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ウィークエンド・スペシャル


(日)19:00~23:00 
再放送=(土)12:00~16:00
ウィークエンド・スペシャル
能地祐子


ウィークエンド・スペシャル
彌勒忠史


ウィークエンド・スペシャル
片山杜秀(左)、山田和樹(右)

ウィークエンド・スペシャル
下野竜也(右)
来日アーティスト情報や、話題の新人、いま旬を迎えているアーティストなどの紹介、海外から人気の音楽祭やオペラなどもお送りしてまいります。 

7月2日/アメクラ♪〜アメリカン・クラシックのススメ
出演:能地祐子(音楽評論家)、田中美登里
7月4日はアメリカ独立記念日、1776年にアメリカ独立宣言が公布されてから今年で241年目となります。昨年トランプ政権に変わって毎日何かと話題のアメリカの情勢。そんなアメリカの最新のクラシック音楽の状況を、「今の時代の体感速度を共有できるミュージシャンたちによるクラシック」として注目しているのが、この5月にDU BOOKSより『アメクラ♪~アメリカン・クラシックのススメ』を出版したロック・ポップスの音楽評論家、能地祐子さんです。「ポップ・ミュージック・ファンのための新しいクラシック音楽案内」であるこの著書について、クラシック・ファンのために語り下ろしていただきます。ドゥダメル、ネゼ=セガン、ネルソンスといったロック、ヒップホップ世代の若き天才指揮者たち、メトロポリタン・オペラの楽しみ方といったクラシック・ファンお馴染みの話題だけではなく、ブルックリンのクラシック・シーンから生まれたグループ「ザ・ナイツ」や、「アメリカーナ」(アメリカのルーツ音楽を元にしたコンテンポラリー音楽)と呼ばれるジャンルの一例として、コントラバス奏者エドガー・メイヤー、カントリー音楽界で活躍するマンドリン奏者クリス・シーリー、ヨーヨー・マ最新アルバム『バッハ・トリオ』をお聴きいただきます。

7月9日/歌うギリシャ神話、歌う神々
出演:彌勒忠史(カウンターテナー歌手、演出家)、田中美登里

 ズバリ、ギリシャ神話を知れば歌曲やオペラは100倍楽しめる!アルテスパブリッシングより『歌うギリシャ神話』を上梓なさった人気カウンターテナー歌手の彌勒忠史さんをスタジオにお迎えします。ギリシャ神話の神々ジョーヴェ(ゼウス)、アモーレ(エロス)、ヴェーネレ(アフロディーテ)、バッコ(ディオニソス)が登場する歌曲やオペラのシーンを解説していただくのはもちろん、個性的な神様たちのエピソードや、ギリシャ神話にハマった意外なきっかけなど、彌勒さんならではの切り口でお話いただきます。ここでは、ギリシャ神話の王道ともいえる「オルフェオとエウリディーチェ」を、パロディ版のオッフェンバック作曲、喜歌劇「地獄のオルフェ」全曲でお届けします。
 9月2日(土)川口総合文化センターリリア音楽ホールで、〈オペラ・フレスカ5〉モンテヴェルディの歌劇「ポッペアの戴冠」公演が行われます。彌勒さんは演出兼ネローネ役でご出演の予定です。(指揮/音楽監督は濱田芳通さん、管弦楽はアントネッロ)。ここでプロローグを歌うのは「愛」の寓意であるアモーレ。道徳や倫理を押しのけて突き進んで行く「愛」の存在が最重要となるこの作品がどんな演出になるか大注目です。

7月16日・23日/特別対談「片山杜秀がひらく〈日本再発見〉」をひらく~サントリー芸術財団フェスティバル2017
①:片山杜秀×山田和樹 ②:片山杜秀×下野竜也

 今年もサントリー芸術財団サマーフェスティバルの季節がやってきます。今年は片山杜秀さんの「ザ・プロデューサー・シリーズ」が企画されています。テーマは「片山杜秀がひらく〈日本再発見〉」。演奏会の単体のプログラムでは気づきにくい日本音楽の歴史や関係性を、テーマごとに筋道をつけて聴くことで「再発見」しようという試みです。ミュージックバードでは、“「片山杜秀がひらく〈日本再発見〉」をひらく”として、片山さんと指揮者の対談という形で、この企画の地平をさらに展開したいと思います。
 1週目は、「再発見“戦前日本のモダニズム”−忘れられた作曲家、大澤壽人−」(9/3)の指揮をする山田和樹さん。マーラー・チクルスのリハーサル真っ只中のオーチャードホールにおじゃまして、片山杜秀さんと対談を行いました。定番プログラムだけにはおさまることなく日本の作曲家の作品や新作初演など、自由にレパートリーの可能性を広げる若手人気指揮者山田和樹さん。現在の日本の音楽界を刺激する山田さんに指揮者としての視座を伺いました。昨年12月に行われた演奏会から、大澤壽人(編曲:廣田はる香)/小ミサ曲(オルガン編曲版初演)山田和樹指揮東京混声合唱団 浅井美紀(Org)(2016年12月16日第一生命ホール)柴田南雄/ディアフォニア 山田和樹指揮日本フィルハーモニー交響楽団(2016年11月7日サントリーホール)柴田南雄/交響曲「ゆく河の流れは絶えずして」山田和樹指揮日本フィルハーモニー交響楽団、東京混声合唱団、武蔵野音楽大学合唱団(2016年11月7日サントリーホール)のライヴ音源をご提供いただき放送します。
 2週目は、「再発見“戦中日本のリアリズム” −アジア主義・日本主義・機械主義−」(9/10)を指揮する下野竜也さんと片山さんの対談です。近現代の作品、吹奏楽作品、日本の作曲家の作品に探究心を広げる指揮者下野竜也さん。下野さんはスタジオに山田一雄、諸井スコアをスタジオに持ち込んでくださいました。戦中に西洋音楽を徹底的に学び、体に入れた作曲家、指揮者たちへの思いを語ります。お送りする曲は、兼田敏/ウインドオーケストラのための交響曲、下野竜也指揮広島ウインドオーケストラ、諸井三郎/交響曲第2番山岡重信指揮読売日本交響楽団他。

7月2日の曲目 9日の曲目 16日の曲目 23日の曲目 30日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

ウィークエンド・スペシャル
(左から)山崎浩太郎、鈴木淳史


ウィークエンド・スペシャル
武久源造

ウィークエンド・スペシャル
宮下宣子


ウィークエンド・スペシャル
(左から)古部賢一、山野雄大、森岡めぐみ
6月18日・25日/『演奏史譚1954/55』を聴く~1954年篇&1955年篇
出演:山崎浩太郎(演奏史譚) 鈴木淳史(音楽評論家)
 「1954年と55年。20世紀の半ばを過ぎたばかりのこの2年間には、過去を締めくくり、未来を予告する、つまり100年間の過去と未来を凝縮した『現在』がある。」(山崎浩太郎『演奏史譚1954/55』前書きより)
 ミュージックバードのレギュラーを務める演奏史譚の山崎浩太郎さんが新著『演奏史譚1954/55』(アルファベータブックス)を上梓されました。山崎さんの肩書きがタイトルにつけられた本書は、全47話からなっていて、1話ごとに4枚ずつほど関連ディスクが紹介されています。日夜クラシックのディスクに触れている山崎さんの豊富な知識と情報量を元に作られた本書の読みどころを、筆者自らの語りとともに実際にディスクでも聴いてしまおうという贅沢な時間です。「1954年篇」と「1955年篇」の2回に分けてお届けします。お話のお相手は、常にクラシックを鋭利な角度から批評なさっている音楽批評家の鈴木淳史さん。濃密な対話になるに違いありません。山崎さんと鈴木さんによって語られる演奏の歴史物語、「演奏史譚」ぜひお楽しみに!

6月4日/バッハ二題
Part1:「適正律クラヴィーア曲集」全曲録音始動! ゲスト:武久源造(鍵盤楽器奏者)
Part2:サクバットの祈り ゲスト:宮下宣子(サクバット奏者)

 バッハをテーマに二題。Part1は鍵盤楽器奏者、武久源造さんの巻。還暦を記念して、バッハの平均律クラヴィーア曲集全曲録音が始動。平均律といわず「適正律」として第1弾のCDをリリースしました。曲によって、ペダル付きチェンバロとジルバーマンピアノ(フォルテピアノ)を使い分け、演奏法についても研究の成果を存分に盛り込んだ演奏です。スタジオをお訪ねして、楽器の実演付きインタビューをお届けします。
 Part2はトロンボーンの先祖に当たる楽器サクバット奏者の宮下宣子さんを迎えて。2年前に出演していただいた時には、驚くべき反響があったそう。今回はパイプオルガンと共演したバッハのアルバムを持ってご登場。ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタを中心にバッハの歌心がしみいります。今年はモンテヴェルディの生誕450年の記念年とあって、宮下さんはモンテヴェルディ作品の演奏会でも大活躍です。

6月11日/いずみホール、27年目の挑戦
出演:古部賢一(オーボエ奏者)、山野雄大(音楽ライター)、森岡めぐみ(いずみホール企画部次長、事業制作・広報統括、「ジュピター」編集長)、田中美登里

 いずみホールは、大阪城を望む大阪ビジネスパークの一角に位置するウィーン楽友協会大ホールをモデルに設計された木質の内装の最大821席のホールです。オープンから27目の今年も、ウィーン楽友協会との提携企画の再登場、いずみホール・オペラ2017、いずみシンフォニエッタ大阪(ISO)の定期演奏会など、様々な挑戦を掲げています。
 この回は、オーボエ奏者の古部賢一さん、音楽ライターの山野雄大さん、いずみホールの森岡めぐみさんをスタジオにお迎えして、いずみホールやいずみシンフォニエッタ大阪の魅力をたっぷりと聞かせていただきます。
 いずみホール専属の現代音楽専門の楽団、いずみシンフォニエッタ大阪は、関西ゆかりのソリスト級の名手を集めて、国内外の新作の初演などに精力的な活動を展開しています。番組内では、いずみシンフォニエッタ大阪の昨年第37回定期演奏会での、武満徹「トゥリー・ライン」、川島素晴「もうひとりのエリック」、ジャック・ボディ「ミケランジェロによる瞑想曲」の素晴らしい演奏をライヴ録音でご紹介します。
 今年7月15日(土)に企画されている<新・音楽の未来への旅シリーズ>いずみシンフォニエッタ大阪第39回定期演奏会にもますます期待が高まります。「超絶のコンチェルト-めくるめく競演-」と題され、尹伊桑「クラリネット協奏曲」、松本直祐樹「トロンボーン協奏曲」(委嘱新作)、古部賢一さんがソリストを務めるジョン・ウィリアムズ「オーボエ協奏曲」、ハインツ=カール・グルーバー「フランケンシュタイン!!」というプログラムです。いずみシンフォニエッタ大阪ならではの超絶技巧の世界を繰り広げてくれるに間違いありません!
 従来のいわゆるムズカシクて、おカタイ「現代音楽」のイメージを払拭してしまうような、地元大阪に密着した楽団ならではの、ユーモアと明るさを備えた新たな現代音楽の聴き方に耳からウロコが落ちてくるかもしれません!?

6月4日の曲目 11日の曲目 18日の曲目 25日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

ウィークエンド・スペシャル
(左から)濱田芳通、鈴木美登里






5月7日/生誕450周年記念モンテヴェルディ三昧!
出演:濱田芳通(アントネッロ主宰、リコーダー奏者、コルネット奏者)、鈴木美登里(ラ・フォンテヴェルデ主宰、ソプラノ歌手) 田中美登里
 2017年の今年はクラウディオ・モンテヴェルディの生誕450年。彼はマントヴァ公国の宮廷楽長、ヴェネツィアのサン・マルコ寺院の楽長を歴任し、現在でも人気の高い最初期のオペラ「オルフェオ」を上演するなど、イタリア音楽史上で華やかな時代を築いたスーパースターです。ミュージックバードでは、最高傑作の一つである「聖母マリアの夕べの祈り」を6月28日東京カテドラル聖マリア大聖堂で演奏する予定の古楽グループ「アントネッロ」主宰の濱田芳通さんと、声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」主宰の鈴木美登里さんをスタジオにお迎えしました。モンテヴェルディのライフワークとなったマドリガーレ集に隠された彼の意外な一面や、不倫の恋を巡って登場人物の性格や感情を音楽で余すところなく表現したオペラ「ポッペアの戴冠」のお話など、器楽・声楽の両面からの魅力と聴きどころをお届けするモンテヴェルディ三昧の4時間です!

5月14日/「母の日」に寄せて~母を想う歌
 5月第2日曜日は「母の日」。母親をねぎらい、感謝を表すこの日に、母の優しさや愛情を感じる作品、母を想う作品の数々をお聴きいただきます。J.S.バッハの妻であり、音楽の才能に恵まれた息子たちを持つ母でもあったアンナ・マグダレーナ・バッハのために編まれた「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」。メゾソプラノのアンゲリカ・キルヒシュラーガーが、自身の息子からインスピレーションを受け、「子守唄」を集めて作ったアルバム『ララバイ』。コントラルトのナタリー・シュトゥッツマンの歌唱によるシューマンの歌曲集「女の愛と生涯」。そして最後に、イタリア的な母親像が描かれたヴェリズモ・オペラ、マスカニーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」をお送りします。近くにいても遠くにいても、音楽に乗せて母に想いを馳せる4時間です。

5月21日・28日/追悼スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
①ミスターSの時代&②読響との蜜月

 1923年ポーランド生まれの名指揮者スタニスラフ・スクロヴァチェフスキが、今年2月21日に93歳で亡くなりました。ここでは2回にわたって彼の長年の功績を偲びます。
 1958年にジョージ・セルに招かれて渡米して以来、アメリカが彼にとっての足場となり、彼は「ミスターS」の愛称で親しまれていました。21日は1961年のルービンシュタインとロンドン新交響楽団と共演したショパンのピアノ協奏曲、そして彼が音楽監督として率いたミネソタ管弦楽団による「春の祭典」「ロメオとジュリエット」ほか、仕事盛りの「ミスターSの時代」の録音を集めてお送りします。
 スクロヴァチェフスキの初来日は1978年読売日本交響楽団の招聘によるものでした。その後、30年近く経て2007年から2010年まで同楽団の常任指揮者を務め、その後も桂冠指揮者として深く交流を続け、最晩年まで精力的に録音をリリースしています。28日は「読響との蜜月」と題して、ショスタコーヴィチの交響曲第5番ほか、最後の来日となった2016年1月のブルックナー交響曲第8番の録音をお聴きいただきます。(出演:山崎浩太郎)

5月7日の曲目 14日の曲目 21日の曲目 28日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。