週毎のテーマによるゲストとの対談番組。音楽家はもちろんのこと、映像作家、写真家、小説家、詩人など多岐にわたり、幅広い分野から話題の人物が登場します。したがって音楽のジャンルもその都度様々で、クラシックや現代音楽、ワールド・ミュージック、演歌まで、多種多様に紹介。スタジオ・ライブや取材構成も随時ある不定形番組です。これまでに、東京のストリート・ミュージシャンを描いた「泳ぐ楽園・東京版」でギャラクシー大賞受賞、「アジアでカラオケOK!!」で民放連賞優秀賞受賞など、数々の賞に輝いています。
＜TOKYO FMでも放送中！毎週日曜AM4:30～5:00＞　過去の放送内容

ゲスト：NIVE（通訳：染谷和美）

　当番組初のグリーンランドからのお客様ニーヴを迎えて。彼女は首都ヌーク出身のイヌイットのシンガー・ソングライター。世界で一番大きな島グリーンランドでは、国土の多くが氷や雪で覆われているため、村から村、町から町へ移動するのに道路がなく、移動はヘリコプターか、飛行機、ボートに限られているとか。グリーンランドを飛び出して世界のステージを目指すニーヴですが、彼女が取り上げる歌の題材は、極めて日常的。コーヒー、虫たち、幽霊、そしていたずらをすること…赤いウクレレやギターを手に歌う彼女の世界に触れてください。

＜J.S.バッハ生誕330年記念　未来形バッハ二題＞

5月3日／前篇：サキソフォンでゴルトベルク・ヴァリエーションズ

　　　　ゲスト：清水靖晃＆サキソフォネッツ

5月10日／後篇：ジルバーマン・ピアノでパルティータ　ゲスト：武久源造

　今年はJ.S.バッハの生誕330年。図らずして同時期にリリースされたバッハ作品への未来形アプローチを2週にわたってご紹介。3日はテナーサキソフォン奏者、清水靖晃がサキソフォン5本とコントラバス4本に編曲したゴルトベルク変奏曲。衝撃的なバッハの無伴奏チェロ組曲のサキソフォン版から約20年、サキソフォネッツの現メンバーでの活動も約10年を経てたどり着いたゴルトベルクとは。その美学に迫ります。

　10日は鍵盤楽器奏者、武久源造のスタジオを訪ねます。およそ700年にわたる音楽をそれぞれの時代の楽器で奏でる彼が今回チャレンジしたのは、ジルバーマン・ピアノの復元楽器によるパルティータの全曲演奏。チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノという3つの楽器の特質を併せ持つ楽器による演奏は、従来のパルティータ像を大きく変えるもの。バッハは生前この楽器に触れた可能性が高いと言われ、この楽器との出会いがバッハの創作に大きな影響を及ぼしたのでは、という仮説基づいての演奏です。

5月17日／ユダヤの音楽　ゲスト：関口義人

　4月に「ユダヤ・リテラシーの視界～アブラハムはディズニーランドの夢を見たか」(現代書館)を刊行した関口義人さんがゲスト。2015年の現在、ユダヤは世界に、日本にとって何を意味するのか。セファルディ、クレズマー、ジャズ、映画音楽などユダヤの音楽を聴きながら考えます。

5月24日／ハイレゾで聴く「トッパンホール」　ゲスト：亀川徹、西巻正史　

　室内楽の殿堂「トッパンホール」の主催公演を、東京藝術大学で録音について学ぶ大学院生が収録し、ミュージックバードで放送する産学共同プロジェクト「トッパンホール・トライアングル」。2008年からスタートし、ミュージックバードでの放送は70回を超えました。収録はDSD方式で行っており、これまでにも12のコンサートをハイレゾ配信サービス「e-onkyo music」から24bit/96kHzでリリースしています。演奏のクオリティの高さはもちろん、まるでトッパンホールの客席にいるかのような臨場感が味わえると大好評をいただいています。3月20日から新たに3つの音源が加わりました。番組ではハイレゾの魅力と、この3つの音源についてご紹介します。若き演奏家たちのすぐれた演奏から、クラシック音楽の未来が見えてきます。是非ハイレゾでご体験ください。(121ch:THE CLASSICでも放送します。 5/5(火)17:30～18:00、5/13(水)11:30～12:00)

5月3日の曲目　10日の曲目　17日の曲目　24日の曲目　31日の曲目

※オンエア曲リストは放送後2週間を経過すると削除されます。ご了承ください。

• メッセージはこちら