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【CLASSIC LIVE SELCTION】WORLD LIVE SELECTION


★2022年12月末終了 毎月第3(日)12:00~14:00
再放送=翌週(土)5:00~7:00 
【CLASSIC LIVE SELCTION】WORLD LIVE SELECTION
ピョートル・ベチャワ
WORLD LIVE SELECTION
ディアナ・ダムラウ

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マーティン・ヘルムヘン
WORLD LIVE SELECTION WORLD LIVE SELECTION
マリー=エリザベート・ヘッカー(左)クリスティアン・テツラフ(右)

WORLD LIVE SELECTION
ベンヤミン・ブルーンス
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ユリアン・プレガルディエン
WORLD LIVE SELECTION WORLD LIVE SELECTION
ダニエル・シュムッツハルト(左)クリスティアン・イムラー(右)
WORLD LIVE SELECTION
モイツァ・エルトマン
WORLD LIVE SELECTION WORLD LIVE SELECTION
ユリアーネ・バンゼ(左)アンゲリカ・キルヒシュラーガー(右)

WORLD LIVE SELECTION
ダニエル・ハーディング

【CLASSIC LIVE SELCTION:第3週】巨匠と呼ばれる大物指揮者や人気急上昇の若手演奏家が登場する、世界中から大注目のコンサートを臨場感たっぷりにお届け。音楽評論家の奥田佳道氏によるコンサートや演奏者の解説も交えてお楽しみいただきます。学生時代はウィーンに身を置いて勉強し、現在も現地の音楽祭に足しげく通う、“ウィーン通”の奥田氏による解説で、本場ヨーロッパの一流アーティスト達の最新情報を網羅的にご紹介します。



<シューベルティアーデ2015>

 かつてシューベルトは、親しい友人たちを招いて自宅コンサートを開いていました。「シューベルティアーデ」はそんな親密な雰囲気を大切にした音楽祭です。オーストリア、アルプスの山々に囲まれたフォアアールベルク州の小さな街ホーエネムスに、毎年世界トップクラスの演奏家が集まって、シューベルトにゆかりのあるプログラムが演奏されています。


5月7日/ベチャワ(T)が歌う「美しき水車小屋の娘」

 世界のトップ・テノールとして活躍するテノール歌手、ピョートル・ベチャワが登場!ポーランド出身で今や欧米で大人気の彼が、シューベルトの「美しき水車小屋の娘」歌いあげます。ピアニスト、ヘルムート・ドイチュとの相性も抜群。 曲目はこちら


5月8日/ダムラウ(S)シューベルトを歌う

 ドイツの若いソプラノの中で人気・実力とも圧倒的なディアナ・ダムラウ。ハープの貴公子メストレとの美男美女コンビや日本の童謡を集めたアルバム『唱歌~日本の子供の歌』を歌ったことでも話題になりました。今回は、シューベルトの歌曲を約20曲披露します。ダムラウの細やかな表現と、ベテラン、ドイチュ(P)の変幻自在の演奏は、リートの魅力を改めて味わうことができるでしょう。プログラムの前半には、ポール・メイエ(Cl)も加わって「岩の上の羊飼い」が演奏されました。 曲目はこちら


5月14日/夫婦で共演!ヘルムヘン(P)&ヘッカー(Vc)

 2夜連続で室内楽の夕べをお届けします。まずは、ドイツ・ピアニズムの伝統を継承する若き巨匠、マーティン・ヘルムヘン。彼は昨年、トッパンホールでのリサイタルに登場し、大きな感興を呼びました。特に話題となったのは、ベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」。今回のプログラムの前半にもこの曲が置かれています。そして、コンサートの後半は、チェリスト、そしてヘルムヘンの妻でもあるマリー=エリザベート・ヘッカーと共に、ラフマニノフの「チェロ・ソナタ」を披露します。 曲目はこちら


5月15日/テツラフ(Vn)ヘッカー(Vc)ヘルムヘン(P)他、「ドゥムキー」&「ます」

 室内楽の夕べ、2夜目は、ヘルムヘン&ヘッカーに、クリスティアン・テツラフ(Vn)ハンナ・ヴァインマイスター(Vla)アロイス・ポッシュ(Cb)が加わります。前半で披露されたピアノ三重奏曲「ドゥムキー」は、ドヴォルジャークの才能が最も表現された作品の一つ。冒頭のチェロとピアノではじまる美しくメランコリックな旋律は、手に汗握る迫真の演奏です。そして後半はシューベルトのピアノ五重奏曲「ます」。作品自体が持つ“暖かさ“と、5人の息の合った演奏で会場を湧かせます。 曲目はこちら

テツラフ、ヘッカー、ヘルムヘンは、トッパンホール15周年 室内楽フェスティバル(5月15日~22日)にも出演します。


5月21日/ブルーンス(T)J.プレガルディエン(T)シュムッツハルト(Br)他、男が歌うシューベルト!

 ベンヤミン・ブルーンス、ユリアン・プレガルディエン(T)、ダニエル・シュムッツハルト(Br)、クリスティアン・イムラー(B-Br)、男4人がシューベルトの歌曲を歌います。力強い歌唱!そして時には優しい歌声をお楽しみください。コンサートの前半は「満足した男」、「酒宴の歌」、「兵士の歌」など、男性的なテーマの作品が集められています。後半は「若者と死」、「アリー・ベイ哀悼歌」、「時の流れのうちに」など、ストーリー性のあるプログラミング。彼らの多彩な表現力を味わうことができます。 曲目はこちら


5月22日/エルトマン(S)キルヒシュラーガー(Ms)シュミット(T)ほか豪華共演! シューベルトの自然への讃歌

 深い表現力に可憐な容姿を併せ持つソプラノ歌手、モイツァ・エルトマンをはじめ、ユリアーネ・バンゼ、アンゲリカ・キルヒシュラーガー、マクシミリアン・シュミットなど、総勢11人、そうそうたるアーティストたちが集結!豪華というほかない素晴らしいコンサートに会場も大盛り上がり!こシューベルトの歌曲の中から自然をテーマにした作品を中心にお届けします。「嵐の中の神」、「自然の中の神」、「人生の喜び」ほか。 曲目はこちら


5月28日/ウィーン芸術週間⑧ハーディング指揮ウィーン・フィル「大地の歌」

 2015年5月9日、ウィーン芸術週間音楽祭で行われたコンサートをお送りします。イギリス・ オックスフォード出身のダニエル・ハーディング&ウィーン・フィルの演奏で「大地の歌」をお楽しみください。2016-17シーズンからはパリ管の音楽監督に就任するハーディングは、現代音楽にも強く、マーラーも10番、4番を録音しています。コンサートの前半は、近年注目を浴びているオーストリアの女性作曲家、オルガ・ノイヴィルトの作品。2010年のマーラー没後100年を機にウィーン芸術週間、カーネギーホールなどから委嘱され、初演は2015年5月6日にケルンで、ハーディング&ウィーン・フィルにより行われました。 曲目はこちら


(出演:舩木篤也 音源提供:オーストリア放送協会)

※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。



奥田佳道

出演:奥田佳道

1962年東京生まれ。ヴァイオリンを学ぶ。ドイツ文学、西洋音楽史を専攻。ウィーン大学に留学。くらしき作陽大学講師、エリザベト音楽大学パフォーマンス・フォーラム講師を務めた。「音楽の友」「N響フィルハーモニー」などへの執筆のほか、1993年からNHK、日本テレビ、WOWOW、クラシカ・ジャパンの音楽番組に出演。1997年から2017年まで毎年「ウィーン・フィルニューイヤーコンサート」生中継(BS、FM、Eテレ)の解説を行なった。また2004年から2013年まで北九州国際音楽祭のミュージック・アドヴァイザーを務めたほか、NHK音楽祭、せんくら、日本フィル横浜定期演奏会などでプレトークを担当。現在「オペラ・ファンタスティカ」パーソナリティのひとり。ラジオ深夜便「奥田佳道のクラシックの遺伝子」「オトナのリクエストアワー」に出演中。アサヒグループ芸術文化財団音楽部門選考委員。フッペル鳥栖ピアノコンクール審査員。朝日カルチャーセンター新宿、北九州各講師。中日文化センター講師。NHK文化センター講師。著書・監修に「これがヴァイオリンの銘器だ」(音楽之友社)、「知ってるようで知らないバイオリンおもしろ雑学事典」(ヤマハ・ミュージックメディア)ほか。