THE AUDIO【Premium】
麻倉怜士の今月の感動ソフト
(翌週以降リピート)
オーディオ・ビジュアル評論家・麻倉怜士は、何に注目し何に感動したのか?毎月さまざまな切り口から感動ソフトをご紹介します。
2月/日本の個性派クラシック・レーベルに大注目!
わが国にもクラシックのインディー・レーベルが増えてきました。これまでは大手レコード会社のプロデューサーが国内制作を手掛けるというのが多かったんですが、そういうところで経験を積んだ方がどんどんレーベルを立ち上げるようになり、新人発掘に特化したり新しい録音技術を取り入れたりと大手では難しい切り口にチャレンジしようとしています。
特に最近の傾向は、音楽の中身だけでなく音をよくしようという動き。今月はたくさんある日本のインディー・クラシック・レーベルの中から最近聴いてこれは良かったぞ、という3レーベル(マイスター・ミュージック、妙音社、ナクソス・ジャパン)をピックアップしました。演奏もすごいが音もすごい個性派レーベルです。(麻倉怜士)
[5日放送 再=12日・19日・26日]
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※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
【世界初!MQAデブラー放送 麻倉氏による解説】
東京国際フォーラムで行われる「インターナショナル・オーディオ・ショウ」は世界から名機が集まる国内最大規模のオーディオショウのひとつですが、今年は大いに盛り上がりました。たくさんのお客様に楽しんでいただけたことと思います。オーディオ・イベントは、実は我々評論家にとっても晴れ舞台なんです。なんといっても私たちが一年間、聴いてきた音楽をお客さまにご披露するわけですから、直前の緊張とワクワク感は半端ありません!というわけで今月は、私が今年の「インターナショナル・オーディオ・ショウ」の各ブースでおかけしたCDを特集しました。
ところでオーディオのチェックCDとして音が良いことは絶対条件です。でも同じくらい重要なのが「音楽性」。アンプやスピーカーがソフトに詰まった「音楽性」をどれだけ引き出せるかが、オーディオイベントのミッションですから。でもそのためには音楽性が濃く詰まっているソフトでなければいけません。そういう意味で今回はとくに濃密なソフトを選びました。「まるで太い矢がぐっぐっと突き刺さるような」演奏が会場のオーディオ機器を通して再現されました。私、麻倉怜士の渾身の選曲をお楽しみください!(麻倉怜士) [4日放送 再=11日・18日・25日]
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※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。
【世界初!MQAデブラー放送 麻倉氏による解説】