121chTHE CLASSIC

ウィークエンド・スペシャル


(日)16:00~22:00
再放送=(土)12:00~18:00
ウィークエンド・スペシャル
ウィークエンド・スペシャル
有馬純寿

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(左から)板倉康明さん、佐藤紀雄さん。差し入れに大学芋をいただきました!

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ウィリアム・クリスティ(中央)

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ヘルベルト・ブロムシュテット

ウィークエンド・スペシャル
バンベルク交響楽団
来日アーティスト情報や、話題の新人、いま旬を迎えているアーティストなどの紹介、海外から人気の音楽祭やオペラなどもお送りしてまいります。 

7月3日/追悼 冨田勲~トミタ・サウンドの秘密に迫る
 今年5月5日に84歳で亡くなった作曲家でシンセサイザー奏者の冨田勲さんを偲んで、特集をお送りします。ゲストに電子音楽や現代音楽の音響を手がけている音楽家・有馬純寿さんを迎え、冨田さんの劇伴音楽や、70年代初頭に日本人で初めて個人輸入したシンセサイザーにより再構築したクラシック音楽の、冨田勲ならではの創意を一つ一つ、紐解いていきます。どのようにあの「トミタ・サウンド」が作られていくか、未CD化音源のレコード『冨田勲の世界』を有馬さんの解説入りで聴いてみましょう。人並みはずれた「音響のソルフェージュ力」とも言える能力と、驚異的な根気強さで、未知の音世界を切り開いた冨田勲さんの功績をたどり、遺産「トミタ・サウンド」の秘密に迫る6時間です。有馬さんによる選盤の4枚のアルバム『惑星』(1976)、『バミューダ・トライアングル』(1978)、『ダフニスとクロエ』(1979)、『イーハトーヴ交響曲』(2012)をお送りします。【出演:有馬純寿(音楽家)、田中美登里】 
SUPER LEGEND 名盤チャンネル「冨田勲」特集

7月10 日/最先端の音楽を聴こう!サントリー芸術財団サマーフェスティバル2016
ゲスト:佐藤紀雄(ギタリスト、アンサンブル・ノマド音楽監督)、板倉康明(東京シンフォニエッタ音楽監督) インタビュー・ゲスト:細川俊夫(作曲家)

 8月22日から30日にかけて、東京・サントリーホールでは、20世紀の音楽や現代の作曲家による最新の作品を紹介するシリーズ・コンサート「サマーフェスティバル」が開催されます。この音楽祭は、1987年から毎夏開催され、世界初演・日本初演も多数、豪華な出演者の挑戦が見どころです。年毎に代わるプロデューサーが、多彩でチャレンジングな企画内容を発信する「ザ・プロデューサー・シリーズ」をはじめ、国内外の作曲家に作品を委嘱する「国際作曲委嘱シリーズ」、新進作曲家の登竜門ともいわれ、公開審査がユニークな「芥川作曲賞」など、多彩な内容が魅力です。10日のこの番組では、その「サントリーサマーフェスティバル2016」を余すところなくご紹介します。国内外で最先端の作品を演奏し続けてきた佐藤紀雄さんと、板倉康明さんの2人を迎え、それぞれが企画するコンサートのテーマとプログラムについて伺いました。ダジャレ満載!コンサートがますます楽しみになる、彼らのユーモア溢れる語り口調は必聴です!
 そして、「国際作曲委嘱シリーズ」、今年はフィンランド出身の女性作曲家カイヤ・サーリアホの作品を初演します。監修をされた、ヨーロッパ音楽界に広く名を知られる作曲家・細川俊夫さんにインタビュー。細川さんが語る、サーリアホの魅力とは?さらに、サントリーホール30周年記念国際作曲委嘱作品として演奏される武満徹の「ジェモー」もご紹介。番組を通して、今を生きる作曲家と演奏者が作り出す音楽と舞台芸術の新しい愉しみ方を提案します。

7月17日/バロックの花咲ける芸術~クリスティ&レザール・フロリサン来日記念
 バロック音楽のパイオニア、ウィリアム・クリスティとレザール・フロリサンが、今年10月13日に10年ぶりに来日公演を行います。彼らは17、18世紀の知られざる作品を積極的に取り上げ、古楽の復興に大きく貢献してきました。今回の来日では「イタリアの庭で~愛のアカデミア」というタイトルで、ヘンデル、モーツァルト、ヴィヴァルディ、ハイドン他によるイタリア語のオペラやオラトリオ、マドリガーレが演奏会形式で演奏されます。この放送では、バロック音楽に精通する音楽ライターの片桐卓也さんが、これまでのクリスティ&レザール・フロリサンの録音を選りすぐってご紹介。シャルパンティエの宗教曲「テ・デウム」と歌劇「メデ」、リュリの歌劇「アティス」、ラモーの歌劇「イポリートとアリシ」といったフランスの同時代作曲家たちの作品や、クリスティ自らがチェンバロとオルガンを弾き、ヒロ・クロサキと共演したヘンデルのヴァイオリン・ソナタ集、モーツァルトのミサ曲ハ短調ほか。バロック音楽を鮮やかに蘇らせたレザール・フロリサンの豊かな音楽世界をお楽しみください。【出演:片桐卓也】

7月24日・31日/ブロムシュテット&バンベルク交響楽団来日記念特集
創立70周年のバンベルク響/長老、ブロムシュテット

 創立70年を迎えたバンベルク交響楽団と89歳となるブロムシュテットが、この秋(10/29-11/5)来日します。バンベルク交響楽団は、1946 年に第二次大戦後避難民としてバイエルン州の古都バンベルクに移ってきたプラハ・ドイツ・フィルハーモニーの元メンバーやカールスバードやシュレジアからの音楽家たちによって結成されました。
 来日を記念して、1回目は『バンベルク交響楽団創立70周年記念ボックス』の、1987年から2014年までの比較的新しい録音から、85〜96年の首席指揮者ホルスト・シュタイン、ギュンター・ヴァント、クリストフ・エッシェンバッハ、名誉指揮者のブロムシュテット、2000年から首席指揮者のジョナサン・ノットといった名指揮者たちとの共演をお届けします。
 2回目は、ブロムシュテットの名演の録音を集めました。ブロムシュテットはアメリカ生まれのスウェーデン人で1954年にロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団で指揮者としてのキャリアをスタートさせました。N響からも熱い信頼を寄せられて日本での人気も高く、またオーケストラの資質を引き出して育て上げる指揮者として定評があります。2011年に80歳を超えてから、アーノンクールの代役としてウィーン・フィルと初共演したことでも話題となりました。ここでは、ブロムシュテットがじっくり育て上げたオーケストラ2つ。80年代半ばから90年代半ばまで首席指揮者を務めたサンフランシスコ響とのシューベルト交響曲「グレイト」、R.シュトラウスの交響詩、シベリウスの交響曲第3番と第5番と、90年台後半から2005年まで首席指揮者を務めたライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とのブルックナーの交響曲第5番、ベートーヴェンのミサ・ソレムニスをお送りします。【出演:山崎浩太郎】

7月3日の曲目 10日の曲目 17日の曲目 24日の曲目  31日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
ウィークエンド・スペシャル
ダニエル・バレンボイム
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公開インタビューの模様
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エリソ・ヴィルサラーゼ
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ウィリアム・シェイクスピア
6月5日/ダニエル・バレンボイム、ワーグナーを語る
 今年2月に日本クラシック史上初のブルックナー・チクルスのためにベルリン・シュターツカペレを率いて来日したマエストロ、ダニエル・バレンボイム。2月13日のコンサート本番の直後に、東京ドイツ文化会館ホールにて日本ワーグナー協会主催で行われたバレンボイム氏の公開インタビューの模様をお届けします。インタビュアーはミュージックバード、レギュラー出演の舩木篤也さん、テーマは「ワーグナー」。ワーグナーとの出会いから、バイロイト音楽祭の思い出、近年のワーグナー・オペラの演出、そしてバレンボイム氏からの意味深な質問も・・・!? 2人の貴重な対話をお楽しみください。バレンボイム指揮バイロイト祝祭管弦楽団によるワーグナーの楽劇『ワルキューレ』全曲とともにお届けします。【出演:舩木篤也、ダニエル・バレンボイムほか 協力:日本ワーグナー協会】

6月12日/エリソ・ヴィルサラーゼ ロシア・ピアニズムの継承
 魔女のように魅惑的な出で立ちのトビリシ生まれのエリソ・ヴィルサラーゼ。リヒテルをはじめとしたロシアの名匠と親交を結んだ彼女は、シューマン、ショパン、チャイコフスキーなどをレパートリーとする演奏者としてだけではなく、ロシア・ピアニズムを継承する教育者として重要な存在です。ボリス・ベレゾフスキーがその弟子であることでも知られています。ヴィルサラーゼは、近年たびたび来日して日本の聴衆にも強烈なインパクトを残してきました。今回は、リスナーからのリクエストにお応えして、ヴィルサラーゼの音楽に惚れ込み、インタビュー経験もある音楽ジャーナリストの伊熊よし子さんを迎えて、彼女の人柄、ピアニズムの魅力をたっぷりと紹介していただきます。【出演:伊熊よし子(音楽ジャーナリスト)】

6月19日・26日/シェイクスピア没後400年記念
~シェイクスピアを描く&シェイクスピアの時代

 ウィリアム・シェイクスピアは、1564年4月23日イングランドのストラットフォードで生まれ(4月26日が洗礼日)、1616年4月23日にその生涯を閉じました。四大悲劇「ハムレット」「マクベス」「オセロ」「リア王」をはじめ、「ロミオとジュリエット」「夏の夜の夢」「ヴェニスの商人」「ジュリアス・シーザー」などの傑作を残して、今日も観衆に親しまれ、世界中の芸術家に大きなインスピレーションを与え続けています。没後400年を記念して、シェイクスピアと音楽というテーマで2回にわたって特集をお送りします。【出演:田中美登里】

 第1回は、文豪シェイクスピアの作品を描いた作曲家たちの作品を取り上げます。(※シェイクスピア作品を題材に3作のオペラ「マクベス」「オテロ」「ファルスタッフ」を書いたのはご存知ヴェルディですが、今回はオペラ以外の管弦楽、器楽曲、歌曲に焦点を当てます。)
 「夏の夜の夢」(原題“A Midsummer Night’s Dream”)。この「ミッドサマー」とは、1年のうちで昼の長さ1番長い「夏至」(今年は6月21日)の時期で、放送日はちょうどこの時期にちなんでいます。ここではメンデルスゾーン劇付随音楽「夏の夜の夢」、ベルリオーズ、プロコフィエフ、チャイコフスキー、カバレフスキーといった多くの作曲家がインスピレーションを受けたの「ロメオとジュリエット」。さらには、ドヴォルジャークが序曲「オセロ」、ショスタコーヴィチは映画音楽「ハムレット」、アルフレッド・リードの「十二夜」、そしてベートーヴェンのピアノ・ソナタ「テンペスト」・・・。さらには、シェイクスピアの劇中の詩や、ソネットをもとに、シューベルト、ストラヴィンスキー、コルンゴルト、クィター、ヴォーン・ウィリアムスが作曲した歌曲の数々もご紹介します。
 イギリス、エリザベス1世統治(1558-1603)の頃、宮廷では音楽や踊りに乗せた演劇が流行し、その代表的な作家として名を馳せたのがシェイクスピアでした。これらの音楽を書いたのは、ウィリアム・バード、トマス・モーリー、ジョン・ダウランド、ロバート・ジョンソンといったイギリスのルネッサンス期の作曲家たちです。シェイクスピアの戯曲には、ト書きに音楽の挿入の指示があったり、台詞が韻を踏んでいたり、戯曲そのものが音楽と強く結びついています。また、シェイクスピアは音楽についてこのように戯曲の登場人物に語らせています。
—どれほど鈍く、堅く、凶暴なものも、音楽を聴いている時だけは性質が変わる。心に音楽を持たない人間、美しい調べにも心を動かされない人間は、謀反、陰謀、略奪にしか向いていない。そういう人間の心の動きは闇夜のように鈍く、感情はこの世と地獄の境のように暗い。そういう人間を信用してはいけない。お聴き、あの音楽。—『ヴェニスの商人』(松岡和子訳)より
第2回は、このように音楽とのつながりの深いシェイクスピアの戯曲の背景を、同時代の作曲家の作品とともに味わいます。イギリス、ルネサンス期のコンソート(合奏)、リュート、ヴァージナル、ヴィオラ・ダガンバ、合唱etc・・・をお楽しみください。

6月5日の曲目 12日の曲目 19日の曲目 26日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
ウィークエンド・スペシャル
ニコラウス・アーノンクール
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矢澤孝樹
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實川風
アーノンクール、その挑戦と冒険の軌跡をたどる
5月8日/第1回:発見の時代(1950~60年代)
5月15日/第2回:革命の時代(1970~80年代)
5月22日/第3回:超克の時代(1990年代~2015年) 
5月29日(16:00~21:00)/第4回:復権!シューベルトの交響曲:ニコラウス・アーノンクールに訊く(2015年10月4日の再放送)

 革新的な演奏で古楽の新しい世界を切り開いたニコラウス・アーノンクールが、3月5日に86歳で亡くなりました。昨年12月に引退表明をしてから3ヶ月のことでした。ウィークエンド・スペシャルでは、その功績を称えて4回にわたって追悼特集をお送りします。古楽演奏に造詣が深い音楽評論家、矢澤孝樹さんのご案内で、アーノンクールの演奏活動の軌跡をたどります。
矢澤孝樹さんFacebookより転載
さようなら、そしてありがとう、ニコラウス・アーノンクール。20世紀後半以降のクラシック演奏史を変えたのは、間違いなくあなただった。そしてあなたが音楽家として成し遂げたことは、単なる「古楽の復興」にとどまるものではない。それは、西欧の文化の根底にかかわる、とてつもない深さと射程をもった問いかけだった。その問いに、まだ世界は十分に応えられていない。だが、無数の音楽家が、それぞれの解をたずさえて、世界にコミットメントしている。僕たちは世界を飛び交うあなたのDNAを、キャッチしつづけ、考え続けなければならない。それこそがあなたへの最善の追悼なのだと信じつつ。

 第1回は「発見の時代 1950~60年代」。アーノンクールがチェロ奏者として活動した50年代、1953年に創設してから生涯続けることとなったウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの初期の録音、J.S.バッハ「音楽の捧げ物」、ブランデンブルク協奏曲、ミサ曲ロ短調ほかをお送りします。
 第2回は「革命の時代 1970~80年代」。70年代からヨーロッパの主要オペラハウスでモンテヴェルディやモーツァルト、そして近代曲まで幅広いオペラを指揮したアーノンクールの活動をたどり、ヴィヴァルディの協奏曲「四季」、J.シュトラウスの歌劇「こうもり」全曲ほかをお送りします。
 第3回は「超克の時代 1990年代~2015」。クラシック界の異端児から巨匠へと変貌していくアーノンクールのレパートリー、シューマン交響曲第4番、シュミットのオラトリオ「7つの封印の書」、バルトーク「弦楽のためのディヴェルティメント」、ブルックナー交響曲第5番、ベートーヴェン交響曲第5番ほかをお送りします。
 そして第4回は、昨年10月に放送した「復権! シューベルトの交響曲 ~ニコラウス・アーノンクールに訊く」を再放送します。昨夏、アーノンクール指揮ベルリン・フィルによるシューベルトのライヴ録音の集成『シューベルト・エディション』(8CD)が発売された折に、舩木篤也さんが雑誌『レコード芸術』8月号でニコラウス・アーノンクール氏に電話インタビューをしました。アーノンクールが遺した肉声メッセージを改めてお届けします。シューベルトの交響曲というと第7番、第8番が有名ですが、この番組では初期交響曲の「復権」として、第1番から第6番の交響曲の魅力に注目しました。ウィーン訛りのシューベルトの音楽をベルリン・フィルがどのように演奏したか。シューベルトのユーモアとはなにか。テンポや拍節の取り方、直筆譜の解釈など、シューベルト交響曲演奏の真髄に迫ります。※第4回は5月29日(日)16:00~21:00のみの放送となります。

5月29日(21:00~22:00)/大型新人ピアニスト、實川風デビュー
 2015年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール第3位に輝いた若きピアニスト、實川風(じつかわかおる)にインタビュー。真摯で虚飾を排した王道のピアニズムはどのような生活から生まれてくるのか。人より一歩抜きんでるためには何が必要なのか。競争の激しいピアノ界で生きていく心意気に迫ります。【ゲスト:實川風、 聞き手:田中美登里】

5月8日の曲目 15日の曲目 22日の曲目 29日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。