121chTHE CLASSIC【Premium】

ウィークエンド・スペシャル


(日)20:00~24:00
再放送=(土)12:00~16:00
ウィークエンド・スペシャル
カニサレス
WORLD LIVE SELECTION
テオドール・クルレンツィス

WORLD LIVE SELECTION

WORLD LIVE SELECTION
オペラ「皇帝ティートの慈悲」

ウィークエンド・スペシャル
(左から)片山杜秀、野平一郎、野平多美

ウィークエンド・スペシャル
モーリス・オアナ
来日アーティスト情報や、話題の新人、いま旬を迎えているアーティストなどの紹介、海外から人気の音楽祭やオペラなどもお送りしてまいります。 

7月22日/現代フラメンコ・ギターの最高峰、カニサレス
 フラメンコ・ギターの最高峰カニサレスが、この9月、3年ぶりに来日します。今回はセカンド・ギタリスト、バイレ(踊り)2名、カンテ(歌)が加わったクインテット編成のフラメンコ・ユニットでの来日です。フラメンコ・ギタリストとして革新的な仕事を残したパコ・デ・ルシアのバンドのメンバーとして長年共演してきたカニサレスは、現在、パコに続く次世代のフラメンコのスーパースターとしてだけではなく、クラシックにも精通したギタリストとして評価を得ています。2011年にはマドリード王立劇場でサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と「アランフエス協奏曲」を共演しています。ここでは、カニサレスによるクラシック作品のギター・ソロ編曲作品としてファリャ「恋は魔術師」、アルベニス「イベリア」。カニサレスのフラメンコ・アルバム『イマンとルナの夜』、そして、最新作のソロ(多重録音)アルバム『洞窟の神話』をお送りします。フラメンコのリズムと魂の叫び、驚異的なテクニックをご堪能ください。[出演:山崎浩太郎]

7月29日/ザルツブルク音楽祭2017アンコール①~ 衝撃!鬼才クルレンツィスの「皇帝ティートの慈悲」前後篇
 7月29日、8月4日&5日はザルツブルク音楽祭2017をアンコール放送します。29日はまず昨年の開幕を飾ったモーツァルトのオペラ「皇帝ティートの慈悲」。ギリシャ出身の鬼才テオドール・クルレンツィスが手兵ムジカエテルナを率いて、ピーター・セラーズの演出により、テロと報復の繰り返される現代への警鐘として上演し、衝撃的なザルツブルク・デビューを果たしました。新星マリアンヌ・クレバッサ(Ms)がセストを鮮烈に演じ、要所要所に黒人歌手を配した舞台です。クルレンツィスは2019年2月の来日が待望されていますね。

7月8日/特別対談 野平一郎×片山杜秀
サントリーホール サマーフェスティバル2018 プロデューサー野平一郎氏に訊く~新作オペラ「亡命」とフランス音楽回顧展

 「サントリーホール サマーフェスティバル2018」ザ・プロデューサー・シリーズ「野平一郎がひらく」に注目します。今年のプロデューサー、ピアニスト、指揮者、作曲家の野平一郎さんに、昨年の同シリーズのプロデューサーを務めた片山杜秀さんがお話を伺います。原作台本・野平多美さんとの共同作品新作オペラ「亡命」は一体どのような作品なのでしょうか?期待が高まります。また、「フランス音楽回顧展」と題された2日間のコンサートでは、ブーレーズ「プリ・スロン・プリ」他、フィリップ・ユレル、トリスタン・ミュライユ、ラファエル・センド、フィリップ・マヌリの日本初演作品が演奏される予定です。野平一郎さんのルーツである現代フランス音楽の出発点、そして現在をたっぷりと語っていただきます。[出演:野平一郎(ピアニスト、指揮者、作曲家)、野平多美(作曲家、音楽評論家)、片山杜秀(政治思想史、音楽評論家)]

7月15日/ヨーロッパのバルコニー~モーリス・オアナを聴く
 モーリス・オアナをご存知ですか? オアナは1913年モロッコのカサブランカ生まれ、フランスで活動した作曲家です。近年、「移民」「亡命」といったキーワードが注目されるなか、ここでは政治的亡命とはまた違ったかたちで生まれた国を離れて活動した作曲家に着目します。ジブラルタル(イギリス国籍)のユダヤ人(セファルディ)の父と、スペインのアンダルシア地方出身の母を持つオアナは、フラメンコのカンテ・ホンドや北アフリカの音楽を聴いて育ったそうです。彼は、自分の国籍についてよりも文化や土地の影響を語ることを好み、自分のルーツを「ヨーロッパのバルコニー」と呼んだそうです。14歳でフランスに渡り、音楽的ルーツを探求しながら現代的な音楽語法と表現を獲得していく様子を辿っていきます。フラメンコの影響が色濃いギター・ソロ「ティエントス」、ギター協奏曲「3つのグラフィック」、フェデリコ・ガルシア・ロルカの詩をもとにしたオラトリオ「イグナシオ・サンチェス・メヒーアスへの哀歌」、エリザベト・ホイナツカのために書いたチェンバロ作品、ジャン=クロード・ペヌティエが弾くピアノ協奏曲などをお送りします。

7月8日の曲目 15日の曲目 22日の曲目 29日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
ウィークエンド・スペシャル
笠松泰洋(左)、宮下奈都(右)


シャルル・フランソワ・グノー




6月3日/映画『羊と鋼の森』公開記念アンコール
『羊と鋼の森』~言葉で音楽を表すこと、音楽で言葉を表すこと
(3日22:20~24:00、再=9日14:20~16:00)
 2016年に本屋大賞を受賞した『羊と鋼の森』が映画化され、6月8日に公開となります。「ウィークエンド・スペシャル」では2016年に、著者、宮下奈都さんと作曲家の笠松泰洋さんをスタジオに迎え、調律師の成長する姿を描いたこの小説をめぐってお話いただきました。ここではその短縮再放送をお送りします。ピアノの繊細で優しい音、心を打つ美しい言葉に耳を傾けるひとときをお楽しみください。(出演:宮下奈都(作家)笠松泰洋(作曲家)田中美登里)

6月10日・17日/グノー生誕200年記念特集
① 代表作をあつめて ②オペラ「ファウスト」

 今年生誕200年の作曲家グノー(1818–1893)の特集をお送りします。優雅で親しみやすい彼の作品は今日も広く愛されています。
1週目、まずはヒッチコックのテレビシリーズのテーマ曲に使われた管弦楽曲「操り人形の葬送行進曲」、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」第1巻第1曲前奏曲に旋律を乗せた「アヴェ・マリア」といった誰もが知るクラシックの名曲を。そして交響曲、歌曲、荘厳ミサ、レクイエムなど代表曲を集めました。パリで教会の聖歌隊楽長とオルガニストをつとめ、イングランドの王立合唱協会で首席指揮者をつとめた経験が、彼の多彩な声楽作品や合唱作品を生みました。
 第2週、グノーの200回目の誕生日にお送りするのは、グノーの傑作オペラ「ファウスト」全曲とオペラ「ロメオとジュリエット」抜粋です。「ファウスト」は、タイトル・ロールにテノールのピョートル・ベチャワ、ベルトラン・ド・ビリー指揮ウィーン国立劇場管弦楽団の演奏で。「ロメオとジュリエット」は、ロメオ役にテノールのプラシド・ドミンゴ、ジュリエット役にソプラノのルース・アン=スウェンソン、レナード・スラットキン指揮ミュンヘン放送管弦楽団でお送りします。(ご案内:山崎浩太郎)

6月24日・7月1日/演奏史譚1968
① 「プラハの春」のための音楽 ②この年の名盤から

 ベトナム反戦運動の激化、キング牧師暗殺、ロバート・ケネディ暗殺、「五月革命」、「プラハの春」、世界で様々な事件が起こった1968年から、今年で50年が経ちます。この時代の社会や政治の動きと文化の結びつきについて、映画、演劇、文学などの分野では度々再考されてきました。では、クラシック音楽においては何が起きていたのでしょうか? 演奏史譚の山崎浩太郎さんが「演奏史譚1968」を2回にわたって語り、関連音源を紹介します。
 1週目は「プラハの春」のための音楽に焦点を当てます。「プラハの春」と呼ばれる自由化運動の名前は、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団創立50周年にあたる1946年から毎年開催されている「プラハの春音楽祭」から取られました。この音楽祭はスメタナの命日5月12日に彼の代表作「わが祖国」の演奏で開幕し、ベートーヴェンの第9で幕を閉じます。ここではまず1968年5月12日まさに「プラハの春」真っ盛りのなか演奏されたアンチェル指揮チェコ・フィルによるスメタナ「わが祖国」をお聞きいただきます。ソ連軍がプラハに侵攻してこの自由化運動を叩き壊した1968年8月20日の翌日、奇しくもロンドンで演奏されたのはロストロポーヴィチとスヴェトラーノフ指揮ソビエト国立交響楽団によるドヴォルジャークのチェロ協奏曲でした。その録音には客席からのシュプレヒコールが聴こえてきます。
 2週目は1968年の名盤からお送りします。「五月革命」はパリが震源地となり、学生や労働者の運動が世界に波及していきます。パリのクラシック界において、1967年にパリ管弦楽団が設立されて、より近代的なオーケストラのシステムが目指されていました。ここでは初代指揮者ミュンシュとパリ管によるブラームス交響曲第1番1968年1月に録音された名盤をお聞きいただきます。また、カーネギー・ホールでのコンサートをテレビ放送したものの録音「ホロヴィッツ・オン・テレヴィジョン」もこの時代の象徴的なディスクです。「熱血と挫折」の1968年の熱き録音をお楽しみください。(ご案内:山崎浩太郎)

6月3日の曲目 10日の曲目 17日の曲目 24日の曲目 7月1日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
ウィークエンド・スペシャル
ジョアキーノ・ロッシーニ
ウィークエンド・スペシャル
アルベルト・ゼッダ
ウィークエンド・スペシャル
ジョージ・セル



ウィークエンド・スペシャル
エドワード・エルガー

ウィークエンド・スペシャル
水越健一

5月6日/ロッシーニ・ルネサンスの立役者、アルベルト・ゼッダ
 生前地元イタリアで人気が高く、現在盛んに演奏されているロッシーニのオペラ作品ですが、作曲家本人の死の後しばらく、つまり19世紀のロッシーニはいわば忘れられた作曲家に留まっていたそうです。そうした状況から「ロッシーニ・ルネサンス」という再評価の高まりを見せたのが1970年代でした。この回では、その立役者の一人となったイタリアの指揮者、イタリア・オペラの研究者であるアルベルト・ゼッダ(1928–2017)を特集します。ゼッダはロッシーニの生誕地ペーザロで「ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル」を創設し、長きにわたって音楽監督を務め、多くの名歌手を世に出してきました。日本のファンも多く2016年12月には日本で米寿コンサートを開催しましたが、昨年3月6日、惜しくも89歳で亡くなりました。今年没後150年のロッシーニ。ゼッダの録音でお聴きいただきます。(出演:山崎浩太郎)

5月13日・20日/創立100周年、クリーヴランド管弦樂団の名盤はこれだ!
① ジョージ・セルの時代  ② ピエール・ブーレーズほか

 今年創立100周年、6月にはフランツ・ウェルザー=メストとともに来日公演が予定されているクリーヴランド管弦楽団。事前にみなさまからいただいたクリーヴランド管弦楽団名盤投票の結果をもとに、番組を制作して2週にわたってお送りします。(投票結果はこちら
 第1週はジョージ・セルの録音を集めました。ジョージ・セルは1946年から彼が亡くなる1970年まで、クリーヴランド管弦楽団とともに過ごし、この楽団の躍進に多大な役割を果たしました。人気のドヴォルジャーク交響曲第8番(1970年録音)、巨匠ロストロポーヴィチとオイストラフとの共演によるブラームス「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」他、日本の聴衆にとって特別の『ライヴ・イン東京1970』よりお送りします。
 第2週は今回の名盤投票でダントツ1位を獲得したピエール・ブーレーズ指揮によるストラヴィンスキー「春の祭典」(1969年録音)を中心に、投票上位に入ったセル以降の歴代の指揮者たちの録音を集めました。クリストフ・フォン・ドホナーニのブラームス交響曲第1番、リッカルド・シャイー「春の祭典」、マイケル・ティルソン・トーマスのオルフ「カルミナ・ブラーナ」他。マゼールは残念ながら票が割れてしまったようです。詳細はいただきました熱いメッセージとともに番組内でご紹介しますので、どうぞお楽しみに。たくさんのご投票どうもありがとうございました。(出演:山崎浩太郎)
クリーヴランド管弦樂団 創立100周年ツアー

5月27日/愛の音楽家エドワード・エルガー~最高傑作オラトリオ「ゲロンティアスの夢」解説
 エルガーといえば「愛の挨拶」、「威風堂々」、そして他には・・・? 意外とまとめて聴く機会は少ないかもしれないエルガー作品ですが、エルガーの最高傑作の一つとも言われているオラトリオ「ゲロンティアスの夢」がこの7月にジョナサン・ノット指揮東京交響楽団によって上演されるのを機に、エルガー作品の魅力に迫ります。スタジオには日本エルガー協会代表の水越健一さんをお迎えしました。エルガーの生涯と代表作をご紹介いただくほか、「使徒たち」に使われているユダヤ教の儀式の4つのメロディーをユダヤ教の角笛「ショーファー」で実演、またオラトリオ「ゲロンティアスの夢」を12という数字で読み解いていただきます。エルガー愛に溢れる4時間をお楽しみください。
エルガー/オラトリオ「ゲロンティアスの夢」公演

5月6日の曲目 13日の曲目 20日の曲目 27日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。