121chTHE CLASSIC

ウィークエンド・スペシャル


(日)16:00~22:00 再放送=(土)12:00~18:00
[10月~](日)19:00~23:00 再放送=(土)12:00~16:00
ウィークエンド・スペシャル
(左から)高橋悠治、青柳いづみこ


ウィークエンド・スペシャル
シモーネ・ヤング
ウィークエンド・スペシャル
クリスティアン・ティーレマン
ウィークエンド・スペシャル
井上道義
ウィークエンド・スペシャル
パーヴォ・ヤルヴィ
ウィークエンド・スペシャル
アンドレア・バッティストーニ
来日アーティスト情報や、話題の新人、いま旬を迎えているアーティストなどの紹介、海外から人気の音楽祭やオペラなどもお送りしてまいります。 

10月2日/青柳いづみこと高橋悠治のドビュッシー談義~ドビュッシーをめぐる新しい潮流〈1916年〉
 2018年のドビュッシー没後100周年へのカウントダウンとして10月15日にHAKUJU HALLで行われるコンサート「ドビュッシーをめぐる新しい潮流〈1916年〉」。その共演者の2人をゲストに迎えます。ドビュッシー演奏/研究のパイオニアである青柳いづみこさんと、30年余りドビュッシー演奏を封印していた高橋悠治さん。全く異なるタイプのピアニストである2人の接点とはいかに? 2人の批評眼と演奏によって没後100年を迎えるドビュッシーに刺激的な視点が与えられます。この秋発売される新譜『大田黒元雄のピアノ―100年の余韻』(青柳いづみこ、高橋悠治)もいち早くご紹介します。【出演:青柳いづみこ(ピアニスト、文筆家)高橋悠治(作曲家、ピアニスト)田中美登里】

10月9日/孤島の美女と水底の黄金~「ナクソス島のアリアドネ」&「ラインの黄金」の楽しみかた
 この秋日本で上演される2つのオペラに注目してその楽しみ方をご紹介します。R.シュトラウスのオペラ「ナクソス島のアリアドネ」は2種類の上演があります。スヴェン=エリック・ベヒトルフの演出、マレク・ヤノフスキ指揮ウィーン国立劇場(2016/10/25、28、30、東京文化会館)。そしてカロリーネ・グルーバー演出、シモーネ・ヤング指揮東京交響楽団、ライプツィヒ歌劇場と東京二期会オペラ劇場との提携公演(2016/11/23、24、26、27日生劇場)。この作品は、前半のプロローグでオペラ開幕までのすったもんだが表されて、後半で劇中のオペラ・セリアが上演されます。喜劇と悲劇の入れ子構造を持ったこの作品が、今回それぞれどのような演出で上演されるのでしょうか? 放送ではゼバスティアン・ヴァイグレ指揮フランクフルト歌劇場管弦楽団の名盤をお楽しみいただきます。もう1つの注目は、ザルツブルク・イースター音楽祭in JAPAN ワーグナーの楽劇「ラインの黄金」(2016/11/18、20サントリーホール)。カラヤンが1967年に創設した音楽祭がサントリーホールで7日間繰り広げられます。その目玉としてカラヤンの継承者クリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデンによって演奏される「ラインの黄金」。権力と野心の物語が現在どのように響くでしょうか? ここではマレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団によるディスクをお聴きいただきます。【出演:山崎浩太郎】

10月16日/音楽の修羅場
 指揮者の井上道義さんがこのほどわが国の音楽文化の発展、向上に尽くして来た人をたたえ励ます東燃ゼネラル音楽賞を受賞しました。井上さんといえば2014年大阪フィルの首席指揮者に就任直後、咽頭癌を公表し、一時治療に専念しましたが、見事復帰。以前にもましてコンサートに、オペラに精力的な活動を繰り広げています。様々な修羅場を潜り抜けてきた音楽家の胸に今去来するものとは。スタジオにお招きし、強い思い入れを持つショスタコーヴィチを始め、オーケストラとの付き合い、この夏のフランス・ツァーのことなど、彼の演奏と共にお届けします。【出演:井上道義(指揮者)、田中美登里】

10月23日・30日/西から来た指揮者たち~日本で活躍する外国人シェフ
 日本のオーケストラ誕生から約1世紀。近年、日本のオーケストラの技術が上がり、交通も発達し、多くの外国人指揮者たちが腰を据えて活躍しています。2回にわたって日本のオケで活躍する外国人指揮者たちをまとめてご紹介します。第1週は、特に最近首席指揮者、常任指揮者として日本のオーケストラで中心的な役割を果たす指揮者たち、パーヴォ・ヤルヴィ(NHK交響楽団首席指揮者)、シルヴァン・カンブルラン(読売日本交響楽団常任指揮者)、ピエタリ・インキネン(日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者)の活躍を紹介します。第2週は、アンドレア・バッティストーニ(東京フィルハーモニー首席客演指揮者)、ヤクブ・フルシャ(東京都交響楽団プリンシパル・ゲスト・コンダクター)といった若手指揮者、そしてパスカル・ヴェロ(仙台フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者)、マックス・ポンマー(札幌交響楽団首席指揮者)といった地方オーケストラを振るベテラン指揮者を紹介します。日本のオーケストラと親密な関係を築き、新たな音楽性やレパートリーを加える彼らの活躍と国際交流に、今、注目です。【出演:山崎浩太郎】

10月2日の曲目 9日の曲目 16日の曲目 23日の曲目 30日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
ウィークエンド・スペシャル
シモーネ・ヤング
ウィークエンド・スペシャル
笠松泰洋(左)、宮下奈都(右)


ウィークエンド・スペシャル
ダニエル・ハーディング

ウィークエンド・スペシャル
ギドン・クレーメル

ウィークエンド・スペシャル
リュカ・ドゥバルク
9月25日/壁をこえて~女性指揮者特集
 近年、ようやくその立ち位置が切り開かれつつある女性指揮者。男性社会の厚き壁をこえるのは、2005年に初めてウィーン・フィルを指揮した女性指揮者、オーストラリア出身のシモーネ・ヤング。ハンブルク国立歌劇場総支配人に女性として初めて就任した彼女率いるハンブルク・フィルとのブラームス3、4番、ブルックナー8番をお聴きいただきます。シモーネ・ヤングは東京二期会オペラ劇場とライプツィヒ歌劇場の提携公演R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』で、この秋来日予定です。ほか、ニューヨーク生まれメキシコ育ち、注目の若手女性指揮者アロンドラ・デ・ラ・パーラのデビュー盤、サンパウロ交響楽団首席指揮者のマリン・オールソップによるプロコフィエフの交響曲第5番、アーノンクールの助手をつとめ1991年に合唱団アクサントゥスを設立したロランス・エキルベイのディスクをお聴きいただきましょう。【ご案内:山崎浩太郎】

9月4日/2016本屋大賞受賞『羊と鋼の森』~言葉で音楽を表すこと、音楽で言葉を表すこと
 ピアノの調律に魅せられた青年が、調律師として、人として成長する姿を描いた小説『羊と鋼の森』。静謐で暖かい文体で綴られたこの小説は、2016本屋大賞大賞を受賞しました。その著者・宮下奈都さんと、室内楽作品や舞台作品など多方面にご活躍で、宮下さんの小中学校の先輩にあたる作曲家・笠松泰洋さんをゲストにお迎えします。音、音楽に携わる人が抱える難問について、作家と作曲家それぞれの立場から、ナチュラルに核心に迫っていきます。宮下さんにご選盤いただいたお気に入りのアルバム、アシュケナージのショパン、ラローチャのスペイン音楽集、小澤征爾指揮サイトウキネンオーケストラのチャイコフスキー、ヨーヨー・マをお聴きいただきます。【出演:宮下奈都(作家)、笠松泰洋(作曲家)、田中美登里】

9月11日/次の未来へ~ハーディング&パリ管弦楽団来日記念特集
 1967年にシャルル・ミュンシュを首席指揮者に設立されたパリ管弦楽団。その後、カラヤン、ショルティ、バレンボイム、ビシュコフ、ドホナーニ、エッシェンバッハ、パーヴォ・ヤルヴィという錚々たる顔ぶれが歴代首席者に並びました。それに続いて2016年から音楽監督に着任したのは、オクスフォード出身のダニエル・ハーディング。そのお披露目演奏会として、ハーディング率いるパリ管弦楽団がこの秋来日します。ハーディング指揮パリ管弦楽団のディスクはまだありませんので、演奏会と今後の録音に期待して、ここでは、前任のヤルヴィ指揮パリ管弦楽団、そしてオケの特徴をうまく引き出して、演奏し分けることで定評があるハーディングの、ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団との演奏をお聴きいただきます。偉大な先人たちを引き継ぐハーディングの新生パリ管弦楽団。期待が高まります!【ご案内:山崎浩太郎】

9月18日/クレーメルのピアノ~ギドン・クレーメルと若きピアニストたち
 ヴァイオリニスト、ギドン・クレーメルは彼の求心的な力で若く個性的なピアニストたちを世に出しています。最近急速に注目を集めるのは、1990年フランス生まれのリュカ・ドゥバルクです。彼は2015年チャイコフスキー・コンクールでは4位という結果であったものの、大手レコード会社と次々と契約しています。クレーメルとともに今年6月に来日し、日本の聴衆にも鮮烈なインパクトを残しました。振り返ると、あの鬼才アファナシエフが1983年に初来日したのもクレーメルとの共演でした。近年ソリストとして人気を集める1987年ジョージア生まれのカティア・ブニアティシヴィリも「クレーメル・トリオ」の一員、クレーメルがポーランド出身の過酷な運命に翻弄された作曲家ヴァインベルクの作品集の伴奏者に選んだのは1991年ロシア生まれのダニール・トリフォノフ。クレーメルが見出した若きピアニストたちのディスクをまとめてお送りします。【ご案内:山崎浩太郎】

9月4日の曲目 11日の曲目 18日の曲目 25日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
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ヤニック・ネゼ=セガン
ウィークエンド・スペシャル
フォーレ四重奏団
8月7日/新しい祝日誕生!~8.11「山の日」特集
 8月11日が「山の日」となったこと、ご存知ですか?「山の日」は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ということを趣旨に、今年から日本の国民の祝日になりました。今月1週目はこの「山の日」にちなんで、山に想いを馳せたいと思います。クラシック音楽では、様々な山がモチーフとされてきました。R.シュトラウスに描かれたアルプスの山、グリークに描かれたノルウェーの山、ヴァンサン・ダンディに描かれたセヴェンヌ山脈、セヴラックに描かれたピレネー山脈、ピアソラに描かれたアコンカグア、日本の富士山や箱根の山・・・。クープランはギリシャ神話のモチーフともなったパルナッソス山を、ベートーヴェンは唯一残した宗教的オラトリオでエルサレム近郊のオリーヴ山を題材にしています。さらには、ホヴァネスやラッグルズが描いた芸術の理想の象徴としての山。壮大な自然、山への賛美をぜひお聞きください。

8月14日・21日/メト新時代のシェフ、ヤニック・ネゼ=セガン特集①②
 今年5月末~6月初頭にフィラデルフィア管弦楽団と日本公演を行っていたモントリオール出身の指揮者ヤニック・ネゼ=セガンは41歳。来日中に次期(2020年~)メトロポリタン歌劇場音楽監督に就任することが発表されました。40年の長きにわたってMETに君臨していたジェイムス・レヴァインに代わっての大抜擢です。フィラデルフィア管弦楽団音楽監督の契約も2025/26年シーズンまで延長されたばかりで、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのネゼ=セガンの録音を2週続けてお届けします。
 14日は、ダルカンジェロ、ビリャソン、ダムラウ、ディドナート、エルトマンなど超有名歌手を抱えた名盤、ネゼ=セガンとマーラー・チェンバー・オーケストラによるモーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を中心に。バイエルン放送交響楽団とのマーラー「巨人」、アンドレアス・オッテンザマー(Cl)をソリストに迎えたロッテルダム・フィルとのコープランド「クラリネット協奏曲」、ミロシュ・カラダグリッチ(G)とロンドン・フィルとの共演での「アランフエス協奏曲」などをお送りします。
 21日は、こちらも豪華キャスト、ダムラウ、ビリャソン、クヴァストホフ、プロハスカが並ぶモーツァルトのオペラ「後宮からの逃走」、ヨーロッパ室内管弦楽団との共演盤を軸にお送りします。リサ・バティアシュヴィリ(Vn)の伴奏ピアニストとして腕を振るうネゼ=セガンの一面、メトロポリタン歌劇場管弦楽団との共演としては今のところ数少ない録音のオペラ「椿姫」の一部ほか、フィラデルフィア管弦楽団との名録音「春の祭典」、ロンドン・フィルとのマーラー「大地の歌」などお送りします。
 METでのオペラ指揮者としてのネゼ=セガンの今後の活躍に期待が高まります。【出演:山崎浩太郎】

8月28日/ピアノ四重奏の魅力~フォーレ四重奏団来日記念特集
(18:00~22:00)
 この秋来日するフォーレ四重奏団の特集をお送りします。フォーレ四重奏団は、1995年ドイツ・カールスルーエ音楽大学卒業の4人によって結成された、世界でも珍しい常設のピアノ四重奏団です。エリオット・スミスなどの現代作品や、ペット・ショップ・ボーイズやベン・フォールズ・ファイヴといったポップスなど、ジャンルを超えてレパートリーの開拓を積極的に行っており、その音楽的な柔軟性と発想の豊かさが近年大きな話題を集めています。今日はそんな彼らが初期(2000〜2005年)に残してきた古典的レパートリーの録音を集めました。モーツァルト、フォーレ、ドヴォルジャーク、スーク、キルヒナー、シューマンのピアノ四重奏曲、彼らの実力、底力をぜひご確認ください。【出演:山崎浩太郎】

8月7日の曲目 14日の曲目 21日の曲目 28日の曲目 
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。