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ステレオ時代presents あの頃をプレイバック!温故知新オーディオ歴史館


隔週火曜10:00~11:00
再放送=火曜21:00~22:00
ステレオ時代presents あの頃をプレイバック!温故知新オーディオ歴史館
ナカミチコレクターの飛松氏。
ステレオ時代presents あの頃をプレイバック!温故知新オーディオ歴史館
ナカミチのカセットデッキを聴き比べる
ステレオ時代

 オーディオ・ブーム―あの頃の“Fun(楽しさ)&Fan(熱狂)”を!
 このいわば「ステレオ時代」に、驚きとともに登場したモノやブーム、そしてそれを創ったヒト(メーカー)をフィーチャーし、世界でも独自の発展を遂げた日本のオーディオ史をファン目線で楽しく追っていきます。スタジオには懐かしい機器や幻のメディアも登場、当時の音を聴けば昔オーディオ少年だったあなたも、きっとあの頃のワクワクを取り戻すはず!この番組は雑誌『ステレオ時代』とのコラボレーションでお届けします。



11月6日/ナカミチのカセットデッキを聴き比べる・前編

 1981年発売のZX-7と翌82年発売BのZX-9は、姿形はそっくりだが中身はまるで違う。音の傾向も異なる。のちにCD(コンパクトディスク)となるデジタルオーディオのスペックが話し合われていた79年から81年にかけて、世界中のオーディオメーカーが「新しい音」に期待を寄せていた。ZX-7はアナログディスク録音用、ZX-9はCD録音用。いま聴くと、そんな感じががする。1年違いの兄弟は、音の傾向がはっきり分かれた。スタジオにナカミチコレクターの飛松保寿(とびまつやすひさ)氏をスタジオにお招きし、往年のナカミチサウンドをいま、プレイバック![再放送=13日]


11月20日/ナカミチのカセットデッキを聴き比べる・後編

 同じ音源を3台のナカミチデッキで録音再生してみよう。歴史館館長・牧野、生島首席学芸員、そしてナカミチコレクターの飛松保寿氏。それぞれがナカミチデッキを持ち寄り、スタジオでマランツのCDプレーヤーを使い、ピンケーブルとコンセントも同じにそろえた完全なイコールコンディションでコピーテープを作った。聴き比べて唖然。やはり、それぞれのデッキに個性があった。いまでも普通に入手できるマクセルのノーマルテープを使ってもクォリティは申し分ない。ZX-7、ZX-9、DORAGON。3台の音をぜひ、聴いていただきたい。[再放送=27日]


11月6日の曲目 20日の曲目

※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。


牧野茂雄

出演:牧野茂雄

1958年、東京の下町生まれ。新聞記者、雑誌編集長を経てフリージャーナリストに。自動車分野を中心に活動するが、カメラ、オーディオ、飛行機、鉄道、船など機械モノ全般が大好き、オーディオ機器ではとくに「回転するもの」を愛し。テープレコーダーとアナログプレーヤーのファン。2012年暮れに創刊された『ステレオ時代』のメインライターとして、念願だったオーディオ雑誌の仕事に携わる。

生島昇

出演:生島昇

1970年代に田園コロシアムのライブアンダーザスカイでジャズに目覚め、FMエアチェックとナマロクに熱中。そのままオーディオの樹海に迷い込む。フリーペーパー「レコードがある暮らし」編集長。JazzTOKYO RECORDSレーベル元主宰。「季刊アナログ」(音元出版)、「月刊ステレオ」(音楽之友社)、「ステレオ時代」等で時々お手伝いしています。