121chTHE CLASSIC

ウィークエンド・スペシャル


(日)19:00~23:00 
再放送=(土)12:00~16:00
ウィークエンド・スペシャル
林望



林望
プラシド・ドミンゴ(左) ルネ・フレミング(右)
来日アーティスト情報や、話題の新人、いま旬を迎えているアーティストなどの紹介、海外から人気の音楽祭やオペラなどもお送りしてまいります。 

12月4日/夏目漱石没後100年記念~リンボウ先生が読む『夢十夜』(『源氏』も『平家』も)
 12月1週目のゲストは“リンボウ先生”こと作家の林望さん。国文学者でもある彼は近年古典文学の現代語訳に取り組み、『謹訳 源氏物語』全十巻を3年前に上梓したのに続いて、このたび『謹訳 平家物語』全四巻を完結。どちらも語りの文学であることに注目した現代語訳は自身で音読しながらの執筆でした。このたびは、今年没後100年、来年は生誕150年に当たる小説家、夏目漱石作『夢十夜』の朗読をお届けします。「こんな夢を見た~」で始まる十のお話を、リンボウ先生のベルベット・ボイスでお楽しみください。歌うように読む朗読から、文章の持つ音楽が聞こえてきます。(ゲスト:林望(作家、国文学者) 聞き手:田中美登里)

12月11日/カテドラルに響く歌声 
 クリスマス前の「待降節」、キリスト教ではイエスの降誕を待つ大切な期間であり、もうすぐやってくる一年の終わりの最も大事な行事クリスマスを待つ、喜びに溢れる期間です。ここでは待降節に歌われるグレゴリオ聖歌ほか、ギョーム・ド・マショー「ノートルダム・ミサ」、ジョスカン・デ・プレのモテット集、パレストリーナの「教皇マルチェルスのミサ」といった中世~ルネサンスの代表的な作曲家の作品を集めました。ヒリヤード・アンサンブル、ア・セイ・ボーチ、タリス・スコラーズの美しい歌声でお聴きいただきます。(ご案内:小山ジャネット愛子)

12月18日/スーパースター、ドミンゴ来日!
~デビュー50周年&リサイタル日本デビュー30周年記念

 来年3月13日、スーパースター、テノールのプラシド・ドミンゴが、世界的なソプラノ歌手ルネ・フレミングと来日し、東京国際フォーラムで一夜だけのコンサートを開きます。2017年はドミンゴのデビュー50周年であるばかりではなく、日本でのリサイタル・デビューから30周年という特別な年です。そこで、最近ロサンゼルスでドミンゴのインタビューをしてきたばかりの伊熊よし子さんをスタジオにお迎えし、50年間第一線で歌い続ける秘訣はどこにあるのか、またテノールからバリトンに声域を変えてますます表現の幅を広げる、75歳のドミンゴの最新の様子をお聞きします。後半はオペラ・アリア集、3大テノールの競演、クリスマス・ソングのディスクをお送りします。(ゲスト:伊熊よし子(音楽ジャーナリスト) 聞き手:田中美登里)

12月4日の曲目 11日の曲目 18日の曲目 25日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
ウィークエンド・スペシャル
ウィークエンド・スペシャル

ウィークエンド・スペシャル
大塚直哉

ウィークエンド・スペシャル
ジルバーマンピアノを弾く武久源造

【お詫び】
11月20日(日)19時から放送しました「ウィークエンド・スペシャル~クラヴィーアの旅」において、一部お聞き苦しい箇所がありました。心からお詫びいたします。再放送は11月26日(土)12時からです。こちらでお楽しみください。
11月6日・11月13日/東方の激動~ハンガリー動乱60周年
(1)フィルハーモニア・フンガリカ&(2)ケルテスとシフラ 
 ソ連の権威と支配に対してハンガリー人民共和国の民衆が起こした蜂起、ハンガリー動乱。1956年10月23日ブタペストでの学生デモを発端に激しい攻防が起こり、翌年まで散発的なストライキが続き、ハンガリーからの難民は20万人にものぼったと言われています。難民には音楽家も含まれていました。この時期にハンガリーから西側に亡命した音楽家たちを2週にわたってお送りします。
 1週目にお送りするフィルハーモニア・フンガリカは、ドイツに亡命したハンガリー人音楽家たちが結集してウィーンで1957年に設立されたオーケストラです。ハンガリー人指揮者アンタル・ドラティに率いられ世界初のハイドン交響曲全集やコダーイ管弦楽全集といった意欲的なレコーディングに取り組みました。ここでは、コダーイ、バルトーク、そしてハイドンの交響曲をお送りします。
 2週目にお送りするのは、同じくこの時期に亡命した指揮者イシュトヴァン・ケルテスとピアニスト、ジョルジュ・シフラ。ケルテスはリスト音楽院でコダーイに学び、亡命後はロンドン交響楽団の首席指揮者として活躍、バンベルク交響楽団首席指揮者の就任も決まっていたところ1973年不慮の事故で43歳に惜しくも亡くなりました。ここでは1960年バンベルク交響楽団との名演をお送りします。ブタペストのロマ系出身のジョルジュ・シフラは、ハンガリー動乱を機に西欧公演旅行に出発してフランスに住まいを移したヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。時代の荒波の中で過酷に生き抜いた音楽家たちの力強い録音をお聴きください。(出演:山崎浩太郎)

11月20日/クラヴィーアの旅 
第1部:先人たちのタッチとテクニック 出演:大塚直哉(鍵盤楽器奏者) 
第2部:バッハの錬金術 ゲスト:武久源造(鍵盤楽器奏者)

 バロックから古典派の数々の種類の鍵盤楽器を弾き分ける2人の鍵盤楽器奏者が登場!
 第1部(3時間)は、ソリストとして、「バッハ・コレギウム・ジャパン」などのアンサンブルの通奏低音奏者としても活躍する大塚直哉さんによる「クラヴィーアの旅」。東京藝術大学音楽学部准教授として教鞭をとり、若い演奏家のためのワークショップやコンサートのプロデュースにも精力的に携わる大塚さんに、現代に蘇る様々な鍵盤楽器の音色、楽器の特徴や演奏習慣などを案内していただきます。
 第2部(1時間)は、様々な時代の鍵盤楽器を縦横に操る才人、武久源造さんのスタジオを訪問。新録音「バッハ:ヴィオランダ・ガンバ・ソナタ」をめぐる考察と実践を語ります。彼の新譜はイギリス古楽界の第一人者として活躍するヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、市瀬礼子さんと共演したバッハのヴォオラ・ダ・ガンバ・ソナタ全3曲。詳細なバッハ研究を続ける彼は、3曲のうち第1番はジャーマン・チェンバロで、あとの2曲をジルバーマン・ピアノ(フォルテピアノ)で録音しました。楽譜が内包する音楽の表現を最大限に発揮するために彼が考えたこととは。2つの楽器を聞き比べながらバッハ演奏の新風を感じてください。

11月27日/時空を超えるギター音楽~その歩みと名曲 
出演:朝川博(編集者/ライター)

 出演は『ギター音楽リスナーズ・バイブル』(アルテスパブリッシング社)の著者、朝川博さんが送るギター音楽特集。音楽之友社で雑誌『レコード芸術』編集主任、『音楽の友』編集長を務め、長年日本の音楽業界の一線で活躍し、数々の巨匠のインタビュー経験をお持ちの朝川さんに、普段まとめて聴く機会の少ない、ギター音楽の歩みと名曲をご紹介頂きます。ルネサンス、バロック、スペインのギター音楽黄金時代、ロマン派、中南米諸国のギター旋風、セゴビアの委嘱作品、前衛志向の作品まで、歴史に沿って色とりどりのギターの音色をお楽しみ頂きます。
【プレゼント】
朝川博著『ギター音楽リスナーズ・バイブル』(アルテスパブリッシング社)を抽選で2名の方にプレゼントします。
<応募方法>
 ①郵便番号・ご住所 ②お名前 ③年齢 ④番組への感想
 を明記の上、下記アドレスまでご応募ください。
 classic@musicbird.co.jp
 件名「ギター音楽リスナーズ・バイブル」係まで。
 締め切りは12月8日必着。
 発表は発送をもって代えさせていただきます。

11月6日の曲目 13日の曲目 20日の曲目 27日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
ウィークエンド・スペシャル
(左から)高橋悠治、青柳いづみこ
ウィークエンド・スペシャル
シモーネ・ヤング
ウィークエンド・スペシャル
クリスティアン・ティーレマン
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井上道義
ウィークエンド・スペシャル
パーヴォ・ヤルヴィ
ウィークエンド・スペシャル
アンドレア・バッティストーニ
10月2日/青柳いづみこと高橋悠治のドビュッシー談義~ドビュッシーをめぐる新しい潮流〈1916年〉
 2018年のドビュッシー没後100周年へのカウントダウンとして10月15日にHAKUJU HALLで行われるコンサート「ドビュッシーをめぐる新しい潮流〈1916年〉」。その共演者の2人をゲストに迎えます。ドビュッシー演奏/研究のパイオニアである青柳いづみこさんと、30年余りドビュッシー演奏を封印していた高橋悠治さん。全く異なるタイプのピアニストである2人の接点とはいかに? 2人の批評眼と演奏によって没後100年を迎えるドビュッシーに刺激的な視点が与えられます。この秋発売される新譜『大田黒元雄のピアノ―100年の余韻』(青柳いづみこ、高橋悠治)もいち早くご紹介します。【出演:青柳いづみこ(ピアニスト、文筆家)高橋悠治(作曲家、ピアニスト)田中美登里】

10月9日/孤島の美女と水底の黄金~「ナクソス島のアリアドネ」&「ラインの黄金」の楽しみかた
 この秋日本で上演される2つのオペラに注目してその楽しみ方をご紹介します。R.シュトラウスのオペラ「ナクソス島のアリアドネ」は2種類の上演があります。スヴェン=エリック・ベヒトルフの演出、マレク・ヤノフスキ指揮ウィーン国立劇場(2016/10/25、28、30、東京文化会館)。そしてカロリーネ・グルーバー演出、シモーネ・ヤング指揮東京交響楽団、ライプツィヒ歌劇場と東京二期会オペラ劇場との提携公演(2016/11/23、24、26、27日生劇場)。この作品は、前半のプロローグでオペラ開幕までのすったもんだが表されて、後半で劇中のオペラ・セリアが上演されます。喜劇と悲劇の入れ子構造を持ったこの作品が、今回それぞれどのような演出で上演されるのでしょうか? 放送ではゼバスティアン・ヴァイグレ指揮フランクフルト歌劇場管弦楽団の名盤をお楽しみいただきます。もう1つの注目は、ザルツブルク・イースター音楽祭in JAPAN ワーグナーの楽劇「ラインの黄金」(2016/11/18、20サントリーホール)。カラヤンが1967年に創設した音楽祭がサントリーホールで7日間繰り広げられます。その目玉としてカラヤンの継承者クリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデンによって演奏される「ラインの黄金」。権力と野心の物語が現在どのように響くでしょうか? ここではマレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団によるディスクをお聴きいただきます。【出演:山崎浩太郎】

10月16日/音楽の修羅場
 指揮者の井上道義さんがこのほどわが国の音楽文化の発展、向上に尽くして来た人をたたえ励ます東燃ゼネラル音楽賞を受賞しました。井上さんといえば2014年大阪フィルの首席指揮者に就任直後、咽頭癌を公表し、一時治療に専念しましたが、見事復帰。以前にもましてコンサートに、オペラに精力的な活動を繰り広げています。様々な修羅場を潜り抜けてきた音楽家の胸に今去来するものとは。スタジオにお招きし、強い思い入れを持つショスタコーヴィチを始め、オーケストラとの付き合い、この夏のフランス・ツァーのことなど、彼の演奏と共にお届けします。【出演:井上道義(指揮者)、田中美登里】

10月23日・30日/西から来た指揮者たち~日本で活躍する外国人シェフ
 日本のオーケストラ誕生から約1世紀。近年、日本のオーケストラの技術が上がり、交通も発達し、多くの外国人指揮者たちが腰を据えて活躍しています。2回にわたって日本のオケで活躍する外国人指揮者たちをまとめてご紹介します。第1週は、特に最近首席指揮者、常任指揮者として日本のオーケストラで中心的な役割を果たす指揮者たち、パーヴォ・ヤルヴィ(NHK交響楽団首席指揮者)、シルヴァン・カンブルラン(読売日本交響楽団常任指揮者)、ピエタリ・インキネン(日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者)の活躍を紹介します。第2週は、アンドレア・バッティストーニ(東京フィルハーモニー首席客演指揮者)、ヤクブ・フルシャ(東京都交響楽団プリンシパル・ゲスト・コンダクター)といった若手指揮者、そしてパスカル・ヴェロ(仙台フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者)、マックス・ポンマー(札幌交響楽団首席指揮者)といった地方オーケストラを振るベテラン指揮者を紹介します。日本のオーケストラと親密な関係を築き、新たな音楽性やレパートリーを加える彼らの活躍と国際交流に、今、注目です。【出演:山崎浩太郎】

10月2日の曲目 9日の曲目 16日の曲目 23日の曲目 30日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。