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片山杜秀の大音楽家の時間


毎月第3・第4(日)12:00~16:00 
再放送=翌週(土)18:00~22:00
 博覧強記にしてオリジナリティ溢れる論考で時代を串刺しにする評論家、片山杜秀によるクラシックの音楽家論。誰もが大音楽家と思う人から、片山独自の視点で大音楽家と思われる人まで、様々な時代の作曲家、演奏家を取り上げ、思想史研究者としての視点も総動員してその音楽を語ります。

5月21日・28日/生誕450年記念モンテヴェルディ
 16世紀から17世紀にかけて活躍したイタリアの作曲家クラウディオ・モンテヴェルディは今年生誕450年(1567年5月15日洗礼 - 1643年11月29日没)。ルネサンスからバロックへの架け橋となったその音楽は極めて革新的です。代表曲「聖母マリアの夕べの祈り」はサヴァール指揮ラ・カペッリャ・レイアルの名演でお届け。様々な解釈を許すマドリガーレ集は第4集を2つの演奏で聞き比べ。そしてオペラ「ウリッセの帰郷」はヘンツェが編曲した版による演奏をご紹介します。ストラヴィンスキーを思わせる編曲がモンテヴェルディの普遍的な革新性を際立てます。(再放送=5月27日&6月3日(土)18:00~22:00)

5月21日の曲目 28日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

片山杜秀

出演:片山杜秀

1963年生まれ。音楽評論家、政治思想史研究者。朝日新聞の「クラシック試聴室」やコンサート評、「レコード芸術」などで活躍。時代を見据える鋭い切り口はクラシック界随一。

片山杜秀の大音楽家の時間
アンドレ・プレヴィン
4月16日・23日/米寿記念アンドレ・プレヴィン前後篇
 4月は、1929年生まれの88才、日本式にいうと今年米寿の音楽家アンドレ・プレヴィンを特集します。ジャズ・ピアニスト、映画音楽作曲家を経て、クラシックの世界に進出した彼は、ハリウッドやブロードウェイとクラシックを繋ぐ稀有な存在。ここでは指揮者としての名演も取り上げますが、作曲家プレヴィンの面目躍如たる作品である歌劇「欲望という名の電車」や「逢びき」を中心にお聞きいただきます。70才を過ぎて結婚したアンネ=ゾフィー・ムターとの愛の結晶、ヴァイオリン協奏曲「アンネ=ゾフィー」も。ユダヤ系ロシア人をルーツとする彼のたどった道も紐解きます。(再放送=4月22日&29日(土)18:00~22:00)

4月16日の曲目 23日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。






片山杜秀

出演:片山杜秀

1963年生まれ。音楽評論家、政治思想史研究者。朝日新聞の「クラシック試聴室」やコンサート評、「レコード芸術」などで活躍。時代を見据える鋭い切り口はクラシック界随一。

3月19日・26日/生誕150年&没後60年 アルトゥーロ・トスカニーニ
 3月は、19世紀後半から20世紀半ばにかけて君臨したイタリアの大指揮者、アルトゥーロ・トスカニーニ(1867 – 1957)の生誕150年&没後60年を記念して特集します。
 トスカニーニは、パルマ音楽院を卒業後、19歳でチェロ奏者として南米に旅行中に代役として指揮デビューを果たし、1887年から本格的に指揮者として活動を始めます。数々の初演を手がけ、スカラ座の再建、オペラ上演のあり方、歌手の役割など、クラシック界に計り知れない影響を及ぼしたトスカニーニ。前篇は、NBC交響楽団との演奏でベートーヴェンの交響曲と、傑作と呼ばれる超有名録音である1951年の「ヴェルディ/レクイエム」をお届けします。
 後篇は、アメリカ音楽を集めたアルバムや、ショスタコーヴィチ「レニングラード」ほか。第二次世界大戦期、ファシズムの台頭を嫌いアメリカに亡命したトスカニーニ。後篇でお送りするディスクは、アメリカで戦争の先端に立ってアメリカ音楽を盛んに取り上げていた時期の録音です。新しい天地を求めて晩年を過ごしたトスカニーニの生きざまを感じることができるでしょう。(再放送=3月25日&4月1日(土)18:00~22:00)

3月19日の曲目 26日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
片山杜秀

出演:片山杜秀

1963年生まれ。音楽評論家、政治思想史研究者。朝日新聞の「クラシック試聴室」やコンサート評、「レコード芸術」などで活躍。時代を見据える鋭い切り口はクラシック界随一。