。被災者の生活に寄り添いながら、詳細な地域情報を伝え続け、その活躍ぶりが様々な媒体で紹介されました。
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・「AIアナウンサー」の導入
限られた人員で運営を行うコミュニティFMでは、例えば台風シーズンにはこれまで一昼夜アナウンサーが生放送を続けなくてはならないなど、極めて過酷な運営状況となっていました。しかし、現在はAIアナウンサーを活用するケースが増えています。さらに行政などが発信するメールやFTPでの地域情報、全国ニュースなどを自動的にAIアナウンサーによって放送するシステムも開発され、益々コミュニティFMの活躍の範囲が拡がりました。
「災害時に頼れるAIアナ」(朝日新聞)
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ミュージックバードの配信番組では早朝、午後、夜帯および土日午前から夕方まで多くの時間帯で生放送となっており、全国のコミュニティFMリスナーとダイレクトなコミュニケーションを行っています。また録音番組(完パケ番組)は、専用サーバーにより衛星の配信放送時間帯に限らず、各コミュニティFM局の放送したい時間帯に編成することが可能です。(詳しくはお問い合わせください。)
番組と番組をつなぐステーションブレイクに、ご契約局様がCMを挿入できる60秒~120秒のクッション音楽を設定してあり、スポットCM等を挿入することが可能です。
さらに、多くのゾーンで正時前に5分枠を設けていますので、ニュースや天気予報、交通情報などの編成が可能となっています。
※「ステーションブレイク」(ステブレ)とは、番組と番組の間をクッションとして、60~120秒のスポットCMゾーンを設けたもの。
ワイド番組の放送時に、編成上の都合により途中から乗り降りを行う局様に配慮し、1時間単位、時間帯によっては25分から30分単位で自局の放送への切替を行うことができるよう、設計しています。さらに番組前半1時間で降りる局に対しては「一部の局の皆様とはここでお別れします」、後半途中から受信される局に対しては「この時間からお聴きの皆様こんにちは」など、パーソナリティがメッセージを入れることで、スムーズな乗り降りができる番組フォーマットになっています。
生放送以外の事前録音番組(完パケ番組)は、専用サーバーを通じて配信が可能です。衛星での配信時以降は貴局の都合に合わせて自由に編成できます。
ミュージックバードの番組がご契約局エリアに出張し、生放送・収録を行うことも可能です。番組を活用して、そのエリアのPRを日本全国に向けて発信できます。ローコストな予算で、全国に発信したい自治体や地元有力企業への営業活動にもお役立ていただけます。
ミュージックバードでは全国のリスナーに訴求したいナショナルスポンサーの開拓を目指しており、配信番組内やクッション音楽部分を活用したCM挿入も行っております。またCMを放送されたコミュニティFM様には個々の条件に応じて広告料の配分もスタートしています。