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ウィークエンド・スペシャル


(日)19:00~23:00 
再放送=(土)12:00~16:00
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ウィークエンド・スペシャル
(左から)原典子、NAXOS・長門裕幸氏
来日アーティスト情報や、話題の新人、いま旬を迎えているアーティストなどの紹介、海外から人気の音楽祭やオペラなどもお送りしてまいります。 

10月22日/追悼エルンスト・オッテンザマー
 今年7月22日、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席クラリネット奏者をつとめてきたエルンスト・オッテンザマーが急性心不全のため、62歳で亡くなりました。1979年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団し、1986年からウィーン音楽大学で教鞭をとり、またソリストとしても、アンサンブルでも第一線で活躍してきました。2人の息子、ダニエルはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席クラリネット奏者、アンドレアスはベルリン・フィルハーモニー管弦楽首席奏者に育て上げた偉大な父親でもあります。この時間は、エルンスト・オッテンザマーと親交のあった音楽評論家奥田佳道さんに、彼との思い出と、演奏の魅力を語っていただきます。(出演:奥田佳道(音楽評論家))

10月29日/「サムウェア」
~バーンスタインの「ウエスト・サイド・ストーリー」初演60年

 バーンスタイン作曲の「ウエスト・サイド・ストーリー」は1957年のブロードウェイ初演以来、20世紀版「ロミオとジュリエット」として、当時のニューヨークの社会背景を色濃く織り込んだ脚本と、圧倒的な音楽とダンスで、今もなお多くの観客を魅了しています。バーンスタイン生誕100年の2018年3月には東京オーチャードホールで、バーンスタインに師事したパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団による「ウエスト・サイド・ストーリー」全曲演奏が行われる予定です。
 ここでは1957年録音のオリジナル・ブロードウェイ・キャストの「ウエスト・サイド・ストーリー」の他、ミュージカル「オン・ザ・タウン」、オペラ「タヒチ島の騒動」、そしてマリア役にキリ・テ・カナワ、トニー役にホセ・カレーラスといったオペラ歌手を迎えた「ウエスト・サイド・ストーリー」のディスクを全曲お聴きいただきます。(出演:山崎浩太郎)

10月1日/アンドリス・ネルソンス指揮ボストン響来日記念 ~リガから世界へ
 ラトヴィア出身の俊英指揮者アンドリス・ネルソンスがボストン交響楽団を率いて11月に来日します。ジェームズ・レヴァインから2014年に音楽監督を引き継いだネルソンスは、この楽団を2年(2016、17年)連続グラミー賞受賞に導きました。また、今年から名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の新カペルマイスターにも就任し、ますます充実した道を邁進するネルソンス。ここでは、今回の来日でも演奏されるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調、グラミー賞受賞ディスクのショスタコーヴィチの交響曲第5番をボストン交響楽団との録音で、そして新天地となるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と録音したブルックナーの交響曲第3番をお聞きいただきます。(出演:山崎浩太郎)

10月8日/過去と現在をつなぐ異端児、クリスチャン・ヤルヴィ
 指揮者ネーメを父に、パーヴォを兄に、フルート奏者マーリカを姉に持つ、エストニア生まれニューヨーク育ちの指揮者クリスチャン・ヤルヴィ。これまでもジャズ・ミュージシャンの故ジョー・ザヴィヌルと共演した「アブソリュート・アンサンブル」や、スティーヴ・ライヒやアルヴォ・ペルトといった同時代の作曲家の作品を積極的な演奏など、伝統的なクラシックの枠を超えた活動が話題となってきました。
 この秋、トリフォニーホール会館20周年記念コンサートとして開かれる「クリスチャン・ヤルヴィ・プロジェクト2017」は、クリスチャンの新作(世界初演)、フランチェスコ・トリスターノのピアノ協奏曲(日本初演)、そしてワーグナーの「ニーベルングの指環」の編曲という挑戦的なプログラム。この企画が日本で開催されるきっかけとなった現場にも居合わせ、クリスチャンと親しいサウンド&ヴィジュアル・ライターの前島秀国さんに、クリスチャンの魅力、独創性、現代性をたっぷり語っていただきます。(出演:前島秀国(サウンド&ヴィジュアル・ライター))

【24bit】10月15 日/いま聴くべき「10人の名指揮者」
~NAXOS30周年記念 ハイレゾ限定コレクション

 お馴染みの音楽レーベル「NAXOS」。なんと今年創立30周年を迎えました。それを記念して8月に「ハイレゾ限定コレクション」を配信スタート!現代の音楽シーンを代表する指揮者たち10人の演奏が収録されていて、ハイレゾで楽しめると話題です。15日のこの番組では、誰もが気になっているに違いない!?「ナクソスの中の人」の長門裕幸さんをお迎えして、10人の指揮者の聴きどころと、配信をめぐるナクソスの取り組みについてご紹介します。ご案内は、「ハイレゾ・クラシック by e-onkyo music」でお馴染みの原典子さん。(ゲスト:長門裕幸(ナクソス・ジャパン) 聞き手:原典子)

10月1日の曲目 8日の曲目 15日の曲目 22日の曲目 29日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
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キャスリーン・バトル
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堀内修

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船山隆(左)、大矢素子(右)

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9月3日/ルツェルン祝祭管弦楽団来日記念 ~アバドのブルックナー
 この秋、ルツェルン祝祭管弦楽団が来日します。2006年アバドとの来日以来、現音楽監督リッカルド・シャイーに率いられての11年ぶりの来日です。ルツェルン祝祭管弦楽団は、スイスの「ルツェルン音楽祭」のために臨時編成されるオーケストラとして1938年に作られ、2003年にアバドが芸術監督に就任してからは、マーラー室内管弦楽団の団員を中核にし、世界中から優秀なメンバーが集められて構成されました。ここでは、アバドが晩年にこのオーケストラとともに力を入れたブルックナーをたっぷりお聴きいただきます。ルツェルン音楽祭の自主制作盤としてリリースされた2006年10月サントリーホールでの伝説的名演、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」を筆頭に、第1番、第9番をお送りします。21世紀のブルックナー名演をたっぷりお聴きください。[出演:山崎浩太郎]

9月10日/伝説のディーヴァ、キャスリーン・バトル再び!
 1986年夏のあのウィスキーのCMを憶えていますか?純白のドレスを纏った女性が1人草原に佇み歌う「オンブラ・マイフ」。その美しい歌声に日本でも多くの人が魅了され、瞬く間にスターとなったキャスリーン・バトルですが、その名を聞かなくなって久しくなりました。しかし、なんと、この10月に日本で彼女の14年ぶりのソロ・リサイタルが行われることになったのです。昨年は22年ぶりに現在の支配人ピーター・ゲルブに招かれてMETにも復帰し、今もなおそのプリマドンナの健在ぶりを示したそうです。日本ではどのような歌声を聴かせてくれるのでしょうか?この回では音楽評論家の堀内修さんに、往年のキャスリーン・バトルの魅力を様々な角度から語っていただきます。清楚で輝かしく、鳥のように飛翔する彼女の歌声にうっとりと聴き惚れる4時間、どうぞお楽しみください。[出演:堀内修(音楽評論家)、田中美登里]

9月17日/全曲日本初演!メシアン「アッシジの聖フランチェスコ」
 作曲家オリヴィエ・メシアンが8年の歳月をかけて完成させたオペラ「アッシジの聖フランチェスコ」。日本では1986年に抜粋で演奏されたことはありますが、この11月にシルヴァン・カンブルラン指揮読売日本交響楽団の演奏で全曲(演奏会形式)日本初演されることになりました。それを記念して、80年代のメシアン来日の際に、メシアンご本人と交流のあった船山隆さんと、船山さんの弟子であり今回の演奏会でオンド・マルトノ演奏を担当する大矢素子さんをスタジオにお迎えして、メシアンと日本について、そして鳥と会話を交わすことのできる聖人を題材にしたこの「アッシジの聖フランチェスコ」の聴きどころについてお話いただきます。鳥類学者でもあったメシアンの鳥のへのこだわりや、メシアンにとってのオンド・マルトノについてもお話いただきました。なんとも不思議で官能的なオンド・マルトノのサウンドにもご注目ください。船山隆さんが音楽監督をつとめる第10回津山国際音楽祭のお知らせもあります。[出演:船山隆(東京藝術大学名誉教授)、大矢素子(オンド・マルトノ奏者)、田中美登里]

9月24日/追悼ビエロフラーヴェク ~チェコ・フィル憧憬
 プラハ生まれの指揮者、チェコ・フィルの首席指揮者で音楽監督のイルジー・ビエロフラーヴェクが今年5月31日、癌との闘病の末71歳で亡くなりました。1974年に初来日して以来、日本とも馴染みも深く、この秋にもチェコ・フィル率いての来日が予定されていました。(今回の来日公演は同じくチェコ生まれのペトル・アルトリヒテルが代役を務めます。)ここでは、オーストリア・ハンガリー帝国時代のプラハ国民歌劇場付属オーケストラとして1896年に創立されたチェコ・フィルの長い歴史とともに歩み、日本の音楽界にも大きな貢献をしたビエロフラーヴェクの功績を偲んで、ビエロフラーヴェクとチェコ・フィルの演奏で、ドヴォルジャークの交響曲第8番、第9番、スターヴァト・マーテル全曲ほか、お聴きいただきます。ビエロフラーヴェクさんのご冥福をお祈りします。[出演:山崎浩太郎]

9月3日の曲目 10日の曲目 17日の曲目 24日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
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山崎太郎
8月6日・13日/旅する音楽
(1)ジョルディ・サヴァールと行くケルト、バルカン、中東の旅
(2)クリスティーナ・ブルハールと行く南米、スペイン、地中海周遊の旅

 夏真っ盛りのこの季節に古楽界で活躍する2人の演奏家をガイド役に、時空を超えた音楽の旅に出かけましょう。
 1週目は、長年古楽界を牽引してきた1941年スペインのカタルーニャ地方生まれのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ジョルディ・サヴァール。彼のエネルギーはヨーロッパの古楽の復元だけにはおさまらず、世界中の音楽の宝物を発掘する壮大なプロジェクトに発展しています。まずは、今年9月「サヴァール・トリオ〜ケルティック・ヴィオール」の来日にちなんで、アイリッシュ・ハープ、プサルテリウム奏者アンドルー・ローレンス=キングと共演したアルバム『ケルティック・ヴィオール』からお聞きいただきます。また、ビザンチン帝国時代から現代に至るまで大国の侵略と支配、民族や宗教の動乱の数々を経験してきバルカン半島に受け継がれた音楽を集めたアルバム『バルカン・スピリット』。肥沃な土地は古代から栄えた反面、ギリシャ、ローマ、オスマン帝国、ヨーロッパといった他国からの支配に晒されて、激動の歴史を辿ってきシリアの音楽を集めたアルバム『東洋―西洋2~シリアへのオマージュ』。サヴァールが各国の民族楽器の名手としているのも聴きどころです。音楽を通して世界の人々と文化の平和を願うサヴァールの音楽をたっぷりお聴きください。
 2週目は、1965年オーストリア生まれの女性テオルボ奏者、ハープ奏者クリスティーナ・プルハール。2000年に古楽アンサンブル「ラルペッジャータ」を結成してから、このグループの指揮者として演奏家として、即興演奏や様々なジャンルの歌手との共演し、大胆なアプローチで音楽のルーツを探求しています。カウンターテナー歌手フィリップ・ジャルスキーをゲストに迎えて、南米の伝統的な民謡や舞曲、そして17世紀から現代の作曲家の音楽を集めたアルバム『迷子の小鳥たち〜南米の音楽』。18世紀初頭のメキシコで発見されたスペインのバロックギター奏者サンチャゴ・デ・ムルシアの手稿譜から発想を得て作られたアルバム『ロス・インポシブレス』。地中海に面したスペイン、カタルーニャ、ギリシャ、ポルトガル、イタリアからそれぞれ歌手を迎え、各国の民族楽器を使い地中海周辺の匂いたっぷりで作られたアルバム『メディテラネオ』。夏休みに遠くへ旅行に行く人も行かない人も、イマジネーション溢れる音楽の旅に出かけてみましょう。

8月20日・27日/攻略!「ニーベルングの指環」
(1)ラインの黄金、ワルキューレ (2)ジークフリート、神々の黄昏

 舞台祝典劇「ニーベルングの指環」は、ワーグナーが35歳の1848年から61歳までの1874年まで26年かけて作曲された壮大な作品です。全てを上演するには約15時間を要しますが、「ラインの黄金」、「ワルキューレ」、「ジークフリート」、「神々の黄昏」からなるこの作品について、2回にわたって音楽をはさみながら解説していただきます。題して「攻略!《ニーベルングの指環》」。お話いただくのは『《ニーベルングの指環》教養講座』(アルテスパブリッシング)を刊行したドイツオペラ研究の山崎太郎さんです(山崎浩太郎さんではありません!)。「ワーグナーのマニアもビギナーも黙らせる究極の入門書」と話題のこの著の筆者にワーグナーの深遠な森にいざなっていただきます。
 1週目は、序「ラインの黄金」、第1日「ワルキューレ」。2週目は、第2日「ジークフリート」、第3日「神々の黄昏」。この長大なオペラを堪能する快感を味わう、ワーグナーへの愛と知に満ちた8時間、たっぷりとお楽しみください。[出演:山崎太郎(ドイツオペラ研究)]

8月6日の曲目 13日の曲目 20日の曲目 27日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。