121chTHE CLASSIC

ウィークエンド・スペシャル


(日)16:00~22:00
再放送=(土)12:00~18:00
ウィークエンド・スペシャル
ダニエル・バレンボイム
ウィークエンド・スペシャル
公開インタビューの模様
ウィークエンド・スペシャル
エリソ・ヴィルサラーゼ
ウィークエンド・スペシャル
ウィリアム・シェイクスピア
来日アーティスト情報や、話題の新人、いま旬を迎えているアーティストなどの紹介、海外から人気の音楽祭やオペラなどもお送りしてまいります。 

6月5日/ダニエル・バレンボイム、ワーグナーを語る
 今年2月に日本クラシック史上初のブルックナー・チクルスのためにベルリン・シュターツカペレを率いて来日したマエストロ、ダニエル・バレンボイム。2月13日のコンサート本番の直後に、東京ドイツ文化会館ホールにて日本ワーグナー協会主催で行われたバレンボイム氏の公開インタビューの模様をお届けします。インタビュアーはミュージックバード、レギュラー出演の舩木篤也さん、テーマは「ワーグナー」。ワーグナーとの出会いから、バイロイト音楽祭の思い出、近年のワーグナー・オペラの演出、そしてバレンボイム氏からの意味深な質問も・・・!? 2人の貴重な対話をお楽しみください。バレンボイム指揮バイロイト祝祭管弦楽団によるワーグナーの楽劇『ワルキューレ』全曲とともにお届けします。【出演:舩木篤也、ダニエル・バレンボイムほか 協力:日本ワーグナー協会】

6月12日/エリソ・ヴィルサラーゼ ロシア・ピアニズムの継承
 魔女のように魅惑的な出で立ちのトビリシ生まれのエリソ・ヴィルサラーゼ。リヒテルをはじめとしたロシアの名匠と親交を結んだ彼女は、シューマン、ショパン、チャイコフスキーなどをレパートリーとする演奏者としてだけではなく、ロシア・ピアニズムを継承する教育者として重要な存在です。ボリス・ベレゾフスキーがその弟子であることでも知られています。ヴィルサラーゼは、近年たびたび来日して日本の聴衆にも強烈なインパクトを残してきました。今回は、リスナーからのリクエストにお応えして、ヴィルサラーゼの音楽に惚れ込み、インタビュー経験もある音楽ジャーナリストの伊熊よし子さんを迎えて、彼女の人柄、ピアニズムの魅力をたっぷりと紹介していただきます。【出演:伊熊よし子(音楽ジャーナリスト)】

6月19日・26日/シェイクスピア没後400年記念
~シェイクスピアを描く&シェイクスピアの時代

 ウィリアム・シェイクスピアは、1564年4月23日イングランドのストラットフォードで生まれ(4月26日が洗礼日)、1616年4月23日にその生涯を閉じました。四大悲劇「ハムレット」「マクベス」「オセロ」「リア王」をはじめ、「ロミオとジュリエット」「夏の夜の夢」「ヴェニスの商人」「ジュリアス・シーザー」などの傑作を残して、今日も観衆に親しまれ、世界中の芸術家に大きなインスピレーションを与え続けています。没後400年を記念して、シェイクスピアと音楽というテーマで2回にわたって特集をお送りします。【出演:田中美登里】

 第1回は、文豪シェイクスピアの作品を描いた作曲家たちの作品を取り上げます。(※シェイクスピア作品を題材に3作のオペラ「マクベス」「オテロ」「ファルスタッフ」を書いたのはご存知ヴェルディですが、今回はオペラ以外の管弦楽、器楽曲、歌曲に焦点を当てます。)
 「夏の夜の夢」(原題“A Midsummer Night’s Dream”)。この「ミッドサマー」とは、1年のうちで昼の長さ1番長い「夏至」(今年は6月21日)の時期で、放送日はちょうどこの時期にちなんでいます。ここではメンデルスゾーン劇付随音楽「夏の夜の夢」、ベルリオーズ、プロコフィエフ、チャイコフスキー、カバレフスキーといった多くの作曲家がインスピレーションを受けたの「ロメオとジュリエット」。さらには、ドヴォルジャークが序曲「オセロ」、ショスタコーヴィチは映画音楽「ハムレット」、アルフレッド・リードの「十二夜」、そしてベートーヴェンのピアノ・ソナタ「テンペスト」・・・。さらには、シェイクスピアの劇中の詩や、ソネットをもとに、シューベルト、ストラヴィンスキー、コルンゴルト、クィター、ヴォーン・ウィリアムスが作曲した歌曲の数々もご紹介します。
 イギリス、エリザベス1世統治(1558-1603)の頃、宮廷では音楽や踊りに乗せた演劇が流行し、その代表的な作家として名を馳せたのがシェイクスピアでした。これらの音楽を書いたのは、ウィリアム・バード、トマス・モーリー、ジョン・ダウランド、ロバート・ジョンソンといったイギリスのルネッサンス期の作曲家たちです。シェイクスピアの戯曲には、ト書きに音楽の挿入の指示があったり、台詞が韻を踏んでいたり、戯曲そのものが音楽と強く結びついています。また、シェイクスピアは音楽についてこのように戯曲の登場人物に語らせています。
—どれほど鈍く、堅く、凶暴なものも、音楽を聴いている時だけは性質が変わる。心に音楽を持たない人間、美しい調べにも心を動かされない人間は、謀反、陰謀、略奪にしか向いていない。そういう人間の心の動きは闇夜のように鈍く、感情はこの世と地獄の境のように暗い。そういう人間を信用してはいけない。お聴き、あの音楽。—『ヴェニスの商人』(松岡和子訳)より
第2回は、このように音楽とのつながりの深いシェイクスピアの戯曲の背景を、同時代の作曲家の作品とともに味わいます。イギリス、ルネサンス期のコンソート(合奏)、リュート、ヴァージナル、ヴィオラ・ダガンバ、合唱etc・・・をお楽しみください。

6月5日の曲目 12日の曲目 19日の曲目 26日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
ウィークエンド・スペシャル
ニコラウス・アーノンクール
ウィークエンド・スペシャル
矢澤孝樹
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ウィークエンド・スペシャル
實川風
アーノンクール、その挑戦と冒険の軌跡をたどる
5月8日/第1回:発見の時代(1950~60年代)
5月15日/第2回:革命の時代(1970~80年代)
5月22日/第3回:超克の時代(1990年代~2015年) 
5月29日(16:00~21:00)/第4回:復権!シューベルトの交響曲:ニコラウス・アーノンクールに訊く(2015年10月4日の再放送)

 革新的な演奏で古楽の新しい世界を切り開いたニコラウス・アーノンクールが、3月5日に86歳で亡くなりました。昨年12月に引退表明をしてから3ヶ月のことでした。ウィークエンド・スペシャルでは、その功績を称えて4回にわたって追悼特集をお送りします。古楽演奏に造詣が深い音楽評論家、矢澤孝樹さんのご案内で、アーノンクールの演奏活動の軌跡をたどります。
矢澤孝樹さんFacebookより転載
さようなら、そしてありがとう、ニコラウス・アーノンクール。20世紀後半以降のクラシック演奏史を変えたのは、間違いなくあなただった。そしてあなたが音楽家として成し遂げたことは、単なる「古楽の復興」にとどまるものではない。それは、西欧の文化の根底にかかわる、とてつもない深さと射程をもった問いかけだった。その問いに、まだ世界は十分に応えられていない。だが、無数の音楽家が、それぞれの解をたずさえて、世界にコミットメントしている。僕たちは世界を飛び交うあなたのDNAを、キャッチしつづけ、考え続けなければならない。それこそがあなたへの最善の追悼なのだと信じつつ。

 第1回は「発見の時代 1950~60年代」。アーノンクールがチェロ奏者として活動した50年代、1953年に創設してから生涯続けることとなったウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの初期の録音、J.S.バッハ「音楽の捧げ物」、ブランデンブルク協奏曲、ミサ曲ロ短調ほかをお送りします。
 第2回は「革命の時代 1970~80年代」。70年代からヨーロッパの主要オペラハウスでモンテヴェルディやモーツァルト、そして近代曲まで幅広いオペラを指揮したアーノンクールの活動をたどり、ヴィヴァルディの協奏曲「四季」、J.シュトラウスの歌劇「こうもり」全曲ほかをお送りします。
 第3回は「超克の時代 1990年代~2015」。クラシック界の異端児から巨匠へと変貌していくアーノンクールのレパートリー、シューマン交響曲第4番、シュミットのオラトリオ「7つの封印の書」、バルトーク「弦楽のためのディヴェルティメント」、ブルックナー交響曲第5番、ベートーヴェン交響曲第5番ほかをお送りします。
 そして第4回は、昨年10月に放送した「復権! シューベルトの交響曲 ~ニコラウス・アーノンクールに訊く」を再放送します。昨夏、アーノンクール指揮ベルリン・フィルによるシューベルトのライヴ録音の集成『シューベルト・エディション』(8CD)が発売された折に、舩木篤也さんが雑誌『レコード芸術』8月号でニコラウス・アーノンクール氏に電話インタビューをしました。アーノンクールが遺した肉声メッセージを改めてお届けします。シューベルトの交響曲というと第7番、第8番が有名ですが、この番組では初期交響曲の「復権」として、第1番から第6番の交響曲の魅力に注目しました。ウィーン訛りのシューベルトの音楽をベルリン・フィルがどのように演奏したか。シューベルトのユーモアとはなにか。テンポや拍節の取り方、直筆譜の解釈など、シューベルト交響曲演奏の真髄に迫ります。※第4回は5月29日(日)16:00~21:00のみの放送となります。

5月29日(21:00~22:00)/大型新人ピアニスト、實川風デビュー
 2015年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール第3位に輝いた若きピアニスト、實川風(じつかわかおる)にインタビュー。真摯で虚飾を排した王道のピアニズムはどのような生活から生まれてくるのか。人より一歩抜きんでるためには何が必要なのか。競争の激しいピアノ界で生きていく心意気に迫ります。【ゲスト:實川風、 聞き手:田中美登里】

5月8日の曲目 15日の曲目 22日の曲目 29日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

ウィークエンド・スペシャル
【プレゼント】(3名様)
LFJ2016公式本
『ナチュール-自然と音楽』


エマニュエル・レベル著、西久美子訳(アルテスパブリッシング
<応募方法>
①郵便番号・ご住所 ②お名前 ③年齢 ④番組への感想
を明記の上、下記アドレスまでご応募ください。
classic@musicbird.co.jp
件名「ラ・フォル・ジュルネ」係まで。
締め切りは4月26日必着。
発表は発送をもって代えさせていただきます。
ウィークエンド・スペシャル
マルタ・アルゲリッチ
ウィークエンド・スペシャル
伊藤京子

ウィークエンド・スペシャル
濱田滋郎(左)、濱田吾愛(右)
4月3日・10日/今年の聴きどころはこれだ!
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016
「la nature ナチュール - 自然と音楽」予習編

① 四季、四大元素 ②風景、動物 
 今やゴールデンウィークの風物詩となった感のあるクラシック音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」(東京では大手町・丸の内・有楽町エリアで5月3日~5日。新潟、びわ湖、金沢でも開催)。アーティスティック・ディレクターのルネ・マルタン氏の「一流の演奏を低料金で提供することで、明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」という考えで1995年にフランスの港町ナントで誕生したこの音楽祭は、2005年に日本に上陸しました。
 12回目を迎える今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのテーマは「la nature ナチュール - 自然と音楽」。ウィークエンド・スペシャルでは、その予習篇として2回にわたって、ルネ・マルタン氏の紹介するキーワード「四季」「四大元素」「風景」「動物」に沿って、今年の聴きどころをご案内します。マックス・リヒターがリコンポーズしたヴィヴァルディの「四季」、ベートーヴェンの「田園」の元となったと言われているクネヒトの大交響曲「自然の音楽的描写」、鳥のさえずりを声帯模写する二人組ジョニー・ラス&ジャン・プゴー、そしてハイドンのオラトリオ「天地創造」など、ラ・フォル・ジュルネならではのセレクトをお楽しみいただき、ぜひ今年の音楽祭の予習にお役立てください!(出演:山崎浩太郎)

4月17日 4月23日12:00~18:00/アルゲリッチの出会いの場
第18回別府アルゲリッチ音楽祭2016「平和と音楽」

 マルタ・アルゲリッチ総監督、伊藤京子総合プロデュースのもと、人と音楽の「出会いの場」(Meeting Point)をテーマに今年で第18回を迎える別府アルゲリッチ音楽祭。今年は「平和と音楽」をテーマに5月1日〜26日の間の7日間、別府市(東京オペラシティでは17日のみ)で開催されます。ここでは、伊藤京子さんに伺ったアルゲリッチと大分とのつながり、アルゲリッチの人間的な魅力などのお話とともに、これまでの別府アルゲリッチ音楽祭のライヴ盤、そして今年の音楽祭で演奏される作品をディスクでご紹介します。曲目は、マルタ・アルゲリッチ(P) チョン・ミョンフン(指揮)桐朋学園オーケストラによるプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番ハ長調Op26(「別府アルゲリッチ音楽祭ライヴ‘98秋」より)、ワディム・レーピン(Vn) マルタ・アルゲリッチ(P)によるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op47「クロイツェル」ほか。(出演:伊藤京子(ピアニスト、別府アルゲリッチ音楽祭総合プロデューサー)、田中美登里)
※4/17の放送は大分県別府市で開催される「別府アルゲリッチ音楽祭」をご紹介する予定でしたが、現在、熊本地震の被害が拡大していることから、予定を変更しマルタ・アルゲリッチの演奏をディスクでお送りします。(現在のところ、音楽祭の会場は被害はなく、予定通り開催したいとのことです。) 再放送枠の4/23(土)12:00~18:00は予定通り放送いたします。
亡くなられた方にお悔やみを申し上げるとともに、被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。一日も早い収束をお祈りしています。


4月24日・5月1日/セルバンテス没後400年、グラナドス没後100年、ロルカ没後80年、ファリャ没後70年記念~スペイン音楽のたのしみ 
①6時間でたどるスペイン音楽史1000年 ②スペインの名曲を味わい尽くす
 2016年の今年は、スペインの文豪セルバンテスの没後400年、劇作家ロルカ没後80年作曲家グラナドス没後100年、ファリャ没後70年、アリアーガ生誕110年&没後90年、パドレ・ドスティア生誕130年&没後60年、ヘスス・グリーディ生誕130年・・・という巡りのスペイン・イヤー。ウィークエンド・スペシャルでは、スペイン音楽を愛して65年「日本のスペイン音楽の父」とも言える音楽評論家、濱田滋郎さんと、その愛娘でスペイン文化研究家・大学講師の濱田吾愛さん親子をスタジオにお迎えして、濱田家所蔵の貴重なCDを約60枚お持ちいただき、スペイン音楽の魅力をじっくりと伝える12時間をお送りします。
 第1回は「6時間でたどるスペイン音楽史1000年」。古くから地中海文明の坩堝となったスペイン音楽を巡る旅の始まりは、中世の「モサラベ(“偽アラブ”の意で、アラブの支配下にあるキリスト教徒たちのこと)の聖歌集」から始まります。ヨーロッパ一の強国としてのし上がり“黄金の世紀”と呼ばれたスペインのルネサンス期に花開いた宗教曲や世俗曲の数々、とくにスペインらしさが聞き取れる器楽曲として、オルガン曲や宮廷で演奏されたギターのようなビウエラの演奏をお送りします。その後“黄金の世紀”の輝きを失ったかに見える17世紀以降でも魅力的な音楽家を輩出していきます。底抜けに明るいスペイン気質を聴かせるサルスエラ、バロック期にイタリアからスペインにわたって活躍したドミニコ・スカルラッティやボッケリーニ。古典期としては、夭折の天才「スペインのモーツァルト」と呼ばれたアリアーガ。アンダルシア地方の民謡を採譜して録音に残した詩人・劇作家のロルカをはじめ、スペインを代表する近代の作曲家のアルベニス、グラナドス、ファリャの自作自演の貴重な録音をダイジェストでお送りして、1000年のスペイン音楽史を俯瞰します。
 第2回は、「スペインの名曲を味わい尽くす」。セギディーリャ、ホタ、ファンダンゴスといったスペイン民俗音楽のリズムや旋法の特徴の解説ののち、スペイン民族主義楽派の大家たちをご紹介します。アルベニスの組曲「イベリア」、グラナドスのピアノ組曲「ゴイエスカス」と歌劇「ゴイエスカス」ハイライト聴き比べ、ファリャのバレエ音楽「恋は魔術師」、トゥリーナの「セビーリャ交響曲」、ロドリーゴの「アランフエス協奏曲」、モンポウの「コンポステラ組曲」ほか。そして、21世紀のスペイン音楽の新しい演奏の可能性として、古楽と民族音楽を行き来するファミ・アルカイ率いるアカデミア・デル・ピアチェーレの演奏をお送りします。(出演:濱田滋郎、濱田吾愛)
【お詫び】
4月24日に放送しました「スペイン音楽の楽しみ①6時間でたどるスペイン音楽史1000年」は手違いによりモノラルで放送をしておりました。深くお詫びいたします。4月30日は、ステレオで放送いたします。

4月3日の曲目 10日の曲目 17日の曲目 24日の曲目 5月1日の曲目
※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。