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片山杜秀の大音楽家の時間


毎月第3・第4(日)12:00~16:00 
再放送=翌週(土)18:00~22:00
 博覧強記にしてオリジナリティ溢れる論考で時代を串刺しにする評論家、片山杜秀によるクラシックの音楽家論。誰もが大音楽家と思う人から、片山独自の視点で大音楽家と思われる人まで、様々な時代の作曲家、演奏家を取り上げ、思想史研究者としての視点も総動員してその音楽を語ります。

6月18日・25日/生誕100年記念・尹伊桑(ユン・イサン)
 東アジアの情勢が風雲急を告げる中、片山が取り上げた大音楽家は、20世紀の朝鮮半島を代表する作曲家、尹伊桑(ユン・イサン)。1917年9月17日生まれ、今年が生誕100年の記念年に当たるにも関わらず、彼の作品がほとんど無視されているのはなぜか。その疑問に端を発する企画です。
 日本統治時代、慶尚南道に生まれた尹は、日本、パリ、ベルリンなどで音楽を学び、ヨーロッパの現代音楽との朝鮮の伝統音楽を結び付けた作風を開拓。1967年、西ベルリンでKCIAによって拉致され、韓国に送還されると、北朝鮮のスパイ容疑で死刑判決を受けました。カラヤンを始めとする世界的な文化人たちの抗議によって2年後に開放、その後、西ドイツに移住し、二度と韓国の土を踏むことはありませんでした。祖国統一の夢と、自由と民主主義を求め続けた作品群の中でも、光州事件の犠牲者追悼のために書いた「光州よ、永遠に!」がよく知られています。北朝鮮で録音されたCDなども含め、尹伊桑の全貌に迫る特集です。
(再放送=6月24日&7月1日(土)18:00~22:00)

6月18日の曲目 25日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

★「サントリーサマーフェスティバル2017」
<ザ・プロデューサー・シリーズ>に片山杜秀が登場!

9月3日・4日・6日・10日@サントリーホール
詳しくはこちら・「まんが 怪物!カタヤマくん」も必見!


片山杜秀

出演:片山杜秀

1963年生まれ。音楽評論家、政治思想史研究者。朝日新聞の「クラシック試聴室」やコンサート評、「レコード芸術」などで活躍。時代を見据える鋭い切り口はクラシック界随一。

5月21日・28日/生誕450年記念モンテヴェルディ
 16世紀から17世紀にかけて活躍したイタリアの作曲家クラウディオ・モンテヴェルディは今年生誕450年(1567年5月15日洗礼 - 1643年11月29日没)。ルネサンスからバロックへの架け橋となったその音楽は極めて革新的です。代表曲「聖母マリアの夕べの祈り」はサヴァール指揮ラ・カペッリャ・レイアルの名演でお届け。様々な解釈を許すマドリガーレ集は第4集を2つの演奏で聞き比べ。そしてオペラ「ウリッセの帰郷」はヘンツェが編曲した版による演奏をご紹介します。ストラヴィンスキーを思わせる編曲がモンテヴェルディの普遍的な革新性を際立てます。(再放送=5月27日&6月3日(土)18:00~22:00)

5月21日の曲目 28日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

片山杜秀

出演:片山杜秀

1963年生まれ。音楽評論家、政治思想史研究者。朝日新聞の「クラシック試聴室」やコンサート評、「レコード芸術」などで活躍。時代を見据える鋭い切り口はクラシック界随一。

片山杜秀の大音楽家の時間
アンドレ・プレヴィン
4月16日・23日/米寿記念アンドレ・プレヴィン前後篇
 4月は、1929年生まれの88才、日本式にいうと今年米寿の音楽家アンドレ・プレヴィンを特集します。ジャズ・ピアニスト、映画音楽作曲家を経て、クラシックの世界に進出した彼は、ハリウッドやブロードウェイとクラシックを繋ぐ稀有な存在。ここでは指揮者としての名演も取り上げますが、作曲家プレヴィンの面目躍如たる作品である歌劇「欲望という名の電車」や「逢びき」を中心にお聞きいただきます。70才を過ぎて結婚したアンネ=ゾフィー・ムターとの愛の結晶、ヴァイオリン協奏曲「アンネ=ゾフィー」も。ユダヤ系ロシア人をルーツとする彼のたどった道も紐解きます。(再放送=4月22日&29日(土)18:00~22:00)

4月16日の曲目 23日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。






片山杜秀

出演:片山杜秀

1963年生まれ。音楽評論家、政治思想史研究者。朝日新聞の「クラシック試聴室」やコンサート評、「レコード芸術」などで活躍。時代を見据える鋭い切り口はクラシック界随一。