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ウィークエンド・スペシャル


(日)19:00~23:00 再放送=(土)12:00~16:00
★1月より放送時間が変わります (日)20:00~24:00 再放送=(土)12:00~16:00
ウィークエンド・スペシャル
ウィークエンド・スペシャル
(左から)彌勒忠史、濱田芳通
ウィークエンド・スペシャル



来日アーティスト情報や、話題の新人、いま旬を迎えているアーティストなどの紹介、海外から人気の音楽祭やオペラなどもお送りしてまいります。 

12月17日/小は大を兼ねる!? ポケット・マーラーの時代
 近年のヨーロッパのオーケストラの流れのひとつを象徴するマーラーの交響曲を室内アンサンブルに編曲した作品を集めてご紹介します。1918年から約3年、ウィーンでシェーンベルクが旗揚げして活動した「私的演奏協会」では、マーラー、J.シュトラウス、ストラヴィンスキー、ラヴェルなどのオーケストラ作品が、室内楽に編曲され演奏されていたことで知られています。ここでは、その歴史を踏まえるかたちで、近年、ヨーロッパのアンサンブルで、「私的演奏協会」では編曲されなかった作品も新たな作曲家・編曲家によって編曲されていることに注目してみましょう。そうした流れの中心となっているひとり、クラウス・ジモン編曲のマーラー「交響曲第5番」の室内アンサンブル版をホルスト・シンフォニエッタの演奏で、マーラー「交響曲第9番」の室内アンサンブル版をジュールズ・ゲール指揮アンサンブル・ミニの演奏で。さらには、ワーグナーの「トリスタンとイズー」の室内アンサンブル版をジャン=ピエール・アルノー編曲、アンサンブル・カルペ・ディエムの演奏でお聴きいただきます。聴きなれた作品の新たな魅力が発見されることでしょう。[出演:山崎浩太郎]

12月3日/現代のジャパニーズ・テンショー・ボーイズ登場!?
ゲスト:濱田芳通(アントネッロ主宰、リコーダー、コルネット奏者) 彌勒忠史(カウンターテナー、演出家)

 16世紀末、九州のキリシタン大名がローマ教皇に4人の少年たちを派遣しました。その少年たち、伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルティノは、「天正遣欧使節団」と呼ばれ、1582年(天正10年)長崎を旅立って8年後の1590年(天正18年)に帰国しますが、キリスト教や西洋文化を日本に持ち帰り伝えることを使命としていた彼らが日本に帰国する頃には、不運なことにキリスト教迫害の情勢に傾き、1612年には禁教令が発令されたのでした。
 ここでは、12月13日(水)、14日(木)に浜離宮朝日ホールで「語りと音楽でつづる天正少年使節の物語」の上演を予定しているアントネッロの濱田芳通さんとカウンターテナーの彌勒忠史さんをゲストにお迎えします。「天正遣欧使節団」の旅のルートを辿りながら、ポルトガル、スペイン、イタリアなどで彼らが耳にしたかもしれない音楽に思いを馳せて、16世紀末ヨーロッパの教会音楽や舞曲の数々を、お二人にご紹介いただきます。古楽の歌心やリズム、ルネサンス、バロックにとどまらず、ジャズやラテンや日本の音楽をめぐって書かれた濱田芳通さんの著書『歌の心を究むべし 古楽とクラシックのミッシングリンクを求めて』(アルテスパブリッシング) を片手に、ぜひお楽しみください。

12月10日/バスクのバロック・ギタリスト、エンリケ・ソリニス
 重鎮ジョルディ・サヴァールや、気鋭ファミ・アルカイといった奏者の活躍によって注目されるスペイン古楽。この回は、1974年スペイン北部バスク地方ビルバオ出身、カタルーニャの音楽院で学んだ新鋭バロック・ギタリスト、エンリケ・ソリニスの特集をお送りします。自ら「バスク・バロック・アンサンブル」(バスク語では、「エウスカル・バロック・アンサンブル」)を率いる彼が打ち出すバスクの古楽、山崎さんイチオシの奏者にぜひご注目ください。アルバム『南の色彩 ~ギターのためのバロック・ダンス』、スペイン伝統音楽に光を当てて演奏される『恋は魔術師 ~ファリャの音楽のエッセンス』、バスク『古のバスク~バスクの地の遺産』イラン出身のセタールと打楽器奏者のタバシャン兄弟と共演した『メタモルフォージ ~ バロックの印象』からお届けします。[出演:山崎浩太郎]

12月3日の曲目 10日の曲目 17日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

ウィークエンド・スペシャル
フィリップ・ジョルダン
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高橋悠治


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荒井英治(左)小野富士(右)
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JXTG音楽賞受賞
11月5日・12日/フィリップ・ジョルダン来日記念特集
~ウィーン国立歌劇場次期音楽監督登場
 スイス、チューリッヒ出身の指揮者フィリップ・ジョルダンは、指揮者のアルミン・ジョルダンを父に持つ注目の指揮者。現在、パリ国立オペラ座とウィーン交響楽団の首席指揮者を兼任し、2020年からは名門ウィーン国立歌劇場音楽監督の就任することが決定しています。そんな旬のジョルダンがこの秋、手兵ウィーン交響楽団と共に来日します。来日直前までバイロイト音楽祭、ルツェルン音楽祭、ブレゲンツ音楽祭など、数々の音楽祭に出演し、大活躍の彼の近年のディスクを2週にわたってお聴きいただきましょう。
 1週目は来日予定のウィーン交響楽団のシューベルトの「未完成」と「グレート」、そしてパリ国立オペラ座管弦楽団を指揮したワーグナーの「ニーベルングの指環」の管弦楽作品集を中心にお送りします。
 2週目は、ムジークフェラインザールで録音されたウィーン交響楽団とのチャイコフスキーの「悲愴」、そしてロンドン・フィルの演奏によるビゼーの歌劇「カルメン」全曲を。カルメン役に北欧の歌姫アンネ・ゾフィー・フォン・オッターを迎えたグラインドボーンでの臨場感あふれる舞台の録音です。歌劇場、オーケストラ両方から信頼されるジョルダンの真価をぜひお聴きください。(出演:山崎浩太郎)

11月19日/40年越しのサティ~おとなのような子供、子供のようなおとな
 つねに初めてのものに出会う姿勢を忘れずにいながら、仙人のような知性をもち達観した高橋悠治さん。来年の卒寿を控えて、この秋はサティの新録音をはじめ、新譜(新刊)リリースが注目されます。「40年越し」をテーマに、サティ作品について、師クセナキスについて(伝説の名著『音楽と建築』が高橋悠治編訳によって今年42年ぶりに復活!)、そしてご自身の作曲についてインタビューしました。後半は新譜より、昨年武満徹没後20周年記念としてオペラシティで行われたオリバー・ナッセン指揮東京フィルハーモニー交響楽団との共演の武満徹「テクスチュアズ」、ジュリア・スーが加わった2台のピアノとオーケストラのための「夢の引用」、青柳いづみこさんとの連弾「春の祭典」をお聴きいただきます。現代に生きる稀有な作曲家にしてピアニスト、高橋悠治さんの「今」の声をぜひお聴きください。(出演:高橋悠治(作曲家、ピアニスト)、田中美登里)

11月26日/ショスタコーヴィチで産湯を使ったモルゴーア・クァルテット
~祝!JXTG音楽賞受賞

 1992年、ショスタコーヴィチが残した全15曲の弦楽四重奏曲を演奏しようと結成された、モルゴーア・クァルテット。これまでにショスタコーヴィチの連続演奏会を4度行い、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲を飛躍的に認知させてきました。またプログレッシブ・ロックをアレンジした演奏にも取り組み、ボーダレスな弦楽四重奏団として、従来の弦楽四重奏の枠を超えた演奏活動は極めてユニークです。25周年を迎えた今年、伝統あるJXTG音楽賞洋楽部門本賞を受賞しました(旧モービル音楽賞、東燃ジェネラル音楽賞)。
 スタジオには第1ヴァイオリンの荒井英治さんとヴィオラの小野富士さんをお招きし、その志を伺います。2015年の大晦日、一晩で弦楽四重奏曲全15曲を演奏した際の第8番のライヴ録音を始め、セルフ選曲によるプログレ曲など、たっぷりと演奏をお届けします。ショスタコーヴィチもプログレも、自由な心の飛翔が16本の弦に託された演奏は圧巻です。(出演:荒井英治、小野富士(モルゴーア・クァルテット)、田中美登里)
(※再放送は20分短縮。12月2日(土)12:00~15:40)

11月5日の曲目 12日の曲目 19日の曲目 26日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
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ウィークエンド・スペシャル
(左から)原典子、NAXOS・長門裕幸氏





10月1日/アンドリス・ネルソンス指揮ボストン響来日記念 ~リガから世界へ
 ラトヴィア出身の俊英指揮者アンドリス・ネルソンスがボストン交響楽団を率いて11月に来日します。ジェームズ・レヴァインから2014年に音楽監督を引き継いだネルソンスは、この楽団を2年(2016、17年)連続グラミー賞受賞に導きました。また、今年から名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の新カペルマイスターにも就任し、ますます充実した道を邁進するネルソンス。ここでは、今回の来日でも演奏されるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調、グラミー賞受賞ディスクのショスタコーヴィチの交響曲第5番をボストン交響楽団との録音で、そして新天地となるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と録音したブルックナーの交響曲第3番をお聞きいただきます。(出演:山崎浩太郎)

10月8日/過去と現在をつなぐ異端児、クリスチャン・ヤルヴィ
 指揮者ネーメを父に、パーヴォを兄に、フルート奏者マーリカを姉に持つ、エストニア生まれニューヨーク育ちの指揮者クリスチャン・ヤルヴィ。これまでもジャズ・ミュージシャンの故ジョー・ザヴィヌルと共演した「アブソリュート・アンサンブル」や、スティーヴ・ライヒやアルヴォ・ペルトといった同時代の作曲家の作品を積極的な演奏など、伝統的なクラシックの枠を超えた活動が話題となってきました。
 この秋、トリフォニーホール会館20周年記念コンサートとして開かれる「クリスチャン・ヤルヴィ・プロジェクト2017」は、クリスチャンの新作(世界初演)、フランチェスコ・トリスターノのピアノ協奏曲(日本初演)、そしてワーグナーの「ニーベルングの指環」の編曲という挑戦的なプログラム。この企画が日本で開催されるきっかけとなった現場にも居合わせ、クリスチャンと親しいサウンド&ヴィジュアル・ライターの前島秀国さんに、クリスチャンの魅力、独創性、現代性をたっぷり語っていただきます。(出演:前島秀国(サウンド&ヴィジュアル・ライター))

【24bit】10月15 日/いま聴くべき「10人の名指揮者」
~NAXOS30周年記念 ハイレゾ限定コレクション

 お馴染みの音楽レーベル「NAXOS」。なんと今年創立30周年を迎えました。それを記念して8月に「ハイレゾ限定コレクション」を配信スタート!現代の音楽シーンを代表する指揮者たち10人の演奏が収録されていて、ハイレゾで楽しめると話題です。15日のこの番組では、誰もが気になっているに違いない!?「ナクソスの中の人」の長門裕幸さんをお迎えして、10人の指揮者の聴きどころと、配信をめぐるナクソスの取り組みについてご紹介します。ご案内は、「ハイレゾ・クラシック by e-onkyo music」でお馴染みの原典子さん。(ゲスト:長門裕幸(ナクソス・ジャパン) 聞き手:原典子)

10月22日/追悼エルンスト・オッテンザマー
 今年7月22日、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席クラリネット奏者をつとめてきたエルンスト・オッテンザマーが急性心不全のため、62歳で亡くなりました。1979年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団し、1986年からウィーン音楽大学で教鞭をとり、またソリストとしても、アンサンブルでも第一線で活躍してきました。2人の息子、ダニエルはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席クラリネット奏者、アンドレアスはベルリン・フィルハーモニー管弦楽首席奏者に育て上げた偉大な父親でもあります。この時間は、エルンスト・オッテンザマーと親交のあった音楽評論家奥田佳道さんに、彼との思い出と、演奏の魅力を語っていただきます。(出演:奥田佳道(音楽評論家))

10月29日/「サムウェア」
~バーンスタインの「ウエスト・サイド・ストーリー」初演60年

 バーンスタイン作曲の「ウエスト・サイド・ストーリー」は1957年のブロードウェイ初演以来、20世紀版「ロミオとジュリエット」として、当時のニューヨークの社会背景を色濃く織り込んだ脚本と、圧倒的な音楽とダンスで、今もなお多くの観客を魅了しています。バーンスタイン生誕100年の2018年3月には東京オーチャードホールで、バーンスタインに師事したパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団による「ウエスト・サイド・ストーリー」全曲演奏が行われる予定です。
 ここでは1957年録音のオリジナル・ブロードウェイ・キャストの「ウエスト・サイド・ストーリー」の他、ミュージカル「オン・ザ・タウン」、オペラ「タヒチ島の騒動」、そしてマリア役にキリ・テ・カナワ、トニー役にホセ・カレーラスといったオペラ歌手を迎えた「ウエスト・サイド・ストーリー」のディスクを全曲お聴きいただきます。(出演:山崎浩太郎)

10月1日の曲目 8日の曲目 15日の曲目 22日の曲目 29日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。